説明

無線通信モジュール

【課題】本発明は、Bluetooth未対応の電子機器を容易に確実にBluetooth対応にする無線通信モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】無線通信モジュール1は、スレーブ側機器から送信されるPINコードを含むデータの送受信を無線で行う無線送受信部8と、電子機器内のデータベースに書き込まれたスレーブ側機器の認証用PINコードを入手してスレーブ側機器から送信されたPINコードと比較し、比較結果に基づいてスレーブ側機器との接続リンク処理を行う制御部4とを有している。さらに、電子機器の出力ポートを介してデータベースに書き込まれた認証用PINコードを入手するインターフェース部と、入手した認証用PINコードを記憶する記憶部とを有している。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線でデータを送受信する無線通信モジュールに係り、特に、Bluetooth(ブルートゥース)による無線通信方式を用いた無線通信モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)と携帯電話機とを通信ケーブルで接続し、携帯電話機を介して電子メールの送受信をしたりインターネット上のホームページにアクセスしたりできるようになっている。また、携帯電話機とヘッドセットとを通信ケーブルで接続して、ハンズフリーで会話をすることもできるようになっている。
【0003】これに対し最近ではケーブル接続に代えて、携帯電話機とPCあるいはヘッドセットとの間を無線通信でデータ送受信できるようにした携帯電話機やヘッドセットあるいはPC用増設ボードが開発されている。これらの機器には、短距離の無線データ通信技術の標準規格となりつつあるBluetoothが用いられている。
【0004】Bluetoothは2.4GHz帯の電波を用い、半径数m程度の範囲内にある複数の機器を無線で接続してデータ送受信することを目的としている。このためBluetoothには、複数の機器間での誤接続や盗聴を防止するためのセキュリティ機能が規定されている。
【0005】例えば、Bluetooth対応携帯電話機をマスタとして、Bluetooth対応ヘッドセットをスレーブとした場合の通信手順について簡単に説明する。初めに、携帯電話機(マスタ)は周囲に存在する通信可能なヘッドセット(スレーブ)を探す問い合わせ処理を実行する。
【0006】問い合わせ処理が完了すると、マスタとスレーブとの間での通信リンクの初期設定を行った後、PINコード(4桁の数字)による接続認証が行われる。マスタには予めスレーブの認証用PINコードが記憶されている。通信リンクの初期設定後、マスタはスレーブから送信された当該スレーブ固有のPINコードを入手して、記憶してある認証用PINコードと比較する。両PINコードが一致したらリンクキー等を用いた暗号化処理等を経てマスタとスレーブとの通信リンクの設定を行う。このようにBluetoothユニット間で決められているPINコードを暗証番号として用いることにより誤接続を防止するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、Bluetooth対応の携帯電話機やヘッドセットでは、機器本体内に予めBluetooth機能が内蔵されているが、Bluetooth機能が内蔵されていない従来の携帯電話機をBluetoothに対応させることも鋭意検討されている。
【0008】従来の携帯電話機には、PC等の外部機器との間でデータを送受信するためのシリアルポートが設けられている。このシリアルポートにBluetooth対応の無線通信モジュールを接続することにより、従来の携帯電話機をBluetooth対応携帯電話機として利用できる可能性がある。
【0009】ところが、このような後付けの無線通信モジュールの場合には、通信相手のスレーブのPINコードを予め無線通信モジュール内に記憶させておくことができない。このため、何らかの方法で無線通信モジュール内のフラッシュメモリ等にスレーブとなる例えばヘッドセットの認証用PINコードを格納させる必要が生じるが、Bluetooth未対応の従来の携帯電話機等から無線通信モジュールにPINコード等の信号を送信できないという問題が生じている。
【0010】本発明の目的は、所定の無線通信規格に未対応の電子機器に接続して、電子機器を所定の無線通信規格に対応させる無線通信モジュールを提供することにあり、特に、Bluetooth未対応の電子機器を容易に確実にBluetooth対応にする無線通信モジュールを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、所定の無線通信規格に未対応の電子機器に接続して前記電子機器を前記所定の無線通信規格に対応させる無線通信モジュールであって、相手機器とデータの送受信を無線で行う無線送受信部と、前記電子機器内のデータベースに書き込まれた所定の情報を入手して所定の処理を行う制御部とを有することを特徴とする無線通信モジュールによって達成される。
