説明

ナビゲーション装置、及びナビゲーション方法

【課題】
ユーザが目的地を設定する際に目的地だけではなく目的地到着後に目的地周辺へ出かける場合の天候情報がわからず不便であった。また、必ず目的地を設定するわけではなく現在走行している地点や周辺地点、またはユーザが任意に指定した地点やその周辺地点の天気の移り変わりを知ることができなかった。
【解決手段】
現在位置を地図上に表示する地図表示手段と、現在位置から目的地までの経路を算出して目的地設定を行う目的地設定手段と、複数の地点の天候情報を取得する天候情報取得手段と、ユーザが設定する前記目的地を含む地図を表示し、前記現在地から目的地までの走行ルートに関係なく、前記目的地の到着時刻に応じた前記目的地及び該目的地を含む画面に表示されている地図内に存在し、前記天候情報が取得されている地点の天候情報を表示する天候情報表示制御手段とを有することを特徴とするナビゲーション装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はナビゲーション装置に関するものであり、例えばナビゲーション装置で天候情報を表示するものに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のナビゲーション装置では例えば目的地周辺のグルメ情報や観光情報等の目的地に関する情報を表示するような経路案内以外の様々なサービスが提供されている。また、新たなサービスとして特許文献1及び特許文献2のように天候情報をユーザに提供するサービスが提案されている。特許文献1及び特許文献2では、各地域への到着時刻における気象予測値を取得し、目的地と目的地までの走行ルート上の通過地点に対してそれらの地点における天候情報を表示するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−50173号公報
【特許文献2】特開2000−258174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2ではナビゲーション装置に表示される天候情報は目的地への到着時刻の天候情報表示や目的地までの走行ルート上の天候情報のみをユーザに提供するものであるため、目的地までの走行ルート上の天候しか知ることはできない。そのため、ユーザが目的地を設定する際に目的地だけではなく目的地到着後に目的地周辺へ出かける場合の天候情報がわからず不便であった。また、現在走行している地点やその周辺地点、またはユーザが任意に指定した地点やその周辺地点の天気の移り変わりを容易に知ることができず、現在位置や任意の地点を基点としてユーザが行動計画を立てる際に不便であった。本発明は上記の課題を解決するものであり、ユーザに対してよりサービス性の高い有用な情報提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明では、現在位置を地図上に表示する地図表示手段と、現在位置から目的地までの経路を算出して目的地設定を行う目的地設定手段と、複数の地点の天候情報を取得する天候情報取得手段と、ユーザが設定する前記目的地を含む地図を表示し、前記現在地から目的地までの走行ルートに関係なく、前記目的地の到着時刻に応じた前記目的地及び該目的地を含む画面に表示されている地図内に存在し、前記天候情報が取得されている地点の天候情報を表示する天候情報表示制御手段とを有することを特徴とするナビゲーション装置が提供される。これにより、目的地を中心とした周辺地点への事前の行動計画を立てやすくなる。
【0006】
また、本発明では現在位置を地図上に表示する地図表示手段と、複数の地点の天候情報を取得する天候情報取得手段と、前記現在位置を含む地図を表示し、現在時刻に応じた前記現在位置及び該現在位置を含む画面に表示されている地図内に存在し、前記天候情報が取得されている地点の天候情報を表示する天候情報表示制御手段とを有することを特徴とするナビゲーション装置が提供される。これにより、現在位置を中心とした周辺地点への事前の行動計画を立てやすくなる。
【0007】
また、本発明では現在位置を地図上に表示する地図表示手段と、複数の地点の天候情報を取得する天候情報取得手段と、ユーザが選択する任意の地点を含む地図を表示し、現在時刻に応じた前記任意の地点及び該任意の地点を含む画面に表示されている地図内に存在し、前記天候情報が取得されている地点の天候情報を表示する天候情報表示制御手段とを有することを特徴とするナビゲーション装置が提供される。これにより、任意の指定地点を中心とした周辺地点への事前の行動計画を立てやすくなる。
【0008】
また、本発明では前記天候情報表示制御手段は前記到着時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報を表示することを特徴とするナビゲーション装置が提供される。これにより、ユーザは目的地やその周辺地点の天候情報の推移を知ることができ、事前の行動計画の立てやすくなる。
【0009】
また、本発明では前記天候情報表示制御手段は前記現在時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報を表示することを特徴とするナビゲーション装置が提供される。これにより、ユーザは現在地やユーザが任意に指定した地点またはそれらの周辺地点の天候情報の推移を知ることができ、事前の行動計画の立てやすくなる。
