説明

免疫反応調節物質を含む水性ゲル処方物

免疫反応調節物質(IRM)、例えばイミダゾキノリンアミン、テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、イミダゾピリジンアミン、6,7−縮合シクロアルキルイミダゾピリジンアミン、1,2−架橋イミダゾキノリンアミン、イミダゾナフチリジンアミン、イミダゾテトラヒドロナフチリジンアミン、オキサゾロキノリンアミン、チアゾロキノリンアミン、オキサゾロピリジンアミン、チアゾロピリジンアミン、オキサゾロナフチリジンアミン、チアゾロナフチリジンアミン、ピラゾロピリジンアミン、ピラゾロキノリンアミン、テトラヒドロピラゾロキノリンアミン、ピラゾロナフチリジンアミン、テトラヒドロピラゾロナフチリジンアミン、及びピリジンアミン、キノリンアミン、テトラヒドロキノリンアミン、ナフチリジンアミン、又はテトラヒドロナフチリジンアミンに縮合した1H−イミダゾダイマーから選択される免疫反応調節物質を含有する水性ゲル処方物が提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
水、
1−(2−メチルプロピル)−1H−イミダゾ[4,5−c][1,5]ナフチリジン−4−アミン以外の免疫反応調節物質(IRM)、
薬学的に許容される酸、
水混和性補助溶媒、及び
負に帯電した増粘剤を含む増粘剤システムを含み、
粘度が、25℃において少なくとも1000cpsである、水性ゲル。
【請求項2】
水、
1−(2−メチルプロピル)−1H−イミダゾ[4,5−c][1,5]ナフチリジン−4−アミン以外の免疫反応調節物質(IRM)又はその塩、
水混和性補助溶媒、及び
負に帯電した増粘剤を含む増粘剤システムを含む成分を混合することを含む方法によって調製され、
粘度が、25℃において少なくとも1000cpsである、水性ゲル。
【請求項3】
遊離塩基状態の前記IRMの固有水溶解度が25℃で500μg未満である、請求項1又は2に記載の水性ゲル。
【請求項4】
前記薬学的に許容される酸が、IRMに対して化学量論的な量で存在する、請求項1又は、請求項1に従属する請求項3に記載の水性ゲル。
【請求項5】
前記薬学的に許容される酸が、アルキルスルホン酸、アリールスルホン酸、カルボン酸、ハロ酸、硫酸、リン酸、ジカルボン酸、トリカルボン酸、及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる、請求項1又は、請求項1に従属する請求項3又は請求項4に記載の水性ゲル。
【請求項6】
前記酸が、酢酸、臭化水素酸、塩酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、D−グルコン酸、D−及びL−乳酸、プロピオン酸、ベンゼンスルホン酸、クエン酸、リン酸、コハク酸、硫酸、D−及びL−酒石酸、p−トルエンスルホン酸、及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる、請求項5に記載の水性ゲル。
【請求項7】
前記IRMが塩として提供される、請求項1ないし6のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項8】
前記IRM塩が、アルキルスルホン酸、アリールスルホン酸、カルボン酸、ハロ酸、硫酸、リン酸、ジカルボン酸、トリカルボン酸、及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる酸の塩である、請求項7に記載の水性ゲル。
【請求項9】
前記IRM塩が、臭化水素酸、塩酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、酢酸、D−グルコン酸、D−及びL−乳酸、プロピオン酸、ベンゼンスルホン酸、クエン酸、リン酸、コハク酸、硫酸、D−及びL−酒石酸、p−トルエンスルホン酸、及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる酸の塩である、請求項8に記載の水性ゲル。
【請求項10】
前記IRMがアルキルスルホン酸塩である、請求項8に記載の水性ゲル。
【請求項11】
前記IRMが、イミダゾキノリンアミン、テトラヒドロイミダゾキノリン、イミダゾピリジンアミン、6,7−縮合シクロアルキルイミダゾピリジンアミン、イミダゾナフチリジンアミン、テトラヒドロイミダゾナフチリジンアミン、オキサゾロキノリンアミン、チアゾロキノリンアミン、オキサゾロピリジンアミン、チアゾロピリジンアミン、オキサゾロナフチリジンアミン、チアゾロナフチリジンアミン、ピラゾロピリジンアミン、ピラゾロキノリンアミン、テトラヒドロピラゾロキノリンアミン、ピラゾロナフチリジンアミン、テトラヒドロピラゾロナフチリジンアミン;ピリジンアミン、キノリンアミン、テトラヒドロキノリンアミン、ナフチリジンアミン、又はテトラヒドロナフチリジンアミンに縮合した1H−イミダゾダイマー、及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる、請求項1ないし10のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項12】
前記IRMが、イミダゾキノリンアミン、テトラヒドロイミダゾキノリン、イミダゾピリジンアミン、6,7−縮合シクロアルキルイミダゾピリジンアミン、イミダゾナフチリジンアミン、テトラヒドロイミダゾナフチリジンアミン、オキサゾロキノリンアミン、チアゾロキノリンアミン、オキサゾロピリジンアミン、チアゾロピリジンアミン、オキサゾロナフチリジンアミン、チアゾロナフチリジンアミン;ピリジンアミン、キノリンアミン、テトラヒドロキノリンアミン、ナフチリジンアミン、又はテトラヒドロナフチリジンアミンに縮合した1H−イミダゾダイマー、及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる、請求項1ないし11のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項13】
前記IRMがイミダゾキノリンアミンである、請求項1ないし12のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項14】
