皮膚の色素沈着を処理するための皮膚科学組成物
本発明は、生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノールおよび少なくとも1つの不飽和脂肪酸を含む皮膚用色素除去組成物、ならびにその医薬的または美容的使用に関する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノール（4-ヒドロキシアニソール）および少なくとも1つの不飽和または多価不飽和脂肪酸を含む皮膚用色素除去組成物、ならびに、その医薬的または美容的使用に関する。本発明による組成物は、また、日焼け止め剤も含む。
【背景技術】
【０００２】
皮膚の色素沈着は、真皮のメラノサイトでの、銅タンパク質酵素であるチロシナーゼの影響下でのチロシンの変換によるメラニンの合成が原因である。
【０００３】
それゆえ、皮膚の色素除去効果は、メラニンを分解する化合物、またはチロシンのメラニンへの変換機構をブロックするチロシナーゼ阻害剤を使用することによって得ることができる。
【０００４】
メクイノールは、色素除去活性が知られている化合物である。具体的には、チロシナーゼの基質として働き、真皮でのメラニンの合成機構をブロックする（Riley P., Journal of Pathology (1969), 97(2), 185-191）。特には、色素増加症などの色素沈着過度は、メラニンの過剰産生が原因である。この合成をブロックまたは減少させることによって、色素除去効果を得ることができる。
【非特許文献１】Riley P., Journal of Pathology (1969), 97(2), 185-191
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
驚くべきことに、本出願人は、メクイノールと脂肪酸との組み合わせによって、相乗効果として、メクイノール単独で得られる効果よりも極めて有効な色素除去反応を得ることができることを、そして、とりわけ、より心地よい使用感を得ることができることを見出した。
【０００６】
Ando et al.は、「“Linoleic acid and alpha-linolenic acid lighten UV-induced hyperpigmentation on the skin”, Arch. Dermatol. Res. Vol. 290, 1998」において、2つの脂肪酸の、日光への曝露によってもたらされるの色素沈着の阻止能力を開示している。
【０００７】
それにもかかわらず、より高い色素除去活性を有する組成物を見出す必要性が存在する。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明は、生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノールおよび不溶和脂肪酸を含む皮膚用色素除去組成物に関する。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００９】
用語「生理学的に許容可能な媒体」は、皮膚、粘膜および/または外皮と適合可能な媒体を意味する。
【００１０】
用語「脂肪酸」は、脂質の構成物質を意味する。脂肪酸は、鎖長および飽和度によって、すなわち、鎖を構成する炭素の数および炭素原子をつなぐ結合の一重結合であるかまたは二重結合性であるかによって、それぞれ異なる。
【００１１】
それゆえ、炭素原子が互いに一重結合を介してつながっている飽和脂肪酸、および炭素結合が互いに1つまたは複数の二重結合を介してつながっている不飽和脂肪酸を区別する。
【００１２】
本発明によれば、用語「不飽和脂肪酸」とは、不飽和脂肪酸および多価不飽和脂肪酸を意味する。
【００１３】
挙げることができる本発明による不飽和脂肪酸の非制限の例には、リノール酸、アラキドン酸、ソルビン酸、ドコサヘキサエン酸およびエイコサペンタエン酸が含まれる。
【００１４】
本発明による組み合わせを含む組成物を適用することにより、皮膚の顕著な漂白を得ることが可能となる。
【００１５】
本発明は、また、生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノール、少なくとも1つの不飽和または多価不飽和脂肪酸および少なくとも1つの日焼け止め剤を含む皮膚用色素除去組成物に関する。
【００１６】
本発明による組成物は、有利には、組成物の総重量に対して0.0001重量％から20重量％のメクイノール、および組成物の総重量に対して0.0001重量％から20重量％の脂肪酸、好ましくは、それぞれ、組成物の総重量に対して0.001重量％から10重量％のメクイノール、および組成物の総重量に対して0.025重量％から10重量％の脂肪酸を含む。
【００１７】
組成物は、また、組成物の総重量に対して0.001重量％から30.00重量％の範囲の好ましい濃度で、少なくとも1つの日焼け止め剤を含む。
【００１８】
