説明

血管炎の治療方法

治療に適切な患者の抗好中球細胞質抗体関連血管炎(ANCA関連血管炎)の治療方法であって、CD20抗体などのB細胞表面マーカーに結合するアンタゴニストをおよそ1か月の期間以内に1から3回の服用の頻度でおよそ400mgから1.3gの用量で患者に投与されることを伴う方法を提供する。治療に適切な被検体のANCA関連血管炎の他の治療方法は、B細胞表面マーカーに結合する抗体の有効量を被検体に投与することを伴い、特定の投与計画期間以内に抗体への初回曝露とその後の曝露を提供する方法を提供する。さらに、このような方法に有用な製造品を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者の抗好中球細胞質抗体関連血管炎(ANCA関連血管炎)の治療方法であって、およそ1か月の期間以内に1から3回の服用の頻度でおよそ400mgから1.3gの用量のCD20抗体が患者に投与されることを含む方法。
【請求項2】
前記用量が500mgから1.2gである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記用量が750mgから1.1gである、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記抗体が2から3回の服用で投与される、請求項1ないし3の何れか一に記載の方法。
【請求項5】
前記抗体が3回の服用で投与される、請求項1ないし4の何れか一に記載の方法。
【請求項6】
前記抗体がおよそ2から3週間の期間内に投与される、請求項1ないし5の何れか一に記載の方法。
【請求項7】
前記期間がおよそ3週間である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記ANCA関連血管炎がウェゲナー肉芽腫である、請求項1ないし7の何れか一に記載の方法。
【請求項9】
前記ANCA関連血管炎が顕微鏡的多発性血管炎である、請求項1ないし7の何れか一に記載の方法。
【請求項10】
第二の医薬が有効量で投与され、前記CD20抗体が第一の医薬である、請求項1ないし9の何れか一に記載の方法。
【請求項11】
前記第二の医薬が一以上の医薬である、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第二の医薬が化学療法剤、免疫抑制剤、疾患変更性抗リウマチ剤(DMARD)、細胞障害性剤、インテグリンアンタゴニスト、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)、サイトカインアンタゴニスト又はホルモン、ないしはこれらの組合せである、請求項10又は11に記載の方法。
【請求項13】
前記第二の医薬がステロイド又は免疫抑制剤ないしはその両方である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記第二の医薬がステロイドである、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記ステロイドが副腎皮質ステロイドである、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記ステロイドがプレドニゾン、プレドニソロン、メチルプレドニゾロン、ヒドロコルチゾン又はデキサメサゾンである、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記CD20抗体がステロイドで治療される患者に投与されない場合に使われるよりも低い量の前記ステロイドが投与される、請求項14ないし16の何れか一に記載の方法。
【請求項18】
前記第二の医薬が免疫抑制剤である、請求項13に記載の方法。
【請求項19】
前記免疫抑制剤がシクロホスファミド、クロランブシル、ミコフェノール酸モフェチル、レフルノミド、アザチオプリン又はメトトレキセートである、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記免疫抑制剤がシクロホスファミドである、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記第二の医薬がステロイドおよび免疫抑制剤である、請求項13に記載の方法。
【請求項22】
前記患者がCD20抗体にて以前に治療されたことがない。請求項1ないし21の何れか一に記載の方法。
