説明

通信装置、ベースバンド信号処理装置及び受信処理方法

【課題】入力信号におけるデューティ比の制約を無くし、コストや基板面積や回路設計上の制約を取り払うことができる通信装置、ベースバンド信号処理装置及び受信処理方法を提供する。
【解決手段】VCTCXO16と、VCTCXO16からの第1クロック信号aを分周するクロック分周回路27と、クロック分周回路27から出力された分周クロック信号bが入力され、入力された分周クロック信号bを所定倍して第2クロック信号cを生成するPLL部28と、PLL部28で生成された第2クロック信号cによってベースバンド信号処理を行うベースバンド信号処理部22と、を含む。第1クロック信号aと第2クロック信号cとが同じ周波数となるように生成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、クロック信号に同期してデータの入出力を行なうデバイスであるベースバンド信号処理装置を備えた通信装置、ベースバンド信号処理装置及び受信処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ベースバンド(BASEBAND)ICのような、クロック(CLK)信号に同期してデータの入出力を行なうデバイスが知られている。このデバイスは、デューティ(duty)比の制約があり、外部デバイスから供給されたクロック信号を元にして、クロック信号の同期で全ての制御が実行される。このように、供給されたクロック信号に全てが同期して動作するため、ロジック構成上、デューティ比の制約を受けることが避けられなかった。
今までは、外部デバイスの組み合わせにより整合を図ることで、設計上、何とか接続を可能にしてきたが、高速動作に対応したり、現在有している機能資産を有効利用しつつ、更に、機能を最大限に引き出すためには、何らかの対策が必要であった。
【0003】
対策の実現により、システム上、同一コストで機能を最大限に発揮することができるようになるため、ユーザにとって大きな利益となる。その対策の一例として、携帯電話のクロック構成の場合を示す。
ベースバンドLSIは、その構成上、高周波(Radio Frequency:RF)ブロックから供給されたクロック信号に同期して、内部処理動作を行ったり外部クロック信号や制御信号等を出力し、例えば、メモリ側からそのデータを受け取る等の処理を行っている。
【0004】
このような、クロック信号に関するものとして、「クロック制御回路及びクロック制御方法」(特許文献1参照)、「自動検針システム」(特許文献2参照)、デューティ比に関するものとして、「デューティ比可変回路およびデューティ比調整回路」(特許文献3参照)「表示装置及び表示制御用ソフトウェア」(特許文献4参照)が、知られている。
【特許文献1】特開2001−273048号公報
【特許文献2】特許第003380362号公報
【特許文献3】特許第003772344号公報
【特許文献4】特開2003−066886号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ベースバンドLSIの内部構成上、入力信号の制約としてデューティ比45%〜55%が存在しており、この制約のため、設計に際しての外部デバイスの選択幅が狭くなっていた。また、その波形整形のために、付加回路を追加したりする必要があり、設計上、困難な状況にあった。
この発明の目的は、入力信号におけるデューティ比の制約を無くし、コストや基板面積や回路設計上の制約を取り払うことができる通信装置、ベースバンド信号処理装置及び受信処理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、この発明に係る通信装置は、クロック信号源と、前記クロック信号源からの第1クロックを分周するクロック分周回路と、前記クロック分周回路から出力された分周クロックが入力され、入力された分周クロックを所定倍して第2クロックを生成する発信回路と、前記発信回路で生成された第2クロックによってベースバンド信号処理を行うベースバンド信号処理回路と、を含むことを特徴としている。
また、この発明において、前記第1クロックと前記第2クロックとが同じ周波数となるように生成することが好ましい。
また、この発明において、前記第1クロックを1/n(nは自然数)に分周し、分周したクロックをn倍にして第2クロックを生成することが好ましい。
【0007】
また、この発明において、電源投入時には、予め定められた第3のクロックを用いて所定の処理を実行することが好ましい。
また、この発明に係るベースバンド信号処理装置は、クロック信号源から出力されたクロック信号によってベースバンド信号を処理するベースバンド信号処理装置において、前記クロック信号源からの第1クロックを分周するクロック分周回路と、前記クロック分周回路から出力された分周クロックが入力され、入力された分周クロックを所定倍して第2クロックを生成する発信回路と、前記発信回路で生成された第2クロックによってベースバンド信号処理を行うベースバンド信号処理回路と、を備えることを特徴としている。
【0008】