非制限的な例として挙げることができる日焼け止め剤は、二酸化チタンおよび酸化亜鉛のような天然日焼け止め剤、オクトクリレン、エチルヘキシル メトキシシンナメート、オクチル サリチレート、アボベンゾン、オキシベンゾン、エカムスル(ecamsule)およびドロメトリゾール トリシロキサンのような化学的日焼け止め剤、またはそれらの混合物である。それぞれの日焼け止め剤は、組成物の総重量に対して0.001重量％から20重量％の範囲の濃度で添加することができる。
【００１９】
本発明の1つの実施態様においては、組成物は、幾つかの日焼け止め剤を含むことができ、この場合、それぞれの日焼け止め剤は、組成物の総重量に対して0.001重量％から20重量％の範囲の濃度で添加することができる。
【００２０】
本発明による組成物は、また、金属イオン封鎖剤、抗酸化剤、防腐剤、フィラー、電解液、湿潤剤、色素、一般的な無機酸もしくは有機酸または無機塩基もしくは有機塩基、芳香剤、エッセンシャルオイル、化粧品活性剤、保湿剤、ビタミン、必須アミノ酸、スフィンゴリピド、セルフ-タニング化合物、鎮静剤および皮膚防御剤などの、化粧品または医薬品で通常使用されている任意の添加剤を含むことができる。言うまでも無いが、当業者は、本発明による組成物の有利な特性に悪影響を及ぼさないように、または実質的に悪影響を及ぼさないように、この任意の添加化合物もしくはこれらの任意の添加化合物、および/または、それらの量を注意して選択するであろう。
【００２１】
これらの添加剤は、組成物の総重量に対して0.001重量％から20重量％の割合で組成物に存在することができる。
【００２２】
本発明の対象は、また、医薬としての、前記した医薬組成物である。
【００２３】
本発明の対象は、また、化粧品組成物である。
【００２４】
本発明による組み合わせを含む組成物は、局所的適用に通常使用されている任意の製剤形態、例えば、ローションもしくは美容液タイプの溶液、ゲルもしくは分散液の形態、脂肪相を水性相で分散させることによって得られる（O/W）、またはその逆で得られる（W/O）、乳液タイプの液体もしくは半液体コンシステンシーのエマルジョンの形態、または、クリームもしくはゲルタイプの柔らかな、半固体のまたは固体のコンシステンシーの懸濁液またはエマルジョンの形態、有利には、イオン性および/または非イオン性タイプのミクロエマルジョン、ミクロカプセル、ミクロ粒子または胞状分散液の形態とすることができる。
【００２５】
既知の方法で、本発明の化粧品組成物または皮膚科学組成物は、乳化剤、親水性または親油性ゲル化剤、酸化チタンおよびα-ヒドロキシ酸以外の親水性または親油性活性化剤、防腐剤、抗酸化剤、芳香剤、フィラー、スクリーニング剤および色素などの、化粧品または皮膚科学分野で一般的である補助剤を含むことができる。これら様々な補助剤の量は、化粧品および/または皮膚科学の分野で従来使用されている量、例えば、組成物の総重量の0.01％から20％の量である。その特徴に依存して、これら補助剤は、脂肪相、水性相および/または脂質小胞へと導入することができる。
【００２６】
本発明は、また、医薬品および化粧品における、前記した本発明による組成物の使用に関する。
【００２７】
本発明は、色素異常疾患を処理および予防するのに特に適している。好ましくは、本発明の組成物は、しみ、肝斑、黒子、老年性黒子、白斑、そばかす、表皮剥離、熱傷、傷跡、皮膚炎または接触アレルギーによって引き起こされる炎症性色素沈着；母斑、遺伝的原因による色素沈着、代謝的または医薬的原因による色素沈着、メラノーマまたは他の任意の色素障害、特に光誘導または皮膚および外皮の加齢によって誘導される色素異常などの
色素沈着を処理および予防するのに適する。
【００２８】
より好ましくは、本発明による組成物は、しみを処理するのに適する。
【００２９】
本発明による組成物は、化粧品への応用、特に日光の有害な性状に対する、具体的には色素沈着に対する保護への応用を見出した。
【００３０】
本発明は、また、メクイノールおよび不飽和または多価不飽和脂肪酸を含む組成物を、皮膚および/またはその外皮へと適用することを特徴とする、皮膚を美しくするための、および/または、皮膚の表面外観を優れたものにするための非治療的美容処理方法に関する。
【００３１】
以下の調合実施例は、本発明による組成物を示すが、本発明の範囲を限定するものではない。本発明による様々な組成物の色素除去活性を示す実施例も示す。
【実施例】
【００３２】
以下の組成物（実施例1から6）においては、様々な成分の割合を、組成物の総重量に対する重量割合で表す。
【００３３】
（実施例１）
【００３４】
【表１】
【００３５】
（実施例２）
【００３６】
【表２】
【００３７】
（実施例３）
【００３８】
【表３】
【００３９】
（実施例４）
【００４０】
【表４】
【００４１】
（実施例５）
【００４２】
【表５】
【００４３】
（実施例６）
【００４４】