【請求項23】
前記患者が血管炎を再燃していない、請求項1ないし22の何れか一に記載の方法。
【請求項24】
前記抗体がありのままの抗体である。請求項1ないし22の何れか一に記載の方法。
【請求項25】
前記抗体が他の分子とコンジュゲートしている、請求項1ないし22の何れか一に記載の方法。
【請求項26】
前記他の分子が細胞障害性剤である、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記抗体が静脈内に投与される、請求項1ないし26の何れか一に記載の方法。
【請求項28】
前記抗体が皮下投与される、請求項1ないし26の何れか一に記載の方法。
【請求項29】
ANCA関連血管炎を治療するためにCD20抗体以外の医薬が被検体に投与されない、請求項1ないし28の何れか一に記載の方法。
【請求項30】
前記抗体がリツキシマブである、請求項1ないし29の何れか一に記載の方法。
【請求項31】
前記抗体が、配列番号2および8の可変ドメイン配列を含んでなるヒト化2H7である、請求項1ないし29の何れか一に記載の方法。
【請求項32】
前記抗体が、配列番号39および40の可変ドメイン配列を含んでなるヒト化2H7である、請求項1ないし29の何れか一に記載の方法。
【請求項33】
前記抗体が、配列番号32および33の可変ドメイン配列を含んでなるヒト化2H7である、請求項1ないし29の何れか一に記載の方法。
【請求項34】
前記抗体が、配列番号:8内に変異N100A、又はD56AとN100A、又はD56A、N100YとS100aRを有する可変重鎖ドメインと、配列番号:2内に変異M32L、又はS92A、又はM32LとS92Aを有する可変軽鎖ドメインを含んでなるヒト化2H7である、請求項1ないし29の何れか一に記載の方法。
【請求項35】
前記患者は、抗体の投与後6か月に0のBVAS/WGスコアを有する、請求項1ないし34の何れか一に記載の方法。
【請求項36】
前記患者は、抗核抗体(ANA)、抗リウマチ因子(RF)抗体、クレアチニン、血中尿素性窒素、抗内皮性抗体、抗好中球細胞質抗体(ANCA)又はその組合せのレベルが亢進している、請求項1ないし35の何れか一に記載の方法。
【請求項37】
a. CD20抗体を具備する容器;と、
b. 患者の抗好中球細胞質抗体関連血管炎(ANCA関連血管炎)を治療するための指示を有するパッケージ挿入物
とを含んでなる製造品であって、該指示が、1から3回の服用の頻度でおよそ400mgから1.3gのCD20抗体の用量がおよそ1か月の期間以内で患者に投与されることを示すものである製造品。
【請求項38】
さらに、第二の医薬を具備する容器を含んでなり、前記CD20抗体が第一の医薬であり、さらに第二の医薬で患者を治療するための指示がパッケージ挿入物に含まれている、請求項37に記載の製造品。
【請求項39】
前記第二の医薬が化学療法剤、免疫抑制剤、細胞障害性剤、インテグリンアンタゴニスト、サイトカインアンタゴニスト又はホルモンである、請求項38に記載の製造品。
【請求項40】
前記第二医薬がステロイド又は免疫抑制剤ないしはその両方である、請求項38又は39に記載の製造品。
【請求項41】
被検体の抗好中球細胞質抗体関連血管炎(ANCA関連血管炎)の治療方法であって、有効量のCD20抗体が被検体に投与され、初回抗体曝露の後に第二抗体曝露が供給されることを含み、該第二の曝露が初回曝露からおよそ16から54週までに供給されない治療方法。
【請求項42】
前記の各抗体曝露が単回の服用として、又は2ないし3回の別々の服用として被検体に供給される、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
前記第二の曝露が初回曝露からおよそ20から30週までに供給されない、請求項41又は42に記載の方法。
【請求項44】
前記第二の曝露が初回曝露からおよそ46から54週までに供給されない、請求項41ないし43の何れか一に記載の方法。
【請求項45】
前記初回および第二の抗体曝露のそれぞれがおよそ0.5から4グラムの量で供給される、請求項41ないし44の何れか一に記載の方法。
【請求項46】
前記初回および第二の抗体曝露のそれぞれがおよそ1.5から3.5グラムの量で供給される、請求項41ないし45の何れか一に記載の方法。
【請求項47】
前記初回および第二の抗体曝露のそれぞれがおよそ1.5から2.5グラムの量で供給される、請求項41ないし46の何れか一に記載の方法。
