説明

ナビゲーション装置

【課題】 施設が配慮しただけでは、渋滞の原因を取り除くことはできないこと。
【解決手段】 誘導経路は、道路上の地点(以下、入口ノードという)及び施設の地点(以下、施設ノードという)の間に設けられたリンク列及びノード列の少なくとも一方で定義されている。また、各施設は、誘導経路(i)に対応付けられている。誘導経路(i)は、入口ノード(i)、施設ノード(i)及びその他ノード並びにリンクを含んでいる。その間の誘導経路を構成するノードを含んでいる(図5を参照)。もちろん、誘導経路には探索コストが付されている。ノードの代わりにリンク(2つのノードを端点とする線)が用いられても構わない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナビゲーション装置に関するものであって、より詳しくは、ナビゲーション機能を含む携帯装置や車載装置等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
背景技術として、VICS事象(例えば、交通渋滞等)が発生している場所を迂回すべきか否かを報知するナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【特許文献1】特開2005−55427号公報(特に、図2から図6までを参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
背景技術によれば、運転者は、施設を利用しないにもかかわらず、施設への入場待ちによる渋滞を回避するために迂回路を利用せざるを得ない。
【0004】
しかし、施設を利用しない運転者は、「なぜ、施設を利用する人のために、私が迂回路を利用しなければならないのか」という疑問を抱くはずである。しかも、この疑問が大きくなれば、渋滞の原因である施設に対する評判は、低下しかねない。そこで、一般の施設(例えば、高級ホテル)は、施設へのアクセスを分散するために、施設に至る複数の経路を案内している。
【0005】
ところが、運転者がナビゲーション装置を利用して施設に訪れる場合、施設が目的地に設定されると、案内される経路は、施設による前述の配慮とは無関係に、探索コスト(例えば、リンクコスト、右左折コストや信号機コスト等の合計)が最も有利なものとなる。つまり、施設が配慮しただけでは、渋滞の原因を取り除くことはできないという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るナビゲーション装置は、施設、道路上の地点及び道路上の地点から施設までの誘導経路を対応付ける地図データを用いて、出力装置に対して、目的施設に対応付けられる道路上の地点までの探索経路及び目的施設に対応付けられる誘導経路に係る案内を出力させる処理部を備えるものである。本発明における字句の解釈は、次のとおりである。
【0007】
「施設」とは、車両が入庫しうる地物であれば足りる。例えば、映画館、ホテルやショッピングセンタなどの商業施設がある。
【0008】
「道路上の地点」は、目的施設が推奨する経路の起点である。「道路上の地点」として、好ましくは、施設までの探索コストが最低となる経路と後述の「誘導経路」とが乖離し始める地点等が考えられる。
【0009】
「探索経路」とは、ある地点から道路上の地点に至るための経路である。ここで、「ある地点」として、現在地や出発地等がある。
【0010】
「誘導経路」とは、道路上の地点から施設までの誘導するための経路である。その技術的意義として、施設周辺の渋滞を緩和する点がある。また「誘導経路」は、対面交通が途切れない交差点での右折を避け、別の場所で右折するように施設から呼びかけているケー
ス等にも有用である。
【0011】
「地図データ」とは、施設、道路上の地点及び道路上の地点から施設に至る誘導経路を対応付けるデータ構造を有するデータである。また、「地図データ」は、「目的施設に対応付けられた道路上の地点に至る経路を探索し、目的施設に対応付けられた誘導経路を読み出し、探索された経路及び読み出された誘導経路を案内するコンピュータによって利用される」ものである。ここで、「目的施設に対応付けられた道路上の地点に至る経路を探索」する処理で得られるものは、前述の「探索経路」である。