【表６】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノール（4-ヒドロキシアニソール）および少なくとも1つの不飽和または多価不飽和脂肪酸を含む皮膚用色素除去組成物、ならびに、その医薬的または美容的使用に関する。本発明による組成物は、また、日焼け止め剤も含む。
【背景技術】
【０００２】
皮膚の色素沈着は、真皮のメラノサイトでの、銅タンパク質酵素であるチロシナーゼの影響下でのチロシンの変換によるメラニンの合成が原因である。
【０００３】
それゆえ、皮膚の色素除去効果は、メラニンを分解する化合物、またはチロシンのメラニンへの変換機構をブロックするチロシナーゼ阻害剤を使用することによって得ることができる。
【０００４】
メクイノールは、色素除去活性が知られている化合物である。具体的には、チロシナーゼの基質として働き、真皮でのメラニンの合成機構をブロックする（Riley P., Journal of Pathology (1969), 97(2), 185-191）。特には、色素増加症などの色素沈着過度は、メラニンの過剰産生が原因である。この合成をブロックまたは減少させることによって、色素除去効果を得ることができる。
【非特許文献１】Riley P., Journal of Pathology (1969), 97(2), 185-191
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
驚くべきことに、本出願人は、メクイノールと脂肪酸との組み合わせによって、相乗効果として、メクイノール単独で得られる効果よりも極めて有効な色素除去反応を得ることができることを、そして、とりわけ、より心地よい使用感を得ることができることを見出した。
【０００６】
Ando et al.は、「“Linoleic acid and alpha-linolenic acid lighten UV-induced hyperpigmentation on the skin”, Arch. Dermatol. Res. Vol. 290, 1998」において、2つの脂肪酸の、日光への曝露によってもたらされるの色素沈着の阻止能力を開示している。
【０００７】
それにもかかわらず、より高い色素除去活性を有する組成物を見出す必要性が存在する。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明は、生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノールおよび不溶和脂肪酸を含む皮膚用色素除去組成物に関する。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００９】
用語「生理学的に許容可能な媒体」は、皮膚、粘膜および/または外皮と適合可能な媒体を意味する。
【００１０】
用語「脂肪酸」は、脂質の構成物質を意味する。脂肪酸は、鎖長および飽和度によって、すなわち、鎖を構成する炭素の数および炭素原子をつなぐ結合の一重結合であるかまたは二重結合性であるかによって、それぞれ異なる。
【００１１】
それゆえ、炭素原子が互いに一重結合を介してつながっている飽和脂肪酸、および炭素結合が互いに1つまたは複数の二重結合を介してつながっている不飽和脂肪酸を区別する。
【００１２】
本発明によれば、用語「不飽和脂肪酸」とは、不飽和脂肪酸および多価不飽和脂肪酸を意味する。
【００１３】
挙げることができる本発明による不飽和脂肪酸の非制限の例には、リノール酸、アラキドン酸、ソルビン酸、ドコサヘキサエン酸およびエイコサペンタエン酸が含まれる。
【００１４】
本発明による組み合わせを含む組成物を適用することにより、皮膚の顕著な漂白を得ることが可能となる。
【００１５】
本発明は、また、生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノール、少なくとも1つの不飽和または多価不飽和脂肪酸および少なくとも1つの日焼け止め剤を含む皮膚用色素除去組成物に関する。
【００１６】
本発明による組成物は、有利には、組成物の総重量に対して0.0001重量％から20重量％のメクイノール、および組成物の総重量に対して0.0001重量％から20重量％の脂肪酸、好ましくは、それぞれ、組成物の総重量に対して0.001重量％から10重量％のメクイノール、および組成物の総重量に対して0.025重量％から10重量％の脂肪酸を含む。
【００１７】
組成物は、また、組成物の総重量に対して0.001重量％から30.00重量％の範囲の好ましい濃度で、少なくとも1つの日焼け止め剤を含む。
【００１８】
非制限的な例として挙げることができる日焼け止め剤は、二酸化チタンおよび酸化亜鉛のような天然日焼け止め剤、オクトクリレン、エチルヘキシル メトキシシンナメート、オクチル サリチレート、アボベンゾン、オキシベンゾン、エカムスル(ecamsule)およびドロメトリゾール トリシロキサンのような化学的日焼け止め剤、またはそれらの混合物である。それぞれの日焼け止め剤は、組成物の総重量に対して0.001重量％から20重量％の範囲の濃度で添加することができる。
