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Fターム[5H026EE08]の内容

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Fターム[5H026EE08]に分類される特許

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【課題】固体酸化物燃料電池のセパレータとMEAセルとの間の接触抵抗を低減して発電性能を向上させ、また、酸化クロムの蒸発により空気極が劣化し発電性能が低下するのを防止する固体酸化物燃料電池を提供する。
【解決手段】本燃料電池1は、電解質2、空気極4及び燃料極5とからなるMEAセル3、及びセパレータ7から構成され、空気極4に面するセパレータ7に銀及びパラジウムによる多層コーティング6aを施し、多層コーティング6aはセパレータ7に含まれるクロムが、多層コーティング6aのセパレータ7側からMEAセル3側に通過するのを抑制してクロムが蒸発して空気極4に拡散するのを防止し、MEAセル3側に存在する酸素が多層コーティング6aのMEAセル3側からセパレータ7側に通過するのを抑制して多層コーティング6aのセパレータ7側に酸化クロムの酸化膜が形成されるのを防止する。 (もっと読む)


【課題】良好な導電性(低い接触抵抗)を示す緻密な導電性被膜を金属基材表面に良好に被覆させるとともに、金属基材と金属基材表面に形成させた導電層とを強固に密着させることにより、燃料電池セル内部の高温・酸性雰囲気下でも高い導電性を長時間維持できる燃料電池セパレータの製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明に係る燃料電池セパレータの製造方法は、金属基材表面に炭素層を形成する炭素層形成工程と、形成した前記炭素層を前記金属基材に圧着する圧着工程と、前記炭素層が圧着した前記金属基材を300〜850℃の温度で熱処理する熱処理工程と、を含み、前記炭素層形成工程は、黒鉛粉および結着材を含むスラリーを前記金属基材の表面に塗布することによって行われ、当該結着材は、前記熱処理により完全分解せずに炭化する結着材であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 耐食性と通電性を両立させる問題を解決して、尚且つ延性を持つ適用範囲の広い本格的な工業用材料アモルファス合金を作製する。
【解決手段】 Niを66at%以上含有させるとともに、半金属としてたとえばBを5〜25at%含有させる。残りの主要元素としてMo、Nb、場合によりCuを含有させるとよい。不動態皮膜を形成することなく、電気2重層の原理によって耐食性が発揮される。 (もっと読む)


【課題】導電層を基材表面に良好に被覆させ、基材と基材表面に形成させた導電層とを強固に密着させることにより、燃料電池セル内部の高温・酸性雰囲気下でも高い導電性を長時間維持でき、かつ、加工性に優れる燃料電池セパレータの製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明に係る燃料電池セパレータの製造方法は、純チタンまたはチタン合金からなる基材と、前記基材表面を被覆し黒鉛を含有する炭素層と、を備えるとともにガス流路が形成された燃料電池セパレータの製造方法であって、前記基材表面に炭素層を形成する炭素層形成工程S1と、形成した前記炭素層を前記基材に圧着する圧着工程S2と、前記炭素層が圧着した前記基材を熱処理する熱処理工程S4、および前記炭素層が圧着した前記基材を成形し前記ガス流路を形成するプレス成形工程S3からなる基材処理工程と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】水素タンクの加熱・冷却を簡素に行える燃料電池システム及びこれを用いた給湯システムを提供する。
【解決手段】燃料電池水素タンク一体型ユニット110は、燃料電池モジュール150と、水素タンク140とを備える。燃料電池モジュール150の発電の際に燃料電池モジュール150から発生した熱は、第一の熱媒体層183、第一の空気層192、第二の熱媒体層185を介して水素タンク140に伝達される。水素タンク140は水素貯蔵材を備え、燃料電池モジュール150から伝達された熱によって水素を放出し、放出された水素を利用して燃料電池モジュール150が発電を行う。第一の中空部材174には第一の空気層192に含まれる空気の量を調節する第一の真空度調節装置196が取り付けられ、真空度の調節によって空気層192の熱伝導率が調節できる。これによって燃料電池モジュール150から水素タンク140への熱の伝達を調節できる。 (もっと読む)


【課題】燃料電池のシステム効率を低下させることなく、長期にわたってギ酸等の副生成物の排出量を抑制する。
【解決手段】アノード触媒層と、カソード触媒層と、これらの間に挟まれた電解質膜とを含む燃料電池の構造体を挟み込むセパレータ1に関して、セパレータ基材113と、このセパレータ基材113の表面に形成された反応ガスが流通する流路部3とを有し、アノード触媒層に対向する面の側及びカソード触媒層に対向する面の側の少なくとも一方に、触媒を含み燃料電池反応に伴って生じる副生成物を分解する反応副生成物分解層11を設ける。 (もっと読む)


