説明

アミド置換された新規のヒドロキシ−6−フェニルフェナントリジン及びPDE4インヒビターとしてのそれらの使用

式(I)で示され、その式中、R1は、ヒドロキシル、C〜C−アルコキシ、C〜C−シクロアルコキシ、C〜C−シクロアルキルメトキシ、2,2−ジフルオロメトキシ又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルコキシであり、R2は、ヒドロキシル、C〜C−アルコキシ、C〜C−シクロアルコキシ、C〜C−シクロアルキルメトキシ、2,2−ジフルオロエトキシ又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルコキシであるか、又はR1及びR2は、一緒になって、C〜C−アルキレンジオキシ基であり、R3は、水素又はC〜C−アルキルであり、R31は、水素又はC〜C−アルキルであり、本発明による第一の実施態様(実施態様a)においては、R4は、−O−R41であり、その際、R41は、水素、C〜C−アルキル、C〜C−アルコキシ−C〜C−アルキル、ヒドロキシ−C〜C−アルキル、C〜C−アルキルカルボニル又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルキルであり、かつR5は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は本発明による第二の実施態様(実施態様b)においては、R4は、水素又はC〜C−アルキルであり、かつR5は、−O−R51であり、その際、R51は、水素、C〜C−アルキル、C〜C−アルコキシ−C〜C−アルキル、ヒドロキシ−C〜C−アルキル、C〜C−アルキルカルボニル又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルキルであり、R6は、水素、ハロゲン、C〜C−アルキル又はC〜C−アルコキシであり、本発明による第一の態様(態様1)においては、R7は、−N(R8)R9であるか、又は本発明による第二の態様(態様2)においては、R7は、−NH−N(R18)R19である化合物は、新規の効果的なPDE4インヒビターである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I
【化1】

[式中、
R1は、ヒドロキシル、C〜C−アルコキシ、C〜C−シクロアルコキシ、C〜C−シクロアルキルメトキシ、2,2−ジフルオロエトキシ又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルコキシであり、
R2は、ヒドロキシル、C〜C−アルコキシ、C〜C−シクロアルコキシ、C〜C−シクロアルキルメトキシ、2,2−ジフルオロエトキシ又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルコキシであるか、又は
R1及びR2は、一緒になって、C〜C−アルキレンジオキシ基であり、
R3は、水素又はC〜C−アルキルであり、
R31は、水素又はC〜C−アルキルであり、
本発明による第一の実施態様(実施態様a)においては、
R4は、−O−R41であり、その際、
R41は、水素、C〜C−アルキル、C〜C−アルコキシ−C〜C−アルキル、ヒドロキシ−C〜C−アルキル、C〜C−アルキルカルボニル又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルキルであり、かつ
R5は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は
本発明による第二の実施態様(実施態様b)においては、
R4は、水素又はC〜C−アルキルであり、かつ
R5は、−O−R51であり、その際、
R51は、水素、C〜C−アルキル、C〜C−アルコキシ−C〜C−アルキル、ヒドロキシ−C〜C−アルキル、C〜C−アルキルカルボニル又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルキルであり、
R6は、水素、ハロゲン、C〜C−アルキル又はC〜C−アルコキシであり、
本発明による第一の態様(態様1)においては、
R7は、−N(R8)R9であり、その際、
R8は、水素、C〜C−アルキル又はC〜C−アルコキシ−C〜C−アルキルであり、
R9は、水素、C〜C−アルキル、モノ−もしくはジ−C〜C−アルコキシ−C〜C−アルキル、ヒドロキシ−C〜C−アルキル、モノ−もしくはジ−C〜C−アルコキシカルボニル−C〜C−アルキル、Har1、ピリジニル−C〜C−アルキル、C〜C−シクロアルキル又は、−NR(93)R94によって置換されたC〜C−アルキルであり、その際、
Har1は、R91及び/又はR92によって置換されていてよく、かつ酸素、窒素及び硫黄からなる群から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5員ないし10員の単環式又は縮合二環式の不飽和のヘテロアリール基であり、その際、
R91は、C〜C−アルキル又はC〜C−アルコキシであり、
R92は、C〜C−アルキル又はC〜C−アルコキシであり、
R93は、水素又はC〜C−アルキルであり、
R94は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は
R93及びR94は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het1を形成し、その際、
Het1は、R931によって置換されていてよく、かつR93及びR94が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R931は、C〜C−アルキルであるか、又は
R8及びR9は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het2を形成し、その際、
