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ルート探索装置、ルート探索方法及びプログラム
説明

ルート探索装置、ルート探索方法及びプログラム

【課題】衛星写真や航空写真から得られる地勢情報を有効に活用する。
【解決手段】ルート探索装置は、利用者の嗜好に関する情報を取得する。また、現在位置から所定範囲内の空中写真を解析してその地域の地勢の情報を抽出する。地勢の情報とは、例えば、山岳部、海沿い、住宅地などの地勢上の特徴をいう。そして、抽出された地勢の情報から、利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を見つけ、その地域を含む案内ルートを設定する。これにより、利用者の嗜好に合った地域を走行する案内ルートを利用者に提供することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空中写真を利用するルート探索装置に関する。
【背景技術】
【0002】
通常、車両などに搭載されるナビゲーション装置は、GPSやジャイロセンサなどにより現在位置を測定し、地図上に現在位置を表示する。
【0003】
一方、最近では、インターネットなどにより航空写真や衛星写真などのデータを入手できるようになっている。地図データの情報量が不足している場合に、外部機器から衛星写真を取得して地図データの代わりに使用するナビゲーション装置が特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−8073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1は、地図データが不足している場合に地図データの代わりに衛星写真を使用するものにすぎず、地図データがある場合でも航空写真や衛星写真から得られる情報を積極的に利用しようとするものではない。
【0006】
本発明の解決しようとする課題としては、上記のものが一例として挙げられる。本発明は、衛星写真や航空写真から得られる地勢情報を有効に活用することが可能なルート探索装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、ルート探索装置であって、利用者の嗜好に関する情報を取得する情報取得手段と、移動体の現在位置から所定範囲内の空中写真を取得する空中写真取得手段と、前記空中写真を解析し、当該空中写真に含まれる地勢の情報を抽出する抽出手段と、前記情報取得手段の取得結果と、前記抽出手段の抽出結果とに基づいて、前記利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を検出し、当該地域を含む案内ルートを設定するルート設定手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項5に記載の発明は、ルート探索装置が実行するルート探索方法であって、利用者の嗜好に関する情報を取得する情報取得工程と、移動体の現在位置から所定範囲内の空中写真を取得する空中写真取得工程と、前記空中写真を解析し、当該空中写真に含まれる地勢の情報を抽出する抽出工程と、前記情報取得手段の取得結果と、前記抽出手段の抽出結果とに基づいて、前記利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を検出し、当該地域を含む案内ルートを設定するルート設定工程と、を有することを特徴とする。
【0009】
請求項8に記載の発明は、サーバ装置と通信可能なルート探索装置であって、移動体の利用者の嗜好に関する情報を取得する情報取得手段と、前記移動体の現在位置情報と、前記取得した嗜好に関する情報とを前記サーバに送信する送信手段と、前記サーバにより設定された案内ルートを受信する受信手段と、を備え、前記案内ルートは、前記利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を含んでおり、前記地域は、前記サーバが、前記現在位置情報が示す位置から所定範囲内の空中写真を解析して当該空中写真に含まれる地域の地勢の情報を抽出して、当該抽出結果と前記送信手段により送信された前記嗜好情報とに基づいて検出した地域であることを特徴とする。
【0010】
請求項9に記載の発明は、情報提供装置であって、移動体の現在位置から所定範囲内の空中写真を取得する空中写真取得手段と、前記空中写真を解析し、当該空中写真に含まれる地勢の情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した地勢の情報に、予め決められた報知の対象となる情報が含まれている場合に、当該情報を利用者に報知する報知手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】
請求項10に記載の発明は、情報提供装置が実行する情報提供方法であって、移動体の現在位置から所定範囲内の空中写真を取得する空中写真取得工程と、前記空中写真を解析し、当該空中写真に含まれる地勢の情報を抽出する抽出工程と、前記抽出手段が抽出した地勢の情報に、予め決められた報知の対象となる情報が含まれている場合に、当該情報を利用者に報知する報知工程と、を有することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】実施例にかかるナビゲーション装置の動作環境を模式的に示す図である。
【図2】ナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施例にかかるシステムコントローラの機能ブロック図である。
