説明

ヘッドセットに基づく通信プラットホーム

ハンズフリー無線装着型GPSは、ビデオ・カメラとオーディオ/ビデオの通信ヘッドセット、モバイル・フォン及びパーソナル・メディア・プレーヤが、リアルタイムでの双方向及びマルチフィードの無線音声、データとオーディオ/ビデオのストリーミング、電話通信と電話会議、統合したアプリケーション、及び共有された機能性を、多数の有線及び無線ネットワーク接続により、無線でネットワーク化された1個以上のヘッドセット又は他の対にされた又はネットワーク化された有線又は無線のデバイスと、最適化されたデバイスと、データ管理との間で、実現することを可能にした。ヘッドセットは、対にされたアクセサリとして、独立したハンズフリーの、広域、メトロ又は局所領域、及びオーディオ/ビデオのパーソナル領域無線通信及びマルチメディア・デバイスとして、及び/又は直接接続マルチ・デバイス・アドホック仮想プライベート・ネットワーク(VPN)をサポートする、装着型ドッキング・ステーション、ホットスポット及び無線ルータとして、一つ以上の有線又は無線デバイスと協力して作動することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンズフリー無線モバイル装置への及びそれからの、音声、データ及びオーディオ/ビデオのストリーミングに関する。
【0002】
更に、本発明は、ビデオ・カメラ・テレコミュニケーション・ヘッドセットの多数の実施態様例に関係していて、このヘッドセットは、格納式ビュー・ファインダ/片目用ディスプレイとレーザ測距器とを有し、単一ユニット・ハンズフリー無線リアルタイム双方向及びマルチ・フィードのテレコミュニケーション・ヘッドセットか、着脱可能なハンドヘルドのセルラ・ビデオ・カメラ・ユニットを有するモジュラ型ブルートゥース・イアピース・ヘッドホン(ヘッドフォン)ユニットの何れかとして提供され、このイアピース・ユニットは、スタンドアロン無線ブルートゥース・ヘッドフォンとパーソナル・メディア・プレーヤ、又はリンクされると、単一の独立したハンズフリーの無線ビデオ通信ヘッドセットとして作動する、着脱可能なハンドヘルドのセルラ・ビデオ・カメラ電話ユニットに対する装着型マルチメディアのポートの何れかとして機能し、このビデオ通信ヘッドセットは、静止画像とオーディオ/ビデオを取込み、記録し、そしてそれらを受信機又は受信機のグループに(及びそれから)ストリームし、そしてリアルタイムで視聴し、そして格納式片目用ビュー・ファインダ又は対にされた他のマルチメディア・ディスプレイ・システムを介して取り込まれた及び/又は受信されたオーディオ/ビデオのフィードを制御することが出来る。
【0003】
更に、本発明は、充電するため、及び/又は定常的に有線の又は無線のIPカメラとしてのヘッドセットの使用のための調節可能なドッキング・ステーション、連続するハンズフリー無線モバイル・ヘッドセット、ヘッドフォン及び/又は他の外付けされたデバイスの作動のための着脱可能な/充電式のイアピース及び襟巻きバッテリ・ユニット、そして、作動中の両目用ディスプレイと、ヘッドセット光学ズームとデジタル・ズームの目からカメラへのオートメーションと、日中及び近赤外夜間視界カメラに対する一対のマルチメディアのサングラスを含むヘッドセット・アクセサリに関する。
【0004】
更に、本発明は、ヘッドセットに組込まれている及び/又はヘッドセット(又はネットワークの他のデバイス)にダウンロードされ及び/又は外部サーバーから遠隔で実行されるデバイス制御ソフトェアに関する。デバイス制御ソフトェアは、インフラとアドホック・ネットワーク化、作動挙動の管理、通信プロトコルの選択、セキュリティ、データと電力特性、モジュラ・データ放送、ハンズフリーかつ遠隔のシステム制御、及び独立型で、対にされた及び/又はネットワーク化されたデバイスの最適化、に対するシステム及び方法を提供する。
【背景技術】
【0005】
発明の分野
無線/モバイル・フォン技術が初めて商業化されたときには、モバイル・フォンは、音声のみの通信デバイスであった。すなわち、このようなデバイスは、音声通信以外の能力は有していなかった。これらのモバイル・フォンは、ハンドヘルド・デバイスであった。ハンズフリー・オプションが、導入されたが、これは、電話と受話器とマイクロフォンとの間の配線ヘッドフォン接続への差し込みを必要とした。時間とともに、いくつかの新技術が、発展した。
【0006】
最も顕著な点:
・ 無線デバイスが短距離で互いに通信することを可能にする短距離無線通信に対するブルートゥース通信プロトコル。ブルートゥース通信プロトコルの導入により、無線フォンは、短距離で他のデバイスと通信することが可能になった。この技術の発達は、無線アクセサリに対して新しい市場をつくった。このプロトコルの特性により、ハンズフリー作動を確立するために、デバイスを配線することが不必要となった。今や、ユーザは、無線ネットワーク上のアクセサリと(又は他のいかなるデバイスとも)通信するためにモバイル・フォンを使用し、これにより、真にデバイスの使用をハンズフリーにすることが出来るようになった。
【0007】
・ デジタル・ビデオ・カメラとストリーミング:デジタル・イメージングの出現により、カメラは、デジタル形式で画像及びビデオを撮影しかつ格納することができるようになった。ビデオ・カメラの進化における次のステップは、それらが無線ネットワーク上でビデオをストリームすることが出来る能力であった。最新のカメラには、GPS機能も組込まれている。
【0008】
・ ヘルメット・カムのような装着可能のカメラは、しばしば、スポーツマンのヘルメットにボルト締めされる嵩張る静止画像カメラとビデオ・カメラから始まった。デジタル・ビデオ録画とフラッシュ・メモリの出現によって、口紅又は弾丸カメラと呼ばれるものの新世代が到来した。これらは、より小さくかつより軽くなり、そして外部のデジタルレコーダに配線されるか、又は組込まれた又は着脱可能なフラッシュ・メモリ格納と一体化されていた。装着可能な次世代カメラは、格納されている静止画像とビデオ・ファイルを無線でアップローディングするためにブルートゥースのような無線データ転送を導入し、及び/又は外部のデジタルレコーダ又はインテリジェントな対にされたコンピューティング、及びスマート・フォン又はパーソナル・コンピュータのような広域ネットワーク化デバイスにより、発生するビデオ・ストリーミングを、無線ローカル・エリア・ネットワーク又は有線又は無線のビデオ・ストリーミングを介して、インターネット及びネットワークに提供する無線IPカメラを導入した。
【0009】
・ ハンズフリー無線ビデオ・カメラ通信ヘッドセットは、対となる、外部の、ハンドヘルドの、有線又は無線コンピューティング、ネットワーク化又は格納デバイスを必要とせずに、音声データ及びオーディオ/ビデオを送受信することができる全体としてスタンドアロンの装着型双方向及びマルチ・フィードのハンズフリー無線通信デバイスの新世代を表す。
【0010】
従来技術の記載
本発明に関連して、米国の特許20100039493(モービル・ビデオ・ヘッドセット2010年2月18日)は、カメラによりユーザの周囲をハンズフリーで画像化し、かつ単向で(一方向で)オーディオ及びビデオ・ストリームを個人の(近くの)電子デバイスに転送することを可能にする実施態様を備える。本発明の進展は、多数のデバイス間でマルチメディアを完全に交換するために、オーディオ/ビデオ・ストリームを含む全ての通信を、複数のデバイスに対し二重となるようにさせることである。対にされる又は接続されるデバイスは、人のいる場所又はその近くにある必要はなく、ネットワーク接続を確立することができる場所であれば何処であっても良い。加えて、接続されている一群のデバイス間の豊富な通信プラットホームに対し、デバイスには、(電子メール、テキストメッセージ、音声、GPSのための)他の統一された通信データが必要である。また、(ハンズフリーの)ユーザ制御は、音声命令、目の追跡、動きジェスチャ及び手動制御によって進められる。
【0011】
他の特許が、データを処理しかつ装着型(ヘッドセット)デバイスの制御を調整するためにオフボードの計算能力を利用するのに対し、本発明はヘッドセット・エンクロージャ内に全ての機能性を集積化させている。
【0012】
先行技術(参照特許)のいくつかで参照される技術は、実験的であり、かつほとんど研究室レベルに留まり、又は、極端に高価であると考えるべきである。これに対し、本発明の技術の多くは、製品を設計する際に、商業オフザシェルフ(COTF)解決法として入手可能であることが判っている。
【0013】
従来の参照技術の多くでは、大きくかつ重いヘッドセット装置が組み込まれている。本発明は、ユーザの動き及び着衣又はアクセサリに対する影響が少ない。このヘッドセットの目標重量は、100グラム未満である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0014】
この電池式ビデオ・カメラ通信ヘッドセットは、ビデオ取込みと装着型ハンズフリー無線通信デバイスにおける次の革新的なステップである。このヘッドセットは、見えるもの及び聞こえるものを取込み、記録し、ストリームし、そしてディスプレイするように設計されているので、このヘッドセットは、双方向かつマルチ・フィードでリアルタイムの音声、データ及びオーディオ/ビデオの通信とストリーミングを多数の無線ネットワーク接続に(かつこれらから)ストリームし、又はローカルに信頼性の高い格納装置にストリームする。独立し、対にされ、又はピア・ツー・ピアでネットワーク化されたコンピューティングとマルチメディア・デバイスとして作動するので、このヘッドセットは、音声コマンド、アイカメラ制御に対して自動化された目―動きと顔の認識、組込まれた日中及び夜間視界カメラに対する光と動きセンサ、レーザ測距器の自動化された光学ズームとデジタル・ズーム、遠隔の又は対にされた又はネットワーク化されたデバイスとカメラの制御、そして、ハンズフリー無線デバイスの連続的作動のために冗長に組込まれた及び着脱可能な/充電式及び急速にスワップ可能な電池電源を含む、広範囲にわたるハンズフリーのデバイスの作動制御とインタフェースを提供する。
【0015】
このヘッドセットは、セル・フォン、PC、TV、テレビゲーム機、又は他の外部の有線又は無線のブルートゥース、Wi-Fi又はWiMax、Cellular、又は他の有線又は無線のネットワーク化されたデバイスと対になるアクセサリとして作動することができる。このビデオ・カメラ通信ヘッドセットは、これが、ブルートゥースのアクセサリ以上のものである点で、従来品とは異なるが、他の無線ブルートゥース及び/又はWi-Fi受話器ヘッドセットと同様に耳に装着される。これは、まったく独立した作動が可能な、GPS対応の、Wide、メトロ又はLAN及びPANハンズフリー無線セルラ通信システムである。日中と赤外線の夜間視界能力及び格納式の片目用ファインダ・ディスプレイを有する組込型光学ズームとデジタル・ズームのビデオ及び静止画像カメラが、組み込まれているので、このヘッドセットは、音声データとオーディオ/ビデオを、リアルタイムで、かつ多数のネットワークにより、同時に、取込み、記録し、ストリームし、受信し、かつ出力し、かつ任意のWAN、MAN、LAN、PAN、又は一対化され、管理されたネットワーク、ネットワーク化された独立しているデバイスの組織組合せ、又は他のピア・ツー・ピア・ネットワーク構成により、アドホック仮想専用ネットワークを作成するために、一つ以上のネットワーク化されたデバイスを一対化することができるインテリジェントなハンズフリー無線デバイスである。
【0016】
これまで、ブルートゥース・ヘッドセット、装着型ビデオ・カメラ及び他のハンズフリー無線デバイスは、主に5つの制約:電源、無線範囲、サイズ、重量及びデータ処理能力の1つによりそれらの能力が制限されていた。これらの物理的制約の各々に機能についてのハードウェア解決法を導入することに加えて、本発明のヘッドセットには、モジュラ型デバイス・グループとネットワーク・データに対するシステム及び方法、プロトコルとパワーの管理と最適化、モジュラ型データのチャネリング、ブロードキャスト及び通信、調整しかつ共有される作動、セキュリティ及び遠隔システム制御を導入するモバイル・デバイス制御システムも組み込まれている。
【0017】
ゲートウェイ・オペレーティング・システム(GOS)制御ソフトウェアは、通信ヘッドセットと、他の一体化され、一対化されかつネットワーク化された通信デバイス(本発明のヘッドセット、無線インターネット・デバイス及び定常的/有線インターネット・デバイス)の多数の実施態様をサポートするように設計されていて、かつモジュラ・デバイス・アーキテクチャと管理システム、有線及び無線デバイス・ネットワークに対するモデル、一対化され、独立の、階層的である、又は他の管理されたデバイス・グループ、ピア・ツー・ピア及び仮想プライベート・ネットワーク(VPN)を導入し、他方、データ、パワー及びネットワークの共有されている最適化に対する、シングル又は多数のネットワーク化されたデバイス構成、及び/又は有線及び/又は無線ネットワーク、独立した有線又は無線デバイスの公的又は私的な組織のいかなる組合せ又はタイプにより、統一された作動及びインターデバイスとマルチ・デバイスの安全アドホック・ネットワーキングを、常に最適化する。
【0018】
