癌を治療するためのインテグリンリガンドの連続投与
本発明は、インテグリンリガンドと共に連続的に投与したときに相乗的効力を有する共治療剤または治療形態(化学療法剤およびまたは放射線療法など)と一緒の、前記リガンド、好ましくはインテグリンアンタゴニストの連続投与を含む、腫瘍および腫瘍転移の治療のための併用療法に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
癌の治療のための医薬の製造のための少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドの使用であって、医薬を、少なくとも24時間連続に亘って概ねゼロ次速度過程を達成する様式で患者に投与し、医薬を、
a)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤、ならびに
b)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤
から選択される少なくとも1種のさらなる薬剤と組み合わせて用いる、使用。
【請求項2】
癌の治療のための医薬の製造のための少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドの使用であって、医薬を、少なくとも24時間連続の概ね一定の用量率での投与によって患者に提供し、医薬を、
a)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤、ならびに
b)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤
から選択される少なくとも1種のさらなる薬剤と組み合わせて用いる、使用。
【請求項3】
1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤が、白金含有化学療法剤およびオキサザホスホリンからなる群から選択される1種もしくは複数の化合物を含む、請求項1または2に記載の使用。
【請求項4】
少なくとも1種のインテグリンリガンドが、αvβ3および/またはαvβ5インテグリン阻害剤からなる群から選択される、請求項1から3の一項または複数項に記載の使用。
【請求項5】
少なくとも1種のインテグリンリガンドが、シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩を含む、請求項1から4の一項または複数項に記載の使用。
【請求項6】
治療される癌が、EGFR依存性癌である、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項7】
治療される癌が、肺がんである、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項8】
癌が、頭頸部がんである、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項9】
癌が、多形神経膠芽腫(GBM)、小細胞肺がん(SCLC)、非小細胞肺がん(NSCLC)および頭頸部の扁平上皮細胞がん(SCCHN)、ならびにその転移、好ましくは小細胞肺がん(SCLC)、非小細胞肺がん(NSCLC)および頭頸部の扁平上皮細胞がん(SCCHN)からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項10】
1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤が、白金含有化合物であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、ならびに/またはオキサザホスホリンであるシクロホスファミド、イホスファミドおよびトロホスファミドからなる群から選択される、1種もしくは複数の化合物を含む、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項11】
少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、
i)EGFR阻害剤、
ii)細胞増殖抑制アルカロイド、
iii)細胞増殖抑制抗生物質、
iv)代謝拮抗剤、
その薬学的に許容される誘導体、塩および/または溶媒和物、ならびに
v)放射線療法
からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項12】
少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、
i)抗EGFR生物学的製剤および化学誘導化合物から選択されるEGFR阻害剤、
ii)ポドフィロトキシン、ビンカアルカロイド、タキサンおよびカンプトテシンから選択される細胞増殖抑制アルカロイド、
iii)アントラサイクリンから選択される細胞増殖抑制抗生物質、ならびに
iv)ピリミジンアンタゴニストおよび葉酸代謝拮抗剤から選択される代謝拮抗剤、
ならびにその薬学的に許容される誘導体、塩および/または溶媒和物からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項13】
少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、
i)セツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブからなる群、ならびに/またはゲフィチニブ、エルロチニブおよびラパチニブからなる群から選択されるEGFR阻害剤、
ii)エトポシド、ビンブラスチンおよびテニポシドからなる群、ビノレルビン、ビンクリスチンおよびビンデシンからなる群、ドセタキセルおよびパクリタキセルからなる群、ならびに/またはイリノテカンおよびトポテカンからなる群から選択される細胞増殖抑制アルカロイド、
iii)ドキソルビシン、イダルビシン、ダウノルビシン、エピルビシンおよびバルルビシンからなる群から選択される細胞増殖抑制抗生物質、ならびに
iv)5−フルオロウラシル、カペシタビン、シトシンアラビノシドおよびジフルオロデキシシチジンからなる群、ならびに/またはペメトレキセド、メトトレキサートおよびラルチトレキセドからなる群から選択される代謝拮抗剤、
ならびにその薬学的に許容される誘導体、塩および/または溶媒和物からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項14】
シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択される少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、概ね一定の用量率で1時間当たり1mg〜100mgの範囲で、少なくとも24時間連続患者に投与する、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項15】
白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンを、2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、100〜1000mgの量で患者に投与する、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項16】
i)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドが、シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および塩からなる群から選択される1種もしくは複数の化合物を含み、
ii)癌が、小細胞肺がん(SCLC)であり、
iii)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤およびオキサザホスホリンからなる群から選択される1種もしくは複数の化合物を含み、
iv)任意選択の、少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、細胞増殖抑制アルカロイドおよび細胞増殖抑制抗生物質からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項17】
