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Fターム[2G001FA02]の内容

Fターム[2G001FA02]に分類される特許

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【課題】石灰中の強熱減量の含有率を短時間で精度よく求めることができるX線分析方法およびその装置を提供する。
【解決手段】本発明のX線分析方法は、強熱減量の含有率が既知の石灰からなる標準試料Sに1次X線2を照射し、前記標準試料Sから発生するコンプトン散乱線6の強度を検出し、検出したコンプトン散乱線6の強度と強熱減量の含有率との相関を示す強熱減量の検量線を作成し、石灰からなる未知試料Sに1次X線2を照射し、前記未知試料Sから発生するコンプトン散乱線6の強度を検出し、前記強熱減量の検量線を用いて前記未知試料S中の強熱減量の含有率を求める。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で重元素に対する組成分析を行う。
【解決手段】レーザーコンプトン光100が試料200に照射される。このレーザーコンプトン光100及びこのレーザーコンプトン光100が試料200を透過した後の透過光110がX線検出器120で検出され、その検出信号がデータ処理部130で処理される。このレーザーコンプトン光発生装置20は、準単色あるいは単色のX線をレーザーコンプトン光100として出力する。ここでは、周回軌道で加速された高エネルギー電子21とレーザー光22とが衝突部23で衝突する設定とされる。レーザー光源29から発せられたレーザー光22は、交差角調整部30でその交差角が制御され、衝突部23に導入され、高エネルギー電子21と衝突する。交差角調整部30によってこの交差角を制御することによって、レーザーコンプトン光100のエネルギーを制御することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、試料を透過した電子を用いて観察するTEMやSTEM、或いはSEMにおいて、画像のサブミクロンから数10μmの微小寸法を高い精度で測定可能にする荷電粒子線用標準試料及びそれを用いる荷電粒子線装置を提供することにある。
【解決手段】本発明では、上記目的を達成するために、倍率、或いは寸法校正のための異なる2つの試料が含まれている荷電粒子線用標準試料及びそれを用いる荷電粒子線装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】無機酸化物系材料中のエトリンガイト量を精度良く定量する。
【解決手段】無機酸化物系材料を、5mmより小さい粒度まで粗粉砕し、150μm以下の粒度のものを篩いとり、全体に対する150μm以下の粒度の質量割合を測定した上で、前記150μm以下の粒度の材料中に含まれるエトリンガイトの量を定量分析し、それを質量割合で割り戻すことにより、無機酸化物系材料中のエトリンガイトの量を測定することができる。 (もっと読む)


【課題】複数枚の回折格子を使用して位相コントラスト画像を撮影する放射線撮影システムにおいて、高精度な測定器を使用せずに各回折格子の位置や傾きを調整する。
【解決手段】1枚目の格子である第3の吸収型格子25は、FPD20の検出面に直交するz軸上に配置され、第3の吸収型格子25を通過するX線量に基づいて、z軸に直交するx軸、y軸上の回転位置θx、θyが調整される。2枚目の格子である第1の吸収型格子21は、モアレパターンが生じるようにz軸上に配置され、FPD20により検出したモアレパターンの周波数が面内において一律になるように、θx、θyが調整される。3枚目の格子である第2の吸収型格子22は、2枚目の格子である第1の吸収型格子21と同様にモアレパターンに基づいてθx、θyが調整され、その後にモアレパターンがFPD20により検出されなくなるように、z軸位置またはz軸周りのθzが調整される。 (もっと読む)


【課題】経年変化の影響を受けても、良否判定を正常に実行することができるようにしたX線検査装置を提供する。
【解決手段】X線発生器と、X線検出器と、X線透過画像形成部と、良否判定部とを備えるX線検査装置において、良否判定部は、模擬劣化画質レベル設定手段を有し、模擬劣化画質レベル設定手段は、X線検査装置を模擬劣化状態にするために、判定基準に基づいて良品と判定されるようなX線透過画像である良品画像の画質を劣化させる目標レベルである模擬劣化画質レベルを設定し、設定された模擬劣化画質レベルに対応させて、X線発生器, X線検出器,X線透過画像形成部の少なくとも一つを制御して、X線検査装置を模擬劣化状態にし、模擬劣化状態にあるX線検査装置において良否判定が正常であることを確認する動作確認部を備える。 (もっと読む)


