説明

圧力制御装置及び圧力制御方法

【課題】圧力に応じた電圧値を周波数信号に変換してその周波数信号の周期に応じて圧力を制御する場合に、周波数信号の周期によらずに精度良く圧力を制御する
【解決手段】歪みゲージ1において射出成形機の所定箇所の圧力を電圧値として検出し、V/F変換器3にてその電圧値を周波数信号に変換して出力し、カウンタ4にてその周波数信号の周期を計測し、制御演算装置5において、V/F変換器3から出力された周波数信号の周波数がしきい値以下の場合は、その周波数信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでのクロックによる時間を周波数信号の周期とし、また、V/F変換器3から出力された周波数信号の周波数がしきい値よりも高い場合は、その周波数信号のクロックによる一定時間内のパルス数によって一定時間を除算した値を周波数信号の周期とし、この周期に基づいて射出成形機における圧力制御を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歪みゲージ等を用いて射出成形機の所定箇所の圧力を測定し、その測定結果に基づいて圧力を制御する圧力制御装置及び圧力制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、射出成形機には、計量時や射出完了後の冷却時にシリンダ内部の圧力を一定に保つために、歪みゲージからなるロードセルセンサが設けられている。また、型締力を数値化して制御するために、金型を締め付けるためのタイバーに、タイバーの伸縮を検知するタイバーセンサが設けられている。このように構成された射出成形機においては、ロードセルセンサによって測定された圧力に基づいてシリンダ内部の圧力が制御され、また、タイバーセンサによって測定された圧力に基づいて金型の型締力が制御されている。
【0003】
上述したようなロードセルセンサやタイバーセンサとしては、歪みゲージが用いられているが、歪みゲージは取り付けられた箇所における圧力に応じた電圧値を出力するため、射出成形機においては、歪みゲージから出力された電圧値を周波数信号に変換し、その周波数信号の周期に基づいて圧力を制御することが行われている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−322344号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したような周波数信号の周期はクロックを用いて計測されるため、周波数信号の立ち上がりのタイミングとクロックとの間にずれが生じる。そのため、周期が短い周波数信号においては、計測される周期の誤差が大きくなってしまう。上述した射出成形機のように、圧力に応じた電圧値を出力してその電圧値を周波数信号に変換するものにおいては、歪みゲージから出力された電圧値が低いほど、変換された周波数信号の周波数が高くなってその周期が短いものとなるため、それによって生じる誤差が大きくなって精度が悪くなってしまうという問題点がある。
【0006】
ここで、一定時間を窓としてその窓内の周波数信号によるパルス数を計測し、その窓の幅を、計測したパルス数で除算した値を周波数信号の周期とする方法も考えられている。しかしながら、この方法では、歪みゲージから出力された電圧値が低く、変換された周波数信号の周期が短いものについては、上述したような周波数信号の立ち上がりのタイミングとクロックとの間のずれによる誤差が小さくなるものの、歪みゲージから出力された電圧値が高く、変換された周波数信号の周期が長いものについては、その窓内のパルス数が少なくなることにより、周波数信号の立ち上がりのタイミングとクロックとの間のずれによる誤差が大きくなって精度が悪くなってしまうという問題点がある。
【0007】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、圧力に応じた電圧値を周波数信号に変換してその周波数信号の周期に応じて圧力を制御する場合に、周波数信号の周期によらずに精度良く圧力を制御することができる圧力制御装置及び圧力制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明は、
射出成形機の所定箇所の圧力を電圧値として出力する圧力センサと、前記圧力センサから出力された電圧値を周波数信号に変換して出力するV/F変換器と、前記V/F変換器から出力された周波数信号の周期を計測して出力するカウンタと、前記カウンタから出力された周期に基づいて前記射出成形機における圧力を制御する演算装置とを有してなる圧力制御装置において、
前記カウンタは、前記V/F変換器から出力された周波数信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでのクロックによる時間を計測して出力するとともに、前記V/F変換器から出力された周波数信号の前記クロックによる一定時間内のパルス数を計測して出力し、