i)白金含有化学療法剤が、シスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、
ii)オキサザホスホリンが、シクロホスファミドであり、
iii)細胞増殖抑制アルカロイドが、ポドフィロトキシン、ビンカアルカロイドおよびカンプトテシンからなる群から選択され、
iv)細胞増殖抑制抗生物質が、アントラサイクリンから選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項16に記載の使用。
【請求項18】
細胞増殖抑制アルカロイドが、エトポシド、イリノテカンおよびビンクリスチンからなる群から選択され、細胞増殖抑制抗生物質が、ドキソルビシンおよびイダルビシンからなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項17に記載の使用。
【請求項19】
i)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、
ii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、ポドフィロトキシンであるエトポシド、ビンブラスチンおよびテニポシドからなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項16に記載の使用。
【請求項20】
i)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドが、シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択され、
ii)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、かつ
iii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、エトポシド、ビンブラスチンおよびビンクリスチンからなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項21】
シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択される少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、1週間当たり168mg〜16800mgの量で患者に投与する、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項22】
i)白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択される1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)を、2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、100〜1000mgの量で患者に投与し、かつ
ii)エトポシド、ビンブラスチンおよびビンクリスチンからなる群から選択される、少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)を、2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、50〜1000mgの量で患者に投与する、前記請求項の一項または複数項、特に請求項17から21の一項または複数項に記載の使用。
【請求項23】
i)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドが、シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および塩からなる群から選択される1種もしくは複数の化合物を含み、
ii)癌が、非小細胞肺がん(NSCLC)であり、
iii)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤からなる群から選択される1種もしくは複数の化合物を含み、
iv)任意選択の、少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、EGFR阻害剤、細胞増殖抑制アルカロイドおよび代謝拮抗剤からなる群から選択される、請求項1から15の一項または複数項に記載の使用。
【請求項24】
i)白金含有化学療法剤が、シスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、
ii)代謝拮抗剤が、葉酸代謝拮抗剤およびピリミジンアンタゴニストからなる群から選択され、
iii)細胞増殖抑制アルカロイドが、ビンカアルカロイド、ポドフィロトキシンおよびタキサンからなる群から選択され、かつ/または
iv)EGFR阻害剤が、抗EGFR生物学的製剤および化学誘導化合物からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項23に記載の使用。
【請求項25】
EGFR阻害剤が、セツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブからなる群、ならびに/またはゲフィチニブ、エルロチニブおよびラパチニブからなる群から選択され、細胞増殖抑制アルカロイドが、ビノレルビンおよびビンクリスチンからなる群、ならびに/またはパクリタキセルおよびドセタキセルからなる群から選択され、代謝拮抗剤が、ゲムシタビンおよびペメトレキセドからなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項23または24に記載の使用。
【請求項26】
i)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、かつ/または
ii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、抗EGFR生物学的製剤であるセツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブ、ならびにビンカアルカロイドであるビノレルビンおよびビンクリスチンからなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項23、24または25に記載の使用。
【請求項27】
i)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドが、シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択され、
ii)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、かつ/あるいは
iii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、
α)セツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブからなる群から選択される、1種もしくは複数の抗EGFR生物学的製剤、ならびに/または
β)細胞増殖抑制アルカロイドであるビノレルビンおよびビンクリスチンからなる群から選択される1種もしくは複数の化合物
を任意選択で含む、前記請求項の一項または複数項、特に請求項23、24、25または26に記載の使用。
【請求項28】
シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択される少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、1週間当たり1200mg〜12000mgの量で患者に投与する、前記請求項の一項または複数項、特に請求項23、24、25、26および27に記載の使用。
【請求項29】
シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択される少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、1週間当たり2000mg〜8000mgの量で患者に投与する、前記請求項の一項または複数項、特に請求項23、24、25、26、27または28に記載の使用。