【課題】バイオマスメタン発酵施設などにおける含水状態の有機汚泥の全体組成を迅速に評価することができる有機汚泥の組成推定方法を提供することにある。
【解決手段】有機汚泥の組成推定方法において、蛍光X線法を用いて測定されたリンとカルシウムの量からリン酸カルシウム系化合物量を推定する工程と、前記リン酸カルシウム系化合物に含まれなかったカルシウム残量から炭酸カルシウム量を推定する工程とを備える。有機汚泥としてはメタン発酵汚泥であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】イメージインテンシファイアおよび/またはCCDカメラの幾何学的歪に起因する輝度ムラを確実に取り除くことができ、ひいては被検査物のX線画像の画質を向上させることのできるX線検査装置を提供する。
【解決手段】イメージインテンシファイア2aおよび/またはCCDカメラ2bの幾何学的歪に基づいてX線検出器2からのX線透過情報を補正する画像歪補正手段13に加えて、同じくイメージインテンシファイア2aおよび/またはCCDカメラ2bの幾何学的歪に基づいてX線透過情報の輝度ムラを補正する輝度ムラ補正手段14を設けることにより、検査対象物のX線画像の画質を向上させることができ、ひいては検査精度や測定精度の向上を達成することを可能とする。 (もっと読む)


【課題】複層膜厚の測定のために2つの線源を用いなくても、1つの線源と異なるシンチレータの組み合わせにより高精度にエネルギー弁別が行える安価でコンパクトな装置を用いて複層膜厚の同時独立算出を可能にした放射線測定方法を提供する。
【解決手段】同一線源から照射された放射線を複数の材質からなる被測定物に照射して透過させ、透過した透過線量から被測定物の物理量を測定する放射線測定方法において、透過した放射線を少なくとも2種類の検出器により検出し、それぞれの検出器からの出力を検量線を用いて弁別演算を行う工程と、弁別演算した値を用いて各層の坪量を演算する工程を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】目標とする強度の高炉用コークスを製造できる高炉用コークスの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、コークス試料をX線CT評価方法を用いて評価するとともに、該評価の結果に応じて各銘柄の石炭の粒度を調整してコークス炉に装入することにより高炉用コークスを製造する高炉用コークスの製造方法であって、X線CT評価方法は、X線CTを用いて得られるコークス試料の断層像におけるCT値の空間分布を求め、CT値に対応する見掛け密度が所定の式で示される閾値以上であるコークス試料における領域を、イナート組織として判定し、判定されるイナート組織のうち、絶対最大長さが1.5mm以上であるものを粗大イナート組織として特定し、特定される粗大イナート組織のコークス試料における累積体積比を求めることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、より理想的な荷電粒子線装置の分解能評価用の標準試料を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明では、荷電粒子線装置の試料作成方法であって、基板表面に微細な凹凸を形成するステップと、前記基板にコロイド金属又はイオン液体に分散した金属微粒子を滴下するステップと、前記基板に滴下した溶液を除去するステップと、を有することを特徴とする試料作成方法を提供する。また、荷電粒子線装置の試料作成方法であって、基板表面に微細な凹凸を形成するステップと、前記基板表面にスパッタにより金属微粒子を付着させるステップと、を有することを特徴とする試料作成方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】放射線を用いた検査装置の撮像系を簡便に補正する手段を提供する。
【解決手段】保持部は、治具と一体に構成されている、被検査体を固定する。検出部は、前記被検査体または前記治具を透過した放射線を検出して透過画像を生成する。ずれ量特定部36は、前記治具の透過画像を取得してその透過画像に映し出された治具の特徴点を特定し、当該透過画像に映し出された治具の特徴点と前記透過画像全体の中心とのずれ量を算出する。撮像制御部40は、前記ずれ量に基づいて前記被検査体と透過画像を取得する放射線検出器との位置関係を補正する。 (もっと読む)


【解決課題】散乱法や遮光法における気泡による計測誤差、異種元素によるカウントロス、乳化による計測不能などの問題を解決し、低コストで簡易に、流体中の微粒子の数量及び粒子径などを正確に測定できる方法及び装置を提供することを目的とする。
【解決手段】流体を流すフローセル10と、フローセル10の側面からX線を照射するX線源20と、X線源20から照射されたX線が流体中の微粒子によって減弱された透過X線量を検出するX線検出器30と、X線源から照射されたX線により流体中の微粒子によって放出される蛍光X線を検出する蛍光X線検出器40と、透過X線量及び蛍光X線量の各基準量からの変動量に基づいて流体中の微粒子及び気泡を識別して微粒子の量及び粒径を算出する演算処理装置と、を具備する流体中微粒子の検出装置。 (もっと読む)


【課題】複数本のX線ラインセンサを被検査物の搬送方向に備える構成であっても、各X線ラインセンサからの検出信号から生成される被検査物の画像の境界を一致させることができるX線異物検出装置およびX線異物検出方法を提供すること。
【解決手段】搬送路21上を搬送される被検査物WにX線を照射するX線発生器9と、被検査物Wの搬送方向に複数配置され、被検査物Wを透過するX線に応じた検出信号を出力するX線ラインセンサと、X線ラインセンサからの検出信号が入力され、X線ラインセンサの間隔および被検査物Wの搬送速度に基づいて、搬送方向の上流側のX線ラインセンサほどX線ラインセンサの検出信号を遅延させて出力する遅延部44と、遅延部44からの検出信号を合成して被検査物Wに対応する画像データとして出力する合成部46と、合成部が出力する画像データに基づいて被検査物W中の異物の有無を判定する判定部48と、を備えた。 (もっと読む)


