結核阻害剤としてのピリミジン化合物
本発明は、結核を治療する阻害剤として有用な化合物IIに関する。本発明はまた、本発明の化合物を調製する方法を提供する。本発明は、ピリミジン化合物およびそれらの誘導体、ならびにヒトおよび非ヒトのためのMycobacterium tuberculosisに対する阻害剤としてのこれらの化合物の使用に関する。本発明は、被験体に治療有効量の本発明の化合物もしくは組成物を投与し、被験体においてPknBキナーゼによるキナーゼ基質のリン酸化を阻害する方法を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式IIの化合物、
【化115】
または薬学的に許容されるその塩
[式中、
環Dは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはカルボシクリルから選択される5〜7員の単環式環または8〜10員の二環式環であり、該ヘテロアリールまたはヘテロシクリル環は、窒素、酸素または硫黄から選択される1〜4個の環ヘテロ原子を有し、環Dは、独立に、任意の置換可能な環炭素においてはオキソまたは−R5で置換されており、任意の置換可能な環窒素においては−R4で置換されており、
RxおよびRyは、T−R3から独立に選択されるか、あるいはRxおよびRyは、それらの介在原子と一緒になって、酸素、硫黄、または窒素から選択される1〜3個の環ヘテロ原子を有する縮合した、不飽和または部分不飽和の5〜8員環を形成し、該縮合環上の任意の置換可能な炭素は、T−R3で任意選択で独立に置換されており、該環上の任意の置換可能な窒素は、R4で置換されており、
Tは、原子価結合またはC1〜4アルキリデン鎖であり、
R2’は、−Rまたは−T−W−R6から独立に選択されるか、あるいはR2およびR2’は、それらの介在原子と一緒になって、窒素、酸素、または硫黄から選択される0〜3個の環ヘテロ原子を含有する5〜8員の縮合した、不飽和または部分不飽和環を形成し、該縮合環は、ハロ、オキソ、−CN、−NO2、−R7、または−V−R6から独立に選択される3個までの基で任意選択で置換されており、
R3は、−R、−ハロ、=O、−OR、−C(=O)R、−CO2R、−COCOR、−COCH2COR、−NO2、−CN、−S(O)R、−S(O)2R、−SR、−N(R4)2、−CON(R4)2、−SO2N(R4)2、−OC(=O)R、−N(R4)COR、−N(R4)CO2(任意選択で置換されているC1〜6脂肪族)、−N(R4)N(R4)2、−C=NN(R4)2、−C=N−OR、−N(R4)CON(R4)2、−N(R4)SO2N(R4)2、−N(R4)SO2R、または−OC(=O)N(R4)2から選択され、
各Rは、C1〜6脂肪族、C6〜10アリール、5〜10個の環原子を有するヘテロアリール環、もしくは5〜10個の環原子を有するヘテロシクリル環から選択される任意選択で置換されている基、または水素から独立に選択され、
各R4は、−R7、−COR7、−CO2(任意選択で置換されているC1〜6脂肪族)、−CON(R7)2、または−SO2R7から独立に選択されるか、あるいは同じ窒素上の2個のR4は一緒になって、5〜8員のヘテロシクリルまたはヘテロアリール環を形成し、
各R5は、−R、ハロ、−OR、−C(=O)R、−CO2R、−COCOR、−NO2、−CN、−S(O)R、−SO2R、−SR、−N(R4)2、−CON(R4)2、−SO2N(R4)2、−OC(=O)R、−N(R4)COR、−N(R4)CO2(任意選択で置換されているC1〜6脂肪族)、−N(R4)N(R4)2、−C=NN(R4)2、−C=N−OR、−N(R4)CON(R4)2、−N(R4)SO2N(R4)2、−N(R4)SO2R、または−OC(=O)N(R4)2から独立に選択され、
Vは、−O−、−S−、−SO−、−SO2−、−N(R6)SO2−、−SO2N(R6)−、−N(R6)−、−CO−、−CO2−、−N(R6)CO−、−N(R6)C(O)O−、−N(R6)CON(R6)−、−N(R6)SO2N(R6)−、−N(R6)N(R6)−、−C(O)N(R6)−、−OC(O)N(R6)−、−C(R6)2O−、−C(R6)2S−、−C(R6)2SO−、−C(R6)2SO2−、−C(R6)2SO2N(R6)−、−C(R6)2N(R6)−、−C(R6)2N(R6)C(O)−、−C(R6)2N(R6)C(O)O−、−C(R6)=NN(R6)−、−C(R6)=N−O−、−C(R6)2N(R6)N(R6)−、−C(R6)2N(R6)SO2N(R6)−、または−C(R6)2N(R6)CON(R6)−であり、
Wは、−C(R6)2O−、−C(R6)2S−、−C(R6)2SO−、−C(R6)2SO2−、−C(R6)2SO2N(R6)−、−C(R6)2N(R6)−、−CO−、−CO2−、−C(R6)OC(O)−、−C(R6)OC(O)N(R6)−、−C(R6)2N(R6)CO−、−C(R6)2N(R6)C(O)O−、−C(R6)=NN(R6)−、−C(R6)=N−O−、−C(R6)2N(R6)N(R6)−、−C(R6)2N(R6)SO2N(R6)−、−C(R6)2N(R6)CON(R6)−、または−CON(R6)−であり、