【図4】第1実施例にかかる地勢データ登録処理のフローチャートである。
【図5】第1実施例にかかるルート設定処理のフローチャートである。
【図6】第2実施例にかかるルート設定処理のフローチャートである。
【図7】第3実施例にかかるシステムコントローラの機能ブロック図である。
【図8】第4実施例にかかる報知処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の好適な実施形態では、ルート探索装置は、利用者の嗜好に関する情報を取得する情報取得手段と、移動体の現在位置から所定範囲内の空中写真を取得する空中写真取得手段と、前記空中写真を解析し、当該空中写真に含まれる地勢の情報を抽出する抽出手段と、前記情報取得手段の取得結果と、前記抽出手段の抽出結果とに基づいて、前記利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を検出し、当該地域を含む案内ルートを設定するルート設定手段と、を備える。
【0014】
上記のルート探索装置は、利用者の嗜好に関する情報を取得する。また、現在位置から所定範囲内の空中写真を解析してその地域の地勢の情報を抽出する。地勢の情報とは、例えば、山岳部、海沿い、住宅地などの地勢上の特徴をいう。そして、抽出された地勢の情報から、利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を見つけ、その地域を含む案内ルートを設定する。これにより、利用者の嗜好に合った地域を走行する案内ルートを利用者に提供することができる。
【0015】
上記のナビゲーション装置の一態様では、前記情報取得手段は、取得指令が入力されたときに前記空中写真取得手段により取得された空中写真を前記抽出手段が解析して抽出した地勢の情報を、前記利用者の嗜好に関する情報とする。この態様では、取得指令が入力された時点で走行している地域の地勢を利用者の嗜好に合った地勢の情報として設定することができる。
【0016】
上記のナビゲーション装置の他の一態様では、前記地勢の情報は、複数の地勢上の特徴についての評価値を含み、前記ルート設定手段は、前記利用者の嗜好に関する情報が示す評価値と、前記抽出手段が抽出した地勢の情報が示す評価値とを比較することにより、前記利用者の嗜好に合致する地勢を有する地域を検出する。これにより、地勢の情報を数値化し、単純な比較処理により利用者の嗜好に合った地勢を有する地域を検出することができる。
【0017】
上記のナビゲーション装置の他の一態様は、前記利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を記憶する記憶部を備え、前記ルート設定手段は、前記利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を検出するたびに、当該地域を前記記憶部に記憶する。これにより、利用者の嗜好に合った地勢を有する地域を蓄積していくことができる。
【0018】
本発明の他の好適な実施形態では、ルート探索装置が実行するルート探索方法は、利用者の嗜好に関する情報を取得する情報取得工程と、移動体の現在位置から所定範囲内の空中写真を取得する空中写真取得工程と、前記空中写真を解析し、当該空中写真に含まれる地勢の情報を抽出する抽出工程と、前記情報取得手段の取得結果と、前記抽出手段の抽出結果とに基づいて、前記利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を検出し、当該地域を含む案内ルートを設定するルート設定工程と、を有する。この方法によっても、利用者の嗜好に合った地域を走行する案内ルートを利用者に提供することができる。
【0019】
本発明の他の好適な実施形態では、上記のルート探索方法を演算手段に実行させるルート探索プログラムを構成することができる。そのルート探索プログラムは記憶媒体に記憶することができる。
【0020】
本発明の他の好適な実施形態では、サーバ装置と通信可能なルート探索装置は、移動体の利用者の嗜好に関する情報を取得する情報取得手段と、前記移動体の現在位置情報と、前記取得した嗜好に関する情報とを前記サーバに送信する送信手段と、前記サーバにより設定された案内ルートを受信する受信手段と、を備え、前記案内ルートは、前記利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を含んでおり、前記地域は、前記サーバが、前記現在位置情報が示す位置から所定範囲内の空中写真を解析して当該空中写真に含まれる地域の地勢の情報を抽出して、当該抽出結果と前記送信手段により送信された前記嗜好情報とに基づいて検出した地域である。
【0021】
上記のルート探索装置は、利用者の嗜好に関する情報と、移動体の現在位置情報とをサーバ装置へ送信する。サーバ装置は、これらに基づいて、利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を検出し、その地域を含む案内ルートを生成してルート探索装置へ送信する。これによっても、利用者の嗜好に合った地域を走行する案内ルートを利用者に提供することができる。
【0022】
本発明の他の好適な実施形態では、情報提供装置は、移動体の現在位置から所定範囲内の空中写真を取得する空中写真取得手段と、前記空中写真を解析し、当該空中写真に含まれる地勢の情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段が抽出した地勢の情報に、予め決められた報知の対象となる情報が含まれている場合に、当該情報を利用者に報知する報知手段と、を備える。