【発明の効果】
【0010】
本発明はナビゲーション装置の機能と連動して、ユーザに対してよりサービス性の高い有用な情報提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】ナビゲーション装置の構成図
【図2】天候情報の受信及び受信した天候情報のデータを使用するタイミングチャート
【図3】天候情報データを採用する例を示す図
【図4】目的地の天候情報を含む経路案内図
【図5】目的地及び目的地周辺の天候情報を表示する図
【図6】目的地の各時間帯ごとの天候情報を表示する図
【図7】現在位置の天候情報を表示する図
【図8】現在位置及び現在位置周辺の天候情報を表示する図
【図9】任意の指定地点の天候情報を表示する図
【図10】任意の指定地点及び任意の指定地点の周辺の天候情報を表示する図
【図11】目的地設定のフローチャート
【図12】天候情報受信後の天候情報アイコン表示のフローチャート
【図13】指定地点及び指定地点周辺の天候情報を表示する処理のフローチャート
【図14】目的地、目的地周辺及び目的地までの経路上の地点の天候情報を表示する図
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明を実施するための最良の形態について、以下図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1は、ナビゲーション装置2の構成を示す。本実施形態のナビゲーション装置2はディスク再生部21と、メモリーカード再生部22と、TV受信部23と、ラジオ受信部24と、ディスプレイ25と、GPS(Global Positioning System)情報受信部26と、操作部27と、通信部28と、これらと電気的に接続される制御部20と、を備える。
【0013】
ディスク再生部21は、CDやDVD等の光ディスクに記録されているコンテンツを再生し、CD/DVDデッキを備える。メモリーカード再生部22は、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)メモリーカードといったナビゲーション装置に着脱可能な移動型記憶媒体に格納されているコンテンツを再生する。
【0014】
TV受信部23は、DTV(Digital Television)放送やワンセグ放送等の地上波デジタルテレビジョン放送信号(以下、「放送信号」という)を受信する。放送信号には通常のテレビジョン用の信号領域以外にデータ領域を有しているため、放送局からはこのデータ領域を利用して各地の天候情報やガソリン価格情報等を含む放送信号(以下「天候情報」という)が送信される。TV受信部23は放送信号のデータ領域に含まれる天候情報を受信する。また、このTV受信部23は「天候情報取得手段」に相当する。
【0015】
TV受信部23は、オーディオモードがDTV放送以外となった時は放送信号を送信している放送局にチャンネルを自動的にあわせ、天候情報を裏受信する。なお、選局した放送局が受信できない場合はネットワークフォローにて天候情報を送信している次の対象放送局を選局する。また、天候情報のデータの更新頻度は例えば3時間おきや、6時間おきのように放送局側で任意の時間に設定される。
【0016】
ラジオ受信部24は、FM放送、AM放送、VICS(Vehicle Information and Communication System)情報等を受信する。ディスプレイ25は目的地を検索する検索手段選択画面や、地図情報と共にナビゲーション装置または車両の現在位置(以下、「現在位置」という)を表示したり、オーディオの操作に必要なアイコンやDTV画像等の情報を表示する。GPS情報受信部26は、GPS情報を受信するもので、図示しないGPS用受信アンテナに接続されている。操作部27は、ユーザの操作に応じて、操作ボタンに対応する電気信号を制御部20へ送信するもので、ディスプレイ25の表示画面に透明電極で形成されたタッチスイッチおよびディスプレイ25の周囲に設けられた固定のハードスイッチからなる。また、操作部27は、ナビゲーション装置2に一体的に設けられているが、遠隔操作を可能とするリモートコントローラであってもよく、あるいは両者を併用してもよい。通信部28は携帯端末等の機器との通信を行なう。通信の方法は有線、無線を問わず行なわれる。なお、これまで述べた天候情報の受信、及び以下に述べる天候情報の受信は通信部28を用いた通信による受信であってもよい。
【0017】
さらに、以下の説明は地上デジタルテレビジョン放送信号の受信を前提に説明を行うが、放送信号はこれに限るものではなく、ユーザが天候情報を取得するための操作をおこなうことなく、予め天候情報を受信でき、ナビゲーション装置の地図情報の表示にあわせて、天候情報を受信できる通信形態であればよい。これにより、ユーザは天候情報の取得を意識せずにナビゲーション装置の操作と連携して天候情報を得ることができる。
【0018】
制御部20は目的地設定部31、到着時刻予測部32、天候情報表示制御部33を備え、これらは各々「目的地設定手段」、「到着時刻予測手段」、「天候情報表示制御手段」に相当する。また、制御部20はナビゲーションに関する制御の他、ディスク再生部21やメモリーカード再生部22によるコンテンツ情報の再生や、TV受信部23、通信部28、またはラジオ受信部24による放送波の受信処理や再生処理を行う。なお、制御部20は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリ等を含むコンピュータとコンピュータ上で実行されるプログラムによって実現される。