【００１９】
本発明の1つの実施態様においては、組成物は、幾つかの日焼け止め剤を含むことができ、この場合、それぞれの日焼け止め剤は、組成物の総重量に対して0.001重量％から20重量％の範囲の濃度で添加することができる。
【００２０】
本発明による組成物は、また、金属イオン封鎖剤、抗酸化剤、防腐剤、フィラー、電解液、湿潤剤、色素、一般的な無機酸もしくは有機酸または無機塩基もしくは有機塩基、芳香剤、エッセンシャルオイル、化粧品活性剤、保湿剤、ビタミン、必須アミノ酸、スフィンゴリピド、セルフ-タニング化合物、鎮静剤および皮膚防御剤などの、化粧品または医薬品で通常使用されている任意の添加剤を含むことができる。言うまでも無いが、当業者は、本発明による組成物の有利な特性に悪影響を及ぼさないように、または実質的に悪影響を及ぼさないように、この任意の添加化合物もしくはこれらの任意の添加化合物、および/または、それらの量を注意して選択するであろう。
【００２１】
これらの添加剤は、組成物の総重量に対して0.001重量％から20重量％の割合で組成物に存在することができる。
【００２２】
本発明の対象は、また、医薬としての、前記した医薬組成物である。
【００２３】
本発明の対象は、また、化粧品組成物である。
【００２４】
本発明による組み合わせを含む組成物は、局所的適用に通常使用されている任意の製剤形態、例えば、ローションもしくは美容液タイプの溶液、ゲルもしくは分散液の形態、脂肪相を水性相で分散させることによって得られる（O/W）、またはその逆で得られる（W/O）、乳液タイプの液体もしくは半液体コンシステンシーのエマルジョンの形態、または、クリームもしくはゲルタイプの柔らかな、半固体のまたは固体のコンシステンシーの懸濁液またはエマルジョンの形態、有利には、イオン性および/または非イオン性タイプのミクロエマルジョン、ミクロカプセル、ミクロ粒子または胞状分散液の形態とすることができる。
【００２５】
既知の方法で、本発明の化粧品組成物または皮膚科学組成物は、乳化剤、親水性または親油性ゲル化剤、酸化チタンおよびα-ヒドロキシ酸以外の親水性または親油性活性化剤、防腐剤、抗酸化剤、芳香剤、フィラー、スクリーニング剤および色素などの、化粧品または皮膚科学分野で一般的である補助剤を含むことができる。これら様々な補助剤の量は、化粧品および/または皮膚科学の分野で従来使用されている量、例えば、組成物の総重量の0.01％から20％の量である。その特徴に依存して、これら補助剤は、脂肪相、水性相および/または脂質小胞へと導入することができる。
【００２６】
本発明は、また、医薬品および化粧品における、前記した本発明による組成物の使用に関する。
【００２７】
本発明は、色素異常疾患を処理および予防するのに特に適している。好ましくは、本発明の組成物は、しみ、肝斑、黒子、老年性黒子、白斑、そばかす、表皮剥離、熱傷、傷跡、皮膚炎または接触アレルギーによって引き起こされる炎症性色素沈着；母斑、遺伝的原因による色素沈着、代謝的または医薬的原因による色素沈着、メラノーマまたは他の任意の色素障害、特に光誘導または皮膚および外皮の加齢によって誘導される色素異常などの
色素沈着を処理および予防するのに適する。
【００２８】
より好ましくは、本発明による組成物は、しみを処理するのに適する。
【００２９】
本発明による組成物は、化粧品への応用、特に日光の有害な性状に対する、具体的には色素沈着に対する保護への応用を見出した。
【００３０】
本発明は、また、メクイノールおよび不飽和または多価不飽和脂肪酸を含む組成物を、皮膚および/またはその外皮へと適用することを特徴とする、皮膚を美しくするための、および/または、皮膚の表面外観を優れたものにするための非治療的美容処理方法に関する。
【００３１】
以下の調合実施例は、本発明による組成物を示すが、本発明の範囲を限定するものではない。本発明による様々な組成物の色素除去活性を示す実施例も示す。
【実施例】
【００３２】
以下の組成物（実施例1から6）においては、様々な成分の割合を、組成物の総重量に対する重量割合で表す。
【００３３】
（実施例１）
【００３４】
【表１】
【００３５】
（実施例２）
【００３６】
【表２】
【００３７】
（実施例３）
【００３８】
【表３】
【００３９】
（実施例４）
【００４０】
【表４】
【００４１】
（実施例５）
【００４２】
【表５】
【００４３】
（実施例６）
【００４４】
【表６】
【特許請求の範囲】
【請求項１】
生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノールおよび不飽和脂肪酸を含む皮膚用色素除去組成物。
【請求項２】
前記不飽和脂肪酸が、リノール酸、アラキドン酸、ソルビン酸、ドコサヘキサエン酸またはエイコサペンタエン酸であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項３】
