説明

電気機械を具備するポータルアクスルを備えた自動車用推進装置

本発明は、2基の電気機械(4)を収容する中空ポータルアクスル(2)を有する、自動車両用の駆動装置(1)に関し、ポータルアクスル(2)の2つの端部領域内にそれぞれ1つのホイール(12)が回転可能に取り付けられ、それぞれのホイール(12)はこのホイールに対応する電気機械(4)によって駆動することができ、それぞれの電気機械(4)と、前記電気機械に対応するホイール(12)との間に配置された、ステップダウンギヤ機構(8、9)を有する。本発明の目的は、この種の駆動装置において、それぞれのホイールからステップダウンギヤ機構までの個別の連結を提供することであり、前記連結は、ホイールが非剛性の態様で取り付けられることを可能にする。本発明によれば、それぞれのステップダウンギヤ機構(8、9)は、カルダンシャフト(10)によって、このステップダウンギヤ機構(8、9)に関連するホイール(12)に接続される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車両のための駆動装置に関し、この駆動装置は、2基の電気機械を収容する中空ポータルアクスルを有し、前記ポータルアクスルの2つの端部領域それぞれに1つのホイールが回転可能に取り付けられ、前記ホイールは、それぞれ対応する前記電気機械によってのみ駆動することができ、それぞれの電気機械と、前記電気機械に対応するホイールとの間に配置されたステップダウンギヤ機構を有する。
【背景技術】
【0002】
商用車において使用されるこの種の駆動装置は、(特許文献1)から公知である。ここでの商用車とは、人々を輸送する都市バスであり、都市バスにおいては、リアアクスルの領域を含むバス全体にわたって延びる車両床を低い高さに配置する必要がある。(なおここでは、リアアクスルは剛性アクスルの形態をとっている。)これを実現するために、電気駆動モーターの形態をとる2基の電気機械を収容した、中空のポータルアクスルが設けられる。平歯車変速段の形態のステップダウンギヤ機構が、それぞれの電気機械と、前記電気機械に対応するホイールとの間に配置される。
【0003】
導入部に記載したタイプの特徴を有する駆動装置は、(特許文献2)からも公知である。
【0004】
(特許文献3)は、特に、農業自動車両用の2基の電気式単一ホイール駆動体を有する車軸(アクスル)を開示している。2基の単一ホイール駆動体は、車軸の駆動ホイールに不均一な負荷がかかった場合には、比較的長い時間にわたって1つの単一ホイール駆動体に過負荷がかかるのを回避するために、クラッチによるフォースフィッテング式連結が可能になっている。それぞれの電気式単一ホイール駆動体は、平歯車変速段の形態のステップダウンギヤ機構に連結され、前記ステップダウンギヤ機構は、この単一ホイール駆動体に対応するホイールに連結された遊星歯車機構に連結される。ホイールのアクスルは、電気モーターの回転子の回転軸に対して半径方向にずれて配置される。それぞれの電気モーター用電気入力エネルギーは、特に、車両自体の内燃機関によって駆動される発電機によって生成される。
【0005】
(特許文献4)は、自動車両のポータルアクスル駆動体を開示しており、それぞれのホイールに関するトルクの流れは、遊星歯車機構から出力シャフトに導入され、この出力シャフトは、平歯車変速段の形態のステップダウンギヤ機構を介して、回転方向に動かない態様でホイールに連結される。
【0006】
(特許文献5)は、共通のハウジング内に取り付けられた2基の電気駆動モーターを有する、直接駆動される自動車両の駆動アクスルを開示している。
【0007】
記載された駆動装置またはアクスル構造の1つの欠点は、特に、これらの構造がポータルアクスルに関係する場合、剛性アクスルの形態を取ることである。その結果、振動および乗り心地上の理由から、この種の駆動装置は、商用車、例えばバスまたは農業用車両でしか使用されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】独国実用新案第29518401U1号明細書
【特許文献2】独国実用新案第29611867U1号明細書
【特許文献3】独国特許出願公開第4434237A1号明細書
【特許文献4】独国特許出願公開第102004003634A1号明細書
【特許文献5】独国実用新案第20213670U1号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、導入部に記載した種類の駆動装置において、それぞれのホイールからステップダウンギヤ機構への別々の連結を提供することであり、前記連結により、ホイールを非剛性の方法で取り付けることが可能になる。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この目的は、それぞれのステップダウンギヤ機構が、カルダンシャフトによって、このステップダウンギヤ機構に対応するホイールに連結されることで達成される。
【0011】
