説明

有機ELディスプレイ

【課題】駆動TFTの線形領域における動作を広範囲で行うことが可能な有機ELパネルを提供する。
【解決手段】薄膜トランジスタのチャネル領域が、チャネル幅を一定として、薄膜トランジスタを結晶化する結晶粒形の長手方向及びそれに交差する方向のいずれにも形成されている。発光色の異なる副画素13R、13G、13Bにおける結晶粒形の長手方向のチャネル長Lhと、それに交差する方向のチャネル長LVの和L(L=Lh+Lv)は等しく、Lh/LVが異なっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、有機ELディスプレイに関するものであり、さらに詳しくは、有機エレクトロルミネセンス素子等の自発光素子及び薄膜TFTを備えたアクティブマトリクス方式の有機ELディスプレイに関するものである。
【背景技術】
【0002】
フラットパネルディスプレイには、それ自体が発光する自発光型と、外光やバックライトを用いる非発光型とがある。有機ディスプレイパネルは、非発光型の液晶ディスプレイパネルとは異なり、自発光型であるため、高コントラスト、高視野角という特徴を有するフラットパネルディスプレイである。
【0003】
この有機ELディスプレイは、有機EL素子を画素として、これを多数マトリクス状に配置して構成される。この有機EL素子の駆動方法として、パッシブ駆動とアクティブ駆動とがある。パッシブ駆動とアクティブ駆動とを比較すると、アクティブ駆動の方が、高精細で、高速応答のパネルを実現する上で好ましい。有機EL素子や、液晶ディスプレイ素子などのフラットパネルディスプレイに使われるTFTは、各画素の動作を制御するスイッチングTFT及び画素を駆動させる駆動TFTから構成されている。
【0004】
有機ELディスプレイでは、一般的に、R、G、B等の発光色の異なる副画素によって発光効率が異なる。そのため、同じ電流を流した際に、ある発光色の副画素は輝度が高く、別の発光色の副画素は輝度が低くなる。したがって、適正なホワイトバランスを得るのが困難である。
【0005】
このような問題を解決するために、副画素別に異なる電源電圧をかける方法が開示されている(特許文献1参照)。しかしできれば、電源電圧を各副画素間で変更しない方法が好ましい。
【0006】
電流量を調整する他の方法として、駆動TFTの電流量と比例の関係を持つ移動度を作り分けることが考えられる。より容易なプロセスとして、駆動TFTのチャネル方向と、異方性結晶の成長方向との相対的な角度を変えることで、ホワイトバランスを調整する方法が開示されている(特許文献2参照)。この方法は、多結晶シリコンの結晶粒界方向を考慮している。
【0007】
特許文献2に記載された駆動TFTは、結晶異方性の方向と、チャネルの方向の角度を変化させることで移動度を作り分けて電流量を制御している。したがって、特許文献2に記載された方法では、電子移動度を調整する上で、シリコンの活性層の向きが、信号ライン、走査ライン、電圧供給ラインのいずれとも平行な配置でない場合がある。このため、本発明の有機ELディスプレイと比較して、レイアウトにおいて無駄な領域が生じる。このように、高精細の有機ELディスプレイとして、本発明が好ましいことが明らかである。
【0008】
【特許文献1】特開平5−107561号公報
【特許文献2】特開2004−272193号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
同じ駆動電圧が有機EL素子に加わった状態において、R、G、Bの各副画素の効率の違いにもかかわらず、電流をR、G、Bの各副画素ごとに調整できるため、ホワイトバランスを調整することが可能な有機ELディスプレイを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述した目的を達成するため、本発明の有機ELディスプレイは、以下の特徴点を備えている。すなわち、本発明の有機ELディスプレイは、基板の上に、有機発光素子と、該有機発光素子の駆動電流を規定する薄膜トランジスタを含む駆動回路と、を有する画素が面内に複数配列されており、前記画素はそれぞれ発光色が互いに異なる少なくとも2つの副画素を含む有機ELディスプレイであって、
前記薄膜トランジスタのチャネル領域が、結晶粒形が異方的である半導体活性層で形成され、チャネル長方向が前記結晶粒形の長手方向及びそれに交差する方向のいずれにも形成されており、
前記発光色の異なる少なくとも2つの副画素における前記結晶粒形の長手方向のチャネル長Lhとそれに交差する方向のチャネル長LVの和L(L=Lh+Lv)は等しく、比Lh/LVが異なることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
