説明

前立腺および子宮癌などの、性ホルモンに関連する状態の治療に使用するゴナドトロピン放出ホルモン(性腺刺激ホルモン放出ホルモン:GNRH)の拮抗薬としての3−ヒドロキシ−4−(シクリル−アルキルアミノアルキル)−5−フェニル−1H−ピラゾールの誘導体

本発明は、ゴナドトロピン放出ホルモン拮抗薬として有用な式(I)(式中、R、R、R、MおよびRは本明細書に記載したとおりである)の新規ピラゾール化合物の群に関する。本発明はまた、上記化合物の医薬組成物、上記化合物を使用した処置の方法および上記化合物製造のための手順に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

[式中:
は:水素、置換されていてもよいC1〜6アルキル、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいアリールC1〜6アルキルから選択され;
は置換されていてもよい単または二環芳香環であり;
は式(IIa)〜式(IIf):
【化2】

の基から選択され;
は式(III):
【化3】

の基であり;
およびR6aは水素、フルオロ、置換されていてもよいC1〜6アルキル、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいアリールC1〜6アルキルから独立して選択されるか、または一緒になったRおよびR6aとそれらが結合している炭素原子が3〜7原子の炭素環を形成するか、もしくは一緒になったRおよびR6aとそれらが結合している炭素原子がカルボニル基を形成するか;
またはAが直接結合でない場合、基:
【化4】