【請求項48】
さらに、有効量のCD20抗体が被検体に投与され、第三の抗体曝露が供給されることを含み、該第三の曝露が初回曝露からおよそ46から60週までに供給されない、請求項41ないし47の何れか一に記載の方法。
【請求項49】
前記第三の抗体曝露がおよそ0.5から4グラムの量で供給される、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
前記第三の抗体曝露がおよそ1.5から3.5グラムの量で供給される、請求項48又は49に記載の方法。
【請求項51】
前記第三の抗体曝露がおよそ1.5から2.5グラムの量で供給される、請求項48ないし50の何れか一に記載の方法。
【請求項52】
前記第三の曝露が初回曝露からおよそ46から55週までに供給されない、請求項48ないし51の何れか一に記載の方法。
【請求項53】
更なる抗体曝露が初回曝露から少なくともおよそ70から75週までに供給されない、請求項48ないし52の何れか一に記載の方法。
【請求項54】
更なる抗体曝露が初回曝露からおよそ74から80週までに供給されない、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
一又は複数の抗体曝露が単回の抗体服用として被検体に供給される、請求項41及び43ないし54の何れか一に記載の方法。
【請求項56】
各抗体曝露が単回の抗体服用として被検体に供給される、請求項41ないし55の何れか一に記載の方法。
【請求項57】
一又は複数の抗体曝露が別々の抗体服用として被検体に供給される、請求項41及び43ないし54の何れか一に記載の方法。
【請求項58】
各抗体曝露が別々の抗体服用として被検体に供給される、請求項41ないし54及び57の何れか一に記載の方法。
【請求項59】
前記の別々の服用がおよそ2から3回の服用である、請求項57に記載の方法。
【請求項60】
前記の別々の服用が第一及び第二の服用からなる、請求項57ないし59の何れか一に記載の方法。
【請求項61】
前記の別々の服用が第一、第二及び第三の服用からなる、請求項57ないし59の何れか一に記載の方法。
【請求項62】
後の服用が、前回の服用が投与されてからおよそ1から20日に投与される、請求項57ないし61の何れか一に記載の方法。
【請求項63】
後の服用が、前回の服用が投与されてからおよそ6から16日に投与される、請求項57ないし62の何れか一に記載の方法。
【請求項64】
後の服用が、前回の服用が投与されてからおよそ14から16日に投与される、請求項57ないし63の何れか一に記載の方法。
【請求項65】
前記別々の服用がおよそ1日から4週間の全期間以内に投与される、請求項57ないし64の何れか一に記載の方法。
【請求項66】
前記別々の服用がおよそ1日から25日の全期間以内に投与される、請求項57ないし65の何れか一に記載の方法。
【請求項67】
前記別々の服用がおよそ週ごとに投与される、つまり、第二の服用が第一の服用からおよそ1週間に投与され、任意の後の服用が前回の服用からおよそ1週間に投与されるものである、請求項57ないし66の何れか一に記載の方法。
【請求項68】
別々の抗体服用のそれぞれがおよそ0.5から1.5グラムである、請求項57ないし67の何れか一に記載の方法。
【請求項69】
別々の抗体服用のそれぞれがおよそ0.75から1.3グラムである、請求項57ないし68の何れか一に記載の方法。
【請求項70】
4から20の抗体曝露が被検体に投与される、請求項41ないし69の何れか一に記載の方法。
【請求項71】
第二の医薬が抗体曝露により有効量投与され、前記CD20抗体が第一の医薬である、請求項41ないし70の何れか一に記載の方法。
【請求項72】
前記第二の医薬が前記第一の曝露とともに投与される、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記第二の医薬が前記第一及び第二の曝露とともに投与される、請求項71又は72に記載の方法。
【請求項74】
前記第二の医薬がすべての曝露とともに投与される、請求項71ないし73の何れか一に記載の方法。
【請求項75】
前記第二の医薬が化学療法剤、免疫抑制剤、疾患変更性抗リウマチ剤(DMARD)、細胞障害性剤、インテグリンアンタゴニスト、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)、サイトカインアンタゴニスト又はホルモン、ないしはその組合せである、請求項71ないし74の何れか一に記載の方法。