【0023】
上記のナビゲーション装置は、現在位置から所定範囲内の空中写真を取得して解析することにより、空中写真に含まれる地勢の情報を抽出する。そして、抽出された地勢の情報中に、予め決められた報知の対象となる情報、例えば、信号がない横断歩道、通行止、危険要素などが含まれる場合には、その情報を利用者に報知する。これにより、ナビゲーション装置に記憶されている地図データや、外部から取得する交通情報などによってもわからない情報を、空中写真から取得して利用者に提供することができる。
【0024】
本発明の他の好適な実施形態では、情報提供方法は、移動体の現在位置から所定範囲内の空中写真を取得する空中写真取得工程と、前記空中写真を解析し、当該空中写真に含まれる地勢の情報を抽出する抽出工程と、前記抽出手段が抽出した地勢の情報に、予め決められた報知の対象となる情報が含まれている場合に、当該情報を利用者に報知する報知工程と、を有する。この方法によっても、ナビゲーション装置に記憶されている地図データや、外部から取得する交通情報などによってもわからない情報を、空中写真から取得して利用者に提供することができる。
【0025】
本発明の他の好適な実施形態では、上記の情報提供方法を演算手段に実行させる情報提供プログラムを構成することができる。その情報提供プログラムは記憶媒体に記憶することができる。
【実施例】
【0026】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
【0027】
[動作環境]
図1は、実施例にかかるナビゲーション装置の動作環境を示す。図1に示すように、ナビゲーション装置1は移動体としての車両2に搭載される。ナビゲーション装置1は、後述する通信機能を利用して、無線によりサーバ5に接続し、情報をダウンロードすることができる。以下の実施例では、ナビゲーション装置1は、サーバ2から航空写真や衛星写真(以下、両者をまとめて「空中写真」と呼ぶ。)のデータをダウンロードして利用する。
【0028】
[ナビゲーション装置]
図2は、ナビゲーション装置1の構成を示す。図2に示すように、ナビゲーション装置1は、自立測位装置10、GPS受信機18、システムコントローラ20、ディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、通信装置38、インタフェース39、表示ユニット40、音声出力ユニット50、及び入力装置60を備える。
【0029】
自立測位装置10は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13を備える。加速度センサ11は、例えば圧電素子からなり、車両の加速度を検出し、加速度データを出力する。角速度センサ12は、例えば振動ジャイロからなり、車両の方向変換時における車両の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データを出力する。距離センサ13は、車両の車輪の回転に伴って発生されているパルス信号からなる車速パルスを計測する。
【0030】
GPS受信機18は、複数のGPS衛星から、測位用データを含む下り回線データを搬送する電波19を受信する。測位用データは、緯度及び経度情報等から車両の絶対的な位置(以後、「現在位置」とも呼ぶ。)を検出するために用いられる。
【0031】
システムコントローラ20は、インタフェース21、CPU(Central Processing Unit)22、ROM(Read Only Memory)23及びRAM(Random Access Memory)24を含んでおり、ナビゲーション装置1全体の制御を行う。
【0032】
インタフェース21は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13並びにGPS受信機18とのインタフェース動作を行う。そして、これらから、車速パルス、加速度データ、相対方位データ、角速度データ、GPS測位データ、絶対方位データ等をシステムコントローラ20に入力する。CPU22は、システムコントローラ20全体を制御する。ROM23は、システムコントローラ20を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリ等を有する。RAM24は、入力装置60を介して使用者により予め設定された経路データ等の各種データを読み出し可能に格納したり、CPU22に対してワーキングエリアを提供したりする。
【0033】
システムコントローラ20、CD−ROMドライブ又はDVD−ROMドライブなどのディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60は、バスライン30を介して相互に接続されている。
【0034】
ディスクドライブ31は、システムコントローラ20の制御の下、CD、DVD、Blu−lay Disk等といったディスク33から、音楽データ、映像データなどのコンテンツデータを読み出し、出力する。
【0035】
データ記憶ユニット36は、例えば、HDDなどにより構成され、地図データなどのナビゲーション処理に用いられる各種データを記憶するユニットである。通信装置38は、例えば、FMチューナやビーコンレシーバ、携帯電話や専用の通信カードなどにより構成され、VICS(Vehicle Information Communication System:登録商標)センタなどから配信される情報(以下、「VICS情報」と呼ぶ。)を電波39より取得する。そしてインタフェース37は、通信装置38のインタフェース動作を行い、VICS情報をシステムコントローラ20等に入力する。
