説明

トンネル電界効果トランジスタ及びその製造方法

トンネル電界効果トランジスタ(TFET)は、ソース領域(110、210)、ドレイン領域(120、220)、ソース領域とドレイン領域との間のチャネル領域(130、230)、及びチャネル領域に隣接するゲート領域(140、240)を含む。ソース領域は、第1のIII族材料と第1のV族材料とを有する第1の化合物半導体を含み、チャネル領域は、第2のIII族材料と第2のV族材料とを有する第2の化合物半導体を含む。ドレイン領域は、第3のIII族材料と第3のV族材料とを有する第3の化合物半導体を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
開示される本発明の実施形態は、概してトンネル電界効果トランジスタに関し、より具体的にはそのようなトランジスタに使用され得る材料に関する。
【背景技術】
【0002】
トンネル電界効果トランジスタ(Tunnel Field Effect Transistor;TFET)は、ディープサブミクロン・マイクロプロセッサ・テクノロジ・ノードにおいて発生し得るトランジスタの製造及び動作における一定の障害を克服する可能性を有するために研究されているデバイスである。幾つかある潜在的な利点の中で特に、TFETは例えば22ナノメートル(nm)までのスケーリングを実現する助けになるものと見込まれている。それは、TFETの閾値電圧(V)は、スケーリングに伴うチャネル領域のドーパントの離散的性質によって制約されず、また、サブスレッショルドスイング(sub-threshold swing)Sが60ミリボルト/ディケイド(mV/dec)より低くなり得るためである。その結果、オフ状態リーク電流(Ioff)を、既存の相補型金属−酸化物−半導体(CMOS)デバイスのそれより低くまで、有意に低減することができる。TFETはまた、高速スイッチング能力を有する。
【0003】
TFET構造はCMOSトランジスタの構造と近いものである。n型(NTFET)とp型(PTFET)との、2種類のTFETが存在する。ドレイン電流は、NTFETではゲート電圧(V)を増加させることに伴って増大し、PTFETではVを低下させることに伴って増大する。NTFETはVより高いゲート−ソース電圧(Vgs)でオンに切り換わり、PTFETはVより低いVgsでオンに切り換わる。NTFETにおいては、ソースはpドープされ、ドレインはnドープされる。PTFETにおいては、ソースはnドープされ、ドレインはpドープされる。TFETは、オフ状態及びオン状態の双方において、指数関数的に増大する温度無依存の特性を示す。サブスレッショルドスイングSが300Kで60mV/decという下限を有する従来のCMOSデバイスとは異なり、TFETにおけるSは温度と無関係である。結果として、上述のように、オフ状態リークを有意に低減することができる。TFETにおける閾値電圧は、トンネル接合のソース端での幅及び高さによって制御され、チャネルドーピングには依存しない。トンネル接合でのエネルギーバンドギャップがトンネル障壁高さを決定する。ソース領域とチャネル領域との間にデルタ層と呼ばれるものを導入することによって、トンネル接合での価電子帯オフセット及びバンドギャップがソース領域材料に対して低下されることが明らかになっている。これは、トンネル障壁高さを低下させ、故に、より高いトンネリング確率をもたらす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
トンネル電界効果トランジスタ及びその製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態によれば、トンネル電界効果トランジスタ(TFET)は、ソース領域、ドレイン領域、ソース領域とドレイン領域との間のチャネル領域、及びチャネル領域に隣接するゲート領域を含む。ソース領域は、第1のIII族材料と第1のV族材料とを有する第1の化合物半導体を含み、チャネル領域は、第2のIII族材料と第2のV族材料とを有する第2の化合物半導体を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
開示される実施形態は、以下の図を含む添付図面とともに以下の詳細な説明を読むことによって一層十分に理解されることになる。
【図1】本発明の一実施形態に従ったTFETを示す断面図である。
【図2】本発明の他の一実施形態に従ったTFETを示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に従ったTFETを製造する方法を例示するフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態に従ったプレーナTFETを製造する方法を例示するフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態に従ったプレーナTFETの製造プロセスの一段階におけるプレーナTFETを示す断面図である。
【図6】本発明の一実施形態に従ったプレーナTFETの製造プロセスの他の一段階におけるプレーナTFETを示す断面図である。
