説明

スロットマシン

【課題】導出操作の順番によって異なる表示結果を導出させる際の制御が複雑化することがなく、さらに遊技の公正を害することのないスロットマシンを提供すること。
【解決手段】小役GR(1)〜(4)が当選したか、小役GR(5)〜(8)が当選したか、小役GR(9)〜(12)が当選したか、に応じて払出期待値の高い第1停止リールが異なり、小役GR(1)〜(12)のいずれかが当選した場合に、その種類が分からなければ意図的に払出期待値の高い第1停止リールを選択することができないことを利用して、停止順報知により最初に停止すべきリールが報知されるか否かによって払出期待値に変化を持たせる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
各々が識別可能な複数種類の図柄を変動表示可能な少なくとも第1の可変表示領域及び第2の可変表示領域を含む複数の可変表示領域のそれぞれに表示結果を導出させることが可能な可変表示装置を備え、
遊技用価値を用いて1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、前記複数の可変表示領域の全てに表示結果が導出されたことにより1ゲームが終了し、前記複数の可変表示領域に導出された表示結果として所定の入賞ライン上に導出された図柄の組み合わせに応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、
少なくともいずれか1つの可変表示領域の表示結果が導出される前に前記遊技用価値の付与を伴う小役入賞を含む複数種類の入賞について発生を許容するか否かを決定する事前決定手段と、
前記複数の可変表示領域の表示結果を導出させる際に操作される導出操作手段と、
前記導出操作手段が操作されたときに、前記事前決定手段の決定結果に応じて前記可変表示領域に表示結果を導出させる制御を行う手段であって、前記第1の可変表示領域に対応する第1の操作がされたときに、該第1の可変表示領域に表示結果を導出させ、前記第2の可変表示領域に対応する第2の操作がされたときに、該第2の可変表示領域に表示結果を導出させる導出制御手段と、
を備え、
前記事前決定手段は、
一の入賞ライン上において前記第1の可変表示領域に第1図柄が導出され、前記第2の可変表示領域に第2図柄が導出されたことを条件に入賞となる第1の小役入賞の発生を許容する旨と、一の入賞ライン上において前記第1の可変表示領域に前記第1図柄とは異なる第3図柄が導出され、前記第2の可変表示領域に前記第2図柄と異なる第4図柄が導出されたことを条件に入賞となり、前記第1の小役入賞以下の遊技用価値の付与を伴う第2の小役入賞の発生を許容する旨と、を同時に決定する第1の同時決定、
一の入賞ライン上において前記第1の可変表示領域に前記第1図柄及び前記第3図柄とは異なる第5図柄が導出され、前記第2の可変表示領域に前記第2図柄が導出されたことを条件に入賞となり、前記第1の小役入賞と同数の遊技用価値の付与を伴う第3の小役入賞の発生を許容する旨と、前記第2の小役入賞の発生を許容する旨と、を同時に決定する第2の同時決定、
一の入賞ライン上において前記第2の可変表示領域に第6図柄が導出され、前記第1の可変表示領域に第7図柄が導出されたことを条件に入賞となり、前記第1の小役入賞と同数の遊技用価値の付与を伴う第4の小役入賞の発生を許容する旨と、一の入賞ライン上において前記第2の可変表示領域に前記第6図柄とは異なる第8図柄が導出され、前記第1の可変表示領域に前記第7図柄と異なる第9図柄が導出されたことを条件に入賞となり、前記第2の小役入賞と同数の遊技用価値の付与を伴う第5の小役入賞の発生を許容する旨と、を同時に決定する第3の同時決定、
一の入賞ライン上において前記第2の可変表示領域に前記第6図柄及び前記第8図柄とは異なる第10図柄が導出され、前記第1の可変表示領域に前記第7図柄が導出されたことを条件に入賞となり、前記第1の小役入賞と同数の遊技用価値の付与を伴う第6の小役入賞の発生を許容する旨と、前記第5の小役入賞の発生を許容する旨と、を同時に決定する第4の同時決定、