【0036】
表示ユニット40は、システムコントローラ20の制御の下、各種表示データをディスプレイなどの表示装置に表示する。具体的には、システムコントローラ20は、データ記憶ユニット36から地図データを読み出す。表示ユニット40は、システムコントローラ20によってデータ記憶ユニット36から読み出された地図データなどを表示画面上に表示する。表示ユニット40は、バスライン30を介してCPU22から送られる制御データに基づいて表示ユニット40全体の制御を行うグラフィックコントローラ41と、VRAM(Video RAM)等のメモリからなり即時表示可能な画像情報を一時的に記憶するバッファメモリ42と、グラフィックコントローラ41から出力される画像データに基づいて、液晶、CRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイ44を表示制御する表示制御部43と、ディスプレイ44とを備える。ディスプレイ44は、画像表示部として機能し、例えば対角5〜10インチ程度の液晶表示装置等からなり、車内のフロントパネル付近に装着される。
【0037】
音声出力ユニット50は、システムコントローラ20の制御の下、CD−ROMドライブ31又はDVD−ROM32、若しくはRAM24等からバスライン30を介して送られる音声デジタルデータのD/A(Digital to Analog)変換を行うD/Aコンバータ51と、D/Aコンバータ51から出力される音声アナログ信号を増幅する増幅器(AMP)52と、増幅された音声アナログ信号を音声に変換して車内に出力するスピーカ53とを備えて構成されている。
【0038】
入力装置60は、各種コマンドやデータを入力するための、キー、スイッチ、ボタン、リモコン、音声入力装置等から構成されている。入力装置60は、車内に搭載された当該車載用電子システムの本体のフロントパネルやディスプレイ44の周囲に配置される。また、ディスプレイ44がタッチパネル方式の場合、ディスプレイ44の表示画面上に設けられたタッチパネルも入力装置60として機能する。
【0039】
[第1実施例]
以下、本発明の第1実施例について説明する。第1実施例では、ナビゲーション装置1は、サーバ5から空中写真のデータをダウンロードし、空中写真を解析してそのエリアの地勢データを抽出する。空中写真のデータをダウンロードするタイミングは、利用者が指示したタイミングとする。利用者は車両での走行中に、自分の嗜好にあった風景のエリア、走行していて心地よいエリアなどに来ると、そのエリアの地勢データをお気に入り地勢データとして登録するための指示を入力する。この指示は、例えば入力装置60として機能するリモコンやタッチパネルの操作、又は、音声入力により行われる。なお、利用者の脳波などを検出する装置を設け、検出した脳波に基づいて利用者の気分が良好と判断されるときに自動的に登録処理を行うように構成してもよい。
【0040】
こうしてダウンロードされた空中写真は、利用者の好みのエリアの空中写真となっている。よって、ナビゲーション装置1は、この空中写真の地勢を解析し、その地勢の特徴を示す解析結果を生成して、利用者のお気に入り地勢データとして記憶部に記憶する。こうして、利用者が気分の良いエリアで走行中に登録指示を行うことにより、利用者のお気に入り地勢データ及びそのエリアの位置情報が記憶部に蓄積されていく。よって、利用者は別の機会に、自分の嗜好に合った風景のエリア、心地よいと感じるエリアを走行したいと考えた場合、ナビゲーション装置1は、蓄積されたお気に入り地勢データに類似する地勢上の特徴を有するエリアを検索し、案内ルートに設定することができる。
【0041】
図3は、利用者の嗜好に合った地勢を有するエリアを検索するための、システムコントローラ20の機能構成を示す。図示のように、システムコントローラ20は、通信部101、制御部102、画像解析部103、レジスタ部104及び記憶部105を備える。ここで、通信部101、制御部102及び画像解析部103は、システムコントローラ20のCPU22が予め用意されたプログラムを実行することにより実現することができる。また、レジスタ部104は図2に示すRAM24とすることができ、記憶部105はRAM24又はデータ記憶ユニット36とすることができる。
【0042】
通信部101は、インターネットを介してサーバ5と通信するためのものであり、図2に示すインタフェース37及び通信装置38を通じてサーバ5に接続し、空中写真のデータをダウンロードする。具体的には、通信部101は、利用者が上記の登録指示を行ったときの車両2の現在位置から所定距離範囲内の空中写真データをサーバ5へ要求し、それを受信する。これにより、ナビゲーション装置1は、利用者が指示した地点の周辺の空中写真データを取得する。
【0043】
制御部102は、システムコントローラ20の動作全体を制御するものであり、GPS18や自立測位装置10を制御して車両2の現在位置を検出したり、利用者による入力装置60の操作を検出したり、利用者が指示入力したときの車両2の現在位置を通信部101に供給して対応する地点の空中写真データをサーバ5へ要求させたりする。
【0044】
