説明

アポトーシス促進剤

抗アポトーシスMcl−1タンパク質の活性を阻害する化合物、その化合物を含む組成物、ならびにMcl−1タンパク質を発現している疾患の治療方法が開示される。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I)を有する化合物ならびに該化合物の治療上許容される塩。
【化1】

[式中、
は、A、A、AまたはAであり;
は、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニルまたはC〜C−アルキニルであり、それらはそれぞれ、Rで置換されており、さらには未置換であるか1個または2個の独立に選択されるOH、O(CH)、NH、NH(CH)またはN(CHで置換されており;
は、OR、NHR、N(R)R、SR、S(O)R1、SO、C(O)R、C(S)R、LOR、LNHR、LN(R)R、LSR、LS(O)R、LS(O)、LC(O)R、LC(S)R、OL、NHL、N(R)L、SL、S(O)L、S(O)、C(O)LまたはC(S)Lであり、LはC〜C−アルキレンまたはC〜C−アルケニレンであり、Rはアルキルであり;
は、OC(O)R、C(O)OR、SC(O)R、C(S)OR、NHC(O)R、C(O)NHR、NHSO、SONHR、N(R)C(O)R、C(O)N(R)R、N(R)SO、SON(R)R、LOC(O)R、LC(O)OR、LSC(O)R、LC(S)OR、LNHC(O)R、LC(O)NHR、LNHSO、LSONHR、LN(R)C(O)R、LC(O)N(R)R、LN(R)SO、LSON(R)R、OC(O)L、C(O)OL、SC(O)L、C(S)OL、NHC(O)L、C(O)NHL、NHSO、SONHL、N(R)C(O)L、C(O)N(R)L、N(R)SO、SON(R)Lであり、LはC〜C−アルキレンまたはC〜C−アルキレンであり;
は、NHC(O)NHR、NHSONHR、N(R)C(O)N(R)R、N(R)SON(R)R、LNHC(O)NHR、LNHSONHR、LN(R)C(O)N(R)R、LN(R)SON(R)R、NHC(O)NHL、NHSONHL、N(R)C(O)N(R)L、N(R)SON(R)Lであり、LはC〜C−アルキレンであり;
は、R、OR、NHR、N(R、SR、S(O)R、SO、NHSO、SONHR、R、OR、NHRN(R、SR、S(O)R、SO、NHSO、SONHR、R、OR、NHR、N(R、SONHR、SR、S(O)R、SONHSOまたはSONHRであり;
は、未縮合であるか、ベンゼン、ヘテロアレンまたはR2Aと縮合しているフェニルであり、R2Aはシクロアルカン、シクロアルケン、ヘテロシクロアルカンまたはヘテロシクロアルケンであり;
は、未縮合であるか、ベンゼン、ヘテロアレンまたはR3Aと縮合しているヘテロアリールであり、R3Aはシクロアルカン、シクロアルケン、ヘテロシクロアルカンまたはヘテロシクロアルケンであり;
は、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、それらはそれぞれ未縮合であるか、ベンゼン、ヘテロアレンまたはR4Aと縮合しており、R4Aはシクロアルカン、シクロアルケン、ヘテロシクロアルカンまたはヘテロシクロアルケンであり;
は、1個または2個の独立に選択されるF、Br、ClまたはIで置換されたフェニルであり;
は、CまたはCであり;
は、CN、NO、C(O)OH、F、Cl、Br、I、CF、OCF、CFCF、OCFCF、R、OR、C(O)R、C(O)OR、SR、NH、NHR、N(R、NHC(O)R、C(O)NH、C(O)NHR、C(O)N(R、NHS(O)RまたはNHSOであり;
は、S(O)R14、SO14、S(O)R15、SO15、S(O)R16またはSO16であり;
は、R、R10、R11またはR12であり;
は、未縮合であるか、ベンゼン、ヘテロアレンまたはR9Aと縮合しているフェニルであり、R9Aはシクロアルカン、シクロアルケン、ヘテロシクロアルカンまたはヘテロシクロアルケンであり;
10は、未縮合であるか、ベンゼン、ヘテロアレンまたはR10Aと縮合しているヘテロアリールであり、R10Aはシクロアルカン、シクロアルケン、ヘテロシクロアルカンまたはヘテロシクロアルケンであり;
11は、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、それらはそれぞれ未縮合であるか、ベンゼン、ヘテロアレンまたはR11Aと縮合しており、R11Aはシクロアルカン、シクロアルケン、ヘテロシクロアルカンまたはヘテロシクロアルケンであり;
12は、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり、それらはそれぞれ未置換であるかR13で置換されており;
13は、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり;
14は、パーハロアルキルまたはパーハロアルケニルであり;
15は、C−アルキル(メチル)またはC−アルケニル(ビニル)であり、それらはそれぞれ未置換であるか1個または2個の独立に選択されるF、ClまたはBrで置換されており;
16は、C〜C−アルキル、C〜C−アルケニルまたはC〜C−アルキニルであり、それらはそれぞれ未置換であるか、1個もしくは2個もしくは3個もしくは4個の独立に選択されるF、ClまたはBrで置換されたており;