結晶粒形の長手方向のチャネル長Lhと、それに垂直な方向のチャネル長Lvの比が副画素別に異なるので、副画素別にチャネル長方向の平均移動度が異なり、異なる電流量を得ることができる。このため、R、G、Bの各副画素における発光色の発光効率が異なっている場合であっても、ホワイトバランスを合わせることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面を参照して、本発明の有機ELディスプレイの実施形態を説明する。
【0013】
<有機ELディスプレイの概要>
本発明の有機ELディスプレイは、基板の上に、有機発光素子と、該有機発光素子の駆動電流を規定する薄膜トランジスタを含む駆動回路と、を有する画素が面内に複数配列され、画素はそれぞれ発光色が互いに異なる副画素を含んでいる。そして、薄膜トランジスタを構成する活性層は結晶粒の形が異方的であり、チャネル領域が、チャネル幅を一定として、結晶粒形の長手方向及びそれに交差する方向のいずれにも形成されている。また、発光色の異なる少なくとも2つの副画素における結晶粒形の長手方向のチャネル長Lhと、交差する方向のチャネル長LVの和L(L=Lh+Lv)は等しく、比Lh/LVが異なっている。
【0014】
薄膜トランジスタは、LまたはWを変えることにより駆動電流の大きさを変えることができる。しかし、1つの画素を構成する副画素の間で薄膜トランジスタのLまたはWを異ならせると、薄膜トランジスタの占有面積が異なるので、各副画素の回路レイアウトも違ってしまう。その結果、寄生容量の違いによる、予測の難しい特性変化を生じて好ましくない。本発明は、各副画素の薄膜トランジスタを、全体のチャネル長Lは等しく保って、結晶粒形の長手方向と短手方向の両方にチャネル長を分配し、移動度を調整するものである。この結果、LとWを変えることなく、副画素間で薄膜トランジスタの電流駆動能力を異ならせることができる。
【0015】
画素が白色を表示する際、つまり各副画素が最大輝度になるときに、有機発光素子に供給する電流値が大きい副画素ほど、比Lh/LVを大きくすることが好ましい。また、チャネル領域を構成する半導体活性層は、多結晶シリコンを主成分とすることが好ましく、この多結晶シリコンは、レーザによる結晶化法により形成されることが好ましい。
【0016】
このように、本発明の有機ELディスプレイによれば、結晶粒形の長手方向のチャネル長Lhと、レーザ照射に垂直な方向のチャネル長Lvの比が副画素別に異なるので、チャネル長方向の平均移動度μxをμv≦μx≦μhの範囲で変更することができる(図5参照)。
【0017】
また、結晶粒形の長手方向のチャネル長Lhと、結晶粒形の長手方向に垂直な方向のチャネル長Lvの比が副画素別に異なるので、副画素別に異なる平均移動度μxを得ることができる。したがって、副画素別の効率が異なる画素であったとしても、電流量は平均移動度に比例するので、同じ電源電圧を画素別に供給しながら、ホワイトバランスを合わせることが可能となる。
【0018】
<実施形態>
図1は、本発明の有機ELディスプレイの各色におけるTFTの配置を示した平面模式図である。図1において、10は走査ライン、11は信号ライン、12は電圧供給ライン、13Rは赤色の副画素、13Gは緑色の副画素、13Bは青色の副画素、14はソース、15はドレイン、16はゲート、17は活性層をそれぞれ示す。
【0019】
図1では、各副画素の中は、有機発光素子の電流を規定する駆動トランジスタのみが描かれているが、その他のトランジスタや容量、配線などの回路要素を含んでいる。
【0020】
3つの副画素の駆動トランジスタは、チャネル幅Wとチャネル長Lが等しい。そして、LはLhとLvに分割されて、LhがRでもっとも短く、Bでもっとも長くなっている。後述するように、結晶粒形の長手方向の移動度は、それに垂直な方向の移動度より大きいので、平均移動度は、Rでもっとも小さく、G、Bの順に大きくなる。
【0021】
本発明の実施形態に係る有機ELディスプレイは、図1に示すように、赤色の副画素13R、緑色の副画素13G及び青色の副画素13Bを備えている。また、各副画素13R、13G、13Bには、それぞれソース14、ドレイン15、ゲート16、活性層17が設けられると共に、走査ライン10、信号ライン11、電圧供給ライン12が配置されている。
【0022】
図2(a)は本発明の有機ELディスプレイを構成する任意の副画素の平面模式図である。活性層53、ゲート55、およびソース58、ドレイン59のコンタクトを取るためのS−D配線メタル57の平面パタンが示されている。活性層53とソース55とが重なる部分がチャネル領域となる。図2(b)は、図2(a)におけるチャネル中央を通る点線に沿った断面図である。本明細書におけるチャネル長とは、図2(a)に示す点線に沿った長さと定義されている。
【0023】
本実施形態に係る有機ELディスプレイの副画素は、図2(b)に示すように、石英ガラス、無アルカリガラス等からなる絶縁性基板51上に、窒化珪素(SiN)等からなる下地膜52を形成し、その上にpoly−Siの活性層53を形成する。さらに、活性層53の上にゲート絶縁膜54と、高融点金属からなるゲート55を形成する。