【0019】
目的地設定部31は、都道府県名または市町村名等の名称に基づいた検索や、目的地とする施設のジャンルによる検索、または電話番号検索等の目的地に関する項目について検索を行い、その結果表示された複数の目的地候補の中から目的地を選択して設定する。
【0020】
到着時刻予測部32は、現在位置から目的地への到着時刻を算出する。なお、この到着時刻予測は現在位置から目的地までの走行する一般道や高速道等の道路種別、走行する予定の道路の渋滞状況等の現在地から目的地に到着するまでの付加情報を参照して算出してもよい。
【0021】
天候情報表示制御部33は、操作部27を用いてユーザが指定した地点に対してTV受信部23が受信した天候情報の表示を制御する。ユーザが指定できる地点としては、目的地、現在位置及び任意の指定地点があり、表示制御としてはいずれか選択された地点とその周囲の地点、即ち選択された地点を含む画面に表示されている地図内に存在し、天候情報が取得されている地点に関する天候情報を地図上に表示する。天候情報とは、所定の地点または所定の範囲の天気、気温、降水確率、降水量、湿度等の気象状況を表す情報をいい、また季節によっては花粉情報や桜の開花情報、積雪情報であり、その内の少なくとも1つ以上の情報であればよい。例えば、神戸市の天気または京都市の気温や降水確率等である。この天候情報は図示しない放送局から送信されており、TV受信部23が天候情報を受信すると、制御部20は受信したデータを図示しないメモリに追加記憶する。なお、新しいデータを記憶する場合には過去のデータに上書きしてもよい。
【0022】
さらに、データはユーザが指定した地点の天候情報を表示する際には記憶されている最新のデータを使用し、ユーザが指定した地点に対応する時刻の天候情報を表示する。ユーザが指定した地点に対応する時刻とは、指定した地点が目的地である場合は、目的地への到着時刻であり、指定した地点が現在地、自宅またはユーザが任意に指定した地点であれば現在時刻である。
【0023】
したがって、到着時刻や現在時刻と同一時刻の天候情報のデータが記憶されていれば、同一時刻の天候情報データを利用し、同一の時刻の天候情報のデータがない場合は、ユーザの指定した地点に対応する時刻よりも先の直近の時刻のデータを使用する。例えば、指定した地点に対応する時刻が1:00で1:00の天候情報のデータが記憶されておらず、対応するデータが1時間前の12:00と1時間後の2:00のデータと3時間後の4時のデータが記憶されている場合は、ユーザが指定した地点に対応する時刻よりも先の直近の時刻の2:00のデータを使用する。ただし、上記同一時刻の天候情報または先の直近の時刻の天候情報データがない場合(例えば指定した地点に対応する時刻が1:00の場合に1:00の天候情報、または1:00以降のデータがない場合)は天候情報を表示しない。また、以下に詳細に説明するように、ユーザが指定した地点の天候情報は指定した地点から最も距離の近い地点の天候情報のデータを利用するが、指定した地点から最も距離の近い天候情報のデータを有する地点の距離が離れている場合(例えば80km以上の場合)は天候情報を表示しない。
【0024】
放送局のデータの更新は例えば1日のうちで0:00、6:00、12:00、18:00の4回、6時間毎に行われる。ここで天候情報データに含まれるデータの種類の例としては、地点名称、緯度経度情報、予想天気、予想気温、予想降水量のデータである。
図2は天候情報の受信及び受信した天候情報のデータを使用するタイミングチャートである。図2を用いてデータの受信処理について説明すると、1月23日の0:00にデータAを受信している。このデータAは例えば受信日を含む2日間の天候情報であって、2日間の各時間毎(例えば3時間毎)の天候の推移を示すデータである。上記目的地設定部31により目的地を設定し、到着時刻予測部32によりその目的地への到着時刻が2時30分となる場合は、天候情報表示制御部33により到着時刻の先の直近であるデータAの1月23日3時の天候情報データを抽出してディスプレイ25に表示する。なお、データAには各地点別の各時間毎のデータが含まれている。例えば、データAには神戸市、西宮市、大阪市といった各地方都市(市、町、村)の3時間毎の天候情報が含まれており、天候情報表示制御部33は、これらの複数の地点データのうち、目的地から最も距離の近いデータを指定地点の天候情報として採用している。
【0025】
目的地から最も距離の近い天候情報データの採用の具体例をあげると、図3に示すように目的地をGとした場合、この目的地Gを中心として半径rの円Rを描く。この円Rの半径rの長さは少なくとも天候情報を有する地点データが2つ以上含まれる長さとする。この例では地点データP1とP2が含まれている。地点データP3は円Rの外にあるため目的地Gに対する天候情報としては採用されない。
【0026】
次に、P1とP2のGとの距離を比較した場合P1とGの距離aとP2とGの距離bがa<bの関係にあることから、円R内で目的地Gからの距離が最も近い地点データP1を目的地の天候情報として採用する。
【0027】