ステップダウンギヤ機構と対応するホイールとの間の、カルダンシャフトを用いたフォースフィッテング式(Force Fitting Manner)連結(遊びを許容しつつ力を伝達することが可能な連結方式)は、アクスルに剛性をもたせることなくトルクを伝達することが可能になる。その結果、その駆動装置を装備した自動車両には、前述の先行技術による自動車両とは対照的に独立懸架システムを設けることができる。これは、駆動装置の使用分野をかなり広げ、特に自動車において、それぞれのホイールが個別にすなわち車両の他のホイールから独立してばね圧縮およびばね伸長を受ける場合、乗り心地上および安全走行性の理由から有利である。
【0012】
それぞれのカルダンシャフトは、好ましくはダブルカルダンジョイントとして設計されており、その両端部領域において、平歯車変速段の出力軸およびホイールハブにフォースフィッテング式連結によって接続される。
【0013】
好ましくは、ポータルアクスルとホイールのアクスルとの半径方向のずれは、平歯車変速段の形態のステップダウンギヤ機構によって相殺される。遊星歯車機構がそれぞれの電気機械と、前記電気機械に面する平歯車変速段との間に配置されると、それは特に有利と考えられる。電気機械と、前記電気機械に対応するホイールとの間のこのギヤ機構設計によって、特に高いトルクをホイールに伝達することが可能であるが、到達可能な最高速度は低減される。
【0014】
好ましくは、平歯車変速段および/または遊星歯車機構は、ポータルアクスルの構成要素である。ポータルアクスルは、特に、シャシクロスメンバおよび自動車両の本体にしっかりと固定される。
【0015】
本発明の1つの特別の実施形態によれば、ポータルアクスルは、2基の電気機械を収容するインテグラルハウジングを有する。
【0016】
したがって、電気機械は、ハウジングの外側にいかなる設置スペースも必要とせず、この理由で車両の車台領域に省スペース的な方法でポータルフレームも配置することができる。それぞれの電気機械のハウジングがポータルアクスルのハウジングによって形成される場合、特に有利であると考えられる。したがって、それぞれの電気機械の固定子は圧力ばめにより回転方向に動かない態様でインテグラルハウジングに接続され、特に、連結前にインテグラルハウジングを加熱し、それぞれの電気機械の固定子を冷却することにより固定子は収縮被覆される。
【0017】
好ましくは、電気機械のそれぞれには、電気機械の回転子の位置または回転子の回転速度を検知するために回転角センサーまたは回転速度センサーが設けられる。この目的のために、電気機械のそれぞれのシャフトに被検知片が設けられ、被検知片は対応するセンサーによって位置が検知される。
【0018】
トルクセンサーがそれぞれのホイールのドライブトレインのトルクを検知するために設けられる場合もまた、有利であると考えられる。その結果、それぞれのホイールに導入さされるべき目標トルクに応じて、対応する電気駆動装置を個別に作動させることが可能となる。
【0019】
本発明はまた、フロントアクスルおよびリアアクスルを有し、前記フロントアクスルおよび/またはリアアクスルが、独立懸架システムを備えるとともに、本発明に係る駆動装置を装備する自動車両、特に自動車を提案する。この自動車両は、特にフロントアクスルが本発明による駆動装置を装備しており、リアアクスルが内燃機関によって駆動されるものであるのがよい。
【0020】
自動車両は特に、エネルギー貯蔵手段を有する。また、電気機械はモーターモードおよび発電機モードで作動する。
【0021】
したがって、本発明による駆動装置は、特にハイブリッド駆動装置によって駆動することができる車両において使用される。ハイブリッドシステムは、追加の電気的な駆動機械およびエネルギー貯蔵手段を加えることにより、特に、スポーツカーで車両の出力を高めて、燃料消費を削減する働きをする。2基の電気機械により、ホイール特有の正または負のトルクを自動車両のフロントアクスルの駆動シャフトに加えることができる。電気機械の操作により、車両は加速されるか(モーターモード)、または減速される(発電機モード)。エネルギー貯蔵手段はその過程において放電または充電される。両電気機械のトルク間に機械的結合がないことが重要である。
【0022】
ポータルアクスルの機能は、適切なステップダウン手段を用いて、電気機械によって付与されたトルクを車両のフロントホイールに伝達することである。この目的を達成するために、遊星歯車段および平歯車変速段を含む2段階ギヤ機構が、電気機械の出力軸にそれぞれフランジで接続される。ギヤ機構の出力シャフトは、カルダンシャフトによりホイールに直結される。この場合、断接可能なクラッチを緊急用に設置することができる。したがって、多板クラッチは、遊星歯車段の内歯車とハウジングとの間のステップダウンギヤ機構に形成することができる。前記クラッチは油圧によって切ることができ、油圧が作動しない場合には繋がっている。前記クラッチは、第1には安全機能として作用し、その結果、たとえば短絡の場合には電気機械をホイールから機械的に切り離すことができ、第2には構成要素の保護手段として作用する。高トルクが駆動側に加えられギヤ機構または駆動軸が破損される可能性がある場合、クラッチは過度のトルクを低減するためにスリップする。スリップ時のトルクは、規定のプレテンションをクラッチに付与するための接触圧用バネのバネ定数によって決まる。ギヤ機構伝達比は、ポータルアクスルによって伝達することができる最大トルクの著しい増加を可能にする。したがって、それぞれのホイールで発生するトルクは、容易に、たとえば6〜8倍にすることができる。
