説明

情報受発信機能付消火栓標識

【課題】現在主要幹線道路脇には約500mから1,500m間隔で災害時の消火用消火栓が附設されているが、一般庶民の目には目的通りの消化栓機能を果たすのみで有り、余りにもったいない。
【解決手段】消火栓標識1に文字や画像3による身近な情報の受発信機能などを付加し、それも単なる表示や告知機能のみでなく、太陽電池4やバッテリー6を装備し、災害時に多い停電にも対応可能とした無線LANによる緊急を要する災害情報告知や、その他集客やメンバー募集などの文化活動などの表示機能等、多様な情報を提供する多機能化した消火栓標識。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
国道などの幹線道路脇や各市町村の住宅密集地域の主要道路脇には、必ず消火栓標識が附設してある。即ち主要な目抜き通りには必ず、或いは住宅の密集具合で若干異なるものの、500mから1,500m間隔のほぼ一定の距離間隔で設置されている給水施設が附設された消火栓とその位置を表示する消火栓標識が整備されている。これら主要道路に一定の距離間隔で建設された赤色の消火栓標識にIT関連装置など特殊な機能を装備することにより、消火栓標識が単なる消火栓の位置表示機能だけで無く、各種情報などの表示機能を装備した利便性の高い機能性を持つ標識に変化し、非常時対応型機能等を含め、従来のランドマーク的な機能とを合わせ持つこれらの特性を生かした街のシンボルゾーンとして、火災などの消火用から情報の受発信装置へと、特に下町に於ける身近な情報の双方向性機能付き表示装置として多目的な機能を装備した消火栓標識に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、大衆の集まるビルやほとんどの街角、若しくは目抜き通りには公衆電話が設置され、公衆の利便性はもとより、非常時の際の緊急連絡には大いに役立ってきたが、政府の政策転換による電電公社の民営化方針などをはじめ、最近の急激な携帯電話の普及などに押されて、赤字となった公衆電話の撤去が始まり、その設置台数は急速に減少化している。また最近のわが国では、夫婦共稼ぎ家族の増加等などにより、主婦にとって、買い物時間など、効率的な生活時間を送るためには、日常のきめ細かい情報が必要となってきている。一方、主要道路には必ず一定の間隔で消火栓が附設して有り、同時に目印としての消火栓標識があり、独特なランドマーク的赤色に何らかのIT機能を付加することにより有事の際、特に災害など非常時の際の素早い速報的連絡機能装置として、或いは集合の際の目印となるミニランドマークとしての機能を果たすことが出来る。町内番地名と周辺街角に立つ消火栓と語るだけで、およその位置が分かり、その上消火栓は必ず目抜き通りの利便性の高い道路脇にあり、有事の際の待ち合わせ場所としても都合よく、車で避難の際の迎え場所としても最適であり、幹線道路に整備された消火栓標識は利便性の高い情報発信基地としての場所を確保している。しかし従来の消火栓標識は全国何処に行っても、赤色と維持費捻出用の小さな広告板が添付されている程度の地味な表示機能である。特許分野でも、たとえば特開平5−282597号などは消火栓付近に於ける違法駐車を防ぐ為であり、特開平11−30965などは消火栓の埋設位置を知らせる手法に関してのもので有る。本発明はこれらの発明とは思想を異にするもので、消火栓標識を単なる目印的表示から、災害時に多発する停電などにも左右されない太陽電池による自己発電機能付き消火栓標識による緊急避難情報、災害情報の表示など非常時用はもとより、周辺住民への告知や避難の為のみならず、周辺ビジネス界の情報受発信基地として、町内の情報端末へと変化するスーパー消火栓標識に関する技術を提供するものである。
【特許文献1】特開平5−282597 特開平11−30965
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