は3〜7炭素原子の炭素環、もしくは1以上のヘテロ原子を含む複素環を形成するか;
または基:
【化5】

は3〜7炭素原子および1以上のヘテロ原子を含む複素環を形成し;
は:水素、置換されていてもよいC1〜6アルキル、置換されていてもよいアリールC1〜6アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいヘテロシクリルC1〜6アルキル、ROC1〜6アルキル、R10NC1〜6アルキル−、R10NC(O)C1〜6アルキル、−C(NR10)=NHから選択されるか;
またはRが式(IIc)または(IId)の基である場合、Rは−J−K−Rであり;
は:
(i)水素、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、ハロC1〜6アルキル、C1〜4アルコキシC1〜4アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシC1〜6アルキル、シアノ、N−C1〜4アルキルアミノ、N,N−ジ−C1〜4アルキルアミノ、C1〜6アルキル−S(O)−、−O−R、−NR、−C(O)−R、−C(O)O−R、−CONR、NH−C(O)−Rまたは−S(O)NR(ここでRおよびRは、水素、および場合によりヒドロキシ、アミノ、N−C1〜4アルキルアミノ、N,N−ジ−C1〜4アルキルアミノ、HO−C2〜4アルキル−NH−またはHO−C2〜4アルキル−N(C1〜4アルキル)−により置換されてもよいC1〜4アルキルから独立して選択される);
(ii)ニトロ(Bは式(IV)の基であり、そしてXはCHであり、そしてpは0である場合);
(iii)C3〜7シクロアルキル、アリールまたはアリールC1〜6アルキル(それらのそれぞれはR12、R13およびR14により置換されていてもよい);
(iv)−(Q)−アリール、−(Q)−ヘテロシクリル、−アリール−(Q)−アリール(それらのそれぞれはR12、R13およびR14により置換されていてもよく、−(Q)−はE、Fまたは直接結合から選択される);
(v)ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルC1〜6アルキル(それらのそれぞれはR12、R13およびR14から独立して選択される4までの置換基により置換されていてもよい);
(vi)R12、R13およびR14から選択される基から選択され;
およびR10は:水素、ヒドロキシ、置換されていてもよいC1〜6アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアリールC1〜6アルキル、置換されていてもよい3〜7原子の炭素環、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいヘテロシクリルC1〜6アルキルから独立して選択されるか、または一緒になったRおよびR10は置換されていてもよい3〜9原子の環を形成してよいか、もしくはRおよびR10はそれらが結合している炭素と一緒にカルボニル基を形成し;
11は:水素、置換されていてもよいC1〜6アルキルまたはN(R10)から選択され;
12は:水素、ヒドロキシ、R1718N(CHcc−、R1718NC(O)(CHcc−、置換されていてもよいC1〜6アルキル−C(O)N(R)(CHcc−、置換されていてもよいC1〜6アルキル−SON(R)−;置換されていてもよいアリール−SON(R)−、C1〜3ペルフルオロアルキル−SON(R)−;置換されていてもよいC1〜6アルキル−N(R)SO−;置換されていてもよいアリール−N(R)SO−、C1〜3ペルフルオロアルキル−N(R)SO−置換されていてもよいC1〜6アルカノイル−N(R)SO−;置換されていてもよいアリール−C(O)N(R)SO−;置換されていてもよいC1〜6アルキル−S(O)−、置換されていてもよいアリール−S(O)−、C1〜3ペルフルオロアルキル−、C1〜3ペルフルオロアルコキシ、置換されていてもよい−C1〜6アルコキシ、カルボキシ、ハロ、ニトロまたはシアノから選択され;
13およびR14は:水素、ヒドロキシ、オキソ、置換されていてもよいC1〜6アルキル、置換されていてもよいC1〜6アルカノイル、置換されていてもよいC2〜6アルケニル、シアノ、ニトロ、C1〜3ペルフルオロアルキル、C1〜3ペルフルオロアルコキシ、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアリールC1〜6アルキル、RO(CH−、R(O)O(CH−、ROC(O)(CH−、R16S(O)(CH−、R10NC(O)(CH−またはハロから独立して選択され;
15は:水素、置換されていてもよいC1〜6アルキル、R19OC(O)−、R10NC(O)−、RC(O)−、RS(O)−から選択され;
16は:水素、C1〜6アルキル、C1〜3ペルフルオロアルキルまたは置換されていてもよいアリールから選択され;
17は:水素、ヒドロキシ、シアノまたは置換されていてもよいC1〜6アルキルから独立して選択され;
18は:式R18a−C(R100〜1−の基であり、式中R18aは:R19OC(O)−、R10NC(O)−、R10N−、RC(O)−、RC(O)N(R10)−、R10NC(O)−、R10NC(O)N(R10)−、RSON(R10)−、R10NSON(R10)−、RC(O)O−、ROC(O)−、R10NC(O)O−、RO−、RS(O)−、R10NS(O)−、水素、置換されていてもよいC1〜6アルキル、置換されていてもよいヘテロシクリルから選択されるか;
または一緒になった場合、R17およびR18は3〜7原子の置換されていてもよい炭素環または、置換されていてもよいヘテロシクリルを形成し;
19は:水素、置換されていてもよいC1〜6アルキル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアリールC1〜6アルキル、置換されていてもよいC3〜7シクロアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリル、または置換されていてもよいヘテロシクリルC1〜6アルキルから選択され;
21およびR22は水素、置換されていてもよいC1〜6アルキル、置換されていてもよいC3〜7シクロアルキル、置換されていてもよいヘテロシクリル、置換されていてもよいヘテロシクリルC1〜6アルキル、置換されていてもよいC3〜6アルケニル、置換されていてもよいC3〜6アルキニル、−(C1〜5アルキル)aa−S(O)−(C1〜5アルキル)bb−;R10NC2〜6アルキル、ROC2〜6アルキルまたはR10NC(O)C2〜6アルキルから独立して選択される(ただし独立した、または一緒になったRおよびR10は置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいアリールC1〜6アルキルではない)か;または
一緒になったR21およびR22は、置換されていてもよい非芳香族複素環を形成し;
Aは:
(i)直接結合;
(ii)置換されていてもよいC1〜5アルキレン(ここで任意の置換基は:置換されていてもよいC1〜6アルキル、置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいアリールC1〜6アルキルから独立して選択される)
(iii)3〜7原子の炭素環;
(iv)カルボニル基または−C(O)−C(R)−(式中、Rは独立して水素およびC1〜2アルキルから選択される)から選択されるか;
またはRが式(IIa)または(IIb)の基である場合、基:
【化6】

は3〜7炭素原子および1以上のヘテロ原子を含む複素環を形成するか;
またはRが式(IIa)、(IIb)、(IIc)または(IId)の基である場合、基:
【化7】

は3〜7炭素原子および1以上のヘテロ原子を含む複素環を形成し;
Bは:
(i)直接結合;
(ii)式(IV)の基:
【化8】

(式中:XはNまたはCHから選択され、式中位置(a)において、式(IV)は窒素原子に結合し、そして(CH基はRに結合する);および
(iii)以下のものから独立して選択される基:置換されていてもよいC1〜6アルキレン、置換されていてもよいC3〜7シクロアルキル、置換されていてもよいC3〜6アルケニレン、置換されていてもよいC3〜6アルキニル、C1〜6アルコキシ、(C1〜5アルキル)aa−S(O)−(C1〜5アルキル)bb−、(C1〜5アルキル)aa−O−(C1〜5アルキル)bb−、−(C1〜5アルキル)aa−C(O)−(C1〜5アルキル)bb−または(C1〜5アルキル)aa−N(R15)−(C1〜5アルキル)bb−、[ここで、R15と(C1〜5アルキル)aaまたは(C1〜5アルキル)bb鎖は結合して環を形成してもよく、(C1〜5アルキル)aaと(C1〜5アルキル)bbを合わせた長さはCアルキルより短いか、または等しい]から選択されるか;
または、基−B−Rは式(V):
【化9】