各R6は、水素または任意選択で置換されているC1〜4脂肪族基から独立に選択されるか、あるいは同じ窒素原子上の2個のR6基は、該窒素原子と一緒になって、5〜6員のヘテロシクリルまたはヘテロアリール環を形成し、
各R7は、水素または任意選択で置換されているC1〜6脂肪族基から独立に選択されるか、あるいは同じ窒素上の2個のR7は、該窒素と一緒になって、5〜8員のヘテロシクリル環またはヘテロアリールを形成する]。
【請求項2】
環Dが、フェニル、ピリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、フラニル、ピロリジニル、チエニル、1,4−ジアゼパン、1,2,3,4−テトラヒドロピリジニル、アゼパニル、モルホリニル、チアゾリル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドリル、1H−インドリル、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル、イソキノリニル、キノリニル、またはナフチル環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
環Dが、ピリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、フラニル、ピロリジニル、チエニル、1,4−ジアゼパン、1,2,3,4−テトラヒドロピリジニル、アゼパニル、モルホリニル、チアゾリル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドリル、1H−インドリル、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル、イソキノリニル、キノリニル、またはナフチル環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
環Dが、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはカルボシクリルから選択される5〜7員の単環式環であり、該ヘテロアリールまたはヘテロシクリル環は、窒素、酸素または硫黄から選択される1〜4個の環ヘテロ原子を有し、環Dは、独立に、任意の置換可能な環炭素においてはオキソまたは−R5で置換されており、任意の置換可能な環窒素においては−R4で置換されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
環Dが、ピリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、フラニル、チアゾリル、ピロリジニル、チエニル、1,4−ジアゼパンまたは1,2,3,4−テトラヒドロピリジニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
環Dが、5〜7員の単環式ヘテロアリール環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
環Dが、ピリジニル、チエニル、チアゾリルまたはフラニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
環Dが、チエニルまたはチアゾリルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
環Dが、チエニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
環Dが、−(C1〜6脂肪族)、−R8SO2N(R1)2、−R8SO2N(R1)2NR、−R8SO2OR、−R8SO2R、−R8SOR、−R8NR2、−C(O)R、−C(R)2−OH、−C(OH)(C1〜6脂肪族)C(O)2R、−C(=O)R8N(R)2、−(C1〜3脂肪族)−O−C(O)R、−NO2、−R8C(O)2R、−C(NH)(NH2)、−R3、−C(=O)C(=O)R4Rおよび−C(=O)C(=O)ORで置換されており、R8は、結合、−NR−または−(C1〜6脂肪族)N(R)−である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
a)環Dが、−R8SO2N(R1)2、−C(O)Rまたは−C(R)2−OHで置換されており、
b)R8が、結合である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
a)環Dが、−R8SO2N(R1)2で置換されており、
b)R8が、結合である、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