Het2は、R10によって置換されていてよく、かつR8及びR9が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R10は、C〜C−アルキル、−C(O)R11、ピリジル、−NR(14)R15によって置換されたC〜C−アルキル又は、−C(O)N(R16)R17によって置換されたC〜C−アルキルであり、その際、
R11は、−NR(12)R13によって置換されたC〜C−アルキルであり、その際、
R12は、水素又はC〜C−アルキルであり、
R13は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は
R12及びR13は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het3を形成し、その際、
Het3は、R121によって置換されていてよく、かつR12及びR13が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R121は、C〜C−アルキルであり、
R14は、水素又はC〜C−アルキルであり、
R15は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は
R14及びR15は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het4を形成し、その際、
Het4は、R141によって置換されていてよく、かつR14及びR15が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R141は、C〜C−アルキルであり、
R16は、水素、C〜C−アルキル又はピリジルであり、
R17は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は
R16及びR17は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het5を形成し、その際、
Het5は、R161によって置換されていてよく、かつR16及びR17が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R141は、C〜C−アルキルであるか、又は
本発明による第二の態様(態様2)においては、
R7は、−NH−N(R18)R19であり、その際、
R18は、水素であり、
R19は、−C(O)R20又はR21で置換されたフェニルであり、その際、
R20は、Har2、Het6又はアリール−C〜C−アルキルであり、その際、
Har2は、R201及び/又はR202によって置換されていてよく、かつ酸素、窒素及び硫黄からなる群から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5員ないし10員の単環式又は縮合二環式の不飽和のヘテロアリール基であり、その際、
R201は、C〜C−アルキル又はC〜C−アルコキシであり、
R202は、C〜C−アルキル又はC〜C−アルコキシであり、
Het6は、R203及び/又はR204によって置換されていてよく、かつ窒素、酸素及び硫黄からなる群からそれぞれ選択される1〜3個のヘテロ原子を有する単環式の3員ないし7員の飽和の複素環基であり、その際、
R203は、C〜C−アルキルであり、
R204は、C〜C−アルキルであり、
アリールは、R205及び/又はR206で置換されたフェニルであり、
R205は、C〜C−アルコキシであり、
R206は、C〜C−アルコキシであり、
R21は、アミノスルホニルであるか、又は
R18及びR19は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het7を形成し、その際、
Het7は、R181によって置換されていてよく、かつR18及びR19が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R181は、C〜C−アルキルである]で示される化合物及びその塩、そのN−オキシド及びこれらの化合物のN−オキシドの塩。
【請求項2】
式Iで示され、その式中、
R1は、C〜C−アルコキシ、C〜C−シクロアルコキシ、C〜C−シクロアルキルメトキシ、2,2−ジフルオロエトキシ又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルコキシであり、
R2は、C〜C−アルコキシ、C〜C−シクロアルコキシ、C〜C−シクロアルキルメトキシ、2,2−ジフルオロエトキシ又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルコキシであり、
R3は、水素であり、
R31は、水素であり、
本発明による第一の実施態様(実施態様a)においては、
R4は、−O−R41であり、その際、
R41は、水素又はC〜C−アルキルカルボニルであり、かつ
R5は、水素であるか、又は
本発明による第二の実施態様(実施態様b)においては、
R4は、水素であり、かつ
R5は、−O−R51であり、その際、
R51は、水素又はC〜C−アルキルカルボニルであり、
R6は、水素であり、
本発明による第一の態様(態様1)においては、
R7は、−N(R8)R9であり、その際、
R8は、水素、C〜C−アルキル又はC〜C−アルコキシ−C〜C−アルキルであり、
R9は、水素、C〜C−アルキル、モノ−もしくはジ−C〜C−アルコキシ−C〜C−アルキル、ヒドロキシ−C〜C−アルキル、モノ−もしくはジ−C〜C−アルコキシカルボニル−C〜C−アルキル、Har1、ピリジニル−C〜C−アルキル、C〜C−シクロアルキル又は、−NR(93)R94によって置換されたC〜C−アルキルであり、その際、
Har1は、R91及び/又はR92によって置換されていてよく、かつ酸素、窒素及び硫黄からなる群から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5員ないし10員の単環式又は縮合二環式の不飽和のヘテロアリール基であり、その際、