前記IRMが、1−(2−メチルプロピル)−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−4−アミンである、請求項1ないし13のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項15】
前記IRMが、2−プロピルチアゾロ[4,5−c]キノリン−4−アミンである、請求項1ないし12のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項16】
前記IRMが、アミド置換イミダゾキノリンアミン、スルホンアミド置換イミダゾキノリンアミン、尿素置換イミダゾキノリンアミン、アリールエーテル置換イミダゾキノリンアミン、複素環エーテル置換イミダゾキノリンアミン、アミドエーテル置換イミダゾキノリンアミン、スルホンアミドエーテル置換イミダゾキノリンアミン、尿素置換イミダゾキノリンエーテル、チオエーテル置換イミダゾキノリンアミン、6−、7−、8−、又は9−アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はアリールアルキレンオキシ置換イミダゾキノリンアミン、及びイミダゾキノリンジアミン、アミド置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、スルホンアミド置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、尿素置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、アリールエーテル置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、複素環エーテル置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、アミドエーテル置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、スルホンアミドエーテル置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、尿素置換テトラヒドロイミダゾキノリンエーテル、チオエーテル置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、及びテトラヒドロイミダゾキノリンジアミン、アミド置換イミダゾピリジンアミン、スルホンアミド置換イミダゾピリジンアミン、尿素置換イミダゾピリジンアミン、アリールエーテル置換イミダゾピリジンアミン、複素環エーテル置換イミダゾピリジンアミン、アミドエーテル置換イミダゾピリジンアミン、スルホンアミドエーテル置換イミダゾピリジンアミン、尿素置換イミダゾピリジンエーテル、及びチオエーテル置換イミダゾピリジンアミン、1,2−架橋イミダゾキノリンアミン、6,7−縮合シクロアルキルイミダゾピリジンアミン、イミダゾナフチリジンアミン、テトラヒドロイミダゾナフチリジンアミン、オキサゾロキノリンアミン、チアゾロキノリンアミン、オキサゾロピリジンアミン、チアゾロピリジンアミン、オキサゾロナフチリジンアミン、チアゾロナフチリジンアミン、ピラゾロピリジンアミン、ピラゾロキノリンアミン、テトラヒドロピラゾロキノリンアミン、ピラゾロナフチリジンアミン、テトラヒドロピラゾロナフチリジンアミン;ピリジンアミン、キノリンアミン、テトラヒドロキノリンアミン、ナフチリジンアミン、又はテトラヒドロナフチリジンアミンに縮合した1H−イミダゾダイマー、及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる、請求項1ないし11のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項17】
前記IRMが、アミド置換イミダゾキノリンアミン、スルホンアミド置換イミダゾキノリンアミン、尿素置換イミダゾキノリンアミン、アリールエーテル置換イミダゾキノリンアミン、複素環エーテル置換イミダゾキノリンアミン、アミドエーテル置換イミダゾキノリンアミン、スルホンアミドエーテル置換イミダゾキノリンアミン、尿素置換イミダゾキノリンエーテル、チオエーテル置換イミダゾキノリンアミン、6−、7−、8−、又は9−アリール、ヘテロアリール、アリールオキシ又はアリールアルキレンオキシ置換イミダゾキノリンアミン、及びイミダゾキノリンジアミン、アミド置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、スルホンアミド置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、尿素置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、アリールエーテル置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、複素環エーテル置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、アミドエーテル置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、スルホンアミドエーテル置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、尿素置換テトラヒドロイミダゾキノリンエーテル、チオエーテル置換テトラヒドロイミダゾキノリンアミン、及びテトラヒドロイミダゾキノリンジアミン、アミド置換イミダゾピリジンアミン、スルホンアミド置換イミダゾピリジンアミン、尿素置換イミダゾピリジンアミン、アリールエーテル置換イミダゾピリジンアミン、複素環エーテル置換イミダゾピリジンアミン、アミドエーテル置換イミダゾピリジンアミン、スルホンアミドエーテル置換イミダゾピリジンアミン、尿素置換イミダゾピリジンエーテル、及びチオエーテル置換イミダゾピリジンアミン、1,2−架橋イミダゾキノリンアミン、6,7−縮合シクロアルキルイミダゾピリジンアミン、イミダゾナフチリジンアミン、テトラヒドロイミダゾナフチリジンアミン、オキサゾロキノリンアミン、チアゾロキノリンアミン、オキサゾロピリジンアミン、チアゾロピリジンアミン、オキサゾロナフチリジンアミン、チアゾロナフチリジンアミン;ピリジンアミン、キノリンアミン、テトラヒドロキノリンアミン、ナフチリジンアミン、又はテトラヒドロナフチリジンアミンに縮合した1H−イミダゾダイマー、及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる、請求項1ないし12又は16のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項18】