現在、住宅火災やトンネル内における自動車事故火災などで活躍する消火栓は、全国的に統一され国道や住宅街の主要道路に附設され、その目印として消火栓標識がある。消火栓が消火用として活躍する火災は比較的夜間が多いが、何故か照明付きの消火栓はまだお目にかからない。住宅火災などは全焼すれば一軒の火災でも数千万の損害であり、ましてや類焼すればその損害額は億単位の場合も少なくない。道路上に於ける自動車火災においても単独でも100万円単位の損失であり複数台数に及べば交通渋滞などによりその経済的損失は計り知れない。消火栓標識は風呂蓋のような存在であり必要とするときは必要性が無く、かといって無ければ困る存在で、目的とする消火の際の火花と放水の割には誠に地味な存在でありまさに縁の下のパワーである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
確かに消火栓の配置位置は主要道路といえども電気配線の不備な場所も多い。しかし太陽電池を装備した省エネ型のLED照明を備え付ければ太陽電池の電力で十分夜間照明を賄うことが可能であり、夜間の外灯機能をも果たすことが出来、且つ消火栓の位置を素早く確認でき、一刻を争う火災にとってすばやい対応が可能となる。消火栓は主要道路脇に附設してあるため災害時における消防車などの行動の際、場所的には大変便利であるが製品としてはほとんど旧態然としたものである。この従来型の消火栓標識に外灯機能をも兼ねた照明やIT機能を付加し、附設場所ごとの町内会の防災意識を高めれば、各町内においての非常時の場合でも緊急消火機能を周辺住民で発揮することが可能となる。特に火災の場合は対応処理時間がその被害を幾何級数的に拡大する可能性が高い。幸いにして消火栓標識は前記したように主要道路脇に500mから1,500m間隔で配置されており照明つきとなれば位置の素早い確認が可能となり周辺住民はもとより、防火服をまとった消防員にとっての作業効率も上がる。特に本特許の主要項目である各種メディア表示や音声拡声機能付きとなれば、大規模災害時において避難誘導はもとより行政などからの緊急時の的確な避難誘導が可能となる。現在でも消火栓標識には塗装その他の年間維持費捻出用に吊り下げ型の広告板が付いているが、その従来型の広告板に代わり別途に遠隔地から無線で表示可能なスクロール型のメディア表示盤、いわゆるテレビ画像的或いは携帯電話の大型表示盤的な表示装置を付加することにより、遠隔地の司令室から、或いは携帯電話から簡単に情報を受発信することが可能となり、、屋外型メディアとしての消火栓標識がプラスαの機能を発揮し、素早い災害情報の速報や各行政機関の広報機能を存分に発揮し、その表示盤の利用者を会員制や課金制にすれば広告価値も生まれ、大きな広告収入財源となる。都会はもとより地方においても一定間隔に配置された消火栓標識が日常の情報受発信基地となり、例えば消火栓標識にレンタカー店やレンタル自転車などに直結したいわゆる便利屋的呼び出し機能装置を装備すれば、走行中においても必要時、直ちに目的とするサービスが手配できる機能性消火栓標識と化し、又情報分野に関しては、消火栓標識が潜在的にもつ緊急災害情報や、日常のお買い物情報や安売り情報、タイムサービス情報など、身近な生活情報受発信が可能となる。尚消火栓の無い通りは電柱や電話線用支柱或いは建築構造物の視界の良い壁面などに情報表示端末を取り付ければよい。
【0005】
特に社会や生活が安定してくると文化活動やスポーツなどのクラブ活動が盛んになるが、これらは自治体主導や各種任意団体をベースとした団体行動であり、これら任意団体もメンバーがいなければ当然成り立たない。