【0024】
そして、ゲート絶縁膜54及びゲート55の上側全面に酸化珪素(SiO2)等からなる層間絶縁膜56を形成する。また、ソース58とドレイン59を形成する箇所にコンタクトホールを開口し、この開口部にAl等の金属57を充填して、ソース58及びドレイン59とする。なお、図2(a)及び図2(b)中、57は、S−D配線を示しており、ゲート、ソース、ドレイン配線は省略している。
【0025】
有機ELディスプレイでは、R、G、Bの各副画素の発光効率が異なるため、各発光層の輝度に差が生じる。したがって、従来の有機ELディスプレイでは、同一電流値が流れる際に、ホワイトバランスを合わせることができなかった。例えば、R、G、Bの各色の副画素における発光効率は、R:10.3(cd/A)、G:16.7(cd/A)、B:2.6(cd/A)である。輝度500(cd/m2,開口率50%)を得ようとすると、視感度を考慮してホワイトバランスを合わせるための電流値は、R副画素が最も小さく8(mA/cm2)となり、G副画素が11(mA/cm2)となり、B副画素が最も大きく15(mA/cm2)となる。
【0026】
このような電流値の差は、図1に示すように、駆動用TFTのLvとLhの比を、異なる色の副画素別に作り分けることで補正することができる。
【0027】
μh/μv=2の場合、RをLv:Lh=1:0、GをLv:Lh=3:2、BをLv:Lh=1:9として作り分けることで、ホワイトバランスを合わせることができる。以下の説明においては、副画素が、R、G、Bの各色からなる実施形態について示すが、本発明は、副画素がR、G、Bの各色からなる形態に限定されるものではない。
【0028】
図3は、TFTの活性層をなす多結晶シリコン薄膜の異方的な結晶構造を示す平面模式図である。連続発振(CW)レーザを用いて、基板に成膜したシリコン膜に照射したレーザまたは、シリコン膜を成膜した基板を設置するステージを基板面に対して一方向に走査させる方法である。レーザ照射条件として,レーザ照射部分の面積を、走査方向5μm、ビーム幅約50μmとして、走査速度はシリコン膜厚と、レーザ出力強度、下地絶縁膜厚などで決定する。ラインビームの長軸に垂直な方向に走査する。レーザの走査方向に沿った方向への結晶成長をするため、主にレーザの上記走査方向と平行な方向に長い形状の結晶粒が形成される。その結晶粒の大きさは、幅が約0.2μm、長さが約3μm程度である。
【0029】
図3中、20は結晶粒界を示す。本明細書では、結晶粒界20の平均方向をこの異方的結晶粒形の長手方向という。
【0030】
連続発振(CW)のレーザ照射によって結晶化を行う場合には、一方向に長い異方的な結晶粒ができ、結晶粒形の長手方向の移動度が大きい。すなわち移動度の大きさの関係は、μh>μvである。上述した特許文献2において、μhとμvの比は、2倍程度である。μhとμvの比は、レーザ結晶化の条件や、レーザ結晶化前に固相結晶化(SPC)を行う際の条件等により変えることができる。NチャネルTFTにおいては、結晶粒形の長手方向の移動度μhが約400(cm2/V・s)、結晶粒形の長手方向に垂直方向の移動度μvが約200(cm2/V・s)程度である。
【0031】
図4は、画素回路の構成例を示す概念図である。なお、図4中、41は容量、42は駆動TFT、43は有機EL素子、44はGND、10は走査ライン、11は信号ライン、12は電圧供給ラインをそれぞれ示す。
【0032】
図4に示すように、行方向の画素間に走査ライン10が配置され、列方向の画素間に信号ライン11、電圧供給ライン12が配置されている。行方向に伸びる走査ライン10には、nチャンネルTFTであるスイッチングTFT40のゲートが接続されている。このスイッチングTFT40のドレインには、列方向に信号ラインが接続されている。また、スイッチングTFT40のソースと電圧供給ライン12には、容量41が接続されている。また、スイッチングTFT40のソースと容量41との接続点は、pチャンネルTFTである駆動TFT42のゲートに接続されている。そして、ソースが電圧供給ライン12に接続され、ドレインが有機EL素子43に接続されている。なお、列ごとに配置を対称にすることにより、電圧供給ライン12は、隣接する副画素の列で共有する場合もある。
【0033】
図4に示すように、本発明の実施形態に係る有機ELディスプレイの副画素は、スイッチング用のスイッチングTFT40及び駆動用の駆動TFT42の2つのTFTと、容量41及び1つの有機EL素子43とからなる。ただし、TFT及び容量の数は、上述した個数に限定されるものではなく、目的に応じて、より多くのTFT及び容量を備えていてもよい。
【0034】
図5は、チャネル長LhとLVの比で決まる平均移動度μxを説明するための概念図である。
【0035】
