説明

携帯電話機

【課題】 本発明は、カメラ使用時以外にレンズが汚れたり、傷ついたりするのを防止することができ、操作者以外の周りの人にこっそり撮影されているのではないかという不安感を与えることがない携帯電話機を提供することを課題とする。
【解決手段】 カメラ制御部75は、カメラ使用開始指示情報を受け取ると、カメラ制御部75に蓋30を開くように指示を行い、撮像後、カメラ使用終了指示情報を受け取ると、カメラ制御部75に蓋30を閉めるように指示を行う。また、カメラ制御部75は、通話着信時に通話着信への応答指示が入力された場合には、蓋30を閉じてカメラ動作を終了させ、メール着信時に内容確認指示入力された場合には、蓋30を閉じてカメラ動作を終了させる。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラを実装した携帯電話機に関し、特にケースにカメラ窓を設け、ケース内部に設けられたデジタルカメラからカメラ窓を通して被写体の撮像を行う携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機は、インターネット接続機能、メール機能が装備されていることが一般になってきており、さらに、デジタルカメラを実装して被写体を撮像できるカメラ機能まで装備されるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技術では、実装されたデジタルカメラのレンズに覆いが無く、常にデジタルカメラのレンズが露出した状態(外部から見える状態)であるため、カメラ使用時以外でもデジタルカメラのレンズが汚れたり、傷ついたりするという問題点があると共に、携帯電話機を操作している操作者以外の周りの人が、携帯電話機に実装されたデジタルカメラでこっそり撮影されているのではないかという不安感を抱いてしまうという問題点があった。
【0004】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カメラ使用時以外にレンズが汚れたり、傷ついたりするのを防止することができ、操作者以外の周りの人にこっそり撮影されているのではないかという不安感を与えることがない携帯電話機を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明の要旨は、ケース内にデジタルカメラを実装した携帯電話機であって、前記デジタルカメラのレンズを覆う蓋と、該蓋を開閉させる蓋開閉機構と、前記デジタルカメラの動作開始指示に基づいて前記蓋開閉機構により前記蓋を開かせると共に、前記デジタルカメラの動作終了指示に基づいて前記蓋開閉機構により前記蓋を閉じさせる制御を行う蓋開閉制御手段とを具備することを特徴とする携帯電話機に存する。また請求項2記載の発明の要旨は、前記蓋開閉制御手段は、通話着信時に応答指示が入力された場合には、前記蓋開閉機構により前記蓋を閉じさせることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機に存する。また請求項3記載の発明の要旨は、前記蓋開閉制御手段は、メール着信時に内容確認指示が入力された場合には、前記蓋開閉機構により前記蓋を閉じさせることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯電話機に存する。また請求項4記載の発明の要旨は、折り畳み式の携帯電話機であって、前記蓋開閉制御手段は、折り畳まれたことが検出された場合には、前記蓋開閉機構により前記蓋を閉じさせることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯電話機に存する。また請求項5記載の発明の要旨は、前記蓋開閉制御手段は、前記デジタルカメラによる撮像時に、前記蓋開閉機構により前記蓋を一旦閉じさせた後、再び前記蓋を開かせることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯電話機に存する。また請求項6記載の発明の要旨は、前記蓋は、前記ケースと異なる色にしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯電話機に存する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】(第1の実施の形態)図1は、本発明に係る携帯電話機の第1の実施の形態の外観を示す斜視図であり、(a)は、折畳式携帯電話1が開いた状態を示し、(b)は、折畳式携帯電話1が折り畳まれた状態を受話部2側から見た状態を示す。図2は、図1に示す蓋開閉機構の構成を示す図であり、(a)は、正面図であり、(b)は、断面図である。
【0008】第1の実施の形態の折畳式携帯電話1は、受話部2と、送話部3とからなり、ヒンジユニット20で回動一体化されている。なお、折畳式携帯電話1を折り畳んだ時に内側になる面を正面側とし、折り畳んだ時に外側になる面を裏面側とする。
