説明

痩身作用を有する組成物およびそれを含有する化粧料

【課題】 本発明は、痩身作用を有する組成物、およびその組成物を含有する化粧料を提供する技術に関するものである。
【解決手段】 キズイセン、カーネーション、ジャスミン、シソ、セロリーのいずれか一種又は複数種からの香料を含有する痩身作用を有することを特徴とする、組成物。キズイセン、カーネーション、ジャスミン、シソ、セロリーのいずれか一種又は複数種からの香料に、更に、海草抽出物を加えた痩身作用を有することを特徴とする、組成物。キズイセン、カーネーション、ジャスミン、シソ、セロリーのいずれか一種又は複数種からの香料に、海草抽出物に、更に、コンキオリン抽出物を加えた痩身作用を有すること特徴とする組成物。それらの組成物を含有する、痩身作用を有することを特徴とする、化粧料。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、痩身作用を有する組成物、およびその組成物を含有する化粧料を提供する技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
自律神経系はその働きの違いから交感神経系と副交感神経系に分類されており、各臓器や器官の機能を相互に調節している。そのうち交感神経系の活性化は心拍数増加、胃腸活動の抑制他、様々な作用を及ぼすことが知られており、ホルモン等の作用を受けると同時に精神的な緊張状態によっても引き起こされる。一方、香料が様々な精神作用を及ぼすことは伝承的にも良く知られており、気持ちを落ち着ける香りが古くから知られている。更に近年では、その鎮静作用が脳波測定等によっても実証されつつある。そして、気持ちを落ち着けることは、痩身作用にも繋がることが知られるようになった。
【0003】
特開2004−2255号公報(特許文献1)には、石けん基としての天然油の脂肪酸塩と、オートムギ粉とビタミンEを含む栄養剤と、ラー油を含む痩身剤と、顔料および香料エッセンスとを備えた粉状沐浴清潔剤。痩身剤には、海藻抽出物、茶の葉抽出物、テォブロミンの一種または多種を含有し、組成物全量基準で、前記海藻抽出物を8質量%以下、前記茶の葉抽出物を5質量%以下含有していることを特徴とする粉状沐浴清潔剤が開示されている。
【0004】
特開2002−265977号公報(特許文献2)には、フェンネルオイル、グレープフルーツオイル、ペッパーオイル、ヒソップオイル、セージオイル、エストラゴンオイル、ユーカリオイル、ローズマリーオイル、シンナモンオイル、クローブオイル、イランイランオイル、ジンジャーオイル、ゼラニウムオイル及びオリバナムより選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴とする交感神経活性化香料組成物。リモネン、ピネン、ミルセン及びベンジルベンゾエートより選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする交感神経活性化香料組成物。フェンネルオイル、グレープフルーツオイル、ペッパーオイル、ヒソップオイル、セージオイル、エストラゴンオイル、ユーカリオイル、ローズマリーオイル、シンナモンオイル、クローブオイル、イランイランオイル、ジンジャーオイル、ゼラニウムオイル及びオリバナムより選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする痩身用香料組成物。リモネン、ピネン、ミルセン及びベンジルベンゾエートより選ばれる1種又は2種以上を含有することを特徴とする痩身用香料組成物。
【0005】
フェンネルオイル、グレープフルーツオイル、ペッパーオイル、ヒソップオイル、セージオイル、エストラゴンオイル、ユーカリオイル、ローズマリーオイル、シンナモンオイル、クローブオイル、イランイランオイル、ジンジャーオイル、ゼラニウムオイル及びオリバナムより選ばれる1種又は2種以上をかがせることを特徴とする痩身方法。リモネン、ピネン、ミルセン及びベンジルベンゾエートより選ばれる1種又は2種以上をかがせることを特徴とする痩身方法。カフェインを更に含有することを特徴とする痩身用組成物が開示されている。
【0006】