【0012】
「地図データ」は、好ましくは、「前記データ構造は、複数の道路上の地点及び複数の誘導経路を1つの施設に対応付けて」おり、「目的地に設定された施設に対応付けられた各道路上の地点に至る探索経路を求め、求められた探索経路に含まれる道路上の地点と同じ道路上の経路を含む誘導経路を読み出し、求められた探索経路と読み出された誘導経路との組合せの中から最適経路を求め、求められた最適経路を案内するコンピュータによって利用される」データである。
【0013】
「最適経路」とは、「探索経路」と「誘導経路」の組合せのうちユーザにとって最も有利な経路である。また、「有利な」との評価は、例えば、探索コスト等を用いて得られる。
【0014】
「出力装置」とは、音声出力装置(いわゆるスピーカ)及び表示装置を含む概念である。
【0015】
「目的施設」とは、目的地に設定された施設である。「設定」は、手動でなされるか自動でなされるかを問わない。
【0016】
「処理部」とは、ハードウエア単体又はハードウエアとソフトウエアとの協働によって本発明に係る情報処理を実現するためのものである。「ハードウエア」及び「ソフトウエア」は、前述の「コンピュータ」に相当する。
【0017】
「処理部」は、好ましくは、「前記地図データが複数の道路上の地点及び複数の誘導経路を1つの施設に対応付けている場合、出力装置に対して、前記探索経路と前記誘導経路との組合せの中から求められる最適経路に係る案内を出力させる」ものである。
【0018】
本発明に係るナビゲーション装置は、目的施設に予め対応付けられた誘導経路を案内するナビゲーション装置において、表示装置に対して前記誘導経路とこの誘導経路に接続される探索経路とを区別して表示させる処理部を備えるものである。本発明における字句の解釈のうち前述の解釈と異なるものは、次のとおりである。
【0019】
「予め」とは、データとして既に用意されていることである。つまり、「誘導経路」自体は、探索処理を経ずに得られる。
【0020】
「区別」は、仮に「誘導経路」に係る探索コストが最低であるとは限らない場合であっても、敢えて、「誘導経路」が案内されていることをユーザに認識させる点に技術的意義を有する。「区別して表示」の具体的態様として、探索経路とは別の色による表示、別の形状(破線、点線等)による表示、当該経路の点滅表示やこれらの組合せ等がある。
【0021】
本発明に係るナビゲーション装置は、目的施設に予め対応付けられた誘導経路を案内するナビゲーション装置において、出力装置に対して前記誘導経路が案内される旨の予告案内を出力させるか否かを、現在地から前記誘導経路に含まれる道路上の地点までの距離に
応じて制御する処理部を備えるものである。本発明における字句の解釈のうち前述の解釈と異なるものは、次のとおりである。
【0022】
「予告案内」は、仮に「誘導経路」に係る探索コストが最低であるとは限らない場合であっても、敢えて、「誘導経路」が案内されることをユーザに認識させる点に技術的意義を有する。例えば、「予告案内」として、音声による案内、画面上への文章、マーク表示やこれらの組合せ等がある。
【0023】
「距離に応じて」として、「距離」が所定値に達したか否かという分岐条件が考えられる。「所定値」は、例えば、300mや500m等である。
【0024】
本発明に係るナビゲーション装置は、目的施設に予め対応付けられた誘導経路を案内するナビゲーション装置において、現在地が前記誘導経路上にあることを条件として出力装置に対して前記誘導経路が案内されている旨の確認案内を出力させる処理部を備えるものである。
【0025】
「確認案内」は、仮に「誘導経路」に係る探索コストが最低であるとは限らない場合であっても、敢えて、「誘導経路」が案内されていることをユーザに認識させる点に技術的意義を有する。例えば、「確認案内」として、音声による案内、画面上への文章、マーク表示やこれらの組合せ等がある。
【発明の効果】
【0026】
本発明は、施設、道路上の地点及び道路上の地点から施設に至る誘導経路を対応付けるデータ構造を採用することによって、施設周辺の渋滞が緩和されるという効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
本発明に係るナビゲーション装置を実施するための最良の形態は、図1ないし図9で示される。