【図7】本発明の一実施形態に従ったプレーナTFETの製造プロセスの他の一段階におけるプレーナTFETを示す断面図である。
【図8】本発明の一実施形態に従ったプレーナTFETの製造プロセスの他の一段階におけるプレーナTFETを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
説明の単純化及び明瞭化のため、図は構築の一般的な手法を示し、周知の機能及び技術の説明及び詳細については、記述される本発明の実施形態の議論をいたずらに不明瞭にしないために省略する。また、図中の要素群は必ずしも縮尺通りに描かれていない。例えば、本発明の実施形態の理解を高める助けとなるよう、図中の要素群の一部の寸法は他の要素に対して誇張されていることがある。相異なる図における同一の参照符号は同一の要素を表し、類似の参照符号は必ずではないが類似の要素を表す。
【0008】
この説明及び請求項において用語“第1”、“第2”、“第3”、“第4”及びこれらに類するものが用いられる場合、それらは複数の類似要素を区別するために使用されているのであり、必ずしも特定の順次的あるいは時間的な順序を記述するものではない。理解されるように、そのように使用される用語は、適切な状況下で相互に交換可能であり、ここで説明される本発明の実施形態は、例えば、ここで図示あるいはその他の方法で説明されるものとは異なる順序で処理されることが可能である。同様に、或る方法が一連の工程を有するものとしてここで説明される場合、ここで提示されるそれらの工程の順序は、必ずしも、それらの工程が行われ得る唯一の順序ではなく、記述される特定の工程は省略される場合があり、且つ/或いは、ここで説明されない特定のその他の工程がその方法に追加される場合がある。また、用語“有する”、“含む”、“持つ”及びそれらの如何なる変形も、非排他的な包含に及ぶことが意図されるものであり、要素群の列挙を有するプロセス、方法、品目及び装置は、必ずしもそれらの要素群に限定されるものではなく、明示的に列挙されないその他の要素や、そのようなプロセス、方法、品目又は装置に本来備わるその他の要素を含み得るものである。
【0009】
この説明及び請求項において用語“左”、“右”、“前”、“後”、“頂部”、“底部”、“上”、“下”及びこれらに類するものが用いられる場合、それらは説明目的で使用されているのであり、必ずしも恒久的な相対位置を記述するために使用されているわけではない。理解されるように、そのように使用される用語は、適切な状況下で相互に交換可能であり、ここで説明される本発明の実施形態は、例えば、ここで図示あるいはその他の方法で説明されるものとは異なる向きで処理されることが可能である。用語“結合される”は、ここでは、電気的あるいは非電気的に直接あるいは間接的に接続されることとして定義される。互いに“隣接する”としてここで記述される物は、このような言い回しが使用される状況に応じて、互いに物理的に接触していてもよいし、互いに近接していてもよいし、あるいは互いに同一の大まかな領域若しくはエリアにあってもよい。“一実施形態において”という言い回しがここで現れることは、必ずしも全てが同一の実施形態に言及しているわけではない。
【0010】
本発明の一実施形態において、TFETは、ソース領域、ドレイン領域、ソース領域とドレイン領域との間のチャネル領域、及びチャネル領域に隣接するゲート領域を有する。ソース領域は、第1のIII族材料と第1のV族材料とを有する第1の化合物半導体を含み、チャネル領域は、第2のIII族材料と第2のV族材料とを有する第2の化合物半導体を含む。
【0011】
TFETの一定の潜在的な利点については上述した。それらの利点は、高速スイッチング能力と、デバイスのスケーリングに伴ってIoffの低減を可能にするサブスレッショルドスイングSの温度無依存性に少なくとも部分的に起因する、従来のCMOSトランジスタのスケーリング限界を打破する可能性とを含む。しかしながら、既存のTFETは、トンネル電流密度を高めるために、ソース領域及びドレイン領域に高いドーピング濃度を必要とし、ソース領域及びドレイン領域のアモルファス化の可能性を生じさせる。詳細に後述するように、本発明の実施形態は、イオン注入誘起ダメージを排除する容易に実現可能なIII−V族ベースの材料を用いた、実行可能なTFET製造プロセスを提供する。
【0012】
より具体的には、本発明の実施形態は、TFETを製造するために、タイプIIのバンドオフセットと、表面状態に起因する伝導帯内でのフェルミレベルピニングと、III−V族半導体の結晶再成長特性とを利用する。本発明の様々な実施形態に従ったTFETの特徴は、III−Vレイヤスタックを備えたプレーナ型又は縦型のTFET、隣接し合うレイヤ間でタイプIIバンド配列(アライメント)を有するエピタキシャル部品としての多層スタック、典型的に伝導帯内でピニングする材料のドレイン(例えば、n+領域)、及び高エネルギーイオン注入とは対照的なソース及びドレインのその場(in−situ)ドーピングを含み得る。
【0013】
