説明

車体前部構造

【課題】ラジエータサポートにおけるサポートアッパサイドに作用する曲げモーメントを低減できる車体前部構造の提供を課題とする。
【解決手段】ラジエータサポート20におけるアッパ部22からサイド部26よりも車幅方向外側に張り出され、車両搭載部品54を支持するアッパサイド部材30と、サイドメンバ12におけるアッパサイド部材30の車幅方向外側端部よりも車体下方側で、かつ車体後方側に位置する部位に、車体上下方向に所定間隔を隔てて設けられた上側取付部36及び下側取付部38と、アッパサイド部材30の車幅方向外側端部と上側取付部36及び下側取付部38とをトラス状に結合する上側結合部材42及び下側結合部材44と、を有する車体前部構造10とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車体前部構造に関する。
【背景技術】
【0002】
ラジエータサポートにおけるサポートアッパからサポートサイド(縦柱)よりも車幅方向外側に張り出されるサポートアッパサイド(アッパサイド部材)に、ヘッドランプ等の車両搭載部品(重量物)を取り付けた車体前部構造は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2005−219657号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、このような構成とした場合、車両の走行中に発生する車体上下方向の加速度及び車体前後方向の加速度により、車両搭載部品(重量物)に励起される車体上下方向及び車体前後方向の荷重が、サポートアッパサイドに入力(負荷)されるため、そのサポートアッパサイドに作用する、サポートサイドを支点とした車体上下方向及び車体前後方向の曲げモーメントに対する補強構造が必要となる。
【0004】
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、ラジエータサポートにおけるアッパサイド部材に作用する曲げモーメントを低減できる車体前部構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車体前部構造は、ラジエータサポートにおけるアッパ部からサイド部よりも車幅方向外側に張り出され、車両搭載部品を支持するアッパサイド部材と、サイドメンバにおける前記アッパサイド部材の車幅方向外側端部よりも車体下方側で、かつ車体後方側に位置する部位に、車体上下方向に所定間隔を隔てて設けられた上側取付部及び下側取付部と、前記アッパサイド部材の車幅方向外側端部と前記上側取付部及び前記下側取付部とをトラス状に結合する結合部材と、を有することを特徴としている。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、ラジエータサポートにおけるアッパサイド部材の車幅方向外側端部と、サイドメンバにおけるアッパサイド部材の車幅方向外側端部よりも車体下方側で、かつ車体後方側に位置する部位に、車体上下方向に所定間隔を隔てて設けられた上側取付部及び下側取付部とが結合部材によってトラス状に結合される。
【0007】
したがって、アッパサイド部材をサイドメンバ(車体骨格部材)で支持する(補強する)ことができ、車両の走行中に発生する車体上下方向の加速度及び車体前後方向の加速度により、車両搭載部品(重量物)に励起される車体上下方向及び車体前後方向の荷重が、アッパサイド部材に入力されても、その荷重をサイドメンバの上部及び下部に分散させることできる。つまり、これにより、アッパサイド部材に作用する曲げモーメントを低減することができる。
【0008】
また、請求項2に記載の車体前部構造は、請求項1に記載の車体前部構造において、前記結合部材が、前記アッパサイド部材の車幅方向外側端部と前記上側取付部とを結合する上側結合部材と、前記アッパサイド部材の車幅方向外側端部と前記下側取付部とを結合する下側結合部材とで構成されていることを特徴としている。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、結合部材が、アッパサイド部材の車幅方向外側端部と上側取付部とを結合する上側結合部材と、アッパサイド部材の車幅方向外側端部と下側取付部とを結合する下側結合部材とで構成されているので、その上側結合部材と下側結合部材とサイドメンバとでトラス構造を構成することができる。したがって、アッパサイド部材をサイドメンバ(車体骨格部材)で良好に支持する(補強する)ことができる。つまり、上記荷重をサイドメンバの上部及び下部に良好に分散させることできる。
【0010】
また、請求項3に記載の車体前部構造は、請求項2に記載の車体前部構造において、前記上側結合部材及び前記下側結合部材が、前記アッパサイド部材の車幅方向外側端部と前記上側取付部及び前記下側取付部に、それぞれブロック部材を介して結合されていることを特徴としている。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、アッパサイド部材の車幅方向外側端部とサイドメンバの上側取付部及び下側取付部に対する結合部材の組付性が良好となり、結合剛性のあるトラス構造とすることができる。
【発明の効果】
【0012】
