説明

シートパッド

【課題】金型のガス抜き溝への樹脂の詰りや、インサート補材の落下、フィルムの設置による不具合等の問題を生ずることなく、パッド本体の係合溝付近へのボイドの発生を確実に防止することにある。
【解決手段】発泡樹脂製のパッド本体2の表面側に係合溝2a,2bを有するシートパッド1であって、一端部が前記係合溝2a,2b付近に位置するとともに他端部がパッド本体2の裏面側に延びる通気部材5を設置したことを特徴とするシートパッド1である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車の座席等に用いるシートパッドに関し、特には発泡樹脂製のパッド本体へのボイド(空隙)の発生を防止したシートパッドに関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車の座席等に用いるシートパッドは通常、発泡樹脂製のパッド本体の表面側に、表皮を係合させて取り付けるのための係合溝を有しており、かかるシートパッドは通常、金型内にパッド本体の表面側を下向きにした形状で形成したキャビティ内に、表皮の固定用のファスナー材や、パッド本体の裏面側に設けるサポーター材等をセットして、そのキャビティ内で例えばウレタンフォーム原液等の樹脂原料を発泡および硬化させ、パッド本体をファスナー材やサポーター材等と一体をなすように発泡成形して形成している。
【0003】
ところで上記金型では、パッド本体の表面側の係合溝の形成用に、下型側のキャビティに突条を設けてあることから、樹脂原料の発泡および硬化の際にその突条付近、特に突条の交差部付近で樹脂中にガスが閉じ込められ易いため、パッド本体の係合溝付近にボイド(空隙)が発生し易いという問題があった。
【0004】
このため従来、種々のボイド対策が試みられており、例えば特許文献1記載のものでは、金型キャビティの突条交差部付近に開口させて下方にガス抜き溝を形成している。また特許文献2記載のものでは、金型キャビティ内の上部に設置した不織布を用いてガスを抜くようにしている。さらに特許文献3記載のものでは、金型キャビティ内の上部中央部に配置して上型で支持したインサート補材を介してガス抜き筒でガスを抜くようにしている。そして特許文献4記載のものでは、パッド本体に設置するファスナー材としての面ファスナーに付随する軟質ポリウレタンフォーム層にパッド本体の樹脂原料が侵入して発生するガスの閉じ込めを防止するために軟質ポリウレタンフォーム層をエラストマーフィルムで覆っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−168446号公報
【特許文献2】特開2000−233414号公報
【特許文献3】特開平08−174575号公報
【特許文献4】特開2002−210272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1記載のものは、ガス抜き溝にウレタンが詰まるとガスが抜けなくなり、詰まりを防止するためのメンテナンスに多大な手間が掛かるという問題がある。また上記特許文献2記載のものは、金型キャビティ内の上部付近のガスは抜けるものの金型キャビティ内の下部の突条付近のガスを抜くには未だ充分ではなかった。さらに上記特許文献3記載のものは、金型キャビティ内の下部の突条付近のガスを抜こうとするとインサート補材が大きくなり過ぎ、またその大きなインサート補材がパッド本体の樹脂原料の発泡によって大きな力を受けて落下するとシートパッドの品質不良が生じるという問題がある。そして上記特許文献4記載のものは、軟質ポリウレタンフォーム層をエラストマーフィルムで覆い過ぎると面ファスナーの耐剥離強度が出づらく、覆う面積が少なすぎると軟質ポリウレタンフォーム層に樹脂原料が侵入し過ぎてガスの閉じ込めを防止できないという問題がある。それゆえ何れも、ボイド対策として充分でなかった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は上記課題を有利に解決することを目的とするものであり、この発明のシートパッドは、発泡樹脂製のパッド本体の表面側に係合溝を有するシートパッドにおいて、一端部が前記係合溝付近に位置するとともに他端部が前記パッド本体の裏面側に延びる通気部材を設置したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0008】
この発明のシートパッドにあっては、金型内にパッド本体の表面側を下向きにした形状で形成されたキャビティ内に、表皮の固定用のファスナー材や、パッド本体の裏面側に設けるサポーター材等をセットして、そのキャビティ内で例えばウレタンフォーム原液等の樹脂原料を発泡および硬化させ、パッド本体をファスナー材やサポーター材等と一体をなすように発泡成形して形成する際に、その金型キャビティ内での樹脂原料の発泡および硬化中、パッド本体内の、ガスが閉じ込められ易い係合溝付近に位置する通気部材の一端部からガスがその通気部材の他端部へ抜けてパッド本体の裏面側から、上下型の合わせ面やガス抜き孔等を通って金型外へ逃げる。