a)環Dが、−C(R)2−OHで置換されており、
b)R8が、結合である、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
下記の化合物から選択される化合物、または薬学的に許容されるその塩。
【化116】
【請求項15】
下記の化合物から選択される化合物、または薬学的に許容されるその塩。
【化117】
【化118】
【化119】
【化120】
【化121】
【化122】
【化123】
【化124】
【化125】
【化126】
【化127】
【化128】
【化129】
【化130】
【化131】
【化132】
【化133】
【化134】
【化135】
【化136】
【化137】
【化138】
【化139】
【化140】
【化141】
【化142】
【化143】
【化144】
【請求項14】
請求項1、12および13のいずれかに記載の方法における化合物、および薬学的に許容される添加剤を含む、結核を治療するための組成物。
【請求項15】
第2の治療剤をさらに含む、請求項14に記載の組成物。
【請求項16】
被験体に治療有効量の請求項1、12および13のいずれか一項に記載の方法における化合物、または請求項14および15のいずれか一項に記載の組成物を投与することを包含し、該化合物または該組成物は、PknBキナーゼ活性を阻害する、結核を治療する方法。
【請求項17】
前記化合物が、PknBキナーゼによるキナーゼ基質のリン酸化を阻害する、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
被験体に治療有効量の請求項1、12および13のいずれか一項に記載の化合物、または請求項14もしくは15に記載の組成物を投与することを包含し、該被験体においてPknBキナーゼによるキナーゼ基質のリン酸化を阻害する方法。
【請求項1】
式IIの化合物、
【化115】
または薬学的に許容されるその塩
[式中、
環Dは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはカルボシクリルから選択される5〜7員の単環式環または8〜10員の二環式環であり、該ヘテロアリールまたはヘテロシクリル環は、窒素、酸素または硫黄から選択される1〜4個の環ヘテロ原子を有し、環Dは、独立に、任意の置換可能な環炭素においてはオキソまたは−R5で置換されており、任意の置換可能な環窒素においては−R4で置換されており、
RxおよびRyは、T−R3から独立に選択されるか、あるいはRxおよびRyは、それらの介在原子と一緒になって、酸素、硫黄、または窒素から選択される1〜3個の環ヘテロ原子を有する縮合した、不飽和または部分不飽和の5〜8員環を形成し、該縮合環上の任意の置換可能な炭素は、T−R3で任意選択で独立に置換されており、該環上の任意の置換可能な窒素は、R4で置換されており、
Tは、原子価結合またはC1〜4アルキリデン鎖であり、
R2’は、−Rまたは−T−W−R6から独立に選択されるか、あるいはR2およびR2’は、それらの介在原子と一緒になって、窒素、酸素、または硫黄から選択される0〜3個の環ヘテロ原子を含有する5〜8員の縮合した、不飽和または部分不飽和環を形成し、該縮合環は、ハロ、オキソ、−CN、−NO2、−R7、または−V−R6から独立に選択される3個までの基で任意選択で置換されており、
R3は、−R、−ハロ、=O、−OR、−C(=O)R、−CO2R、−COCOR、−COCH2COR、−NO2、−CN、−S(O)R、−S(O)2R、−SR、−N(R4)2、−CON(R4)2、−SO2N(R4)2、−OC(=O)R、−N(R4)COR、−N(R4)CO2(任意選択で置換されているC1〜6脂肪族)、−N(R4)N(R4)2、−C=NN(R4)2、−C=N−OR、−N(R4)CON(R4)2、−N(R4)SO2N(R4)2、−N(R4)SO2R、または−OC(=O)N(R4)2から選択され、
各Rは、C1〜6脂肪族、C6〜10アリール、5〜10個の環原子を有するヘテロアリール環、もしくは5〜10個の環原子を有するヘテロシクリル環から選択される任意選択で置換されている基、または水素から独立に選択され、
各R4は、−R7、−COR7、−CO2(任意選択で置換されているC1〜6脂肪族)、−CON(R7)2、または−SO2R7から独立に選択されるか、あるいは同じ窒素上の2個のR4は一緒になって、5〜8員のヘテロシクリルまたはヘテロアリール環を形成し、
各R5は、−R、ハロ、−OR、−C(=O)R、−CO2R、−COCOR、−NO2、−CN、−S(O)R、−SO2R、−SR、−N(R4)2、−CON(R4)2、−SO2N(R4)2、−OC(=O)R、−N(R4)COR、−N(R4)CO2(任意選択で置換されているC1〜6脂肪族)、−N(R4)N(R4)2、−C=NN(R4)2、−C=N−OR、−N(R4)CON(R4)2、−N(R4)SO2N(R4)2、−N(R4)SO2R、または−OC(=O)N(R4)2から独立に選択され、