GOSは、モジュラ・デバイスで、データとネットワークの管理プラットフォームであり、かつ作動モデルは、コンポーネント又はデバイス全体を着脱可能にし、かつシステムをオン/オフさせ、モニタし、かつ常に、有効電力、メモリ、無線送信パワー及び利用できる全てのネットワーク化されたデバイスのネットワーク・バンド幅、及び/又は、他のユーザ、グループ、ネットワーク、イベント、位置及び/又はデバイスの嗜好に基づくアプリケーションを、常に最適化させることが可能となるように設計されている。GOSアルゴリズムは、その結合されたシステム及び/又はモジュールの各々に対し、自動的に及び/又はユーザ指定のガイドライン及び優先度に基づいて、最適化されたデバイス作動を一貫して生成しかつ更新している。
【0019】
GOSは、同期しているアドホック又は階層的に管理されている、又は標準モジュラ型デバイス及びデータ管理システムを提供する他のデバイス・ネットワーク組織モデル内に、一つ以上のデバイスを含むように拡大するように設計されている。これは、最適化された個々の及びグループ化されたデバイスの作動と遠隔システム制御に対する任意の数の有線と無線のネットワークによる、個々の及びグループのデバイス・パワーとデータの管理と格納、プロトコルの選択、転送、ブロードキャスティング、ネットワーク化、アプリケーション及びシステム統合化に対するモデルでもある。
【0020】
マルチ・デバイス統合ネットワークをサポートすることに加えて、GOSは、システム・プロセスと、組織化されたデータと、通信プロトコル種別とのインタラクション、並びにデバイス、ユーザとネットワークの識別とセキュリティ、位置とコンテキスト・データ、音声、オーディオとビデオ、通信プロトコル、システム制御、データ管理、及びパワーマネジメントのようなアプリケーションに対して標準化されたAPIによりシステムを組織化する。GOSは、パワーの使用、データの作動速度、ネットワークの強さ、バンド幅、利用できるデータとメモリ領域のような一組の変数に基づいて、その指定されたシステム・モジュールの各々に対して、ローカルと遠隔のネットワーク化されたデバイスの作動、ネットワーク及びアプリケーションを、識別し、定量化し、そして優先順位をつける。
【0021】
例えば、「位置とコンテキスト・データ・モジュール」に、全てのデータを取得させ、そしてデバイスの位置、及び/又は他のデバイス、アドレス、位置、場所、時刻/日付、コンテクストのイベント、又は統合されたアプリケーションとの関係、及び/又は着信又は発信する如何なるデータ・ストリームのソースと位置にも、特有な全てのタスクとプロセスを管理させるようにすることができる。全ての位置とコンテキスト・データの収集、処理及び転送は、位置とコンテキスト・データ・モジュールによって管理される。このデータ・モジュールは、位置とコンテクスト・データの処理及び/又はアプリケーションのために、利用できる全てのファームウェア・コンポーネント及び/又はその獲得に指定されたソフトウェア・プロセスを、自動的に、位置決めし、組織化し、そして順位付けする。各々独立している又はネットワーク化されているデバイス内のこの位置とコンテキスト・データ・モジュールは、そのローカル・ファームウェア・コンポーネントと、関連したソフトウェア処理システムと、位置とコンテキスト・データのアプリケーションを、変数の全集合に基づいて、独立して、定量化しかつ順位付けするであろう。
【0022】
各ヘッドセット又はネットワーク化された他のデバイス又はネットワーク化されたデバイスのグループは、これらと同じ又は類似のデータを獲得しかつ利用することができる、2個以上の方法、システム及び/又はファームウェア・コンポーネントのセットを有することができる。各モジュールは、次いで、特定のデータ・セットを得るために最適なシステム及び方法を選択しかつ各タスクを達成するため、及び/又はどのタスクを獲得すべき及び/又は各利用可能なシステム及び/又はネットワーク化されたデバイスに指定すべきであるかを処理するために、その指定されたタスクと関連するデータ・セットの各々に対して、全てのローカルの又はネットワーク化されたファームウェア・コンポーネントの優先順位をつける。
【0023】
最適化されたシステムの作動に対して独立の及びグループで生成されたモジュラ算法に基づいて、個々のデバイスは、次いで、各モジュールに対して全てのネットワーク化された及び独立の機能を統合し、かつどのローカル・タスク、プロセス、コンポーネント及び/又はネットワークが、いかなる所定の瞬間にアイドリング又はシャットダウンされるべきであるかを選択する。各デバイス、デバイス・グループ及び/又はネットワークは、利用者選好によってあらかじめ定義することができ、かつ統合されたデバイス・システムの設定に対してアップデートさせることができる。各モジュールは、データ、パワー及びネットワーク化効率を測定するためのネットワーク化されたグループにより規定された標準に基づいて、指定された全てのプロセス、タスク、データ・セット、及び利用できる全てのファームウェア及びソフトウェア・システムに対するアプリケーションに、反応する。全てのデータ、システム、コンポーネント、デバイス及びネットワーク作動は、次いで、各モジュール、システム能力、最適化された使用の場合のシナリオ、及び利用できる全てのコンポーネントとネットワーク化されたデバイスに対するユーザの順位付け設定に特有であるその作動を、絶えず更新する一つの又は一群のネットワーク化されたデバイスに対するモジュラーシステム・レベルに、同期させ、統合させ、かつ管理される。各モジュールには、全てのモジュールに特有のデータ・ストリームが送信されるそれ自身のデータ・チャネルが割り当てられる。モジュラ・チャンネル及び関連するデータ・ストリームは、暗号化させ、かつ他のチャンネル・データ・ストリームと共にグループ化させ、かつ単一のネットワークポートを介して発送させることができる。
【0024】
ヘッドセットとGOSの制御ソフトウェアは、ミドルウェア・アプリケーションとして既存のオペレーティング・システムにカスタマイズされた組込みシステムとしてインストールさせ、及び/又はダウンロードさせ、かつネットワーク化されたハブ、又はピア・ツー・ピア・アドホック・ネットワーク化され又は管理されたネットワーク・コンフィギュレーションの何れかを介して、デバイスにネットワーク化させることが出来る、モジュラ・デバイス、データとネットワークの管理、作動、及びネットワーク最適化モデルを提供する。このソフトウェアは、装着型、ハンズフリー及び遠隔無線システム制御を含むがこれらに限定されず、全てのヘッドセット、ネットワーク化された他のデバイスの実施及びアプリケーションに対して設定可能である。
【0025】
GPSのマッシュアップは、ビデオ・カメラとカムコーダ、IPカメラ、ビデオVOIP電話、IP電話、パーソナル・メディア・プレーヤとモービル・ハンドセット(セル・フォン)、及びハンズフリー無線受話器ブルートゥース・ヘッドセットを可能にした。セルフォンと同様に、ヘッドセットは、1対1及び1対多数コミュニケーション、ファイル格納、オーディオ、テキスト、画像と映像通信を提供するモービルの、広領域ネットワーク化されたデバイスである。IPカメラ・フォンとして、ヘッドセットは、メトロ又はローカル・エリアの、有線又はクラウド無線の、又は有線のインターネット・リンクにより、リアルタイムの音声、データ、及びオーディオ/ビデオを提供し、かつデバイスのアドホック・オフネットワークのピア・ツー・ピア・グループに対して無線ルータ及びホットスポットとして機能し又はバーチャル・プライベート・ネットワーク(VPN)を確保することができる。ヘッドセットは、パーソナル・メディア・プレーヤとして、完全に独立したハンズフリー無線解決法を提供する。
【0026】
ヘッドセットは、物理的、機能的の両方の及び組込まれたシステム設計アーキテクチャ上のモジュラ・デバイスとして設計される。所望のアプリケーションに特有となるようにコンポーネントを着脱自在にすることが出来る。第一実施態様は、双方向、マルチ・フィード及び二重の、ネットワーク化された、音声、データ及びオーディオ/ビデオの通信を可能にする、屈曲した又は矩形のビデオ・カメラ・フォン(CP)ヘッドセット単体設計で提供される、ハンズフリー無線装着型オーディオ/ビデオ・カメラ・ヘッドセットを可能にした一部品のGPSを備え、第二の実施態様は、二部品の着脱可能なハンドヘルド・セルラCPユニットとブルートゥース・イアピース・ヘッドホン・ユニットを導入するが、これらは、それぞれ、独立して作動できるが、これに代えて、イアピース受話器ヘッドフォン・ユニットをハンドヘルドのCPユニットに対する汎用ポートとして機能させて、両者を結合すると、これらは、単一のハンズフリー無線通信ヘッドセット・デバイスとなる。
【0027】
このヘッドセットは、組込まれた着脱可能/充電式格納オプションと、ホットスワップ可能なデータとパワーの格納オプションの両方を提供するように設計されている冗長のデータとパワーの管理と格納システムを、サポートし、他方、完全にスタンドアロンの自立するデバイスの作動、通信、自動化されたユーザ制御をサポートし、及び/又は認可された外部の有線又は無線のネットワーク化されたデバイス又はデバイスのグループに、音声、データ及び/又はビデオ・インタフェース制御を、安全に、転送することが出来るモジュラ・データ管理システムを提供する。
【0028】
加えて、組込まれたレーザ照準と範囲検出器は、光と動きセンサと加速度計を有する光学ズームとデジタルズーム・カメラの自動化されたズーム機能と格納式片目用ビュー・ファインダに対するハンドフリー制御をサポートし、データ管理及び/又はヘッドセット・システムは、認可された遠隔の有線又は無線でネットワーク化されたデバイス又はデバイスのグループに部分的に又は完全に、制御する。
【0029】
単一の一部品の実施態様でも着脱可能な二部分から成る実施態様でも導入されるセルラCPモジュールとイアピース・ヘッドホン・モジュールは、着脱可能な/充電電池を収納しているCPユニットと、組込型充電電池を収納しているヘッドフォン・ユニットとは別に、両者とも、独立の電池とパワー・システムを含む。イアピース・ヘッドホン・ユニットは、着脱可能な/充電式イアピース又は襟巻き電池ユニットのための二重データ/パワー・アクセサリ・ポート・システムを持つ。両者とも、ヘッドセット及び/又はヘッドフォンをサポートしかつそれらのカウンタ・バランスを取る。
【0030】
単一ユニットの実施態様においても、独立したCPとヘッドフォンの二部分から成る実施態様においても、パワーの充電状態と、アプリケーションと、基本処理、システム・ドライバ、及びネットワーク・ドライバを扱うCP ユニット、並びに、イアピース・マイクロフォン、スピーカ、メディア・プレーヤ、及びユーザ・制御のためのマイクロ・プロセッサ、ブルートゥースとマルチメディアのデバイス・ポート並びにコネクタ機能を収納しているイアピース・ヘッドホン・ユニットによる実行時間シナリオとに、基づいて、システムは、利用できる一つ以上の電池から自動的に電池を選択する。CPユニットとヘッドフォン・ユニットは、両者とも、独立して嵌め込まれていて、かつ着脱可能なフラッシュ・メモリ・ポートとデータを独立して格納し管理する機能とにより、単一ユニット及び二部分から成るユニットの何れの実施態様においても、CPユニットとイアピース・ユニットが、協働して又は独立して作動することが可能になる。
【0031】
CPユニットとヘッドフォン・ユニットが、単一ユニットの実施態様においてはデフォルトで、また、二部分から成る実施態様においては取付けによって、取り付けられる際、システムは、CPユニットの電池に戻りかつヘッドフォン電池をバックアップとしてのみ使用することが出来る。また、イアピース電池が除去されても、ヘッドセットが停止することなく機能し続けるように、ヘッドセット全体を、全ての高レベル・アプリケーションのための外部イアピース電池ユニットと全てのコア通信機能のためのCPユニットの電池とに戻すことができる。モジュラ・ヘッドセット・システムは、全ての利用可能な資源を計算しかつ使用し、そして最適機能と冗長機能に基づいて作動を決定することが出来る。
【0032】
外部の着脱可能な/入れ替え可能な、ケーブル接続を不要とする電池パワー格納オプションを導入することによって、ヘッドセットは、空間を最適化し、かつ熱、重み、サイズ及びデバイス作動をより効果的に管理することが出来、かつ冗長なパワー、格納及びシステム機能を提供することによって、ヘッドセットは、単純に、外部イアピース又は襟巻き電池ユニットを完全に充電されたバックアップ・ユニットによって置換する、又は直接、イアピース又は襟巻き電池ユニットを外部電池パック又は他のネットワーク上のデバイス又は電池式デバイスのコンセントにつなぐことにより、連続的に使用可能な真にハンズフリーの無線通信デバイス及びツールになる。
【0033】
着脱可能なイアピース電池及び襟巻き電池の解決法を利用することによってサイズ及び重みの制約が解決されるので、CPユニットは、光及び動きセンサを有する完全光学かつデジタル・ズーム・カメラと、日中及び夜間透視レンズシステムと、ターゲット位置、動きセンサ及び自動カメラズーム用のレーザ測距器と、格納式の片目用と、取り込まれた又は着信オーディオ/ビデオ・フィードの実時間ディスプレイのためのビュー・ファインダと、アイカメラ制御のための目動きセンサ、目網膜の走査・セキュリティと、雑音消去、音声認識及び音声命令のためのデュアル・カメラ及び音声マイクロフォン・システムと、マルチ・デバイス、通信、テレコンファレンス、遠隔ネットワーク、協調及び遠隔システム制御のためのマルチ・チャネル二重通信ネットワーク通信モジュールとを、より容易に収容することが可能である。