そこでこれら各種団体や任意団体などの募集表示機能や発表表示機能を消火栓標識に備え、事業系の団体に対しては当該団体への募集成果に基づく課金制などを採用すれば、応用次第では広告以外にも稼げる消火栓標識が現実化し、且つ下町の日常生活における身近な情報受発信メディア装置として、特に生活に密着した情報表示機能を装備した消火栓標識は単なる火災時の目印から、情報受発信基地とし或いは文化活動広報告知版として大衆メディア化し、消火栓標識がより生活に密着した情報都市化、文化都市化の為の表示装置としての機能を備えた機能性消火栓標識を提供するものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明の情報受発信機能付消火栓標識を、例えば既存の消火栓標識と取り替えることにより、幹線道路脇に附設された火災対策用の消火栓標識から情報の受発信基地と変わり、全く消火栓標識とは無縁であった若者はもとより、お年寄りまでもが最新の情報を手軽に求めることが可能となり、通勤族は出退社時、若しくは目抜き通りでの情報の受発信をもとめて人々は注目し、国内における新メディアチャンネルとして、情報の全国的或いは地域的ネットワークも十分可能となる他、その町の、その月或いは当日の、特にその消火栓標識周辺の情報が、周辺住民にいち早く伝達される最も早いメディアとなり周辺スーパーなどの新鮮でタイムリーな日常の身近な情報が常時スクロールされ、最新のあらゆる情報を手軽に得ることが可能となる。例えば地域周辺にて開催されるコンサート案内、季節の旅行案内、英会話など各種教室の案内、結婚式ブライダル情報、美術館や展示会案内、各種スポーツクラブ、カラオケその他の各種行事案内、主婦向けとしての奥様サークル情報等、携帯電話とは違った大画面による各種情報を的確に伝え、又、周辺商店なども本端末をより身近な宣伝媒体として利用も可能となる上、消火栓標識に備えた表示装置にバーコードやQRコード等の携帯端末で認識可能な図形を表示することにより、若者が各種情報を携帯電話にダウンロードすることも可能となるばかりか、消火栓標識そのものが収益性を持った消火栓標識に大きく変化し、日常の生活に欠くべからざるものとなり、情報収集基地ともなる。
【0007】
特に現代社会において情報はビジネスの貴重なファクターであり、文化的サークルやスポーツの各種団体の世話人や関係者は特殊な例を除けば、会員募集、生徒募集、メンバー募集など、いつも多大な経費、宣伝費、労力を伴うが、今後は消火栓標識が集客機能、募集機能を果たすことが可能となる。特に本消火栓標識に大量の最新情報を内蔵する情報ボックスを装備することにより単なる大衆サービス端末から、逆に個を実現する為の各種団体・サークル・教室・クラブ・行事案内の一般への宣伝や表示が可能となり、タウン内におけるきめの細かい訴えが可能となり新聞広告やチラシなどの経費に比較し、格安の経費で一般への訴え、広告、表示が手軽に可能となる。又当該情報表示装置の端末を消火栓標識以外にも役所や公民館等の公共施設内やコンビニなどの屋内や屋外や支柱や壁面などを利用して表示することにより、公報機能はより高まる。通常新聞、ラジオ、テレビ、号外などは情報入手から大衆に届くまで最短で7時間を要すると言われているが本発明の装置を使えばパソコンに情報を入力して送信した瞬間からメディアとなりインターネットと同様な速報性と利便性を備えたメディアとなる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は道路管理者たる国土交通省などから、一定の面積を使用する貴重な道路占用許可をもつ消火栓標識を、その許可された面積サイズはもとより、既存の消火栓標識サイズに付いても特別拡大することなく、同標識を多機能化することにより、周辺住民にとってはより身近な生活情報、最新情報を得ることが可能となり、従来の単なる消火栓標識から、街灯機能はもとより多機能装置付き消火栓標識として、或いは街角における本格的な情報受発信伝達機能を兼ね備えることによって、ランドマーク的機能はもとより、下町或いはその町内に密着した情報ボックスとしてそれも表示担当者からの入力送信により即時に表示が可能となり、新聞、ラジオ、テレビ、号外などのいかなるマス媒体よりも速報性の高い情報の受発信機能付き消火栓標識という上記の思想は、下記構成の本発明によって解決することができる。
【0009】