画像解析部103は、通信部101がサーバ5から取得した空中写真データを解析し、そのエリアの地勢を抽出する。ここで、「地勢」とは、そのエリアにおける土地の高低、山、川、森の配置などのその土地の地理的状況をいう。本実施例では、画像解析部103は、そのエリアが山岳部であるか否か、海沿いであるか否か、住宅地であるか否か、川沿いであるか否か、道路のカーブが多いか否か、道路の直線が長いか否かなどを地勢上の特徴として解析し、それら地勢上の特徴毎に用意されたレジスタにその評価値を記憶する。例えば、図3に示すように、レジスタ部104には「山岳部」のレジスタが用意され、レベル1〜5までの評価値が記憶される。評価値は、そのレジスタに対応する地勢上の特徴の程度、度合いを示す。例えば、あるエリアにおいて山岳部の度合いが高ければ「山岳部」のレジスタにはレベル4とかレベル5の評価値が記憶され、山岳部の度合いが低ければ「山岳部」のレジスタにはレベル1とかレベル2の評価値が記憶される。「海沿い」、「住宅地」などのほかの地勢上の特徴についても同様に、対応するレジスタにレベル1〜5の評価値が記憶される。こうして、地勢上の特徴が数値化され、レジスタ部104に記憶される。
【0045】
そして、あるエリアについて地勢上の特徴についての全ての評価値が生成され、レジスタ部104に記憶されると、制御部102はそのエリアを示す位置情報(例えば、緯度及び経度)と、レジスタ部104に記憶された各地勢上の特徴についての評価値とを対応付けて記憶部105に記憶する。こうして、利用者が自分の嗜好に合うとして選択した地点の地勢データがお気に入り地勢データとして記憶部105に蓄積されていく。
【0046】
次に、上記のようにお気に入り地勢データを登録する処理について説明する。図4は、地勢データ登録処理のフローチャートである。この処理は、システムコントローラ20のCPU22が予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
【0047】
まず、車両2で走行中に心地よいと感じるエリアに到達したとき、利用者は入力装置60などを操作して地勢データの登録指示を行う。制御部102は、入力装置60などに対する利用者のこの登録指示を検出する(ステップS10)。利用者の登録指示が検出されると、通信部101は車両の現在位置から所定距離範囲の空中写真データをサーバ5へ要求し、これをサーバ5からダウンロードする(ステップS11)。
【0048】
次に、制御部102は、ダウンロードした空中写真データを所定の範囲ごとに複数のエリアに切り分ける(ステップS12)。これは、解析の対象とするエリアが広すぎると、その中にさまざまな地勢が含まれることになり、地勢上の特徴を抽出することが難しくなるからである。画像解析部103は、各エリア毎に地勢を解析し、抽出された地勢上の特徴の評価値を解析結果としてレジスタ部104へ記憶する(ステップS13)。こうして、利用者が指示した位置から所定距離範囲内の複数のエリアについて、地勢の解析結果として、「山岳部」、「海沿い」などの地勢上の特徴に対応する評価値がレジスタ104に記憶される。
【0049】
次に、制御部102は、既にお気に入り地勢データとして記憶部105に記憶されている地勢データを1つ呼び出し(ステップS14)、それを複数のエリアのうちの1つのエリアの解析結果と比較する。具体的には、制御部102は、ステップS13でレジスタ部104に記憶した1つのエリアについての評価値と、既にお気に入り地勢データとして記憶部105に記憶されている地勢データの評価値とを、各地勢上の特徴毎に比較する(ステップS15)。そして、制御部102は、両者が類似している場合(ステップS16;Yes)、そのエリアの解析結果をその位置情報と関連付けて、新たなお気に入り地勢データとして記憶部105に記憶する(ステップS17)。一方、両者が類似していない場合(ステップS16;No)、制御部102はそのエリアの解析結果を記憶しない。ここで、類似しているか否かの判断は、各地勢上の特徴毎に評価値が同一か否かにより行われる。例えば、同じ評価値(レベル)を有する地勢上の特徴が全体の7割以上である場合には類似していると判定する、というように決定することができる。
【0050】
次に、制御部102は、ステップS13で得られた複数のエリア全ての解析結果について、お気に入り地勢データとの類否の判定がなされたか否かを判定し(ステップS18)、なされていない場合には(ステップS18;No)、ステップS15へ戻って次の解析結果との比較を行う。こうして、複数のエリア全ての解析結果について判定が終了すると(ステップS18;Yes)、制御部102は記憶部105に既に記憶されている全てのお気に入り地勢データとの比較が完了したか否かを判定する(ステップS19)。全てのお気に入り地勢データとの比較が完了していない場合(ステップS19;No)、制御部102はステップS14に戻り、別の1つのお気に入り地勢データを呼び出してステップS15〜S19の処理を繰り返す。こうして、記憶部105に既に記憶されている全てのお気に入り地勢データとの比較が完了した場合(ステップS19;Yes)、制御部102は処理を終了する。
【0051】
なお、ステップS14において既に記憶部105に登録されているお気に入り地勢データが無い場合、制御部102は利用者が登録指示を行った際の車両2の現在位置に近いいくつかのエリアの解析結果をお気に入り地勢データとして登録してもよい。また、初期状態においては、利用者が予め好みの地勢データを設定しておいてもよい。例えば、お気に入り地勢データの初期値として、山岳部の評価値が4以上、住宅地の評価値が2以下、などと自分の好みを設定し、その地勢データをお気に入り地勢データとして登録しておいてもよい。
【0052】