以上のように、本発明によれば、ラジエータサポートにおけるアッパサイド部材に作用する曲げモーメントを低減できる車体前部構造を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。図1は車体前部構造10の構成を示す概略斜視図であり、図2、図3は車体前部構造10の構成を示す一部拡大概略斜視図である。そして、図4は車体前部構造10の構成を示す概略平面図であり、図5は車体前部構造10の構成を示す概略側面図である。
【0014】
なお、図中矢印FRは車体前後方向の前方向を、矢印UPは車体上下方向の上方向を、矢印RIは矢印FR方向を向いた場合の右方向(車幅方向外側)を、矢印LEは矢印FR方向を向いた場合の左方向(車幅方向外側)をそれぞれ示す。
【0015】
図1〜図5で示すように、車体前部構造10は、車両前後方向が長手方向とされた左右一対のフロントサイドメンバ12(車体骨格部材)を備えている。各フロントサイドメンバ12は、それぞれの後端部12Bが、衝撃吸収材14を介して、エンジンコンパートメントEと車室Cとを隔てるダッシュパネル16に接続されている。また、各フロントサイドメンバ12は、それぞれの前端部12Aが、衝撃吸収部材としてのクラッシュボックス18を介して、車幅方向に延在する図示しないバンパリインフォースメントに連結されている。
【0016】
また、車体前部構造10は、左右一対のクラッシュボックス18等に支持されるラジエータサポート(コンデンササポート)20を備えている。ラジエータサポート20は、車体上下方向に略対向するように平行に配置されるとともに、それぞれ車幅方向に延在されたサポートアッパ22(アッパ部)とサポートロア24とを有している。
【0017】
そして、ラジエータサポート20は、サポートアッパ22とサポートロア24の車幅方向両端部を車体上下方向に連結する左右一対のサポートサイド26(サイド部/縦柱)と、サポートアッパ22とサポートロア24の車幅方向中央部を車体上下方向に連結するサポートセンタ28とを有している。
【0018】
したがって、ラジエータサポート20は、正面視で略矩形状の枠体として形成され、本実施形態では、車幅方向が長手方向とされた略矩形状枠体とされている。そして、サポートサイド26の車幅方向内側がクラッシュボックス18の車幅方向外側にボルト・ナット等の締結手段によって固定されており、これによって、ラジエータサポート20がフロントサイドメンバ12(車体骨格部材)に支持されるようになっている。
【0019】
また、サポートアッパ22とサポートロア24の間で、かつ各サポートサイド26とサポートセンタ28との間には、車両搭載部品としてのラジエータ50やコンデンサ(空調用の凝縮器)等が固定配置されるようになっている。
【0020】
また、サポートアッパ22の車幅方向両外端部には、それぞれサポートアッパサイド30(アッパサイド部材)が、車幅方向外側で、かつ車体斜め後方側へ向かって延設されており(張り出されており)、サポートロア24の車幅方向両外端部には、それぞれサポートロアサイド32が車幅方向外側へ向かって延設されている。
【0021】
そして、このサポートアッパサイド30とサポートロアサイド32の間には、車両搭載部品(重量物)としてのオイルクーラ52が配設されている。また、このサポートアッパサイド30の車体上方側には、車両搭載部品(補機部品/重量物)としてのヘッドランプ54(図1に仮想線で示す)が配設されており、そのヘッドランプ54をサポートアッパサイド30で支持するようになっている。
【0022】
なお、各フロントサイドメンバ12、衝撃吸収材14、ラジエータサポート20(サポートアッパ22、サポートロア24、左右一対のサポートサイド26、サポートセンタ28、サポートアッパサイド30、サポートロアサイド32)は、アルミニウム又はアルミニウム合金等の金属材料で構成されている。
【0023】
また、左右のフロントサイドメンバ12の車体上方側には、それぞれエプロンアッパメンバ34が設けられている。左右のエプロンアッパメンバ34は、それぞれ車体前後方向に略沿って延在されており、後端部34Bがダッシュパネル16に結合されるとともに、前端部34Aがサポートアッパ22に結合されている。
【0024】
また、ラジエータサポート20よりも車体後方側のフロントサイドメンバ12における車幅方向外側の所定位置、即ち図5の側面視で示すように、サポートアッパサイド30の車幅方向外側端部よりも車体下方側で、かつ車体後方側のフロントサイドメンバ12の前端部12Aにおける外面には、それぞれ車体上下方向に所定間隔を隔てて(できるだけ離隔している方が望ましい)上側取付部36と下側取付部38が設けられている。
【0025】
上側取付部36及び下側取付部38は、図5、図7で示すように、フロントサイドメンバ12の前端部12Aの外面における上端部と下端部にそれぞれ突設された平板状の中実ブロック部材37、39で構成されており、各中実ブロック部材37、39には、後述する上側結合部材42及び下側結合部材44の各後端部42B、44Bをそれぞれボルト締結できるように、貫通孔(図示省略)が形成されている。
【0026】
