説明

電話装置

【課題】 簡単に無言電話の相手先を着信拒否相手先として登録可能な電話装置を提供する。
【解決手段】 着信があり、所定回数の着信音を鳴動した後に、自動的に回線を接続して発呼側からの用件メッセージの録音を開始する(S6ステップ)。これと同時にタイマーをスタートさせ(S7ステップ)、所定時間発呼側からの音声を検出しなければ(S8ステップ、S14ステップ)、発呼側の電話番号を着信拒否相手先として自動的に登録する(S15ステップ)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、留守時に発呼側からのメッセージを録音可能な電話装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在のコードレス電話装置やファクシミリ装置は、留守録音機能を有したものが一般的である。この留守録音機能は、留守録音機能を実行するように設定した状態で、ユーザが外出し、この外出時に外線着信があると、所定回数の着信音の鳴動後に自動的に回線を接続し、「只今出かけております。ピーッという発信音の後にメッセージを入れてください。」というOGM(Out Going Message)、所謂応答メッセージを回線に出力し、発呼側からのICM(In Coming Message)、所謂用件メッセージを回線から入力して録音する機能である。ユーザは外出先から帰宅した後に、この用件メッセージを聞くことにより留守中に着信のあった相手先からの伝言を聞くことができる。
【0003】
このように便利な留守録音機能ではあるが、いたずら目的の発呼側から、無言のメッセージを入力されることもあり、着呼側の気分を害する場合もある。
【0004】
このようないたずら電話対策の為の技術も数多く提案されており、例えば特許文献1には、着信拒否したい相手先をユーザが予め設定すると、そのユーザからの着信があっても自動的に回線を切断する技術が開示されている。
【特許文献1】特開2001−223788号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1記載の技術では、ユーザが着信拒否の相手先を登録しなければ、無言電話などのいたずら目的の相手先からの着信を拒否することができない。又、ユーザが留守中に、ユーザが登録していない相手先から無言電話が数十回、数百回とあると、直ぐに用件メッセージを録音するメモリの記憶容量が足りなくなってしまい、必要な相手先からのメッセージが録音できなくなるといった問題が発生する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明はこのような課題を解決する為のものであり、ユーザが一々着信拒否の相手先を登録しなくても、自動的に無言電話を行ってくる相手先を着信拒否の相手先として登録することを可能とするものである。
請求項1記載の電話装置は、着信があると発呼側からの用件メッセージを録音可能な電話装置であり、着信があり回線を接続し、発呼側からの用件メッセージの録音動作を開始してから所定時間の間、発呼側からの音声がなければ、発呼側を着信拒否の相手先として登録する。
請求項2記載の電話装置は、着信があると発呼側からの用件メッセージを録音可能な電話装置であり、着信時に発呼側の電話番号を検出する電話番号検出手段と、着信後に自動的に回線を接続する回線接続手段と、当該回線接続手段が回線を接続してから所定時間を計時する計時手段と、当該計時手段が所定時間を計時している間に発呼側からの音声を検出する音声検出手段と、当該音声検出手段が、所定時間の間に発呼側からの音声を検出しなければ、前記電話番号検出手段が検出した電話番号を着信拒否番号として登録する着信拒否番号登録手段と、を有することを特徴とする。
請求項3記載の電話装置は、着信があると発呼側からの用件メッセージを録音可能な電話装置であり、着信時に発呼側の電話番号を検出する電話番号検出手段と、着信後に自動的に回線を接続し応答メッセージを回線へ出力する応答手段と、当該応答手段が応答メッセージを回線へ出力開始すると、所定時間の計時を開始する計時手段と、当該計時手段が所定時間を計時している間に発呼側からの音声を検出する音声検出手段と、当該音声検出手段が、所定時間の間に発呼側からの音声を検出しなければ、前記電話番号検出手段が検出した電話番号を着信拒否番号として登録する着信拒否番号登録手段と、を有することを特徴とする。