少なくとも1つの日焼け止め剤も含む、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項４】
医薬品としての、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項５】
化粧品組成物であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項６】
色素沈着を予防または処理するための医薬調製物の製造のための、生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノールおよび不飽和脂肪酸を含む皮膚用色素除去組成物の使用。
【請求項７】
しみを予防または処理するための医薬調製物の製造のための、請求項6に記載の使用。
【請求項８】
日光の有害な性状に対して保護するための、生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノールおよび不飽和脂肪酸を含む皮膚用色素除去組成物の美容的使用。
【請求項９】
皮膚漂白剤としての、生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノールおよび不飽和脂肪酸を含む皮膚用色素除去組成物の美容的使用。
【請求項１０】
メクイノールおよび不飽和脂肪酸を含む組成物を、皮膚および/またはその外皮へと適用することを特徴とする、皮膚を美しくするための、および/または、皮膚の表面外観を優れたものにするための非治療的美容処理方法。
【請求項１】
生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノールおよび不飽和脂肪酸を含む皮膚用色素除去組成物。
【請求項２】
前記不飽和脂肪酸が、リノール酸、アラキドン酸、ソルビン酸、ドコサヘキサエン酸またはエイコサペンタエン酸であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項３】
少なくとも1つの日焼け止め剤も含む、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項４】
医薬品としての、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項５】
化粧品組成物であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項６】
色素沈着を予防または処理するための医薬調製物の製造のための、生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノールおよび不飽和脂肪酸を含む皮膚用色素除去組成物の使用。
【請求項７】
しみを予防または処理するための医薬調製物の製造のための、請求項6に記載の使用。
【請求項８】
日光の有害な性状に対して保護するための、生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノールおよび不飽和脂肪酸を含む皮膚用色素除去組成物の美容的使用。
【請求項９】
皮膚漂白剤としての、生理学的に許容可能な媒体中に、メクイノールおよび不飽和脂肪酸を含む皮膚用色素除去組成物の美容的使用。
【請求項１０】
メクイノールおよび不飽和脂肪酸を含む組成物を、皮膚および/またはその外皮へと適用することを特徴とする、皮膚を美しくするための、および/または、皮膚の表面外観を優れたものにするための非治療的美容処理方法。
【公表番号】特表２００７−５３７２１８（Ｐ２００７−５３７２１８Ａ）
【公表日】平成１９年１２月２０日（２００７．１２．２０）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−５１２２９３（Ｐ２００７−５１２２９３）
【出願日】平成１７年５月１３日（２００５．５．１３）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＦＲ２００５／００１２１３
【国際公開番号】ＷＯ２００５／１１５３２４
【国際公開日】平成１７年１２月８日（２００５．１２．８）
【出願人】（５９９０４５６０４）ガルデルマ・リサーチ・アンド・デヴェロップメント (117)
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成１９年１２月２０日（２００７．１２．２０）
【国際特許分類】
【出願日】平成１７年５月１３日（２００５．５．１３）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＦＲ２００５／００１２１３
【国際公開番号】ＷＯ２００５／１１５３２４
【国際公開日】平成１７年１２月８日（２００５．１２．８）
【出願人】（５９９０４５６０４）ガルデルマ・リサーチ・アンド・デヴェロップメント (117)
【Ｆターム（参考）】
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