【課題】耐久性が高く長期にわたって安定して使用することができるセル間接続部材、SOFC用セルを備えた燃料電池を提供すること。
【解決手段】セル間接続部材用のCrを含有する合金または酸化物からなる基材に、保護膜を形成してある燃料電池用セル間接続部材であって、セル間接続部材用基材上にZn(CoxMn1-x24(0<x<1)を含む保護膜を形成してある。 (もっと読む)


【課題】SOFC用セルに用いられるCrを含有する合金等からなる基材の表面に、より均一で緻密な保護膜12を形成する技術、および、その保護膜12を用いたSOFC用セルを提供すること。
【解決手段】SOFC用セルに用いられるCrを含有する基材の表面に、保護膜12を形成する場合に、基材の表面に、金属酸化物微粒子とアニオン型樹脂との混合液を用いて、アニオン電着塗装法により電着塗膜を形成する電着工程を行い、電着塗膜を焼成して電着塗膜中の樹脂成分を焼失させた焼成被膜を形成する焼成工程を行い、さらに焼成被膜を焼結させて金属酸化物からなる保護膜12を形成する焼結工程を行う。 (もっと読む)


【課題】従来の燃料電池では、表面処理によってセパレータの接触抵抗の低減や耐食性の向上を図るような対策はとられていなかった。
【解決手段】燃料電池Cにおいてカソードガス流路Cgと冷却液流路Cfとを隔離するカソード側のセパレータ3Aであって、その表面に導電性被膜が形成してあり、カソードガス流路Cg側の面では、カソードガスの入口側よりも出口側で導電性被膜の膜厚を厚くすると共に、冷却液流路Cf側の面では、冷却液の入口側よりも出口側で導電性被膜の膜厚を厚くした。これにより、接触抵抗の効率的な低減と耐食性の向上とを両立させることができた。 (もっと読む)


【課題】緻密な導電層を基材表面に良好に被覆させ基材が露出する面積を小さくする(導電層の被覆率を上げる)とともに、基材と基材表面に形成させた導電層とを強固に密着させることにより、燃料電池セル内部の高温・酸性雰囲気下でも高い導電性を長時間維持でき、かつ、加工性に優れる燃料電池セパレータの製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明に係る燃料電池セパレータの製造方法は、金属基材の表面に黒鉛層を形成する黒鉛層形成工程と、形成した前記黒鉛層を前記金属基材上に圧着する圧着工程と、前記黒鉛層が圧着した前記金属基材を熱処理する熱処理工程と、を含み、前記黒鉛層形成工程において、前記黒鉛層を形成するために使用する黒鉛粉が、鱗状黒鉛粉、鱗片状黒鉛粉、膨張化黒鉛粉、および熱分解黒鉛粉のうちのいずれか、または、これらを主体とする黒鉛粉であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】セパレータの反りに起因する電圧ロスの発生を抑制して高出力とすることができる固体酸化物形燃料電池スタックおよび固体酸化物形燃料電池スタックの製造方法を提供する。
【解決手段】第1の燃料電池セル積層体と第2の燃料電池セル積層体との間に設けられた放熱板を備え、第1の燃料電池セル積層体の放熱板に近い側に位置する第1のセパレータと放熱板との間に第1の絶縁板を設けるとともに、第2の燃料電池セル積層体の放熱板に近い側に位置する第2のセパレータと放熱板との間に第2の絶縁板を設け、第1のセパレータと第2のセパレータとが電気的に接続されてなる固体酸化物形燃料電池スタックとその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】応力腐食割れ感受性が少なく、耐食性に優れた燃料電池用金属セパレータ、製造方法及び燃料電池を提供する。
【解決手段】金属平板と、金属平板の表裏面のうち少なくとも原料及び/又は反応生成物と接する面を被覆する導電性の被覆層と、被覆層の表面に配され、原料及び/又は反応生成物の流路、及び/又は冷却用の冷媒の流路を形成する導電性の流路形成部材と、を備え、金属平板の表層が、応力腐食割れを生じない範囲の引張残留応力を有する。 (もっと読む)


【課題】 金属層の焼結が十分に進行し、金属層中に樹脂等の不純物残渣が少なく、かつ、金属層の空隙率が高いセラミック部材を製造する。
【解決手段】 金属成分Mを含む複数の金属ペースト層がセラミックグリーンシートを介して積層された積層成形体を作製する工程と、この積層成形体を焼成する工程とを含み、金属ペースト層に含まれる金属成分総量に対する金属成分Mの質量百分率をXとするとき、積層成形体を作製する工程において、複数の金属ペースト層のうちの少なくとも1層を、積層方向に隣り合う両側の第2金属ペースト層24aよりも質量百分率Xが低い第1金属ペースト層22aとし、この第1金属ペースト層に隣り合う両側の第2金属ペースト層にセラミック粉末を含有させる。第2金属ペースト層24aが焼結してなる第2金属層24が、第1金属ペースト層22aが焼結してなる第1金属層22よりも空隙が多いものとなる。 (もっと読む)