図2に示す1月23日の6:00にデータBが受信されると、データBは制御部20内部または外部の図示しないメモリに保存される。このデータBは前回受信したデータAよりも情報の内容が新しいデータである。データBを受信した後に目的地の設定が行なわれ、その到着時刻が1月23日の18:00の場合に、最新のデータであるデータBを天候情報として用いる。データBに1月23日の18:00のデータがあればこのデータを天候情報として採用し、18:00のデータがない場合は先の直近のデータを天候情報として採用する。これにより最新のデータに基づいた目的地の天候情報を取得できる。
【0028】
また、データCの受信日時が1月23日の24:00であるにもかかわらずデータCを受信できなかった場合は、データBを最新データとして採用する。目的地の検索及び到着時刻を予測するのが1月23日の24:00以降の場合に目的地への到着時刻が1月24日の3:00であれば、本来ならデータCを天候情報として利用するが、データCは受信できていないのでデータBを目的地の天候情報として利用する。なお、到着時刻に対応する日時のデータがない場合は天候情報の表示を行わない。例えばデータBは1月25日の6:00までのデータしか有しておらず、最新の更新データであるデータCを受信していない場合に到着時刻が1月25日の8:00であれば天候情報は表示しない。
また、上述のように更新データを受信できない場合は受信済みのデータのうち最新のデータであるデータBを天候情報として利用する。なお、次のデータ配信時である1月25日の6:00にデータDを受信すれば、このデータDを最新のデータとして天候情報に採用する。
【0029】
次に、図4は目的地を設定して目的地への到着時刻を予測した後に現在位置と目的地の天候情報をディスプレイ25に表示する例である。現在位置マーク401はナビゲーション装置または車両の現在位置を示している。目的地の天候情報アイコン402は目的地の情報であることが一目でわかるように「G」マークにて表示するともに、目的地に到着する予測時刻と予測時刻の天気情報(晴れ)を表示している。なお、目的地の天候情報アイコン402をユーザが操作することにより別画面に遷移する。これについては以下に詳述する。
【0030】
画面上のボタンまたはアイコンについて説明を行う。詳細ボタン403を操作すると、地図の縮尺を拡大表示する。表示変更ボタン404を操作すると、地図の切替(平面図または俯瞰表示)や周辺施設の表示設定等の画面表示形式の変更を行う。広域ボタン405を操作すると地図の縮尺を縮小表示する。また、時計アイコン406は現在時刻を表示し、方位アイコン407は車両が進行する方位を表示する。
【0031】
目的地の天候情報アイコン402をユーザが指でタッチして選択すると、図5に示す目的地及び目的地周辺の天候情報を表示する画面をディスプレイ25に表示する。図5の目的地アイコン507は目的地到着時刻の天候情報のうち天気情報(晴れ)を示している。目的地周辺の地点アイコンA〜C及びX〜Z(A〜C及びX〜Zは地名)は目的地周辺の地名と各地点の天候情報のうち天気情報を表示している。画面に表示される天候情報は一画面に表示可能な範囲内で、かつ目的地を含む全ての天候情報が取得されている地点の天候情報が表示される。また、ユーザの設定により目的地を中心として所定の半径距離の円内の地点の天候情報のみを表示することも可能である。なお、ここでいう地点とはある所定のポイントのみではなく、そのポイントから広がりをもった範囲も含むものである。また、目的地周辺の地点の天候情報は目的地への到着時刻と同じ時刻の天候情報である。さらに、目的地周辺とは例えば地図の縮尺を32万分の1図で固定した場合に半径50km〜60kmに含まれる範囲の地点をいい、具体的には例えば神戸から奈良までの各地点の天候情報をいう。なお、この目的地周辺の地点には目的地設定後の出発地から目的地までの走行ルート上の地点以外の地点が含まれている。これにより、ユーザは目的地を中心とした周辺地点への事前の行動計画を立てやすくなる。
【0032】
また、図5に示す時間スクロールバー506には画面に表示されている天候情報の日時が示されており、左右の矢印ボタンをユーザが操作することにより、画面に表示される天候情報の時間を早めたり遅くしたりできる。この時間毎のデータは以下に詳述する図6の天候情報のデータに対応している。これにより、目的地とその周辺の同時刻の天候情報を取得でき、目的地とその周辺の今後の天候の移り変わりをユーザが知ることができる。このように天候情報の移り変わりをユーザが出発地から目的地を設定する際に予め得られていれば、ユーザは行動計画を事前に立てやすくなる。
【0033】
なお、図5に示す目的地アイコン507やその周辺の地点アイコンに表示されている天候情報は天気情報のみであるが、気温、降水確率、降水量、湿度等の天候情報を表示することも可能である。また、図4の天候情報アイコン402の選択はユーザが指で画面をタッチする以外にハードスイッチによる選択や遠隔操作を可能等するリモートコントローラによる選択であってもよく、あるいは両者を併用してもよい(以下、これを「ユーザの選択」という)。さらに、目的地周辺の地点アイコンに表示されている天候情報は目的地への到着時刻と同じ時刻の天候情報以外に、目的地到着後に目的地を新たな出発地点としてその周辺地点のいずれかを新たな目的地とした場合、新たな目的地の到着時刻に対応した天候情報としてもよい。
【0034】
