説明

遮水型常温収縮性チューブの製造方法

【課題】火気あるいは電源等の使用が制限される場所や狭い場所でも使用することができ、また防水保護すべき対象物の設置場所や大きさにとらわれず、さらに作業性が良好で防水保護性能に優れた遮水型常温収縮性チューブの製造方法を提供する。
【解決手段】筒状コアの上に常温収縮性チューブ層を弾性的に拡径された状態で支持させ、次に内外面に粘着層20が付着された金属箔18aを、前記常温収縮性チューブ層14の外周面に周方向へ筒状に巻き、次に、この遮水層18上の粘着層20の外周面に外側の常温収縮性チューブ層16を拡径状態で被せて、粘着層20で遮水層18と外側の常温収縮性チューブ層16とを密着させることを特徴とする遮水型常温収縮性チューブの製造方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力ケーブル接続部等の防水保護層として用いる遮水型常温収縮性チューブに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、電力供給の高信頼性を確保するために、ケーブル本体だけでなく、ケーブル接続部にも高い遮水性能が要求され、ケーブル接続部の絶縁補強体等の上に設けられる防水保護層としてゴム又はプラスチックからなる熱収縮チューブが使用されている。
【0003】
また、熱収縮チューブの遮水性をさらに向上させるために、例えば、図9に示すように、熱収縮チューブ本体1a内に、金属箔を周方向へ筒状に巻いて、その相対向する両側縁をオーバーラップさせて形成される遮水層1bを埋設してなる遮水型熱収縮チューブ1も使用されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
遮水型熱収縮チューブは、これをケーブル接続部等の上に被せて収縮させるために、熱源が必要である。このため、火気あるいは電源等の使用が制限される場所や狭い場所では使用することが難しかった。
また、防水保護の対象物の外径が大きい場合には、熱収縮チューブの収縮に時間がかかり、作業性がよくなかった。
さらに、熱収縮チューブを均等に加熱することが容易でないため、チューブの収縮開始時間及び収縮速度が周方向の位置で不揃いになり易い。このため、金属箔が局部的に伸びて亀裂が入ったり、逆にしわが生じて密着性が悪くなり、チューブの防水保護機能が低下する恐れがあった。
【0005】
本発明は上記の問題点を解決し、火気あるいは電源等の使用が制限される場所や狭い場所でも使用することができ、また防水保護すべき対象物の設置場所や大きさにとらわれず、さらに作業性が良好で防水保護性能に優れた遮水型常温収縮性チューブの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る遮水型常温収縮性チューブは、解体可能な筒状コアと、筒状コアの外方に弾性的に拡径された状態で支持される常温収縮性チューブ層と、金属箔を周方向へ筒状に巻いて、その相対向する両側縁をオーバーラップさせて形成され、筒状コアと常温収縮性チューブ層との間に介在される遮水層と、遮水層の内外周面に付着して形成され、遮水層と常温収縮性チューブ層とを密着させる粘着層とを有することを特徴とする。
【0007】
本発明に係る遮水型常温収縮性チューブは、常温収縮性チューブ層を主体にして構成されるので、熱源を必要としない。このため、火気あるいは電源等の使用が制限される場所や熱源を設置するスペースのない狭い場所でも使用することができる。
【0008】
また該チューブの収縮に要する時間は、対象物の外径が大きいものでも小さいものと殆ど変わらないので、防水処理の作業性が良好であり、作業能率を向上させることができる。
【0009】
さらに、該チューブの収縮開始時間及び収縮速度は温度に依存しないので、周方向の位置によって変わらずほぼ一定である。このため、遮水層を構成する金属箔が局部的に伸びることが少なく亀裂が入りにくい。逆にしわも発生しにくく密着性も良好になる。加えて金属箔と常温収縮性チューブ層は粘着層で密着され、両者間の相対滑りが抑制されるので、金属箔に亀裂、しわが一層生じにくくなり、防水保護機能を高めることができる。特に常温収縮性チューブ層を常温で収縮させた場合、金属箔にしわが生じても、このしわがその内外に形成された粘着層内で生じるので、防水機能が損なわれることがない。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る遮水型常温収縮性チューブの製造方法によれば、以下に記載されるような効果を奏する。即ち、遮水型の防水保護機能を有するチューブが常温収縮性チューブ層を主体として構成されるので、熱源を必要としない。このため、火気あるいは電源等の使用が制限される場所や熱源を設置するスペースのない狭い場所でも使用することができる。