前記演算装置は、前記V/F変換器から出力された周波数信号の周波数が所定の周波数以下の場合は、前記カウンタから出力された前記周波数信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間に基づいて前記射出成形機における圧力を制御し、前記V/F変換器から出力された周波数信号の周波数が前記所定の周波数よりも高い場合は、前記カウンタから出力されたパルス数によって前記一定時間を除算した値に基づいて前記射出成形機における圧力を制御することを特徴とする。
【0009】
また、射出成形機の所定箇所の圧力を電圧値として検出し、該電圧値を周波数信号に変換し、該周波数信号の周期に基づいて前記射出成形機における圧力を制御する圧力制御方法であって、
前記周波数信号の周波数が所定の周波数以下の場合は、前記周波数信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでのクロックによる時間を計測して前記周期とし、また、前記周波数信号の周波数が前記所定の周波数よりも高い場合は、前記周波数信号の前記クロックによる一定時間内のパルス数を計測し、前記一定時間を前記パルス数で除算した値を前記周期とする。
【発明の効果】
【0010】
以上説明したように本発明においては、射出成形機の所定箇所の圧力に応じた周波数信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでのクロックによる時間を計測するとともに、その周波数信号のクロックによる一定時間内のパルス数を計測し、周波数信号の周波数が所定の周波数以下の場合は、周波数信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間に基づいて射出成形機における圧力を制御し、また、周波数信号の周波数が所定の周波数よりも高い場合は、パルス数によって一定時間を除算した値に基づいて射出成形機における圧力を制御する構成としたため、圧力に応じた電圧値を周波数信号に変換してその周波数信号の周期に応じて圧力を制御する場合に、周波数信号の周期によらずに精度良く圧力を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の圧力制御装置の実施の一形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示した圧力制御装置が用いられる射出成形機の一例を示す図である。
【図3】図1に示した圧力制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】図1に示したカウンタにおける周期の計測動作を説明するための図であり、(a)は周波数信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間を周期として計測する場合を示す図、(b)は一定時間内の周波数信号のパルス数に基づいて周期を計測する場合を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、本発明の圧力制御装置の実施の一形態を示すブロック図であり、図2は、図1に示した圧力制御装置が用いられる射出成形機の一例を示す図である。
【0014】
本形態は図1に示すように、圧力センサである歪みゲージ1と、アンプ2と、V/F変換器3と、カウンタ4と、制御演算装置5と、モータアンプ6と、モータ7とから構成されている。
【0015】
歪みゲージ1は、図2に示した射出成形機のロードセルセンサ24となって、シリンダ16内の圧力を電圧値として出力したり、タイバーセンサ12となって、タイバー21の伸縮状態を電圧値として出力したりする。
【0016】
アンプ2は、歪みゲージ1から出力された電圧値を増幅して出力する。
【0017】
V/F変換器3は、アンプ2から出力された電圧値を1kHz〜10kHzの周波数信号に変換して出力する。
【0018】
カウンタ4は、V/F変換器3から出力された周波数信号の周期を計測して出力する。
【0019】
制御演算装置5は、カウンタ4から出力された周期に基づいてモータ回転指令を出力する。
【0020】
モータアンプ6は、制御演算装置5から出力されたモータ回転指令を増幅し、このモータ回転指令に基づいて、型締モータ11や射出モータ25のモータ7が回転する。
【0021】
このように構成された圧力制御装置は、図2に示すような射出成形機に用いられる。図2に示す射出成形機は、ベッド22と、ベッド22に固定されたシリンダ16及び射出モータ25と、スクリュ17や計量モータ20を有する射出可動部19とを備え、射出可動部19は、射出モータ25に接続されたボールネジ23が回転することで前進後退するよう構成されている。そして、計量モータ20を回転させることにより、計量モータ20に接続されたスクリュ17が回転し、ホッパ18内の樹脂材料がシリンダ16内部へ送り込まれ、その後、シリンダ16内部の樹脂を、固定盤15に固定された金型14内に高速に射出する。この際、型締モータ11によって可動盤13を移動させ、金型14のタイバー21による型締力が制御される。
【0022】
以下に、上記のように構成された圧力制御装置の動作について説明する。
【0023】
図3は、図1に示した圧力制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0024】