【0009】受話部2は、正面側を形成する受話部フロントケース11と、裏面側を形成する受話部リアケース12とで構成され、受話部フロントケース11には、受話音穴18と、正面表示窓17とが設けられている。正面表示窓17は、受話部フロントケース11の中央部に設けられており、正面表示窓17を通して受話部2内に設けられたLCDを見ることができる。また、受話部リアケース12側には、カメラ窓21が形成され、さらにカメラ窓21を蓋30で覆うための蓋開閉機構が設けられている。カメラ窓21は、デジタルカメラ23のレンズとして機能する。
【0010】受話部リアケース12に設けられた蓋開閉機構は、図2を参照すると、蓋30を摺動可能に保持するレール31a、31bと、蓋30の一部に取り付けられているラック部32と、蓋30を電動で開閉するためのモータ40と、モータ40の位置決めを行うモータ保持部41と、モータシャフト42と、モータシャフト42に取り付けられているギア43とからなる。
【0011】カメラ窓21を開閉する蓋30は、レール31aおよびレール31bにより図2(a)に矢印で示す左右方向への摺動可能に保持され、蓋30に取り付けられているラック部32には、直線状の歯が形成されている。蓋30を電動で開閉するためのモータ40は、当該ラック部32の歯とギア43の歯とがかみ合うように、モータ保持部41により位置決め固定されている。なお、モータ40の固定には、両面テープ等を用いると良い。また、第1の実施の形態では、蓋30とラック部32とを別構成としたが、蓋30とラック部32とを一体構成にしても良い。
【0012】モータ40のモータシャフト42を通してギア43を回転させると、蓋30のラック部32の歯とギア43の歯とがかみ合い、回転動作を蓋30の摺動動作に変換する。図2(a)において、蓋30が実線で描かれている位置が開いた状態を示し、蓋30が2点鎖線で描かれている位置が閉まった状態を示す。なお、図2(b)において、23は、カメラ窓21に相対する位置に設けられているデジタルカメラ23であり、22は、デジタルカメラ23を取り付ける回路基板22である。
【0013】送話部3は、正面側を形成する送話部フロントケース13と、裏面側を形成する送話部リアケース14と、電源15と、キーボード16とで構成される。送話部フロントケース13には、送話音穴19が設けられている。
【0014】次に、第1の実施の形態の制御動作に係る構成について図3を参照して詳細に説明する。図3は、本発明に係る携帯電話機の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【0015】第1の実施の形態は、基地局との間で電波を送受信するアンテナ部61および無線部62と、基地局から受信した電波を音声信号に変換すると共に音声信号を電波に変換して基地局に送信する音声処理部63と、音声を音声信号に変換するマイク64と、音声信号を音声として出力するスピーカー65と、通話着信およびメール着信を知らせる報知音を出力するブザー68と、通話着信およびメール着信を知らせる振動を発生させるVIBモータ69と、ブザー68またはVIBモータ69を鳴動させる報知部67と、キーボード16等からなるキー操作入力部70と、表示部72の表示出力を制御する表示制御部71、LCD等で構成された表示部72と、キー操作入力部70等から入力された各種情報を管理するデータ管理部73、データ管理部73の制御下にあり、相手の電話番号や氏名などの情報を格納するメモリ部74と、デジタルカメラ23により被写体を静止画もしくは動画で撮像するカメラ部76と、カメラ制御部75の指示により蓋30を開閉する蓋開閉機構を駆動する蓋駆動部77と、カメラ部76および蓋駆動部77を制御するカメラ制御部75と、報知部67、キー操作入力部70、表示制御部71およびカメラ制御部75を制御する制御部66とからなる。
【0016】次に、第1の実施の形態の動作について図4R>4を参照して詳細に説明する。図4は、本発明に係る携帯電話機の第1の実施の形態の蓋開閉動作を説明するためのフローチャートである。
【0017】操作者が、折り畳み携帯電話を開いてキー操作入力部70からカメラ動作開始の指示を行うと(ステップ1)、カメラ制御部75は、キー操作入力部70から制御部66を通してカメラ使用開始指示情報を受け取り、カメラ制御部75に蓋30を開くように指示を行い、カメラ制御部75は、蓋駆動部77を動かし、蓋30を開く(ステップ2)。
【0018】次に、カメラ制御部75は、蓋30を開いたことを制御部66を通して表示制御部71に通知し、表示制御部71は、蓋30が操作者に開いていることを通知する開マークを表示部72に表示する(ステップ3)。また、カメラ制御部75は、カメラ部76に電源を供給し、カメラ動作を開始し(ステップ4)、被写体を撮像することができる撮像可能状態になる(ステップ5)。
【0019】被写体を撮像後、操作者がキー操作入力部70からカメラ動作終了の指示を行うと(ステップ6)、カメラ制御部75は、キー操作入力部70から制御部66を通してカメラ使用終了指示情報を受け取り、カメラ制御部75に蓋30を閉める指示を行い、カメラ制御部75は、蓋駆動部77を動かし、蓋30を閉める(ステップ7)。