【0028】
<出力例>本実施の形態に係る出力例は、図1で示される。本実施の形態では、誘導経路及びこれに道路上の地点で接続される探索経路が表示されている。もっとも、本実施の形態では、誘導経路及び探索経路は、表示では区別されていない。また、音声案内でも、両者の区別は示されない。ところで、従来であれば、探索コストが最低となる探索経路のみが表示されていた(図2参照)。しかし、これでは、入庫待ちの渋滞が発生することは、前述のとおりである。以下では、本実施の形態に係る出力例を実現するための具体的な技術が説明される。
【0029】
<ハードウエア構成>本実施の形態に係るナビゲーション装置のハードウエア構成は、図3で示される。ナビゲーション装置1は、処理装置(「処理部」に相当する)2、表示装置3、スピーカ4及び操作装置5を備える。ここで、表示装置3及びスピーカ4は、「出力装置」の下位概念である。
【0030】
処理装置2は、I/O10、CPU11、ROM12、RAM13、HDD14、描画IC15、VRAM16、音声IC17及びGPS装置18を備える。また、処理装置2には、車速センサ20が接続されている。これらのデバイスは、ナビゲーション機能を実現するためのものとして公知である。
【0031】
I/O10には、表示装置3、スピーカ4操作装置5及び車速センサ20が接続されている。
【0032】
ROM12には、BIOSプログラム等の基本的なプログラムが記憶されている。
【0033】
HDD14には、ナビゲーション機能を実現するためのナビゲーションプログラムや地図データ等が記憶されている。
【0034】
<地図データのデータ構造等>本実施の形態に係る地図データは、図4及び図5で示される。誘導経路は、道路上の地点(以下、入口ノードという)及び施設の地点(以下、施設ノードという)の間に設けられたリンク列及びノード列の少なくとも一方で定義されている(図4を参照)。また、各施設は、誘導経路(i)に対応付けられている。誘導経路(i)は、入口ノード(i)、施設ノード(i)及びその間の誘導経路を構成するノードを含んでいる(図5を参照)。もちろん、誘導経路には探索コストが付されている。
【0035】
なお、ノードの代わりにリンク(2つのノードを端点とする線)が用いられても構わない。
【0036】
<ナビゲーション処理>本実施の形態に係るナビゲーション処理の流れは、図6で示される。本実施の形態では、CPU11は、HDD14に記憶されたナビゲーションプログラム及び地図データをRAM13に展開する。また、CPU11は、展開された当該プログラム及び地図データを用いて、ナビゲーション処理を実現する。
【0037】
目的地として施設(以下、目的施設という)が操作装置5によって設定された場合、目的施設に対応付けられた誘導経路(i)はRAM13に存在(誘導経路数≧1)するか否かが判定される(S1)。
【0038】
S1で誘導経路(i)が存在するとの判定がなされると(S1の「Yes」)、「i」は「1」に設定される(S2)。ここで、「i」は、1つの目的施設に係る各誘導経路が記憶されている順番である。例えば、誘導経路がn個あれば、順番は第1番目から第n番目まで定義されている。
【0039】
「i」が「1」に設定されると、「入口ノード(i)」が終点ノードに設定される(S3)。
【0040】
「入口ノード(i)」が終点ノードに設定されると、終点ノードまでの探索経路が求められる(S4)。このとき、始点ノードは、例えば、現在地ノードに設定されている(図4を参照)。そして、得られた探索経路(i)と誘導経路(i)の組合せは、最適経路候補(i)として(図4を参照)RAM13に記憶される。もちろん、いわゆる経路探索処理は、公知であり、API(関数)として広く用いられているもので実現可能である。
【0041】
最適経路候補(i)がRAM13に記憶されると、「i」は、「i+1」に設定(インクリメント)される(S5)。
【0042】
「i」が「i+1」に設定されると、「i」が「n」であるか否かが判定される(S6)。すなわち、全ての誘導経路について、経路探索処理が施されたか否かが確認される。
【0043】
「i」が「n」であるとの判定がなされなければ(S6のNo)、S3からの処理が実行される。
【0044】