また、目的地の到着時刻を基準とした場合に、現在位置から目的地までの距離と、現在位置から目的地周辺の各地点(A、B、C、X、Y、Z)の距離とを比較して、距離の大小に応じて目的地の到着時刻よりも遅い時刻または早い時刻の天候情報を表示してもよい。例えば、図5においてディススプレイに向かって下を南とした場合、ナビゲーション装置または車両がこの南の方向から進んできた場合に周辺地点Xは目的地Gと比較してナビゲーション装置または車両との距離が小さくなる。そのため目的地の到着時刻よりも早い時刻(例えば30分前の時間)の天候情報を周辺地点Xに表示する。これによりユーザは目的地手前または目的地よりも遠方の地点において、ナビゲーション装置または車両がその付近を通過する時刻の天候情報を予め得ることができ、事前の行動計画をたてやすくなる。
【0035】
次にユーザが指定した地点における天候情報の推移の詳細な表示について説明する。図5に示す目的地詳細ボタン501をユーザが選択することにより、図6に示す目的地への到着時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報の推移画面を表示する。この天候情報は図2のデータBに相当する。画面には地点名(神戸)と共にその地点における所定時間毎(例えば3時間毎)の天候情報の推移が表示される。なお、情報内容はこれらに制限されるものではなく、その他のあらゆる天候情報が表示可能である。これによりユーザは目的地またはその周辺地点の天候情報の推移を知ることができ、事前の行動計画の立てやすくなる。なお、戻るボタン601をユーザが操作すると図5に示す画面に戻る。
【0036】
また、図6の詳細情報画面へは目的地詳細ボタン507をユーザが操作することによっても遷移してもよい。また、呼出ボタン505を操作すると、図4に示す現在地を含む地図画面に遷移する。さらに、目的地周辺の地点のアイコンをユーザが操作することにより、各地点に対応した図6に示すような目的地への到着時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報の推移画面を表示してもよい。これによりユーザが目的地のみではなく各地点の目的地への到着時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報の推移を知ることができ、事前の行動計画を立てやすくなる。
【0037】
図7は現在位置の天候情報を表示する図であり、目的地が設定されていない場合に表示される。基本的な構成は上述の図4の目的地の天候情報を含む経路案内地図と同じである。異なる点は図4の目的地の天候情報アイコン402が現在位置の天候情報アイコン702となったことである。この現在位置の天候情報アイコン702は現在地であることを示す「丸囲みの矢印」マークと現在地に対応した現在時刻の天気(晴れ)を表示する。この現在位置の天候情報アイコン702をユーザが指でタッチして選択すると、図8に示す現在位置及び現在位置周辺地点の天候情報を表示する画面をディスプレイ25に表示する。この図8の画面と上述の図5の目的地及び目的地周辺地点の天候情報を表示する画面との違いは図5では目的地への到着時刻に対応した天候情報であるのに対して、図8は現在時刻に対応した天候情報であることである。また、画面に表示される天候情報は1画面に表示可能な範囲内で、かつ現在地を含む全ての天候情報が取得されている地点の天候情報が表示される。また、ユーザの設定により現在地を中心として所定の半径距離の円内の地点の天候情報のみを表示することも可能である。
【0038】
図8の現在位置詳細ボタン502をユーザが操作すると図6で説明したような画面において、現在時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報を表示する。また、図8に示す現在位置アイコン807をユーザが操作することにより上記現在時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報を表示する詳細な天候情報画面を表示するようにしてもよい。図8の目的地詳細ボタン501は目的地を設定していないので、ボタンを表示する場合でもユーザが選択しても機能をはたらかせないようにしたり、ボタンを削除してもよい。また、自宅詳細ボタン503をユーザが選択すると、現在時刻を基点にそれ以降の時刻の自宅の天候情報推移を表示する。さらに、自宅への到着時刻を算出し、図6に示すような自宅への到着時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報の推移が画面に表示してもよい。また、任意指定地点詳細ボタン504はユーザが任意の指定地点を設定していないので、ボタンを表示する場合でもユーザが選択しても機能をはたらかせないようにしたり、ボタンを削除してもよい。
【0039】
図9は任意の指定地点の天候情報を表示する図であり、ターゲットマーク901は例えばユーザがナビゲーション装置の画面を指でタッチした場合に表示される。表示されたターゲットマーク901はユーザがタッチした画面の位置に移動し、ターゲットマークの円内に天候情報を有する地点が入った場合に天候情報アイコン902として天候情報を表示する。また、ターゲットマークの円内に天候情報を有する地点がない場合でも、ターゲットマークの円内から最も距離の近い地点の天候情報が表示される。さらに、ターゲットマーク901の移動はユーザが画面をタッチするだけではなく、ハードスイッチや遠隔操作を可能とするリモートコントローラであってもよく、あるいは両者を併用による移動も可能である。