【0034】
拡張可能なプラットホームを、マルチメディア及びパワー・コネクタ・ポート又は格納式高速USBポート・オプションの何れかを有する曲折しかつ矩形に設計された本体内に提供されるCPモジュールに、設けることが可能である。CPモジュールは、ハンドヘルドGPS、セルラ、Wi-Fi又はWiMax及びブルートゥースの二重通信及びマルチ・チャネル・セルラ、IP及びピア・ツー・ピアのネットワーク上のモバイル・フォン及びカメラ/カムコーダ・デバイス、又はブルートゥース・イアピース・ヘッドホン・モジュールに結合されている場合には、ハンズフリー無線オーディオ/ビデオ・カメラと、双方向及びマルチ・フィード通信ヘッドセット、の何れかとして作動させることができる。
【0035】
主な処理コンポーネントは、CPモジュール内にあり、このCPモジュールは、他の周辺コンポーネントとインターフェースを取るための拡張コネクタを有する光学及びデジタル・ズームの日中及び近赤外線夜間透視カメラと、日中又は夜間透視カメラ・ビデオ・フィードのリアルタイムのハンズフリー視聴に対する眼及び顔の走査システムを有する格納式ディスプレイ/片目用接眼レンズ・ビュー・ファインダと、視覚カメラ・ターゲティング並びに自動光学及びデジタル・ズーム用のレーザ照準及び距離計と、二重正面カメラと、雑音消去のためのオーディオ音声フィードと、分離されたオーディオ/ビデオのための音声マイクロフォンと、ハンドヘルド・フォン又はオーディオ/ビデオの再生としての用途のためのスピーカと、ホットスワッピング可能な電池と、SD格納スロットと、完全な数字キー・パッドと、独立カメラ/距離計と、オーディオ/ビデオ制御ボタン・アレイとを含む。
【0036】
ブルートゥース・イアピース・ヘッドホン装着型プラグ・アンド・プレイ・モジュールは、 両者とも、マルチメディア及びパワーのポートと、マルチ・デバイスが同期するネットワーク化と作動のための高速USBポートと、ヘッドフォンの何れかの端にある二重データ/パワー・イアピース/襟巻きの着脱可能電池のポートとを有する、汎用ポートとして機能する。このモジュールは、サポート、カウンターバランス、そして連続的な使用のための外部の充電式かつスワップ可能なパワーソースのために、イアピース・ヘッドホンのいずれかの端に挿入することができる外部のイアピース電池クリップ又は調節可能な襟巻きヘッドセット電池クリップを、サポートし、かつ(外部のネットワーク化された又は媒体格納デバイスへの接続無しに、又は、マルチメディア又はUSBポートを介したCPモジュールの統一拡張として、又は対にされた有線のネットワーク・アクセサリとして、又は、無線ブルートゥースで対にされた接続として、又は(CPモジュール又は他のWi-Fiが可能なデバイスに接続されるときに)Wi-Fiピア・ツー・ピア・ネットワーク化された接続として)完全に独立して作動することができるスタンドアロン無線ブルートゥース・パーソナル・メディアプレーヤ、又はハンズフリー・ブルートゥース・コミュニケータの何れかとして使用される一個又は一組のブルートゥース・イアピース・ヘッドホンとして、イアピース・ヘッドホンが装着されるときに、外付けされる又はオーディオ・ファイルの格納と再生に使用されるときに、CPモジュールのための追加バックアップ・メモリとして使用するための第二SD格納スロットをサポートすることによって、ヘッドフォンを反転可能にしかつ何れかの耳に装着することを可能にする。
【0037】
充電式/交換可能な外部イアピース電池ユニット
・ 交換可能な/充電式外部イアピース電池ユニットと、調整可能な首イアピースのコネクタは、耳の回りに巻きつけるように設計されていて、重みバランスとサポートを追加し、特に装着型CPユニットに連結されるときに、ブルートゥース・ヘッドフォンのための電池寿命の長寿命化を提供する。
【0038】
・ イアピース・ユニットからカムコーダ電話機ユニットを分離せずに、又は耳からヘッドセットの全部又は一部を取り去ることなく、入れ替え可能な/充電式イアピース電池ユニットを、バックアップ・イアピース電池で置換することができるように、ブルートゥース・イアピースの着脱可能なイアピース電池ポートは、迅速な置換が出来るよう設計されていて、これにより、中断されない使用がサポートされる。着脱可能/交換可能なイアピース電池ユニットは、使用中に、イアピース電池、ヘッドセット電池及びカムコーダ電話電池を充電するように設計されたマイクロ−USBポートを有する。イアピースの交換可能/充電可能電池内のマイクロUSBポートは、ビデオ・カメラ・ヘッドセットと外部電話又は他のマルチメディア、コンピューティング、データ格納、ビデオ・ゲーム、ネットワーキング、ブロードキャスティング及び/又は通信デバイス間の直接の有線の一対化とデータ転送を支援するために用いることもできる。
【0039】
マルチ・チャネル装着型カムコーダ/電話ユニット
・ カムコーダ電話は、対にされたデバイスとして、又は単一のハンズフリー無線ビデオ・カメラ・ヘッドセットとオーディオ/ビデオ通信システムになる、30 Pin Connector又はUSB 3.0を介して接続されていてかつ直接イアピースの1つと連結されているデバイスとして、ブルートゥース・イアピースの1つ又は両方と無線で連結される通常の無線ハンドヘルド・フォンとして作動させることができる。
【0040】
・ 汎用ブルートゥース・イアピース・ユニットは、多様なスタイルとタイプのハンズフリー・ビデオ・カメラ/フォン・ユニットとの接続をサポートするように設計されている。3台の好適なビデオ・カメラ及び映像通信ヘッドセット実施態様は、以下から成る:
【0041】
・ ブルートゥース・イアピースに接続しかつ単一のハンズフリー無線ビデオ・カメラ、及びWAN、LAN又はPAN二重通信及びマルチ・フィード音声、データ及びオーディオ/ビデオ通信ヘッドセットとして作動するように設計された格納式の高速度USBポートを有する屈曲したカムコーダ/電話機ユニット。
【0042】
・ 顔の面にフィットする設計を有する屈曲したユニット及び目のレベルでビデオを取込むように設計されている前方に向いているビデオ・カメラ。
【0043】
・ 使用を中断させない、組込まれていてかつ迅速な着脱が可能な/入れ替え可能な電池のオプション。
【0044】
・ 音声、データ、静止画像とオーディオ/ビデオ記録のための組込まれていてかつ着脱可能なデータ格納。
【0045】
・ 光学ズームとデジタル・ズームを有する日中及び赤外線夜間透視ビデオ・カメラ。
ビデオ・カメラは、二重オーディオ/ビデオ・ストリーミング;日中の光、暗い光及び夜の光の状態の検出;ビデオ・ストリーミングと様々な光状態における静止写真;ヘッドセットを介して受理された制御コマンドへの反応;そして、ヘッドセットの装着者が移動する際の画像の安定化の能力を有するのが好ましい。
【0046】
本発明の実施態様は、ヘッドセットの作動の制御も提供する。ヘッドセットの実施態様は、以下のようなソフトウェアを有する。このソフトウェアは、外部の刺激又は命令に応答することによって、ヘッドセットの作動上の作動を制御し;ブルートゥース、セルラ又はWi-Fiのような無線ネットワークにより外部のデバイスと通信し;ヘッドセットの、次の何れかを備えることができる作動モードを管理し、(a)音声のみモード、例えば、ヘッドセット装着者の音声、(b)音ありビデオのみモード、例えば、ヘッドセット装着者の音声は無いが、搭載ビデオ・カメラ及びビデオ・ストリームの音を介して見られるビデオ・ストリーミング、(c)音無しビデオのみモード((b)に類似するが、ビデオ・ストリームには音が無い)、及び(d)音声有りビデオモード;(a)ヘッドセット装着者によって作動される搭載マニュアル・制御、(b)音声コマンド、及び(c)(これらに限定されないが)PC又は他の無線デバイスのような遠隔制御装置から受信される命令、に応答し;かつ(a)他のデバイスへの格納、(b)インターネットへのアップローディング、及び(c)セルラ、無線、直接、又はLAN接続されたデバイスによるリアルタイム二重通信オーディオ/ビデオ通信を可能とする。
【0047】
ヘッドセットの作業制御の一形態は、以下のステップとシーケンスを備える:
−制御されるべきヘッドセット(「被制御対象物」)の識別;
−コントローラと被制御対象物間の電子ハンドシェイク;
−コントローラと被制御対象物間の通信オプションの識別と選択;
−ヘッドセット内の制御ソフトェアによる制御アクションの実行;及び
−コントローラへの応答。
【0048】
上記の記述においては、コントローラと被制御対象物が記載されているが、実際には、ヘッドセットとそれに関与しているデバイスは、システムのピアである。ヘッドセット又は他のデバイスの何れかを、コントローラとして機能するとみなすことができる。ヘッドセットの制御ソフトェアは、デバイス(すなわち、コントローラ又は被制御対象物)の役割を、そのデバイスの能力に基づいて、関与するデバイスと電子的に交渉するアルゴリズムを含む。
【0049】
作業制御のためのステップのシーケンスを記述して来たが、一実施態様で利用可能な制御アクションは、以下の高レベル・カテゴリに分類される:
−ヘッドセット(デバイスそのもの)の制御;
−ビデオ・カメラとレーザ測距器の制御;
−セル式フォンとビュー・ファインダの制御;
−イアピースとメディア・プレーヤの制御:
−オーディオ・システムの制御;
−目と顔認識及び自動カメラ・ズームの制御;
−デバイスの許可とセキュリティの制御;
−通信とネットワーク制御;
−パワーの制御;
−記録の制御;及び
−格納の制御。
【0050】
更に、本発明の実施態様は、ヘッドセット、ハンドヘルド・デバイス(典型的には、セルラ・フォン)及び外部組織の間の通信を提供する。利用できる通信プロトコルは、例えば、ブルートゥース、Wi-Fi及びセルラを含む。プロトコル選択は、例えば、最適消費電力、所望の音声又はビデオ品質、利用できるビット転送速度と送信されるデータのタイプのようなファクタに基づいて、作成される。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1A】着脱可能で/充電式のイアピース電池ユニットによって平衡が保たれていて、耳に装着されている、矩形に設計されたカメラ・フォン(CP)ユニットを有する、単体のイアピースビデオ・カメラ・フォンヘッドセット(ヘッドセット)を表す図である。
【図1B】ヘッドセット・カメラが向いている方向を摺動トラックにより調整することが可能な、矩形設計のCPユニットを有する単体ヘッドセットの実施態様を表す図である。
【図2A】ヘッドセットとヘッドフォン・ボタン・アレイと前方を向いているセンサとを示す、着脱可能な/充電式イアピース電池ユニットを有する、耳に装着されている、屈曲した単体のCPユニットを表す側面図である。
【図2B】屈曲したCPユニットとCPユニット・カメラが向いている方向を調整するための摺動トラックとを有する、単体ヘッドセットの方向調整が可能な実施態様を表す図である。
【図3】ヘッドフォン・ボタン・アレイと、摺動トラックと、外部の着脱可能な/充電電池ユニット用のパワー・ポートとを表す単体の屈曲したヘッドセットの実施態様の図である。
【図4】レーザ測距器と、拡張光学ズーム・カメラレンズと、カメラ・マイクロフォンと、イアピース・ヘッドホン高速USBポートとを含む、ヘッドセット・ユーザ制御及び前方に向いている正面センサを表す、単体の屈曲したヘッドセット実施態様の斜視図である。
【図5】クラムシェル・セルフォン・ビュー・ファインダ・ディスプレイの閉じたドア及び二重ヒンジ結合された開閉式ドア・パネル、ヘッドセット及びイアピース・ポート、スピーカ及びマイクロフォンを表す単体の屈曲したヘッドセット実施態様の斜視図である。
【図6】着脱可能な屈曲したハンドヘルドCPユニットの実施態様と、CPユニットのマルチメディア拡張ポートを露出させているスタンドアロン・ヘッドフォン・イアピース・ポート・ユニットの実施態様の斜視図である。
【図7】ユーザ制御が現れている開放されたクラムシェル・ビュー・ファインダ・ディスプレイと、CPユニット・マイクロフォンと、スピーカと、目の動きスキャナ・レンズとを有するスタンドアロン・フォン・モードの屈曲したハンドヘルドCPユニットの斜視図である。
【図8】ヘッドフォン高速USBポートとCPユニットUSBコネクタを露出させて、ヘッドフォン・イアピースハブから分離されている矩形のハンドヘルドCPユニットを表す。
【図9A】スタンドアロン・イアピース・ヘッドホン・ユニットと引込ませたUSBコネクタとを有する矩形のスタンドアロン・ハンドヘルドCPユニットの斜視図である。
【図9B】USBコネクタが引出されている、ヘッドフォン・イアピースハブから外された矩形のハンドヘルドCPユニットを表す斜視図である。
【図10A】ビュー・ファインダ・スクリーンが傾けられている、ハンドヘルド・ビデオ・カメラ・モードのCPユニットを表す、ヘッドフォン・イアピースハブから外された矩形のハンドヘルドCPユニットを表す斜視図である。