図面を参照するに、図1は、本発明の一実施形態に従ったTFET100の断面図である。図1に示すように、TFET100は、基板(図示せず)上に形成されたソース領域110及びドレイン領域120、ソース領域110とドレイン領域120との間のチャネル領域130、並びにチャネル領域130に隣接するゲート領域140を有している。ゲート絶縁体145が、ゲート領域140とソース、チャネル及びドレイン領域とを相互に電気的に絶縁している。一実施形態において、ゲート領域140は金属ゲート電極を含み、ゲート絶縁体145は高誘電率(high−k)誘電体材料である。他の一実施形態において、ゲート領域140はポリシリコンゲート電極を含み、ゲート絶縁体145は酸化物材料である。
【0014】
ソースコンタクト111が、ソース領域110に電圧を印加することを可能にしており、ドレイン領域120及びゲート領域140にも同様のコンタクト、すなわち、それぞれドレインコンタクト121及びゲートコンタクト141が結合されている。スペーサ150が、ゲート領域140及びゲート絶縁体145の頂部を覆っている。
【0015】
ソース−チャネル界面のドーピングレベルを高めるために、デルタ層が導入され得る。図示した実施形態において、TFET100は更に、ソース領域110とチャネル領域130との間に配置されたデルタ層160を有している。故に、デルタ層160の一部はTFET100のトンネル接合170の位置にある。デルタ層160は、トンネル接合170(図示のように、チャネル領域130の端部に位置する)の価電子帯オフセット及びバンドギャップのうちの少なくとも一方を低下させる材料を有する。上述のように、より低い価電子帯オフセット及びより低いバンドギャップは、トンネル障壁高さを低下させ、トンネリング確率を増大させる。特定の一実施形態において、デルタ層160はGaAs0.08Sb0.92を有する。同一あるいは他の実施形態において、デルタ層160は完全に歪まされて成長される、すなわち、臨界的(クリティカル)なレイヤ厚さを超えないように成長される。
【0016】
ソース領域110は、第1のIII族材料と第1のV族材料とを有する第1の化合物半導体を含む。チャネル領域130は、第2のIII族材料と第2のV族材料とを有する第2の化合物半導体を含む。これらの材料は、ソース、チャネル及びドレイン領域が同一材料からなる場合にホモ接合を作り出し、ソース、チャネル及びドレイン領域が少なくとも2つの異なる材料からなる場合にヘテロ接合を作り出すように結合し得る。
【0017】
本発明の一実施形態によれば、第2の化合物半導体は、第1の化合物半導体とタイプIIのバンド配列を有する。技術的に知られているように、これが意味するのは、ソース領域の価電子帯はチャネル領域のバンドギャップ内に入るがソース領域の伝導帯はチャネル領域の伝導帯より高いようなバンドオフセットであるということである。故に、チャネル領域の実効的なバンドギャップが更に縮小され、トンネリング確率が増大され、そして、その場ドーピングの幾分低い濃度を支持するよう、高いソースドーピングを有する必要性が排除される。ソース材料の堆積中のその場ドーピングは、標準技術に従って容易に実行されることができる。同一あるいは他の実施形態において、第1の化合物半導体及び第2の化合物半導体は互いに格子整合される。以上の特徴を示す材料の例は、以下にて与えられる。
【0018】
バンドオフセットが、フェルミレベルを揃えるようにバンドを移動させることを容易にするようなものであるので、上述のように、かなり低めのドーピングのみが必要とされる。ソース/ドレイン領域のドーピングは1×1016cm−3の域と同程度の低さとし得る。また、上述のように、これはその場ドーピングが十分なものであることを可能にし、ソース領域及びドレイン領域のアモルファス化の可能性を有するイオン注入を採用する必要性を排除する。
【0019】
特定の実施形態において、(NTFETにおける)ドレイン領域120は、その伝導帯の底より上に電荷中性レベルが位置する材料を含む。これは、そのフェルミレベルピニング位置が伝導帯内にあること、すなわち、それが真性半導体であることを意味する。伝導帯内でピニングするレイヤ群を導入することは、ドレインにおける高濃度ドーピングの必要性を低減あるいは排除し得る。一実施形態において、ドレイン領域120の材料は、例えばInAs、InN又はこれらに類するものなど、第3の化合物半導体を有する。(以上の議論はPTFETのソース領域にも当てはまる。)特定の一実施形態において、In0.53Ga0.47Asが第3の化合物半導体すなわちNTFETのドレイン領域に用いられ、GaAs0.5Sb0.5及びIn0.53Ga0.47Asが、それぞれ、NTFETの第1及び第2の化合物半導体すなわちソース領域及びチャネル領域に用いられ得る。
【0020】
