説明

点灯装置および照明装置

【課題】高圧放電ランプの始動時に、二次電圧に加えて高圧パルスを連続的に印加することなく、間欠的に印加することで二次電圧または、高圧パルスによる部品の劣化、周囲のノイズ、および使用者に対する感電の虞を軽減する。
【解決手段】高圧ランプDLなどに電源を供給する負荷回路5の極性反転回路のスイッチング素子(Q1からQ4)とそのスイッチング素子(Q1からQ4)のスイッチング制御を行なう制御手段6を用いて、制御手段6により、極性反転回路の動作を間欠的に動作させることにより、二次電圧の発生を間欠的に行なう。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、極性反転回路を用いて二次電圧に加えて高圧パルスを印加することで高圧放電ランプを点灯させる点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧放電ランプ、特にメタルハライドランプおよび高圧ナトリウムランプなどは始動電圧が非常に高く、高圧パルスを印加することによってランプを点灯させている。 特に消灯直後には、発光管内の温度が上昇しており、発光管内の蒸気圧も高くなっている。このため消灯直後の再始動が非常に困難である。このためランプが点灯するまで、連続的に高圧パルスおよび二次電圧を印加させていた。
【0003】しかし、この高圧パルスおよび二次電圧を連続的に印加すると、発光管内の電極を劣化させるばかりでなく、高圧パルスおよび二次電圧による部品の劣化、周囲のノイズの原因および使用者に対する感電の虞などがあった。
【0004】上記の問題を解決する従来技術として、特開平10−106785号公報には、チョッパー回路のスイッチング素子を間欠的にオン、オフさせることでこのチョッパー回路から電力供給されているインバータ回路およびイグナイタ回路も同時に間欠動作させる放電灯点灯装置が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上記従来技術の場合、チョッパー回路を間欠動作させる際、チョッパー回路に使用するスイッチング素子に突入電流が流れる。このため、チョッパー回路のスイッチング素子などの部品の信頼性などの考慮を行なうことが必要であった。
【0006】そこで、本発明は二次電圧に加えて高圧パルスを間欠に動作する際、スイッチング素子のオンオフよる突入電流が流れるなどの虞が少ない極性反転回路用いて間欠動作させることにより、部品の負担を軽減させることができるため、安価な部品を使用し、信頼性の高い点灯装置および照明装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の点灯回路は、直流電源装置と;直流電源装置の出力端に接続され高圧放電ランプの安定点灯を行うインダクタンス要素を含み所定の直流電圧を出力するチョッパー回路と;チョッパー回路の出力端に接続され矩形波出力のための極性反転回路を含み高圧放電ランプに電力を供給する負荷回路と;上記チョッパー回路の出力電圧を検出して電源投入およびランプ点灯の有無を判別する機能を含み且つ、電源投入後は極性反転回路を間欠的に動作させることにより二次電圧を高圧放電ランプに間欠的に印加し、ランプ点灯後は高圧放電ランプの入力を連続的に行ないランプを安定点灯させるように極性反転回路の制御を行なう制御手段と;を具備している。
【0008】本発明および以下の各発明において、特に指定しない限り、用語の定義および技術的な意味は次による。
【0009】直流電源装置は、交流を整流した整流化直流電源装置およびバッテリー電源装置のいずれでもよい。
【0010】高圧放電ランプは、水銀ランプ、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプおよびセラミックメタルハライドランプ等を許容する。
【0011】チョッパー回路は、昇圧チョッパーおよび降圧チョッパーを許容し、また、放電ランプの負荷特性を補償するためのバラスト手段として、例えば、限流インダクタンスを含むことを許容する。
【0012】極性反転回路は、フルブリッジ回路およびハーフブリッジ回路を構成することを許容し、これらを構成するスイッチング素子は、電界効果型トランジスタ(FET)などを用いることができる。高圧放電ランプは、極性反転回路の二次電圧または、極性反転回路の二次側に接続した始動回路によって発生させる高圧パルスによって始動させることもできる。始動回路は極性反転回路の無負荷2次電圧を電源として、インダクタンスおよびコンデンサの直列共振などにより発生した高圧パルスをパルストランスを介して高圧放電ランプに印加し、始動点灯させる機能を持つ。
【0013】また、チョッパー回路の限流インダクタンスを含む部分を極性反転回路の出力端に負荷である高圧放電ランプと直列に接続していても良い。