次に、記憶部105に記憶したお気に入り地勢データを利用してルートを設定する方法について説明する。この方法では、ある地点において利用者がルート設定の指示を入力すると、ナビゲーション装置1は、その地点から所定距離範囲内であって、既に記憶部105に登録済のお気に入り地勢データに類似した地勢上の特徴を有する地点を候補地として見つけ、その候補地を含むルートを設定する。図5は、このルート設定処理のフローチャートである。図5は、第1実施例によるルート設定処理のフローチャートである。この処理も、システムコントローラ20のCPU22が予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
【0053】
まず、図5において、ステップS20〜S26の処理は基本的に図4のステップS10〜S16の処理と同じである。即ち、利用者が心地よいと感じる場所を走行したいと考え、ルート設定の指示を入力すると、制御部102はそれを検出する(ステップS20)。そして、通信部101はその地点から所定距離範囲内の空中写真データをサーバ5からダウンロードする(ステップS21)。制御部102はダウンロードした空中写真データを複数のエリアに切り分け(ステップS22)、エリア毎に地勢を解析して解析結果をレジスタ部104に記憶する(ステップS23)。
【0054】
次に、制御部102は既に記憶部105に記憶されているお気に入り地勢データを1つ呼び出し(ステップS24)、1つのエリアの解析結果と比較する(ステップS25)。両者が類似している場合(ステップS26;Yes)、制御部102はその解析結果に対応するエリアをルート案内の候補地としてバッファなどに一時的に保存する(ステップS27)。一方、両者が類似していない場合(ステップS26;No)、そのエリアは候補地とはされない。
【0055】
そして、前述の登録処理と同様に、全てのエリアの解析結果について全てのお気に入り地勢データとの比較が行われる(ステップS28、S29)。全てのエリアの解析結果について全てのお気に入り地勢データとの比較が完了すると(ステップS29;Yes)、制御部102はそれまでに得られた候補地を含む案内ルートを設定し(ステップS30)、処理を終了する。なお、候補地が複数得られている場合には、制御部102はそれらをリスト表示して利用者にいくつかの候補地を選択させ、選択された候補地を含む案内ルートを生成すればよい。
【0056】
このルート設定処理によれば、利用者の現在位置から所定距離内において、過去にお気に入り地勢データとして登録されている地点と類似した地勢上の特徴を有する地点が候補地として得られ、それを含むルートが設定される。よって、利用者は、現在位置から所定範囲内で、自分の嗜好に合った地点を走行する案内ルートを容易に見つけることができる。
【0057】
[第2実施例]
次に、本発明の第2実施例について説明する。第1実施例では、利用者の嗜好に合った地勢上の特徴を有する地点を記憶部105に予め登録しておき、登録済のお気に入り地勢データに類似する地勢上の特徴を有する地点を候補地としてルートを設定した。これに対し、第2実施例では、利用者が好みの地勢上の特徴を条件指定してルートを設定する。なお、第2実施例におけるシステムコントローラ20の機能構成は第1実施例と同様であるので説明は省略する。
【0058】
図6は、第2実施例によるルート設定処理のフローチャートである。この処理も、システムコントローラ20のCPU22が予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
【0059】
図6において、利用者は地勢上の特徴を条件指定してルート設定の指示を行い、制御部102はその指示を検出する(ステップS40)。例えば、海沿いが好きな利用者は、地勢上の特徴として「海沿い」を指定して、ルート設定の指示を入力する。そして、通信部101はその地点から所定範囲内の空中写真データをサーバ5からダウンロードする(ステップS41)。制御部102はダウンロードした空中写真データを複数のエリアに切り分け(ステップS42)、エリア毎に地勢を解析して解析結果をレジスタ部104に記憶する(ステップS43)。
【0060】
次に、制御部102は複数のエリアについての解析結果のうちの1つを呼び出し(ステップS44)、その解析結果が利用者の指定した条件と合致するか否か、具体的にはその地勢上の特徴「海沿い」の評価値が最大値、即ち「5」であるか否かを判定する(ステップS45)。利用者の指定した条件と合致する場合、つまり評価値が最大値である場合(ステップS45;Yes)、制御部102はそのエリアを候補地として決定する(ステップS46)。
【0061】
そして、制御部102は全てのエリアの解析結果について、利用者が指定した条件との比較が完了したか否かを判定する(ステップS47)。完了していない場合(ステップS47;No)、制御部102はステップS44へ戻って別のエリアの解析結果を1つ呼び出し、ステップS45〜S47の処理を実行する。こうして、全てのエリアの解析結果について、利用者が指定した条件との比較が完了すると(ステップS47;Yes)、制御部102はそれまでに得られた候補地を含む案内ルートを設定し(ステップS48)、処理を終了する。
【0062】
なお、候補地が複数得られている場合には、制御部102はそれらをリスト表示して利用者にいくつかの候補地を選択させ、選択された候補地を含む案内ルートを生成すればよい。また、制御部102は、こうして得られた候補地の位置座標及びその地勢データをお気に入り地勢データとして記憶部105に登録してもよい。
【0063】
こうして、第2実施例では、現在位置から所定距離範囲内であって、利用者が条件指定した地勢上の特徴を有する地点を含むルートを容易に設定することができる。
【0064】
なお、上記の例では、利用者が自分の好みの地勢上の特徴を条件指定し、それに合致する地点を含むルートを設定している。その代わりに、利用者が自分の好まない地勢上の特徴を条件指定し、それに合致する地点を含まないようにルートを設定するようにしてもよい。こうすると、利用者は苦手としている地勢のエリアを走行しなくてすむようになる。