【0040】
この図9に示すユーザが任意に指定した地点の画面が図4に示す目的地への到着時刻に対応した画面と異なる点は図4の現在位置マーク401が図9のターゲットマーク901となり、目的地の天候情報アイコン402がターゲットマーク901により指定された地点(以下「任意の指定地点」という)の天候情報アイコン902となったことである。この任意の指定地点の天候情報アイコン902は任意の指定地点であるであることを示すターゲットマーク901とこの地点に対応した現在時刻の天気情報(晴れ)を表示する。なお、ターゲットマーク901による天候表示は目的地設定の有無に関わらず表示する。
目的地セットボタン903を操作すると、ターゲットマーク901により指定された地点を目的地として登録し経路案内を開始する。地点登録ボタン904を操作すると、ターゲットマーク901により指定された地点を図示しないメモリに地点の緯度、経度等の地点の情報を記憶し、ユーザの操作により予め記憶した地点の情報を表示できる。
【0041】
天候情報アイコン902をユーザが指でタッチして選択すると、図10に示す任意の指定地点及びその周辺地点の天候情報を表示する画面をディスプレイ25に表示する。この図10の画面と上述の図5の目的地及び目的地周辺地点の天候情報を表示する画面との違いは、図5では目的地への到着時刻の天候情報であるのに対して、図10は任意の指定地点(ターゲットマークの円内地点)に対応した現在時刻の天候情報である。また、画面に表示される天候情報は1画面に表示可能な範囲内で、かつユーザが任意に指定した地点を含む全ての天候情報が取得されている地点の天候情報が表示される。また、ユーザの設定によりユーザが任意に指定した地点を中心に所定の半径距離の円内の地点の天候情報のみを表示することも可能である。
【0042】
図10の任意の指定地点詳細ボタン504をユーザが操作すると、図6で説明したようなターゲットマークの円内の地点の現在時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報の推移画面が表示される。また、この天候情報推移の画面には図10に示す任意の指定地点アイコン1007をユーザが操作することにより遷移するようにしてもよい。図10の目的地詳細ボタン501は目的地の設定を行なわないときはボタンを表示する場合でもユーザが選択しても機能をはたらかせないようにしたり、ボタンを削除してもよい。また、自宅詳細ボタン503をユーザが選択すると、現在時刻を基点にそれ以降の時刻の自宅の天候情報推移を表示する。さらに、自宅への到着時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報の推移が画面に表示してもよい。
【0043】
次にこれまで説明した天候情報表示制御の動作についてフローチャートを用いて説明する。目的地設定による目的地予測時刻の天候情報を表示する処理フローチャートを図11に示す。これは、天候情報を表示する場合に目的地を設定する必要がある際の処理であり、目的地の設定を必要としない場合はこの処理は行われない。
【0044】
最初にナビゲーション装置による目的地の検索を実施するか否かを決定する(ステップS1101)。目的地検索を実施する場合(ステップS1101がYes)は目的地の検索を住所地等の目的地と関連する情報を用いて行なう(ステップS1102)。この目的地の検索により目的地候補がディスプレイ25に表示される。なお、目的地検索を行わない場合(ステップS1101がNo)は、目的地を検索する画面をそのまま表示させたり、所定時間経過後に現在位置を含む地図表示画面に戻る。そして、目的地候補のなかで目的地として設定する項目があれば、ユーザがその項目を選択する(ステップS1103がYes)。ユーザが目的地候補のいずれかの項目を選択しなければ、目的地候補の画面がそのまま表示されたり、所定時間経過後にナビゲーション装置または車両の現在位置を含む地図表示画面に戻る(ステップS1103がNo)。
【0045】
ユーザが目的地候補の中から目的地の項目を選択すると、目的地が設定され(ステップS1104)、現在地から目的地までの到着時刻を制御部20の到着時刻予測手段により算出する(ステップS1105)。そして、ディスプレイ25上に表示される図示しない案内開始ボタンを操作すると(ステップS1106がYes)、制御部20は現在位置から目的地までの経路案内を開始する(ステップS1107)。案内開始ボタンを操作しない場合は(ステップS1106がNo)、案内開始ボタンを表示した画面がそのまま表示されたり、所定時間経過後に現在位置を含む地図表示画面に戻る。
【0046】
次にナビゲーション装置2がTV受信部23によって天候情報を受信し、ナビゲーション装置2の機能と連携して天候情報を表示する動作について図12により説明する。
【0047】