消火栓標識に出来ればスイッチ付きの防犯灯付警報装置などを付加すれば、夜間や災害などの際、非常時の優れた警報装置となり、又、照明なども出来るだけ遠方からも見通しの良い上部に取り付けるのが好ましい。太陽電池による自己発電機能を装備し、災害時に多発する停電にも対応可能としたバッテリーを装備し、広告盤欄にはスクロール式情報ボックスを取り付け内部に受発信装置を装備し、災害情報・自治体情報・一般ニュース・町内会案内情報欄、各種団体行事案内・企業広告欄、便利情報、周辺町内案内欄、ホテルの空き室情報、広告欄などの表示欄を設ければ、各種の御用聞きサービスの享受が可能となる
【0010】
消火栓標識の情報表示装置にはLED照明などを埋め込んだ最新の特殊合成板などを使用すれば低電力で全体が明るく表示される。標識全体の支柱は既に道路に確り埋め込まれているため、当該情報表示装置を既存の消火栓標識に後付けで固定すればよい。また消火栓標識に対する顧客のいたずらや事故などによる損傷は損害保険で解決すればよい。
【0011】
消火栓標識のスクロール表示や、照明などの電源については最近の都市部では道路整備により各種配線系統は地下配線設備が整っているため照明設備は比較的容易であるが、電気配線の無い道路での夜間照明は、電気配線設備工事が高額に成るため、電力消費量の少ないLED照明や特殊照明を採用し、スクロール表示や画像表示用には太陽電池などを装備すればよい。
【0012】
現状での消火栓標識は単なる災害時の消火用の端末並びに目印に過ぎないが、消火栓標識のIT化による高度利用により、寂しい田舎道においても災害時用はもとより、街灯機能兼、情報受発信兼、情報メディア装置として、特に災害時には緊急警報や避難情報が一斉に送受信可能となり、それも身近で毎日の新鮮な情報発信源として町内の人々や主婦にも重宝がられ、新聞、ラジオ、テレビ、インターネットに次ぐ第5の身近な下町の情報機関として機能を果たすことも夢ではない。
【0013】
上述したように、本件発明は単なる災害時の消火用水道設備機能のみの従来の消火栓標識とは基本的に発想を異にするもので、全国若しくは県単位、或いは市町村単位や町内単位など必要に応じたエリアごとの情報管理を可能とする公道における唯一大衆向けの最も速報性がある情報機関的機能をもつ情報装置となり、周辺住民が本発明の情報受発信機能付消火栓標識の情報を見れば、新聞やテレビなどのマス媒体には載らない、身近で新鮮な日常情報を得ることが可能となり、各種団体活動の市民への認知や募集が盛んになり、団員募集も容易となりかつての人情豊かな下町情報の飛び交うにぎやかな笑いのある小回りの効いた効果的な街創りの展開が可能となり、昔の人情味豊かな町興しの起爆剤となり、公道における情報の受発信装置は産業上でも大いに利用価値の高い分野である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の情報受発信装置付きの代表的な消火栓標識の構造とその作用機能を図面で説明する。図1は、本発明の全体構造図であり、最近の地下配線により道路整備された都市部でも対応できるように、太陽電池による自己発電機能を装備し、災害時に多発する停電にも対応可能としたバッテリーを装備し表示装置本体ボックス内部には、電気回路や受発信装置が内蔵され、照明は上部又は底部にLED証明を埋め込むことにより消火栓標識本体全体が明るく表示される。
【実施例1】
【0015】
実施例によって本発明を説明する。
通常の電源から電力を引いた簡単なディスプレイ付きの消火栓標識の類似品を作り、無線の携帯パソコンからの情報送信によるテスト結果、LED照明を採用した消火栓表示装置には自由に情報をスクロールすることが可能となり、又電源のない地域ではバッテリー付きの太陽電池などを利用すれば、本発明の実現は十分可能であることが判明した。
【産業上の利用可能性】
【0016】