【請求項30】
ii)白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択される1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)を、2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、100〜1000mgの量で患者に投与し、かつ
iiii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、
α)2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、200〜2000mgの量で患者に投与される、セツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブからなる群から選択される、1種もしくは複数の抗EGFR生物学的製剤、ならびに/または
β)2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、25〜6000mgの量で患者に投与される、細胞増殖抑制アルカロイドであるビノレルビンおよびビンクリスチンからなる群、パクリタキセルおよびドセタキセルからなる群、ならびに/または代謝拮抗剤であるゲムシタビンおよびペメトレキセドからなる群から選択される1種もしくは複数の化合物
を任意選択で含む、前記請求項の一項または複数項、特に請求項24から29の一項または複数項に記載の使用。
【請求項31】
i)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドが、シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および塩からなる群から選択される1種もしくは複数の化合物を含み、
ii)癌が、頭頸部がん(HN)であり、
iii)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤からなる群から選択される1種もしくは複数の化合物を含み、かつ/または
iv)任意選択の、少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、EGFR阻害剤、細胞増殖抑制アルカロイドおよび代謝拮抗剤からなる群から選択される、請求項1から15の一項または複数項に記載の使用。
【請求項32】
i)白金含有化学療法剤が、シスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、
ii)代謝拮抗剤が、葉酸代謝拮抗剤およびピリミジンアンタゴニストからなる群から選択され、
iii)細胞増殖抑制アルカロイドが、ビンカアルカロイドおよびタキサンからなる群から選択され、かつ/または
iv)EGFR阻害剤が、抗EGFR生物学的製剤および化学誘導化合物からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項31に記載の使用。
【請求項33】
EGFR阻害剤が、セツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブからなる群、ならびに/またはゲフィチニブ、エルロチニブおよびラパチニブからなる群から選択され、細胞増殖抑制アルカロイドが、ビノレルビンおよびビンクリスチンからなる群、ならびに/またはパクリタキセルおよびドセタキセルからなる群から選択され、代謝拮抗剤が、5−フルオロウラシルおよびペメトレキセドからなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項31または31に記載の使用。
【請求項34】
i)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、かつ/または
ii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、抗EGFR生物学的製剤であるセツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブ、代謝拮抗剤である5−フルオロウラシルおよびペメトレキセド、ならびにタキサンであるドセタキセルおよびパクリタキセルからなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項31、32または33に記載の使用。
【請求項35】
i)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドが、シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択され、
ii)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、かつ/あるいは
iii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、
α)セツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブからなる群から選択される、1種もしくは複数の抗EGFR生物学的製剤、ならびに/または
β)代謝拮抗剤である5−フルオロウラシルおよびペメトレキセド、および/もしくはタキサンであるドセタキセルおよびパクリタキセルからなる群から選択される1種もしくは複数の化合物
を任意選択で含む、前記請求項の一項または複数項、特に請求項31から34の一項または複数項に記載の使用。
【請求項36】
シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択される少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、1週間当たり1200mg〜12000mgの量で患者に投与する、前記請求項の一項または複数項、特に請求項31から35の一項または複数項に記載の使用。
【請求項37】
シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択される少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、1週間当たり2000mg〜8000mgの量で患者に投与する、前記請求項の一項または複数項、特に請求項31、32、33、34、35または36の一項または複数項に記載の使用。
【請求項38】
ii)白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択される1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)を、2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、100〜1000mgの量で患者に投与し、かつ
iii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、
α)2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、200〜2000mgの量で患者に投与される、セツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブからなる群から選択される、1種もしくは複数の抗EGFR生物学的製剤、ならびに/あるいは
β)2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、150〜7500mgの量で患者に投与される、代謝拮抗剤である5−フルオロウラシルおよびペメトレキセドからなる群、ならびに/またはタキサンであるパクリタキセルおよびドセタキセルからなる群から選択される1種もしくは複数の化合物
を任意選択で含む、前記請求項の一項または複数項、特に請求項31から37の一項または複数項に記載の使用。
【請求項39】
2〜4週間の期間内の患者への前記投与を、実質的に休止を伴わないで1〜12回繰り返す、請求項22、30または38の一項または複数項に記載の使用。
【請求項40】
a)特異的インテグリンリガンドに関する連続投与、ならびに
b)i)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤、ならびに/または