【図10B】ビュー・ファインダを有し、かつ片目用ディスプレイ・モードで拡張アームが完全に伸ばされている、ヘッドセット・モードのヘッドフォン・イアピースハブに嵌め込まれている矩形のハンドヘルドCPユニットの斜視図である。
【図10C】格納式の片目用ビュー・ファインダ・ディスプレイの調整可能性を表す斜視図である。
【図11A】片目用ディスプレイが延長されていて、イアピースに結合されている矩形のCPモジュールを表す斜視図である。
【図11B】片目用ディスプレイが引出されていて、ヘッドフォン・イアピースモジュールに結合されている、屈曲したCPモジュールを表す斜視図である。
【図12】目を覆っている片目用ビュー・ファインダを有し、かつレーザ距離計光学カメラ・ズームと動きセンサ手のジェスチャのコマンド・システムを表すヘッドセットを装着しているユーザを示す斜視図である。
【図13】目を覆っている片目用ビュー・ファインダを有し、かつアイカメラ制御のための眼球スキャナ及び目と顔の動き追尾システムを有するヘッドセットを装着しているユーザを示す斜視図である。
【図14】自動カメラ・ズーム制御に対する距離計を使用する間に、カメラの視野をディスプレイしている片目用ビュー・ファインダを表す斜視図である。
【図15A】アイカメラ制御に対する目と顔の動き追跡システムを表し、目の前面に延在する片目用ビュー・ファインダ及び眼球スキャナを有する、耳に装着されているヘッドセットを示す斜視図である。
【図15B】自動光学ズーム及び/又はデジタル・ズーム、広角ビュー、及び他のカメラのモードと制御に対するヘッドセットによって認識することができる目の位置及び顔の属性の5つの具体例を表す。
【図16】無線リンクによって供給される遠隔ビュー・ファインダとして、これと対をなすハンドセットにディスプレイされるカメラ画像及び/又は稼動中のビデオ・フィードを表す斜視図である。
【図17A】可逆なイアピース・ヘッドホンと、イアピースマルチメディア及び高速度USB ポートと、SDカードと、外部の電池ポートを表す斜視図である。
【図17B】可逆なイアピース・ヘッドホンと、イアピースマルチメディア及び高速度USB ポートと、SDカードと、外部の電池ポートを表す斜視図である。
【図18】イアピース電池ユニットが取り付けられているヘッドフォン・モジュールを表す斜視図である。
【図19】左右のヘッドフォン・モジュールの両方を結合する、首の後に来る電池ユニットを表す斜視図である。
【図20】左右のイアピース・ヘッドホン・マルチメディア・ハブへのUSB接続を有する、左右に光学ズーム・ビデオ・カメラを有する、対となるマルチメディア・ビデオ・ディスプレイ・サングラスを表す斜視図である。
【図21】左右のイアピース・ヘッドホンと、CPヘッドセット・モジュールとインターフェースが取られている左右の目動きスキャナを有するマルチメディア・サングラスを表す斜視図である。
【図22A】ヘッドセット日中及び近赤外線夜間視界カメラ・ビデオ取込モードと同期する、日中及び夜間視界ディスプレイ・オプションを表す使用の場合である。
【図22B】両眼ビュー・ファインダ・ディスプレイ・サングラスと、ハンズフリー広域通信及びテレコンファレンスに対するCPヘッドセットを表す使用の場合である。
【図23】ホスト・ラップトップ・コンピュータの上部に載置されていて、IPカメラ(ウェブカメラ)として使用されるCPモジュールを示す使用の場合である。
【図24】CPヘッドセットをウェブカメラとして使用して、CPモジュールとイアピース・ヘッドホン・モジュールを充電するためのポートを有する、ホスト・デスクトップ・コンピュータにインターフェースしたドッキング・ステーションを示す使用の場合である。
【図25】CPモジュールを充電するための調整可能なロケット・ポートを有するドッキング・ステーション、左右のヘッドフォン・モジュール、及び一体のヘッドセット及び/又はウェブカメラとしてのCPモジュールの使用を表す斜視図である。
【図26】本発明のヘッドセットに対するハイレベル・ハードウェア・アーキテクチャを示す概要図である。
【図27】本発明のヘッドセットに対するハイレベル・ソフトウエア・アーキテクチャを示す概要図である。
【図28】本発明のヘッドセット状態遷移図である;
【図29】着信によって覚醒する本発明のヘッドセットを示すフローチャートである。
【図30】本発明の対となるデバイスによる着信を示すフローチャートである。
【図31】本発明のヘッドセット作動システムに対するヘッドセット作動システムを示す構成図である。
【図32】本発明の呼び出しタイプ管理サブシステムに対するヘッドセット作動システムを示す構成図である。
【図33】本発明のデバイス・セキュリティ/IDサブシステムに対するヘッドセット作動システムを示す構成図である。
【図34】本発明のデバイス作動サブシステムとデバイス・イベント/コンテクスト管理サブシステムに対するヘッドセット作動システムを示す構成図である。
【図35】対となるデバイスを有するヘッドセットと、他のモバイル・デバイスとの間の本発明の通信を示す概要図である。
【図36】セルラ・ネットワークを介するヘッドセットとモバイル・デバイスの間の本発明の通信を示す概要図である。
【図37】対となるデバイスを有するヘッドセットと、セルラ・プロトコル及びブルートゥース・プロトコルを使用する他のモバイル・デバイスとの間の本発明の通信を示す概要図である。
【図38】ヘッドセットと、稼動中のハブと、セルラ接続及び直接のインターネット接続を使用するモバイル・フォン及びコンピュータのようなクライアント・デバイスとの間の本発明の通信を示す概要図である。
【図39】対となるデバイスを有するヘッドセットと、稼動中のハブと、セルラ接続及び直接のインターネット接続を使用するモバイル・フォン及びコンピュータのような外部のクライアント・デバイスとの間の本発明の通信を示す概要図である。
【図40】コンピュータに有線接続されている基地局に収容されているヘッドセットと、他の外部モバイル・デバイスとの間の本発明の通信を示す概要図である;
【図41】ブルートゥースによりモバイル・デバイスと対をなすヘッドセットと、モバイル・フォン及びコンピュータのような外部のクライアント・デバイスとの間の、セルラ接続及び直接のインターネット接続を使用する本発明の通信を示す概要図である。
【図42】ブルートゥース・ネットワークによりモバイル・デバイスと対をなし、そのデバイスとの接続のネットワークが独立しているヘッドセットと、セルラ・ネットワーク上の稼動中のハブとの間の、本発明の通信を示す概要図である。
【図43】Wi-Fiネットワーク内のヘッドセットと、外部のクライアント・デバイス(例えばモバイル・フォン及びコンピュータ)と間の、セルラ接続及び直接のインターネット接続を使用する、本発明の通信を示す概要図である。
【図44】Wi-Fiネットワーク内でブルートゥース・ネットワークにより対となり、Wi-Fiネットワーク装置が外部のデバイスと通信する、モバイル・デバイスを有するヘッドセットと、セルラ・ネットワークによる稼動中のハブとの間の本発明の通信を示す概要図である。
【図45】通信はWi-Fiネットワーク内のモバイル・デバイスと対になっているヘッドセットと、セルラ・ネットワーク上の外部のデバイスとの間の本発明の通信であって、稼動中のハブとクライアント・デバイス間の通信が、セルラ・ネットワークと直接のインターネットTCP/IPネットワークによっている、本発明の通信の概要図である。
【図46】ヘッドセットが、1個以上ブルートゥース接続又はWi-Fiピア・ツー・ピア・アドホック・グループ・デバイス・ネットワークを介して、ゲーム・コントローラ及びテレビジョン又はコンピュータ・モニタ、及びヘッドセットと、有線のインターネット接続により直接稼動中のインターネット・ハブと対にされた及び/又はネットワーク化されたデバイスとに接続されているパーソナル・コンピュータ(PC)と対をなし、そして、稼動中のハブと遠隔クライアント・デバイスとの間の通信が、直接の有線インターネットTCP/IP又は本発明の無線インターネット・セルラのネットワーク化された接続により、発生する、Wi-Fiネットワーク内のヘッドセット、コンピュータ及び他のデバイスを示す概要図である。
【発明を実施するための形態】
【0052】
本発明の実施態様は、ハンズフリー無線ビデオ・カメラ・フォン・ヘッドセットに関し、これは、リアルタイムの双方向及びマルチ・フィード音声、データ、及びオーディオ/ビデオ通信デバイスを備え、これは、スタンドアロンの、長距離セルラ方式通信端末として、及び/又はモバイル・フォン、PC、TV、ビデオ・ゲーム機、他の無線デバイス、又は有線のインターネット端末に対する短距離の対となる無線アクセサリとして、作動することができる。
【0053】
本発明の実施態様は、デバイス・パワーの最適化、対にされた及び/又は独立の無線音声、データ及びオーディオ/ビデオ通信、ストリーミング、ネットワーキング、記録、アーカイブ処理、格納、デバイス及び発信者の認証及びセキュリティ、遠隔無線ビデオ・カメラとデバイス・制御、並びにモバイル・フォン、セルラ、ブルートゥース及び/又はWi-Fiを可能にする端末の何れかを介する遠隔ビュー・ファインダ、のための手動及び/又は自動通信プロトコル選択も提供する。
【0054】
図1Aは、一部品型の矩形のヘッドセット10装置を装着しているユーザの斜視図である。イアピース30は、イアピースとモード適合可能なカメラ・フォン・制御のためのユーザ・インターフェース制御として、31と34の機能を制御する。ヘッドフォンの補充パワーは、イアピース電池100によって供給される。カメラ・フォン制御50は、ユーザがカメラとフォンを作動させるための制御として機能する。カメラ・センサ60は、カメラ・フォン・モジュールに対するオーディオと光の入出力として機能する。
【0055】
図1Bは、可動トラック35の調整によりある角度位置に設定したモジュラ型矩形のヘッドセット12を装着しているユーザの図である。
【0056】
図2Aは、特定されたユーザ制御とポートを有する屈曲したヘッドセット15装置を装着しているユーザの図である。
【0057】
図3は、特定されたユーザ制御50を有するモジュラ型の屈曲したヘッドセット15装置の斜視図である。この実施態様は、モジュラ型で、これは、イアピースハブに取り付けられる複数のアクセサリと共に作動し、外してハンドセット・フォンとして使用出来るカメラ・フォン・モジュールとなるように構成することができる。イアピース・ユーザ制御31は、メニュー/選択又は再生/休止ボタン32、トグル・ボタン音量/音声トラック33、コール開始/終了ボタン34を起動させる。角度調整を可能にするトラック35は、頭からのカメラ・フォンのFOVのずれを調整することが出来る。アクセサリ・ポート44は、パワーと音声出力の周辺機器とインターフェースを取る。
【0058】
図4は、コール開始/終了ボタン34、メニュー/記録ボタン51、選択/再生/休止ボタン52、音量/ズーム/音声及びオーディオ/ビデオ・トラック順方向/逆方向のためのトグル・ボタン53、レーザ照準及び測距器/フラッシュ及び照明器光ボタン・オンオフ・ボタン54のためのカメラ・フォン制御を示す。カメラ支援には、レーザ照準/光及びフラッシュ55、及びオーディオ/ビデオの取込み及び雑音消去のためのカメラ・オーディオ・マイクロフォン64がある。カメラ機能は、可視光及び近赤外光カメラレンズ、光/動きセンサ62、及び光学ズーム及びデジタル・ズーム及び広角ビュー・レンズ63からなる。
【0059】
図5は、集積化されたハマグリ・シェル・フォン・コンポーネントを有するモジュラ・カメラ・フォン・モジュール25と、対応するポートを有するイアピース30を示す。ユーザ・コンポーネントには、開閉式扉パネル71、ビュー・ファインダ・ディスプレイ・パネル72、開閉式扉ヒンジ74、SDカード(フラッシュ・メモリ・ポート)86、カメラ・マウントのためのポート87、高速度USBポート42、ヘッドフォン・マイクロSDカード・ポート43、イアピース・マイクロフォン45、ヘッドフォン・スピーカ46、CPユニット音声マイクロフォン65、着脱可能な/充電式イアピース電池ユニット100、イアピース・ヘッドホン電池ユニット・マイクロUSBコネクタ・ポート102が、含まれる。
【0060】
図6は、イアピース30から外されている、モジュラ型カメラ・フォン・モジュール25を示す。イアピースユーザ・コンポーネントには、メニュー/選択又は再生/休止ボタン32、トグル・ボタン(音量/オーディオ・トラック33、外部パワー及びデータ・ヘッドフォン・アクセサリ・ポート)44、イアピース・マイクロフォン45、ヘッドフォン・スピーカ46が、含まれる。カメラ・フォン・ユーザ・コンポーネントには、ヘッドフォン・ユニットと嵌合するためのCPユニット末端部ドッキング溝81、マルチピン・マルチメディア・ポート/ヘッドフォン・コネクタ82、SDカード(フラッシュ・メモリ・ポート)86、カメラ・マウントのためのポート87が、含まれる。
【0061】