【0012】上記本発明の無線通信モジュールにおいて、前記制御部は、前記無線送受信部からの情報を入手して、前記電子機器に送信することを特徴とする。また、上記本発明の無線通信モジュールにおいて、前記電子機器の入出力ポートを介して前記データベースに書き込まれた前記所定の情報を入手するインターフェース部を有していることを特徴とする。また、上記本発明の無線通信モジュールにおいて、前記無線送受信部からの情報を前記電子機器の入出力ポートへ送信するインターフェース部を有していることを特徴とする。また、前記インターフェース部は、前記電子機器の入力部からデータ入力可能で少なくとも複数の名前と電話番号とを登録可能なアドレス帳を前記データベースとしてアクセスすることを特徴とする。さらに、前記インターフェース部は、前記制御部からの指令に基づき、前記アドレス帳の所定位置に書き込まれた前記所定の情報を入手することを特徴とする。上記本発明の無線通信モジュールにおいて、入手した前記所定の情報を記憶する記憶部を有することを特徴とする。
【0013】また上記目的は、Bluetooth(ブルートゥース)未対応の電子機器に接続して前記電子機器をBluetooth対応機器にする無線通信モジュールであって、スレーブ側機器から送信されるPINコードを含むデータの送受信を無線で行う無線送受信部と、前記電子機器内のデータベースに書き込まれた前記スレーブ側機器の認証用PINコードを入手して前記スレーブ側機器から送信されたPINコードと比較し、比較結果に基づいて前記スレーブ側機器との接続リンク処理を行う制御部とを有することを特徴とする無線通信モジュールによって達成される。
【0014】上記本発明の無線通信モジュールにおいて、前記電子機器の入出力ポートを介して前記データベースに書き込まれた前記認証用PINコードを入手するインターフェース部を有していることを特徴とする。前記インターフェース部は、前記電子機器の入力部からデータ入力可能で少なくとも複数の名前と電話番号とを登録可能なアドレス帳に対して前記データベースとしてアクセスすることを特徴とする。また、前記インターフェース部は、前記制御部からの指令に基づき、前記アドレス帳の所定位置に書き込まれたコマンドと認証用PINコードとを入手することを特徴とする。上記本発明の無線通信モジュールにおいて、入手した前記認証用PINコードを記憶する記憶部を有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態による無線通信モジュールを図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態による無線通信モジュールの概略の構成を示すシステムブロック図である。図2は、本実施の形態による無線通信モジュールの使用状態を示す図である。図1に示す無線通信モジュール1は、Bluetooth未対応の携帯電話機に接続して当該携帯電話機をBluetoothに対応させる無線通信モジュールである。
【0016】無線通信モジュール1は、図2に示す携帯電話機22に設けられたシリアルポート24を介してデジタルデータの転送を行うシリアルインターフェース2を有している。シリアルインターフェース2により、携帯電話機22内に格納されているアドレス帳(データベース)に書き込まれたスレーブ側機器(図2に示すヘッドセット26)の認証用PINコードを入手することができるようになっている。
【0017】シリアルインターフェース2は信号線30を介して制御部4と接続されている。信号線30は複数の信号線の集合体を示しており、図においては便宜上1本の実線で示している。他の信号線の図示に関しても同様である。制御部4は、信号線30を介してシリアルインターフェース2を制御する。信号線30は、携帯電話機22と制御部4との間で転送されるべきデータ信号あるいはアドレス信号が流れるデータ/アドレス・バスラインとして用いられる。制御部4は、シリアルインターフェース2を介して携帯電話機22内のアドレス帳に書き込まれた情報を入手するだけでなく、後述する無線送受信部8からの情報を入手して、シリアルインターフェース2を介して携帯電話機22に対し、当該情報あるいは当該情報に基づく所定のデータを送信することができるようになっている。また、制御部4は、シリアルインターフェース2の制御の他、無線通信モジュール1内の各回路に対する制御も行う。
【0018】無線通信モジュール1内には、制御部4での各種処理に用いるデータ等が格納されたROM18、及びRAM16が設けられている。ROM18には、制御部4に所定の処理動作をさせるプログラムも格納されている。RAM16には、通信処理に必要な各種データを一時的に蓄えるだけでなく、シリアルインターフェース2により携帯電話機22から入手したヘッドセット26の認証用PINコードも格納される。制御部4は、ヘッドセット26の認証用PINコードとヘッドセット26から送信されたPINコードとを比較し、比較結果に基づいてヘッドセット26との接続リンク処理を行うようになっている。
【0019】また、制御部4はホストコントローラ6とも接続されている。制御部4はHCI(ホストコントローラインターフェース)を含む通信プロトコルでホストコントローラ6に対してコマンドやデータを送出したり、ホストコントローラ6から送出されたイベントを受け取ったりする。ホストコントローラ6は制御部4からのコマンドやデータに基づいて、制御部4に代わって無線送受信部8を制御する。
【0020】無線送受信部8は、ヘッドセット26から送信されるPINコードを含むデータの送受信を無線で行うために設けられ、主として、データリンクコントローラ10、RFユニット12、及びアンテナ14からなる。データリンクコントローラ10は、ホストコントローラ6からの制御により、LMP(リンクマネジメントプロトコル)に基づいたホスト接続要求や接続認証処理など、ヘッドセット26との間で通信接続処理を行う。データリンクコントローラ10とヘッドセット26のデータリンクコントローラ(図示せず)との間はRFユニット12及びアンテナ14により無線で通信がなされるようになっている。