様々な材料、又は材料の組み合わせが、上述の特性を示し、本発明の実施形態に使用され得る。これらの一部は上述したが、以下でも繰り返す。例えば、格子整合されたホモ接合の場合、例えばInAs、InGa1−xAs(x≧0.53)、InSb、InN、InAsSb及びInGaNなどの低い有効質量を有するバンドギャップの狭い材料(ナロウバンドギャップ材料)が用いられ得る。ここで、Inはインジウムであり、Asはヒ素であり、Gaはガリウムであり、Sbはアンチモンであり、Nは窒素である。格子整合されたヘテロ接合及び格子整合されていないヘテロ接合の場合、可能なNTFET材料は、ソース用(前段落の言い方では、第1の化合物半導体用)のGaAs0.5Sb0.5、チャネル用(前段落の言い方では、第2の化合物半導体用)のIn0.53Ga0.47As(又はIn0.53GaAs)、及びx≧0.53としてドレイン用のInGa1−xAs(又はIn0.53GaAs)を含む。より一般的には、ソース、チャネル及びドレインの材料は、それぞれ、GaSb、InGaAsSb及びInAs、又は、GaSb、InAs及びInAsとしてもよい。タイプIIバンドオフセットを有する、格子整合されたヘテロ接合及び格子整合されていないヘテロ接合の場合、GaAs0.5Sb0.5、In0.53GaAs及びIn0.53GaAsが、それぞれ、ソース、チャネル及びドレイン領域に使用され得る。GaAs0.5Sb0.5及びIn0.53Ga0.47Asのレイヤ群もタイプIIバンドオフセットを有する。デルタ層を有する実施形態においては、上述のように、デルタ層はGaAs0.08Sb0.92を有することができる。
【0021】
なお、ホモ接合に関する場合にはレイヤ厚さは重要でないが、ヘテロ接合の場合には、下地の格子整合されないレイヤ上にレイヤを成長させるときに観察されなければならない臨界レイヤ厚さ限界が存在することになる。技術的に知られているように、臨界レイヤ厚さを超えると、成長中のレイヤ内に欠陥が生じ得る。
【0022】
p+ソースから到来するトンネル電子の注入により、インパクトイオン化が引き起こされる。トンネル電流及びインパクトイオン化はゲート電圧に依存する。ゲート電圧なしのとき、チャネル内の電界は小さい。提案した構造にて与えられるバンドオフセットにより、チャネル内の電界が増大されるとき、そのような構造の真性(低濃度ドープされた)領域(チャネル領域)におけるアバランシェ降伏の可能性が低下され得る。
【0023】
その他のTFET構成も可能である。例えば、ソース領域110及びドレイン領域120の位置は、ドレイン領域120がチャネル領域130の上にあり且つソース領域110がチャネル領域130の下にあるように、TFET100内で入れ替えられてもよい。TFET100のそのような実施形態及び図示した実施形態は何れも、縦型TFET構造(又は、単に“縦型TFET”)の例である。こう呼ばれるのは、ソース、チャネル及びドレイン領域が、互いに対して縦方向に配置されるからである。ソース、チャネル及びドレイン領域が互いに対して横方向に配置されるプレーナ(又は、横型)TFETの可能である。プレーナTFETの一例を図2に示す。図2は、本発明の一実施形態に従ったTFET200の断面図である。これらの代替的なTFET構成の各々は、TFET100に関して説明した特徴を共有し且つ利点を示すように製造され得る。
【0024】
トンネル接合の障壁高さは、他のホモ接合Si TFETにおいて、より狭いバンドギャップの化合物半導体(例えば、SiGe)のソース端位置への導入によって低下され得ることが示されている。例えばInAs、InAsSb及びInSbなどの低バンドギャップ材料は、シリコンの有効質量及びバンドギャップエネルギーより遙かに小さい有効質量(m)及びバンドギャップエネルギー(E)を有し、故に、シリコンの場合に可能なものより遙かに大きいことが予期されるトンネル電流を可能にする。
【0025】
図2に示すように、TFET200は、基板205、基板205内のソース領域210及びドレイン領域220、ソース領域210とドレイン領域220との間のチャネル領域230、並びにゲート絶縁体245によって基板205から離隔されたゲート領域240を有している。ソース領域210、ドレイン領域220及びゲート領域240は、それぞれ、ソースコンタクト211、ドレインコンタクト221及びゲートコンタクト241によってコンタクトをとられている。基板205が低濃度にnドープされている場合、ソース領域210がpドープされ且つドレイン領域220がnドープされて、TFET200はNTFETになる。それに代えてドレイン領域220がnドープされ且つソース領域210がpドープされる場合、TFET200はPTFETになる。その場合、ソース領域210及びドレイン領域220は、基板205内のpウェル(図示せず)内に位置し得る。何れの場合も、トンネル接合は、ソース領域に近い側のチャネル領域の端部に位置する。
【0026】
図3は、本発明の一実施形態に従ったTFETの製造方法300を例示するフローチャートである。一例として、方法300は、図1及び2にそれぞれ示したTFET100又はTFET200と同様のTFETの形成をもたらし得る。方法300の工程群のうちの多くは、技術的に周知の技術に従って成し遂げられ得る。そのような場合には、そのような技術の細部については詳述しない(あるいは、全く説明しない)。
【0027】
方法300の工程310は、基板を準備する工程である。一例として、基板は図2に示した基板205と同様のものとし得る。
【0028】
方法300の工程320は、第2の半導体材料とタイプIIバンド配列を有する第1の半導体材料を選択する工程である。一実施形態において、第1の半導体材料は、第1のIII族材料と第1のV族材料とを有する。特定の一実施形態において、第1の半導体材料はGaAs0.5Sb0.5を有する。
