説明

メータ

【課題】計量値の改竄等による不正使用を阻止することが可能なメータを提供すること。
【解決手段】供給される計量対象物の物理量を計量する計量機能を備えたメータ10であって、メータ本体1を封印する封印装置2と、封印装置2に備えられた非接触ICタグ7とを備えている。更に非接触ICタグ7は、信号送受信用のアンテナと、アンテナによって受信された受信信号に対する応答信号を生成し、生成したアンテナから送信させる送受信回路と、送受信回路によるデータの読み書きが可能な記憶手段とを有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば電力、ガス、水道等の計量対象物が供給された物理量を計量するメータに関し、更に詳しくは、計量値の改竄等による不正使用を防止するための封印装置を備えたメータに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電気、ガス、水道などを、電力会社、ガス会社、水道局などの供給側(事業者)から、企業や一般等の需要家に対して供給される供給物の供給量は、需要家に設けられ、計量機能を備えた電力メータ、ガスメータ、水道メータ等のメータによって管理されている。
【0003】
この種のメータには、メータの検定完了後メータが開封される事が無い様にすると共に、事業者が取付け工事完了後に需要家がメータを誤操作、不正等を行わない様にすることを目的として封印装置が設けられている。
【0004】
そして、この封印装置によってメータ本体を一度封印すると、切断または破壊しない限り封印装置が外れないようになっていて、計量値の改竄等による不正使用が防止されている。
【0005】
この種の従来の封印装置には、取付けネジにワイヤーを通して鉛玉またはプラスチック製の玉を圧着するワイヤー式封印装置と、取付けネジにプラスチック製のカバーをはめ込むワンタッチ式封印装置がある。
【特許文献1】特願2003−228618号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような従来の封印装置が備えられたメータでは、以下のような問題がある。
【0007】
すなわち、従来技術によるメータでは、需要家毎に固有の封印装置が使用されている訳ではなく、全て共通の封印装置が使用されている。このため、封印装置が外され、メータの計量値が改竄されても、同一仕様の封印装置で封印されて元に戻されてしまえば、外見上は、普通のメータと何ら変わることがなくなるために、計量値が改竄されたことを認識することができず、不正使用される恐れがあるという問題がある。
【0008】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、封印装置が外された場合には、それを認識することができ、もって、計量値の改竄等による不正使用を阻止することが可能なメータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0010】
すなわち、請求項1の発明は、供給される計量対象物の物理量を計量する計量機能を備えたメータであって、メータ本体を封印する封印装置と、封印装置に備えられた非接触ICタグとを備えている。そして、非接触ICタグは、信号送受信用の第1のアンテナと、第1のアンテナによって受信された受信信号に対する応答信号を生成し、生成した応答信号を第1のアンテナから送信させる第1の送受信回路と、第1の送受信回路によるデータの読み書きが可能な第1の記憶手段とを有している。
【0011】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明のメータにおいて、メータ本体に、第1のアンテナと信号の送受信を行う第2のアンテナと、第2のアンテナによって受信された受信信号に対する応答信号を生成し、生成した応答信号を第2のアンテナから送信させる第2の送受信回路と、第2の送受信回路によるデータの読み書きが可能な第2の記憶手段とをそれぞれ備えている。
【0012】
請求項3の発明は、請求項2記載のメータにおいて、第1の記憶手段と第2の記憶手段とにそれぞれ同一の識別情報を記憶させておく。そして、非接触ICタグでは、第1の送受信回路が、第1の記憶手段に記憶されている識別情報を取得して、この取得した識別情報を第1のアンテナから予め定めた周期で送信させる。また、第2のアンテナは、第1のアンテナから送信される識別情報を受信する。そして、第2の送受信回路は、第2のアンテナによって識別情報が予め定めた周期で受信されなかった場合、又は第2のアンテナによって受信された識別情報が、第2の記憶手段に記憶されている識別情報と一致しない場合には、その時点における日時情報、又は計量値情報、又は日時情報と計量値情報との両方を第2の記憶手段に書き込む。
【0013】
請求項4の発明は、請求項3の発明のメータにおいて、メータ本体に更に遮断手段を備えている。この遮断手段は、第2のアンテナによって識別情報が予め定めた周期で受信されなかった場合、又は第2のアンテナによって受信された識別情報が、第2の記憶手段に記憶されている識別情報と一致しない場合には、計量対象物の供給を遮断する。