の基を表すか、
または、基:
【化10】

は4〜7炭素原子を含む、置換されていてもよい複素環を一緒に形成するか、
または基:
【化11】

は3〜7炭素原子および1以上のヘテロ原子を含む複素環を形成し;
Eは−O−、−S(O)−、−C(O)−、−NR15−または−C(R10であり;
Fは−E(CH−であり;
Gは:水素、ハロ、N、O、S(O)、C(O)、C(R10、置換されていてもよいC2〜6アルケニレン、置換されていてもよいC2〜6アルキニレンまたはR18への直接結合であり、
Jは式−(CH)s−L−(CH−の基(ここでsは0より大きい場合、アルキレン基は置換されていてもよい)であるか、
または基:
【化12】

は置換されていてもよい4〜7炭素原子を含む複素環を一緒に形成し;
Kは直接結合、−(CHs1−、−(CHs1−O−(CHs2−、−(CHs1C(O)−(CHs2−、−(CHs1−S(O)−(CHs2−、−(CHs1−N(R18)−(CHs2−、−(CHs1−C(O)N(R)−(CHs2−、−(CHs1−N(R)C(O)−(CHs2−、−(CHs1−N(R)C(O)N(R)−(CHs2−、−(CHs1−OC(O)−(CHs2−、−(CHs1−C(O)O−(CHs2−、−(CHs1−N(R)C(O)O−(CHs2−、−(CHs1−OC(O)N(R)−(CHs2−、−(CHs1−OS(O)−(CHs2−、または−(CHs1−S(O)−O−(CHs2−、−(CHs1−S(O)N(R)−(CHs2−、または−(CHs1−N(R)S(O)−(CHs2−から選択され、式中−(CHs1−および−(CHs2−基はヒドロキシまたはC1〜4アルキルにより独立して置換されていてもよく;
Lは置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロシクリルから選択され;
Mは−(CH0〜2−O−または−C(O)NH−から選択され;
nは0〜2の整数であり;
pは0〜4の整数であり;
qは0〜4の整数であり;
rは0〜4の整数であり;
sは0〜4の整数であり;
s1およびs2は0〜4の整数から独立して選択され、そしてs1+s2は4未満か、または4に等しく;
tは0〜4の整数であり;
aaおよびbbは独立して0または1であり;そして
ccは0〜2の整数であり;
但し、
(i)Gが水素またはハロである場合、R17およびR18は共に存在しない;
(ii)GがO、S(O)、C(O)またはC(R1112である場合、GはR17またはR18の定義から独立して選択される単一の基により置換され、そしてGがR18への直接結合である場合、GはR18から選択される単一の基により置換される;
(iii)Rが式(IIb)の基であり、Bが式(IV)の基であり、Rが上記の基(i)または(ii)から選択され、R11が式N(R1011)の基であり、そしてR、RおよびRが先に記載のとおりである場合、Rは水素ではない;
(iv)Rは置換されていないピリジルまたは置換されていないピリミジニルではなく;そして
(v)Rがフェニルにより置換されたピラゾリルまたはフェニルおよびアセチルにより置換されたピラゾリルであり、R−Mがヒドロキシルまたはアセチルオキシであり、Rが置換されていないフェニルである場合、Rは水素またはアセチルではない]の化合物、またはその塩、プロドラッグもしくは溶媒和物。
【請求項2】
が水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
が式(IIa)または式(IIb)の基から選択される、請求項1または請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
Bが置換されていてもよいC1〜6アルキレンである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
が式(IIc)または式(IId)の基から選択される、請求項1または請求項2に記載の化合物。
【請求項6】
基:
【化13】