【0020】次に、カメラ制御部75は、蓋30を閉めたことを制御部66を通して表示制御部71に通知し、表示制御部71は、開マークを表示部72から消去する(ステップ8)、また、カメラ制御部75は、カメラ部76に電源の供給を停止し、カメラ動作を終了する(ステップ9)。
【0021】ステップ5の撮像可能状態に、通話着信があると(ステップ10)、制御部66は、アンテナ部61および無線部62を通して着信要求を受信し、表示制御部71に相手先情報の表示を指示し、表示制御部71は、表示部72に相手先情報を表示する(ステップ11)。また、制御部66は、キー操作入力部70から通話着信への応答指示が入力されるか否かを判断し(ステップ12)、キー操作入力部70から通話着信への応答指示が入力された場合には、ステップ7に至って蓋30を閉じてカメラ動作を終了させ、通話状態に移行する。キー操作入力部70から通話着信への応答指示が入力されなかった場合(応答指示が無く着信要求が終了した場合)には、ステップ5に至り撮像可能状態になる。
【0022】ステップ5の撮像可能状態に、メール着信があると(ステップ13)、制御部66は、アンテナ部61および無線部62を通してメール着信を認識し、表示制御部71に相手先情報の表示を指示し、表示制御部71は、表示部72に相手先情報を表示する(ステップ14)。また、制御部66は、キー操作入力部70から着信したメールの内容を確認する内容確認指示もしくはメール内容を確認しない内容不確認指示のいずれが入力されるかを判断し(ステップ15)、キー操作入力部70から内容確認指示が入力された場合には、ステップ7に至って蓋30を閉じてカメラ動作を終了させ、メール内容を表示する。キー操作入力部70から内容不確認指示が入力された場合には、ステップ5に至り撮像可能状態になる。
【0023】ステップ5の撮像可能状態に、図示しない折り畳み検出部により受話部2と送話部3とが折り畳まれたことが検出されると、ステップ7に至って蓋30を閉じてカメラ動作を終了させる(ステップ16)。
【0024】また、蓋30の開閉によって撮像されたことを被写体に知らせることができる。すなわち、ステップ5の撮像可能状態に、キー操作入力部70から撮像指示があると、カメラ部76で被写体が撮像され(ステップ17)、撮像された撮像情報は、カメラ制御部75、制御部66、表示制御部71を通り、表示部72に表示されると共に、制御部66からデータ管理部73を通り、メモリ部74内に格納されるが、カメラ制御部75は、撮像終了後、カメラ制御部75に蓋30を一旦閉めて開ける閉開指示を行い、カメラ制御部75は、蓋駆動部77を動かし、蓋30を一旦閉めて開け(ステップ18、19)、再びステップ5に至り撮像可能状態になる。
【0025】さらに、蓋30の色を、受話部リアケース12およびカメラ窓21とは、異なる色にすると、操作者以外の周りの人が蓋30が開いていて撮影可能状態にあるか、蓋30が閉じていて撮影不可能状態にあるかを簡単に認識できる。
【0026】以上説明したように、本実施の形態によれば、カメラ窓21を覆う蓋30が状況に応じて開閉されるように構成したため、カメラ使用時以外にレンズが汚れたり、傷ついたりするのを防止することができ、操作者以外の周りの人にこっそり撮影されているのではないかという不安感を与えることがないという効果を奏する。
【0027】(第2の実施の形態)次に、第1の実施の形態と蓋開閉機構の構成が異なる第2の実施の形態について図5を参照して詳細に説明する。図5は、本発明に係る携帯電話機の第2の実施の形態の蓋開閉機構の構成を示す図であり、(a)は、正面図であり、(b)は、断面図である。
【0028】第2の実施の形態は、蓋30をモータ40のモータシャフト42に直接固定させ、モータ40の回転動作により蓋30を回転移動させてカメラ窓21を開閉させる点で第1の実施の形態とは異なる。また、蓋30の回転移動をガイドするレール31の形状は、蓋30のモータシャフト42に固定されていない解放端部が移動する軌跡に応じて円弧状に形成されている。図5(a)において、蓋30が実線で描かれている位置が開いた状態を示し、蓋30が2点鎖線で描かれている位置が閉まった状態を示す。
【0029】(第3の実施の形態)次に、第1および第2の実施の形態と蓋開閉機構の構成が異なる第3の実施の形態について図6を参照して詳細に説明する。図6は、本発明に係る携帯電話機の第3の実施の形態の蓋開閉機構の構成を示す図であり、(a)は、正面図であり、(b)は、断面図である。
【0030】第3の実施の形態の蓋開閉機構は、蓋30の開閉動作を電磁ソレノイド50で行う点で第1の実施の形態とは異なる。すなわち、電磁ソレノイド50により摺動する鉄心52と係合する係合部33を蓋30に設け、係合部33を引っ張りバネ55により電磁ソレノイド50の反対から引っ張る構成とする。電磁ソレノイド50は、ソレノイド保持部51により位置決め固定されていると共に、引っ張りバネ55の係合部33と係合していないもう一方の他端は、バネ固定ピン56に固定されている。