【0065】
[第3実施例]
次に、第3実施例について説明する。第3実施例は、空中写真データの解析結果をルート設定に使用するのではなく、利用者に対する報知、情報提供に利用するものである。
【0066】
通常のナビゲーション装置は地図データを記憶しているが、地図データに含まれていない情報として、例えば信号機の無い横断歩道、踏切の詳細(高架か否か)、陸橋の先の状態、家屋の密集度など、様々な情報が存在する。これらの情報は、空中写真データを解析することにより得ることができる。そこで、第3実施例では、空中写真データの解析により、地図データには含まれていない情報を取得し、利用者に提供する。
【0067】
図7は、第3実施例におけるシステムコントローラ20の機能構成を示す。図示のように、第3実施例におけるシステムコントローラ20は、レジスタ部104が記憶する地勢上の特徴が第1、第2実施例と異なるが、それ以外は第1、第2実施例と同じである。即ち、第3実施例では、踏切の詳細、信号無しの横断歩道、通行止、危険要素などの地勢上の特徴についてレジスタが用意され、評価値が記憶される。画像解析部103は、サーバ5からダウンロードした空中写真データを解析することにより、これらの地勢上の特徴を抽出し、その内容又は度合い(レベル)をレジスタ部104に記憶する。例えば、「踏切の詳細」については高架であるか否かを例えばレベル1又は5で、「通行止」については通行止であるか否かを例えばレベル1又は5で、「危険要素」についてはその危険の度合いを例えばレベル1〜5で、それぞれ評価値としてレジスタ部104に記憶する。そして、制御部102は、これらの評価値をその地点の位置情報と対応付けて記憶部105に記憶し、車両がその地点に近づいたときなどの所定のタイミングで利用者に報知する。
【0068】
図8は、第3実施例による報知処理のフローチャートである。この処理も、システムコントローラ20のCPU22が予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。
【0069】
まず、利用者はある地点において入力装置60などを利用して情報の報知を要求すると、制御部102はこれを検出する(ステップS50)。通信部101はその地点から所定距離範囲内の空中写真データをサーバ5からダウンロードする(ステップS51)。制御部102はダウンロードした空中写真データを複数のエリアに切り分け(ステップS52)、エリア毎に地勢を解析して解析結果をレジスタ部104に記憶する(ステップS53)。この際、レジスタ部104には図7に例示する地勢上の特徴について評価値が記憶される。
【0070】
次に、制御部102は、レジスタ部104に記憶された地勢上の特徴から、利用者への報知の対象となるものがあるか否かを判定する(ステップS54)。ここで、報知の対象は予め決定されており、利用者ごとに予め設定することもできる。利用者は報知の対象としたい地勢上の特徴、例えば信号無しの横断歩道、高架の踏切などを自らの判断で設定してもよい。また、所定レベル以上の危険要素や通行止などは利用者の設定がなされなくても最初から報知の対象とすることが望ましい。
【0071】
こうして、報知の対象となる地勢上の特徴がある場合(ステップS54;Yes)、制御部102はその旨をメッセージの表示や音声出力により利用者に報知する(ステップS55)。一方、報知の対象となる地勢上の特徴がない場合(ステップS54;No)、制御部102は報知をせず、又は、報知対象が無いことを示すメッセージなどを出力し、処理を終了する。
【0072】
このように、第3実施例によれば、地図データにない情報を空中写真データの解析により取得し、そのうち利用者に報知すべきものについては報知を行うことができる。
【0073】
なお、上記の例では、車両の現在位置から所定距離範囲内の全ての報知対象について報知を行うこととしているが、その代わりに、報知対象のうち車両の進行方向に属するもののみを報知することとしてもよい。また、報知対象について、その情報が地図データに含まれているか否かを判定し、地図データに含まれていない情報のみを報知することとしてもよい。また、その時点で表示部に表示されているエリアを検出し、表示エリア外に存在する報知対象のみを報知するようにしてもよい。また、上記の例では、利用者により情報の報知の要求があった場合に、ステップS21以降の処理を開始するようにしたが、利用者による情報の報知の要求がない場合にも、例えば所定の時間経過毎、所定の走行距離毎等に自動的にステップS21以降の処理を行うようにしてもよい。
【0074】
[変形例]
上記の実施例では、空中写真がサーバからダウンロードされているが、空中写真がナビゲーション装置内部の記憶装置に記憶されている場合には、その記憶装置から空中写真を取得してもよい。
【0075】
第1及び第2実施例では、利用者の嗜好に沿ったルート探索処理をナビゲーション装置側で実行しているが、そのルート探索処理をサーバ側で行うようにしてもよい。具体的には、ナビゲーション装置1は利用者の嗜好に関する情報と、移動体の現在位置情報とをサーバ5に送信し、サーバ側で利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を検出して、その地域を含む案内ルートを生成して、ナビゲーション装置へ送信するようにしてもよい。
【0076】