が置換されていてもよい4〜7炭素原子を含む複素環を一緒に形成する、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
Kが以下のものから選択される、請求項6に記載の化合物:−(CH−、−(CH−O−(CH−、−(CH−C(O)−(CH−、−(CH−N(R18)−(CH−、−(CH−C(O)N(R18)−(CH−、−(CH−N(R18)C(O)−(CH−、−(CH−S(O)N(R18)−(CH−または−(CH−NHS(O)−(CH−。
【請求項8】
が以下のものから選択される、請求項3、4、5、6または7のいずれか1つに記載の化合物:
(i)水素、C1〜6アルキル、C2〜6アルケニル、ハロC1〜6アルキル、ヒドロキシ、シアノ、C1〜6アルキルS(O)−、―O−R、C1〜4アルコキシC1〜4アルキル、−C(O)−R、C(O)O−R、−NH−C(O)−R、N,N−ジ−C1〜4アルキルアミノ、−S(O)NR(ここでRおよびRは、水素およびC1〜6アルキルから独立して選択され、そしてnは0、1または2である);
(ii)R12、R13およびR14から選択される3までの基により置換されていてもよい−(Q)−アリール;
(iii)R12、R13およびR14から選択される3までの基により置換されていてもよいC4〜7ヘテロシクリル;または
(iv)R12、R13およびR14から選択される3までの基により置換されていてもよいC3〜7カルボシクリル。
【請求項9】
が式(III)の基であり、式(III)の基がIII−a〜III−lのいずれか1つから選択される、請求項1〜8のいずれか1つに記載の化合物:
【化14】

[式中:hetはO、NおよびSから独立して選択される、1〜4までのヘテロ原子を含む、置換されていてもよい3〜8員複素環を表し;
23およびR23aは水素、フッ素または置換されていてもよいC1〜8アルキルから独立して選択されるか;またはR23およびR23aはそれらが結合している炭素と一緒に、置換されていてもよい3〜7員シクロルアルキル環を形成し;
24は水素、置換されていてもよいC1〜8アルキル、置換されていてもよいアリール、−R−Arから選択され、ここでRはC1〜8アルキレンを表し、そしてArは置換されていてもよいアリール、およびO、NおよびSから独立して選択された1〜3までの別のヘテロ原子を含んでもよい、置換されていてもよい3〜8員複素環を表し;
25は水素;置換されていてもよいC1〜8アルキルおよび置換されていてもよいアリールから選択されるか;
または式(III)の基が式III−a、III−bまたはIII−iの基を表す場合、基NR24(−R25)はO、NおよびSから独立して選択された1〜3までの別のヘテロ原子を含んでもよい、置換されていてもよい3〜8員複素環を表すか;
または式(III)の基が構造III−eを表す場合、R24およびR25はそれらが結合する炭素と一緒にO、NおよびSから独立して選択された1〜4までのヘテロ原子を含んでもよい、置換されていてもよい3〜8員複素環を表す]。
【請求項10】
が置換されていてもよい単環芳香環構造から選択され、任意の置換基はシアノ、NR、置換されていてもよいC1〜8アルキル、置換されていてもよいC1〜8アルコキシまたはハロから選択され、RおよびRがハロゲン、C1〜8アルキルまたはアリールから独立して選択される、請求項1〜9のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項11】
以下のものから選択される化合物:
2−[3−(2,2−ジメチル−3−オキソ−3−{アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル}プロポキシ)−5−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)エチル]−(2S)−プロピルアミン;
2−[3−(2,2−ジメチル−3−オキソ−3−{アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル}プロポキシ)−5−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−ピリド−4−イルエチル]−(2S)−プロピルアミン;
2−[3−(2,2−ジメチル−3−オキソ−3−{アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル}プロポキシ)−5−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−ピリド−4−イルブチル]−(2S)−プロピルアミン;
2−[3−(2,2−ジメチル−3−オキソ−3−{アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル}プロポキシ)−5−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[4−(4−メトキシフェニル)ブチル]−(2S)−プロピルアミン;
2−[3−(2,2−ジメチル−3−オキソ−3−{アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル}プロポキシ)−5−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(43−トリフルオロメチルフェニル]エチル]−(2S)−プロピルアミン;
2−[3−(2,2−ジメチル−3−オキソ−3−{アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル}プロポキシ)−5−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(4−フルオロフェニル)エチル]−(2S)−プロピルアミン;
2−[3−(2,2−ジメチル−3−オキソ−3−{アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル}プロポキシ)−5−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(3−メトキシフェニル)エチル]−(2S)−プロピルアミン;
2−[3−(2,2−ジメチル−3−オキソ−3−{アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル}プロポキシ)−5−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]−(2S)−プロピルアミン;
2−[3−(2,2−ジメチル−3−オキソ−3−{アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル}プロポキシ)−5−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(4−メチルスルホニルアミノフェニル)エチル]−(2S)−プロピルアミン;および
2−[3−(2,2−ジメチル−3−オキソ−3−{アザビシクロ[2.2.2]オクト−2−イル}プロポキシ)−5−(3,5−ジメチルフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−N−[2−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)エチル]−(2S)−プロピルアミン;またはその塩、プロドラッグもしくは溶媒和物。
【請求項12】
薬物としての使用のための請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩、プロドラッグもしくは溶媒和物。
【請求項13】
請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩、プロドラッグもしくは溶媒和物、および薬剤的に受容できる希釈剤またはキャリアを含む医薬組成物。
【請求項14】
生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン活性に拮抗する薬物の製造における、請求項1〜11のいずれか1つに記載の化合物、またはその塩、プロドラッグもしくは溶媒和物の使用。
【請求項15】
患者の性ホルモンに関連した状態を治療的に処置するおよび/または予防するために該患者に投与する薬物の製造における、請求項1〜11までのいずれか1つに記載の化合物、またはその塩、プロドラッグもしくは溶媒和物の使用。
【請求項16】
以下の(a)〜(h):
(a)式(I)の化合物を形成するための、式XXXIIの化合物と式H−R’の化合物の反応:
【化15】

