説明

選択的シトクロムP450RAI−1または選択的シトクロムP450RAI−2阻害活性を有する化合物およびそれを得る方法

明細書中に提供される式1〜17の化合物は、シトクロムP450RAI-1酵素またはシトクロムP450RAI-2酵素のいずれかを特異的または選択的に阻害する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】



(式中、
Aはフェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、ここで前記フェニルおよびヘテロアリール基は任意に1個または2個のR2基で置換されている;
XはO、SまたはNRであり、ここでRはH、炭素数1〜6のアルキル、またはベンジルである;
YはH、炭素数1〜10のアルキル、ベンジル、C1-6アルキルもしくはハロゲン置換ベンジル、炭素数1〜10のフルオロ置換アルキル、炭素数3〜6のシクロアルキル、炭素数3〜6のC1-6アルキル置換シクロアルキル、炭素数2〜6で1個又は2個の二重結合を有するアルケニル、炭素数2〜6のアルキニル、炭素数4〜6のアルケニル−アルキニル、炭素数4〜6のアルキニル−アルケニル、Cl、Br、もしくはIまたは炭素数1〜6のアルコキシである;
Zは、C≡C-、
n'が1〜5の値を有する整数である-(CR1=CR1)n'
-CO-NR1-、
NR1-CO-;
-CO-O-、
-O-CO-、
-CS-NR1-、
NR1-CS-、
-CO-S-、
-S-CO-、
-N=N-;
-NR1-CO-NR1-
である;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
pは0〜4の値を有する整数である;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは0〜2の値を有する整数である;
R4は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、もしくはF、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、またはハロゲンである;
oは0〜2の値を有する整数である;
Wは-C(R5)2-または-CR5=CR5-である;
R5は、独立して、H、ハロゲン、または炭素数1〜3のアルキル、ただしWが-C(R5)2-の場合は、少なくとも1つのR5が炭素数1〜3のアルキルである、および
R8はH、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1-6アルキル)、CH2OCO(C1-6アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項2】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Aがフェニルである、請求項2記載の化合物。
【請求項4】
Zが、-C≡C-、-CO-O-および-NHCONH-からなる群より選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項5】
Wが、CH=CH、C(CH3)=CH、CH=C(CH3)、C(CH3)2およびCHCH3からなる群より選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項6】
Zが-C≡C-であり、Yがシクロプロピルであり、R8がH、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1-3アルキル)もしくはCH2OCO(C1-3アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項3記載の化合物。
【請求項7】



(式中、点線は結合、または結合がないことを表す;
Aはフェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、ここで前記フェニルおよびへテロアリール基は任意に1個または2個のR2基で置換されている;
Xは炭素数1〜6のアルキル、炭素数2〜6で1個または2個の二重結合を有するアルケニル、炭素数2〜6のアルキニル、炭素数4〜6のアルケニル−アルキニル、炭素数4〜6のアルキニル−アルケニル、Cl、BrもしくはI、OR、SR、NRR7、-CO-ORであり、ここでRはH、炭素数1〜6のアルキル、またはベンジルである;
YはH、炭素数1〜10のアルキル、ベンジル、C1-6アルキルもしくはハロゲン置換ベンジル、炭素数1〜10のフルオロ置換アルキル、炭素数3〜6のシクロアルキル、炭素数3〜6のC1-6アルキル置換シクロアルキル、炭素数2〜6で1個または2個の二重結合を有するアルケニル、炭素数2〜6のアルキニル、炭素数4〜6のアルケニル−アルキニル、炭素数4〜6のアルキニル−アルケニル、Cl、Br、I、COOR8または炭素数1〜6のアルコキシである;
Zは、-C≡C-、
n'が1〜5の値を有する整数である-(CR1=CR1)n'
-CO-NR1-、
NR1-CO-;
-CO-O-、
-O-CO-、
-CS-NR1-、
NR1-CS-、
-CO-S-、
-S-CO-、
-N=N-;
-NR1-CO-NR1-
である;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは0〜2の値を有する整数である;
R4は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、もしくは炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、またはハロゲンである;
oは0〜4の値を有する整数である;
Wは-C(R5)2-または-CR5=CR5-である;
R5は、独立して、H、ハロゲン、または炭素数1〜3のアルキルであり、ただしWが-C(R5)2-の場合は少なくとも1つのR5が炭素数1〜3のアルキルである;
R7はH、低級アルキル、炭素数3〜6のシクロアルキル、炭素数3〜6の低級アルキル置換シクロアルキルである、および
R8は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1-6アルキル)、CH2OCO(C1-6アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項8】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項7記載の化合物。
【請求項9】
Aがフェニルである、請求項7記載の化合物。
【請求項10】
Zが、-C≡C-、-CO-O-および-NHCONH-からなる群より選択される、請求項7記載の化合物。
【請求項11】
Wが、CH=CH、C(CH3)=CH、CH=C(CH3)、C(CH3)2およびCHCH3からなる群より選択される、請求項7記載の化合物。
【請求項12】
Zが-C≡C-であり、YがH、シクロプロピルまたはOCH3であり、点線が結合がないことを表し、R8がH、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1-3アルキル)もしくは-CH2OCO(C1-3アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項9記載の化合物。
【請求項13】