特開平7−242561号公報(特許文献3)には、脂肪分解活性を有する物質の調製において、a)先に凍結乾燥した海草を脱ミネラル水による再水和に供し、海草本来の水分レベルとする段階と、b)前記再水和海草の半流動床中における浸出する段階と、c)前記抽出ジュースからの0.22ミクロンを超える大きさの巨大分子及び粒子の除去する段階と、d)前記ミネラル分を除去することによる有機成分類の濃縮する段階と、からなることを特徴とする脂肪分解活性物質の調製方法および海草抽出物により、脂肪分解活性を有する薬剤または化粧品用組成物類が得られることが開示されている。
【0007】
海藻は化粧料の原料としてすでに広く利用されている。コンブ属は褐藻植物、異形世代網こんぶ目こんぶ科に属する海藻で広く、食用にされている。マコンブ(Laminaria japonica)、ホソメコンブ(Laminaria religiosa)、ミツイシコンブ(Laminaria angusta)、エンドウコンブ(Laminaria yendoana)、ゴヘイコンブ(Laminaria yezoensis)などがある。キリンサイ属は紅藻植物、真正紅藻網、すぎのり目みりん科の海藻であり、地方によっては食用とされている。トゲキリンサイ(Eucheuma serra)、キリンサイ(Eucheuma muricatum)、アマクサキリンサイ(Eucheuma amakusaensis)ある。アオサ属は緑藻植物、緑藻網、あおさ目、あおさ科の海藻であり、アナアオサ(Ulva pertusa)、リボンアオサ(Ulva fasciata)、アミアオサ(Ulva reticulata)、オオアオサ(Ulva sublittoralis)、ボタンアオサ(Ulva conglobata)、などがある。イギス属は紅藻植物、真正紅藻網、いぎす目いぎす科の海藻であり、ケイギス(Ceramium tenerrimun)、ハリイギス(Ceramium paniculatum)、ハネイギス(Ceramium japonicum)、イギス(Ceramium kondoi)などがある。アマモ属は単子葉植物網、いばらも目、ひるむしろ科の海草でアマモ(Zostera marina)コアマモ(Zostera japonica)などがある。
【0008】
特開2003−104834号公報(特許文献4)には、コンキオリンの加水分解物と、コンブ属、キリンサイ属、アオサ属、イギス属、アマモ属の海藻或いは海草を1種以上の抽出物を配合することを特徴とした化粧料が開示されている。
このように香料が精神作用をも含め全身系に様々な影響を及ぼすことは「アロマテラピー」としても世界各地で臨床されてきたが、痩身作用効果の実証的な研究は、長期のデータ収集を要するため、なされてこなかった。
【特許文献1】特開2004−2255号公報
【特許文献2】特開2002−265977号公報
【特許文献3】特開平7−242561号公報
【特許文献4】特開2003−104834号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、痩身作用を有する組成物およびそれを含有する化粧料を提供し、痩身願望の人々に副作用のない、化粧料を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の発明者等は上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、ある種の香料の香りが交感神経活性化作用を有する事を見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明は少なくとも1種以上の香料よりなる成分として含むことを特徴とする飲料を提供するものである。本発明はさらに、キズイセンオイル、カーネーションオイル、ジャスミンオイル、シソオイル、セロリーオイル、より選ばれる1種又は2種以上を含有する痩身用作用を有する組成物を提供する。
【0011】
以下にまずこれらの、オイルの性状を列記する。キズイセン(ジョンキル)
、キズイセンはヒガンバナ科に属し、花の香りはナルシサスよりも繊細で華やかでありスイセンの中で最も強い香りである。香料は花を石油エーテル抽出してコンクリートを得、これからアブソリュートを得る。ジョンキルアブソリュートはダークブラウンからオレンジ色をした粘性のある液体で、チュベローズと良く似た濃厚な香りする。