まず、歪みゲージ1において、射出成形機の所定箇所の圧力が電圧値として検出され、出力される(ステップS1)。これは、ロードセルセンサ24の歪みゲージ1においては、シリンダ16内の圧力が電圧値として出力され、タイバーセンサ12の歪みゲージ1においては、タイバー21の伸縮状態が電圧値として出力されることになる。
【0025】
歪みゲージ1から出力された電圧値は、非常に微弱なものであるため、アンプ2において増幅される(ステップS2)。
【0026】
アンプ2にて増幅された電圧値はV/F変換器3に入力され、V/F変換器3において1kHz〜10kHzの周波数信号に変換されて出力される(ステップS3)。
【0027】
V/F変換器3から出力された周波数信号はカウンタ4に入力され、カウンタ4において、V/F変換器3から出力された周波数信号の周期が計測される。
【0028】
ここで、カウンタ4の動作について詳細に説明する。
【0029】
図4は、図1に示したカウンタ4における周期の計測動作を説明するための図であり、(a)は周波数信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間を周期として計測する場合を示す図、(b)は一定時間内の周波数信号のパルス数に基づいて周期を計測する場合を示す図である。なお、図中クロックは周波数1MHz、周期1μsであり、パルス信号Aは周波数1kHz、周期1msであり、パルス信号Bは周波数10kHz、周期100μsである。また、図中aは、パルス信号A,Bの始めの立ち上がりエッジが検出されるタイミングを示し、bはパルス信号Bにて次に検出される立ち上がりエッジが検出されるタイミングを示し、cはパルス信号Aにて次に検出される立ち上がりエッジが検出されるタイミングを示す。
【0030】
上述したような周波数を有するパルス信号A,Bがカウンタ4に入力されると、周波数信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間を周期として計測した場合、図4(a)に示すように、クロックとパルス信号A,Bの始めの立ち上がりエッジaとが重なると、周期が1クロック遅れて測定されてしまい、それにより、最大1クロック分の誤差が生じてしまうことになる。その場合、パルス信号Aについては、周期1msに対して、1クロック分の1μs(0.1%)の誤差X1が生じ、また、パルス信号Bについては、周期100μsに対して、1クロック分の1μs(1%)の誤差Y1が生じてしまう。
【0031】
また、一定時間内の窓内において周波数信号のパルス数を計測し、その時間をパルス数によって除算することによって周期を計測した場合、図4(b)に示すように、周波数が低いパルス信号Aに対して窓の範囲を100msに設定すると、最大10μs(1%)の誤差X2が生じることとなり、パルス信号Bについては、窓の範囲を100msに設定すると、最大0.1μs(0.1%)の誤差Y2が生じることとなる。このようにして周波数信号の周期を計測することは、窓を広範囲とすることでその誤差を小さくすることができるという特徴があり、そのために、パルス信号Bについてはその誤差が小さくなったものの、周波数が低いパルス信号Aについては誤差が大きくなってしまう。周波数が低いパルス信号Aについて高い精度を得るためには、1000クロック以上のカウントが必要となるため、窓の範囲を1s以上に設定する必要がある。しかしながら、そのような設定をした場合は、測定に時間がかかって実用的ではない。
【0032】
そこで、本形態においては、周波数にしきい値を設け、V/F変換器3から出力された周波数信号の周波数がこのしきい値以下であるかどうかによって、上記2つの処理を選択的に行うことにより、精度を向上させる。
【0033】
カウンタ4においては、クロックの数をカウントすることにより、V/F変換器3から出力された周波数信号の周期を計測しているため、カウンタ4から出力されたカウント数に基づいて、周波数信号の周期や一定時間の窓内のパルス数を検出することができる。すなわち、カウンタ4においては、実質的に、V/F変換器3から出力された周波数信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間を計測して出力するとともに、V/F変換器3から出力された周波数信号の一定時間の窓内のパルス数を計測して出力していることとなる(ステップS4)。また、V/F変換器3から出力された周波数信号の周波数も検出することができる。
【0034】
そして、制御演算装置5において、V/F変換器3から出力された周波数信号の周波数が所定の周波数であるしきい値以下の場合は(ステップS5)、カウンタ4から出力された周波数信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間が、V/F変換器3から出力された周波数信号の周期とされ、その周期に応じたモータ回転指令が出力される(ステップS6)。また、V/F変換器3から出力された周波数信号の周波数がしきい値よりも高い場合は、窓の幅となる時間が、カウンタ4にて窓内にて計測されたパルス数によって割られ、その値が、V/F変換器3から出力された周波数信号の周期とされ、その周期に応じたモータ回転指令が出力される(ステップS7)。
【0035】
ここで、上述したしきい値について説明する。