ii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤
に関する2〜4週間の期間内の患者への投与が、1週間または数週間平行して行われる、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項41】
癌の治療のための併用療法としての合わせた使用のための医薬を生成するための方法であって、医薬が、好ましくは2つ以上の別々の治療形態にて、
a)好ましくは少なくとも24時間連続の概ね一定の用量率での投与を提供することができる、少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを含有する組成物、ならびに
b)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤を含有する組成物、ならびに/または
c)a)の少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよびb)の1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤と異なる、少なくとも1種のさらなる癌共治療剤を含有する組成物
を含む、方法。
【請求項42】
対象における癌を治療するための方法であって、
a)対象に、少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、対象において少なくとも24時間連続に亘って概ねゼロ次速度過程を達成する様式で投与すること、
b)対象に、1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤を投与すること、ならびに/または
c)対象に、a)の少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよびb)の1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤と異なる、少なくとも1種のさらなる癌共治療剤を投与すること
を含む、方法。
【請求項43】
少なくとも1種のインテグリンリガンドが、αvインテグリン阻害剤、好ましくはαvβ3阻害剤および/またはαvβ5阻害剤、最も好ましくはシクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択される、請求項41または42に記載の方法。
【請求項44】
i)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤が、前記請求項の一項に記載の通りであり、かつ/あるいは
ii)a)の少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよびb)の1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤と異なる、少なくとも1種のさらなる癌共治療剤が、
α)前記請求項の一項に記載の通りであり、特に少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤であり、または
β)放射線療法である、前記請求項の一項または複数項、特に請求項41から43の一項または複数項に記載の方法または使用。
【請求項45】
a)の少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよびb)の1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤とは異なる、c)の少なくとも1種の癌共治療剤が、化学療法薬、細胞毒性剤、免疫毒性剤および/または放射線療法からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項に記載の方法。
【請求項46】
癌が、多形神経膠芽腫(GBM)、小細胞肺がん(SCLC)、非小細胞肺がん(NSCLC)および頭頸部の扁平上皮細胞がん(SCCHN)、ならびにその転移からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項41から45の一項または複数項に記載の方法または使用。
【請求項47】
患者に投与される
i)a)の少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドの量、
ii)b)の1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤の量、ならびに/または
iii)a)の少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよびb)の1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、c)の1種もしくは複数のさらなる化学療法剤の量
が、前記請求項の一項に記載の通りであり、好ましくは前記使用請求項に記載の通りである、前記請求項の一項または複数項、特に請求項41から46の一項または複数項に記載の方法または使用。
【請求項48】
少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、少なくとも24時間連続に亘って概ねゼロ次速度過程を達成する様式で対象または患者に投与している間に、
b)による1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤、および/または
c)による少なくとも1種のさらなる癌共治療剤(a)の少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよびb)の1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤と異なる)を、対象または患者に1回または複数回投与する、前記請求項の一項または複数項に記載の方法または使用。
【請求項49】
医薬が、DNAメチル化状態が増加している患者の治療において使用される、前記請求項の一項または複数項に記載の方法または使用。
【請求項50】
医薬が、少なくとも1つのMGMT遺伝子の少なくとも1つのプロモーターの部分的もしくは完全なメチル化を示す患者の治療において使用される、前記請求項の一項または複数項に記載の方法または使用。
【請求項51】
医薬が、新たに診断された癌の治療において、好ましくは第一選択の化学療法の場面において使用される、前記請求項の一項または複数項に記載の方法または使用。
【請求項52】
医薬が、放射線療法、好ましくは外部ビーム放射線とさらに組み合わせて使用される、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項53】
放射線療法を含み、好ましくはさらに放射線療法を含む、前記請求項の一項または複数項に記載の方法。
【請求項1】
癌の治療のための医薬の製造のための少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドの使用であって、医薬を、少なくとも24時間連続に亘って概ねゼロ次速度過程を達成する様式で患者に投与し、医薬を、
a)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤、ならびに
b)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤
から選択される少なくとも1種のさらなる薬剤と組み合わせて用いる、使用。
【請求項2】
癌の治療のための医薬の製造のための少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドの使用であって、医薬を、少なくとも24時間連続の概ね一定の用量率での投与によって患者に提供し、医薬を、
a)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤、ならびに
b)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤
から選択される少なくとも1種のさらなる薬剤と組み合わせて用いる、使用。
【請求項3】
