説明

接合構造体

【課題】接合材料の主成分であるBiは、延性が低いことから、パワー半導体素子とリードフレームとの間の接合部の接合材料に用い、ヒートサイクルによる繰り返し応力が加わると、モールド樹脂と接合部との界面で剥離が発生しやすくなる。
【解決手段】接合構造体200は、半導体素子101と、半導体素子101に対向して配置される電極103と、半導体素子101の裏面電極201に対向する側の表面のバリア層204と、半導体素子101と電極103とを接続するBiを主成分とする接合材料からなる接合部105とを有し、半導体素子101、バリア層204、電極103及び接合部105の外周をモールド樹脂206により封止されている接合構造体200であって、接合材料が有機物由来の官能基207を含有していることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉛を含まない接合材料を有する接合構造体に係わるものであり、詳しくは、Si、SiC、GaN等の半導体素子と電極とを接合した半導体部品の接合構造体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
半導体部品は、フローはんだ付け材料を用いて、マザー基板に実装される。半導体部品をマザー基板に実装する際は、はんだ浸漬方式のディップ装置により、融点220℃のSn−3重量%Ag−0.5重量%Cuのはんだ材料で、半導体部品の外部電極をマザー基板にはんだ付けする。この際ディップ装置は、はんだ付け材料を溶融するため250〜260℃に加熱されているため、半導体部品の内部温度が250〜260℃に達することがある。半導体部品内部において、半導体素子と内部電極とを接合している接合材料が溶融すると、短絡、断線、あるいは半導体素子の電気特性の低下により半導体部品の故障につながる可能性がある。従って、半導体部品の内部接合に用いる接合材料は、ディップ装置ではんだ付けする際に半導体部品内部が到達する最高温度より高い融点を有することが求められる。
【0003】
そこで融点が260℃を超え、かつPbを含まない接合材料として、Biを90重量%以上含む接合材料(以降「Biを主成分とする接合材料」とする)(例えばBi−2.5重量%Ag 融点262℃、Bi−0.5Cu 融点270℃)が適していると考えられている。他の接合材料としてZnも検討されているが、濡れ性や接合のしやすさなどを考慮すれば、現在では、前記のBiを主成分とする接合材料が適している。そこで、Biを主成分とする接合材料を用いたパワー半導体モジュールが提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
図4は、特許文献1に記載された従来の接合構造体の断面図である。図4において、接合構造体であるパワー半導体モジュール401は、パワー半導体素子402とリードフレーム403との間に接合部404を有する。この接合部404は、Biを主成分とする接合材料を用いている。このパワー半導体モジュール401は更に、マザー基板に実装する為の外部電極以外の部分がモールド樹脂405で封止されている(マザー基板、外部電極は図示せず)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−281412号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前記特許文献1の接合材料の主成分であるBiは、延性が低いことから、パワー半導体素子402とリードフレーム403との間の接合部404の接合材料に用い、ヒートサイクルによる繰り返し応力が加わると、モールド樹脂405と接合部404との界面で剥離が発生しやすくなる。特に、パワー半導体モジュール401では、実使用中にモールド樹脂405と接合部404の界面で剥離が生じると、パワー半導体素子402と外部電極とをつなぐボンディングワイヤの接続が開放される等の半導体部品の故障につながる可能性がある。このことから、前記特許文献1の、Biを主成分とする接合材料による接合構造体ではモジュール使用時の熱的応力による半導体部品内部のモールド樹脂と接合材料との接合強度を向上しなければならないという課題を有している。
【0007】
本発明は、従来の課題を解決するもので、Biを主成分とする接合材料とモールド樹脂との界面の接合強度を向上させた、半導体素子と電極とを接合しモールド樹脂で封止した接合構造体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の接合構造体は、半導体素子と、前記半導体素子に対向して配置される電極と、前記半導体素子の前記電極に対向する側の表面のバリア層と、前記半導体素子と前記電極とを接続するBiを主成分とする接合材料からなる接合部とを有し、前記半導体素子、前記バリア層、前記電極及び前記接合部の外周をモールド樹脂により封止されている接合構造体であって、前記接合材料が有機物由来の官能基を含有していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