【0021】無線通信モジュール1には、無線通信モジュール1内の各回路に電力を供給するためのバッテリ20が内蔵されている。バッテリ20としては、ニッケル水素電池やリチウムイオンなどを用いることができる。バッテリ20の出力端は不図示の昇圧回路に接続されており、昇圧回路からは3.3Vの電圧が各回路に印加できるようになっている。
【0022】次に、本実施の形態による無線通信モジュール1の動作について図1及び図2を用いて説明する。本無線通信モジュール1がシリアルポート24に接続された携帯電話機22をマスタとし、Bluetooth対応ヘッドセット26をスレーブとした場合の通信手順について簡単に説明する。ヘッドセット26には、マイク32及びスピーカ30の他にBluetooth対応無線通信モジュール28が内蔵されている。
【0023】初めに、携帯電話機(マスタ)22は周囲に存在する通信可能なヘッドセット(スレーブ)26を探す問い合わせ処理を実行する。問い合わせ処理が完了すると、マスタ及びスレーブ双方のデータリンクコントローラ10を介したホストコントローラ6間で通信リンクの初期設定を行った後、PINコードによる接続認証が行われる。
【0024】この接続認証に際し、無線通信モジュール1内の制御部4は、シリアルポート24に接続されたシリアルインターフェース2を介して、携帯電話機22内のアドレス帳の所定位置に書き込まれたコマンドと認証用PINコードとを入手して認証用PINコードをRAM16に格納する。
【0025】携帯電話機22に備えられているアドレス帳は、例えば、登録番号、名前、電話番号、電子メールアドレスなどを1組として複数組のデータを格納できるようになっている。データは、携帯電話機22の操作ボタンから入力でき、またシリアルポートを介してPCと接続してPCからデータを入力することもできる。
【0026】認証用PINコードをアドレス帳に入力する手順は、携帯電話機22の仕様を考慮しつつ予め決めておきプログラムとしてROM18に格納しておく。このプログラムの規約に基づき、携帯電話機22側では例えばアドレス帳の登録番号191番から200番までを認証用PINコードの入力領域として確保し、アドレス帳の名前の入力エリアには無線通信モジュール1のプログラムが理解できるコマンドを入力するようにする。また、電話番号の入力領域には認証用PINコードを入力するように予め決めておく。例えば電話番号の入力桁数が10桁だとすると下4桁をPINコードと認識するようにプログラム上で決めておけばよい。
【0027】例えばアドレス帳の191番の名前エリアにコマンド「BT−PIN−IN」が書き込まれ、電話番号にデータ「0000001234」が書き込まれていれば、Bluetooth用PINコードの入力を表す。無線通信モジュール1の制御部4は、認証用PINコードが必要になったら、シリアルインターフェース2を介して携帯電話機22のアドレス帳の登録番号191番から200番を検索して、コマンド「BT−PIN−IN」が書き込まれた登録番号の電話番号データ「0000001234」を読み出し、当該データの下4桁をRAM16に格納する。
【0028】通信リンクの初期設定後、ヘッドセット26の無線通信モジュール28から送信されたヘッドセット26固有のPINコードを無線通信モジュール1の無線送受信部8で受信して、RAM16に格納してある認証用PINコードと比較する。両PINコードが一致したらリンクキー等を用いた暗号化処理等を経て無線通信モジュール1とヘッドセット26との通信リンクの設定を行う。
【0029】こうすることにより、通信相手のPINコードを予め無線通信モジュール1内に記憶させておくことができない後付けの無線通信モジュール1であっても、ヘッドセット26の認証用PINコードをRAM16に格納させることができ、機器本体内に予めBluetooth機能が内蔵されていない従来の携帯電話機を容易に確実にBluetoothに対応させることができるようになる。
【0030】本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、携帯電話機に本発明を適用したが、他の移動体通信機(パーソナル・ハンディ・ホン(PHS:登録商標)等も含む)に本発明を適用することはもちろん可能である。さらに、移動体通信機に限らず、ユーザがアクセス可能なデータベースを備えた電子機器(例えば、携帯端末機、各種AV(オーディオビデオ)機器、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等)であって、Bluetooth機能を備えていない機器に本発明の無線通信モジュール1を適用することが可能である。
【0031】また、上記実施の形態では、本無線通信モジュール1が参照するデータベースとしてアドレス帳を例にとって説明したが、本発明はこれに限らず、電子機器に搭載されているユーザがアクセス可能な種種のデータベースを利用することができる。その際には前記データベースの一部領域を本無線通信モジュール1に対するコマンドやデータの格納領域として使用すればよい。