1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤が、白金含有化学療法剤およびオキサザホスホリンからなる群から選択される1種もしくは複数の化合物を含む、請求項1または2に記載の使用。
【請求項4】
少なくとも1種のインテグリンリガンドが、αvβ3および/またはαvβ5インテグリン阻害剤からなる群から選択される、請求項1から3の一項または複数項に記載の使用。
【請求項5】
少なくとも1種のインテグリンリガンドが、シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩を含む、請求項1から4の一項または複数項に記載の使用。
【請求項6】
治療される癌が、EGFR依存性癌である、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項7】
治療される癌が、肺がんである、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項8】
癌が、頭頸部がんである、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項9】
癌が、多形神経膠芽腫(GBM)、小細胞肺がん(SCLC)、非小細胞肺がん(NSCLC)および頭頸部の扁平上皮細胞がん(SCCHN)、ならびにその転移、好ましくは小細胞肺がん(SCLC)、非小細胞肺がん(NSCLC)および頭頸部の扁平上皮細胞がん(SCCHN)からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項10】
1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤が、白金含有化合物であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、ならびに/またはオキサザホスホリンであるシクロホスファミド、イホスファミドおよびトロホスファミドからなる群から選択される、1種もしくは複数の化合物を含む、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項11】
少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、
i)EGFR阻害剤、
ii)細胞増殖抑制アルカロイド、
iii)細胞増殖抑制抗生物質、
iv)代謝拮抗剤、
その薬学的に許容される誘導体、塩および/または溶媒和物、ならびに
v)放射線療法
からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項12】
少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、
i)抗EGFR生物学的製剤および化学誘導化合物から選択されるEGFR阻害剤、
ii)ポドフィロトキシン、ビンカアルカロイド、タキサンおよびカンプトテシンから選択される細胞増殖抑制アルカロイド、
iii)アントラサイクリンから選択される細胞増殖抑制抗生物質、ならびに
iv)ピリミジンアンタゴニストおよび葉酸代謝拮抗剤から選択される代謝拮抗剤、
ならびにその薬学的に許容される誘導体、塩および/または溶媒和物からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項13】
少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、
i)セツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブからなる群、ならびに/またはゲフィチニブ、エルロチニブおよびラパチニブからなる群から選択されるEGFR阻害剤、
ii)エトポシド、ビンブラスチンおよびテニポシドからなる群、ビノレルビン、ビンクリスチンおよびビンデシンからなる群、ドセタキセルおよびパクリタキセルからなる群、ならびに/またはイリノテカンおよびトポテカンからなる群から選択される細胞増殖抑制アルカロイド、
iii)ドキソルビシン、イダルビシン、ダウノルビシン、エピルビシンおよびバルルビシンからなる群から選択される細胞増殖抑制抗生物質、ならびに
iv)5−フルオロウラシル、カペシタビン、シトシンアラビノシドおよびジフルオロデキシシチジンからなる群、ならびに/またはペメトレキセド、メトトレキサートおよびラルチトレキセドからなる群から選択される代謝拮抗剤、
ならびにその薬学的に許容される誘導体、塩および/または溶媒和物からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項14】
シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択される少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、概ね一定の用量率で1時間当たり1mg〜100mgの範囲で、少なくとも24時間連続患者に投与する、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項15】
白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンを、2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、100〜1000mgの量で患者に投与する、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項16】
i)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドが、シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および塩からなる群から選択される1種もしくは複数の化合物を含み、
ii)癌が、小細胞肺がん(SCLC)であり、
iii)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤およびオキサザホスホリンからなる群から選択される1種もしくは複数の化合物を含み、
iv)任意選択の、少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、細胞増殖抑制アルカロイドおよび細胞増殖抑制抗生物質からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項17】
i)白金含有化学療法剤が、シスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、
ii)オキサザホスホリンが、シクロホスファミドであり、
iii)細胞増殖抑制アルカロイドが、ポドフィロトキシン、ビンカアルカロイドおよびカンプトテシンからなる群から選択され、
iv)細胞増殖抑制抗生物質が、アントラサイクリンから選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項16に記載の使用。
【請求項18】
細胞増殖抑制アルカロイドが、エトポシド、イリノテカンおよびビンクリスチンからなる群から選択され、細胞増殖抑制抗生物質が、ドキソルビシンおよびイダルビシンからなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項17に記載の使用。
【請求項19】
i)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、
ii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、ポドフィロトキシンであるエトポシド、ビンブラスチンおよびテニポシドからなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項16に記載の使用。
【請求項20】
i)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドが、シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択され、
ii)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、かつ