【0009】
従ってこの発明のシートパッドによれば、金型のガス抜き溝への樹脂の詰りや、インサート補材の落下、フィルムの設置による不具合等の問題を生ずることなく、パッド本体の係合溝付近へのボイドの発生を確実に防止することができる。ここで、前記パッド本体は、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン等の樹脂原料を発泡および硬化させて形成することができ、また前記通気部材としては、スラブウレタン、不織布、フェルト等の他、樹脂ホースを用いることもでき、その通気部材は、パッド本体を発泡成形する金型の上型および下型の何れで支持しても良い。
【0010】
なお、この発明のシートパッドにおいては、前記通気部材を、前記パッド本体の表面側でそのパッド本体の座面部の、前記係合溝の交差部によって隔てられる複数の面に跨るように設置することができる。このようにすれば、係合溝の交差部に座面部の複数の面の方から集まるガスを通気部材で抜くことができるので、パッド本体の係合溝付近へのボイドの発生をより確実に防止することができる。
【0011】
また、この発明のシートパッドにおいては、前記通気部材を、前記係合溝の交差部の底面と、前記パッド本体の裏面とに跨るように設置することができる。このようにすれば、係合溝の交差部の底面に集まるガスを通気部材でパッド本体の裏面から抜くことができるので、パッド本体の係合溝付近へのボイドの発生をより確実に防止することができる。
【0012】
さらに、この発明のシートパッドにおいては、前記パッド本体の裏面に、通気性を持つサポーター材を設置することができる。このようにすれば、通気部材を通ってパッド本体の裏面側に集まったガスを、サポーター材内に保持したり、サポーター材で金型外への樹脂原料の漏出を防止しながら上下型の合わせ面やガス抜き孔等を通して金型外へ逃がしたりできるので、パッド本体の係合溝付近へのボイドの発生をより確実に防止することができる。ここで、前記通気性を持つサポーター材としては、例えば織布や不織布等を用いることができる。
【0013】
そして、この発明のシートパッドにおいては、前記係合溝の底面に、ファスナー材を設置することができる。このようにすれば、パッド本体の表面側の係合溝の底面に設けたファスナー材に表皮を係合させてパッド本体に表皮を確実に取り付けることができ、しかもファスナー材からガスが発生してもそのガスを通気部材でパッド本体の裏面側から抜くことができるので、パッド本体の係合溝付近へのボイドの発生を確実に防止することができる。ここで、前記ファスナー材としては、例えば面ファスナーや吊りワイヤ等を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】(a),(b)は、この発明のシートパッドの一実施例を示す平面図および、その実施例のシートパッドの、(a)中のA−A線に沿う断面図である。
【図2】上記実施例のシートパッドを形成するための金型の、図1(a)中のA−A線に対応する位置での断面図である。
【図3】上記金型の下型内のキャビティの一部を示す斜視図である。
【図4】この発明のシートパッドの他の一実施例を形成するための金型の、図1(a)中のA−A線に対応する位置での断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、この発明の実施形態を実施例により、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1(a),(b)は、この発明のシートパッドの一実施例を示す平面図および、その実施例のシートパッドの、(a)中のA−A線に沿う断面図、図2は、上記実施例のシートパッドを形成するための金型の、図1(a)中のA−A線に対応する位置での断面図、そして図3は、上記金型の下型内のキャビティの一部を示す斜視図であり、図中符号1はシートパッド、2はパッド本体、3はサポーター材、4はファスナー材、5は通気部材をそれぞれ示す。
【0016】
この実施例のシートパッド1は、図1(a),(b)に示すように、パッド本体2と、そのパッド本体2の裏面(図1(b)では上向きの面)に一体に設けたサポーター材3と、そのパッド本体2の表面(図1(b)では下向きの面)に梯子状に延在する縦係合溝2aおよび横係合溝2bの溝底にそれら縦横係合溝2a,2bに沿ってそれぞれ延在するように一体に設けたファスナー材4と、パッド本体2のそれら縦係合溝2aと横係合溝2bとの交差部の位置に埋設した通気部材5とを具えている。
【0017】