前記IRMがアミド置換イミダゾキノリンアミンである、請求項16に記載の水性ゲル。
【請求項19】
前記IRMが、3−(4−アミノ−2−プロピル−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル)プロピオンアミド、N−[2−(4−アミノ−7−ベンジルオキシ−2−エトキシメチル−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル)−1,1−ジメチルエチル]アセトアミド、及び4−(4−アミノ−2−プロピル−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル)−N−プロピルブチルアミドからなる群から選ばれる、請求項18に記載の水性ゲル。
【請求項20】
前記IRMが、N−[2−(4−アミノ−7−ベンジルオキシ−2−エトキシメチル−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル)−1,1−ジメチルエチル]アセトアミドである、請求項19に記載の水性ゲル。
【請求項21】
前記IRMが尿素置換イミダゾキノリンアミンである、請求項16に記載の水性ゲル。
【請求項22】
前記IRMが、N−[2−(4−アミノ−2−エトキシメチル−1H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−1−イル)エチル]−N’−イソプロピルウレアである、請求項21に記載の水性ゲル。
【請求項23】
前記IRMが水性ゲルの総重量に対して少なくとも0.0001重量%の量で存在する、請求項1ないし22のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項24】
前記水混和性補助溶媒が水性ゲルの総重量に対して少なくとも10重量%の量で存在する、請求項1ないし23のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項25】
前記水混和性補助溶媒が水性ゲルの総重量に対して25重量%を超える量で存在する、請求項24に記載の水性ゲル。
【請求項26】
前記水混和性補助溶媒が水性ゲルの総重量に対して90重量%以下の量で存在する、請求項1ないし25のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項27】
前記水混和性補助溶媒が、モノプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、ブチレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる、請求項1ないし26のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項28】
前記水混和性補助溶媒がモノプロピレングリコールを含有する、請求項27に記載の水性ゲル。
【請求項29】
前記増粘剤システムがさらに非イオン性増粘剤を含有する、請求項1ないし28のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項30】
前記非イオン性増粘剤が、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、及びヒドロキシプロピルセルロースからなる群から選ばれる、請求項29に記載の水性ゲル。
【請求項31】
前記増粘剤システムが、電荷密度の異なる少なくとも二つの負に帯電した増粘剤を含有する、請求項1ないし30のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項32】
前記負に帯電した増粘剤が、セルロースエーテル、多糖類ガム、アクリル酸ポリマー、又はこれらの組み合わせを含む、請求項1ないし31のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項33】
前記増粘剤システムが多糖類ガムとアクリル酸ポリマーを含有する、請求項32に記載の水性ゲル。
【請求項34】
多糖類ガムとアクリル酸ポリマーの比が1:20〜20:1である、請求項33に記載の水性ゲル。
【請求項35】
前記負に帯電した増粘剤が、カルボン酸及び/又はカルボキシレート基を含む、請求項1ないし34のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項36】
前記増粘剤システムが、カルボキシメチルセルロースナトリウム、キサンタンガム、アクリル酸ポリマー、及びこれらの組み合わせなる群から選ばれる少なくとも二つの負に帯電した増粘剤を含有する、請求項35に記載の水性ゲル。
【請求項37】
前記増粘剤システムが水性ゲルの総重量に対して少なくとも0.1重量%の量で存在する、請求項1ないし36のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項38】
前記増粘剤システムが水性ゲルの総重量に対して7重量%以下の量で存在する、請求項1ないし37のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項39】
水が水性ゲルの総重量に対して少なくとも10重量%の量で存在する、請求項1ないし38のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項40】
さらに薬学的に許容されるpH調整剤を含有する、請求項1ないし39のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項41】
前記薬学的に許容されるpH調整剤が、塩酸、水酸化ナトリウム、トロメタミン、水酸化カリウム、及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる、請求項40に記載の水性ゲル。
【請求項42】
さらに薬学的に許容される緩衝剤を含有する、請求項1ないし41のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項43】