Vは、−O−、−S−、−SO−、−SO2−、−N(R6)SO2−、−SO2N(R6)−、−N(R6)−、−CO−、−CO2−、−N(R6)CO−、−N(R6)C(O)O−、−N(R6)CON(R6)−、−N(R6)SO2N(R6)−、−N(R6)N(R6)−、−C(O)N(R6)−、−OC(O)N(R6)−、−C(R6)2O−、−C(R6)2S−、−C(R6)2SO−、−C(R6)2SO2−、−C(R6)2SO2N(R6)−、−C(R6)2N(R6)−、−C(R6)2N(R6)C(O)−、−C(R6)2N(R6)C(O)O−、−C(R6)=NN(R6)−、−C(R6)=N−O−、−C(R6)2N(R6)N(R6)−、−C(R6)2N(R6)SO2N(R6)−、または−C(R6)2N(R6)CON(R6)−であり、
Wは、−C(R6)2O−、−C(R6)2S−、−C(R6)2SO−、−C(R6)2SO2−、−C(R6)2SO2N(R6)−、−C(R6)2N(R6)−、−CO−、−CO2−、−C(R6)OC(O)−、−C(R6)OC(O)N(R6)−、−C(R6)2N(R6)CO−、−C(R6)2N(R6)C(O)O−、−C(R6)=NN(R6)−、−C(R6)=N−O−、−C(R6)2N(R6)N(R6)−、−C(R6)2N(R6)SO2N(R6)−、−C(R6)2N(R6)CON(R6)−、または−CON(R6)−であり、
各R6は、水素または任意選択で置換されているC1〜4脂肪族基から独立に選択されるか、あるいは同じ窒素原子上の2個のR6基は、該窒素原子と一緒になって、5〜6員のヘテロシクリルまたはヘテロアリール環を形成し、
各R7は、水素または任意選択で置換されているC1〜6脂肪族基から独立に選択されるか、あるいは同じ窒素上の2個のR7は、該窒素と一緒になって、5〜8員のヘテロシクリル環またはヘテロアリールを形成する]。
【請求項2】
環Dが、フェニル、ピリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、フラニル、ピロリジニル、チエニル、1,4−ジアゼパン、1,2,3,4−テトラヒドロピリジニル、アゼパニル、モルホリニル、チアゾリル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドリル、1H−インドリル、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル、イソキノリニル、キノリニル、またはナフチル環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
環Dが、ピリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、フラニル、ピロリジニル、チエニル、1,4−ジアゼパン、1,2,3,4−テトラヒドロピリジニル、アゼパニル、モルホリニル、チアゾリル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドリル、1H−インドリル、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル、イソキノリニル、キノリニル、またはナフチル環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
環Dが、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはカルボシクリルから選択される5〜7員の単環式環であり、該ヘテロアリールまたはヘテロシクリル環は、窒素、酸素または硫黄から選択される1〜4個の環ヘテロ原子を有し、環Dは、独立に、任意の置換可能な環炭素においてはオキソまたは−R5で置換されており、任意の置換可能な環窒素においては−R4で置換されている、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
環Dが、ピリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、フラニル、チアゾリル、ピロリジニル、チエニル、1,4−ジアゼパンまたは1,2,3,4−テトラヒドロピリジニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
環Dが、5〜7員の単環式ヘテロアリール環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
環Dが、ピリジニル、チエニル、チアゾリルまたはフラニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
環Dが、チエニルまたはチアゾリルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