【0014】制御手段のランプ点灯の有無の判別は、チョッパー回路の出力電圧を検出することにより行なうことができる。ランプが不点灯時はチョッパー回路の出力がそのまま現れるが、ランプ点灯時はランプ電圧が現れる。他、電流、光、熱などを検出することによりランプの点灯の有無を検出することもできる。
【0015】制御手段は、チョッパー回路の出力電圧などの検出によりランプの点灯の有無の判別を行なう機能と、極性反転回路の制御を行なう機能と、極性反転回路の動作および休止時間を決定するタイマ機能などを含んでいる。制御手段の電源は、直流電源出力端または、昇圧チョッパーの出力端を分圧または、トランスを介して変圧する他、別置している他電源からも供給することも許容する。
【0016】また、制御手段は、マイクロコンピュータをもちいることで、回路の簡略化、小型が図れる。他、マイクロコンピュータを用いることで、電源電圧の監視、回路の異常などを検出し、降圧チョッパーを停止させることで、点灯装置の保護などを行なうこともできる。
【0017】請求項1の発明によれば、電源を投入した後ランプが点灯されるまで、制御手段によりあらかじめ設定していた時間により、極性反転回路の連続および休止期間を設けて再び連続的に行なう。
【0018】負荷回路の極性反転回路が停止ししているときは休止期間として二次電圧は発生しない。また、極性反転回路が動作しているとき、例えば、フルブリッジ回路などのスイッチング素子が交互に連続的にオンオフしているときには二次電圧の発生を行なう。このため、二次電圧を間欠に動作する際、スイッチング素子のオンオフよる突入電流が流れるなどの虞が少ない極性反転回路用いて間欠動作させることにより、部品の負担を軽減させることができ、安価な部品を使用し、信頼性の高い点灯装置を提供することができる。また、二次電圧を間欠的に発生することにより、発光管内の電極を劣化および、高圧パルスによる部品の劣化、周囲のノイズの原因および使用者に対する感電の虞などを低減することができる。
【0019】また、極性反転回路を構成しているスイッチング素子を選択してオンオフすることもできるので二次電圧の極性を選択することができ、高圧ランプの始動をさらに容易にすることもできる。
【0020】また、二次電圧の休止時間を始めは長く、段階的および連続的に短く設定しておくことも可能であり、ランプ消灯直後のようなランプの点灯しにくい状態には、二次電圧の発生回数を少なくして、二次電圧による部品の劣化、周囲のノイズなどを低減することができ、ランプが冷却され点灯しやすい状態になるにつれて二次電圧発生回数を多くすることで、ランプの始動性を向上することができる。
【0021】請求項2の発明は、請求項1の発明の点灯装置であって、制御手段は、電源投入後所定時間経過までにランプが点灯しないときには、極性反転回路を停止させることで二次電圧の出力を停止させる制御を行なう。
【0022】本発明によれば、請求項1の効果にくわえて、電源投入後所定時間までにランプが点灯しない場合、制御手段によって、負荷回路の極性反転回路を停止することにより二次電圧を停止させる。このため二次電圧による部品の劣化、周囲のノイズなどを低減することができる。また、制御回路によりチョッパー回路のスイッチング素子をオフすることを許容することで二重にパルスを停止させることができ、さらに安全である。
【0023】請求項3の発明は、請求項1または2記載の点灯装置であって、制御手段は、高圧放電ランプ消灯後の所定時間は極性反転回路を停止することで二次電圧の出力を禁止し、所定時間経過後に極性反転回路の動作により二次電圧の出力を許可する制御を行なう。
【0024】高圧放電ランプは、立ち消えなどにより消灯した直後のように発光管の温度が高い状態では、二次電圧を印加しても点灯しにくい場合がある。このような場合にランプが二次電圧によって始動が可能なレベルまで冷却されるまで、二次電圧の発生を禁止することにより二次電圧による部品の劣化、周囲のノイズなどを低減することができる。
【0025】請求項4の発明の照明装置は、照明装置本体と;照明装置本体に支持された請求項1ないし3記載のいずれか一記載の点灯装置と;を具備している。
【0026】本発明において、照明装置とは、高圧放電ランプの発光を利用するあらゆる装置を意味しており、たとえば照明器具、液晶などのバックライト、自動車用ヘッドライトなどを含む。
【発明の実施の形態】本発明の点灯装置の実施例を図を参照して説明する。図1は、点灯回路図、図2は制御手段のフローチャート図、図3は回路動作波形を表した図である。
【0027】図1の点灯回路図において、交流電源1の2次側に整流回路2、昇圧チョッパー3、降圧チョッパー4および負荷回路5を順次接続している。
【0028】交流電源1は、商用200V交流電源である。
【0029】整流回路2は、図示はしないが、雑音防止回路、ブリッジ型全波整流回路、平滑回路などからなり、商用交流電源を整流し、直流電源を出力する。
【0030】昇圧チョッパー3は、図示はしないが、インダクタンス、ダイオード、コンデンサおよびスイッチング素子などからなり、整流回路2により整流された電圧をある昇圧比により昇圧している。