【0011】
また該チューブ層の収縮に要する時間は、対象物の外径が大きいものでも小さいものと殆ど変わらないので、防水処理の作業性が良好であり、作業能率を向上させることができる。
【0012】
更に、該チューブ層の収縮開始時間及び収縮速度は温度に依存しないので、周方向の位置によって変わらずほぼ一定である。このため、遮水層を構成する金属箔が局部的に伸びることが少なく亀裂が入りにくい。逆にしわも発生しにくく密着性も良好になる。
【0013】
加えて遮水層の内外周面には粘着層が付着され、遮水層を構成する金属箔と常温収縮性チューブ層は粘着層で密着されているので、両者間の相対滑りが抑制されるので、金属箔に亀裂、しわが一層生じにくくなり、防水保護機能を高めることができる。
特に常温収縮性チューブ層を常温で収縮させた場合、金属箔にしわが生じても、このしわがその内外に形成された粘着層内で生じるので、防水機能が損なわれることがない。従って、長期間にわたり良好な品質を維持することができ信頼性が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明に係る遮水型常温収縮性チューブ10の一実施形態を示す上半部縦断面図である。この遮水型常温収縮性チューブ10は、解体可能な円筒形の筒状コア12と、筒状コア12上に弾性的に、即ち、弾性を保持したまま、拡径された状態で支持される内側の常温収縮性チューブ層14と、その外側に遮水層18を介在させて設けられる外側の常温収縮性チューブ層16とを有する。
【0015】
筒状コア12は、例えばポリプロピレン製の断面角形の紐状体をスパイラル状に巻回して円筒状に形成し、隣接する紐状体の側面同士を溶着等して接合したものが使用される。従って、この紐状体を筒状コア12の一端側から内側に引っ張って筒状コア内の空洞を通して他端側へ引き出すことにより、筒状コア12を一端側から徐々に解体除去することが可能である。
【0016】
内側の常温収縮性チューブ層14及び外側の常温収縮性チューブ層16は、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーンゴム等のゴム材料を主体として筒状体に成形され、筒状コア12上に半径方向へ弾性的に拡径された状態で支持される。従って、筒状コア12を解体することにより、常温収縮性チューブ層14、16は常温で収縮して縮径される。
【0017】
遮水層18は、厚さ0.01〜0.1mmの銅、アルミニウム、鉛等よりなる金属箔18aを周方向へ円筒状に巻いて、その相対向する両側縁18b、18cを図2に示すように5〜20mm、好ましくは10〜15mmの範囲でオーバーラップさせて形成されている。
この遮水層18は、図1に示すように、これら常温収縮性チューブ層14、16の長手方向両端近傍(端部までの距離は片側で5〜10mm程度)までほぼ全長にわたり設けられる。
なお、遮水層18は前記したように、常温収縮性チューブ層14、16のほぼ全長にわたり設けることが好ましいが、使用目的や用途によっては、遮水効果、即ち、防水保護機能を向上させたい長手方向の任意の位置にだけ部分的に設けるようにしてもよい。
【0018】
20は、遮水層18の内外周面に付着して形成され、遮水層18と常温収縮性チューブ層14、16とを液密に密着させる粘着層である。この粘着層20は、遮水型常温収縮性チューブ10をケーブル接続部の補強絶縁体等に被せて常温収縮させる際に、金属箔18aと常温収縮性チューブ層14、16との間の相対滑りを抑制し、金属箔18aに亀裂やしわが生じるのを一層防止する機能を有する。
また、常温収縮性チューブ層14、16を常温で収縮させたとき、金属箔にしわが生じても、粘着層20内で生じるようにし、防水機能が損なわれるのを防止する働きもする。
粘着層20は、ブチルゴム等のゴム系、ポリ酢酸ビニル等の樹脂系の粘着材料が使用される。
【0019】
なお、遮水層18を構成する金属箔18aの両面に、ポリエチレン、ポリプロピレン、クロロプレンゴム等のプラスチックまたはゴム材料をラミネートしたものを用いてもよい。このようにすると、金属箔18aと粘着層20との間の親和性が良くなり、遮水層18と常温収縮性チューブ層14、16との密着性をより高めることができる。
【0020】
次に上記遮水型熱収縮チューブ10の製造方法を説明する。先ず、筒状コア12の上に内側の常温収縮性チューブ層14を弾性的に拡径された状態で支持させる。具体的には、図3に示すような、筒状コア挿入孔24aを有する円形状の大径部24、テーパ部25及び円形状の小径部26からなる拡径治具22を用いる。即ち、この拡径治具22における大径部24側の筒状コア挿入孔24aに筒状コア12を挿入すると共に、小径部26側から常温収縮性チューブ層14を挿入する。