図7は、フォンを作動させるためのハンドセットとして使用するための、ハマグリ・シェル開口を有するカメラ・フォン・モジュール25を示す。呼出しは、フォン及びディスプレイ・メニュー・ボタン及び/又はタッチ・スクリーン・アレイ55、CPユニット音声マイクロフォン65、CPユニットイアピースとカメラ・スピーカ66、開閉式パネル71、ビュー・ファインダ・ディスプレイ・パネル72、ビュー・ファインダ/片目用ディスプレイ・スクリーン73、開閉式扉ヒンジ74、ビュー・ファインダを傾けるヒンジ75、ディスプレイ搭載のカメラレンズ及び目/顔の動きスキャナ78、ヘッドフォン・ユニットと嵌合するためのCPユニット末端部ドッキング溝81、マルチピン・マルチメディア及びパワー・ポート/ヘッドフォン・コネクタ82、SDカード(フラッシュ・メモリ・ポート)86、カメラ・マウントのためのポート87を示す。
【0062】
本発明は、以下に、本発明の実施態様の若干の具体例により、添付の図面を参照してより完全に記載される。実際、本発明は、多くの異なる形で実施させることができ、かつ本願明細書に記載する実施態様に限定して解釈されるべきでない。これらの実施態様は、むしろ、この開示が適用される法的要求を満たすための具体例として提供されている。適切な場合には、異なる図面において同一である、対応する、又は類似するコンポーネントには、類似した参照番号及び参照文字が、用いられる。
【0063】
本発明の一実施態様は、ヘッドセット10、12、15、17、20、25と、イアピース・ヘッドホン・モジュール30と、着脱可能な/充電式パワー・アクセサリ100と、マルチメディア眼鏡アクセサリ120と、ヘッドセット・ドッキング・ステーション150とを備えている。ヘッドセットの例示的実施態様は、以下の構成要素を備える。
【0064】
・ 無線通信デバイス10、12、15、17、20、25:ヘッドセットは、スタンドアロンの無線通信デバイスとして機能することが出来る。スタンドアロン・モードの場合、他の無線デバイスと通信するために、対になる如何なるデバイスも必要とされない。それは、標準の無線フォンと同様に機能し、かつ無線又は有線で、ネットワークにより他のデバイスと通信する。
【0065】
・ 組込まれたビデオ・カメラ62:内蔵型の静止画像及びオーディオ/ビデオ・カメラは、ビデオ・ストリームを取込みかつこれを局所的フラッシュ・メモリ格納86に記録する、又は広い、メトロ、ローカル・エリア・ネットワーク又はパーソナル・エリア・ネットワークにより、格納のために、他のデバイスに無線でストリームするために使用される。カメラは、光と動きセンサ検出能力と、昼光と極めて低照度の夜間の条件で使用可能とする昼光と近赤外線夜間視界センサを有する。カメラは、マニュアル50、ハンズフリー音声及びヘッドセットによって受信される遠隔制御の命令にも応答する。カメラは、ユーザの自然な眼球運動13に同期して作動し、かつハンズフリーの自動化された目のための目と顔の走査及び認識システム14により、それをカメラのズーム機能にフォーカスするようにも設計されている。
【0066】
・ 光学ズームとデジタル・ズーム:このカメラには、拡張されたズーム能力のためのクローズアップ(マクロな)及び広角のビューイング及び/又はデジタル・ズームのために内部及び外部の光学ズームレンズ63が組み込まれている。
【0067】
・ パワー・ソース:このヘッドセットは、一体化された及び/又は外付けの電池100によって駆動される。これらの電池は、着脱可能、入れ替え可能、及び/又は充電式である。これに代えて、ヘッドセットは、外部電池との有線接続102から、又は直接電気グリッドに有線で接続されている電源により駆動させることができる。
【0068】
・ 格納デバイス:ビデオ・カメラ62とマイクロフォン64によって取り込まれたオーディオ/ビデオは、ヘッドセット86の着脱可能な永続的格納に格納させることができる。本発明の実施態様は、例えば、ヘッドセットに組み込まれているRAM格納とフラッシュ格納、及びヘッドセットに差し込まれる着脱可能な格納デバイス(例えば、SDカード等のデバイス)の、2つのタイプの格納を提供する。イアピースは、オーディオ・ファイルの格納のためにSDスロット43を含む。
【0069】
・ GPS位置:ヘッドセットは、組込まれたGPS位置受信機を有する。これは、位置コンテクストの決定又はデータ処理に使用することができる。
【0070】
・ 高照度の光源:これは、ビデオ撮影又は静止画像の撮影に必要とされる光源61である。
これは、暗い静止画像の取込み時のフラッシュとしても使用することもできる。
【0071】
・ レーザ照準と距離計:正確な距離報告と自動カメラ・ズーム機能を得るための図12に示されるターゲット照準及び範囲測定サブシステム61。
【0072】
・ ビュー・ファインダと片目用ディスプレイ:ヘッドセットは、内蔵型の調整可能な74、75、76及び引出すことが可能な73クラムシェル・フォン・ディスプレイ70と、ヘッドセット/カメラ・フォン・モジュールから外側に突出させることができ、かつ取り込まれた及び/又は受信されたビデオ・フィードをリアルタイムでハンズフリーで視聴するための図15Aの片目用ディスプレイとして、目を覆って装着される、図10Aに示されるカメラ・ビュー・ファインダとを有する。クラムシェル・ディスプレイは、ハンドヘルド・フォン及び/又はオーディオ/ビデオの再生機能用のスピーカフォンとして内蔵スピーカ66を有する。クラムシェル・ディスプレイは、自己画像取込のため及びハンドヘルドのセルフォン・モードでのモバイル・テレビ会議のため、又は、片目用ディスプレイとして目をおおって装着されるときにセキュリティとカメラ制御に自動化するための目と顔の走査デバイスとして、第2の光学レンズ78を含む。
【0073】
ヘッドセット・パワー・アクセサリは、着脱可能な/充電電池の数多くの実施態様を含む。ドッキング・ステーション150には、格納、電池の充電、ホストとの接続111又は他のいかなる作動上の目的のために、ヘッドセット用の座台153が設けられている。ドッキング・ステーションは、以下の機能を含む:
・ 座台:ヘッドセットは、使用されていないとき、又は、電池を充電するとき、又はヘッドセットからデータをアップロード/ダウンロードするときに、ドッキング・ステーションに配置される。
【0074】
・ パワー充電器:ドッキング・ステーションは、モジュラ型電池を充電するためのパワーを提供する。ヘッドセットがドッキング・ステーションに配置されかつその電池が消耗してしまっている場合、ドッキング・ステーションは、ホストUSB又は壁のコンセントから電流を取出しそして電池を充電する。充電器は、グローバルなパワー・グリッド(110―220のVAC、50―60Hz)で機能するように設計されている。
【0075】
・ ヘッドセット管理と機器構成:ドッキング・ステーションは、USBインタフェースを介してコンピュータ145に接続可能なデバイスである。これは、これをドッキング・ステーションに配置することによってヘッドセットを管理しかつ機器の設定をするために使用することができる。コンピュータにインストールされるヘッドセット管理ソフトウェアは、ヘッドセットを管理しかつその機器設定を行うために、管理が単純でかつユーザ・フレンドリなインタフェースを提供する。ヘッドセットは、以下のUSBクラスのデバイスの1つとして作動する;
1)大量の格納、2)ビデオ、3)通信。
【0076】
ヘッドセット作動
図26は、カメラ/フォン・モジュールの機能電子サブシステムを示す。
【0077】
図27は、カメラ/フォン・モジュールに実行される代表的なソフトウエアのアーキテクチャを示す。
【0078】
図28は、本発明のヘッドセット状態遷移図である。ヘッドセットがスイッチ・オンされると、ヘッドセットは常に電話に類似したスタンバイ・モードになる。外部イベントがヘッドセットに発生するまで、ヘッドセットはスタンバイ・モードのままである。ヘッドセットは多数の方法で覚醒させることができるが、その例は、
- 着信(直接、ヘッドセットに);
- 対にされたデバイスを介した着信;
- ユーザによる手動アクション;
- 動き検知;
- 音声命令;
- デバイスの認可及びセキュリティ
- 予約されている;イベント、コンテクスト、ネットワーク、及び
- 位置に基づく。
【0079】
覚醒後のヘッドセット作動
図29は、着信によって覚醒する本発明のヘッドセットを示すフローチャートで、そして、図30は、本発明の対にされたデバイスを介した着信を示すフローチャートである。
【0080】
ヘッドセットが上記の動きの1つの結果として、覚醒すると、ヘッドセットは以下の動きの一つ以上を実行することができる:
【0081】
記録/取込み
・ 音声のみ
・ オーディオ/ビデオの
・ ビデオのみ
・ 静止画像
・ 音声とビデオ
・ データのみ
・ マルチメディアとデータ
【0082】
コール・タイプ
・ 音声
・ オーディオ/ビデオ(ストリーミング)
・ オーディオ/ビデオ(ストリーミング及び受信)
・ 音声とビデオ(ストリーミング及び受信)
・ メタデータ
【0083】
システム制御
・ 固有システム制御
・ 手動システム制御
・ ハンズフリー・システム制御
・ 自動システム制御
・ 対にされたシステムの制御
・ 遠隔システム制御−ハブ又は無線
【0084】
システム制御
以下の段落は、システム制御を詳細に説明する。
【0085】
固有システム制御
これらは、ヘッドセット作動システムの一部としてヘッドセット内部で作動する制御である。これらの制御は、ヘッドセットの適切な機能に不可欠である。パワーがスイッチ・オンされるとすぐに、これらの制御は起動され、そして、ヘッドセットがスイッチオフされるまで、連続的に作動する。この固有制御の主要なサブシステムは、以下の通りである:
【0086】
パワー・システム−格納、管理
メモリ管理
カメラ制御
- 撮像素子の初期化
- 撮像素子のデータ収集(静止画像とビデオの取込みの間)
- 画像の安定化(画像取込の間)
- 光学ズームとデジタル・ズーム(画像取込の間)
- レーザ測距器と自動化されたズーム(画像キャプチャの間)
- 静止画像の取込み/ビデオ又はオーディオ/ビデオの記録
- 動きセンサ
- 光センサ
- 日中/近赤外夜間視界センサ
- オーディオ制御
【0087】
無線アクティブ化/リスン/ストリーミング/ネットワーク化
- セルラ
- Wi-Fi
- GPS
- ブルートゥース
- マルチ・チャネル
- インターネットへの静止画像/ビデオ又はオーディオ/ビデオ・ストリーム
- 音声、オーディオ/ビデオの又は音声及びビデオコール(双方向/マルチ・フィード)
- セルラ、IPフォン及び/又はIPカメラ(ルータ/ホットスポット・モード)
- スタンドアロンの、リンクされた/外付けされた、有線又は無線の一対化された及び/又はグループ・デバイス・ネットワーク化モード
【0088】
オーディオ・システムと音量調整
- カメラ/フォン音声マイクロフォン、AGC
- イアピース音声マイクロフォン、AGC
- ビデオ・カメラ・マイクロフォン、AGC
- カメラ/フォン・スピーカ
- イアピース・スピーカ
- 自動フォン/イアピース・マイクロフォン/スピーカのオン/オフ(CPユニットがイアピース・ユニットに結合されると、CPマイクロフォンとスピーカは、自動的にシャットダウンし、そしてイアピース・マイクロフォンとイアピース・スピーカが作動を引き継ぐ(ビデオ・カメラ・マイクロフォンのノイズ消去は、オンのままである))
- スピーカ、イアピース音量変更リクエスト、
- カメラ・マイクロフォンと音声認識システムを使用したノイズ消去システム
【0089】
セキュリティ制御
- 音声認識/コマンド
- 網膜走査認識
- キーイン・デバイス・パス・コードの発語
- デバイス/IP ID認識
- ユーザ/グループ/ネットワーク認可
- GPS/位置
【0090】
手動制御
ユーザが、搭載ボタンとスイッチを押すことによって、これらの制御50及び31が作動する。これらの制御は、以下から成る:
カメラ制御ボタン50、スイッチとマウント87
- 特定の設定を開始するための設定ボタン
- レンズ・ズームイン/アウトのためのトグル・ボタン、又はオーディオ/ビデオ再生のための音量制御又は順方向/逆方向ボタン
- レーザ照準及び距離計のオン/オフ
- 光/フラッシュのオン/オフ
- 日中/近赤外夜間視界カメラ・モード
- ビデオ録画又は静止画像取込みのスタート/停止/休止
- ハンズフリー音声コマンドを起動するためのオン/オフ・ボタン
- メニュー及び設定ボタン
- USBポートの引出し/引込めスイッチ
- カメラの取り付け留め具87
【0091】
イアピース制御ボタンとスイッチ31
- 着信ボタンに対するアウトコール/応答
- 呼び出し又はスピーカの音量/オーディオ・ファイルの走査/順方向及び巻戻しトグル・ボタン
- メニュー及び設定ボタン
- 外部の最新交換電池ポート・リリース・スイッチ
- 高速度USBとマルチメディア・ポート
- 二重外部パワー及びヘッドセット・アクセサリ・ポート
【0092】
フォン制御ボタン55、スイッチ及びディスプレイ73
- メニュー及び左右の機能ボタンを有する数字ボタン・キーパッド
- 固有システム制御と名付けられたセクションにリストされるセキュリティ制御
- 片目用ディスプレイとしての用途に対する拡張システムを有するビュー・ファインダ
【0093】
ハンズ・フリーのデバイス制御
これらの制御は、以下を含む、デバイス、通信及び/又はカメラの作動に対する、全ての非ボタン式又は物理的アレイの手動及び半自動ハンズフリー・ユーザ制御システムを含む;
音声コマンド
動きジェスチャ認識
光学走査と目と顔の認識
レーザ測距器と自動光学ズーム及び/又はデジタル・ズーム
日中及び近赤外夜間視界カメラに対する光センサ