【0031】降圧チョッパー4は電界効果型トランジスタ(FET)Q0および直列に接続されたインダクタンスL1、FETQ0とインダクタンスL1間と昇圧チョッパー4の出力の他端にダイオードD1が接続されて構成されており、昇圧チョッパーで昇圧した直流電圧を所望の電圧に降圧する。また、高圧放電ランプの点灯中のちらつきなどを防止するため、FETQ0のスイッチングにより高周波を直流電圧に重畳させる機能を持つ。
【0032】また、降圧チョッパ−の出力端である、インダクタンスL1の他端とダイオードD1の負極端に電圧検出用の分圧抵抗R1、R2が直列に接続されている。また、この降圧チョッパー4のインダクタンスL1は、ランプを安定点灯させるための限流インダクタンスと兼用して用いている。
【0033】降圧チョッパー4の出力端に高圧放電ランプDLを含む負荷回路5が構成されている。負荷回路5は、極性反転回路として、4つの電界効果型トランジスタ(FET)Q1、Q2、Q3、Q4からなるフルブリッジ回路51と、フルブリッジ回路51の出力端に接続し、高圧パルスを発生する始動回路52およびパルストランスPTと直列に接続された高圧放電ランプDLにより構成されている。始動回路52は、パルストランスPTを兼ねたインダクタンスL2とコンデンサC1と双方向性サイリスタSが直列に接続されており、双方向性サイリスタSと並列に抵抗R3とダイオードD2の直列回路が接続されて構成されている。
【0034】フルブリッジ回路51のFETのうちQ1、Q3がオンとなり、Q2、Q4がオフのときには、フルブリッジ回路51の出力端に直流電圧が現れ、つぎにQ1、Q3がオフとなり、Q2、Q4がオンのときは、先程とは逆電圧が現れる。
【0035】始動回路52は、フルブリッジ回路51が動作することにより通電され、インダクタンスL2とコンデンサC1の直列共振と双方向性サイリスタSのスイッチング作用によりパルストランスPTを介して高圧パルスが高圧放電ランプDLに印加させる。また、始動回路7と並列に雑音防止コンデンサC2が接続されている。
【0036】制御手段6は、マイクロコンピュータを用いている。制御手段6の電源は、昇圧チョッパー3の出力からトランスTを介して供給されている。
【0037】また、降圧チョッパー5の出力を分圧抵抗R2を介して制御手段6に入力することにより高圧放電ランプDLの点灯の有無および電源電圧1、昇圧チョッパー3および降圧チョッパー4の異常・正常などを検出している。
【0038】また、制御手段6によりフルブリッジ回路51の各電界効果型トランジスタ(FET)Q1、Q2、Q3、Q4のゲートにそれぞれ信号を出力することにより、各FETQ1、Q2、Q3、Q4のスイッチング制御を行なうことによりフルブリッジ回路51の動作の制御を行なう。
【0039】図2のフローチャート図を用いて、制御手段の動作を説明する。電源投入後、制御手段は動作を開始しRAM領域などのリセットを行なう。その後降圧チョッパーの出力を確認し電源電圧等の異常がなければ正常電圧と判別して負荷回路のスイッチング素子Q1からQ4を間欠出力とする。このQ1からQ4が間欠出力の間、始動回路も間欠出力となり高圧放電ランプに始動パルスが間欠的に印加される。この後、降圧チョッパー5の出力を確認し、ランプ点灯電圧を検出すると、Q1からQ4は完全出力となり、ランプは安定点灯を行うことができる。
【0040】しかし、始動パルスを間欠的に印加しても、所定時間以上ランプの不点が確認されるとQ1からQ4は完全に停止し、パルスの停止を行なう。このとき降圧チョッパーのFETQ0のスイッチングを停止させることで、さらに安全性、省電力に優れた回路を提供できる。
【0041】また、ランプの安定点灯後、何らかの理由、例えば、電源電圧の一時的な降下などによりランプが消灯した場合、降圧チョッパーの出力検出して、ランプ不点電圧が検出されると、Q1からQ4は完全に停止され、消灯後のランプの高温状態から冷却されるまでの所定時間経過後に、降圧チョッパーの出力を検出して、正常電圧であることを確認後、Q1からQ2が間欠出力され、始動パルスが間欠的にランプに印加されることにより、ランプの点灯を行うことができる。
【0042】図3の各出力波形図をしめす。降圧チョッパーは電源投入後、平滑、整流、昇圧および降圧された電圧を出力する。その降圧チョッパー出力電圧を検出して電源電圧の異常などがなければ、正常降圧チョッパー出力として、ランプの無負荷電圧を出力している。
【0043】このとき、制御回路では、負荷回路のスイッチング素子のオンオフの制御を行なう。ランプ点灯までの間は、間欠的に行ない、パルスを間欠に発生させる。このときの間欠とは、Q1とQ3のオンおよびQ2とQ4のオフを交互に繰り返して、その間パルスを連続的に発生させ、その後、ある一定時間の休止時間を設けてその期間FETQ1、Q2、Q3、Q4をすべて停止させ、その期間パルスは発生しない。その後再び、Q1とQ3のオンおよびQ2とQ4のオフを交互に繰り返して、その間パルスを発生させる。そうすることで、パルスを間欠的に発生させている。