を有する請求項12記載の化合物、または該化合物の薬学的に許容され得る塩。
【請求項14】



(式中、
Aはフェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、ここで前記フェニルおよびヘテロアリール基は任意に1個または2個のR2基で置換されている;
XはO、SまたはNRであり、ここでRはH、炭素数1〜6のアルキル、C1-6トリアルキルシリルまたはベンジルである;
YはH、炭素数1〜10のアルキル、ベンジル、C1-6アルキルもしくはハロゲン置換ベンジル、炭素数1〜10のフルオロ置換アルキル、炭素数3〜6のシクロアルキル、炭素数3〜6のC1-6アルキル置換シクロアルキル、炭素数2〜6で1個また2個の二重結合を有するアルケニル、炭素数2〜6のアルキニル、炭素数4〜6のアルケニル−アルキニル、炭素数4〜6のアルキニル−アルケニル、Cl、BrまたはIである;
Zは、-C≡C-、
n'が1〜5の値を有する整数である-(CR1=CR1)n'
-CO-NR1-、
NR1-CO-;
-CO-O-、
-O-CO-、
-CS-NR1-、
NR1-CS-、
-CO-S-、
-S-CO-、
-N=N-;
-NR1-CO-NR1-
である;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは0〜3の値を有する整数である;
Wは-C(R5)2-または-CR5=CR5-である;
R5は、独立して、H、ハロゲン、または炭素数1〜3のアルキルであり、ただしWが-C(R5)2-である場合は少なくとも1つのR5は炭素数1〜3のアルキルである;
R7はH、炭素数1〜6のアルキル、炭素数3〜6のシクロアルキルまたは炭素数1〜6のC1-6アルキル置換シクロアルキルである、および
R8はH、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1-6アルキル)、CH2OCO(C1-6アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項15】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項14記載の化合物。
【請求項16】
Aがフェニルである、請求項15記載の化合物。
【請求項17】
Zが、-C≡C-、-CO-O-および-NHCONH-からなる群より選択される、請求項14記載の化合物。
【請求項18】
Wが、CH=CH、C(CH3)=CH、CH=C(CH3)、C(CH3)2およびCHCH3からなる群より選択される、請求項14記載の化合物。
【請求項19】
Zが-C≡C-であり、YがHであり、XがNRであり、R8がH、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1-3アルキル)もしくはCH2OCO(C1-3アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項16記載の化合物。
【請求項20】