【請求項76】
前記第二の医薬がステロイド又は免疫抑制剤ないしはその両方を含んでなる、請求項71ないし75の何れか一に記載の方法。
【請求項77】
前記第二の医薬がステロイドである、請求項71ないし76の何れか一に記載の方法。
【請求項78】
前記ステロイドが副腎皮質ステロイドである、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
前記ステロイドがプレドニゾン、プレドニソロン、メチルプレドニゾロン、ヒドロコルチゾン又はデキサメサゾンであるである、請求項78に記載の方法。
【請求項80】
前記CD20抗体がステロイドで治療される患者に投与されない場合に使われるよりも低い量の前記ステロイドが投与される、請求項77ないし79の何れか一に記載の方法。
【請求項81】
前記第二の医薬が免疫抑制剤である、請求項71ないし76の何れか一に記載の方法。
【請求項82】
前記免疫抑制剤がシクロホスファミド、クロランブシル、レフルノミド、ミコフェノール酸モフェチル、アザチオプリン又はメトトレキセートである、請求項81に記載の方法。
【請求項83】
前記免疫抑制剤がシクロホスファミドである、請求項82に記載の方法。
【請求項84】
前記第二の医薬がステロイドおよび免疫抑制剤を含んでなる、請求項71ないし76の何れか一に記載の方法。
【請求項85】
前記第二の医薬が第二曝露によって投与されない、または初回の曝露によって使われるより低い量で投与される、請求項72に記載の方法。
【請求項86】
およそ2から3グラムのCD20抗体が初回曝露として投与される、請求項41ないし85の何れか一に記載の方法。
【請求項87】
およそ1グラムのCD20抗体が初回曝露としておよそ3週間週ごとに投与される、請求項86に記載の方法。
【請求項88】
前記第二の曝露が初回曝露からおよそ6か月であり、およそ2グラムの量で投与される、請求項86又は87に記載の方法。
【請求項89】
前記第二の曝露が初回曝露からおよそ6か月であり、およそ1グラムの抗体として投与されてからおよそ2週間後にさらにおよそ1グラムの抗体が投与される、請求項86ないし88の何れか一に記載の方法。
【請求項90】
およそ1グラムの前記CD20抗体が投与されておよそ2週間後に、初回曝露としてさらにおよそ1グラムの抗体が投与される、請求項86に記載の方法。
【請求項91】
前記の第二の曝露が初回曝露からおよそ6か月であり、およそ2グラムの量で投与される、請求項90に記載の方法。
【請求項92】
前記第二の曝露が初回曝露からおよそ6か月であり、およそ1グラムの抗体として投与されてからおよそ2週間後にさらにおよそ1グラムの抗体が投与される、請求項90又は91に記載の方法。
【請求項93】
ステロイドが初回曝露の前又は初回曝露とともに被検体に投与される、請求項86ないし92の何れか一に記載の方法。
【請求項94】
前記ステロイドが前記第二の曝露とともに投与されない、又は第二の曝露とともに投与されるが初回曝露で用いられるよりも少ない量で投与される、請求項93に記載の方法。
【請求項95】
前記ステロイドが第三又は後の曝露とともに投与されない、請求項93又は94に記載の方法。
【請求項96】
前記被検体が以前にCD20抗体で治療されたことがない、請求項41ないし95の何れか一に記載の方法。
【請求項97】
前記被検体が初回ないしは後の抗体曝露の後に寛解の状態にある、請求項41ないし96の何れか一に記載の方法。
【請求項98】
前記被検体が第二の抗体曝露が提供されるときに寛解の状態にある、請求項41ないし96の何れか一に記載の方法。
【請求項99】
前記被検体がすべての抗体曝露が提供されるときに寛解の状態にある、請求項98に記載の方法。
【請求項100】
前記の初回及び第二の抗体曝露が同じCD20抗体によるものである、請求項41ないし99の何れか一に記載の方法。
【請求項101】
すべての抗体曝露が同じCD20抗体によるものである、請求項41ないし100の何れか一に記載の方法。
【請求項102】
前記抗体がありのままの抗体である、請求項41ないし101の何れか一に記載の方法。
【請求項103】
前記抗体が他の分子とコンジュゲートしている、請求項41ないし101の何れか一に記載の方法。
【請求項104】
前記他の分子が細胞障害性剤である、請求項103に記載の方法。