上述したように本発明の情報受発信機能付消火栓標識は名称通りに、街路灯機能はもとより、最新で身近な情報を常時、街路において情報の送受信が可能となり、何よりも緊急を要する災害や避難情報が各種マス媒体よりも緊急に伝わる利便性・即効性があり、特に緊急対応を要する災害時、貴重な情報機関となり、田舎であろうと、又街中であろうと本発明の消火栓標識を設置することにより、災害時の貴重な情報源としての機能はもとより、下町活性化の元とも言える各種私的・公的活動団体の自己実現のための表現の場を提供し、新聞、ラジオ、テレビ、インターネットに次ぐ5番目のメディアとしてそれも公道における唯一のメディアとして、新しい産業投資が生まれ消火栓標識に関する周辺事業も含め、あらゆる関連産業の創造が十分可能である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】図1は本発明の情報発信機能付き消火栓停標識の全体概要図である
【図2】図2は現状の消火栓標識概要図である。
【符号の説明】
【0018】
1 消火栓標識本体
2 スクロール式情報表示盤
3 文字や画像
4 ソーラー電池
5 アンテナ
6 バッテリー
7、埋め込み土台

【特許請求の範囲】
【請求項1】
災害防災情報、自治体広報、ニュース、周辺行事並びに案内など、市民向けの各種最新情報を自立的に表示する機能をもつ装置を具備し、その情報のうち音声を補助的に使用し、主として文字や画像により表示する機能を備えた消火栓標識。
【請求項2】
請求項1における表示装置に、外部に設置した入力ボタンあるいは表示装置に組み込まれたタッチパネルを具備することにより、利用者の意志選択を入力する機能を具備した消火栓標識。
【請求項3】
請求項1における表示装置に表示する情報を更新するために、情報を転送するための端末が接続可能な端子を備えた、あるいは、ネットワーク網を通じて遠隔操作的に情報を更新する機能を具備した消火栓標識。
【請求項4】
受発信機能を持つアンテナを装備し、各種通信機器または音声、文字、映像等の各種メディア情報を再生あるいは表示する機能を持つと同時に、各種通信機器又は携帯型移動通信機器と連動してこれらの中継機能並びに表示機能を備えた消火栓標識。
【請求項5】
有線或いは無線式ルーターを備え各種通信機器のアクセスポイントとして各種ネットワークの接続若しくは中継基地機能を備えた請求項1に記載の消火栓標識。
【請求項6】
前記請求項2若しくは請求項4における中継若しくはダウンロードの回数と金額の記録、並びに情報の中継又は情報のダウンロードにより利益を享受する関係者に対して課金を可能とする機能を備えた請求項1に記載の消火栓標識
【請求項7】
太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーを源とした充電池への充電機構を備え、照明並びに装置の作動源とした請求項1に記載の消火栓標識。
【請求項8】
表示部が強化ガラスや透明度のある強化合成樹脂材料によって補強され、且つ防水機能を持つ請求項1に記載の消火栓標識。
【請求項9】
風雨や太陽光などに対し耐候性を高めるため、防風雨機能などを具備した請求項1に記載の消火栓標識。
【請求項10】
広域IPネットワーク網、インターネット網、携帯通信網或いはナビゲーションシステム網等を通じ、現場と本部間の音声や文字や画像による双方向通信機能を装備した請求項1に記載の消火栓標識。
【請求項11】
自動車内やコンビニや各種建造物の内外、又は海上施設や港湾船舶施設の内外において請求項1に記載の消火栓標識情報に連動して同時掲載する表示装置。
【請求項12】
外灯機能並びに災害時や非常時における緊急の常夜灯又は点滅照明、あるいは緊急事態を通知するための発信機能を持ち、同時に緊急避難場所の表示機能を持つ請求項1に記載の消火栓標識。
【請求項13】
電波増幅アンテナ、ルーターなどの装備により無線の飛距離の延長を可能とする機能を具備した請求項1に記載の消火栓標識。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−31622(P2010−31622A)
【公開日】平成22年2月12日(2010.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−215960(P2008−215960)
【出願日】平成20年7月29日(2008.7.29)
【出願人】(591273672)エムエヌエンジニアリング株式会社 (42)
【Fターム(参考)】