iii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、エトポシド、ビンブラスチンおよびビンクリスチンからなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項21】
シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択される少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、1週間当たり168mg〜16800mgの量で患者に投与する、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項22】
i)白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択される1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)を、2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、100〜1000mgの量で患者に投与し、かつ
ii)エトポシド、ビンブラスチンおよびビンクリスチンからなる群から選択される、少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)を、2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、50〜1000mgの量で患者に投与する、前記請求項の一項または複数項、特に請求項17から21の一項または複数項に記載の使用。
【請求項23】
i)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドが、シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および塩からなる群から選択される1種もしくは複数の化合物を含み、
ii)癌が、非小細胞肺がん(NSCLC)であり、
iii)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤からなる群から選択される1種もしくは複数の化合物を含み、
iv)任意選択の、少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、EGFR阻害剤、細胞増殖抑制アルカロイドおよび代謝拮抗剤からなる群から選択される、請求項1から15の一項または複数項に記載の使用。
【請求項24】
i)白金含有化学療法剤が、シスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、
ii)代謝拮抗剤が、葉酸代謝拮抗剤およびピリミジンアンタゴニストからなる群から選択され、
iii)細胞増殖抑制アルカロイドが、ビンカアルカロイド、ポドフィロトキシンおよびタキサンからなる群から選択され、かつ/または
iv)EGFR阻害剤が、抗EGFR生物学的製剤および化学誘導化合物からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項23に記載の使用。
【請求項25】
EGFR阻害剤が、セツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブからなる群、ならびに/またはゲフィチニブ、エルロチニブおよびラパチニブからなる群から選択され、細胞増殖抑制アルカロイドが、ビノレルビンおよびビンクリスチンからなる群、ならびに/またはパクリタキセルおよびドセタキセルからなる群から選択され、代謝拮抗剤が、ゲムシタビンおよびペメトレキセドからなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項23または24に記載の使用。
【請求項26】
i)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、かつ/または
ii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、抗EGFR生物学的製剤であるセツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブ、ならびにビンカアルカロイドであるビノレルビンおよびビンクリスチンからなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項23、24または25に記載の使用。
【請求項27】
i)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドが、シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択され、
ii)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、かつ/あるいは
iii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、
α)セツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブからなる群から選択される、1種もしくは複数の抗EGFR生物学的製剤、ならびに/または
β)細胞増殖抑制アルカロイドであるビノレルビンおよびビンクリスチンからなる群から選択される1種もしくは複数の化合物
を任意選択で含む、前記請求項の一項または複数項、特に請求項23、24、25または26に記載の使用。
【請求項28】
シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択される少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、1週間当たり1200mg〜12000mgの量で患者に投与する、前記請求項の一項または複数項、特に請求項23、24、25、26および27に記載の使用。
【請求項29】
シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択される少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、1週間当たり2000mg〜8000mgの量で患者に投与する、前記請求項の一項または複数項、特に請求項23、24、25、26、27または28に記載の使用。
【請求項30】
ii)白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択される1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)を、2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、100〜1000mgの量で患者に投与し、かつ
iiii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、
α)2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、200〜2000mgの量で患者に投与される、セツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブからなる群から選択される、1種もしくは複数の抗EGFR生物学的製剤、ならびに/または
β)2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、25〜6000mgの量で患者に投与される、細胞増殖抑制アルカロイドであるビノレルビンおよびビンクリスチンからなる群、パクリタキセルおよびドセタキセルからなる群、ならびに/または代謝拮抗剤であるゲムシタビンおよびペメトレキセドからなる群から選択される1種もしくは複数の化合物
を任意選択で含む、前記請求項の一項または複数項、特に請求項24から29の一項または複数項に記載の使用。
【請求項31】
i)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドが、シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および塩からなる群から選択される1種もしくは複数の化合物を含み、