R91は、C〜C−アルキル又はC〜C−アルコキシであり、
R92は、C〜C−アルキル又はC〜C−アルコキシであり、
R93は、水素又はC〜C−アルキルであり、
R94は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は
R93及びR94は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het1を形成し、その際、
Het1は、R931によって置換されていてよく、かつR93及びR94が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R931は、C〜C−アルキルであるか、又は
R8及びR9は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het2を形成し、その際、
Het2は、R10によって置換されていてよく、かつR8及びR9が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R10は、C〜C−アルキル、−C(O)R11、ピリジル、−NR(14)R15によって置換されたC〜C−アルキル又は、−C(O)N(R16)R17によって置換されたC〜C−アルキルであり、その際、
R11は、−NR(12)R13によって置換されたC〜C−アルキルであり、その際、
R12は、水素又はC〜C−アルキルであり、
R13は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は
R12及びR13は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het3を形成し、その際、
Het3は、R121によって置換されていてよく、かつR12及びR13が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R121は、C〜C−アルキルであり、
R14は、水素又はC〜C−アルキルであり、
R15は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は
R14及びR15は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het4を形成し、その際、
Het4は、R141によって置換されていてよく、かつR14及びR15が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R141は、C〜C−アルキルであり、
R16は、水素、C〜C−アルキル又はピリジルであり、
R17は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は
R16及びR17は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het5を形成し、その際、
Het5は、R161によって置換されていてよく、かつR16及びR17が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R141は、C〜C−アルキルであるか、又は
本発明による第二の態様(態様2)においては、
R7は、−NH−N(R18)R19であり、その際、
R18は、水素であり、
R19は、−C(O)R20又はR21で置換されたフェニルであり、その際、
R20は、Har2、Het6又はアリール−C〜C−アルキルであり、その際、
Har2は、R201及び/又はR202によって置換されていてよく、かつ酸素、窒素及び硫黄からなる群から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する5員ないし10員の単環式又は縮合二環式の不飽和のヘテロアリール基であり、その際、
R201は、C〜C−アルキル又はC〜C−アルコキシであり、
R202は、C〜C−アルキル又はC〜C−アルコキシであり、
Het6は、R203及び/又はR204によって置換されていてよく、かつ窒素、酸素及び硫黄からなる群からそれぞれ選択される1〜3個のヘテロ原子を有する単環式の3員ないし7員の飽和の複素環基であり、その際、
R203は、C〜C−アルキルであり、
R204は、C〜C−アルキルであり、
アリールは、R205及び/又はR206で置換されたフェニルであり、
R205は、C〜C−アルコキシであり、
R206は、C〜C−アルコキシであり、
R21は、アミノスルホニルであるか、又は
R18及びR19は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het7を形成し、その際、
Het7は、R181によって置換されていてよく、かつR18及びR19が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R181は、C〜C−アルキルである、請求項1記載の化合物及びその塩、そのN−オキシド及びこれらの化合物のN−オキシドの塩。
【請求項3】
式Iで示され、その式中、
R1は、C〜C−アルコキシ、2,2−ジフルオロエトキシ又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルコキシであり、
R2は、C〜C−アルコキシ、2,2−ジフルオロエトキシ又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルコキシであり、
R3は、水素であり、
R31は、水素であり、
R4は、−O−R41であり、その際、
R41は、水素又はC〜C−アルキルカルボニルであり、
R5は、水素であり、
R6は、水素であり、
本発明による第一の態様(態様1)においては、