【0032】また、上記実施の形態では、主としてPINコードの入手を例にとって説明したが、本発明はこれに限らず、種々のコマンドを用意して本無線通信モジュール1を能動的に利用することもできる。例えば、携帯電話機の周囲に存在するBluetooth機器の数を知るための要求コマンドをアドレス帳の所定位置に書き込んで無線通信モジュール1に読み込ませ、アドレス帳の所定位置に個数を表示させるようにすることも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、所定の無線通信規格に未対応の電子機器に接続して、電子機器を所定の無線通信規格に対応させる無線通信モジュールを実現できる。特に、Bluetoothの場合、BlueToothに対応していない携帯電話機からBlueToothで用いるPINコード等の信号を無線通信モジュールに送信できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による無線通信モジュールの概略の構成を示すシステムブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による無線通信モジュールの使用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 無線通信モジュール
2 シリアルインターフェース
4 制御部
6 ホストコントローラ
8 無線送受信部
10 データリンクコントローラ
12 RFユニット
14 アンテナ
16 RAM
18 ROM
20 バッテリ
22 携帯電話機
24 シリアルポート
26 ヘッドセット
28 Bluetooth部
30 スピーカ
32 マイク

【特許請求の範囲】
【請求項1】所定の無線通信規格に未対応の電子機器に接続して前記電子機器を前記所定の無線通信規格に対応させる無線通信モジュールであって、相手機器とデータの送受信を無線で行う無線送受信部と、前記電子機器内のデータベースに書き込まれた所定の情報を入手して所定の処理を行う制御部とを有することを特徴とする無線通信モジュール。
【請求項2】請求項1記載の無線通信モジュールにおいて、前記制御部は、前記無線送受信部からの情報を入手して、前記電子機器に送信することを特徴とする無線通信モジュール。
【請求項3】請求項1又は2に記載の無線通信モジュールにおいて、前記電子機器の入出力ポートを介して前記データベースに書き込まれた前記所定の情報を入手するインターフェース部を有していることを特徴とする無線通信モジュール。
【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線通信モジュールにおいて、前記無線送受信部からの情報を前記電子機器の入出力ポートへ送信するインターフェース部を有していることを特徴とする無線通信モジュール。
【請求項5】請求項3記載の無線通信モジュールにおいて、前記インターフェース部は、前記電子機器の入力部からデータ入力可能で少なくとも複数の名前と電話番号とを登録可能なアドレス帳を前記データベースとしてアクセスすることを特徴とする無線通信モジュール。
【請求項6】請求項5記載の無線通信モジュールにおいて、前記インターフェース部は、前記制御部からの指令に基づき、前記アドレス帳の所定位置に書き込まれた前記所定の情報を入手することを特徴とする無線通信モジュール。
【請求項7】請求項1乃至6のいずれか1項に記載の無線通信モジュールにおいて、入手した前記所定の情報を記憶する記憶部を有することを特徴とする無線通信モジュール。
【請求項8】Bluetooth(ブルートゥース)未対応の電子機器に接続して前記電子機器をBluetooth対応機器にする無線通信モジュールであって、スレーブ側機器から送信されるPINコードを含むデータの送受信を無線で行う無線送受信部と、前記電子機器内のデータベースに書き込まれた前記スレーブ側機器の認証用PINコードを入手して前記スレーブ側機器から送信されたPINコードと比較し、比較結果に基づいて前記スレーブ側機器との接続リンク処理を行う制御部とを有することを特徴とする無線通信モジュール。
【請求項9】請求項8記載の無線通信モジュールにおいて、前記電子機器の入出力ポートを介して前記データベースに書き込まれた前記認証用PINコードを入手するインターフェース部を有していることを特徴とする無線通信モジュール。
【請求項10】請求項9記載の無線通信モジュールにおいて、前記インターフェース部は、前記電子機器の入力部からデータ入力可能で少なくとも複数の名前と電話番号とを登録可能なアドレス帳に対して前記データベースとしてアクセスすることを特徴とする無線通信モジュール。
【請求項11】請求項10記載の無線通信モジュールにおいて、前記インターフェース部は、前記制御部からの指令に基づき、前記アドレス帳の所定位置に書き込まれたコマンドと認証用PINコードとを入手することを特徴とする無線通信モジュール。
【請求項12】請求項8乃至11のいずれか1項に記載の無線通信モジュールにおいて、入手した前記認証用PINコードを記憶する記憶部を有することを特徴とする無線通信モジュール。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2002−76977(P2002−76977A)
【公開日】平成14年3月15日(2002.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2000−257250(P2000−257250)
【出願日】平成12年8月28日(2000.8.28)
【出願人】(000003067)ティーディーケイ株式会社 (7,238)
【Fターム(参考)】