以上のように、本発明の接合構造体によれば、有機物由来の官能基を含有していることにより、接合部の厚み方向の外周面に接合材料に含まれた有機物由来の官能基を分散させ、外周面に分散された官能基とモールド樹脂を構成するエポキシ樹脂に含まれる官能基とが界面において化学結合し、それにより接合強度を向上させることができる。よってヒートサイクルによる繰り返し応力でモールド樹脂と接合材料との界面を剥離させることなく、接合構造体の製品歩留まり向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施の形態1における接合構造体の上面模式図
【図2】本発明の実施の形態1における接合構造体の断面模式図
【図3】有機物由来の官能基の量と製品歩留まりの関係を示した図
【図4】従来の接合構造体の断面図
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0012】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における接合構造体の上面模式図である。図1において、半導体素子101が、リードフレーム102の電極103上の表面処理層104とBiを主成分とする接合材料からなる接合部105を介して接合されている。また、半導体素子101上のパッド106、半導体素子表面107とリードフレーム102の外部電極108とが、Al製のワイヤ109により接続されている。図1には図示しないが、半導体素子101の半導体素子表面107に半導体素子保護樹脂が被覆形成されており、更に外部電極108以外の部分はモールド樹脂により封止されている。
【0013】
図2は、本発明の実施の形態1における接合構造体の断面模式図である。ここで図2は図1の破線X−X´の断面に該当する。図2における接合構造体200は、半導体素子101と、半導体素子101に対向して配置される電極103と、半導体素子101の裏面電極201に対向する側の表面のバリア層204と、半導体素子101と電極103とを接続するBiを主成分とする接合材料からなる接合部105とを有し、半導体素子101、バリア層204、電極103及び接合部105の外周をモールド樹脂206により封止されている接合構造体200であって、接合材料が有機物由来の官能基207を含有し、接合部105の厚み方向の外周面に官能基207が分散されていることを特徴とする。なお、図2における106は半導体素子101上のパッドであり、109はAl製のワイヤである。次に各々の構成について詳細に説明する。
【0014】
図2において、接合構造体200は、半導体素子101がリードフレーム102の電極103上の表面処理層104対向する側には、裏面電極201、バリア層204が形成されている。本発明実施の形態1における接合構造体200では、裏面電極201として、Crからなる厚さ0.5μmの拡散防止層202、Niからなる厚さ0.5μmの中間接合層203、また、Agからなる厚さ1μmのバリア層204が順に蒸着によって配置されている。
【0015】
ここで、裏面電極201の各構成は、溶融温度が接合材料を溶融させる時の温度を超え(本発明実施の形態1では320℃を越える温度)、かつリードフレーム或いは接合材料中のCuがSiからなる半導体素子に固相拡散しない金属であればよい。例えば、拡散防止層202にNi、Ni−Crの2層を配置し、3層の裏面電極構成としてもよい。またバリア層204は、接合材料からなる接合部105とバリア層204が接しているため、接合部105の溶融時にバリア層204のAgが接合部105に拡散することから1μmの厚みを越えるAgからなる必要がある。
【0016】
また、半導体素子101は、Siからなり、直径6インチで厚さ300μmのウエハから、2.4mm×3.0mmでダイシングしている。
【0017】
次に接合部105を構成するBiを主成分とする接合材料について説明する。本発明の実施の形態1における接合構造体200では、接合材料としてBi−0.8重量%Cuを用いた。しかし、接合材料はBi−0.8重量%Cu以外でも、Biを主成分としていて、かつ融点が260℃を超えている組成であればこの限りではない。例えば、0.1〜10重量%のCu、0.1〜10重量%のAgから選ばれた1種類以上の元素を含み、不可避的不純物を除き、残部がBiからなる組成を有する接合材料であってもよい。
【0018】
次に接合部105の形成方法を説明する。接合部は、成膜方法である電解めっき法を用いた。電解めっき法による成膜条件として、めっき浴の量はBiめっき浴、Cuめっき浴の混合浴を500ml、めっき浴温を約70℃、pHを約5.5と一定にして、半導体素子101のバリア層204上、或いは、リードフレーム102の表面処理層104上にBi−0.8重量%Cuの組成からなる厚みが約20μmの接合材料を成膜する。
【0019】