請求項4に記載の電話装置は、着信があると発呼側からの用件メッセージを録音可能な電話装置であり、着信時に発呼側の電話番号を検出する電話番号検出手段と、着信後に自動的に回線を接続する回線接続手段と、当該回線接続手段が回線を接続してからの無音期間を計時する計時手段と、当該計時手段が予め定められた所定時間以上無音期間を計時すると、前記電話番号検出手段が検出した電話番号を着信拒否番号として登録する着信拒否番号登録手段と、を有することを特徴とする。
請求項5記載の電話装置は、着信があると発呼側からの用件メッセージを録音可能な電話装置であり、着信時に発呼側の電話番号を検出する電話番号検出手段と、着信後に自動的に回線を接続して応答メッセージを回線へ出力する応答手段と、当該応答手段が応答メッセージを回線へ出力開始してからの無音期間を計時する計時手段と、当該計時手段が予め定められた所定時間以上無音期間を計時すると、前記電話番号検出手段が検出した電話番号を着信拒否番号として登録する着信拒否番号登録手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
請求項1記載の電話装置によると、用件メッセージの録音動作を開始してから所定時間の間、発呼側からの音声がなければ発呼側を着信拒否相手先として登録する為、自動的に無言電話の相手先を着信拒否の相手先として登録することが可能である。
【0008】
請求項2記載の電話装置によると、回線を接続してから所定時間発呼側からの音声を検出しなければ、発呼側を着信拒否相手先として登録する為、自動的に無言電話の相手先を着信拒否の相手先として登録することが可能である。
【0009】
請求項3記載の電話装置によると、応答メッセージを出力してから所定時間発呼側からの音声を検出しなければ、発呼側を着信拒否相手先として登録する為、自動的に無言電話の相手先を着信拒否の相手先として登録することが可能である。
【0010】
請求項4記載の電話装置によると、回線を接続してから所定時間無音であれば、発呼側を着信拒否相手先として登録する為、自動的に無言電話の相手先を着信拒否の相手先として登録することが可能である。
【0011】
請求項5記載の電話装置によると、応答メッセージを出力してから所定時間無音であれば、発呼側を着信拒否相手先として登録する為、自動的に無言電話の相手先を着信拒否の相手先として登録することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1は本発明を適用してなる実施例装置(電話装置)のブロック図である。
【0013】
図1において、制御部100は電話装置内部の各回路の制御を司る。又、制御部100は、着信時に発呼側の電話番号を一時的に格納するバッファメモリ(図示せず)と所定時間の計時を行うタイマ(図示せず)とを有している。
ダイオードブリッジ110は回線Lと接続されており、回線Lの極性が反転しても装置内部の回路の電位を一定に保つ。リンガー検出部120は、回線Lに接続され、回線Lから一定周期で送られてくる周波数16ヘルツの着信信号を検出すると上記着信を示す信号を制御部100に送出する。
【0014】
網制御部130は、上記制御部100の制御の下で回線の閉結動作を行い、回線の極性反転を検出する機能も有している。ビープ音発生部140は、制御部100の制御の下で例えば2キロヘルツのビープ音を網制御部130を介して回線Lへ送出する。
【0015】
スピーカ150は、アンプ160とミュート回路170を介して制御部100と接続されており、上記リンガー検出部120により回線Lからの着信信号が検出された際に着信音を送出し、又、後述する用件メッセージ格納部240に格納された用件メッセージの再生時にこのメッセージを送出する。
【0016】
ミュート回路170は、制御部100の制御の下で、スピーチネットワーク部180から入力した音声信号や着信音等をスピーカから送出させないようにする。スピーチネットワーク部180は、音声信号の通過するラインの接続切換を行う。
【0017】
送受話部190のスピーカ191は、アンプ192を介して上記スピーチネットワーク部180と接続されており、回線Lから入力した発呼側の音声信号を送出する。送受話部190のマイク193は、アンプ194を介して上記スピーチネットワーク部180と接続されており、ユーザの発した音声信号をスピーチネットワーク部180へ送出する。