ナビゲーション装置2の制御部20がTV受信部23により天候情報を受信した場合(ステップS1201がYes)、図示しないメモリに天候情報を記憶する(ステップS1202)天候情報を受信していない場合(ステップS1201がNo)は制御部20は繰り返し受信を行ったり、所定時間経過後に再度受信を行う。目的地が設定されている場合(ステップS1203がYes)は、予めメモリに記憶された天候情報の中から目的地の到着時刻に対応した天候情報を取得する(ステップS1204)。その結果、図4に示す目的地の天候情報アイコン402を画面に表示する(ステップS1205)。なお、目的地の設定が行われていない場合(ステップS1203がNo)は、制御部20はユーザによって任意の地点が指定されたか否か、即ちユーザがナビゲーション装置の画面を指でタッチしてターゲットマーク901が表示されたか否かを判断する(ステップS1206)。任意の地点が指定されていなければ(ステップS1206がNo)、予めメモリに記憶された天候情報の中から現在位置の現在時刻に対応した天候情報を取得する(ステップS1207)。その結果、現在地の天候情報アイコン702を画面に表示する(ステップS1208)。任意の地点が指定されていれば(ステップS1206がYes)、ターゲットマークにより指定された地点の天候情報を予めメモリに記憶された天候情報の中から取得する(ステップS1209)。その結果、ターゲットマークにより指定された任意の指定地点の天候情報アイコン902を表示する(ステップS1210)。
【0048】
次に、指定地点(目的地、現在地、またはユーザの任意の指定地点)及び指定地点周辺の天候情報表示の制御処理について図13のフローチャートを用いて説明する。
【0049】
上述のとおりナビゲーション装置の画面には状況に応じて指定地点に対応した図4、図7、または図9に示す天候情報アイコン402、702、または902が表示される。これらの天候情報アイコンをユーザが操作した場合(ステップS1301がYes)、天候情報アイコンの種類(402、702、または902)に応じて、図5、図8、または図10に示されるように指定地点(例えば図5に示す目的地G)、及び指定地点の周辺(例えば図5に示す目的地の周辺地点A、B、C、X、Y、Z)の天候情報が表示され(ステップS1302)、ステップS1303に移る。なお、天候情報アイコンをユーザが操作しない場合(ステップS1301がNo)は、図4、図7、または図9に示す天候情報アイコンを含む経路案内図が表示されたままとなる。
【0050】
ステップS1302において図5、図8、または図10に示す指定地点およびその周辺地点が表示された状態で目的地詳細ボタン501を操作するか、図5に示す目的地アイコン507を操作する(ステップS1303がYes)と、図6に示す目的地の各時間帯ごとの天候情報画面が表示される(ステップS1304)。なお、目的地詳細ボタン501を操作しない場合(ステップ1303がNo)は、ステップS1305に移る。このように目的地への到着時刻に応じた天候情報を含む目的地周辺の天候情報または目的地周辺の天候情報の推移をユーザに提供することで、目的地を予め定めているユーザがその目的地や目的地周辺への行動を予め調整でき、目的地を中心とした行動計画を立てやすくなる。
【0051】
ステップS1302において図5、図8、または図10に示す指定地点およびその周辺地点が表示された状態で、現在地詳細ボタン502を操作するか、現在地及び現在地周辺の天候情報が表示された状態で、図8に示す現在位置アイコン807を操作する(ステップ1305がYes)と、図6に示すような現在位置の現在時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報が画面に表示される(ステップS1306)。なお、現在地詳細ボタン502を操作しない場合(ステップ1305がNo)は、ステップS1307に移る。これにより、ユーザは現在位置とその周辺地点の現在時刻を基点とした天候の推移を知ることができ、現在位置を中心とした行動計画が立てやすくなる。
【0052】
ステップS1302において図5、図8、または図10に示す指定地点およびその周辺地点が表示された状態で、自宅詳細ボタン503を操作する(ステップS1307がYes)と、図6に示すような自宅の現在時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報が画面に表示される(ステップS1308)。また、自宅詳細ボタン503を操作しない場合(ステップ1307がNo)は、ステップS1309に移る。これにより、ユーザは自宅の現在時刻を基点とした天候の推移を知ることができ、天候情報に基づいた自宅への到着時刻の調整が可能となる。
【0053】
ステップS1302において図5、図8、または図10に示す指定地点およびその周辺地点が表示された状態で、任意の指定地点詳細ボタン504を操作するか、図10に示す任意の地点及びその周辺地点の天候情報が表示された状態で任意の指定地点アイコン1007を操作する(ステップS1309がYes)と、図6に示すようなユーザが選択する任意の地点の現在時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報が画面に表示される(ステップS1310)。これにより、ユーザは任意の指定地点とその周辺の現在時刻を基点とした天候の推移を知ることができ、任意の指定地点を中心とした行動計画がたてやすくなる。
【0054】
なお、任意の指定地点詳細ボタン504を操作しない場合(ステップ1309がNo)は、ステップS1302による指定地点及び指定地点周辺の天候情報をそのまま表示する。ただし、ステップS1302による表示をした後、ステップS1303〜ステップS1309によるいずれのボタンも操作されずに所定時間が経過すると、ナビゲーション装置または車両の現在位置を含む地図表示画面に戻る。