ここで、サポーター材3は、通気性を確保し得る、例えば0.2mm〜5mmの厚さの不織布からなるものとし、またファスナー材4は、係合面の反対側の面に耐剥離強度を向上させるテープ状のウレタンフォームを一体化した面ファスナーからなるものとし、そして通気部材5は、図3では右側に示すように例えば縦に切れ目を入れた縦30mm×横30mm×高さ30mm〜40mmのブロック状のスラブウレタンフォームからなるものとする。この通気部材5の、図1(b)では下方の端部は、パッド本体2の縦係合溝2aと横係合溝2bとの交差部の位置でそれら交差する係合溝2a,2bの溝壁に跨って露出するかまたは、それらの溝底から図1(b)では上方へ例えば1mm〜10mm離間してパッド本体2に埋まって位置し、またこの通気部材5の、図1(b)では上方の端部は、サポーター材3の下面に接触している。そしてこの通気部材5は、それら両端部間でパッド本体2内に延在している。
【0018】
パッド本体2は、ポリヒドロキシ化合物とポリイソシアネート化合物とを主成分としてこれに発泡剤、整泡剤、触媒その他の助剤を適宜配合してなるポリウレタン発泡原料を、図2および図3に示す如き金型6のキャビティ内に供給してそのキャビティ内で発泡および硬化させることで形成し、この金型6は、主としてパッド本体2の表面側を形成する下型6aと、主としてパッド本体2の裏面側を形成する上型6bとを具えるとともに、パッド本体2の表面の縦横係合溝2a,2bの形成のためにその下型6aに形成した突条6cと、その突条6cの、縦横係合溝2a,2bの交差部に対応する位置に立設した、ファスナー材4の位置決め用のピン6dとを具えており、上型6bの、サポーター材3を取り付ける位置には、図示しないガス抜き孔を設けてある。
【0019】
この実施例のシートパッド1を形成する際には、先ず、金型6の上型6bを下型6aに対し型開きして、図2および図3に示すように、下型6aの突条6c上の所定位置にファスナー材4をセットするとともに、図3の右側に例示するように各ピン6dを通気部材5の切れ目で挟み込むようにして、図2に示すように、各ピン6dに通気部材5をセットし、その一方で上型6bに、図2に示すように、その上型6bの内面に被せるようにサポーター材3をセットし、次いで、下型6a内に上記ポリウレタン発泡原料を供給してから上型6bを下型6aに対し型閉じして金型6内にシートパッド1に対応するキャビティを画成し、そのキャビティ内でポリウレタン発泡原料を発泡および硬化させることで、パッド本体2をファスナー材4およびサポーター材3と一体をなすように発泡成形する。そしてポリウレタン発泡原料が硬化したら、金型6の上型6bを下型6aに対し型開きしてシートパッド1を下型6a内から取り出し、そのシートパッド1を広げながら上型6bから外す。
【0020】
これによりこの実施例のシートパッド1を形成することができ、この実施例のシートパッド1を形成する際には、金型6のキャビティ内でのポリウレタン発泡原料の発泡および硬化中、パッド本体2内の、ガスが閉じ込められ易い係合溝2a,2b付近に位置する通気部材5の一端部からガスがその通気部材5の他端部へ抜けてパッド本体2の裏面側から、上下型6b,6aの合わせ面や上記ガス抜き孔を通って金型外へ逃げる。
【0021】
従ってこの実施例のシートパッド1によれば、金型のガス抜き溝への樹脂の詰りや、インサート補材の落下、フィルムの設置による不具合等の問題を生ずることなく、パッド本体2の係合溝2a,2b付近へのボイドの発生を確実に防止することができる。
【0022】
しかもこの実施例のシートパッド1によれば、通気部材5の端部を、パッド本体2の表面側で交差する係合溝2a,2bの溝壁に跨って露出するようにした場合には、パッド本体2の表面側でそのパッド本体2の座面部の、係合溝2a,2bの交差部によって隔てられる複数の面に跨るように設置することになるので、係合溝2a,2bの交差部に座面部の複数の面の方から集まるガスを通気部材5で抜き得て、パッド本体2の係合溝2a,2b付近へのボイドの発生をより確実に防止することができる。
【0023】
また、この実施例のシートパッド1によれば、通気部材5の端部を、パッド本体2の表面側で交差する係合溝2a,2bの溝壁に跨って露出するようにした場合には、係合溝2a,2bの交差部の底面とパッド本体2の裏面とに跨るように設置することになるので、係合溝2a,2bの交差部の底面に集まるガスを通気部材5でパッド本体2の裏面から抜き得て、パッド本体2の係合溝2a,2b付近へのボイドの発生をより確実に防止することができる。
【0024】
一方、この実施例のシートパッド1によれば、通気部材5を、パッド本体2の表面側で交差する係合溝2a,2bの溝底および溝壁から離間させて埋設した場合には、パッド本体2の表面側から通気部材5が見えないので、通気部材5がパッド本体2の表面側の外観を部分的に変えることがない。なお、通気部材5がパッド本体2の表面側の外観を部分的に変えても、通常、パッド本体2の表面側は表皮で覆うので、パッド本体2の表面側の外観が問題になることはない。
【0025】
さらに、この実施例のシートパッド1によれば、パッド本体2の裏面に、通気性を持つサポーター材3を設置しているので、通気部材5を通ってパッド本体2の裏面側に集まったガスを、サポーター材3内に保持したり、サポーター材3で金型6外へのポリウレタン発泡原料の漏出を防止しながら上下型6b,6aの合わせ面やガス抜き孔を通して金型6外へ逃がしたりできるので、パッド本体2の係合溝2a,2b付近へのボイドの発生をより確実に防止することができる。