フック検出部200は、制御部100と接続されており、上記送受話部190のオンフック、オフフックを検出する。
発呼側番号検出部210は、スピーチネットワーク部180と制御部100とに接続されており、着信時に回線Lからの発呼側電話番号を検出する。
入力部220は、テンキーや、後述する用件メッセージ格納部240に格納された用件メッセージを再生する為の用件再生キー等を有しており、入力部220で入力された信号は制御部100に送出される。
【0018】
電話帳メモリ230は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の書き換え自由な不揮発性メモリからなり、電話番号と発呼側の名称とを対にして複数件格納可能である。
【0019】
用件メッセージ格納部240は、例えばEEPROMからなり、電話装置が留守録音を開始した際に回線Lから入力した発呼側の用件メッセージを格納する領域と、上記用件メッセージに対応する発呼側の電話番号を格納する領域とを有しており、上記発呼側番号検出部210が着信時に発呼側の電話番号を検出した場合には、上記用件メッセージと発呼側の電話番号とを対にして格納可能であり、これらの情報を複数件格納可能である。又、着信時に前記発呼側番号検出部210が電話番号を検出しなかった場合には、用件メッセージのみ用件メッセージ格納部240に格納される。尚、用件メッセージに対応して着信した日付、日時等を格納しても良い。
【0020】
表示部250は、上記入力部220から入力された電話番号や、上記電話帳メモリ230に格納されている電話番号及び名称等を表示することが可能である。又、上記用件メッセージ格納部240に格納されている発呼側からの用件メッセージを再生(スピーカ150から送出)している際に、上記用件メッセージ格納部240に上記発呼側のメッセージと対となって格納されている発呼側の電話番号を表示する。
【0021】
拒否番号格納部260は、例えばEEPROM等からなり、着信を拒否する相手先の電話番号が格納される。本実施例では、着信があり、用件メッセージを録音開始してから所定時間以上発呼側からの音声を検出しなければ、この着信の電話番号を着信拒否電話番号として拒否番号格納部260に格納する。尚、拒否番号格納部260に格納する電話番号は、ユーザが入力部220からキー操作を行うことにより入力しても良いし、電話帳メモリ230に格納されている相手先の中から選択しても良い。
【0022】
応答メッセージ格納部270は、例えばEEPROM等からなり、用件メッセージを格納する前に発呼側へ送出する応答メッセージ(例えば、"ただ今でかけております、発信音の後にメッセージを入れてください")を格納している。
【0023】
次に、本実施例装置の動作について以下に説明する。
【0024】
S1ステップにおいて、制御部100は、リンガー検出部120から呼出信号があることを示す信号を検出すると、呼出し信号ありと判定し、S2ステップへ処理を進める。
【0025】
S2ステップにおいて、制御部100は、発呼側番号検出部210から、発呼側からの電話番号データを受信すると、制御部100内部にある図示しないバッファメモリに、発呼側の電話番号を一時的に格納する。尚、発呼側が公衆電話から電話をかけている場合や、電話番号の頭に184を付加して発呼している場合には、発呼側の電話番号が受信されないため、バッファメモリに電話番号は格納されない。
【0026】
S3ステップでは、制御部100は、リンガー検出部120が検出する呼出信号のカウントを開始する。尚、このとき制御部100は、スピーカ150から出力するユーザに対する呼出音の回数をカウントする構成としても良い。
【0027】
S4ステップでは、制御部100は、スピーカ150から呼出音を出力させ、S5ステップへ処理を進める。
【0028】
S5ステップでは、制御回路100は、S3ステップでカウント開始した呼出音の鳴動回数或いは、リンガー検出部120が検出する呼出信号の数が予め定められた回数以上であると判定するとS6ステップへ処理を進め、そうでなければ、S4ステップへ処理を戻す。
【0029】
S6ステップでは、制御回路100は、網制御部130を制御することにより、回線を接続させ、応答メッセージ格納部270から応答メッセージデータを読み込んで回線へ出力し、続いて回線からの用件メッセージを受信して用件メッセージ格納部240に格納する。尚、この時、制御回路100のバッファメモリに格納された発呼側の電話番号データと受信した用件メッセージを対応付けて、用件メッセージ格納部240に格納する。