【0029】
方法300の工程330は、第1の半導体材料を含む第1の半導体領域を形成する工程である。一例として、第1の半導体領域は、図1及び2にそれぞれ示したソース領域110又はソース領域210と同様のものとし得る。
【0030】
方法300の工程340は、第2の半導体材料を含む第2の半導体領域を形成する工程である。一例として、第2の半導体領域は、図1及び2にそれぞれ示したチャネル領域130又はチャネル領域230と同様のものとし得る。一実施形態において、第2の半導体材料は、第2のIII族材料と第2のV族材料とを有する。第2のIII族材料は、第1のIII族材料と同じであってもよいし、異なっていてもよい。同様に、第2のV族材料は、第1のV族材料と同じであってもよいし、異なっていてもよい。一実施形態において、工程330、工程340、又は別の一工程は、第1の化合物半導体及び第2の化合物半導体を互いに格子整合させることを有する。特定の一実施形態において、第2の半導体材料はIn0.53Ga0.47Asを有する。
【0031】
方法300の工程350は、第3の半導体材料を含む第3の半導体領域を形成する工程である。一例として、第3の半導体領域は、図1及び2にそれぞれ示したドレイン領域120又はドレイン領域220と同様のものとし得る。一実施形態において、第3の半導体材料は、第3のIII族材料と第3のV族材料とを有する。第3のIII族材料は、第2及び/又は第1のIII族材料と同じであってもよいし、異なっていてもよい。同様に、第3のV族材料は、第2及び/又は第1のV族材料と同じであってもよいし、異なっていてもよい。一実施形態において、工程350は、第3の半導体材料として、その伝導帯の底より上に位置する電荷中性レベルを有する半導体材料を選択することを有する。特定の一実施形態において、第3の半導体材料はIn0.53Ga0.47Asを有する。
【0032】
方法300の工程360は、少なくとも第1の半導体領域の少なくとも一部の上に、ゲート絶縁体を堆積する工程である。一例として、ゲート絶縁体は、図1及び2にそれぞれ示したゲート絶縁体145又はゲート絶縁体245と同様のものとし得る。
【0033】
方法300の工程370は、ゲート絶縁体の上にゲート電極を形成する工程である。一例として、ゲート電極は、図1及び2にそれぞれ示したゲート電極140又はゲート電極240と同様のものとし得る。
【0034】
方法300の工程380は、TFETのゲートコンタクト、ソースコンタクト及びドレインコンタクトを形成する工程である。
【0035】
図4は、本発明の一実施形態に従ったプレーナTFETの製造方法400を例示するフローチャートである。一例として、方法400は、図2に示したTFET200と同様のTFETの形成をもたらし得る。方法400はまた、図5−8に示して後述するTFET500の形成をもたらし得る。図5−8は、本発明の一実施形態に従った製造プロセスの様々な段階におけるTFET500の断面図である。方法400の工程群のうちの多くは、技術的に周知の技術に従って成し遂げられ得る。そのような場合には、そのような技術の細部については詳述しない(あるいは、全く説明しない)。プレーナTFET設計は、縦型TFET設計の特徴であり得るソース/ゲート又はドレインの重なり容量(オーバーラップキャパシタンス)を分離するために使用され得る。
【0036】
方法400の工程410は、基板を準備する工程である。一例として、基板は図2に示した基板205と同様のものとし得る。
【0037】
方法400の工程420は、基板上にチャネル領域を形成する工程である。一例として、チャネル領域は、図2に示したチャネル領域230と同様のものとし得る。他の一例として、チャネル領域は、図5に最初に示すチャネル領域530と同様のものとし得る。一実施形態において、工程420は、第1の半導体材料が後述の工程460にて導入される第2の半導体材料とタイプIIバンド配列を有するように、チャネル領域を占めるべき第1の半導体材料を選択することを有する。特定の一実施形態において、工程420はIn0.53Ga0.47Asを成長させることを有する。
【0038】
方法400の工程430は、チャネル領域上にゲート領域を画成する工程である。一例として、ゲート領域は、図2に示したゲート領域240と同様のものとし得る。他の一例として、ゲート領域は、図5に最初に示すゲート領域540と同様のものとし得る。一実施形態において、工程430は、high−k又はその他のゲート絶縁体(例えば、図5に最初に示すゲート絶縁体545など)とゲート金属(例えば、図5に最初に示すゲート金属546など)とを堆積し、それらをパターニングして犠牲ゲートを画成することを有する。
【0039】