R7は、−N(R8)R9であり、その際、
R8は、水素、C〜C−アルキル又はC〜C−アルコキシ−C〜C−アルキルであり、
R9は、水素、C〜C−アルキル、モノ−もしくはジ−C〜C−アルコキシ−C〜C−アルキル、ヒドロキシ−C〜C−アルキル、モノ−もしくはジ−C〜C−アルコキシカルボニル−C〜C−アルキル、Har1、ピリジニル−C〜C−アルキル、C〜C−シクロアルキル又は、−NR(93)R94によって置換されたC〜C−アルキルであり、その際、
Har1は、R91及び/又はR92によって置換されていてよく、かつ酸素、窒素及び硫黄からなる群から無関係に選択される1〜4個のヘテロ原子を有する9員又は10員の縮合二環式の不飽和のヘテロアリール基であり、その際、
R91は、C〜C−アルキルであり、
R92は、C〜C−アルキルであるか、又は
Har1は、R91及び/又はR92によって置換されていてよく、かつ1又は2個の窒素原子を有する6員の単環式の不飽和のヘテロアリール基であり、その際、
R91は、C〜C−アルコキシであり、
R92は、C〜C−アルコキシであり、
R93は、水素又はC〜C−アルキルであり、
R94は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は
R93及びR94は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het1を形成し、その際、
Het1は、R931によって置換されていてよく、かつR93及びR94が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R931は、C〜C−アルキルであるか、又は
R8及びR9は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het2を形成し、その際、
Het2は、R10によって置換されていてよく、かつR8及びR9が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R10は、C〜C−アルキル、−C(O)R11、ピリジル、−NR(14)R15によって置換されたC〜C−アルキル又は−C(O)N(R16)R17によって置換されたC〜C−アルキルであり、その際、
R11は、−NR(12)R13によって置換されたC〜C−アルキルであり、その際、
R12は、水素又はC〜C−アルキルであり、
R13は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は
R12及びR13は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het3を形成し、その際、
Het3は、R121によって置換されていてよく、かつR12及びR13が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R121は、C〜C−アルキルであり、
R14は、水素又はC〜C−アルキルであり、
R15は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は
R14及びR15は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het4を形成し、その際、
Het4は、R141によって置換されていてよく、かつR14及びR15が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R141は、C〜C−アルキルであり、
R16は、水素、C〜C−アルキル又はピリジルであり、
R17は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は
R16及びR17は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het5を形成し、その際、
Het5は、R161によって置換されていてよく、かつR16及びR17が結合される窒素原子と、場合により酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R141は、C〜C−アルキルであるか、又は
本発明による第二の態様(態様2)においては、
R7は、−NH−N(R18)R19であり、その際、
R18は、水素であり、
R19は、−C(O)R20又はR21で置換されたフェニルであり、その際、
R20は、Har2、Het6又はアリール−C〜C−アルキルであり、その際、
Har2は、1又は2個の窒素原子を有する6員の単環式の不飽和のヘテロアリール基であり、
Het6は、R203及び/又はR204によって置換されていてよく、かつ窒素、酸素及び硫黄からなる群からそれぞれ選択される1〜3個のヘテロ原子を有する単環式の3員ないし7員の飽和の複素環基であり、その際、
R203は、C〜C−アルキルであり、
R204は、C〜C−アルキルであり、
アリールは、R205及び/又はR206で置換されたフェニルであり、
R205は、C〜C−アルコキシであり、
R206は、C〜C−アルコキシであり、
R21は、アミノスルホニルであるか、又は
R18及びR19は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het7を形成し、その際、
Het7は、R181によって置換されていてよく、かつR18及びR19が結合される窒素原子と、場合により、酸素、窒素及び硫黄からなる群から選択される更なる1個のヘテロ原子とを有する3員ないし7員の飽和の単環式の複素環基であり、その際、
R181は、C〜C−アルキルである、請求項1記載の化合物及びその塩、そのN−オキシド及びこれらの化合物のN−オキシドの塩。
【請求項4】
式Iで示され、その式中、
R1は、C〜C−アルコキシ、2,2−ジフルオロエトキシ又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルコキシであり、