【0030】
S7ステップでは、制御回路100は、内部に搭載しているタイマーに所定時間の計時を開始させる。尚、この所定時間とは、ユーザが予め設定した時間でも良いし、工場出荷時に設定された時間でも良い。
【0031】
尚、上記S6ステップにおいて、用件メッセージの録音を開始してからタイマーをスタートさせたが、S6ステップの回線接続開始からタイマーをスタートさせても良いし、応答メッセージの送出が終了してからタイマーをスタートさせても良い。
【0032】
続くS8ステップにおいて、制御部100は、発呼側からの音声を検出すると、S9ステップへ処理を進め、そうでなければ、S14ステップへ処理を進める。
【0033】
尚、本実施例では、制御部100内部に発呼側からの音声を検出する機能を搭載させたが、制御部100以外にDSP(Digital Signal Processor)等の集積回路を搭載させ、このDSPが回線からの音声を検出する構成としても良い。その音声の検出方法としては、例えば所定レベルの振幅の信号、所定の周波数の信号等を検出すると音声と判定する方法等が考えられる。
【0034】
S9ステップでは、制御部100は、前記S7ステップで計時を開始したタイマーをクリアし、S10ステップへ処理を進める。
【0035】
S10ステップでは、制御回路100は、フック検出部200からハンドセットがオフフックされたことを示す信号を検出すると、S11ステップへ処理を進め、そうでなければ、S13ステップへ処理を進める。
【0036】
S11ステップでは、制御回路100は、前記S6ステップで録音した用件メッセージを消去し、S12ステップへ処理を進める。
【0037】
S12ステップでは、制御回路100は、スピーチネットワーク部180と網制御部130を制御することにより、回線Lと送受話部190を接続し、発呼側との通話処理を行ない、通話終了後、S17ステップで回線を切断し、処理を終了する。
【0038】
一方、S13ステップでは、制御回路100は、網制御部130から、発呼側がオンフックしたことを示す信号を検出すると、S17ステップへ処理を進め、そうでなければ、S10ステップへ処理を戻す。尚、このオンフックの検出は、網制御部130が例えば回線Lの極性反転を検出することにより、発呼側がオンフックしたことを検出する。
【0039】
S14ステップでは、制御回路100は、S7ステップでカウント開始したタイマーが所定時間(例えば10秒)計時したと判定するとタイマーをクリアし、S15ステップへ処理を進め、そうでなければ、S16ステップへ処理を進める。
【0040】
S15ステップでは、制御回路100が、前記S2ステップで受信しバッファメモリに一時的に格納した発呼側の電話番号を着信拒否格納部260に格納し、S17ステップへ処理を進める。
【0041】
尚、この時S6ステップで録音した発呼側からの音声(この場合、ノイズのみが録音されている場合或いは無音のデータである。)を消去しても良い。無音データとしてメモリに格納されてデータを消去することにより、メモリの容量を有効活用することができる。
【0042】
S16ステップでは、制御回路100が、S13ステップと同様に相手側がオンフックしたと判定すると、タイマーをクリアしS17ステップへ処理を進め、そうでなければ、S8ステップへ処理を進める。
【0043】
S17ステップでは、制御回路100が、網制御部130を制御することにより、回線Lを切断し、処理を終了する。
【0044】
このように、無言電話の相手からの着信は自動的に着信拒否相手先として登録される。続いて登録された着信拒否相手先からの着信があっても、呼出音を鳴動させずに自動的に回線を切断したり、回線を自動的に接続して発呼側にメッセージ(例えば、「この番号からの着信は受付られません」)を送出したり、回線を自動的に接続して撃退音(例えば、ビープ音)を送出することにより、無言電話の相手先からの着信を拒否することができる。
【0045】
尚、本実施例では、所定時間音声を検出しなかったら拒否相手先として登録する構成としているが、音声以外のDTMF信号や発呼側の周囲の騒音等も検出しなかったら、即ち、無音であることを検出したら発呼側の電話番号を拒否相手先として登録する構成としても良い。
【0046】