また、この発明に係る受信処理方法は、クロック信号源から出力されたクロック信号によってベースバンド信号を処理する受信処理方法において、前記クロック信号源からの第1クロックを分周するステップと、前記分周されたクロックを所定倍して第2クロックを生成するステップと、前記第2クロックによってベースバンド信号処理を行うステップと、を含むことを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、入力信号におけるデューティ比の制約を無くし、コストや基板面積や回路設計上の制約を取り払うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、この発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施の形態に係る通信装置のシステム構成を示すブロック図である。ここでは、通信装置として携帯電話機を例示して説明する。
図1に示すように、携帯電話機(通信装置)10は、入力した信号を処理するASIC(Application Specific Integrated Circuit)部11、ASIC部11に接続され、ASIC部11で処理されるデータを保持するSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)12、及びプログラム情報が格納されたFLASH(Flash Memory)13を有している。
【0011】
更に、携帯電話機10は、アンテナ14を介して基地局(図示しない)と信号の送受信を行うRF送受信部15、電圧制御温度保証形水晶発振器(Voltage Controlled Temperature Compensated Crystal Oscillators:VCTCXO)16、液晶表示部(Liquid Crystal Display:LCD)17、音声信号のA−D(Aanalog−Digital)・D−A変換を行うコーデック部18、電話機用のスピーカ19とマイク20、及びユーザによる情報入力用のキー入力部21を有している。
【0012】
ASIC部11は、内部に、入力信号の変復調を行うベースバンド信号処理部22、ASIC部11における信号の制御を行うCPU(Central Processing Unit)23、SDRAM12とFLASH13の制御を行うシステム制御部24、及びクロック制御部25を備えている。ここで、ベースバンド信号処理部22とクロック制御部25とで、ベースバンド信号処理装置を構成する。なお、ASIC部11の駆動時に要するプログラムは、携帯電話機10の電源投入時(イニシャル時)に、FLASH13からSDRAM12に展開され、格納される。
【0013】
図2は、図1のクロック制御部の構成を示すブロック図である。図2に示すように、クロック制御部25は、マルチプレクサ26、クロック分周回路27、発信回路である位相同期ループ(Phase−Locked Loop:PLL)部28を有し、以下に示すクロック設定処理を実行する。
【0014】
クロック制御部25には、クロック信号源であるVCTCXO16から出力された、クロック信号CLKIN(20MHz或いは24MHz)が分割入力し、マルチプレクサ26は、分割入力したクロック信号CLKINを一つにまとめて、クロック分周回路27へ出力する。クロック分周回路27は、マルチプレクサ26を介して入力した、VCTCXO16からの第1クロック信号aを1/n(nは自然数)に分周して出力する。
【0015】
PLL部28は、分周されてクロック分周回路27から出力された分周クロック信号bが入力することにより、入力した分周クロック信号bを所定倍に逓倍して第2クロック信号(第2クロック)cを生成する。生成に際しては、第1クロック信号aと第2クロック信号bが同じ周波数になるようにする。つまり、VCTCXO16からの第1クロック信号(例えば、24MHz)は、クロック分周回路27で、例えば、1/2に分周されて、分周クロック信号b(12MHz)となり、分周クロック信号bは、PLL部28で、例えば、2倍に逓倍されて、第2クロック信号c(24MHz)となる。
【0016】
この第2クロック信号cは、PLL部28から出力され、ベースバンド信号処理部22やCPU23に入力する。ベースバンド信号処理部22は、PLL部28で生成された第2クロック信号cによってベースバンド信号処理を行い、CPU23は、第2クロック信号cによってベースバンド信号処理部22の全体の動作を制御する。
図3は、図2のクロック制御部によるクロック信号の設定を説明する概念説明図である。図3に示すように、クロック制御部25は、AHB(Advanced High−performance Bus)29に接続された、データ保持回路であるレジスタ(register:REG)30により、出力信号である第2クロック信号cの切り替え制御が行われる。
【0017】
クロック制御部25に入力したクロック信号CLKIN(20MHz或いは24MHz)は、クロック分周回路27で1/n(nは自然数)に分周された後、分周クロック信号bとして出力される。ここで、例えば、CLKINが20MHzの場合、n=5とし、CLKINが24MHzの場合、n=6とする。
【0018】
クロック分周回路27から出力された分周クロック信号bは、PLL部28に入力し、PLL部28で所定倍に逓倍される。例えば、CLKINが20MHzの場合、1/5に分周した分周クロック信号bを、5倍に逓倍して20MHz、6倍に逓倍して24MHz、18倍に逓倍して72MHz、48倍に逓倍して192MHzとされ、その後、第2クロック信号cとして出力される。また、例えば、CLKINが24MHzの場合、1/6に分周した分周クロック信号bを、5倍に逓倍して20MHz、6倍に逓倍して24MHz、18倍に逓倍して72MHz、48倍に逓倍して192MHzとされ、その後、第2クロック信号cとして出力される。
【0019】