R2は、C〜C−アルコキシ、2,2−ジフルオロエトキシ又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルコキシであり、
R3は、水素であり、
R31は、水素であり、
R4は、−O−R41であり、その際、
R41は、水素であり、
R5は、水素であり、
R6は、水素であり、
本発明による第一の態様(態様1)においては、
R7は、−N(R8)R9であり、その際、
R8は、水素、C〜C−アルキル又はC〜C−アルコキシ−C〜C−アルキルであり、
R9は、C〜C−アルキル、モノ−もしくはジ−C〜C−アルコキシ−C〜C−アルキル、ヒドロキシ−C〜C−アルキル、モノ−もしくはジ−C〜C−アルコキシカルボニル−C〜C−アルキル、Har1、ピリジニル−C〜C−アルキル、C〜C−シクロアルキル又は、−NR(93)R94によって置換されたC〜C−アルキルであり、その際、
Har1は、2,6−ジメトキシピリジニル、キノリニル、2,3−ジメチル−イミダゾ[1,2−a]ピリジニル又は[1,7]ナフチリジニルであり、
R93及びR94は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het1を形成し、その際、
Het1は、モルホリニルであるか、又は
R8及びR9は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het2を形成し、その際、
Het2は、ピロリジニル、モルホリニル又は4N−(R10)−ピペラジニルであり、その際、
R10は、−C(O)R11、ピリジル、−NR(14)R15によって置換されたC〜C−アルキル又は、−C(O)N(R16)R17によって置換されたC〜C−アルキルであり、その際、
R11は、−NR(12)R13によって置換されたC〜C−アルキルであり、その際、
R12は、C〜C−アルキルであり、
R13は、C〜C−アルキルであるか、又は
R12及びR13は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het3を形成し、その際、
Het3は、モルホリニルであり、
R14は、C〜C−アルキルであり、
R15は、C〜C−アルキルであるか、又は
R14及びR15は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het4を形成し、その際、
Het4は、モルホリニルであり、
R16は、C〜C−アルキル又はピリジルであり、
R17は、水素又はC〜C−アルキルであるか、又は
R16及びR17は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het5を形成し、その際、
Het5は、ピロリジニル又はモルホリニルであるか、又は
本発明による第二の態様(態様2)においては、
R7は、−NH−N(R18)R19であり、その際、
R18は、水素であり、
R19は、−C(O)R20又はR21で置換されたフェニルであり、その際、
R20は、ピリジニル、モルホリニル、1N−(R203)−4N−(R204)−ピペラジニル又はアリール−C〜C−アルキルであり、その際、
R203は、C〜C−アルキルであり、
R204は、C〜C−アルキルであり、
アリールは、3,4−ジメトキシフェニルであり、
R21は、アミノスルホニルであるか、又は
R18及びR19は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het7を形成し、その際、
Het7は、モルホリニル又は4N−(R181)−ピペラジニルであり、その際、
R181は、C〜C−アルキルである、請求項1記載の化合物及びその塩、そのN−オキシド及びこれらの化合物のN−オキシドの塩。
【請求項5】
式Iで示され、その式中、
R1は、C〜C−アルコキシ、2,2−ジフルオロエトキシ又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルコキシであり、
R2は、C〜C−アルコキシ、2,2−ジフルオロエトキシ又は、完全にもしくは大部分がフッ素置換されたC〜C−アルコキシであり、
R3は、水素であり、
R31は、水素であり、
R4は、−O−R41であり、その際、
R41は、水素であり、
R5は、水素であり、
R6は、水素であり、
本発明による第一の態様(態様1)においては、
R7は、−N(R8)R9であり、その際、
R8は、水素、メチル、エチル又は2−メトキシエチルであり、
R9は、メチル、2−メトキシエチル、メトキシカルボニルメチル、1,2−ジ−(メトキシカルボニル)−エチル、Har1、2−ピリジニル−エチル、シクロプロピル又は、−NR(93)R94によって置換されたC〜C−アルキルであり、その際、
Har1は、2,6−ジメトキシピリジニル、キノリニル、2,3−ジメチル−イミダゾ[1,2−a]ピリジニル又は[1,7]ナフチリジニルであり、
R93及びR94は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het1を形成し、その際、
Het1は、モルホリニルであるか、又は
R8及びR9は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het2を形成し、その際、
Het2は、ピロリジニル、モルホリニル又は4N−(R10)−ピペラジニルであり、その際、
R10は、ピリジル、−NR(14)R15によって置換されたエチル又は、−C(O)N(R16)R17によって置換されたメチルであり、その際、
R14は、メチルであり、
R15は、メチルであるか、又は
R14及びR15は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het4を形成し、その際、
Het4は、モルホリニルであり、