【0014】
請求項5の発明は、請求項3の発明のメータにおいて、メータ本体に更に異常報知手段を備えている。この異常報知手段は、第2のアンテナによって識別情報が予め定めた周期で受信されなかった場合、又は第2のアンテナによって受信された識別情報が、第2の記憶手段に記憶されている識別情報と一致しない場合には、封印装置に異常が発生したものと判定し、この異常を報知する。
【0015】
請求項6の発明は、請求項3の発明のメータにおいて、メータ本体に更に異常発生通知手段を備えている。この異常発生通知手段は、第2のアンテナによって識別情報が予め定めた周期で受信されなかった場合、又は第2のアンテナによって受信された識別情報が、第2の記憶手段に記憶されている識別情報と一致しない場合には、封印装置に異常が発生したものと判定し、この異常の発生を、計量対象物の供給側に通知する。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、封印装置が外された場合には、それを認識することができる。
【0017】
以上により、計量値の改竄等による不正使用を阻止することが可能なメータを実現することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。
【0019】
なお、以下の実施の形態では、電力メータを例に説明するが、本発明でいうメータは、電力メータへの使用が限定される訳ではなく、当然のことながら、ガスメータ、水道メータ等といった他のメータへの適用も可能である。
【0020】
図1は、本発明の実施の形態に係る電力メータ10の使用環境を示す概念図である。
【0021】
すなわち、同実施の形態に係る電力メータ10は、図1に示すように、メータ本体1と、メータ本体1を封印する封印装置2とを備えている。また、封印装置2の一面には、接着剤等により非接触ICタグ7が貼り付けられている。
【0022】
封印装置2は、図2に示すように、メータ本体1の裏面に端子カバー3を固定する封印ネジ6を挿入するための封印ネジ嵌合部21と、封印ネジ6から封印ネジ嵌合部21を取り外す際に、封印装置2を割れ易くする為の分割用溝22とを有している。そして、分割用溝22を有する側の側面23に、非接触ICタグ7が接着剤等により貼り付けられるようにしている。
【0023】
そして、封印ネジ嵌合部21に、封印ネジ6を押し込み、封印ネジ嵌合部21と封印ネジ6とを嵌合する。これによって、封印装置2は、メータ本体1を封印する。
【0024】
また、図3は、非接触ICタグ7の構成例を示す機能ブロック図である。すなわち、非接触ICタグ7は、アンテナ71と、送受信回路72と、記憶装置73とを備えている。
【0025】
アンテナ71は、電力メータ10の定期点検等の作業を行う作業者8によって携帯されるハンディタイプのICタグ読取・設定器9や、メータ本体1が備えている後述するアンテナ11との間で、無線通信回線5bを介して信号の送受信を行う。
【0026】
記憶装置73は、送受信回路72によって情報の読み書きがなされるものであり、この電力メータ10に与えられた固有の識別情報を記憶している。ここで識別情報としては具体的に、ID番号、需要家番号、検定実施日、検定期間、メータ設置日等メータ固有の情報を用いることができる。
【0027】
送受信回路72は、記憶装置73から、識別情報を読み出し、読み出した識別情報を、アンテナ71から、メータ本体1が備えている後述するアンテナ11へ、予め定められた送信周期で送信させる。また、アンテナ71によって信号が受信されると、必要に応じてこの受信信号を記憶装置73に書き込んだり、記憶装置73から必要な情報を読み出すことによって、この受信信号に対する応答信号を生成し、アンテナ71から送信させる。
【0028】
図4は、このような構成をした非接触ICタグ7が側面23に貼り付けられた封印装置2を、端子カバー3から取り外す際の状態を示す概念図である。
【0029】
すなわち、封印装置2を、端子カバー3から取り外す場合には、封印装置2を図中矢印方向(上方向)に引っ張ることによって行う。すると、この引っ張り力によって、封印装置2は、分割用溝22から亀裂が生じ、側面23が割れる。したがって、この側面23に貼り付けてある非接触ICタグ7も破壊されることになる。
【0030】
このように、端子カバー3に一度封印装置2を装着すると、この封印装置2、すなわち非接触ICタグ7が破壊されることなくしては、封印ネジ6を回すことができないために、メータ本体1の中身を開くことができないようにしている。
【0031】
また、図5は、本発明の実施の形態に係る電力メータ10のメータ本体1の中身に搭載された各構成要素の一例を示す機能ブロック図である。
【0032】
図5に示すように、メータ本体1は、アンテナ11と、送受信回路12と、記憶装置13と、CPU14と、表示部15と、計量部16と、遮断装置17と、通信部18とを備えている。
【0033】
アンテナ11は、非接触ICタグ7のアンテナ71との間で、無線通信回線5bを介して情報を送受信する。そして、情報を受信すると、受信した情報を、送受信回路12に出力する。また、送信する情報は、送受信回路12から供給される。