香気成分としてはメチルベンゾエート、ベンジルベンゾエートやメチルシンナメートをはじめとするシンナミックアシッドのエステル、リナロール、メチルアンスラニレート、インドールなどが報告されている。
【0012】
カーネーション
、英名でカーネーション、仏名はウイエと呼ばれる強い芳香を持つ多年生の植物で、ナデシコ科に属する。古くから栽培され親しまれている花で、幸福のシンボルとして母の日や復活祭などの行事に欠かせない花である。カ―ネーション香料は石油エーテルで抽出したコンクリートからアブソリュートを得る方法がとられますが、収油率0.03%と低く高価なため生産量が減少している。カーネーションの花は濃厚でスパイシ−なクローブ様の香りがします。香気成分としては、オイゲノール、フェニルエチルアルコール、ベンジルベンゾエート、ベンジルサリシレート、シンナミルアルコール、シトロネロールなどがみいだされている。
【0013】
ジャスミン、ジャスミンはローズとともに最も好まれ多用されてきている香料素材である。原産はインド北部とされ、モクセイ科オウバイ属の常緑潅木で、世界各地で100種以上が栽培されています。香料用にはスペインジャスミンと呼ばれる種類が栽培され、フランス、エジプト、モロッコ、インド、中国などで香料の抽出が行われています。ジャスミンの香りは、花を石油エーテル、主にヘキサンで抽出して得られたコンクリートをエタノールで脱ワックスし、アブソリュートの形で使用される。香気成分として主なものは、ベンジルアセテート、ベンジルベンゾエート、リナロール、フィトール類などですが、特徴的なものはメチルジャスモネート、シスジャスモン、インドールなどです。ちなみに、中国でジャスミンティ−の香り付けに利用されているものは、茉莉花(マツリカ)という熱帯性の種類で、こちらはジャスモン類を全く含まないくちなしの花に似たグリーンフローラルな香りである。
【0014】
シソ、シソは、シソ科シソ属に分類される一年草で、原産地はヒマラヤ・中国・ミャンマー地方一帯だとされています。天ぷら、刺身、吸い物、梅干しなどの代表的な日本食にも広く使われており、我々日本人にとって最も馴染み深い食品の一つである。シソの独特の香り成分は、ペリルアルデヒドやリモネン、カリオフィレンなどです。なかでも成分の半分以上を占めるペリルアルデヒドはシソアルデヒドとも呼ばれ、強い抗菌作用・防腐効果がある。
【0015】
セロリー、セロリーはセリ科の2年草である。香料は種子を水蒸気蒸留して得られるセロリーシードオイルが主で、黄色又は緑褐色の液体で、強くスパイシーなセロリー特有の香りがすめ。セロリーシードオイルの主な香気成分は、リモネン、セリネン、ミルセン、α―ピネン、β―ピネン、ブチルフタライド、ペンチルベンゼンなどで、特徴的なものはジヒドロフタライド類である。その中でも特にセダノライドがセロリシードらしさに関与している。香料の用途としては、食品には、カレーやソース類、または肉類の加工食品に広く使われ、またリキュールの構成原料にもなっている。比較に用いた種々の抽出オイルの特徴の記載は、割愛する。
【0016】
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、特定の種の香料に痩身作用があることを見出した。すなわち、本発明は、下記の構成を要旨とする痩身作用を有する飲料に関するものである。すなわち、本発明の要旨は、以下のとおりである。
(1)キズイセン、カーネーション、ジャスミン、シソ、セロリーのいずれか一種又は複数種からの香料を含有する痩身作用を有することを特徴とする、組成物。
(2)更に、海草抽出物を加えたことを特徴とする、組成物。
(3)更に、コンキオリン抽出物を加えたことを特徴とする、組成物。
(4)(1)〜(3)の組成物を含有する、痩身作用を有する化粧料。
【発明の効果】
【0017】
本発明は、痩身作用を有する化粧料を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