がそれぞれ可能であり、
前記導出制御手段は、
前記第1の同時決定がなされたときに、前記可変表示領域に表示結果を導出させる制御を行う第1の導出制御手段と、
前記第2の同時決定がなされたときに、前記可変表示領域に表示結果を導出させる制御を行う第2の導出制御手段と、
前記第3の同時決定がなされたときに、前記可変表示領域に表示結果を導出させる制御を行う第3の導出制御手段と、
前記第4の同時決定がなされたときに、前記可変表示領域に表示結果を導出させる制御を行う第4の導出制御手段と、
を含み、
前記第1の導出制御手段は、
前記複数の可変表示領域のいずれも表示結果が導出されていない状態で前記第1の操作が第1のタイミングでなされた場合には、前記入賞ライン上に前記第1、3、5図柄のうち前記第1図柄のみを導出させ、前記第1の操作が前記第1のタイミングとは異なるタイミングでなされた場合には、前記入賞ライン上に前記第1、3、5図柄のうち前記第3図柄のみを導出させ、
前記第1の可変表示領域の入賞ライン上に前記第1図柄が導出された後に前記第2の操作がなされた場合には、該第2の操作のタイミングに関わらず、前記第1図柄が導出されている入賞ライン上に前記第2図柄を導出させ、
前記第1の可変表示領域の入賞ライン上に前記第3図柄が導出された後に前記第2の操作がなされた場合には、該第2の操作のタイミングに関わらず、前記第3図柄が導出されている入賞ライン上に前記第4図柄を導出させ、
前記複数の可変表示領域のいずれも表示結果が導出されていない状態で前記第2の操作がなされた場合には、該第2の操作のタイミングに関わらず、前記入賞ライン上に前記第2、4図柄のうち前記第2図柄のみを導出させ、
前記第2の可変表示領域の入賞ライン上に前記第2図柄が導出された後に前記第1の操作が第2のタイミングでなされた場合には、前記第2図柄が停止している入賞ライン上に前記第1図柄を導出させ、前記第1の操作が前記第2のタイミングとは異なるタイミングでなされた場合には、前記第2図柄が停止している入賞ライン上に該第2図柄とともに入賞を構成しない図柄を導出させ、
前記第2の導出制御手段は、
前記複数の可変表示領域のいずれも表示結果が導出されていない状態で前記第1の操作が第3のタイミングでなされた場合には、前記入賞ライン上に前記第1、3、5図柄のうち前記第5図柄のみを導出させ、前記第1の操作が前記第3のタイミングとは異なるタイミングでなされた場合には、前記入賞ライン上に前記第1、3、5図柄のうち前記第3図柄のみを導出させ、
前記第1の可変表示領域の入賞ライン上に前記第5図柄が導出された後に前記第2の操作がなされた場合には、該第2の操作のタイミングに関わらず、前記第5図柄が導出されている入賞ライン上に前記第2図柄を導出させ、
前記第1の可変表示領域の入賞ライン上に前記第3図柄が導出された後に前記第2の操作がなされた場合には、該第2の操作のタイミングに関わらず、前記第3図柄が導出されている入賞ライン上に前記第4図柄を導出させ、
前記複数の可変表示領域のいずれも表示結果が導出されていない状態で前記第2の操作がなされた場合には、該第2の操作のタイミングに関わらず、前記入賞ライン上に前記第2、4図柄のうち前記第2図柄のみを導出させ、
前記第2の可変表示領域の入賞ライン上に前記第2図柄が導出された後に前記第1の操作が前記第2のタイミングとは異なる第4のタイミングでなされた場合には、前記第2図柄が停止している入賞ライン上に前記第5図柄を導出させ、前記第1の操作が前記第4のタイミングとは異なるタイミングでなされた場合には、前記第2図柄が停止している入賞ライン上に該第2図柄とともに入賞を構成しない図柄を導出させ、
前記第3の導出制御手段は、
前記複数の可変表示領域のいずれも表示結果が導出されていない状態で前記第2の操作が第5のタイミングでなされた場合には、前記入賞ライン上に前記第6、8、10図柄のうち前記第6図柄のみを導出させ、前記第2の操作が前記第5のタイミングとは異なるタイミングでなされた場合には、前記入賞ライン上に前記第6、8、10図柄のうち前記第8図柄のみを導出させ、