R16は、メチル又はピリジルであり、
R17は、水素又はメチルであるか、又は
R16及びR17は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het5を形成し、その際、
Het5は、ピロリジニル又はモルホリニルであるか、又は
本発明による第二の態様(態様2)においては、
R7は、−NH−N(R18)R19であり、その際、
R18は、水素であり、
R19は、−C(O)R20又はR21で置換されたフェニルであり、その際、
R20は、ピリジニル又はモルホリン−4−イルであり、
R21は、アミノスルホニルであるか、又は
R18及びR19は、一緒になって、これらが結合される窒素原子を含んで、複素環Het7を形成し、その際、
Het7は、モルホリニル又は4N−(R181)−ピペラジニルであり、その際、
R181は、メチルである、請求項1記載の化合物及びその塩、そのN−オキシド及びこれらの化合物のN−オキシドの塩。
【請求項6】
請求項1から5までのいずれか1項記載の式Iの化合物であって、以下の
R1及びR2の1つは、メトキシであり、かつその他は、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシ又は2,2−ジフルオロエトキシであり、かつ
R3及びR31は、両者とも水素であること、
R4は、−O−R41であり、その際、
R41は、水素又はC〜C−アルキルカルボニル、例えばアセチルであり、かつ
R5は、水素であること
R6は、水素であること
を1つ以上有する化合物及びその塩、そのN−オキシド及びこれらの化合物のN−オキシドの塩。
【請求項7】
請求項1から6までのいずれか1項記載の化合物であって、以下の
R1は、メトキシであり、
R2は、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシ又は2,2−ジフルオロエトキシであり、かつ
R3及びR31は、両者とも水素であること、
R4は、−O−R41であり、その際、
R41は、水素であり、かつ
R5は、水素であること、
R6は、水素であること、並びに
−C(O)R7は、フェニル部が親分子基に結合される結合位置に対してメタ位又はパラ位で結合されていること
を1つ以上有する化合物及びその塩、そのN−オキシド及びこれらの化合物のN−オキシドの塩。
【請求項8】
式Iで示され、その式中、
R1は、メトキシであり、
R2は、メトキシ、エトキシ、2,2−ジフルオロエトキシ又はジフルオロメトキシであり、
R3は、水素であり、
R31は、水素であり、
R4は、−O−R41であり、その際、
R41は、水素であり、
R5は、水素であり、
R6は、水素であり、
R7は、−N(R8)R9であり、その際、
R8は、水素、メチル、エチル又はイソプロピルであり、
R9は、メチル、エチル、イソプロピル、シクロプロピル又はシクロブチルであり、その際、
基−C(O)R7は、フェニル部が親分子基に結合される結合位置に対してメタ位又はパラ位で結合されている、請求項1記載の化合物、そのエナンチオマー、並びにそれらの塩、それらのN−オキシド及びこれらの化合物及びエナンチオマーのN−オキシドの塩。
【請求項9】
式Iで示され、その式中、
R1は、メトキシであり、
R2は、エトキシ、2,2−ジフルオロエトキシ又はジフルオロメトキシであり、
R3は、水素であり、
R31は、水素であり、
R4は、−O−R41であり、その際、
R41は、水素であり、
R5は、水素であり、
R6は、水素であり、
R7は、−N(R8)R9であり、その際、
R8は、イソプロピルであり、
R9は、イソプロピルであるか、又は
R8は、水素であり、かつ
R9は、シクロプロピル又はシクロブチルであり、その際、
基−C(O)R7は、フェニル部が親分子基に結合される結合位置に対してメタ位又はパラ位で結合されている、請求項1記載の化合物、そのエナンチオマー、並びにそれらの塩、それらのN−オキシド及びこれらの化合物及びエナンチオマーのN−オキシドの塩。
【請求項10】
以下の
4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−N−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−ベンザミド
4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−N−(3−モルホリン−4−イル−プロピル)−ベンザミド
4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−N−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)−ベンザミド
4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−N−モルホリン−4−イル−ベンザミド
({1−[4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−フェニル]−メタノイル}−メチル−アミノ)−酢酸メチルエステル
4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−N−キノリン−3−イル−ベンザミド
4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−N−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−ベンザミド
1−[4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−フェニル]−1−(4−ピリジン−2−イル−ピペラジン−1−イル)−メタノン