【0023】
本発明による自動車両において、電気機械を含むポータルアクスルは、特にフロントアクスルに対しその長さ方向に沿って配置される。ポータルアクスル両側のステップダウン手段は、第1に回転速度を適合させ、第2にカルダンシャフトとの機械的連結を確実にするためにZ方向の高さを調節する働きをする。低重心にするためには、ポータルアクスルは、車両の車台に可能な限り接近して取り付けられることとする。ポータルアクスルは、好ましくは車両のステアリングシステムまたはステアリングギヤ機構のすぐ後ろに配置する。この場合、ポータルアクスルは(ホイール回転軸回りに)「回転可能」であり、したがって、アクスルの垂直方向スペースは、取り付け具または固定手段の位置を変えることにより異なる車体高の車両に適合させることができるので、このポータルアクスルは汎用的に使用することができる。
【0024】
本発明のさらなる特徴が、従属請求項、以下の図面の記述および図面自体から得ることができる。
【0025】
好ましい代表的な実施形態は、以下の記述により詳細に説明され、図面に示される。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明による駆動装置の立体的な具体例を示す。
【図2】ポータルアクスルに対応したホイールを含む、図1に示した駆動装置の概略設計である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
本発明による駆動装置を装備している自動車両は、特にカーレースにおいて使用されることを意図され、リアアクスルに対応する独立懸架ホイールが内燃機関によって駆動され、フロントアクスルに対応して同様に個別に懸架されたホイールが、たとえば、フロントホイールによってさらなる駆動トルクを加えるために、電動モーターによって駆動され得る自動車である。以下の記述は、フロントアクスルの領域における自動車両の構造、およびこの点に関して本発明に従って形成された駆動装置に関する。この駆動装置1は管の形態の中央ハウジング3を備えたポータルアクスル2を有する。前記ハウジングが2基の電気機械4を収容する役割をする。それぞれの機械4の固定子5は回転方向に動かない態様でハウジング3に取り付けられ、このハウジング3は機械4のハウジングの機能を有する。それぞれの機械4の固定子5は、それぞれ前記機械4の回転子6をその内側に有する。
【0028】
駆動装置1は、回転子6の回転軸に垂直で電気機械4同士の間に配置された平面に関して対称的に設計されている。それぞれの回転子6の回転する角度を検知する役割をする回転式の角度センサー7は、この対称面に配置される。所望の駆動状態に従って2基の電気機械4を駆動させることができるように、好ましくは回転子6の回転速度も回転速度センサーの形態をとるセンサーによって特定することができる。
【0029】
車両はエネルギー貯蔵手段を有する。したがって、電気機械4はモーターモードまたは発電機モードで作動し得る。
【0030】
遊星歯車機構8は、ハウジング3のそれぞれの端部にフランジ接続される。平歯車変速段9の形態の追加的なステップダウンギヤ機構が、トルクの流れの点でこの遊星歯車機構8の下流に配置される。前記平歯車変速段は遊星歯車機構8にフランジで連結される。
【0031】
上述のポータルアクスル2は、フロントアクスルの領域において前方端部に配置される。低重心にするために、ポータルアクスル2は、車両の車台に可能な限り接近して配置される。さらに、ポータルアクスル2は、可能な限り車両のステアリングギヤ機構の近くに配置される。
【0032】
ポータルアクスル2はハウジングによって車両のシャシクロスメンバに2点で固定される。さらに、車両本体に固定するために平歯車変速段9上のギヤ機構に2つのホルダーが設けられる。
【0033】
それぞれの電気機械4の出力シャフトは、対応する遊星歯車機構8の太陽歯車に回転方向に動かない態様で連結されている。遊星歯車機構8の内歯車は動かない。複数の遊星歯車を収容する遊星キャリアは平歯車変速段9のピニオンに回転方向に動かない態様で連結され、前記平歯車変速段は平歯車変速段9の大きな方のギヤと噛み合っている。
【0034】
2つの端部領域においてジョイント11を有するカルダンシャフト10は、それぞれの平歯車変速段4の出力に回転方向に動かない態様で連結されている。図2にでのみ図示されるように、カルダンシャフト10は、対応する平歯車変速段9の反対側の前記カルダンシャフトの端部領域で、対応するフロントホイール12のハブに、回転方向に動かない態様で連結されている。さらにこの図は、それぞれのフロントホイール12用のスプリング付き懸架装置13を示す。これは、きわめて簡略化した態様で、ホイール12の独立懸架システムを示すことを意図している。
【0035】
図2は、駆動装置がカルダンシャフト10を用いて形成された場合に、前記駆動装置が電気的に駆動され、電気機械4およびハウジング3がホイール12の回転軸のレベルより低いレベルに配置されていることを明瞭に示している。
【0036】