オイル抽出の方法は、厳密には、それぞれの原料により最適な方法を見出す必要があるが、本発明では、概ね、抽出部位を乾燥粉末にし、水または有機溶媒にて抽出し、水蒸気蒸留によって、留分を回収する方法を採用する。
【0019】
海草の抽出方法は、水或いは水と有機性親水溶媒の混合物を用いる。有機性親水溶媒は特に限定はないが、エタノール、メタノール、アセトン、1,3ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリンなどが利用できる。海藻或いは海草を抽出されやすいように裁断し、上記の溶媒に浸漬し、必要なら攪拌と加温を加えて抽出し、水蒸気蒸留を行い留分を捕集する。
【0020】
コンキオリンは貝殻や真珠類に含まれる硬蛋白質の一種でありアコヤ貝、イガイ、カラスガイ等に比較的多く含まれている。製造法としては前記特許1587730号、特許1560610号、特許1587734号等に記載されている。すなわち、前記貝殻等を粉砕して希塩酸等でカルシウム分を除去し、遠心分離、濾過デカンテーション等の固液分離手法によって不溶物を集め、これを精製水を加えてよく撹拌し、遠心分離、濾過等によって不溶物を集める。必要によりこれを繰り返す。更にこのコンキオリンに2〜10%の塩酸水溶液を加えて、50〜110℃で5時間〜5日間加水分解して、コンキオリンの加水分解物とする。希塩酸の代わりに希硫酸を用いて加水分解し、水酸化バリウムを用いて中和し、更に水酸化アルカリ液を用いてpH5〜6になるように中和した後、沈澱物を遠心分離、濾過等により取り除いた加水分解液を公知の濃縮方法または乾燥方法を用いて濃縮液または乾燥粉末とする。加水分解に当たっては、コンキオリンがアミノ酸にまで完全に分解してしまわないように酸濃度、温度、時間を制御すべきことは勿論である。
【実施例】
【0021】
以下に本発明を実施例によって説明するが、本発明は、実施例によって限定されるものではない。キズイセン、カーネーション、ジャスミン、シソ、セロリーのそれぞれの香料原料の適部100gを乾燥粉砕し、水800gを添加し、60℃にて2時間撹拌抽出を行った。冷却後、固液分離し抽出液700gを得た。抽出液を合成吸着剤に通液した。水にて洗浄後、95%エタノール500mLを通液し、95%エタノール脱着液400gを得た。脱着液を水蒸気蒸留し、10gの香料成分を得た(香料成分)。
【0022】
海草(ヒジキ)の乾燥粉砕混合物について、各々、100gを10倍量の60℃の50%エタノール中に入れ、1昼夜抽出した後、遠心分離後に抽出液と残さにわけ、残さを再度約5倍量の100℃の熱水を加えて1昼夜抽出を行い、遠心した後、60℃で抽出した抽出液と100℃で抽出した抽出液を混合したものを海藻抽出液とし、この抽出液をろ過を行った後、減圧濃縮し、10gのエキスを得た(海藻抽出物)。
【0023】
コンキオリン加水分解液真珠500gを塩酸1kgを撹拌しながら徐々に加えて脱灰する。さらに1規定塩酸300gを撹拌しながら徐々に加えて脱灰し、これを濾過して不溶物を集めた。これに水で30倍に希釈した硫酸を100ml加えて、ガラス容器に密封し、110℃で24時間加熱分解した。冷却後、用いた硫酸の当量の90%の水酸化バリウムを充分撹拌しつつ、少量づつ加えた。さらに、pH5.8まで1%水酸化ナトリウム水溶液を加えた。次に200G、10分間、遠心分離した後さらに0.45ミクロンのメンブランフルターでろ過し、分解物を得た。これを凍結乾燥した。これを5%になるように精製水を加えた(コンキオリン抽出物)。
【0024】
さらに他の交感神経活性化剤、例えばカプサイシン、ジンゲロン、ピペリン等、及び/又は他の抗肥満・痩身成分、例えばカフェイン等のキサンチン誘導体、中国茶、緑茶抽出物、ウイキョウ、シャクヤク、ショウキュウ、ラベンダー、トウガラシなどの生薬、タマリンド、ギムネマシルベスター、イノシット、デキストラン硫酸などと併用することも出来る。香料の賦香率は、化粧水 0.001〜0.05、 乳液 0.03〜0.2、 クリーム 0.05〜0.2、 ジェル 0.005〜0.2である。以下のような処方の乳液を調製した。
【0025】
表1
乳液A(処方例)
(1)エチルアルコール 10%
(2)シクロメチコン 0.1%
(3)ブチレングリコール 5%
(4)ジメチコン 3%