作動センサと加速度計
【0094】
対にされたデバイスの制御
これらの制御は、手動制御に類似している。しかしながら、これらの制御は、対にされたデバイスを使用して作動される。これらの制御は、上記の手動制御の全てを含む。加えて、対にされたデバイス・スクリーンは、制御作動に対する遠隔ビュー・ファインダとして機能する。
【0095】
ヘッドセット作動システム
図31は、本発明のヘッドセット作動システムに対するヘッドセット作動システムを示す構成図である。ヘッドセットの機能は、デバイスに組込まれているヘッドセット作動システムによって管理される。この作動システムは、ヘッドセット内の特定作動を扱ういくつかのサブシステムも備える。これらのサブシステムは、以下を含む:
- 通信プロトコル・サブシステム
- コール・タイプ管理サブシステム
- デバイス・セキュリティ/IDサブシステム
- データ管理と格納サブシステム
- パワー管理サブシステム
- デバイス作動サブシステム
- イベント/コンテクスト管理サブシステム
【0096】
通信プロトコル・サブシステム
ヘッドセットは、多数の無線通信プロトコルをサポートする。これらには、セルラ、WiMax又はWi-Fi、及びブルートゥースが含まれる。この通信プロトコル・サブシステムは、ヘッドセットに対する全ての通信の着信と発信を管理する。このヘッドセットは、ネットワーク・インフラ(クライアント・サーバ)又はアドホック(ピア・ツー・ピア)環境に参加するであろう。モービル・アドホック・ネットワーク(MANET)の属性は、メッシュにおいて作動するときに、割当及び順方向データにネットワーク接続されているユニットを可能にするであろう。インターネット電話は、広帯域IPネットワークで作動しているマルチメディアのデータ・ストリームに対する導管である。TCP/IPスタックは、IPv6とIPsecに対応しているであろう。TCP/IPスタックは、二重プロセス間通信のためのIPソケット又はマルチメディアのデータと制御メッセージの配送のためのスレッドを提供する。セッション開始プロトコル(SIP)は、音声とビデオ・ストリームの配布のためのリアルタイム・トランスポート・プロトコル(RTP)によるマルチメディアのセッション作成のために使用されるであろう。
【0097】
コール・タイプ管理サブシステム
図32は、本発明による呼び出しタイプ管理サブシステムのためのヘッドセット管理システムを示す構成図である。ヘッドセットは、音声、オーディオ/ビデオ及びデータ呼び出しの多重組合せで作動させることができる。呼び出しのタイプに基づいて、ヘッドセットは、利用できる無線通信プロトコルの1つ又は組合せを選択する。
【0098】
デバイス・セキュリティ/IDサブシステム
図33は、本発明によるデバイス・セキュリティ/IDサブシステムのためのヘッドセット管理システムを示す構成図である。ヘッドセットは、セキュリティの必要条件を提供する。顕著なセキュリティ特徴のいくつかは、発信者番号通知サービスの検出、呼び出し側デバイス機能の検出、手動のパスコード、音声コマンド及びGPS/位置を含む。セキュリティ・サブシステムは、主に、ヘッドセットへのアクセスに使用される。スイッチ・オンされると、ヘッドセットは、ユーザに、ヘッドセットへのアクセスを可能とするために、コンピュータ・ログインのためのパスワードと類似するパスコードをキー入力する又は発語することを要求する。同様に、ヘッドセットは、予め設定された呼出番号に基づいて自動的に着信を受け入れ又は拒絶することができる。加えて、ヘッドセットの位置は、ヘッドセットの作動を定義する際に使用することができる、例えば、ヘッドセットは、ある位置で、自動的にスイッチ・オン又はオフさせることができる。
【0099】
パワー管理サブシステム
2つのソースの少なくとも何れかによって駆動されるヘッドセット:着脱可能な充電電池;及びヘッドセットがドッキング・ステーションに配置される際のグリッド・パワー。パワー管理サブシステムは、ヘッドセットの消費電力を管理する。これは、どのような通信プロトコルを使用するか、カメラ・ライトを使用するか否か、記録オプション、又は消費電力に関係する他のいかなるアクションのような、作動上の決定を作成する。これらの決定は、消費電力を最適化する。
【0100】
図34は、本発明のデバイス作動サブシステムとデバイス・イベント/コンテクスト管理サブシステムのためのヘッドセット管理システムを示す構成図である。
【0101】
デバイス作動サブシステム
デバイス作動サブシステムは、ヘッドセット自体の作動を管理する。これは、カメラ制御、メモリ管理、手動の制御、ハンズフリー制御、ビデオ・コーデック制御、ユーザ・ディスプレイ出力及びオーディオ制御のようなサブシステムの下位レベルにさらに再分割される。
【0102】
イベント/コンテクスト駆動サブシステム
このサブシステムは、デバイスの外部イベント又は外部コンテクストに応答する。例えば、ヘッドセットは、特定の位置又は一日の特定時間に、スイッチ・オン又はオフすることができ;動きセンサが起動され、及び/又は生の又は記録されたオーディオ/ビデオのコンテンツを、インターネットに又は直接一つ以上の認可されたネットワーク化されたデバイスに放送することが始まると、カメラは、記録を始めることができ;もし、光の品質が低下すると、フラッシュ、レーザ照準及び/又は夜間透視センサを自動的に起動させることができる、等々。
【0103】
通信のモード
図35は、セルラ・ネットワークを介したヘッドセットと外部モバイル・デバイスとの間の通信を示す。このヘッドセットは、対となるデバイスを有しない。ヘッドセットは、セルラ・ネットワークに直接接続される。ヘッドセット内のカメラは、ビデオ・ストリームを取り込み、かつマイクロフォンは音を取り込む。ヘッドセットは、オプションとして、搭載格納部にオーディオ/ビデオを格納することが出来るが、これに代えてセルラ・ネットワークにより外界に直接ストリームを出力することも出来る。ヘッドは、セルラ・ネットワークにより稼働中のハブに接続される。クライアント・コンピュータは、稼働中のハブと、直接インターネットTCP/IP接続される。
【0104】
図36は、セルラ・ネットワークを介したヘッドセットと外部のモバイル・デバイスとの間の通信を示す。ヘッドセットは、対となるデバイスを有しない。ヘッドセットは、セルラ・ネットワークに直接接続される。ヘッドセットのカメラはビデオ・ストリームを取り込み、かつマイクロフォンは音を取り込む。ヘッドセットは、オプションとして、搭載格納部にオーディオ/ビデオを格納することが出来るし、これに代えてセルラ・ネットワークにより外界に直接ストリームを出力することも出来る。ヘッドは、セルラ・ネットワークにより稼働中のハブに接続される。クライアント・コンピュータは、稼働中のハブと、直接インターネットTCP/IP接続される。
【0105】
図37は、セルラ・ネットワークを介したモバイル・デバイスと対をなすヘッドセットと外部のモバイル・デバイスとの間の通信を表す。ヘッドセット及び対にされたモバイル・デバイスは、ブルートゥース・ネットワークにより互いに通信する。このモバイル・デバイスは、セルラ・ネットワークにより外界と、直接、通信する。ヘッドセットのカメラはビデオ・ストリームを取り込み、かつマイクロフォンは音を取り込む。ヘッドセットは、オプションとして、搭載格納部にオーディオ/ビデオを格納することが出来るし、これに代えて、ブルートゥース・ネットワークによりオーディオ/ビデオ・ストリームをデバイスに出力することも出来る。対にされたデバイスは、次に、セルラ・ネットワークにより外界に直接オーディオ/ビデオをストリームする。
【0106】
図38は、ヘッドセット、これと対をなすモバイル・デバイス、外部コンピュータ及びモバイル・デバイスの間の通信を示す。ヘッドセットは、ブルートゥース・ネットワークによりモバイル・デバイスと対をなし、かつこの対にされたデバイスは、セルラ・ネットワークに接続される。ヘッドセットのカメラはビデオ・ストリームを取り込み、かつマイクロフォンは音を取り込む。ヘッドセットは、オプションとして、搭載格納部にオーディオ/ビデオを格納することが出来るし、これに代えて、ブルートゥース・ネットワークにより対にされたいずれのデバイスにもオーディオ/ビデオ・ストリームを出力することも出来る。対にされたデバイスは、次に、セルラ・ネットワークにより外部のモバイル・デバイス及び稼働中のハブにオーディオ/ビデオをストリームする。クライアント・コンピュータは、直接のインターネットTCP/IP接続により、稼働中のハブと通信する。
【0107】
図39は、コンピュータと対をなすヘッドセットと、稼働中のハブと、外部のコンピュータと、モバイル・デバイスとの間の通信経路を示す。ヘッドセットのカメラがビデオ・ストリームを取り込み、マイクロフォンが音を取り込む。ヘッドセットは、オプションとして、搭載格納部にオーディオ/ビデオを格納することが出来るし、これに代えて、ブルートゥース又はWi-Fiネットワークによりオーディオ/ビデオ・ストリームと対をなすコンピュータに出力することが出来る。対をなすコンピュータは、TCP/IPを使用して、インターネット接続により、稼働中のハブに直結されている。同様に、クライアント・コンピュータと稼働中のハブとの間の通信は、TCP/IPを使用して直接のインターネット接続による。モバイル・デバイスと稼働中のハブとの間の通信は、セルラ・ネットワークによる。
【0108】
図40は、ドッキング・ステーションにはめ込まれたヘッドセットを示す。ドッキング・ステーションは、有線のネットワークによりコンピュータに直結されている。コンピュータは、直接のインターネット接続で稼働中のハブに接続されている。クライアント・コンピュータと稼働中のハブとの間の通信は、また、TCP/IPを使用して、直接のインターネット接続による。モバイル・デバイスと稼働中のハブとの間の通信は、セルラ・ネットワークによる。
【0109】
図41は、セルラ・ネットワークを介してモバイル・デバイスと対にされているヘッドセットと外部のモバイル・デバイスとの間の通信を表す。ヘッドセットと対にされたモバイル・デバイスは、セルラ・ネットワークに、直接そして互いに独立に、接続されている。ヘッドセットは、セルラ又はブルートゥース・ネットワークの何れかによりモバイル・デバイスと対になる。ヘッドセットのカメラはビデオ・ストリームを取り込みかつ、マイクロフォンは音を取り込む。ヘッドセットは、オプションとして搭載格納部のオーディオ/ビデオを格納することができるし、これに代えて、セルラ又はブルートゥース・ネットワークにより、対をなすデバイスにオーディオ/ビデオ・ストリームを出力することもできる。対をなすデバイスは、次に、セルラ・ネットワークにより直接外部の世界にオーディオ/ビデオをストリームする。
【0110】
図42は、モバイル・デバイスと、外部のモバイル・デバイスと対にされるヘッドセットと、クライアント・コンピュータとの間の通信を示す。ヘッドセットは、ブルートゥース・ネットワークによりモバイル・デバイスと対になる。対をなすデバイスは、セルラ・ネットワークにより外部の世界に接続されている。マイクロフォンが音を取り込み、そして、ヘッドセットのカメラはビデオ・ストリームを取り込む。ヘッドセットは、オプションとして搭載格納部にオーディオ/ビデオを格納することができ、また、ブルートゥース・ネットワークにより対にされたデバイスにオーディオ/ビデオ・ストリームを出力することができる。対をなすデバイスは、次に、セルラ・ネットワークにより外部のモバイル・デバイス及び稼働中のハブにオーディオ/ビデオをストリームする。クライアント・コンピュータは、直接のインターネットTCP/IP接続により、稼働中のハブと通信する。
【0111】
図43は、セルラ、Wi-Fi及びTCP/IPネットワークの組合せを介して、ヘッドセット、稼働中のハブ、外部のコンピュータ及び外部のモバイル・デバイスの間の通信を示す。
ヘッドセットは、対にされたデバイスを備えていない。マイクロフォンが音を取り込み、そして、ヘッドセットのカメラはビデオ・ストリームを取り込む。ヘッドセットは、オプションとして搭載格納部にオーディオ/ビデオを格納することができるか又はセルラ・ネットワークにより、又は、Wi-Fiとセルラ・ネットワークの組合せにより直接外部の世界にオーディオ/ビデオ・ストリームを出力することができる。クライアント・コンピュータは、稼働中のハブと直接のインターネットTCP/IP接続をする。
【0112】
図44は、Wi-Fiネットワークの中でモバイル・デバイスと対になるヘッドセットと、外部の世界との間の通信を例示する。マイクロフォンが音を取り込み、そして、ヘッドセットのカメラはビデオ・ストリームを取り込む。ヘッドセットは、オプションとして搭載格納部にオーディオ/ビデオを格納することができるが、これに代えて、ブルートゥース又はWi-Fiネットワークにより対にされたデバイスにオーディオ/ビデオ・ストリームを出力することもできる。対となるデバイスは、次に、Wi-Fiネットワークを介して外部の世界に、そして、セルラ・ネットワーク上へ、又は直接セルラ・ネットワークを介して、オーディオ/ビデオ・ストリームを送信する。クライアント・コンピュータは、稼働中のハブと直接のインターネットTCP/IP接続をする。
【0113】