「i」が「n」であるとの判定がなされると(S6のYes)、最適経路がRAM13に記憶された最適経路候補(i)の中から選択される(S7)。選択基準は、探索経路(i)と誘導経路(i)との組合せによる探索コストが最も低いもの(「有利な」もの)で
ある。
【0045】
さて、S1で誘導経路(i)が存在するとの判定がなされないと(S1の「No」)、目的地ノードが終点ノードに設定される(S8)。
【0046】
目的地ノードが終点ノードに設定されると、終点ノードまでの経路が探索される(S9)。このとき、始点ノードは、例えば、現在地ノードに設定されている。
【0047】
ステップS7で最適経路が得られ、又は、ステップS9で経路が得られると、これらの経路に係る案内が実行される(S10)。いわゆる経路探索処理は、公知であり、API(関数)として広く用いられているもので実現可能である。この経路案内処理では、CPU11がステップS7又はステップS9で得られた経路に従って案内する旨を命令を描画IC15及び音声IC17に出力する。描画IC15は、CPU11からの命令に従って経路案内に係る画像をVRAM16に展開し、展開された画像を順に表示装置3に出力する。これによって、表示装置3は、案内に係る画像を表示する(図1、図7、図8及び図9を参照)。また、音声IC17は、CPU11からの命令に従って経路案内に係る音声をRAM13からスピーカ4に出力する。これによって、スピーカ4は、案内に係る音声を出力する。
【0048】
<本実施の形態における効果>本実施の形態によれば、施設、道路上の地点(入口ノード)及び道路上の地点から施設に至る誘導経路が対応付けられているので、目的施設への案内が誘導経路に従ってなされ、施設周辺の交通が分散される。
【0049】
本実施の形態によれば、1つの施設について、複数の誘導経路が対応付けられているので、施設への交通は、出発地又は現在地に応じて分散される。つまり、施設周辺の渋滞が緩和される。特に、大型商業施設が主要道(例えば、国道)の左右に渡って設けられている場合、誘導経路として、右側の施設へ誘導するものと左側の施設へ誘導するものとが予め設定されていれば、交通が主要道の一方向のみに集中することを避けることができる。
【0050】
<変形例1>本実施の形態では、誘導経路と探索経路とが表示上区別されていない。しかし、両者は、表示上で区別されてもよい。本変形例では、誘導経路が点線で表示され、探索経路は実線で表示されている(図7を参照)。もちろん、色や太さ等で区別がなされてもよい。
【0051】
本変形例によれば、仮に「誘導経路」に係る探索コストが最低であるとは限らない場合であっても、敢えて、「誘導経路」が案内されていることをユーザに認識させることができる。つまり、「誘導経路」を案内する点について、ユーザの理解が得られる。
【0052】
<変形例2>本実施の形態では、誘導経路が案内される旨が予告されていない。しかし、その旨の予告案内が音声又は表示でなされてもよい。本変形例では、「この先、施設提供の推奨ルートを案内します。」という予告案内が音声でなされている(図8を参照)。また、「施設推奨ルートを案内します」との予告案内が表示されている(図8を参照)。しかも、予告案内のタイミングは、現在地と道路上の地点との距離が所定値(例えば、300m)になった時に設定される。
【0053】
本変形例によれば、仮に「誘導経路」に係る探索コストが最低であるとは限らない場合であっても、敢えて、「誘導経路」が案内されていることをユーザに認識させることができる。つまり、「誘導経路」を案内する点について、ユーザの理解が得られる。
【0054】
<変形例3>本実施の形態では、誘導経路が案内されている旨が確認されていない。し
かし、その旨の確認案内が音声又は表示でなされてもよい。本変形例では、「只今、施設提供の推奨ルートを案内しております。」という確認案内が音声でなされている。(図9を参照)。また、「施設推奨ルートを案内します」との確認案内が表示されている(図9を参照)。しかも、確認案内のタイミングは、現在地が誘導経路上にある時に設定される。
【0055】
本変形例によれば、仮に「誘導経路」に係る探索コストが最低であるとは限らない場合であっても、敢えて、「誘導経路」が案内されていることをユーザに認識させることができる。つまり、「誘導経路」を案内する点について、ユーザの理解が得られる。