なお、レジスタ30には、CPU23に採用されたクロック信号(32KHzも含む)が入力する。
このように、クロック制御部25は、VCTCXO16からの第1クロック信号aを分周するクロック分周回路27と、クロック分周回路27から出力された分周クロック信号bが入力され、入力された分周クロック信号bを所定倍して第2クロック信号cを生成するPLL部28とを備えている。
【0020】
次に、図1の携帯電話機における受信処理方法について説明する。
先ず、クロック信号源であるVCTCXO16から入力した第1クロック信号aを、クロック分周回路27により分周して分周クロック信号bとする。次に、分周クロック信号bを、PLL部28により所定倍に逓倍して第2クロック信号cを生成する。次に、第2クロック信号cをベースバンド信号処理部22に入力させて、第2クロック信号cによってベースバンド信号処理を行う。これにより、クロック信号源から出力されたクロック信号によってベースバンド信号を処理する受信処理が行われる。
【0021】
上述したように、外部デバイスであるVCTCXO16から供給されたクロック周波数を、一旦分周し、その後、PLL部28を使って逓倍することで、今までのデューティ比による制約を取り払うことができる。
今までは、ベースバンド処理のロジックに、供給されたクロック周波数を用いていたため、デューティ比による制約があったが、入力されたクロック周波数を一旦分周することで、デューティ比による制約はなくなる。その後、分周したクロック周波数を、PLL部28により元のクロック周波数に逓倍することで、デューティ比の制約はなくなり、そのPLL部28を用いて更に逓倍することで、内部回路に必要な同期周波数を確保する。
【0022】
上記実施の形態におけるような簡易な構成により、デューティ比による制約を無くすだけでなく、今までの構成も変えることなく対応することができ、また、外部デバイスの選択も広がって余計な追加回路も必要としないので、コスト削減が効果も得られる。
システム構成として、i−BURST(登録商標)の場合の例を示す。i−BURST(登録商標)の場合、システム上、高度なパフォーマンスが求められ、ベースバンド部のMODEM機能処理が必要なクロック周波数の供給、又はCPUやCPU周辺処理を実行するために、クロック周波数24MHzの供給が必要であった。
【0023】
このクロック周波数24MHzを基に逓倍して、クロック周波数72MHzを作り出し、作り出したクロック周波数72MHzを、入力されたクロック周波数24MHzと共にシステムクロックと位置付け、これに同期して、ハードウェア上は高度なパフォーマンスを実現してきた。
ベースバンドの管理及び動作サポートの実行に際しては、高速なCPU処理が必須であり、少なくともクロック周波数72MHz以上で動作させないと、ベースバンドの管理及び動作サポートを実行しているCPUは処理しきれない。これが、高度なパフォーマンスを求められる要因の一つである。
【0024】
一方、外部から供給されるのはクロック周波数24MHzであるが、これは、電圧制御温度保証形水晶発振器(VCTCXO)から供給されている。この信号は、システム上、基地局(Base Station:BS)とのやり取りにも使われており、又、RFブロック(RF送受信部)処理で、クロック周波数20MHzによる動作にも対応可能であることが要求されていた。
このVCTCXOは、元々、デューティ比45%〜55%であり、これを維持しながら、ベースバンド処理ICまでデューティ比45%〜55%で実現するのが望ましく、その上、採用したデューティ比45%〜55%を維持する必要があった。なお、デューティ比の更に良いVCTCXOも存在するが、高価である。
【0025】
このような状況にあって、デューティ比45%〜55%を実現するため、外部デバイスの方でシミュレーションを行い、そのスペックを満足するようにしてきた。しかしながら、常温では問題ないが温度変化を考慮した場合、デューティ比は満足するものではなく、設計上、困難が伴っていた。また、ベースバンド処理ICとRF制御ICの電圧も異なっており、デューティ比は、更に崩れる方向にある。
設計に際し、システム上、仕様を満足するデバイスを選定する作業において、コストが上昇することなく、VCTCXOのデューティ比の制約を取り払う必要があった。また、設計上、コストの上昇を防ぐには、VCTCXOを直接接続してベースバンド処理を行うことが望ましいが、この場合も、物理上の制約から、当然、デューティ比が崩れることが想定され、温度条件によっては、制約条件を満足できる保証もない。
【0026】
そこで、例えば、クロック周波数24MHzを1/2に分周してクロック周波数12MHzを生成し、それを2倍に逓倍してクロック周波数24MHzを生成して、このクロック周波数を、システムLSIの内部構成用クロックの源振とする。或いは、クロック周波数24MHzを1/4に分周した後に12倍してクロック周波数72MHzを生成し、更に、クロック周波数72MHzを1/3に分周してクロック周波数24MHzを生成する。なお、図2では、1/nと記載している。
このようにクロック周波数を生成することで、設計上の制約を取り払うことができる上に、追加部品のコストアップ、基板面積の増加や温度による波形の崩れもなくなり、得られる利益は大きい。なお、外部クロック周波数を48MHzに逓倍し、それを1/2に分周する方法もあるが、この場合、消費電流が大きいため望ましくなく、また、今までの開発資産が使えなくなるということも考えられる。
【0027】