【0026】
そして、この実施例のシートパッド1によれば、パッド本体2の表面側の係合溝2a,2bの底面にファスナー材4を設置しているので、それらのファスナー材4に表皮を係合させてパッド本体2に表皮を確実に取り付けることができ、しかもファスナー材4のテープ状のウレタンフォームからガスが発生してもそのガスを通気部材5でパッド本体2の裏面側から抜くことができるので、パッド本体2の係合溝2a,2b付近へのボイドの発生を確実に防止することができる。
【0027】
図4は、この発明のシートパッドの他の一実施例を形成するための金型の、図1(a)中のA−A線に対応する位置での断面図であり、図中先の実施例におけると同様の部分はそれと同一の符号にて示す。すなわち、この実施例のシートパッド1では、パッド本体2の裏面側に通気性を持つサポーター材3を設置する一方、パッド本体2の表面側には係合溝2a,2bに沿って延在するファスナー材4として、面ファスナーを設ける代わりに図示しない吊りワイヤを設置している。
【0028】
そしてこの実施例のシートパッド1を形成するに際しては、金型6の下型6aには面ファスナーの位置決め用のピン6d(図2参照)がないので、代わりに金型6の上型6bに、サポーター材3を貫通してキャビティ内に突出する針6eを設けて、通気部材5をその針6eに挿して支持することで、下型6aに形成した突条6cの、縦横係合溝2a,2bの交差部に対応する位置に、図示のようにそれらの突条6cの上端から離間させて、あるいはそれらの突条6cの上端に下端面を接触させて配置し、その金型6のキャビティ内でポリウレタン発泡原料を発泡および硬化させることで、パッド本体2を図示しない吊りワイヤおよびサポーター材3と一体をなすように発泡成形する。
【0029】
この実施例のシートパッド1によっても、先の実施例と同様にして、金型のガス抜き溝への樹脂の詰りや、インサート補材の落下、フィルムの設置による不具合等の問題を生ずることなく、パッド本体2の係合溝2a,2b付近へのボイドの発生を確実に防止することができる。
【0030】
以上、図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に限られるものでなく、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更し得るものであり、例えば、パッド本体2を発泡成形する樹脂原料はポリウレタン発泡原料でなくポリエチレン、ポリスチレン等の発泡原料でも良く、またサポーター材3は不織布でなく織布でも良く、そして通気部材5はブロック状のスラブウレタンフォームからなるものでなく、例えば図3の左側に示すように粗毛フェルトや不織布等で作ったものや、樹脂ホース等でも良い。また、上型6bに設ける針6eを筒状にするとともに上型6bに貫通させて上型6bのガス抜き孔の代わりに用いても良い。さらに、通気部材5は、パッド本体2の表面側の係合溝の交差部に代えてまたは加えて、係合溝の中間部に設置しても良い。
【産業上の利用可能性】
【0031】
かくしてこの発明のシートパッドによれば、金型のガス抜き溝への樹脂の詰りや、インサート補材の落下、フィルムの設置による不具合等の問題を生ずることなく、パッド本体の係合溝付近へのボイドの発生を確実に防止することができる。
【符号の説明】
【0032】
1 シートパッド
2 パッド本体
2a 縦係合溝
2b 横係合溝
3 サポーター材
4 ファスナー材
5 通気部材
6 金型
6a 下型
6b 上型
6c 突条
6d ピン
6e 針

【特許請求の範囲】
【請求項1】
発泡樹脂製のパッド本体の表面側に係合溝を有するシートパッドにおいて、
一端部が前記係合溝付近に位置するとともに他端部が前記パッド本体の裏面側に延びる通気部材を設置したことを特徴とする、シートパッド。
【請求項2】
前記通気部材を、前記パッド本体の表面側でそのパッド本体の座面部の、前記係合溝の交差部によって隔てられる複数の面に跨るように設置したことを特徴とする、請求項1記載のシートパッド。
【請求項3】
前記通気部材を、前記係合溝の交差部の底面と、前記パッド本体の裏面とに跨るように設置したことを特徴とする、請求項1または2記載のシートパッド。
【請求項4】
前記パッド本体の裏面に、通気性を持つサポーター材を設置したことを特徴とする、請求項1から3までの何れか1項記載のシートパッド。
【請求項5】
前記係合溝の底面に、ファスナー材を設置したことを特徴とする、請求項1から4までの何れか1項記載のシートパッド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−200906(P2010−200906A)
【公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−48346(P2009−48346)
【出願日】平成21年3月2日(2009.3.2)
【出願人】(000005278)株式会社ブリヂストン (11,469)
【Fターム(参考)】