【0056】
<変形例4>本実施の形態では、地図データは、HDD14に記憶されている。しかし、地図データは、各種記憶媒体に記憶されていれば足りる。
【産業上の利用可能性】
【0057】
本発明は、施設周辺の渋滞が緩和されるという効果を有し、携帯装置や車載装置等に有用である。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本実施の形態に係る出力例を示す図
【図2】従来の出力例を示す図
【図3】本実施の形態に係るナビゲーション装置のハードウエア構成を示す図
【図4】本実施の形態に係る地図データのリンク及びノードの概念を示す図
【図5】本実施の形態に係る地図データの構造を示す図
【図6】本実施の形態におけるナビゲーション処理の流れを示すフロー図
【図7】変形例1に係る出力例を示す図
【図8】変形例2に係る出力例を示す図
【図9】変形例3に係る出力例を示す図
【符号の説明】
【0059】
1 ナビゲーション装置
2 処理装置(処理部)
3 表示装置(出力装置)
4 スピーカ(出力装置)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
施設、道路上の地点及び道路上の地点から施設までの誘導経路を対応付ける地図データを用いて、出力装置に対して、目的施設に対応付けられる道路上の地点までの探索経路及び目的施設に対応付けられる誘導経路に係る案内を出力させる処理部を備えるナビゲーション装置。
【請求項2】
前記処理部は、前記地図データが複数の道路上の地点及び複数の誘導経路を1つの施設に対応付けている場合、出力装置に対して、前記探索経路と前記誘導経路との組合せの中から求められる最適経路に係る案内を出力させることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
施設、道路上の地点及び道路上の地点から施設に至る誘導経路を対応付けるデータ構造を有する地図データであり、
目的施設に対応付けられた道路上の地点に至る経路を探索し、
目的施設に対応付けられた誘導経路を読み出し、
探索された経路及び読み出された誘導経路を案内するコンピュータによって利用される地図データ。
【請求項4】
前記データ構造は、複数の道路上の地点及び複数の誘導経路を1つの施設に対応付けており、
目的地に設定された施設に対応付けられた各道路上の地点に至る探索経路を求め、
求められた探索経路に含まれる道路上の地点と同じ道路上の経路を含む誘導経路を読み出し、
求められた探索経路と読み出された誘導経路との組合せの中から最適経路を求め、
求められた最適経路を案内するコンピュータによって利用されることを特徴とする請求項3に記載の地図データ。
【請求項5】
目的施設に予め対応付けられた誘導経路を案内するナビゲーション装置において、
表示装置に対して前記誘導経路とこの誘導経路に接続される探索経路とを区別して表示させる処理部を備えるナビゲーション装置。
【請求項6】
目的施設に予め対応付けられた誘導経路を案内するナビゲーション装置において、
出力装置に対して前記誘導経路が案内される旨の予告案内を出力させるか否かを、現在地から前記誘導経路に含まれる道路上の地点までの距離に応じて制御する処理部を備えるナビゲーション装置。
【請求項7】
目的施設に予め対応付けられた誘導経路を案内するナビゲーション装置において、
現在地が前記誘導経路上にあることを条件として出力装置に対して前記誘導経路が案内されている旨の確認案内を出力させる処理部を備えるナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−122117(P2008−122117A)
【公開日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−303549(P2006−303549)
【出願日】平成18年11月9日(2006.11.9)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.VICS
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】