、R、R、R2A、R3A、R4A、R、R10、R11、R9A、R10A、R11AおよびR13は独立に、未置換であるか1個もしくは2個もしくは3個もしくは4個もしくは5個の独立に選択されるR17、OR17、SR17、S(O)R17、SO17、C(O)R17、CO(O)R17、OC(O)R17、OC(O)OR17、NH、NHR17、N(R17、NHC(O)R17、C(O)NH、C(O)NHR17、C(O)N(R17、C(O)NHOH、C(O)NHOR17、C(O)NHSO17、C(O)NR17、NHSO17、N(SO17、SONH、SONHR17、SON(R17、C(O)H、C(O)OH、C(N)NH、C(N)NHR17、C(N)N(R17、N=NR17、CNOH、CNOCH、OH、(O)、N、NO、CF、CFCF、CFCl、SOCF、SOCFCF、SOCFCl、NHSOCF、NHSOCFCF、OCF、OCFCF、F、Cl、BrまたはIで置換されており;
17は、R18、R19、R20またはR21であり;
18は、未縮合であるか、ベンゼン、ヘテロアレンまたはR18Aと縮合しているフェニルであり、R18Aはシクロアルカン、シクロアルケン、ヘテロシクロアルカンまたはヘテロシクロアルケンであり;
19は、未縮合であるか、ベンゼン、ヘテロアレンまたはR19Aと縮合しているヘテロアリールであり、R19Aはシクロアルカン、シクロアルケン、ヘテロシクロアルカンまたはヘテロシクロアルケンであり;
20は、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、それらはそれぞれ未縮合であるか、ベンゼン、ヘテロアレンまたはR20Aと縮合しており、R20Aはシクロアルカン、シクロアルケン、ヘテロシクロアルカンまたはヘテロシクロアルケンであり;
21は、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり、それらはそれぞれ未置換であるか1個または2個の独立に選択されるアルキル、アルケニル、アルキニル、R22、OR22、NHR22N(R)R22、SR22、S(O)R22またはSO22で置換されており;
22は、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルであり、それらはそれぞれは未縮合であるか、ベンゼン、ヘテロアレンまたはR22Aと縮合しており、R22Aはシクロアルカン、シクロアルケン、ヘテロシクロアルカンまたはヘテロシクロアルケンであり;
18、R18A、R19、R19A、R20、R20A、R22およびR22Aによって表される環状部分は独立に、未置換であるか、1個もしくは2個もしくは3個もしくは4個もしくは5個の独立に選択されるR23、OR23、NHR23、N(R23、SR23、S(O)R23またはSO23、CF、CFCF、OH、NH、NHCH、N(CH、N、NO、CF、CFCF、NHSOCF、NHSOCFCF、OCF、OCFCF、F、Cl、BrまたはIで置換されており;
23は、フェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルケニルまたはR24であり;
24は、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり、それらはそれぞれ未置換であるかフェニル、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロシクロアルケニルで置換されている。]
【請求項2】
賦形剤および治療上有効量の請求項1に記載の化合物を含む、膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、骨髄癌、子宮頸癌、慢性リンパ球性白血病、結腸直腸癌、食道癌、肝細胞癌、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞またはB細胞起源のリンパ性悪性腫瘍、メラノーマ、骨髄性白血病、骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞性肺癌、前立腺癌、小細胞性肺癌および脾臓癌を治療するための組成物。
【請求項3】
患者に対して治療上有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を有する、患者での膀胱癌、脳腫瘍、乳癌、骨髄癌、子宮頸癌、慢性リンパ球性白血病、結腸直腸癌、食道癌、肝細胞癌、リンパ芽球性白血病、濾胞性リンパ腫、T細胞またはB細胞起源のリンパ性悪性腫瘍、メラノーマ、骨髄性白血病、骨髄腫、口腔癌、卵巣癌、非小細胞性肺癌、前立腺癌、小細胞性肺癌および脾臓癌を治療する方法。

【公表番号】特表2009−501157(P2009−501157A)
【公表日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−519737(P2008−519737)
【出願日】平成18年7月7日(2006.7.7)
【国際出願番号】PCT/US2006/026424
【国際公開番号】WO2007/008627
【国際公開日】平成19年1月18日(2007.1.18)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】