方法400の工程440は、第1のドーパント種の注入及び活性化を行い、ゲート領域に隣接するソース領域及びドレイン領域を画成するとともに、ドレイン領域にドレイン材料を形成する工程である。ソース領域及びチャネル領域は、それらの隣接し合う側に沿って、プレーナTFETのトンネル接合を形成する。工程440の一部として、あるいは恐らくは後続の工程450(後述する)である方法400の異なる段階にて、の何れかで、第1のドーパント種は、技術的に知られた技術に従ったアニールプロセスによって活性化され得る。一例として、ソース領域及びドレイン領域は、それぞれ、図1又は2に示したソース領域110、210及びドレイン領域120、220と同様のものとし得る。工程440のイオン注入は、n型又はp型の注入イベントを表す矢印を用いて図5に描かれている。一実施形態において、工程440は、ソース領域及びドレイン領域に上記ドーピング種(例えば、n+)を注入し、その後、後のp+注入にソース領域を晒すようにソース領域をエッチングすることを有する。例えば、アモルファス化されたInGaAsはエピタキシャル膜に対して選択的にエッチングされるので、エッチングに先立ってソース領域が高エネルギーのイオン注入によってアモルファス化されていると、このプロセスの助けとなり得る。
【0040】
様々な実施形態において、上述のように、チャネル領域及びドレイン領域は同じ半導体材料を有するので、例えば、チャネル領域がアンドープあるいは低濃度ドープのIn0.53Ga0.47Asを含む場合、工程440後のドレイン領域は、より高濃度にドープされたIn0.53Ga0.47Asを含み得る。図6は、本発明の一実施形態に従った工程440の結果を例示している。一例として、工程440によって画成されるソース領域は、図6に示すソース領域610と同様のものとすることができ、工程440によって画成されるドレイン領域は、図6に示すドレイン領域620と同様のものとすることができる。
【0041】
方法400の工程450は、ソース領域を露出させて、ゲート領域及びチャネル領域の上にマスク層を堆積する工程である。一例として、マスク層は、図7に示すマスク層701と同様のものとすることができる。一実施形態において、マスク層701は窒化シリコン(SiN)を有し得る。一実施形態において、工程450は、犠牲ゲートの除去に先立たれ、且つドープされた領域の注入物活性化アニールに続かれることができる。例えば、図7においては、ソース領域から、注入された材料が除去されており、マスク層701はソース領域610上には延在していない。
【0042】
方法400の工程460は、ソース領域にソース材料を形成する工程である。一実施形態において、工程460は、(上述の工程420にて導入された)第1の半導体材料とタイプIIバンド配列を有する第2の半導体材料をソース領域に形成することを有する。特定の一実施形態において、工程460はGaAs0.5Sb0.5を成長させることを有する。一例として、工程460は、数nmの第1の半導体材料(例えば、InGaAs)のその場再成長と、それに続く、例えばその場pドープされるGaAsSbなどのソース材料の再成長とを有し得る。ソース材料は、マスク層によって覆われた領域上には成長しない。
【0043】
方法400の工程470は、マスク層を除去する工程である。図8は、本発明の一実施形態に従った工程470の実行後のTFET500を示している。
【0044】
方法400の工程480は、ゲート絶縁体、ソース/ドレインコンタクト、及びゲート電極を形成する工程である。一例として、ゲート絶縁体、ソース/ドレインコンタクト、及びゲート電極は、それぞれ、図1又は2に示したゲート絶縁体145及び/又は245、ソースコンタクト/ドレインコンタクト111、211/121、221、及びゲート領域140及び/又は240と同様のものとすることができる。工程480及びその他の処理工程の実行により、図2に示したTFET200に似たTFETがもたらされ得る。
【0045】
方法400は、本発明に従ったプレーナTFETを構築する1つの方法である。当然ながら、数多くのその他の方法及び変形例も可能である。そのような更なる方法の1つを次に説明する。デバイス製造は、反応炉内でバッファ層/基板上にアンドープ(あるいは低濃度ドープ)のInGaAsを成長させることで開始され得る。そして、上記反応炉内で、格子整合されたp型GaAsSb(InGaAsと同様にInPにも格子整合される)が堆積される。GaAsSb層が成長されると、ウェハは真空チャンバから取り出され、SiNマスクが堆積される。ソースメサが、従来からのリソグラフィによって、アンドープのInGaAsのバルク内の何れかの箇所までエッチングを行うことで形成される。そして、ウェハは反応炉へと送られ、続いて、アンドープのInGaAsの再成長が行われる。SiN層上ではInGaAsは成長されない。数nmのInGaAsの後、n+のInGa1−xAs(x=0.53)又は歪みInGa1−xAs(x>0.53)のドレインが堆積される。デバイス製造の残りの部分が実行され、ゲート酸化膜、S/D及びゲートが形成される。
【0046】
特定の実施形態を参照して本発明を説明したが、当業者に理解されるように、本発明の精神又は範囲を逸脱することなく様々な変形が為され得る。従って、本発明の実施形態の開示は、本発明の範囲の例示を意図するものであって、限定的であることを意図するものではない。本発明の範囲は、添付の請求項によって必要とされる範囲によってのみ限定されるべきである。例えば、当業者には容易に明らかになるように、ここで説明したTFET及びそれに関連する構造及び方法は、多様な実施形態にて実現されることができ、それらの実施形態のうちの特定のものに関する以上の説明は、必ずしも、全ての取り得る実施形態の完全な説明を表すわけではない。