そして、サポートアッパサイド30の車幅方向外側端部の下面にも、図6で示すように、平板状で、かつ二股状に分岐した中実ブロック部材40が突設されており、その中実ブロック部材40の二股状の各先端部40A、40Bには、後述する上側結合部材42及び下側結合部材44の各前端部42A、44Aをそれぞれボルト締結できるように、貫通孔(図示省略)が形成されている。なお、各中実ブロック部材37、39、40は、アルミニウム又はアルミニウム合金等の金属材料で構成され、軽量化が図られている。
【0027】
上側結合部材42及び下側結合部材44は、各中実ブロック部材37、39、40を、各前端部42A、44A及び各後端部42B、44Bに嵌入(ほぼ隙間無く挿入)可能なように、所定長さの略筒状(図示のものは略四角筒状)に形成されており、車両全体の軽量化を図るために、アルミニウム又はアルミニウム合金等の金属材料で構成されている。そして、上側結合部材42及び下側結合部材44の各前端部42A、44A及び各後端部42B、44Bには、各中実ブロック部材37、39、40にそれぞれボルト締結できるように、貫通孔(図示省略)が形成されている。
【0028】
したがって、上側結合部材42の前端部42Aに、二股状の中実ブロック部材40の一方(車体上方側)の先端部40Aを挿入し、各貫通孔にボルト46を挿通してナット(図示省略)で締結するとともに、上側結合部材42の後端部42Bに、中実ブロック部材37を挿入し、各貫通孔にボルト46を挿通してナット(図示省略)で締結することで、サポートアッパサイド30の車幅方向外側端部と、フロントサイドメンバ12の上側取付部36とが結合される。
【0029】
同様に、下側結合部材44の前端部44Aに、二股状の中実ブロック部材40の他方(車体下方側)の先端部40Bを挿入し、各貫通孔にボルト46を挿通してナット(図示省略)で締結するとともに、下側結合部材44の後端部44Bに、中実ブロック部材39を挿入し、各貫通孔にボルト46を挿通してナット(図示省略)で締結することで、サポートアッパサイド30の車幅方向外側端部と、フロントサイドメンバ12の下側取付部38とが結合される。
【0030】
なお、本実施形態では、上側結合部材42及び下側結合部材44の各前端部42A、44A(サポートアッパサイド30の二股状の中実ブロック部材40に結合する端部)における各側壁(上側結合部材42の下方を向く側壁及び下側結合部材44の上方を向く側壁)には、それぞれ中実ブロック部材40を挿入しやすくするための切欠部42C、44Cが形成されている(図6等参照)。
【0031】
こうして、上側結合部材42及び下側結合部材44により、サポートアッパサイド30の車幅方向外側端部と、フロントサイドメンバ12の前端部12Aの外面に車体上下方向に所定間隔を隔てて設けられた上側取付部36及び下側取付部38とが結合されることで、車幅方向から見た側面視で、フロントサイドメンバ12を含めて、略三角形状をなすトラス構造が形成されるようになっている。
【0032】
以上のような構成の車体前部構造10において、次にその作用について説明する。上記したように、サポートアッパサイド30の車幅方向外側端部と、フロントサイドメンバ12の前端部12Aの外面に車体上下方向に所定間隔を隔てて設けられた上側取付部36及び下側取付部38とが、上側結合部材42及び下側結合部材44によってトラス状に結合されている。
【0033】
すなわち、サポートアッパサイド30の車幅方向外側端部の下面には、二股状の中実ブロック部材40が設けられ、フロントサイドメンバ12の前端部12Aの外面における上側取付部36には、中実ブロック部材37が設けられ、下側取付部38には、中実ブロック部材39が設けられている。
【0034】
したがって、上側結合部材42の前端部42Aに中実ブロック部材40の一方(車体上方側)の先端部40Aが挿入されてボルト締結され、上側結合部材42の後端部42Bに中実ブロック部材37が挿入されてボルト締結されることにより、サポートアッパサイド30の車幅方向外側端部と、フロントサイドメンバ12の前端部12Aの外面における上側取付部36とが、その上側結合部材42によって結合される。
【0035】
同様に、下側結合部材44の前端部44Aに中実ブロック部材40の他方(車体後方側)の先端部40Bが挿入されてボルト締結され、下側結合部材44の後端部44Bに中実ブロック部材39が挿入されてボルト締結されることにより、サポートアッパサイド30の車幅方向外側端部と、フロントサイドメンバ12の前端部12Aの外面における下側取付部38とが、その下側結合部材44によって結合される。これにより、上側結合部材42と下側結合部材44とフロントサイドメンバ12とでトラス構造が形成される。
【0036】
ここで、フロントサイドメンバ12の前端部12Aの外面における上側取付部36及び下側取付部38の位置は、サポートアッパサイド30の車幅方向外側端部よりも車体下方側で、かつ車体後方側とされている。したがって、サポートアッパサイド30は、剛性の高い車体骨格部材であるフロントサイドメンバ12に、上側結合部材42及び下側結合部材44を介して(トラス構造によって)、車体下後方側から良好に支持される(補強される)。
【0037】