前記第2の可変表示領域の入賞ライン上に前記第6図柄が導出された後に前記第1の操作がなされた場合には、該第1の操作のタイミングに関わらず、前記第6図柄が導出されている入賞ライン上に前記第7図柄を導出させ、
前記第2の可変表示領域の入賞ライン上に前記第8図柄が導出された後に前記第1の操作がなされた場合には、該第1の操作のタイミングに関わらず、前記第8図柄が導出されている入賞ライン上に前記第9図柄を導出させ、
前記複数の可変表示領域のいずれも表示結果が導出されていない状態で前記第1の操作がなされた場合には、該第1の操作のタイミングに関わらず、前記入賞ライン上に前記第7、9図柄のうち前記第7図柄のみを導出させ、
前記第1の可変表示領域の入賞ライン上に前記第7図柄が導出された後に前記第2の操作が第6のタイミングでなされた場合には、前記第7図柄が停止している入賞ライン上に前記第6図柄を導出させ、前記第2の操作が前記第6のタイミングとは異なるタイミングでなされた場合には、前記第7図柄が停止している入賞ライン上に該第7図柄とともに入賞を構成しない図柄を導出させ、
前記第4の導出制御手段は、
前記複数の可変表示領域のいずれも表示結果が導出されていない状態で前記第2の操作が第7のタイミングでなされた場合には、前記入賞ライン上に前記第6、8、10図柄のうち前記第10図柄のみを導出させ、前記第2の操作が前記第7のタイミングとは異なるタイミングでなされた場合には、前記入賞ライン上に前記第6、8、10図柄のうち前記第8図柄のみを導出させ、
前記第2の可変表示領域の入賞ライン上に前記第10図柄が導出された後に前記第1の操作がなされた場合には、該第1の操作のタイミングに関わらず、前記第10図柄が導出されている入賞ライン上に前記第7図柄を導出させ、
前記第2の可変表示領域の入賞ライン上に前記第8図柄が導出された後に前記第1の操作がなされた場合には、該第1の操作のタイミングに関わらず、前記第8図柄が導出されている入賞ライン上に前記第9図柄を導出させ、
前記複数の可変表示領域のいずれも表示結果が導出されていない状態で前記第1の操作がなされた場合には、該第1の操作のタイミングに関わらず、前記入賞ライン上に前記第7、9図柄のうち前記第7図柄のみを導出させ、
前記第1の可変表示領域の入賞ライン上に前記第7図柄が導出された後に前記第2の操作が前記第6のタイミングとは異なる第8のタイミングでなされた場合には、前記第7図柄が停止している入賞ライン上に前記第10図柄を導出させ、前記第2の操作が前記第8のタイミングとは異なるタイミングでなされた場合には、前記第7図柄が停止している入賞ライン上に該第7図柄とともに入賞を構成しない図柄を導出させ、
前記スロットマシンは、前記複数の可変表示領域のいずれも表示結果が導出されていない状態において、前記第1の同時決定または前記第2の同時決定がなされたときに前記第1の操作を促し、前記第3の同時決定または前記第4の同時決定がなされたときに前記第2の操作を促す小役許容時導出操作報知を行う小役許容時導出操作報知手段を備える
ことを特徴とするスロットマシン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【公開番号】特開2011−206564(P2011−206564A)
【公開日】平成23年10月20日(2011.10.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−136080(P2011−136080)
【出願日】平成23年6月20日(2011.6.20)
【分割の表示】特願2008−60452(P2008−60452)の分割
【原出願日】平成20年3月11日(2008.3.11)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】