【0031】蓋30は、電磁ソレノイド50が駆動されていない状態では、係合部33が引っ張りバネ55により引っ張られ、蓋30が閉じた状態になり、電磁ソレノイド50が駆動されると、係合部33が鉄心52により引っ張りバネ55の張力に抗して電磁ソレノイド50側に引っ張られ、蓋30が開いた状態になる。図6(a)において、蓋30が実線で描かれている位置が開いた状態を示し、蓋30が2点鎖線で描かれている位置が閉まった状態を示す。
【0032】なお、本発明が上記各実施形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0033】
【発明の効果】本発明の携帯電話機は、カメラ窓を覆う蓋が状況に応じて開閉されるように構成したため、カメラ使用時以外にレンズが汚れたり、傷ついたりするのを防止することができ、操作者以外の周りの人にこっそり撮影されているのではないかという不安感を与えることがないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話機の第1の実施の形態の外観を示す斜視図であり、(a)は、折畳式携帯電話が開いた状態を示し、(b)は、折畳式携帯電話が折り畳まれた状態を受話部側から見た状態を示す。
【図2】図1に示す蓋開閉機構の構成を示す図であり、(a)は、正面図であり、(b)は、断面図である。
【図3】本発明に係る携帯電話機の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る携帯電話機の第1の実施の形態の蓋開閉動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明に係る携帯電話機の第2の実施の形態の蓋開閉機構の構成を示す図であり、(a)は、正面図であり、(b)は、断面図である。
【図6】本発明に係る携帯電話機の第3の実施の形態の蓋開閉機構の構成を示す図であり、(a)は、正面図であり、(b)は、断面図である。
【符号の説明】
1 折畳式携帯電話
2 受話部
3 送話部
11 受話部フロントケース
12 受話部リアケース
13 送話部フロントケース
14 送話部リアケース
15 電源
16 キーボード
17 正面表示窓
18 受話音穴
19 送話音穴
20 ヒンジユニット
21 カメラ窓
22 回路基板
23 デジタルカメラ
30 蓋
31、31a、31b レール
32 ラック部
33 係合部
40 モータ
41 モータ保持部
42 モータシャフト
43 ギア
50 電磁ソレノイド
51 ソレノイド保持部
52 鉄心
55 引っ張りバネ
56 バネ固定ピン
61 アンテナ部
62 無線部
63 音声処理部
64 マイク
65 スピーカー
66 制御部
67 報知部
68 ブザー
69 VIBモータ
70 キー操作入力部
71 表示制御部
72 表示部
73 データ管理部
74 メモリ部
75 カメラ制御部
76 カメラ部
77 蓋駆動部

【特許請求の範囲】
【請求項1】 ケース内にデジタルカメラを実装した携帯電話機であって、前記デジタルカメラのレンズを覆う蓋と、該蓋を開閉させる蓋開閉機構と、前記デジタルカメラの動作開始指示に基づいて前記蓋開閉機構により前記蓋を開かせると共に、前記デジタルカメラの動作終了指示に基づいて前記蓋開閉機構により前記蓋を閉じさせる制御を行う蓋開閉制御手段とを具備することを特徴とする携帯電話機。
【請求項2】 前記蓋開閉制御手段は、通話着信時に応答指示が入力された場合には、前記蓋開閉機構により前記蓋を閉じさせることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
【請求項3】 前記蓋開閉制御手段は、メール着信時に内容確認指示が入力された場合には、前記蓋開閉機構により前記蓋を閉じさせることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯電話機。
【請求項4】 折り畳み式の携帯電話機であって、前記蓋開閉制御手段は、折り畳まれたことが検出された場合には、前記蓋開閉機構により前記蓋を閉じさせることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯電話機。
【請求項5】 前記蓋開閉制御手段は、前記デジタルカメラによる撮像時に、前記蓋開閉機構により前記蓋を一旦閉じさせた後、再び前記蓋を開かせることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯電話機。
【請求項6】 前記蓋は、前記ケースと異なる色にしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯電話機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2003−143273(P2003−143273A)
【公開日】平成15年5月16日(2003.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2001−340419(P2001−340419)
【出願日】平成13年11月6日(2001.11.6)
【出願人】(000197366)エヌイーシーアクセステクニカ株式会社 (1,236)
【Fターム(参考)】