【0021】
なお、拡径治具22の大径部24、テーパ部25及び小径部26の外周面には、常温収縮性チューブ層14の拡径作業を容易にするために、シリコーンオイル、シリコーングリース、フッ素オイル、エチレングリコール、パラフィンワックス等の潤滑剤を予め塗布しておくことが好ましい。潤滑剤は常温収縮性チューブ層14の材質等に応じて適宜選択される。
【0022】
次に、常温収縮性チューブ層体14を拡径治具22のテーパ部25及び大径部24の外周面に順次滑らせていく。そして、常温収縮性チューブ層14の先端が大径部24の端部を越えると、常温収縮性チューブ層14が自己収縮して筒状コア12の後端部に乗り移り、その収縮力で筒状コア12に把持される。
さらに、常温収縮性チューブ層体14を大径部24の外周面上に滑らせて押し込むと、筒状コア12が筒状コア挿入孔24aから徐々に抜き出てきて、常温収縮性チューブ層14は筒状コア12上に完全に乗り移り、図4に示すように、筒状コア12上に拡径状態で支持される。
【0023】
次に内外面に粘着層20が付着された金属箔18aを、前記常温収縮性チューブ層14の外周面に周方向へ筒状に巻いて、その相対向する金属箔18aの両側縁18b、18cをオーバーラップさせ、そのオーバーラップ部分を粘着層20で付着して隙間が生じないように密着させる遮水層18を形成し、粘着層20で遮水層18と常温収縮性チューブ層14とを液密に密着させる(図5参照)。
【0024】
次に、この遮水層18上の粘着層20の外周面に外側の常温収縮性チューブ層16を被せて、粘着層20で遮水層18と常温収縮性チューブ層16とを密着させる。常温収縮性チューブ層16の被せ方として、例えば次の2通りの方法を紹介する。
第1の方法は、前記拡径治具22を用いる方法である。ただし、この場合は、常温収縮性チューブ層14を拡径するとき用いたものよりも一回り大きな拡径治具22を用いる。拡径方法は前記した常温収縮性チューブ層14の拡径方法と同じである。即ち、大径部24側の筒状コア挿入孔24aに、予め筒状コア12で支持された常温収縮性チューブ層14及び遮水層18等の複合筒状体を挿入すると共に、小径部26側から常温収縮性チューブ層16を挿入する。そして、この常温収縮性チューブ層16をテーパ部25及び大径部24の外周面上に順次滑らせることにより、最終的に前記複合筒状体の粘着層20上に被せて拡径状態で支持させる方法である。
【0025】
第2の方法は、前記複合筒状体の外径より若干大きい内径を有する解体可能な別の筒状コア12に、前記拡径治具22を用いて常温収縮性チューブ層16を予め拡径状態で支持させておく。
次に、この筒状コア12で拡径支持された常温収縮性チューブ層16を前記複合筒状体の上に嵌挿し、この筒状コア12を解体除去することにより、常温収縮性チューブ層16をその自己収縮力により複合筒状体の粘着層20上に被せて拡径状態で支持させる方法である。
【0026】
このようにして、前記筒状コア12上に常温収縮性チューブ層14と常温収縮性チューブ層16を拡径状態で支持させると共に、常温収縮性チューブ層14、16間に遮水層18を介在させ、遮水層18の内外周面に付着した粘着層20で遮水層18と常温収縮性チューブ層14、16とを液密に密着させることにより、図1に示す遮水型常温収縮性チューブ10を製造する。
【0027】
前記実施形態の遮水型常温収縮性チューブ10は、常温収縮性チューブ層14、16の両方を用いたが、該チューブの使用条件等によっては、内側の常温収縮性チューブ層14を省略することが可能である。この場合、遮水層18の内側に付着する粘着層20が内側の筒状コア12に接着して、筒状コア12の後工程における解体に支障を来たすことがないように、この内側の粘着層20の形成条件、材質等を変えて、遮水層18の外側に付着する粘着層よりも粘着性を損なわない範囲で少し硬質にしておくことが望ましい。
【0028】
前記実施形態の遮水型常温収縮性チューブ10は遮水層18が1枚の金属箔18aを周方向へ筒状に巻いて、その相対向する両側縁18b、18cをオーバーラップさせて形成されているが、図6に示すように、2枚の金属箔29、30を周方向へ180度位置をずらして筒状に巻いて、その相対向する両側縁29a、30b及び両側縁30a、29bをオーバーラップさせて、遮水層28を形成してもよい。
【0029】
また、図7に示すように、3枚の金属箔33、34、35を周方向へ120度ずつ位置をずらし、周方向へ筒状に巻いて、その相対向する両側縁33a、34b、両側縁34a、35b及び両側縁35a、33bをオーバーラップさせて、遮水層32を形成してもよいし、図示省略するが、4枚以上の金属箔を周方向へ筒状に巻いて、その相対向する両側縁をオーバーラップさせて遮水層を形成するようにしてもよい。