[式中、Xは:
【化16】

から選択され;Lは置換可能な基であり;そしてH−R’は:
【化17】

から選択される];
(b)式(I)の化合物を形成するための、式XXXIIIの化合物と式H−R”の化合物の反応:
【化18】

[式中、Xは:
【化19】

から選択され;Lは置換可能な基であり、そしてR7aは先のRまたはR22の定義から選択され、そしてH−R”は:L−B−R,L−J−K−RおよびL−R21から選択される];
(c)Rが式(IIa)、(IIb)、(IIc)または(IId)の基であり、そしてRが複素環の部分以外または水素である式(I)の化合物のための、式(I)の化合物(式中、Rは式(IIa)、(IIb)、(IIc)または(IId)の基であり、そしてRは水素である)と式L−R7aの基(式中、R7aは水素以外の先に定義したRと同様であり、そしてLは置換可能な基である)の反応;
(d)Rが式(IIe)または(IIf)の基であり、そしてR21が水素以外である式(I)の化合物のための、式(I)の化合物(式中、Rは式(IIe)または(IIf)の基であり、そしてR21は水素である)と式L−R21aの基(式中、R21aは水素以外の先に定義したR21と同様であり、そしてLは置換可能な基である)の反応;
(e)Rが式(IIe)または(IIf)の基であり、そしてR22が水素以外である式(I)の化合物のための、式(I)の化合物(式中、Rは式(IIe)または(IIf)の基であり、そしてR22は水素である)と式L−R22aの基[式中、R22aは水素以外の先に定義したR22と同様であり、そしてLは置換可能な基である]の反応;
(f)Rが式(IIc)または(IId)の基であり、そして基:
【化20】

が4〜7炭素原子を含む、置換されていてもよい含窒素複素環を一緒に形成する式(I)の化合物のための、式XXXIVaまたはXXXIVb:
【化21】

の化合物と式L−K−Rの化合物の反応(式中、Lは置換可能な基である);
(g)Rが式(IIc)または(IId)の基である式(I)の化合物のための、式XXXVaまたはXXXVb:
【化22】

の化合物と式L−K”−Rの化合物(式中、Lは置換可能な基であり、そして基K’およびK”は、反応する場合、一緒にKを形成する基を含む)の反応;
(h)式XXXVI:
【化23】

の化合物と式L−Rの化合物(式中、Lは置換可能な基である);
を含み、そしてその後必要な場合:
i)式(I)の化合物を式(I)の別の化合物に変換する;
ii)任意の保護基を除去する;
iii)塩、プロドラッグまたは溶媒和物を形成する;
から選択される工程を含んでもよい、請求項1に記載した式(I)の化合物の製造方法。

【公表番号】特表2006−505528(P2006−505528A)
【公表日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−530361(P2004−530361)
【出願日】平成15年8月19日(2003.8.19)
【国際出願番号】PCT/GB2003/003633
【国際公開番号】WO2004/017961
【国際公開日】平成16年3月4日(2004.3.4)
【出願人】(300022641)アストラゼネカ アクチボラグ (581)
【Fターム(参考)】