ii)癌が、頭頸部がん(HN)であり、
iii)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤からなる群から選択される1種もしくは複数の化合物を含み、かつ/または
iv)任意選択の、少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、EGFR阻害剤、細胞増殖抑制アルカロイドおよび代謝拮抗剤からなる群から選択される、請求項1から15の一項または複数項に記載の使用。
【請求項32】
i)白金含有化学療法剤が、シスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、
ii)代謝拮抗剤が、葉酸代謝拮抗剤およびピリミジンアンタゴニストからなる群から選択され、
iii)細胞増殖抑制アルカロイドが、ビンカアルカロイドおよびタキサンからなる群から選択され、かつ/または
iv)EGFR阻害剤が、抗EGFR生物学的製剤および化学誘導化合物からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項31に記載の使用。
【請求項33】
EGFR阻害剤が、セツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブからなる群、ならびに/またはゲフィチニブ、エルロチニブおよびラパチニブからなる群から選択され、細胞増殖抑制アルカロイドが、ビノレルビンおよびビンクリスチンからなる群、ならびに/またはパクリタキセルおよびドセタキセルからなる群から選択され、代謝拮抗剤が、5−フルオロウラシルおよびペメトレキセドからなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項31または31に記載の使用。
【請求項34】
i)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、かつ/または
ii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、抗EGFR生物学的製剤であるセツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブ、代謝拮抗剤である5−フルオロウラシルおよびペメトレキセド、ならびにタキサンであるドセタキセルおよびパクリタキセルからなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項31、32または33に記載の使用。
【請求項35】
i)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドが、シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択され、
ii)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)が、白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択され、かつ/あるいは
iii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、
α)セツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブからなる群から選択される、1種もしくは複数の抗EGFR生物学的製剤、ならびに/または
β)代謝拮抗剤である5−フルオロウラシルおよびペメトレキセド、および/もしくはタキサンであるドセタキセルおよびパクリタキセルからなる群から選択される1種もしくは複数の化合物
を任意選択で含む、前記請求項の一項または複数項、特に請求項31から34の一項または複数項に記載の使用。
【請求項36】
シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択される少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、1週間当たり1200mg〜12000mgの量で患者に投与する、前記請求項の一項または複数項、特に請求項31から35の一項または複数項に記載の使用。
【請求項37】
シクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択される少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、1週間当たり2000mg〜8000mgの量で患者に投与する、前記請求項の一項または複数項、特に請求項31、32、33、34、35または36の一項または複数項に記載の使用。
【請求項38】
ii)白金含有化学療法剤であるシスプラチン、カルボプラチンおよびオキサリプラチンからなる群から選択される1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤(a)を、2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、100〜1000mgの量で患者に投与し、かつ
iii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤(b)が、
α)2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、200〜2000mgの量で患者に投与される、セツキシマブ、パニツムマブ、ザルツムマブ、ニモツズマブおよびマツズマブからなる群から選択される、1種もしくは複数の抗EGFR生物学的製剤、ならびに/あるいは
β)2〜4週間の期間内に1つもしくは複数の部分で、150〜7500mgの量で患者に投与される、代謝拮抗剤である5−フルオロウラシルおよびペメトレキセドからなる群、ならびに/またはタキサンであるパクリタキセルおよびドセタキセルからなる群から選択される1種もしくは複数の化合物
を任意選択で含む、前記請求項の一項または複数項、特に請求項31から37の一項または複数項に記載の使用。
【請求項39】
2〜4週間の期間内の患者への前記投与を、実質的に休止を伴わないで1〜12回繰り返す、請求項22、30または38の一項または複数項に記載の使用。
【請求項40】
a)特異的インテグリンリガンドに関する連続投与、ならびに
b)i)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤、ならびに/または
ii)少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤
に関する2〜4週間の期間内の患者への投与が、1週間または数週間平行して行われる、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項41】
癌の治療のための併用療法としての合わせた使用のための医薬を生成するための方法であって、医薬が、好ましくは2つ以上の別々の治療形態にて、
a)好ましくは少なくとも24時間連続の概ね一定の用量率での投与を提供することができる、少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを含有する組成物、ならびに
b)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤を含有する組成物、ならびに/または
c)a)の少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよびb)の1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤と異なる、少なくとも1種のさらなる癌共治療剤を含有する組成物
を含む、方法。
【請求項42】
対象における癌を治療するための方法であって、
a)対象に、少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、対象において少なくとも24時間連続に亘って概ねゼロ次速度過程を達成する様式で投与すること、
b)対象に、1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤を投与すること、ならびに/または