[第2の実施形態]
次に第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では図5に示す目的地及び目的地周辺の天候情報を表示する図と基本的な構成は同じである。異なる部分は目的地までの経路上に天候情報アイコン1〜3が配置されていることである。この経路上に配置されている天候情報アイコン1〜3は、目的地アイコン507以外のその周辺アイコン(A、B、C、X、Y、Z)を第1の天候情報群とすると、第2の天候情報群となる。このように目的地アイコン507と第1の天候情報群に加えて第2の天候情報群をナビゲーション装置の画面に表示することにより、ユーザは目的地到着前に通過する地点の天候情報も知ることができ、移動にともなう行動計画を立てやすくなる。
【符号の説明】
【0055】
2 ナビゲーション装置
21 ディスク再生部
22 メモリーカード再生部
23 TV受信部
24 ラジオ受信部
25 ディスプレイ
26 GPS情報受信部
27 操作部
28 通信部
31 目的地設定部
32 到着時刻予測部
33 天候情報表示制御部
401 現在位置マーク
402 目的地の天候情報アイコン
403 詳細ボタン
404 表示変更ボタン
405 広域ボタン
406 時計アイコン
407 方位アイコン
501 目的地詳細ボタン
502 現在位置詳細ボタン
503 自宅詳細ボタン
504 任意の指定地点詳細ボタン
505 呼出ボタン
506 時間スクロールバー
507 目的地アイコン
601 戻るボタン
702 現在位置の天候情報アイコン
807 現在位置アイコン
901 ターゲットマーク
902 任意の指定地点の天候情報アイコン
903 目的地設定ボタン
904 地点登録ボタン
1007 任意の指定地点アイコン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
現在位置を地図上に表示する地図表示手段と、
現在位置から目的地までの経路を算出して目的地設定を行う目的地設定手段と、
複数の地点の天候情報を取得する天候情報取得手段と、
ユーザが設定する前記目的地を含む地図を表示し、前記現在地から目的地までの走行ルートに関係なく、前記目的地の到着時刻に応じた前記目的地及び該目的地を含む画面に表示されている地図内に存在し、前記天候情報が取得されている地点の天候情報を表示する天候情報表示制御手段と、
を有することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
現在位置を地図上に表示する地図表示手段と、
複数の地点の天候情報を取得する天候情報取得手段と、
前記現在位置を含む地図を表示し、現在時刻に応じた前記現在位置及び該現在位置を含む画面に表示されている地図内に存在し、前記天候情報が取得されている地点の天候情報を表示する天候情報表示制御手段と、
を有することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項3】
現在位置を地図上に表示する地図表示手段と、
複数の地点の天候情報を取得する天候情報取得手段と、
ユーザが選択する任意の地点を含む地図を表示し、現在時刻に応じた前記任意の地点及び該任意の地点を含む画面に表示されている地図内に存在し、前記天候情報が取得されている地点の天候情報を表示する天候情報表示制御手段と、
を有することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項4】
請求項1において、
前記天候情報表示制御手段は前記到着時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報を表示することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項5】
請求項2乃至3において、
前記天候情報表示制御手段は前記現在時刻を基点にそれ以降の時刻の天候情報を表示することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項6】
現在位置を地図上に表示し、
現在位置から目的地までの経路を算出して目的地設定し、
複数の地点の天候情報を取得し、
ユーザが設定する前記目的地を含む地図を表示し、前記現在地から目的地までの走行ルートに関係なく、前記目的地の到着時刻に応じた前記目的地及び該目的地を含む画面に表示されている地図内に存在し、前記天候情報が取得されている地点の天候情報を表示する、
ことを特徴とするナビゲーション方法 。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate


【公開番号】特開2010−230638(P2010−230638A)
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−81622(P2009−81622)
【出願日】平成21年3月30日(2009.3.30)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.VICS
【出願人】(000237592)富士通テン株式会社 (3,383)
【Fターム(参考)】