1−[4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−フェニル]−1−[4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−ピペラジン−1−イル]−メタノン
N−エチル−4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−N−(2−メトキシ−エチル)−ベンザミド
N−シクロプロピル−4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−ベンザミド
2−(4−{1−[4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−フェニル]−メタノイル}−ピペラジン−1−イル)−1−ピロリジン−1−イル−エタノン
2−(4−{1−[4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−フェニル]−メタノイル}−ピペラジン−1−イル)−N−ピリジン−3−イル−アセトアミド
4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−N,N−ジメチル−ベンザミド
2−(4−{1−[4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−フェニル]−メタノイル}−ピペラジン−1−イル)−N−ピリジン−2−イル−アセトアミド
2−(4−{1−[4−((2R,4aR,10bR)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−フェニル]−メタノイル}−ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチル−アセトアミド
2−(4−{1−[4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−フェニル]−メタノイル}−ピペラジン−1−イル)−1−モルホリン−4−イル−エタノン
1−[4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−フェニル]−1−(4−ピリジン−4−イル−ピペラジン−1−イル)−メタノン
1−[4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−フェニル]−1−モルホリン−4−イル−メタノン
4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−N−(2−ピリジン−4−イル−エチル)−ベンザミド
4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−N−(2−ピリジン−3−イル−エチル)−ベンザミド
4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−安息香酸N′−(1−モルホリン−4−イル−メタノイル)−ヒドラジド
N−(2,6−ジメトキシ−ピリジン-3−イル)-4−((2RS,4aRS,10bRS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロ−フェナントリジン−6−イル)−ベンザミド
4−[(2RS,4aRS,10bRS)−9−(1,1−ジフルオロメトキシ)−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル]−N,N−ジメチル−ベンザミド
N−シクロプロピル−4−[(2RS,4aRS,10bRS)−9−(1,1−ジフルオロメトキシ)−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル]−ベンザミド
4−[(2RS,4aRS,10bRS)−9−(1,1−ジフルオロメトキシ)−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル]−N,N−ビス−(2−メトキシ−エチル)−ベンザミド
4−[(2RS,4aRS,10bRS)−9−(1,1−ジフルオロメトキシ)−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル]−N−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−ベンザミド
4−[(2RS,4aRS,10bRS)−9−(1,1−ジフルオロメトキシ)−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル]−N−(3−モルホリン−4−イル−プロピル)−ベンザミド
1−{4−[(2RS,4aRS,10bRS)−9−(1,1−ジフルオロメトキシ)−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル]−フェニル}−1−[4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−ピペラジン−1−イル]−メタノン
1−{4−[(2RS,4aRS,10bRS)−9−(1,1−ジフルオロメトキシ)−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル]−フェニル}−1−(4−ピリジン−4−イル−ピペラジン−1−イル)−メタノン
2−[4−(1−{4−[(2RS,4aRS,10bRS)−9−(1,1−ジフルオロメトキシ)−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル]−フェニル}−メタノイル)−ピペラジン−1−イル]−N−ピリジン−2−イル−アセトアミド
2−[4−(1−{4−[(2RS,4aRS,10bRS)−9−(1,1−ジフルオロメトキシ)−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル]−フェニル}−メタノイル)−ピペラジン−1−イル]−1−モルホリン−4−イル−エタノン