【0047】
また、特定の実施形態に関して利益、その他の利点、及び問題の解決策を説明した。しかしながら、それらの利益、利点、問題の解決策、及び何らかの利益、利点若しくは解決策を生じさせる、あるいは一層明白なものにする如何なる要素又は要素群も、何れかの請求項又は全ての請求項の重要、必要あるいは本質的な特徴又は要素として解されるべきではない。
【0048】
さらに、ここで開示した実施形態及び限定事項は、それらの実施形態及び/又は限定事項が:(1)請求項中で明示的に要求されていない場合;及び(2)均等論の下で請求項中の明示的な要素及び/又は限定事項と潜在的に均等であるわけではない場合、奉仕の原則の下で公に捧げられるものではない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ソース領域;
ドレイン領域;
前記ソース領域と前記ドレイン領域との間のチャネル領域;及び
前記チャネル領域に隣接するゲート領域;
を有するトンネル電界効果トランジスタであって、
前記ソース領域は、第1のIII族材料と第1のV族材料とを有する第1の化合物半導体を含み、且つ
前記チャネル領域は、第2のIII族材料と第2のV族材料とを有する第2の化合物半導体を含む、
トンネル電界効果トランジスタ。
【請求項2】
前記第2の化合物半導体は、前記第1の化合物半導体とタイプIIバンド配列を有する、請求項1に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
【請求項3】
前記ドレイン領域は、その伝導帯の底より上に位置する電荷中性レベルを有する材料を含む、請求項1に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
【請求項4】
前記第1の化合物半導体及び前記第2の化合物半導体は互いに対して格子整合されている、請求項1に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
【請求項5】
前記第1の化合物半導体はGaAs0.5Sb0.5であり、且つ
前記第2の化合物半導体はIn0.53Ga0.47Asである、
請求項1に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
【請求項6】
前記ドレイン領域は第3の化合物半導体を有し、且つ
前記第3の化合物半導体はIn0.53Ga0.47Asである、
請求項5に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
【請求項7】
前記ソース領域と前記チャネル領域との間のデルタ層、を更に有する請求項5に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
【請求項8】
前記デルタ層は前記ソース領域と前記チャネル領域との接合の位置にあり、
前記接合は当該トンネル電界効果トランジスタのトンネル接合であり、且つ
前記デルタ層は、前記トンネル接合における価電子帯オフセット及びバンドギャップのうちの少なくとも一方を低下させる材料を有する、
請求項7に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
【請求項9】
前記デルタ層はGaAs0.08Sb0.92を有し、且つ
前記デルタ層は完全に歪まされている、
請求項8に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
【請求項10】
基板;
前記基板上のソース領域;
前記基板上のドレイン領域;
前記ソース領域と前記ドレイン領域との間のチャネル領域;及び
前記チャネル領域に隣接するゲート領域;
を有するトンネル電界効果トランジスタであって、
前記ソース領域は第1の半導体材料を含み、
前記チャネル領域は第2の半導体材料を含み、且つ
前記第2の半導体材料は、前記第1の半導体材料とタイプIIバンド配列を示す、
トンネル電界効果トランジスタ。
【請求項11】
前記ソース領域及び前記チャネル領域は、前記ソース領域の全体が前記チャネル領域の全体より上にあるように、前記基板上で縦方向に配置されている、請求項10に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
【請求項12】
前記ソース領域及び前記チャネル領域は、前記チャネル領域の全体より上に前記ソース領域の部分がなく、且つ前記ソース領域の全体より上に前記チャネル領域の部分がないように、前記基板上で横方向に配置されている、請求項10に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
【請求項13】
前記ドレイン領域は、その伝導帯の底より上に位置する電荷中性レベルを有する材料を含み、且つ
前記第1の半導体材料及び前記第2の半導体材料は互いに対して格子整合されている、
請求項10に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
【請求項14】
前記ドレイン領域は第3の半導体材料を含み、