図45は、Wi-Fiネットワークの中でモバイル・デバイスと対になるヘッドセットと、外部の世界との間の通信を示す。マイクロフォンが音を取り込み、そして、ヘッドセットのカメラがビデオ・ストリームを取り込む。ヘッドセットは、オプションとして搭載格納部にオーディオ/ビデオを格納することができるが、これに代えてブルートゥース・ネットワークにより対となるデバイスにオーディオ/ビデオ・ストリームを出力することができる。対となるデバイスは、次に、Wi-Fiネットワークを介して、そして、セルラ・ネットワークの上の外部の世界に、又は、セルラ・ネットワークを通して直接オーディオ/ビデオ・ストリームを送信する。クライアント・コンピュータは、稼働中のハブと直接のインターネットTCP/IP接続をする。
【0114】
図46は、Wi-Fiネットワーク内のヘッドセット、コンピュータ及び他のデバイスを示す。通信は、ゲーム・コントローラと対になるヘッドセットと、テレビジョン・モニタとの間にある。ヘッドセットは、ネットワークがインターネットにより稼働中のハブに直接接続されているコンピュータに、ブルートゥース接続されている。稼働中のハブとクライアント・デバイスとの間の通信は、セルラ・ネットワークとダイレクト・インターネットTCP/IPネットワークによる。
【0115】
本発明が、好ましい実施態様を参照して本願明細書では記載されているが、当業者は、ほかの応用が、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、本願明細書に記載されている発明を置換することができることを直ちに理解するであろう。したがって、本発明は、以下に含まれる請求項によってのみ限定される。
【0116】
(関連出願についてのクロス・リファレンス)
本出願は、2009年2月27日に出願された米国仮特許出願第61/208,783号及び2009年7月06日に出願された米国仮特許出願第61/270,221号の優先権を主張する。そして、これらの米国出願は、この参照によって完全に本願明細書に組み込まれている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザの頭に近接しかつ密接しているハウジングであって、当該ハウジングを確実に保持するための取付アセンブリを備える、ハウジングを備える通信装置であって、
当該ハウジングが、少なくとも、
パワー・ソース、
ビデオ・カメラ、
セルラ電話、
マイクロフォン及びイアフォン/スピーカを備えるスタンドアロンのレーザ測距器ハンズフリー・ヘッドセット、
当該ビデオ・カメラ、当該セルラ電話及び当該スタンドアロン・ハンズフリー・ヘッドセットに通信で結合されているプロセッサであって、独立の無線ネットワーク化されているマルチメディア・デバイスとして、当該ビデオ・カメラ、当該セルラ電話及び当該スタンドアロン・ハンズフリー・ヘッドセットの各々が、単独で、又は各々の何れの組合せも、完全に自律的な作動を遂行するように構成されているソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備える、プロセッサ、
を、完全に収容しかつそこに一体化させ、
当該プロセッサが、更に、当該ビデオ・カメラ、当該セルラ電話及び当該スタンドアロン・ハンズフリー・ヘッドセットの各々が、単独で、又は各々の何れの組合せも、二方向かつマルチ・フィードの音声、データ及びオーディオ/ビデオの通信を、リアルタイムで、取込み、記録し、かつストリームするように構成されているソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備え、
当該プロセッサが、更に、複数の有線及び無線接続の何れかを介して送信機として、当該ビデオ・カメラ、当該セルラ電話及び当該スタンドアロン・ハンズフリー・ヘッドセットの各々が、単独で、又は各々の何れの組合せも、作動するように構成されているソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備え、そして、
当該プロセッサが、更に、ピア・ツー・ピア・ネットワークのための網目状ネットワークを実行し、かつ当該装置以外のデバイスからのネットワーク・データを伝送するように構成されているソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備える、
通信装置。
【請求項2】
当該ビデオ・カメラ/電話モジュールと、当該ハウジング及び当該取付けアセンブリに関係する、独立のブルートゥース・イアピース・モジュールとを対にするように構成されているハードウェア及びソフトウェアのコンポーネントを備える、着脱可能のハンドヘルド又はハンズフリーの無線ビデオ・カメラ/電話モジュールであって、当該装置が、ユーザの耳に装着されるように構成されていて、かつ更に、当該ハウジングと一体化されると、当該ユーザによって一緒に装着され、かつ当該プロセッサと協同して、単一の自律する音声、データ及びオーディオ/ビデオの無線通信ヘッドセットとして作動するように構成される多数の関連するデバイスを組合せることが可能な取付け点を有する中央ハブとして、構成されている、ハンドヘルド又はハンズフリーの無線ビデオ・カメラ/電話モジュール、
を備える請求項1記載の装置。
【請求項3】
セルラ、ブルートゥース、Wi―Fi、WiMax又はGPSプロトコルの何れかの作動のために構成されているラジオ領域ネットワーク・モジュールであって、独立の長距離無線端末を実行させる情報転送デバイスとして作動するように当該装置を構成する当該プロセッサと協働するように構成されるハードウェア部品及びソフトウェアのコンポーネントを備える、ラジオ領域ネットワーク・モジュール、
を、更に、備える請求項1記載の装置。
【請求項4】
当該プロセッサが、当該装置と他のデバイスの間に、双方向で、マルティ・フィードで、かつ同時マルチネットワーク・リアルタイム音声、データ、及びオーディオ−ビデオ接続を確立するように構成されるハードウェア部品及びソフトウェアのコンポーネントを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
当該プロセッサが、GPSデータ及び取込まれ、記録され及び/又は転送されたデータのゲオタッギングを更に備える、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
当該プロセッサが、モーション・ビデオをオーディオ及び静止画像の取り込み、記録及び転送と合体させるように構成されるハードウェア部品及びソフトウェアのコンポーネントを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
当該プロセッサが、ファイルの除去及び/又は置換をするために、ローカルと遠隔の無線を永久格納にアクセスさせるように構成されるハードウェア部品及びソフトウェアのコンポーネントを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
当該ハウジングが、更に、ヘッドセット・フォ−ム・ファクタを備え、かつ、
当該装置が、更に、ユーザの目に延在しかつユーザの目を覆って装着されるように構成されているビュー・ファインダとを備え、当該ビュー・ファインダが、取り込まれた又は受信されたビデオ・フィードをリアルタイムで視聴するための片目用ディスプレイを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
当該ハウジングが、更に、可視光及び近赤外線を検知する画像システムを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
当該ハウジングが、更に、装着可能な静止画像及びビデオ・カメラヘッド・セットのフォーム・ファクタを備え、当該ビデオ・カメラが、光学ズームとデジタルズームを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項11】
当該ビデオ・カメラが、更に、静止画像及びモーション・ビデオ・デジタル画像安定化モジュールを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項12】
当該ハウジングが、更に、照準、距離測定、及びFOV証明のための多目的照明ソースを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項13】
当該ハウジングが、更に、自動光学ズームとデジタルズーム用の装着可能なレーザ照準と測距器システムを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項14】
当該ハウジングが、更に、音声コマンド、ディスプレイ、キーボード、動きジェスチャ認識、目と顔の動き認識、及びネットワーク・ユーザ・インターフェースを実行するように構成されているソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項15】
更に、音声起動、音声認識、及び音声コマンドシステムを備える音声インターフェースを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項16】
当該ハウジングが、更に、プログラム可能な、自動化された、イベントに基づき、かつコンテクスト・デバイスとカメラのレスポンスと制御のための動きセンサ及び加速度計を備える、請求項1に記載の装置。
【請求項17】
当該ハウジングが、更に、目と顔の動きをモニタし、かつカスタム化可能な目−カメラ自動連携を提供するための光学昼光及び近赤外センサを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項18】
周辺電子インターフェースを備える拡張チャンネルを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項19】
ハードウェアに援助されるグラフィックス・モジュールと、
集積化されたDSPアプリケーション・プロセッサとを備え、
当該ハードウェアにより援助されるグラフィックス・モジュールと、集積化されたDSPアプリケーション・プロセッサが、オーディオ/ビデオ分析、圧縮及び解凍を処理するように構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項20】
当該ハウジングが、更に、方向制御、ノイズ消去、並びにプライベート及びスピーカ・フォン機能を行う当該プロセッサと協働する複数のオーディオ・ソース並びにイアピース及びカメラ・フォン・スピーカを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項21】
当該プロセッサが、電子的かつソフトウェアでフォームをフィットさせる特別なアプリケーションのために構成されているソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項22】
更に、組込まれかつ脱着可能なメモリと拡張のための複数の格納インターフェースを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項23】
当該プロセッサが、複数のオペレーティング・システムのために構成されているソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項24】
当該プロセッサが、局所的に又は遠隔的に制御できるシステム・ワイドのデータとパワーの管理をするように構成されているソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項25】
更に、当該ハウジング内に、外部パワー・ソースとホスト又は周辺接続のためのパワー・ポートを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項26】
更に、急速スワップが可能な、繋がれている又は繋がれていないパワー・ソースとして構成されている耳の後ろに来る着脱可能/充電式パワー・モジュールを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項27】
更に、急速スワップが可能な、繋がれている又は繋がれていないパワー・ソースと、左右のブルートゥース・ヘッドフォン・モジュールに対する物理的コネクタとして構成されている着脱可能/充電式・首巻型ヘッドセット・パワー・モジュールであって、当該パワー・モジュールが、当該ハウジングの、対にされているヘッドフォン・モジュール・フォーム・ファクタを有する単一のユニット・ビデオ・カメラ・ヘッドセット、又は当該ハウジングのモジュラ・ヘッドフォン及び着脱可能なビデオ・カメラ・ヘッドセット・フォーム・ファクタの何れかとして構成されている、着脱可能/充電式・首巻型ヘッドセット・パワー・モジュールを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項28】
着脱可能で、急速スワップ可能なパワー・ソースと、当該装置が連続して作動している間に電池の交換を可能にするように構成されているパワー管理モジュールとを、更に備える、請求項26又は27に記載の装置。
【請求項29】
マイクロフォンとスピーカを有するハンズフリー無線ブルートゥース・ヘッドフォンと、