(5)グリセリン 0.1%
(6)メントール 1%
(7)トリメチルシロキシケイ酸 0.1%
(8)カフェイン 1%
(9)トリメチルグリシン 1%
(10)キサンタンガム 0.001%
(11)ヒドロキシエチルセルロース 0.1%
(12)大豆発酵エキス 1%
(13)ラウリルベタイン 0.5%
(14)カルボマー 0.2%
(15)苛性カリ 0.05%
(16)グリチルリチン酸ジカリウム 0.01%
(17)塩酸ピリドキシン 0.01%
(18)アスコルビン酸グルコシド 0.01%
(19)アスコルビン酸 0.01%
(20)アルブチン 3%
(21)ユキノシタ抽出液 0.1%
(22)海草抽出物 3%
(23)コンキオリン抽出物 5%
(24)本発明の香料成分(キズイセン:カーネーション:ジャスミン:セロリー=1:1:1:1)
1%
(25)防腐剤 適量
(26)キレート剤 適量
(27)顔料 適量
(28)水 残量
【0026】
乳液B
海草抽出物が添加されていないこと以外は、乳液Aに同じ。
【0027】
乳液C
海藻抽出物、コンキオリン抽出物が添加されていないこと以外は、乳液Aに同じ。
【0028】
乳液D1
海草抽出物、コンキオリン抽出物が添加されていないこと以外は、乳液Aに同じ。ただし、香料の原料は、キズイセンのみ。
【0029】
乳液D2
海草抽出物、コンキオリン抽出物が添加されていないこと以外は、乳液Aに同じ。ただ
し、香料の原料は、カーネーションのみ。
【0030】
乳液D3
海草抽出物、コンキオリン抽出物が添加されていないこと以外は、乳液Aに同じ。ただし、香料の原料は、ジャスミンのみ。
【0031】
乳液D4
海草抽出物、コンキオリン抽出物が添加されていないこと以外は、乳液Aに同じ。ただし、香料の原料は、シソのみ。
【0032】
乳液D5
海草抽出物、コンキオリン抽出物が添加されていないこと以外は、乳液Aに同じ。ただし香料の原料は、セロリーのみ。
【0033】
乳液を用いて、痩身効果を確認した。20〜30歳の女性10名に、1ヶ月間、前記乳液を朝晩毎日ボデイに使用してもらい、連用テスト前後の体重、周囲(ウエスト、ヒップ9の変化を比較した。結果は次の表2の通りであった。
【0034】
表2
体重kg
減少量の平均値
乳液A 香料+コンキオリン+海草 2.9
乳液B 香料+コンキオリン 2.1
乳液C 香料+海草 1.7
乳液D1 香料 1.2
乳液D2 香料 1.1
乳液D3 香料 1.3
乳液D4 香料 1.2
乳液D5 香料 1.4
【0035】
表3
ウェスト減少cm
減少量の平均値
乳液A 香料+コンキオリン+海草 2.8
乳液B 香料+コンキオリン 2.0
乳液C 香料+海草 1.7
乳液D1 香料 1.4
乳液D2 香料 1.5
乳液D3 香料 1.3
乳液D4 香料 1.2
乳液D5 香料 1.3
表2、表3から明らかな通り、本発明の香料を添加した乳液の使用によって、連用後の体重、ウエスト長が減少しており、本発明の痩身効果が確認された。











【特許請求の範囲】
【請求項1】
キズイセン、カーネーション、ジャスミン、シソ、セロリーのいずれか一種又は複数種からの香料を含有する痩身作用を有することを特徴とする、組成物。
【請求項2】
キズイセン、カーネーション、ジャスミン、シソ、セロリーのいずれか一種又は複数種からの香料に、更に、海草抽出物を加えた痩身作用を有することを特徴とする、組成物。
【請求項3】
キズイセン、カーネーション、ジャスミン、シソ、セロリーのいずれか一種又は複数種からの香料に、海草抽出物に、更に、コンキオリン抽出物を加えた痩身作用を有すること特徴とする組成物。
【請求項4】
請求項1から3記載の組成物を含有する、痩身作用を有することを特徴とする、化粧料。






































【公開番号】特開2006−36682(P2006−36682A)
【公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−218017(P2004−218017)
【出願日】平成16年7月27日(2004.7.27)
【出願人】(304033502)
【Fターム(参考)】