【請求項105】
前記抗体が静脈内に投与される、請求項41ないし104の何れか一に記載の方法。
【請求項106】
前記抗体が各々の抗体曝露のために静脈内に投与される、請求項105に記載の方法。
【請求項107】
前記抗体が皮下に投与される、請求項41ないし104の何れか一に記載の方法。
【請求項108】
前記抗体が各々の抗体曝露のために皮下に投与される、請求項107に記載の方法。
【請求項109】
ANCA関連血管炎を治療するためにCD20抗体以外の医薬が被検体に投与されない、請求項41ないし108の何れか一に記載の方法。
【請求項110】
前記ANCA関連血管炎がウェゲナー肉芽腫である、請求項41ないし109の何れか一に記載の方法。
【請求項111】
前記ANCA関連血管炎が顕微鏡的多発性血管炎である、請求項41ないし109の何れか一に記載の方法。
【請求項112】
前記抗体がリツキシマブである、請求項41ないし111の何れか一に記載の方法。
【請求項113】
前記抗体が、配列番号2および8の可変ドメイン配列を含んでなるヒト化2H7である、請求項41ないし111の何れか一に記載の方法。
【請求項114】
前記抗体が、配列番号39および40の可変ドメイン配列を含んでなるヒト化2H7である、請求項41ないし111の何れか一に記載の方法。
【請求項115】
前記抗体が、配列番号32および33の可変ドメイン配列を含んでなるヒト化2H7である、請求項41ないし111の何れか一に記載の方法。
【請求項116】
前記抗体が、配列番号:8内に変異N100A、又はD56AとN100A、又はD56A、N100YとS100aRを有する可変重鎖ドメインと、配列番号:2内に変異M32L、又はS92A、又はM32LとS92Aを有する可変軽鎖ドメインを含んでなるヒト化2H7である、請求項41ないし111の何れか一に記載の方法。
【請求項117】
前記患者は、抗体の投与後6か月に0のBVAS/WGスコアを有する、請求項41ないし116の何れか一に記載の方法。
【請求項118】
前記患者は、抗核抗体(ANA)、抗リウマチ因子(RF)抗体、クレアチニン、血中尿素性窒素、抗内皮性抗体、抗好中球細胞質抗体(ANCA)又はその組合せのレベルが亢進している、請求項41ないし117の何れか一に記載の方法。
【請求項119】
a.CD20抗体を具備する容器;および
b.被検体の抗好中球細胞質抗体関連血管炎(ANCA関連血管炎)を治療するための指示書を有するパッケージ挿入物
を具備してなる製造品であって、該指示書が、初回抗体曝露の後に第二の抗体曝露を供給するために有効な抗体の被検体への投与量を示すものであり、該第二の曝露は初回曝露からおよそ16から54週後までに供給されないものである、製造品。
【請求項120】
前記の各抗体曝露が単回の服用として、又は2ないし3回のの別々の服用として被検体に供給される、請求項119に記載の製造品。
【請求項121】
前記初回および第二の抗体曝露のそれぞれがおよそ0.5から4グラムの量で供給される、請求項119又は120に記載の製造品。
【請求項122】
さらに、第二の医薬を具備する容器を含んでなり、前記CD20抗体が第一の医薬であり、さらに第二の医薬で患者を治療するための指示がパッケージ挿入物に含まれている、請求項119ないし121の何れか一に記載の製造品。
【請求項123】
前記第二の医薬が化学療法剤、免疫抑制剤、細胞障害性剤、インテグリンアンタゴニスト、サイトカインアンタゴニスト又はホルモンである、請求項122に記載の製造品。
【請求項124】
前記第二医薬がステロイド又は免疫抑制剤ないしはその両方である、請求項123に記載の製造品。

【図1A】
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【図1B】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2008−515890(P2008−515890A)
【公表日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−535709(P2007−535709)
【出願日】平成17年9月28日(2005.9.28)
【国際出願番号】PCT/US2005/034647
【国際公開番号】WO2006/041680
【国際公開日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】