【課題】高温かつ無加湿状態で良好な発電性能を長期間安定的に持続できる電解質膜、及びそれを用いた触媒層−電解質膜積層体、膜電極接合体と燃料電池、並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の電解質膜10は、イミダゾール基を有する固体高分子化合物を含む電解質膜であって、第1の層1は固体酸とバインダーを含み、第2の層2は、イミダゾール基を有する固体高分子化合物と液状電解質を含み、第1の層1は第2の層2の両方の主面上に配置されている。電解質膜10は、イミダゾール基を有する固体高分子化合物を含む第2の層形成用樹脂組成物を用いて樹脂膜を形成し、得られた樹脂膜に液状電解質を含浸させて第2の層2を形成した後、固体酸とバインダーを含む第1の層形成用電解質組成物を用いて得られた第2の層の両方の主面上に第1の層をそれぞれ形成することで得られる。 (もっと読む)


【課題】複数のセルを積層した構造においてメンテナンス性が向上し、かつ、設置自由度が高いスタック構造を実現することが可能な固体高分子形燃料電池セルカートリッジおよびそのスタック構造を提供する。
【解決手段】セルカートリッジ1は、セル2と、一対の電極プレート3、4と、外部接続部材5と、固定バンド6と、電極端子24、25とからなる。外部接続部材5は、セル2および電極プレート3、4の積層体17における外周の縁の一部を閉塞するとともに、水素導入経路5aおよび水素排出経路5bなどを有する。固定バンド6は、積層体17における外周の縁のうちの残りの部分を閉塞する。電極端子24、25は、外部接続部材5を貫通して外部に出ている。固定バンド6は、積層体17を積層方向における前後両端から保持する周方向巻締め部分6aを有している。 (もっと読む)


【課題】生産性よく形成できる炭素膜により、低い接触抵抗を長期間維持して燃料電池に使用できる燃料電池セパレータを提供する。
【解決手段】燃料電池セパレータ10は、チタンまたはチタン合金からなる基材1と、基材1に炭素粉を圧着して形成された表面を被覆する導電性の炭素層2を備え、基材1と炭素層2との間に、熱処理にて基材1のTiと炭素層2のCが反応して生成した粒状の炭化チタン31および炭素固溶チタン32が連なって中間層3が形成されている。 (もっと読む)


【課題】初期だけでなく、燃料電池の作動環境で長時間使用しても、耐食性及び電気伝導性に優れた燃料電池用ステンレス分離版及びその製造方法が提供される。
【解決手段】本発明の燃料電池用分離版の製造方法は、ステンレス鋼板母材を用意する段階と、ステンレス鋼板母材の表面層の鉄(Fe)成分を低減させて、ステンレス鋼板の表面に、クロム(Cr)成分の相対的な量が増加されたCr−rich不動態被膜を形成する表面改質段階と、表面改質されたステンレス鋼板を、真空状態、大気中、又は不活性ガスの雰囲気で100〜300℃で熱処理する段階とを備える。 (もっと読む)


【課題】高電位域でも、セパレータの接触低抗が増加することを効果的に抑制する、燃料電池セパレータ用ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼の表面に、直径が0.1μm以上のラーベス相が10 4個/mm2以上の存在頻度で露出させ、かつ該ラーベス相の平均粒径をd(μm)、該ステンレス鋼の素地の算術平均粗さをRa(μm)とするとき、以下の式(1)の関係を満足させる。
d/2 > Ra/2 + 0.05 … (1) (もっと読む)


【課題】接触抵抗が低く、かつセパレータ使用環境での耐久性に優れ、固体高分子形燃料電池用セパレータとして好適な金属板を低コストで提供する。
【解決手段】金属板の表面に、Sn合金層からなる皮膜を形成し、該皮膜中に導電性粒子を含有させる。 (もっと読む)


【課題】 高活性の電極の製造を可能とする、燃料電池の製造方法を提供する。
【解決手段】 燃料電池(100)の製造方法は、有機金属化合物を含む液状の電極前駆体(40a)を固体酸化物型の電解質層(30)上に塗布する塗布工程と、電極前駆体(40a)に紫外領域のエネルギー光を照射する照射工程と、を含む。電解質層(30)は、金属支持体(10)に支持された電極(20)上に形成されていてもよい。電解質層(30)を酸素イオン導電性の電解質とし、電極前駆体(40a)をカソードの前駆体としてもよい。 (もっと読む)


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