セキュリティ・チェックポイントで例えば手荷物容器の内容を点検するために、X線システムは、容器のX線透過スペクトルを決定して、スペクトルを参照データベースの周知の禁制品材料のスペクトルと比較する。異なるX線システム間のわずかな変化は、参照データベースが個々のX線システムに適していることを必要とする。本発明によれば、2つのX線システムA及びBは、システムAからシステムBへの測定されたデータのコンバートのための伝達関数を産出するステップウェッジを利用して相互に校正される。 (もっと読む)


【課題】
レビューSEMを用いて回路パターンを定点観察する場合に、観察する回路パターンのばらつきが大きい場合でも、虚報の発生を抑えて安定した検査を行えるようにする。
【解決手段】
レビューSEMを用いて所定の回路パターンを順次撮像してえたSEM画像を記憶手段に記憶し、この記憶したSEM画像の中から設定した条件に適合する画像を選択し平均化して平均画像(GP画像)を作成し、このGP画像を用いたGP比較によりパターン検査を行うことにより、回路パターンのばらつきが大きい場合でも虚報の発生をおさえた検査を可能にした。 (もっと読む)


【課題】試料観察面の帯電を簡易な手段で防止でき、生体試料等において、乾燥後も収縮等の変形を抑制でき、さらに収縮痕へのイオン液体の部分的な残留により試料本来の像が妨げられることを抑制できる電子顕微鏡による試料観察用の液状媒体とそれを用いた試料観察方法を提供する。
【解決手段】水への溶解度が550g/100g water以上または10重量%水溶液での浸透圧が0.7 Osmol/kg以上のイオン液体、特に下記式(I):


(式中、R1〜R4は炭素数1〜5のアルキル基、または−R5−Aで示される水溶性官能基(R5は炭素数1〜5のアルキレン基、Aは水酸基等を示す。)を示し、その少なくとも1つは水溶性官能基である。X-は、アルキルスルホン酸イオン等のアニオンを示す。)で表されるイオン液体を必須成分として含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】蛍光X線スペクトルによる組成分析を行う際に、簡易な手順で精度よく組成分析を行う。
【解決手段】第1の元素xおよび第2の元素yを含む混合試料の蛍光X線スペクトルStにおいて、第1の元素xの蛍光X線の積分強度が第1の領域A>第2の領域B、第2の元素yの蛍光X線の積分強度が第2の領域B>第1の領域Aとなるように設定された第1の領域Aおよび第2の領域Bの積分強度Atおよび積分強度Btをそれぞれ算出し(ステップS106)、積分強度Btに基づき第2の領域Bにおける第2の元素yの強度分By/tの値を設定し、当該強度分By/tおよび第2の元素yの蛍光X線スペクトルSyの第1の領域Aおよび第2の領域Bの強度比(Ay/By)に基づき、第1の領域Aの第2の元素yの強度分Ay/tを算出し、第1の領域Aの第1の元素xの強度分Ax/tを、Ax/t=At−Ay/tから算出する(ステップS108)。 (もっと読む)


【課題】サンプルの立体表現を決定するためのコンピュータ断層撮影法を提供する。
【解決手段】X線システム(10)によって取られるサンプル(13)のX線投影からのサンプル(13)の再構成容積データを用いるステップと、前記再構成容積データからの前方投影によって前記サンプル(13)の一連の人工投影を計算するステップと、本質的に前記再構成容積データおよび/または前記X線投影を含む前記再構成の処理データから、前記測定X線投影の各々に対し、この測定X線投影の検査中のボクセルへの寄与度と対応する人工投影からの検査中のボクセルへの寄与度との差を計算することに基づき、前記容積データの単一のボクセルの個々の信頼度を求めるステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】試料の組成が異なる場合でも蛍光X線分析を利用して試料中の測定対象物の濃度を計測することができる濃度計測方法、及び蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】本発明では、硫黄等の測定対象成分を含む液体燃料等の試料に対して蛍光X線分析を行い、蛍光X線分析により取得したスペクトルから求められる測定対象成分の蛍光X線強度から、散乱X線及びシステムピークによるバックグラウンドを減算し、バックグラウンドを減算した蛍光X線強度に対し、試料の組成に起因する蛍光X線強度変化の補正を行う。バックグラウンドを減算した蛍光X線強度に対して補正を行った後の値と測定対象成分との関係を示す検量線を予め定めておき、検量線に基づいて、試料中の測定対象成分の濃度を計算する。 (もっと読む)


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