【0044】ランプの点灯時は、降圧チョッパーの出力端にランプ電圧が現れるためその電圧を検出することで制御回路がランプ点灯の判断を行なう。ランプ点灯後制御回路は、Q1とQ3オンおよびQ2とQ4のオフを交互に間欠することなく連続的にオンオフを繰り返して、ランプを安定点灯させている。
【0045】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、電源を投入した後ランプが点灯されるまで、制御手段により、負荷回路の極性反転回路の動作を行なう。極性反転回路がオフのときには二次電圧は発生しない。また、極性反転回路が動作しているときには二次電圧の発生を行なう。このため、二次電圧を間欠に動作する際、スイッチング素子のオンオフよる突入電流が流れるなどの虞が少ない極性反転回路用いて間欠動作させることにより、部品の負担を軽減させることができ、安価な部品を使用し、信頼性の高い点灯装置を提供することができる。また、二次電圧を間欠的に発生することにより、発光管内の電極劣化および、二次電圧による部品の劣化、周囲のノイズの原因および使用者に対する感電の虞などを低減することができる。
【0046】請求項2の発明によれば、電源投入後所定時間までにランプが点灯しない場合、制御手段によって、負荷回路の極性反転回路をオフすることにより二次電圧を停止させる。このためパルスによる部品の劣化、周囲のノイズなどを低減することができる。また、制御回路によりチョッパー回路のスイッチング素子をオフすることで二重にパルスを停止させ、さらに安全である。
【0047】請求項3の発明によれば、高圧放電ランプは、立ち消えなどにより消灯した直後のように発光管の温度が高い状態では、二次電圧を印加しても点灯しにくい場合がある。このような場合に始動が二次電圧によって可能なレベルまで冷却されるまで、二次電圧の発生を禁止することによりパルスによる部品の劣化、周囲のノイズなどを低減することができる。
【0048】請求項4の発明によれば、二次電圧を間欠的に発生するため、発光管内の電極の劣化および、高圧パルスによる部品の劣化、周囲のノイズの原因および使用者に対する感電の虞などを低減する照明装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の点灯回路図。
【図2】本発明の制御手段のフローチャート図。
【図3】本発明の回路動作波形を表した図。
【符号の説明】
1…商用交流電源
2…整流回路
3…昇圧チョッパー
4…降圧チョッパー
5…負荷回路
51…フルブリッジ回路 52…始動回路
DL…高圧放電ランプ Q1、Q2、Q3、Q4…電界効果トランジスタ(FET)
6…制御手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】直流電源装置と;直流電源装置の出力端に接続され高圧放電ランプの安定点灯を行うインダクタンス要素を含み所定の直流電圧を出力するチョッパー回路と;チョッパー回路の出力端に接続され矩形波出力のための極性反転回路を含み高圧放電ランプに電力を供給する負荷回路と;上記チョッパー回路の出力電圧を検出して電源投入およびランプ点灯の有無を判別する機能を含み且つ、電源投入後は極性反転回路を間欠的に動作させることにより二次電圧を高圧放電ランプに間欠的に印加し、ランプ点灯後は高圧放電ランプへの入力を連続的に行ないランプを安定点灯させるように極性反転回路の制御を行なう制御手段と;を具備していることを特徴とする点灯装置。
【請求項2】制御手段は、電源投入後所定時間経過までにランプが点灯しないときには、極性反転回路をオフさせることで二次電圧の出力を停止させる制御を行なうことを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
【請求項3】制御手段は、高圧放電ランプ消灯後の所定時間は極性反転回路をオフすることで二次電圧の出力を禁止し、所定時間経過後に極性反転回路の動作により二次電圧の出力を許可する制御を行なうことを特徴とする請求項1または2記載の点灯装置。
【請求項4】照明装置本体と;照明装置本体に支持された請求項1ないし3記載のいずれか一記載の点灯装置と;を具備していることを特徴とする照明装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2001−35674(P2001−35674A)
【公開日】平成13年2月9日(2001.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平11−209961
【出願日】平成11年7月23日(1999.7.23)
【出願人】(000003757)東芝ライテック株式会社 (2,710)
【Fターム(参考)】