【0034】
送受信回路12は、アンテナ11によって受信された受信信号をCPU14に出力したり、記憶装置13に書き込む。また、CPU14からの指示に基づいて、記憶装置13に記憶されている情報を適宜用いて、受信信号に対する応答信号を生成し、生成した応答信号をアンテナ11から送信させる。
【0035】
記憶装置13は、この電力メータ10に与えられた固有の識別情報や、非接触ICタグ7から送信される信号の送信周期を記憶している。すなわち、記憶装置13に記憶されている識別情報と、記憶装置73に記憶されている識別情報とは同一である。また、CPU14からの指示にしたがって、アンテナ11によって受信された信号が、送受信回路12によって書き込まれる。
【0036】
計量部16は、電力会社等の電力供給者から家庭、ビル、工場等の、この電力メータ10が備えられた需要家に供給される電力を計量し、計量結果をCPU14に出力する。
【0037】
通信部18は、有線通信回線5aを介して電力供給者センタ装置4との間で情報の送受信を行う。そして、情報を受信すると、受信した情報をCPU14に出力する。送信する情報は、例えば、CPU14によってカレンダ情報が付された計量結果や、封印装置2に異常が発生したものとCPU14が判定した場合にCPU14から出力された異常発生通知信号がある。
【0038】
表示部15は、封印装置2に異常が発生したものとCPU14が判定した場合には、CPU14からの指示にしたがって、異常を知らせるための点滅表示を行う。
【0039】
遮断装置17は、封印装置2に異常が発生したものとCPU14が判定した場合には、CPU14からの指示にしたがって、電力供給者から需要家へ供給される電力を遮断する。
【0040】
CPU14は、カレンダ機能を持っており、メータ本体1の機能の全体制御を行う部位であり、例えば以下のように機能する。計量部16から計量結果が出力されると、この計量結果に、カレンダ機能を用いてカレンダ情報を付加する。そして、このようにカレンダ情報が付加された計量結果を通信部18から有線通信回線5aを介して電力供給者センタ装置4へと送信させる。
【0041】
また、CPU14は、アンテナ11が、アンテナ71から送信された識別情報を受信すると、この識別情報を送受信回路12を介して取得し、取得した識別情報を、取得した日時時刻情報とともに記憶装置13に書き込む。そして、取得した識別情報を、記憶装置73にもともと書き込まれている識別情報と比較し、両識別情報が一致しない場合には、封印装置2に異常が発生したものと判定する。異常の内容としては、封印装置2が破壊された場合、破壊された後に別の封印装置2によってすり替えられて封印された場合、非接触ICタグ7自体が故障した場合等が考えられる。特に、封印装置2が破壊されたり、別の封印装置2によってすり替えられて封印された場合には、メータ本体1の中身が開かれ、計量結果が改竄されている恐れがある。
【0042】
また、CPU14は、両識別情報が一致する場合であっても更に、今回の送信で識別情報が送られてきた日時時刻情報と、前回の送信時に識別情報が書き込まれた日時時刻情報とから識別情報の送信周期を求める。そして、この送信周期と、記憶装置13に書き込まれている送信周期とを比較し、両周期が一致しない場合には、封印装置2に異常が発生したものと判定する。この場合の異常の内容としては、非接触ICタグ7自体の故障が考えられる。
【0043】
このように、封印装置2に異常が発生したものと判定した場合には、CPU14は、この時点における日時時刻情報及び、計量部16からの計量結果を記憶装置13に書き込む。そして、遮断装置17を動作させ、電力供給者から需要家へ供給される電力を遮断する。また、表示部15を動作させ、作業者8に異常を知らせるための点滅表示をさせる。更に、通信部18から、電力供給者センタ装置4に対して異常発生通知を送信させる。
【0044】
上述したように、同実施の形態に係る電力メータ10においては、上記のように構成しているので、封印装置2に貼り付けられた非接触ICタグ7から送信された識別情報及び送信周期を、メータ本体1の記憶装置13に記憶された識別情報及び送信周期とそれぞれ比較することができる。
【0045】
これによって、封印装置2が破壊されたり、他の封印装置2にすり替えられること等によって封印装置2に異常があった場合には、非接触ICタグ7から送信された識別情報と、記憶装置73に記憶された識別情報とが一致しないので、直ちに異常を認識することができ、もって、計量値の改竄等による不正使用を阻止することが可能となる。
【0046】
また、封印装置2が破壊されたり、他の封印装置2にすり替えられる他に、非接触ICタグ7自身が故障したり、停電等で通信不能になった場合であっても、決められた送信周期で識別情報が送信されてこないことを検知することにより、そのような異常の発生を認識することが可能となる。
【0047】