よって、車両の走行中に発生する車体上下方向の加速度及び車体前後方向の加速度により、オイルクーラ52やヘッドランプ54等の車両搭載部品(重力物)に励起される車体上下方向及び車体前後方向の荷重が、サポートアッパサイド30に入力(負荷)されても、その荷重をフロントサイドメンバ12の上部及び下部に分散させることでき、サポートアッパサイド30に作用する、サポートサイド26を支点とした車体上下方向及び車体前後方向の曲げモーメントを低減することができる。
【0038】
つまり、フロントサイドメンバ12の下側取付部38とサポートアッパサイド30の車幅方向外側端部とを下側結合部材44で結合することにより、その下側結合部材44でサポートアッパサイド30の主に車体上下方向の曲げモーメントを低減することができ、フロントサイドメンバ12の上側取付部36とサポートアッパサイド30の車幅方向外側端部とを上側結合部材42で結合することにより、その上側結合部材42でサポートアッパサイド30の主に車体前後方向の曲げモーメントを低減することができる。
【0039】
また、上側結合部材42及び下側結合部材44は、剛性の高い平板状の中実ブロック部材37、39、40を介して、サポートアッパサイド30の車幅方向外側端部やフロントサイドメンバ12の前端部12Aの外面における上側取付部36及び下側取付部38に結合されている(ボルト46によって共締めされている)ので、組付性が良好となり、結合剛性の高いトラス構造とすることができる。
【0040】
また、このサポートアッパサイド30の曲げモーメントを低減するための車体前部構造10は、サポートアッパサイド30の車幅方向外側端部と、フロントサイドメンバ12の前端部12Aの外面に車体上下方向に所定間隔を隔てて設けられた上側取付部36及び下側取付部38とを、それぞれ上側結合部材42及び下側結合部材44で結合するだけで済む構成であるため(多数の補強部材を必要としないため)、その補強構造の簡素化が可能となる。
【0041】
以上、本実施形態に係る車体前部構造10について、図面に示す実施例を基に説明したが、本実施形態に係る車体前部構造10は、図示の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、サポートアッパサイド30の車幅方向外側端部の下面に設ける中実ブロック部材40は、二股状とせずに、上側結合部材42及び下側結合部材44のそれぞれに対応可能なように、別々に2つ設ける構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】車体前部構造の構成を示す概略斜視図
【図2】車体前部構造の構成を示す一部拡大概略斜視図
【図3】車体前部構造の構成を示す一部拡大概略斜視図
【図4】車体前部構造の構成を示す概略平面図
【図5】車体前部構造の構成を示す概略側面図
【図6】サポートアッパサイドにおける結合部材の結合部分を示す概略斜視図
【図7】サイドメンバにおける結合部材の結合部分を示す概略斜視図
【符号の説明】
【0043】
10 車体前部構造
12 フロントサイドメンバ(サイドメンバ)
20 ラジエータサポート
22 サポートアッパ(アッパ部)
24 サポートロア
26 サポートサイド(サイド部)
28 サポートセンタ
30 サポートアッパサイド(アッパサイド部材)
32 サポートロアサイド
36 上側取付部
37 中実ブロック部材
38 下側取付部
39 中実ブロック部材
40 中実ブロック部材
42 上側結合部材
44 下側結合部材
50 ラジエータ
52 オイルクーラ
54 ヘッドランプ(車両搭載部品)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ラジエータサポートにおけるアッパ部からサイド部よりも車幅方向外側に張り出され、車両搭載部品を支持するアッパサイド部材と、
サイドメンバにおける前記アッパサイド部材の車幅方向外側端部よりも車体下方側で、かつ車体後方側に位置する部位に、車体上下方向に所定間隔を隔てて設けられた上側取付部及び下側取付部と、
前記アッパサイド部材の車幅方向外側端部と前記上側取付部及び前記下側取付部とをトラス状に結合する結合部材と、
を有することを特徴とする車体前部構造。
【請求項2】
前記結合部材は、前記アッパサイド部材の車幅方向外側端部と前記上側取付部とを結合する上側結合部材と、前記アッパサイド部材の車幅方向外側端部と前記下側取付部とを結合する下側結合部材とで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
【請求項3】
前記上側結合部材及び前記下側結合部材は、前記アッパサイド部材の車幅方向外側端部と前記上側取付部及び前記下側取付部に、それぞれブロック部材を介して結合されていることを特徴とする請求項2に記載の車体前部構造。

【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図1】
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【公開番号】特開2010−95031(P2010−95031A)
【公開日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−265343(P2008−265343)
【出願日】平成20年10月14日(2008.10.14)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】