図2において、矢印は、それぞれの電気機械4がモーターモードか発電機モードにあるかに関係なく、それぞれの電気機械4と、前記電気機械に対応するカルダンシャフト10との領域のトルクを示すためのトルク矢印を表わしている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2基の電気機械(4)を収容する中空ポータルアクスル(2)を有し、前記ポータルアクスル(2)の2つの端部領域にそれぞれ1つのホイール(12)が回転可能に取り付けられ、前記ホイール(12)は、それぞれに対応する前記電気機械(4)を用いて駆動することができ、前記それぞれの電気機械(4)と、前記電気機械に対応する前記ホイール(12)との間に配置されたステップダウンギヤ機構(8、9)を有する自動車両用の駆動装置において、
それぞれのステップダウンギヤ機構(8、9)が、カルダンシャフト(10)によって、対応する前記ホイール(12)に連結されていることを特徴とする駆動装置(1)。
【請求項2】
前記ステップダウンギヤ機構(8、9)が平歯車変速段(9)を有することを特徴とする、請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
それぞれの前記カルダンシャフト(10)が、その端部領域において、前記平歯車変速段(9)の出力シャフトおよびホイールハブにフォースフィッテング式連結で連結されることを特徴とする請求項2に記載の駆動装置。
【請求項4】
前記ステップダウンギヤ機構(8、9)が遊星歯車機構(8)を有し、前記遊星歯車機構(8)が、前記それぞれの電気機械(4)と、前記電気機械に対応する前記平歯車変速段(9)との間に配置されることを特徴とする請求項2または3に記載の駆動装置。
【請求項5】
前記平歯車変速段(9)および/または前記遊星歯車機構(8)が、前記ポータルアクスル(2)の構成要素であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記ポータルアクスル(2)が前記2基の電気機械(4)を収容するためのインテグラルハウジング(3)を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記それぞれの電気機械(4)の前記ハウジングが、前記ポータルアクスル(2)の前記ハウジング(3)によって形成されることを特徴とする、請求項6に記載の駆動装置。
【請求項8】
回転角センサー(7)または回転速度センサーが、前記それぞれの電気機械(4)の回転子(6)の回転角または回転速度を検知するために設けられることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の駆動装置。
【請求項9】
前記センサー(7)が前記電気機械(4)同士の間に配置されていることを特徴とする、請求項8に記載の駆動装置。
【請求項10】
前記センサー(7)が、前記ポータルアクスル(2)の前記ハウジング(3)に取り付けられることを特徴とする、請求項8または9に記載の駆動装置。
【請求項11】
トルクセンサーが、前記それぞれのホイール(12)のドライブトレインのトルクを検知するために設けられることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の駆動装置。
【請求項12】
フロントアクスルおよびリアアクスルを有し、前記フロントアクスルおよび/または前記リアアクスルは、独立懸架システムを備えるとともに、請求項1〜11のいずれか一項に記載の駆動装置(1)を装備した自動車両、特に自動車。
【請求項13】
前記フロントアクスルが、請求項1〜11のいずれか一項に記載の機能による駆動装置を装備し、前記リアアクスルが内燃機関によって駆動される、請求項12に記載の自動車両。
【請求項14】
エネルギー貯蔵手段と、モーターモードおよび発電機モードで作動する前記電気機械(4)とを備えた、請求項12または13に記載の自動車両。
【請求項15】
前記ポータルアクスル(2)が、ステアリングギヤ機構のすぐ後ろの、前記車両の車台の領域に配置されている、請求項12〜14のいずれか一項に記載の車両。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2012−532061(P2012−532061A)
【公表日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−518768(P2012−518768)
【出願日】平成22年5月21日(2010.5.21)
【国際出願番号】PCT/EP2010/003144
【国際公開番号】WO2011/003489
【国際公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【出願人】(510238096)ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフト (63)
【氏名又は名称原語表記】Dr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft
【住所又は居所原語表記】Porscheplatz 1, D−70435 Stuttgart, Germany
【Fターム(参考)】