1−{4−[(2RS,4aRS,10bRS)−9−(1,1−ジフルオロメトキシ)−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル]−フェニル}−1−ピロリジン−1−イル−メタノン
2−[4−(1−{4−[(2RS,4aRS,10bRS)−9−(1,1−ジフルオロメトキシ)−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル]−フェニル}−メタノイル)−ピペラジン−1−イル]−N,N−ジメチル−アセトアミド
1−{4−[(2RS,4aRS,10bRS)−9−(1,1−ジフルオロメトキシ)−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル]−フェニル}−1−[4−(2−ジメチルアミノ−エチル)−ピペラジン−1−イル]−メタノン
N−(2,6−ジメトキシ−ピリジン−3−イル)−4−((2R,4aR,10bR)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−ベンザミド
N−(2,6−ジメトキシ−ピリジン−3−イル)−4−((2S,4aS,10bS)−2−ヒドロキシ−8,9−ジメトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−ベンザミド
N−シクロプロピル−4−[(2R,4aR,10bR)−9−(1,1−ジフルオロメトキシ)−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル]−ベンザミド
N−シクロプロピル−4−[(2S,4aS,10bS)−9−(1,1−ジフルオロメトキシ)−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル]−ベンザミド
N−シクロプロピル−4−((2R,4aR,10bR)−9−エトキシ−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−ベンザミド
N−シクロブチル−4−((2R,4aR,10bR)−9−エトキシ−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−ベンザミド
4−((2R,4aR,10bR)−9−エトキシ−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−N,N−ジイソプロピル−ベンザミド
N−シクロプロピル−3−((2R,4aR,10bR)−9−エトキシ−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−ベンザミド
N−シクロブチル−3−((2R,4aR,10bR)−9−エトキシ−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−ベンザミド
3−((2R,4aR,10bR)−9−エトキシ−2−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−N,N−ジイソプロピル−ベンザミド、及び
N−シクロプロピル−4−((3S,4aR,10bR)−9−エトキシ−3−ヒドロキシ−8−メトキシ−1,2,3,4,4a,10b−ヘキサヒドロフェナントリジン−6−イル)−ベンザミド
から選択される請求項1記載の式Iの化合物及びそのエナンチオマー、並びにそれらの塩、それらのN−オキシド及びこれらの化合物及びエナンチオマーのN−オキシドの塩。
【請求項11】
4a位及び10b位に関して式I
【化2】

に示される立体配置を有する、請求項1から10までのいずれか1項記載の式Iの化合物及びそれらの塩、N−オキシド及びこれらの化合物のN−オキシドの塩。
【請求項12】
2位、4a位及び10b位に関して、式Ia*****に示される立体配置を有するか、又は3位、4a位及び10b位に関して、式Ib*****に示される立体配置を有する、
【化3】

請求項1から11までのいずれか1項記載の式Iの化合物及びそれらの塩、N−オキシド及びこれらの化合物のN−オキシドの塩。
【請求項13】
疾患の治療における使用のための、請求項1記載の式Iの化合物。
【請求項14】
請求項1記載の1種以上の式Iの化合物と一緒に慣用の医薬品賦形剤及び/又はビヒクルを含有する医薬組成物。
【請求項15】
呼吸器疾患の治療用の医薬組成物を製造するための、請求項1記載の式Iの化合物の使用。
【請求項16】
PDEに媒介される疾患の治療用の医薬組成物を製造するための、請求項1記載の式Iの化合物の使用。
【請求項17】
患者における疾患の治療方法であって、該患者に治療学的有効量の請求項1記載の式Iの化合物を投与することを特徴とする方法。
【請求項18】
患者における気道疾患の治療方法であって、該患者に治療学的有効量の請求項1記載の式Iの化合物を投与することを特徴とする方法。

【公表番号】特表2007−527901(P2007−527901A)
【公表日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−502343(P2007−502343)
【出願日】平成17年3月9日(2005.3.9)
【国際出願番号】PCT/EP2005/051054
【国際公開番号】WO2005/087745
【国際公開日】平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願人】(390019574)アルタナ ファルマ アクチエンゲゼルシャフト (69)
【氏名又は名称原語表記】ALTANA Pharma AG
【住所又は居所原語表記】Byk−Gulden−Str. 2、 D−78467 Konstanz、 Germany
【Fターム(参考)】