また、請求項に記載したルート探索装置は、車両に搭載されるナビゲーション装置への適用に限られるものではない。例えば、所定の場所に設置されるようなサーバ装置にも適用することができる。この場合、当該サーバ装置は、移動体に設置されている端末と通信して当該移動体の現在位置情報を含む種々の情報を取得することにより、請求項に記載した各手段が機能することになる。
【符号の説明】
【0077】
1 ナビゲーション装置
2 車両
5 サーバ
20 システムコントローラ
101 通信部
102 制御部
103 画像解析部
104 レジスタ部
105 記憶部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用者の嗜好に関する情報を取得する情報取得手段と、
移動体の現在位置から所定範囲内の空中写真を取得する空中写真取得手段と、
前記空中写真を解析し、当該空中写真に含まれる地勢の情報を抽出する抽出手段と、
前記情報取得手段の取得結果と、前記抽出手段の抽出結果とに基づいて、前記利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を検出し、当該地域を含む案内ルートを設定するルート設定手段と、を備えることを特徴とするルート探索装置。
【請求項2】
前記情報取得手段は、取得指令が入力されたときに前記空中写真取得手段により取得された空中写真を前記抽出手段が解析して抽出した地勢の情報を、前記利用者の嗜好に関する情報とすることを特徴とする請求項1に記載のルート探索装置。
【請求項3】
前記地勢の情報は、複数の地勢上の特徴についての評価値を含み、
前記ルート設定手段は、前記利用者の嗜好に関する情報が示す評価値と、前記抽出手段が抽出した地勢の情報が示す評価値とを比較することにより、前記利用者の嗜好に合致する地勢を有する地域を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載のルート探索装置。
【請求項4】
前記利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を記憶する記憶部を備え、
前記ルート設定手段は、前記利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を検出するたびに、当該地域を前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のルート探索装置。
【請求項5】
ルート探索装置が実行するルート探索方法であって、
利用者の嗜好に関する情報を取得する情報取得工程と、
移動体の現在位置から所定範囲内の空中写真を取得する空中写真取得工程と、
前記空中写真を解析し、当該空中写真に含まれる地勢の情報を抽出する抽出工程と、
前記情報取得手段の取得結果と、前記抽出手段の抽出結果とに基づいて、前記利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を検出し、当該地域を含む案内ルートを設定するルート設定工程と、を有することを特徴とするルート探索方法。
【請求項6】
請求項5に記載のルート探索方法を演算手段に実行させることを特徴とするルート探索プログラム。
【請求項7】
請求項6に記載のルート探索プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
【請求項8】
サーバ装置と通信可能なルート探索装置であって、
移動体の利用者の嗜好に関する情報を取得する情報取得手段と、
前記移動体の現在位置情報と、前記取得した嗜好に関する情報とを前記サーバに送信する送信手段と、
前記サーバにより設定された案内ルートを受信する受信手段と、を備え、
前記案内ルートは、前記利用者の嗜好に沿った地勢を有する地域を含んでおり、
前記地域は、前記サーバが、前記現在位置情報が示す位置から所定範囲内の空中写真を解析して当該空中写真に含まれる地域の地勢の情報を抽出して、当該抽出結果と前記送信手段により送信された前記嗜好情報とに基づいて検出した地域であることを特徴とするルート探索装置。
【請求項9】
移動体の現在位置から所定範囲内の空中写真を取得する空中写真取得手段と、
前記空中写真を解析し、当該空中写真に含まれる地勢の情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段が抽出した地勢の情報に、予め決められた報知の対象となる情報が含まれている場合に、当該情報を利用者に報知する報知手段と、を備えることを特徴とする情報提供装置。
【請求項10】
情報提供装置が実行する情報提供方法であって、
移動体の現在位置から所定範囲内の空中写真を取得する空中写真取得工程と、
前記空中写真を解析し、当該空中写真に含まれる地勢の情報を抽出する抽出工程と、
前記抽出手段が抽出した地勢の情報に、予め決められた報知の対象となる情報が含まれている場合に、当該情報を利用者に報知する報知工程と、を有することを特徴とする情報提供方法。
【請求項11】
請求項10に記載の情報提供方法を演算手段に実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
【請求項12】
請求項11に記載の情報提供プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−96704(P2013−96704A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−236468(P2011−236468)
【出願日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【出願人】(000005016)パイオニア株式会社 (3,620)
【Fターム(参考)】