更に、異常発生時には、電力の供給を遮断することによって、不正使用を完全に阻止する一方、表示部15を点滅させること、電力供給者センタ装置4に異常発生通知を送ることによって、異常の発生を、作業者8や電力供給者に迅速に知らせることができる。更にまた、異常発生時には、異常発生時点における日時時刻情報及び計量結果を記憶装置13に書き込むことができるので、作業者8や電力供給者は、異常発生時点の特定や、その後の需要家へのペナルティなどといった迅速な対応も期待できるようになる。
【0048】
以上、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲の発明された技術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】本発明の実施の形態に係る電力メータの使用環境を示す概念図。
【図2】封印装置と端子カバーとの結合方法を説明する概念図。
【図3】非接触ICタグの構成例を示す機能ブロック図。
【図4】封印装置を端子カバーから取り外す際の状態を示す概念図。
【図5】本発明の実施の形態に係る電力メータに搭載された各構成要素の一例を示す機能ブロック図。
【符号の説明】
【0050】
1…メータ本体、2…封印装置、3…端子カバー、4…電力供給者センタ装置、5b…無線通信回線、5a…有線通信回線、6…封印ネジ、7…ICタグ、8…作業者、9…ICタグ読取・設定器、10…電力メータ、11…アンテナ、12…送受信回路、13…記憶装置、14…CPU、15…表示部、16…計量部、17…遮断装置、18…通信部、21…封印ネジ嵌合部、22…分割用溝、23…側面、71…アンテナ、72…送受信回路、73…記憶装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
供給される計量対象物の物理量を計量する計量機能を備えたメータであって、
メータ本体を封印する封印装置と、
信号送受信用の第1のアンテナと、前記第1のアンテナによって受信された受信信号に対する応答信号を生成し、生成した応答信号を前記第1のアンテナから送信させる第1の送受信回路と、前記第1の送受信回路によるデータの読み書きが可能な第1の記憶手段とを有し、前記封印装置に備えられた非接触ICタグと
を備えたメータ。
【請求項2】
請求項1に記載のメータにおいて、
前記第1のアンテナと信号の送受信を行う第2のアンテナと、前記第2のアンテナによって受信された受信信号に対する応答信号を生成し、生成した応答信号を前記第2のアンテナから送信させる第2の送受信回路と、前記第2の送受信回路によるデータの読み書きが可能な第2の記憶手段とをそれぞれ前記メータ本体に備えたメータ。
【請求項3】
請求項2記載のメータにおいて、
前記第1の記憶手段と前記第2の記憶手段とにそれぞれ同一の識別情報を記憶させておき、
前記非接触ICタグでは、前記第1の送受信回路が、前記第1の記憶手段に記憶されている識別情報を取得して、この取得した識別情報を前記第1のアンテナから予め定めた周期で送信させ、
前記第2のアンテナは、前記第1のアンテナから送信される識別情報を受信し、
前記第2の送受信回路は、前記第2のアンテナによって前記識別情報が前記予め定めた周期で受信されなかった場合、又は前記第2のアンテナによって受信された識別情報が、前記第2の記憶手段に記憶されている識別情報と一致しない場合には、その時点における日時情報、又は計量値情報、又は日時情報と計量値情報との両方を前記第2の記憶手段に書き込むようにしたメータ。
【請求項4】
請求項3に記載のメータにおいて、
前記第2のアンテナによって前記識別情報が前記予め定めた周期で受信されなかった場合、又は前記第2のアンテナによって受信された識別情報が、前記第2の記憶手段に記憶されている識別情報と一致しない場合には、前記計量対象物の供給を遮断する遮断手段を更に前記メータ本体に備えたメータ。
【請求項5】
請求項3に記載のメータにおいて、
前記第2のアンテナによって前記識別情報が前記予め定めた周期で受信されなかった場合、又は前記第2のアンテナによって受信された識別情報が、前記第2の記憶手段に記憶されている識別情報と一致しない場合には、前記封印装置に異常が発生したものと判定し、この異常を報知する異常報知手段を更に前記メータ本体に備えたメータ。
【請求項6】
請求項3に記載のメータにおいて、
前記第2のアンテナによって前記識別情報が前記予め定めた周期で受信されなかった場合、又は前記第2のアンテナによって受信された識別情報が、前記第2の記憶手段に記憶されている識別情報と一致しない場合には、前記封印装置に異常が発生したものと判定し、この異常の発生を、前記計量対象物の供給側に通知する異常発生通知手段を更に前記メータ本体に備えたメータ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−250806(P2006−250806A)
【公開日】平成18年9月21日(2006.9.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−69622(P2005−69622)
【出願日】平成17年3月11日(2005.3.11)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】