この結果、次のような効果が得られる。ハードウェアにより簡単な構成で実行可能である。このような仕組みと簡単な接続を形成しハードウェア側に備えることで、波形の崩れに対しても問題がなくなる。また、安価なデバイスを選択して使いこなすことができ、リスクが少ない。外部PLLに関しても、今までは、構成上、逓倍した後に分周していたため、そのPLL回路(PLL IC)を使う上では、常にデューティ比による制約があったが、その制約がなくなった。外部PLLでも、このような構成例はなく、このような構成を有するPLLも可能であるため、デバイスも改良の余地がある。また、源振をサポートするに当たり、CPU設定で可能なように、クロック周波数32KHzの供給をサポートし、レジスタ設定で選択可能な構成としている。
なお、電源投入時は、源振を作成するため、例えば、32Kクロック(予め定められた第3のクロック)を用いた、CPU23によるレジスタ設定(所定の処理)及び選択が必須となる。かかる電源投入時の処理は、クロック制御部25で行う。
【0028】
つまり、簡単なハード構成と接続構成のみで今までのシステムを変えることなく、デューティ制約を無くすことが可能になって、別デバイスを探さなくても良く、それに伴う時間やハードウェア・ソフトウェアの開発手間が要らないので、開発時間を短縮することができる。また、コストを削減することができ、従来必要としていた基板面積を必要とせず、デバイスの選択の幅も広がり、更に、外部回路やデバイスも必要としない。その上、設計に際し、デューティ比の制約に伴う周辺関連部分に対する配慮を必要とせず、温度の影響も考慮しなくて良い。
【0029】
なお、本発明は、上述した実施の形態により説明したが、この実施の形態に限定されるものではない。従って、本発明の趣旨を逸脱することなく変更態様として実施するものも含むものである。例えば、携帯電話機に限るものではなく、携帯電話機以外の携帯端末装置に適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】この発明の一実施の形態に係る通信装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】図1のクロック制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】図2のクロック制御部によるクロック信号の設定を説明する概念説明図である。
【符号の説明】
【0031】
10 携帯電話機
11 ASIC部
12 SDRAM
13 FLASH
14 アンテナ
15 RF送受信部
16 VCTCXO
17 LCD
18 コーデック部
19 スピーカ
20 マイク
21 キー入力部
22 ベースバンド信号処理部
23 CPU
24 システム制御部
25 クロック制御部
26 マルチプレクサ
27 クロック分周回路
28 PLL部
29 AHB
30 レジスタ
a 第1クロック信号
b 分周クロック信号
c 第2クロック信号

【特許請求の範囲】
【請求項1】
クロック信号源と、
前記クロック信号源からの第1クロックを分周するクロック分周回路と、
前記クロック分周回路から出力された分周クロックが入力され、入力された分周クロックを所定倍して第2クロックを生成する発信回路と、
前記発信回路で生成された第2クロックによってベースバンド信号処理を行うベースバンド信号処理回路と、
を含むことを特徴とする通信装置。
【請求項2】
前記第1クロックと前記第2クロックとが同じ周波数となるように生成することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記第1クロックを1/n(nは自然数)に分周し、分周したクロックをn倍にして第2クロックを生成することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
電源投入時には、予め定められた第3のクロックを用いて所定の処理を実行することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項5】
クロック信号源から出力されたクロック信号によってベースバンド信号を処理するベースバンド信号処理装置において、
前記クロック信号源からの第1クロックを分周するクロック分周回路と、
前記クロック分周回路から出力された分周クロックが入力され、入力された分周クロックを所定倍して第2クロックを生成する発信回路と、
前記発信回路で生成された第2クロックによってベースバンド信号処理を行うベースバンド信号処理回路と、を備えることを特徴とするベースバンド信号処理装置。
【請求項6】
クロック信号源から出力されたクロック信号によってベースバンド信号を処理する受信処理方法において、
前記クロック信号源からの第1クロックを分周するステップと、
前記分周されたクロックを所定倍して第2クロックを生成するステップと、
前記第2クロックによってベースバンド信号処理を行うステップと、
を含むことを特徴とする受信処理方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−312140(P2008−312140A)
【公開日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−160361(P2007−160361)
【出願日】平成19年6月18日(2007.6.18)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】