【0030】
さらに、図8に示すように、遮水層36を構成する金属箔38は、その周方向へ伸縮性を持たせるように波状凹凸部38aを形成してもよい。なお、この金属箔38は図1、6、7に示す遮水層の金属箔にも適用できるものである。
【0031】
前記のように、遮水層を構成する金属箔を複数枚用いたり、金属箔に波状凹凸部を形成すると、本発明の遮水型常温収縮性チューブ10を防水保護対象物へ取付けて常温収縮させるとき、あるいは該チューブ使用中にヒートサイクルを受けたときに、金属箔に生じる伸縮ひずみを分散して緩和し易くなるので、金属箔へのストレスが減少し、遮水効果をより高めることができ有効である。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明に係る遮水型常温収縮性チューブの一実施形態を示す上半部縦断面図である。
【図2】図1の遮水層において、金属箔のオーバーラップ部分を一部拡大して示す横断面図である。
【図3】図1に示す筒状コアの上に常温収縮性チューブ層を拡径して支持させる方法の説明図である。
【図4】図3に示す拡径方法により、筒状コアの外方に常温収縮性チューブ層が支持された状態を示す縦断面図である。
【図5】図4に示す常温収縮性チューブ層の外周面に遮水層を形成した状態を示す縦断面図である。
【図6】本発明で用いる遮水層の他の実施形態を示す概要図である。
【図7】本発明で用いる遮水層のさらに他の実施形態を示す概要図である。
【図8】本発明で用いる遮水層の図7のものとは異なるさらに他の実施形態を示す概要図である。
【図9】従来の遮水型熱収縮チューブを示す側面図である。
【符号の説明】
【0033】
10 遮水型常温収縮性チューブ
12 筒状コア
14 常温収縮性チューブ層
16 常温収縮性チューブ層
18 遮水層
18a 金属箔
18b 側縁
18c 側縁
20 粘着層
22 拡径治具
24 大径部
24a 筒状コア挿入孔
25 テーパ部
26 小径部
28 遮水層
29a 側縁
29b 側縁
30a 側縁
30b 側縁
32 遮水層
33a 側縁
33b 側縁
34a 側縁
34b 側縁
35a 側縁
35b 側縁
36 遮水層
38 金属箔
38a 波状凹凸部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状コアの上に常温収縮性チューブ層を弾性的に拡径された状態で支持させ、
次に内外面に粘着層20が付着された金属箔18aを、前記常温収縮性チューブ層14の外周面に周方向へ筒状に巻き、
次に、この遮水層18上の粘着層20の外周面に外側の常温収縮性チューブ層16を拡径状態で被せて、粘着層20で遮水層18と外側の常温収縮性チューブ層16とを密着させることを特徴とする遮水型常温収縮性チューブの製造方法。
【請求項2】
内側の常温収縮性チューブ層14を省略したことを特徴とする請求項1の遮水型常温収縮性チューブの製造方法。
【請求項3】
テーパ部及び大径部を有し、大径部24に筒状コア挿入孔を有する拡径治具の筒状コア挿入孔24aに、予め筒状コア12に遮水層18を支持した複合筒状体を挿入し、
常温収縮性チューブ層16をテーパ部25及び大径部24の外周面上に順次滑らせることにより、前記複合筒状体の粘着層20上に被せて拡径状態で支持させる請求項1または2の遮水型常温収縮性チューブの製造方法。
【請求項4】
第1の筒状コアに遮水層を支持させた複合筒状体を製造すると共に、別途、外側の常温収縮性チューブ層となるチューブを第2の筒状コアに拡径状態で支持させたものを製造し、
第2の筒状コアで拡径支持された外側の常温収縮性チューブ層となるチューブを前記複合筒状体の上に被せ、第2の筒状コア12を解体除去することにより、常温収縮性チューブ層16を複合筒状体の粘着層20上に被せて拡径状態で支持させる請求項1又は請求項2の遮水型常温収縮性チューブの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−312595(P2007−312595A)
【公開日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−154161(P2007−154161)
【出願日】平成19年6月11日(2007.6.11)
【分割の表示】特願2000−39386(P2000−39386)の分割
【原出願日】平成12年2月17日(2000.2.17)
【出願人】(000005290)古河電気工業株式会社 (4,457)
【Fターム(参考)】