中央ハブに多数のデバイスを参加させるように構成されている高速度USBとマルチメディア・ポートを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項30】
マイクロフォン及びスピーカと、高速度USB及び中央ハブに多数のデバイスを組合わせるように構成されているマルチメディア・ポートとを有する当該ハウジングと関係する、ユーザの右耳又は左耳の何れかのハンズフリー無線ブルートゥース・ヘッドフォン・モジュールを、更に備える請求項1に記載の装置。
【請求項31】
反転可能なパワー作動を当該ヘッドフォン・モジュールの何れかの端に実行するために、外部パワー・モジュールを当該ヘッドフォン・モジュールの何れかの端に取り付けるように構成されている二重電池ポートを備えるブルートゥース・イアピース・ヘッドホン・モジュールを、更に備える請求項1に記載の装置。
【請求項32】
着脱可能なフラッシュ・メモリ格納を有し、かつ外部優先又は無線ネットワークかされた端末と、メディア・ファイルを局所的に着脱可能なフラッシュ格納に、有線又は無線で外部メディアプレーヤに接続する又は接続せずに、格納しかつ再生するように構成されている自立型ハンズフリー無線パーソナル・メディア・プレーヤと対にされた音声コミュニケータの、何れかとして構成されているブルートゥース・イアピース・ヘッドホン・モジュールと、
第一のヘッドフォン・モジュールが装着される側と反対の側に装着される、第二のマッチングヘッドフォン・モジュールと直接リンクするように構成されている第一のブルートゥース・ヘッドフォン・モジュールであって、当該第一及び第二のヘッドフォン・モジュールの少なくとも一つが、ソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備える着脱可能/充電式調整可能な首巻型パワー・モジュールを備え、当該コンポーネントが、ハイファイ・サラウンド・ステレオ・オーディオ及び拡張されたメディア格納を提供するために、ブルートゥース・ネットワーク・リンクを介してマッティングするヘッドフォン・モジュールと、無線で、対をなすように構成されている、第一のブルートゥース・ヘッドフォン・モジュールを、更に備える請求項1に記載の装置。
【請求項33】
ブルートゥース・ヘッドフォンと、
ハンズフリー無線コミュニケータと、
高速度USBとマルチメディア・ポートを備えるスタンドアロン無線マルチメディア・プレーヤとを更に備え、
当該プロセッサが、更に、インターナットへの直接のハンズフリー無線接続を実行し、インターネット・ラジオ又は他のインターネット・メディア・ハブから無線オーディオ/ビデオ・ストリーミング・メディア・コンテンツを受信し、又はメディアの共有及び通信のための、他の無線デバイスとの/からの長距離の直接ピア・ツー・ピア・デバイス・ネットワーキングのために、当該ヘッドフォンを当該装置又は他の長距離無線端末に、結合させるように構成されているソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備える、
請求項1に記載の装置。
【請求項34】
以下のものをその中に一体化させた一対のサングラスと、
ブルートゥース・マルチメディア機能を提供するように構成されているソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備えるプロセッサと、
左右のデジタル・カメラの両目用で組込まれている、透過型メディア・ディスプレイのためのディスプレイを備えるOLED又はマイクロ投影機レンズと、
マイクロフォンと、
組込まれている及び着脱可能なフラッシュ格納と、
ローカル・エリア・ネットワーキング、対話型リアルタイムVOIP、データ及びオーディオ/ビデオ・ストリーミング、並びにインターネットと、目−カメラ同期自動ズーム及びハンズフリー・カメラ制御のために、前記インターネット及び目と顔の動きをモニタするように構成されている左右のアイ・センサとによる電話通信、の何れかのために構成されている、ソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備えるフラッシュWi-Fi拡張カードとを、
備える装置。
【請求項35】
更に、ブルートゥース・ハンズフリー・無線ヘッドフォンとの有線接続を提供するように構成されている二重マイクロUSB及び/又はマルチメディア拡張ポートを備え、
当該二重マイクロ拡張ポートが、取込まれたビデオ及び長距離の双方向マルチ・フィードで、マルチ・チャネル及びマルチ・ネットワークのリアルタイム・モバイル電話通信、並びに当該レンズ上のアクティブ・ビデオ及びメタデータのディスプレイを、両目により視聴するために、ビデオ・カメラ・ヘッドセット又は他の長距離無線端末に外付けしかつそれらと対をなすように構成されている、
請求項34に記載の装置。
【請求項36】
ブルートゥース・ヘッドフォン装着可能なデバイス・ポートとネットワーク化されて結合接続されている外部ビデオ・カメラ・ヘッドセット・ユニットのアクティブでハンズフリーで自動の目−カメラ制御をモニタする目と顔の動きのために構成されている左右の光学走査レンズを備え、
当該レンズが、更に、当該左右のレンズ上に当該外部のハンズフリー無線ビデオ・カメラ・ヘッドセットから取込まれたビデオ・コンテンツの日昼及び近赤外両目視聴用ディスプレイのために構成されている、
請求項34に記載の装置。
【請求項37】
組込まれているパワー・ソースと、
外部のかつ着脱可能な繋がれたパワー格納及び拡張されているランタイム能力にアクセスするために、左右のマッチングするブルートゥース・イアピース・ヘッドホン装着可能マルチメディア・デバイス・ポート・システムと接続するように構成されている二重マイクロUSBポートと、
を、更に、備える請求項34に記載の装置。
【請求項38】
当該ハウジングを受容しかつ更に外部パワー・アクセサリ電池を充電するように構成されているドッキング・ステーションを備える、
請求項1に記載の装置。
【請求項39】
ウェブ・カム、ファイル・アクセス、遠隔制御、及び有線かつ無線のネットワークアクセスのためのホスト接続を備えるドッキング・ステーションを更に備える請求項1に記載の装置。
【請求項40】
ユーザの頭の近傍でかつ密接するようにハウジングを確実に保持するための取付けアセンブリを備えるハウジングであって、少なくとも、
パワー・ソースと、
ビデオ・カメラと、
セルラ電話と、
レーザ測距器と、
マイクロフォンとイアフォン/スピーカを備えるスタンドアロンで、ハンズフリー・ヘッドセットと、
当該ビデオ・カメラ、当該セルラ電話及び当該スタンドアロン・ハンズフリー・ヘッドセットに通信で結合されているプロセッサであって、独立の無線ネットワーク化されているマルチメディア・デバイスとして、当該ビデオ・カメラ、当該セルラ電話及び当該スタンドアロン・ハンズフリー・ヘッドセットの各々が、単独で、又は各々の何れの組合せも、完全に自律的な作動を遂行するように構成されているソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備える、プロセッサと、
を、完全に収容しかつそこに一体化させ、
当該プロセッサが、更に、当該ビデオ・カメラ、当該セルラ電話及び当該スタンドアロン・ハンズフリー・ヘッドセットの各々が、単独で、又は各々の何れの組合せも、二方向かつマルチ・フィードの音声、データ及びオーディオ/ビデオの通信を、リアルタイムで、取込み、記録し、かつストリームするように構成されているソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備え、
当該プロセッサが、更に、複数の有線及び無線接続の何れかを介して送信機として、当該ビデオ・カメラ、当該セルラ電話及び当該スタンドアロン・ハンズフリー・ヘッドセットの各々が、単独で、又は各々の何れの組合せも、作動するように構成されているソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備え、そして、
a) 急速スワップが可能な、繋がれている又は繋がれていないパワー・ソースとして構成されている耳の後ろに来る着脱可能/充電式パワー・モジュールであって、
当該パワー・モジュールが、当該ハウジングへのカウンタバランス部品として構成されているフォーム・ファクタを備える、耳の後ろに来る着脱可能/充電式パワー・モジュールと、
b) 急速スワップが可能な、繋がれている又は繋がれていないパワー・ソースと、左右のブルートゥース・ヘッドフォン・モジュールに対する物理的コネクタとして構成されている着脱可能/充電式・首巻型ヘッドセット・パワー・モジュールであって、当該パワー・モジュールが、当該ハウジングの、対にされているヘッドフォン・モジュール・フォーム・ファクタを有する単一のユニット・ビデオ・カメラ・ヘッドセット、又は当該ハウジングのモジュラ・ヘッドフォン及び着脱可能なビデオ・カメラ・ヘッドセット・フォーム・ファクタの何れかとして構成されている、着脱可能/充電式・首巻型ヘッドセット・パワー・モジュールと、
c) 取外し可能な急速スワップ可能なパワー・ソースと、
d) 当該装置の連続して作動させる間に電池の交換を可能にするように構成されたパワー管理モジュールと、
e) ユーザの右耳又は左耳の何れかに反転可能なパワー作動を当該ヘッドフォン・モジュールの何れかの端に実行するために、外部パワー・モジュールを当該ヘッドフォン・モジュールの何れかの端に取り付けるように構成されている二重電池ポートを備えるブルートゥース・イアピース・ヘッドホン・モジュールの、
何れかを備える、装置。
【請求項41】
以下のものをその中に一体化させた一対のサングラスと、
ブルートゥース・マルチメディア機能を提供するように構成されているソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備えるプロセッサと、
左右のデジタル・カメラの両目用で組込まれている、透過型メディア・ディスプレイのためのディスプレイを備えるOLED又はマイクロ投影機レンズと、
マイクロフォンと、
組込まれている及び着脱可能なフラッシュ格納と、
ローカル・エリア・ネットワーキング、対話型リアルタイムVOIP、データ及びオーディオ/ビデオ・ストリーミング、並びにインターネットと、目−カメラ同期自動ズーム及びハンズフリー・カメラ制御のために、前記インターネット及び目と顔の動きをモニタするように構成されている左右のアイ・センサとによる電話通信、の何れかのために構成されている、ソフトウェア及びハードウェアのコンポーネントを備えるフラッシュWi-Fi拡張カードと、
外部のかつ着脱可能な繋がれたパワー格納及び拡張されているランタイム能力にアクセスするために、左右のマッチングするブルートゥース・イアピース・ヘッドホン装着可能マルチメディア・デバイス・ポート・システムと接続するように構成されている二重マイクロUSBポートとを
備える装置。

【図1A】
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【図1B】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10A】
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【図10B】
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【図10C】
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【図11A】
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【図11B】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15A】
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【図15B】
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【図16】
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【図17A】
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【図17B】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22A】
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【図22B】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【公表番号】特表2012−519422(P2012−519422A)
【公表日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−552192(P2011−552192)
【出願日】平成22年2月26日(2010.2.26)
【国際出願番号】PCT/US2010/025603
【国際公開番号】WO2010/099453
【国際公開日】平成22年9月2日(2010.9.2)
【出願人】(511209088)ファウンデーション プロダクションズ エルエルシー (1)
【Fターム(参考)】