ここで、電解めっき法によるBiめっき浴の成膜時に用いる平滑剤として、ノニオン系界面活性剤の有機物由来の官能基が含まれる高分子材料をめっき浴に添加した。この平滑剤(活性剤)は、比較的分子量が大きい為、成膜後のめっき粒子の界面に有機物として取り残されることを特徴とする。ここで本発明の実施の形態1における接合構造体200で確認した有機物由来の官能基としては、メチル基、ヒドロキシル基、アルデヒド基、カルボキシル基、アミノ基が挙げられる。
【0020】
また接合部105は、電解めっき法により成膜した接合材料を水素雰囲気、320℃の条件下で加熱し、半導体素子101とリードフレーム102とを接合し、室温まで冷却している。ここで、接合部105の厚み方向の外周面、特にモールド樹脂206と接合部105の界面、バリア層204と接合部105の界面に多く有機物由来の官能基207が分散していることを特徴とする。
【0021】
リードフレーム102は、Cu合金からなり、溶融状態の接合材料との濡れ性を確保するためにリードフレーム102の電極103上の表面処理層104を成膜した。本発明実施の形態1における接合構造体200では、表面処理層104としてAgを1μmの厚みで電解めっき法により成膜した。表面処理層104は、溶融状態の接合材料との濡れ性が良い金属であるAu、Ni、Pdを用いてもよく、厚みも1μmの成膜厚みバラつきを考慮して1μm以上あればよく、成膜方法も電解めっき法に限らず蒸着法、無電解めっき法等の方法を用いてもよい。
【0022】
さらに、半導体素子101の半導体素子表面107に半導体素子保護樹脂205が被覆形成されており、図2のように以上の構成全体をモールド樹脂206で封止したものが本発明の接合構造体200である。
【0023】
半導体素子保護樹脂205は、ポリイミドリコーン樹脂(容量約0.01ml)を硬化させたものであり、モールド樹脂206はエポキシ樹脂を硬化させたものである。モールド樹脂はエポキシ樹脂により構成されているため、例えば、ヒドロキシル基、アルデヒド基、メチル基といった官能基が含まれている。
【0024】
次に、有機物由来の官能基量が製品歩留まりに与える影響を検証する。
【0025】
図3は、有機物由来の官能基の量と製品歩留まりの関係を示した図であり、有機物由来の官能基の量を電解めっきに用いる平滑剤の量を制御することにより変化させたときの製品歩留まりの影響を示している。製品歩留まりの算出法について次に説明する。
【0026】
まず有機物由来の官能基量を測定するためのサンプルを製作する。Bi−0.8重量%Cuからなる接合材料(容積約0.5mm3)により水素雰囲気、320℃の条件下で半導体素子とリードフレームとを接合し、室温まで冷却し、半導体素子表面上にポリイミドシリコーンからなる半導体素子保護樹脂(容量約0.01mL)を塗布、硬化した接合構造体を組み立て工程まで行ったIGBTを用いる。次にこのように製作したIGBTに対して冷熱サイクル試験(−60℃、150℃各5分を1サイクルとし、100サイクル実施)を行った後、超音波映像装置により半導体部品を非破壊検査し、半導体部品内部のモールド樹脂と接合部との界面で剥離が発生したサンプルを不良とし、良品サンプルの製品歩留まりを算出した(N数各20)。また、有機物由来の官能基量は、半導体部品の破断面X線光電子分光装置により表面分析を行い、接合部の厚み方向の外周面全体に対して存在する有機物由来の官能基の割合を算出した。
【0027】
図3より、平滑剤を添加しなかった場合つまりは有機物由来官能基量0ppmのとき、製品歩留まりが30%と低い歩留まりであったのに対して、有機物由来官能基量が50ppm以上では製品歩留まりが75%以上と歩留まりが向上することがわかる。
【0028】
これは、接合部の厚み方向の外周面に存在する有機物由来の官能基量が増大したことにより、モールド樹脂に存在する官能基(例えば、ヒドロキシル基、アルデヒド基、メチル基)と接合部の厚み方向の外周面に存在する官能基との化学結合が促進されたことにより、冷熱サイクルによる繰り返し応力によるモールド樹脂と接合部との界面の剥離が軽減したと考えられる。
【0029】
前記化学結合とは、より詳細には、接合部の厚み方向の外周面に存在する有機物由来の官能基中の原子、分子とモールド樹脂に存在する官能基中の原子、分子との間に形成される結合であるファンデルワールス結合、水素結合であり、これらの結合より複合的に得られる結合力により、モールド樹脂と接合部との界面の密着性が向上したものと考えられる。
【0030】
次に、電解めっきに用いる平滑剤の量を変化させたときの製品歩留まり、有機酸由来官能基量との関係を表1に示した。
【0031】
【表1】

【0032】
表1より、比較例では、平滑剤を添加しなかった場合、製品歩留まりが30%と低い歩留まりであり、有機物由来官能基量0ppmでは本発明の効果が発現していないことがわかる。実施例1〜8では、製品歩留まりが75〜100%であり、製品歩留まりが向上していることがわかる。
【0033】