環Dが、チエニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
環Dが、−(C1〜6脂肪族)、−R8SO2N(R1)2、−R8SO2N(R1)2NR、−R8SO2OR、−R8SO2R、−R8SOR、−R8NR2、−C(O)R、−C(R)2−OH、−C(OH)(C1〜6脂肪族)C(O)2R、−C(=O)R8N(R)2、−(C1〜3脂肪族)−O−C(O)R、−NO2、−R8C(O)2R、−C(NH)(NH2)、−R3、−C(=O)C(=O)R4Rおよび−C(=O)C(=O)ORで置換されており、R8は、結合、−NR−または−(C1〜6脂肪族)N(R)−である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
a)環Dが、−R8SO2N(R1)2、−C(O)Rまたは−C(R)2−OHで置換されており、
b)R8が、結合である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
a)環Dが、−R8SO2N(R1)2で置換されており、
b)R8が、結合である、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
a)環Dが、−C(R)2−OHで置換されており、
b)R8が、結合である、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
下記の化合物から選択される化合物、または薬学的に許容されるその塩。
【化116】
【請求項15】
下記の化合物から選択される化合物、または薬学的に許容されるその塩。
【化117】
【化118】
【化119】
【化120】
【化121】
【化122】
【化123】
【化124】
【化125】
【化126】
【化127】
【化128】
【化129】
【化130】
【化131】
【化132】
【化133】
【化134】
【化135】
【化136】
【化137】
【化138】
【化139】
【化140】
【化141】
【化142】
【化143】
【化144】
【請求項14】
請求項1、12および13のいずれかに記載の方法における化合物、および薬学的に許容される添加剤を含む、結核を治療するための組成物。
【請求項15】
第2の治療剤をさらに含む、請求項14に記載の組成物。
【請求項16】
被験体に治療有効量の請求項1、12および13のいずれか一項に記載の方法における化合物、または請求項14および15のいずれか一項に記載の組成物を投与することを包含し、該化合物または該組成物は、PknBキナーゼ活性を阻害する、結核を治療する方法。
【請求項17】
前記化合物が、PknBキナーゼによるキナーゼ基質のリン酸化を阻害する、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
被験体に治療有効量の請求項1、12および13のいずれか一項に記載の化合物、または請求項14もしくは15に記載の組成物を投与することを包含し、該被験体においてPknBキナーゼによるキナーゼ基質のリン酸化を阻害する方法。
【公表番号】特表2013−501785(P2013−501785A)
【公表日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−524703(P2012−524703)
【出願日】平成22年8月13日(2010.8.13)
【国際出願番号】PCT/US2010/002244
【国際公開番号】WO2011/019405
【国際公開日】平成23年2月17日(2011.2.17)
【出願人】(598032106)バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (414)
【氏名又は名称原語表記】VERTEX PHARMACEUTICALS INCORPORATED
【住所又は居所原語表記】130 Waverly Street, Camridge, Massachusetts 02139−4242, U.S.A.
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年8月13日(2010.8.13)
【国際出願番号】PCT/US2010/002244
【国際公開番号】WO2011/019405
【国際公開日】平成23年2月17日(2011.2.17)
【出願人】(598032106)バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (414)
【氏名又は名称原語表記】VERTEX PHARMACEUTICALS INCORPORATED
【住所又は居所原語表記】130 Waverly Street, Camridge, Massachusetts 02139−4242, U.S.A.
【Fターム(参考)】
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