パターン形成材料の製造方法及びパターン形成材料
【課題】 パターン形成材料の製造工程において、塗布液が一時的に滞留した状態に置かれ、溶存酸素濃度が低下した状態であっても、ゲル化発生が起きない安定性の高い塗布液が得られ、感度及び解像度も良好で、高精細なパターンが得られるパターン形成材料の製造方法の提供。
【解決手段】 バインダー、重合性化合物及び光重合開始剤を含む感光性組成物の塗布液を調製する塗布液調製工程と、前記塗布液中に、重合性化合物に対し、400ppm以上の重合禁止剤を添加させて、前記塗布液を配管により送液する塗布液送液工程と、該塗布液を支持体上に塗布して感光層を積層する感光層積層工程とを含むことを特徴とするパターン形成材料の製造方法である。
【解決手段】 バインダー、重合性化合物及び光重合開始剤を含む感光性組成物の塗布液を調製する塗布液調製工程と、前記塗布液中に、重合性化合物に対し、400ppm以上の重合禁止剤を添加させて、前記塗布液を配管により送液する塗布液送液工程と、該塗布液を支持体上に塗布して感光層を積層する感光層積層工程とを含むことを特徴とするパターン形成材料の製造方法である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
バインダー、重合性化合物及び光重合開始剤を含む感光性組成物の塗布液を調製する塗布液調製工程と、
前記塗布液中に、重合性化合物に対し、400ppm以上の重合禁止剤を添加させて、前記塗布液を配管により送液する塗布液送液工程と、
該塗布液を支持体上に塗布して感光層を積層する感光層積層工程と
を含むことを特徴とするパターン形成材料の製造方法。
【請求項2】
塗布液の溶存酸素濃度が、35mg/L以下である請求項1に記載のパターン形成材料の製造方法。
【請求項3】
塗布液中に、重合性化合物に対し、1000ppm以下の重合禁止剤を添加させた請求項1から2のいずれかに記載のパターン形成材料の製造方法。
【請求項4】
前記重合禁止剤が、芳香環、複素環、イミノ基及びフェノール性水酸基から選択される少なくともいずれか1種を含む請求項1から3のいずれかに記載のパターン形成材料の製造方法。
【請求項5】
重合禁止剤が、フェノール性水酸基を少なくとも2個有する化合物、イミノ基で置換された芳香環を有する化合物、イミノ基で置換された複素環を有する化合物及びヒンダードアミン化合物から選択される少なくともいずれか1種を含む請求項1から4のいずれかに記載のパターン形成材料の製造方法。
【請求項6】
重合禁止剤が、ハイドロキノンモノメチルエーテル、カテコール、フェノチアジン、フェノキサジン、ヒンダードアミン及びこれらの誘導体から選択される少なくともいずれか1種を含む請求項1から5のいずれかに記載のパターン形成材料の製造方法。
【請求項7】
請求項1から6のいずれかに記載のパターン形成材料の製造方法により製造されたことを特徴とするパターン形成材料。
【請求項1】
バインダー、重合性化合物及び光重合開始剤を含む感光性組成物の塗布液を調製する塗布液調製工程と、
前記塗布液中に、重合性化合物に対し、400ppm以上の重合禁止剤を添加させて、前記塗布液を配管により送液する塗布液送液工程と、
該塗布液を支持体上に塗布して感光層を積層する感光層積層工程と
を含むことを特徴とするパターン形成材料の製造方法。
【請求項2】
塗布液の溶存酸素濃度が、35mg/L以下である請求項1に記載のパターン形成材料の製造方法。
【請求項3】
塗布液中に、重合性化合物に対し、1000ppm以下の重合禁止剤を添加させた請求項1から2のいずれかに記載のパターン形成材料の製造方法。
【請求項4】
前記重合禁止剤が、芳香環、複素環、イミノ基及びフェノール性水酸基から選択される少なくともいずれか1種を含む請求項1から3のいずれかに記載のパターン形成材料の製造方法。
【請求項5】
重合禁止剤が、フェノール性水酸基を少なくとも2個有する化合物、イミノ基で置換された芳香環を有する化合物、イミノ基で置換された複素環を有する化合物及びヒンダードアミン化合物から選択される少なくともいずれか1種を含む請求項1から4のいずれかに記載のパターン形成材料の製造方法。
【請求項6】
重合禁止剤が、ハイドロキノンモノメチルエーテル、カテコール、フェノチアジン、フェノキサジン、ヒンダードアミン及びこれらの誘導体から選択される少なくともいずれか1種を含む請求項1から5のいずれかに記載のパターン形成材料の製造方法。
【請求項7】
請求項1から6のいずれかに記載のパターン形成材料の製造方法により製造されたことを特徴とするパターン形成材料。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図15】
【図23】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29a】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図6】
【図14】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21a】
【図21b】
【図21c】
【図21d】
【図22a】
【図22b】
【図22c】
【図22d】
【図24】
【図25】
【図29b】
【図30】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図15】
【図23】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29a】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図6】
【図14】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21a】
【図21b】
【図21c】
【図21d】
【図22a】
【図22b】
【図22c】
【図22d】
【図24】
【図25】
【図29b】
【図30】
【公開番号】特開2006−171019(P2006−171019A)
【公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−358945(P2004−358945)
【出願日】平成16年12月10日(2004.12.10)
【出願人】(000005201)富士写真フイルム株式会社 (7,609)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年12月10日(2004.12.10)
【出願人】(000005201)富士写真フイルム株式会社 (7,609)
【Fターム(参考)】
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