c)対象に、a)の少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよびb)の1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤と異なる、少なくとも1種のさらなる癌共治療剤を投与すること
を含む、方法。
【請求項43】
少なくとも1種のインテグリンリガンドが、αvインテグリン阻害剤、好ましくはαvβ3阻害剤および/またはαvβ5阻害剤、最も好ましくはシクロ−(Arg−Gly−Asp−DPhe−NMe−Val)、その薬学的に許容される誘導体、溶媒和物および/または塩からなる群から選択される、請求項41または42に記載の方法。
【請求項44】
i)1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤が、前記請求項の一項に記載の通りであり、かつ/あるいは
ii)a)の少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよびb)の1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤と異なる、少なくとも1種のさらなる癌共治療剤が、
α)前記請求項の一項に記載の通りであり、特に少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよび1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、1種もしくは複数のさらなる化学療法剤であり、または
β)放射線療法である、前記請求項の一項または複数項、特に請求項41から43の一項または複数項に記載の方法または使用。
【請求項45】
a)の少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよびb)の1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤とは異なる、c)の少なくとも1種の癌共治療剤が、化学療法薬、細胞毒性剤、免疫毒性剤および/または放射線療法からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項に記載の方法。
【請求項46】
癌が、多形神経膠芽腫(GBM)、小細胞肺がん(SCLC)、非小細胞肺がん(NSCLC)および頭頸部の扁平上皮細胞がん(SCCHN)、ならびにその転移からなる群から選択される、前記請求項の一項または複数項、特に請求項41から45の一項または複数項に記載の方法または使用。
【請求項47】
患者に投与される
i)a)の少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドの量、
ii)b)の1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤の量、ならびに/または
iii)a)の少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよびb)の1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤以外の、c)の1種もしくは複数のさらなる化学療法剤の量
が、前記請求項の一項に記載の通りであり、好ましくは前記使用請求項に記載の通りである、前記請求項の一項または複数項、特に請求項41から46の一項または複数項に記載の方法または使用。
【請求項48】
少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドを、少なくとも24時間連続に亘って概ねゼロ次速度過程を達成する様式で対象または患者に投与している間に、
b)による1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤、および/または
c)による少なくとも1種のさらなる癌共治療剤(a)の少なくとも1種の特異的インテグリンリガンドおよびb)の1種もしくは複数のアルキル化化学療法剤と異なる)を、対象または患者に1回または複数回投与する、前記請求項の一項または複数項に記載の方法または使用。
【請求項49】
医薬が、DNAメチル化状態が増加している患者の治療において使用される、前記請求項の一項または複数項に記載の方法または使用。
【請求項50】
医薬が、少なくとも1つのMGMT遺伝子の少なくとも1つのプロモーターの部分的もしくは完全なメチル化を示す患者の治療において使用される、前記請求項の一項または複数項に記載の方法または使用。
【請求項51】
医薬が、新たに診断された癌の治療において、好ましくは第一選択の化学療法の場面において使用される、前記請求項の一項または複数項に記載の方法または使用。
【請求項52】
医薬が、放射線療法、好ましくは外部ビーム放射線とさらに組み合わせて使用される、前記請求項の一項または複数項に記載の使用。
【請求項53】
放射線療法を含み、好ましくはさらに放射線療法を含む、前記請求項の一項または複数項に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5a】
【図5b】
【図6a】
【図6b】
【図7】
【図8】
【図9a】
【図9b】
【図9c】
【図10a】
【図10b】
【図11a】
【図11b】
【図11c】
【図12】
【図13a】
【図13b】
【図14】
【図15a】
【図15b】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19a】
【図19b】
【図20】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5a】
【図5b】
【図6a】
【図6b】
【図7】
【図8】
【図9a】
【図9b】
【図9c】
【図10a】
【図10b】
【図11a】
【図11b】
【図11c】
【図12】
【図13a】
【図13b】
【図14】
【図15a】
【図15b】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19a】
【図19b】
【図20】
【公表番号】特表2012−528079(P2012−528079A)
【公表日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−511202(P2012−511202)
【出願日】平成22年5月25日(2010.5.25)
【国際出願番号】PCT/EP2010/003162
【国際公開番号】WO2010/136168
【国際公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【出願人】(591032596)メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (1,043)
【氏名又は名称原語表記】Merck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung
【住所又は居所原語表記】Frankfurter Str. 250,D−64293 Darmstadt,Federal Republic of Germany
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年5月25日(2010.5.25)
【国際出願番号】PCT/EP2010/003162
【国際公開番号】WO2010/136168
【国際公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【出願人】(591032596)メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (1,043)
【氏名又は名称原語表記】Merck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung
【住所又は居所原語表記】Frankfurter Str. 250,D−64293 Darmstadt,Federal Republic of Germany
【Fターム(参考)】
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