前記第1の半導体材料はGaAs0.5Sb0.5であり、
前記第2の半導体材料はIn0.53Ga0.47Asであり、且つ
前記第3の半導体材料はIn0.53Ga0.47Asである、
請求項10に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
【請求項15】
前記ソース領域と前記チャネル領域との接合が、当該トンネル電界効果トランジスタのトンネル接合を有し、
当該トンネル電界効果トランジスタは更に、前記トンネル接合の位置にデルタ層を有し、
前記デルタ層は、前記トンネル接合における価電子帯オフセット及びバンドギャップを低下させる材料を有し、且つ
前記デルタ層は完全に歪まされている、
請求項10に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
【請求項16】
前記デルタ層はGaAs0.08Sb0.92を有する、請求項15に記載のトンネル電界効果トランジスタ。
【請求項17】
トンネル電界効果トランジスタを製造する方法であって:
基板を準備する工程;
第2の半導体材料とタイプIIバンド配列を有する第1の半導体材料を選択する工程;
前記第1の半導体材料を含む第1の半導体領域を形成する工程;
前記第2の半導体材料を含む第2の半導体領域を形成する工程;
第3の半導体材料を含む第3の半導体領域を形成する工程;
少なくとも前記第1の半導体領域の少なくとも一部の上にゲート絶縁体を堆積する工程;
前記ゲート絶縁体の上にゲート電極を形成する工程;及び
前記トンネル電界効果トランジスタのゲートコンタクト、ソースコンタクト及びドレインコンタクトを形成する工程;
を有する方法。
【請求項18】
前記第1の半導体材料は、第1のIII族材料と第1のV族材料とを有し、
前記第2の半導体材料は、第2のIII族材料と第2のV族材料とを有し、且つ
前記第3の半導体材料は、第3のIII族材料と第3のV族材料とを有する、
請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記第3の半導体領域を形成する工程は、前記第3の半導体材料として、その伝導帯の底より上に位置する電荷中性レベルを有する半導体材料を選択することを有する、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記第1の半導体材料及び前記第2の半導体材料を互いに対して格子整合させること、を更に有する請求項17に記載の方法。
【請求項21】
前記第1の半導体材料を選択する工程はGaAs0.5Sb0.5を選択することを有し、
前記第2の半導体材料はIn0.53Ga0.47Asを有し、且つ
前記第3の半導体材料はIn0.53Ga0.47Asを有する、
請求項17に記載の方法。
【請求項22】
プレーナ型トンネル電界効果トランジスタを製造する方法であって:
基板を準備する工程;
前記基板上にチャネル領域を形成する工程;
前記チャネル領域上にゲート領域を画成する工程;
第1のドーパント種を注入して、前記ゲート領域に隣接するソース領域及びドレイン領域を画成し、且つ前記ドレイン領域にドレイン材料を形成する工程;
前記ソース領域を露出させて、前記ゲート領域及び前記チャネル領域の上にマスク層を堆積する工程;
前記ソース領域にソース材料を形成する工程;
前記マスク層を除去する工程;及び
ゲート絶縁体、ソース/ドレインコンタクト及びゲート電極を形成する工程;
を有し、
前記ソース領域及び前記チャネル領域は、それらの隣接し合う側に沿って、前記プレーナ型トンネル電界効果トランジスタのトンネル接合を形成する、
方法。
【請求項23】
前記チャネル領域を形成する工程は、前記チャネル領域を占める第1の半導体材料を選択することを有し、
前記ソース領域に前記ソース材料を形成する工程は、前記ソース領域に第2の半導体材料を形成することを有し、且つ
前記第1の半導体材料は、前記第2の半導体材料とタイプIIバンド配列を有する、
請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記チャネル領域を形成する工程はIn0.53Ga0.47Asを成長させることを有し、
前記ソース材料を形成する工程はGaAs0.5Sb0.5を成長させることを有し、且つ
前記ドレイン材料を形成する工程はIn0.53Ga0.47Asを成長させることを有する、
請求項23に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2012−514345(P2012−514345A)
【公表日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−544473(P2011−544473)
【出願日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際出願番号】PCT/US2009/068550
【国際公開番号】WO2010/078054
【国際公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【出願人】(593096712)インテル コーポレイション (931)
【Fターム(参考)】