図5に示すように、結晶粒形の長手方向の移動度をμh、結晶粒形の長手方向に垂直な方向の移動度をμVとすると、駆動TFTの移動度はμx=(Lhμh+Lvμv)/(Lh+Lv)で決定される。すなわち、異なる副画素間の平均移動度は、結晶粒形の長手方向のチャネル長Lhと結晶粒形の長手方向に垂直な方向のチャネル長LVの比で決まる。Lh+Lv=Lと、チャネル長LVは副画素間で一定なので、μx=(Lhμh+Lvμv)/Lとなる。結晶粒形の長手方向のチャネル長Lhと、結晶粒形の長手方向に垂直な方向のチャネル長Lvの比が副画素別に異なるように設計することで、μv≦μx≦μHの範囲で移動度を変化させることができる。
【0036】
図6は、電子移動度μxが変化すると、ドレイン電流Idが変化することを説明するための概念図である。
【0037】
図6に示すように、駆動TFTにおける結晶粒形の長手方向のチャネル長Lhと結晶粒形の長手方向に垂直な方向のチャネル長Lvの比が副画素別に異なるように設計することで、有機EL素子への電流量Idを制御することができる。本実施形態では、駆動TFTの移動度を結晶粒形の長手方向の移動度μhから結晶粒形の長手方向に垂直な方向の移動度μvまで小さくすることで、Idsat≦I≦Id’の範囲で、ドレイン電流Idを変化させることができる。
【0038】
μhからμvまで、移動度を副画素別に作り分けることができる。したがって、IdからId’にドレイン電流量が変化するので、ドレイン電流の範囲Id≦I≦Id'において、副画素の各色の効率に合わせてホワイトバランスを調整することができる。
【0039】
上述した特許文献2には、各色の副画素で効率が異なることで問題となるホワイトバランスの調整方法として、副画素別に異なる電源電圧を印加する方法が開示されている。しかし、電源電圧を副画素別に変更しようとすると、電源電圧ラインを隣接する副画素間で共有することが不可能となるので、画素領域の高精細化の妨げとなる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の有機ELディスプレイの各副画素における駆動TFTの平面模式図。
【図2】(a)は本発明の有機ELディスプレイを構成する任意の副画素の平面模式図、(b)は(a)における点線部分の断面模式図。
【図3】TFTの活性層をなす多結晶シリコン薄膜の異方性結晶構造を示す平面模式図。
【図4】画素回路の構成例を示す概念図。
【図5】チャネル長LHとLVの比で決まる平均移動度μxを説明するための概念図。
【図6】薄膜トランジスタの移動度μxが変化したときの、ソース−ドレイン電圧とドレイン電流の関係を説明するための概念図。
【符号の説明】
【0041】
10 走査ライン
11 信号ライン
12 電圧供給ライン
13R 赤色の副画素
13G 緑色の副画素
13B 青色の副画素
14 ソース
15 ドレイン
16 ゲート
17 活性層
20 結晶粒界
40 スイッチングTFT
41 容量
42 駆動TFT
43 有機EL素子
44 GND
51 絶縁性基板
52 下地膜
53 活性層
54 ゲート絶縁膜
55 ゲート
56 層間絶縁膜
57 S−D配線
58 ソース
59 ドレイン
h 結晶粒形長手方向のチャネル長
v 結晶粒形長手に垂直方向のチャネル長

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板の上に、有機発光素子と、該有機発光素子の駆動電流を規定する薄膜トランジスタを含む駆動回路と、を有する画素が面内に複数配列されており、前記画素はそれぞれ発光色が互いに異なる少なくとも2つの副画素を含む有機ELディスプレイであって、
前記薄膜トランジスタのチャネル領域が、結晶粒形が異方的である半導体活性層で形成され、チャネル幅Wを一定にして、チャネル長方向が前記結晶粒形の長手方向及びそれに交差する方向のいずれにも形成されており、
前記発光色の異なる少なくとも2つの副画素における前記結晶粒形の長手方向のチャネル長Lhとそれに交差する方向のチャネル長LVの和L(L=Lh+Lv)は等しく、比Lh/LVが異なることを特徴とする有機ELディスプレイ。
【請求項2】
前記副画素が最大輝度を表示する際に前記有機発光素子に供給する電流値が大きい副画素ほど、Lh/LVが大きいことを特徴とする請求項1に記載の有機ELディスプレイ。
【請求項3】
前記半導体活性層は、多結晶シリコンを主成分とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の有機ELディスプレイ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2010−49056(P2010−49056A)
【公開日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−213657(P2008−213657)
【出願日】平成20年8月22日(2008.8.22)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】