pHが2〜5である、請求項1ないし42のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項44】
pHが3〜4である、請求項43に記載の水性ゲル。
【請求項45】
さらに防腐剤を含有する、請求項1ないし44のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項46】
前記防腐剤が、四級アンモニウム化合物、塩化ベンゼトニウム、パラベン類、ホウ酸、イソチアゾリノン、有機酸、アルコール類、カルバメート類、クロルヘキシジン、及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる、請求項45に記載の水性ゲル。
【請求項47】
前記防腐剤が、メチルパラベン、プロピルパラベン、及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる、請求項46に記載の水性ゲル。
【請求項48】
前記防腐剤が、水性ゲルの総重量に対して少なくとも0.005重量%の量で存在する、請求項45ないし47のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項49】
前記防腐剤が水性ゲルの総重量に対して1.0重量%以下の量で存在する、請求項45ないし48のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項50】
さらにキレート剤を含有する、請求項1ないし49のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項51】
前記キレート剤が、エチレンジアミン四酢酸、エチレンジアミン四酢酸ジナトリウム塩、無水エチレンジアミン四酢酸ジナトリウム塩、及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる、請求項50に記載の水性ゲル。
【請求項52】
前記キレート剤がエチレンジアミン四酢酸ジナトリウム塩二水和物である、請求項51に記載の水性ゲル。
【請求項53】
前記キレート剤が水性ゲルの総重量に対して少なくとも0.001重量%の量で存在する、請求項50ないし52のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項54】
前記キレート剤が、水性ゲルの総重量に対して2.0重量%以下の量で存在する、請求項50ないし53のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項55】
前記負に帯電した増粘剤が前記IRMに共有結合していない、請求項1ないし54のいずれかに記載の水性ゲル。
【請求項56】
請求項1ないし55のいずれかに記載の水性ゲルを粘膜組織に適用すること含む、IRMを患者の粘膜組織に送達する方法。
【請求項57】
前記粘膜組織が、子宮頸部形成異常、子宮頚管のパピローマウイルス感染、軽度扁平上皮内病変、高度扁平上皮内病変、意義不明異型扁平上皮細胞、頸部上皮内癌、アトピー性アレルギー反応、アレルギー性鼻炎、腫瘍性病変、及び前がん病変からなる群から選ばれる状態に関連する、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
前記粘膜組織が子宮頚管上にあり、その関連する状態が子宮頸部形成異常、高度扁平上皮内病変、軽度扁平上皮内病変、及び高リスクHPV感染の可能性の高い意義不明異型扁平上皮細胞からなる群から選ばれる、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記粘膜組織は子宮頚管上にあり、その関連する状態が高リスクHPV感染の可能性の高い意義不明異型扁平上皮細胞である、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
前記粘膜組織は子宮頚管上にあり、その関連する状態が子宮頚管のパピローマウイルス感染である、請求項57に記載の方法。
【請求項61】
前記水性ゲルが、バレル型アプリケーター、タンポン、ペッサリー、ダイアフラム、綿棒、綿スポンジ、フォームスポンジ、及び坐剤からなる群から選ばれる装置を用いて粘膜組織に適用される、請求項56ないし60のいずれかに記載の方法。
【請求項62】
前記装置がバレル型アプリケーターである、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
前記バレル型アプリケーターが予め充填される、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
バレル型アプリケーターと請求項1ないし55のいずれかに記載の水性ゲルを含む、キット。
【請求項65】
前記キットが、アプリケーターとは別に上記水性ゲルを含む容器を含む、請求項64に記載のキット。
【請求項66】
請求項1ないし55のいずれかに記載の水性ゲルを患者に投与することを含む、患者においてサイトカイン生合成を誘発する方法。
【請求項67】
請求項1ないし55のいずれかに記載の水性ゲルを患者に投与することを含む、治療を必要とする患者においてウイルス性疾患を治療する方法。
【請求項68】
請求項1ないし55のいずれかに記載の水性ゲルを患者に投与することを含む、治療を必要とする患者において新生物疾患を治療する方法。
【請求項69】
請求項1ないし55のいずれかに記載の水性ゲルを患者の患部に適用することを含む、治療を必要とする患者において皮膚及び/又は粘膜の状態を治療する方法。
【請求項70】
前記皮膚及び/又は粘膜の状態がヘルペス、ケロイド、いぼ、軟ゆう、又はこれらの組み合わせからなる群から選ばれる、請求項69に記載の方法。

【公表番号】特表2008−530022(P2008−530022A)
【公表日】平成20年8月7日(2008.8.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−554306(P2007−554306)
【出願日】平成18年2月3日(2006.2.3)
【国際出願番号】PCT/US2006/004201
【国際公開番号】WO2006/084251
【国際公開日】平成18年8月10日(2006.8.10)
【出願人】(500523962)コーリー ファーマシューティカル グループ,インコーポレイテッド (18)
【Fターム(参考)】