ただし、前記有機物由来の官能基量は、モールド樹脂と接合部との界面の剥離に対して影響を与えるだけではなく、はんだの濡れ拡がり、つまりは、はんだ付け性に対しても影響を与える場合がある。例えば、実施例1〜6で、有機物由来官能基量が50ppm〜1000ppmの範囲では接合材料の濡れ拡がりが半導体素子の表面積以上に濡れ広がっていた。しかしながら、その濡れ広がりの状態は、有機物由来官能基量が増大するほど接合材料の濡れ拡がり面積は減少傾向にあり、実施例6の有機物由来官能基量が1000ppmの場合は接合材料の濡れ拡がり面積は半導体素子の表面積とほぼ同等であった。それに対して実施例7〜8で、有機物由来官能基量が2000、3000ppmでは、接合材料の濡れ拡がり面積は半導体素子の表面積よりも濡れ拡がらないことがわかった。これは、接合部の厚み方向の外周面に存在する有機物由来の官能基量が過剰に存在することにより、溶融状態の接合材料と表面処理層との濡れ性が阻害されたと考えられる。
【0034】
以上のことより、有機物由来官能基量が多いほど、モールド樹脂に存在する官能基(例えば、ヒドロキシル基、アルデヒド基、メチル基)と接合部の厚み方向の外周面に存在する官能基との化学結合が促進されたことにより、冷熱サイクルによる繰り返し応力によるモールド樹脂と接合部との界面の剥離が軽減し、製品歩留まりが向上するが、有機物由来官能基は、同時に溶融状態の接合材料と表面処理層との濡れ性を阻害する影響を与えるため、本発明実施の形態1における接合構造体では製品歩留まりが100%であり、かつ半導体素子の表面積以上の接合材料の濡れ広がり面積を確保している実施例6の平滑剤量が35g/Lで、有機物由来官能基量が1000ppmの条件が最も好ましいと言える。
【0035】
本発明の実施の形態1における接合構造体では、電解めっき法によるBiの成膜時に用いる平滑剤として用いるノニオン系界面活性剤の高分子材料平滑剤の量を制御することにより、接合部の厚み方向の外周面に分散する有機物由来の官能基の量を変化させた。有機物由来の官能基の量は、めっき浴温やpHの条件にも依存するため、製品歩留まり、はんだ付け性の両方を最適にする成膜条件を検討する必要がある。
【0036】
また、有機物由来の官能基が存在する場所についてであるが、本発明の実施の形態1における接合構造体では、めっき粒子の界面に有機物を有する接合材料が水素雰囲気、320℃の条件下で溶融状態になった時、Bi−0.8重量%Cuより比重の小さい有機物が接合部の厚み方向の外周面へと浮上する。ここで、溶融状態の接合材料中であるBi−0.8重量%Cuはバリア層と拡散反応を行うため、有機物は外周部へと追い出され、最終的には図2の有機物由来の官能基207のように接合部の厚み方向の外周面に多くの有機物由来の官能基が分散するようになり、所望の形態を得ることが可能になる。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明の接合構造体では、接合部の厚み方向の外周面に有機物由来の官能基を分散させることにより、モールド樹脂に含まれる官能基と接合部の厚み方向の外周面の官能基に化学結合が生じる。この結合により、モールド樹脂と接合部の接合強度を向上させ、半導体部品使用時のモールド樹脂と接合部の界面にかかる熱的応力による剥離を軽減させることが可能であり、パワー半導体、小電力トランジスタ等の半導体パッケージ用途への活用が期待される。
【符号の説明】
【0038】
101 半導体素子
102 リードフレーム
103 電極
104 表面処理層
105 接合部
106 パッド
107 半導体素子表面
108 外部電極
109 ワイヤ
200 接合構造体
201 裏面電極
202 拡散防止層
203 中間接合層
204 バリア層
205 半導体素子保護樹脂
206 モールド樹脂
207 有機物由来の官能基
401 パワー半導体モジュール
402 パワー半導体素子
403 リードフレーム
404 接合部
405 モールド樹脂

【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体素子と、
前記半導体素子に対向して配置される電極と、
前記半導体素子の前記電極に対向する側の表面のバリア層と、
前記半導体素子と前記電極とを接続するBiを主成分とする接合材料からなる接合部とを有し、
前記半導体素子、前記バリア層、前記電極及び前記接合部の外周をモールド樹脂により封止されている接合構造体であって、
前記接合材料が有機物由来の官能基を含有していることを特徴とする接合構造体。
【請求項2】
前記有機物由来の官能基は、
メチル基、ヒドロキシル基、アルデヒド基、カルボキシル基、アミノ基から選ばれた少なくとも1種類以上の官能基であることを特徴とする請求項1に記載の接合構造体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−3824(P2011−3824A)
【公開日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−147409(P2009−147409)
【出願日】平成21年6月22日(2009.6.22)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】