又、無音であることを検出し更にビジートーンを検出すると、発呼側の電話番号を拒否相手先として登録する構成としても良い。このような構成とすることにより、用件メッセージの録音の間、全く音声を発しなかった相手先のみ拒否相手先として登録することができる。
【0047】
このように、本実施例装置では、無言電話の相手先からの着信があると、自動的にその相手先を着信拒否相手先として登録する為、ユーザが一々登録操作を行わなくとも容易に着信拒否相手先を登録することができる。
【0048】
又、同じ相手先からの着信が今後あっても、用件メッセージが録音されない為、用件メッセージを格納するメモリの容量を有効活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】は、本発明を適用してなる実施例装置のブロック図である。
【図2】は、本実施例装置の動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
【0050】
100 制御部
210 発呼側番号検出部
240 用件メッセージ格納部
260 拒否番号格納部
270 応答メッセージ格納部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
着信があると発呼側からの用件メッセージを録音可能な電話装置であり、着信があり回線を接続し、発呼側からの用件メッセージの録音動作を開始してから所定時間の間、発呼側からの音声がなければ、発呼側を着信拒否の相手先として登録することを特徴とする電話装置。
【請求項2】
着信があると発呼側からの用件メッセージを録音可能な電話装置であり、
着信時に発呼側の電話番号を検出する電話番号検出手段と、着信後に自動的に回線を接続する回線接続手段と、当該回線接続手段が回線を接続してから所定時間を計時する計時手段と、当該計時手段が所定時間を計時している間に発呼側からの音声を検出する音声検出手段と、当該音声検出手段が、所定時間の間に発呼側からの音声を検出しなければ、前記電話番号検出手段が検出した電話番号を着信拒否番号として登録する着信拒否番号登録手段と、を有することを特徴とする電話装置。
【請求項3】
着信があると発呼側からの用件メッセージを録音可能な電話装置であり、
着信時に発呼側の電話番号を検出する電話番号検出手段と、着信後に自動的に回線を接続し応答メッセージを回線へ出力する応答手段と、当該応答手段が応答メッセージを回線へ出力開始すると、所定時間の計時を開始する計時手段と、当該計時手段が所定時間を計時している間に発呼側からの音声を検出する音声検出手段と、当該音声検出手段が、所定時間の間に発呼側からの音声を検出しなければ、前記電話番号検出手段が検出した電話番号を着信拒否番号として登録する着信拒否番号登録手段と、を有することを特徴とする電話装置。
【請求項4】
着信があると発呼側からの用件メッセージを録音可能な電話装置であり、
着信時に発呼側の電話番号を検出する電話番号検出手段と、着信後に自動的に回線を接続する回線接続手段と、当該回線接続手段が回線を接続してからの無音期間を計時する計時手段と、当該計時手段が予め定められた所定時間以上無音期間を計時すると、前記電話番号検出手段が検出した電話番号を着信拒否番号として登録する着信拒否番号登録手段と、を有することを特徴とする電話装置。
【請求項5】
着信があると発呼側からの用件メッセージを録音可能な電話装置であり、
着信時に発呼側の電話番号を検出する電話番号検出手段と、着信後に自動的に回線を接続して応答メッセージを回線へ出力する応答手段と、当該応答手段が応答メッセージを回線へ出力開始してからの無音期間を計時する計時手段と、当該計時手段が予め定められた所定時間以上無音期間を計時すると、前記電話番号検出手段が検出した電話番号を着信拒否番号として登録する着信拒否番号登録手段と、を有することを特徴とする電話装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2008−72268(P2008−72268A)
【公開日】平成20年3月27日(2008.3.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−247459(P2006−247459)
【出願日】平成18年9月13日(2006.9.13)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(000214892)鳥取三洋電機株式会社 (1,582)
【Fターム(参考)】