【0036】
制御演算装置5に与えられるしきい値は、上述した2つの周期計測方法のいずれを用いてもほぼ同一の精度を得ることができるように設定する必要がある。
【0037】
周波数が3kHz、周期が333μsのパルス信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間をカウンタ4にて測定した値をパルス信号の周期として検出すると、最大で1.0μs(0.3%)の誤差が生じる。3kHzよりも高い周波数では、このようにパルス信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間を周波数信号の周期とすると、周期の計測精度が悪くなってしまう。また、周波数が3kHz、周期が333μsのパルス信号について、100msの時間を有する窓内のパルス数をカウントして、その窓の幅をパルス数で割った値を周波数信号の周期とすると、最大で1.1μs(約0.3%)の誤差が生じる。3kHzよりも低い周波数では、このように窓を用いて周波数信号の周期とすると、周期の計測精度が悪くなってしまう。
【0038】
そこで、制御演算装置5に与えられるしきい値として3kHzを設定する。
【0039】
そして、制御演算装置5において、図4に示したパルス信号Aについては、周波数が1kHzであるため、パルス信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間を周波数信号の周期として用い、また、パルス信号Bについては、周波数が10kHzであるため、100msの時間を有する窓内のパルス数をカウントして、その窓の幅をパルス数で割った値を周波数信号の周期として用いる。これにより、周波数信号の周期の計測の誤差が0.3%以下となる高い精度の計測を行うことができる。
【0040】
その後、上述したようにして制御演算装置5から出力されたモータ回転指令に基づいてモータアンプ6を介してモータ7が駆動し、射出成形機におけるシリンダ16内の圧力や、金型14のタイバー21による型締力が制御されることになる。
【符号の説明】
【0041】
1 歪みゲージ
2 アンプ
3 V/F変換器
4 カウンタ
5 制御演算装置
6 モータアンプ
7 モータ
11 型締モータ
12 タイバーセンサ
13 可動盤
14 金型
15 固定盤
16 シリンダ
17 スクリュ
18 ホッパ
19 射出可動部
20 計量モータ
21 タイバー
22 ベッド
23 ボールネジ
24 ロードセルセンサ
25 射出モータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
射出成形機の所定箇所の圧力を電圧値として出力する圧力センサと、前記圧力センサから出力された電圧値を周波数信号に変換して出力するV/F変換器と、前記V/F変換器から出力された周波数信号の周期を計測して出力するカウンタと、前記カウンタから出力された周期に基づいて前記射出成形機における圧力を制御する演算装置とを有してなる圧力制御装置において、
前記カウンタは、前記V/F変換器から出力された周波数信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでのクロックによる時間を計測して出力するとともに、前記V/F変換器から出力された周波数信号の前記クロックによる一定時間内のパルス数を計測して出力し、
前記演算装置は、前記V/F変換器から出力された周波数信号の周波数が所定の周波数以下の場合は、前記カウンタから出力された前記周波数信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間に基づいて前記射出成形機における圧力を制御し、前記V/F変換器から出力された周波数信号の周波数が前記所定の周波数よりも高い場合は、前記カウンタから出力されたパルス数によって前記一定時間を除算した値に基づいて前記射出成形機における圧力を制御することを特徴とする圧力制御装置。
【請求項2】
請求項1に記載の圧力制御装置において、
前記圧力センサは、前記射出成形機に設けられた歪みゲージである圧力制御装置。
【請求項3】
射出成形機の所定箇所の圧力を電圧値として検出し、該電圧値を周波数信号に変換し、該周波数信号の周期に基づいて前記射出成形機における圧力を制御する圧力制御方法であって、
前記周波数信号の周波数が所定の周波数以下の場合は、前記周波数信号の立ち上がりエッジから次の立ち上がりエッジまでのクロックによる時間を計測して前記周期とし、また、前記周波数信号の周波数が前記所定の周波数よりも高い場合は、前記周波数信号の前記クロックによる一定時間内のパルス数を計測し、前記一定時間を前記パルス数で除算した値を前記周期とする圧力制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−224893(P2011−224893A)
【公開日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−97744(P2010−97744)
【出願日】平成22年4月21日(2010.4.21)
【出願人】(000004215)株式会社日本製鋼所 (840)
【Fターム(参考)】