(式中、
Aはフェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、ここで前記フェニルおよびヘテロアリール基は任意に1個または2個のR2基で置換されている;
XはOR7、SR7またはNRR7であり、ここでRはH、炭素数1〜6のアルキルまたはベンジルである;
YはH、炭素数1〜10のアルキル、ベンジル、C1-6アルキルもしくはハロゲン置換ベンジル、炭素数1〜10のフルオロ置換アルキル、炭素数3〜6のシクロアルキル、炭素数3〜6のC1-6アルキル置換シクロアルキル、炭素数2〜6で1個または2個の二重結合を有するアルケニル、炭素数2〜6のアルキニル、炭素数4〜6のアルケニル−アルキニル、炭素数4〜6のアルキニル−アルケニル、Cl、Br、Iまたは-COOR1である;
Zは、-C≡C-、
n'が1〜5の値を有する整数である-(CR1=CR1)n'
-CO-NR1-、
NR1-CO-;
-CO-O-、
-O-CO-、
-CS-NR1-、
NR1-CS-、
-CO-S-、
-S-CO-、
-N=N-;
-NR1-CO-NR1-
である;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは0〜3の値を有する整数である;
Wは-C(R5)2-または-CR5=CR5-である;
R5は、独立して、H、ハロゲン、または炭素数1〜3のアルキルであり、ただしWが-C(R5)2-である場合は、少なくとも1つのR5は炭素数1〜3のアルキルである;
R7はH、炭素数1〜6のアルキル、炭素数3〜6のシクロアルキルまたは炭素数1〜6のC1-6アルキル置換シクロアルキルである、および
R8はH、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1-6アルキル)、CH2OCO(C1-6アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項21】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項20記載の化合物。
【請求項22】
Aがフェニルである、請求項21記載の化合物。
【請求項23】
Zが、-C≡C-、-CO-O-および-NHCONH-からなる群より選択される、請求項20記載の化合物。
【請求項24】
Wが、CH=CH、C(CH3)=CH、CH=C(CH3)、C(CH3)2およびCHCH3からなる群より選択される、請求項20記載の化合物。
【請求項25】
Zが-C≡C-であり、YがHまたはCOOR1であり、XがNRR7(式中、R7はシクロプロピルである)であり、R8がH、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1-3アルキル)もしくは-CH2OCO(C1-3アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項22記載の化合物。
【請求項26】



を有する、請求項25記載の化合物。
【請求項27】



(式中、
Aはフェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、ここで前記フェニルおよびヘテロアリール基は任意に1個または2個のR2基で置換されている;
YはH、炭素数1〜10のアルキル、ベンジル、C1-6アルキルもしくはハロゲン置換ベンジル、炭素数1〜10のフルオロ置換アルキル、炭素数3〜6のシクロアルキル、炭素数3〜6のC1-6アルキル置換シクロアルキル、炭素数2〜6で1個または2個の二重結合を有するアルケニル、炭素数2〜6のアルキニル、炭素数4〜6のアルケニル−アルキニル、炭素数4〜6のアルキニル−アルケニル、Cl、Br、Iまたは-COOR1である;
Zは、-C≡C-、
n'が1〜5の値を有する整数である-(CR1=CR1)n'
-CO-NR1-、
NR1-CO-;
-CO-O-、
-O-CO-、
-CS-NR1-、
NR1-CS-、
-CO-S-、
-S-CO-、
-N=N-;
-NR1-CO-NR1-
である;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは0〜3の値を有する整数である;
nは0または1の値を有する整数である;
pは0または1の値を有する整数である;
Wは-C(R5)2-または-CR5=CR5-である;
R5は、独立して、H、ハロゲン、または炭素数1〜3のアルキルであり、ただしWが-C(R5)2-である場合は少なくとも1つのR5は炭素数1〜3のアルキルである、および
R8は、H、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1-6アルキル)、CH2OCO(C1-6アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
化合物。
【請求項28】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項27記載の化合物。
【請求項29】
Aがフェニルである、請求項28記載の化合物。
【請求項30】
Zが、-C≡C-、-CO-O-および-NHCONH-からなる群より選択される、請求項27記載の化合物。
【請求項31】
Wが、CH=CH、C(CH3)=CH、CH=C(CH3)、C(CH3)2およびCHCH3からなる群より選択される、請求項27記載の化合物。
【請求項32】
Zが-C≡C-であり、Yが分枝鎖アルキルであり、pが0であり、R8がH、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1-3アルキル)もしくは-CH2OCO(C1-3アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項29記載の化合物。
【請求項33】



(式中、
Aはフェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、ここで前記フェニルおよびヘテロアリール基は任意に1個または2個のR2基で置換されている;
XはO、S、NRまたはCOであり、ここでRはHまたは炭素数1〜6のアルキルである;
YはH、炭素数1〜10のアルキル、ベンジル、C1-6アルキルもしくはハロゲン置換ベンジル、炭素数1〜10のフルオロ置換アルキル、炭素数3〜6のシクロアルキル、炭素数3〜6のC1-6アルキル置換シクロアルキル、炭素数2〜6で1個または2個の二重結合を有するアルケニル、炭素数2〜6のアルキニル、炭素数4〜6のアルケニル−アルキニル、炭素数4〜6のアルキニル−アルケニル、Cl、Br、I、OR7、CH2-NRR7または-COOR1である;
Zは、-C≡C-、
n'が1〜5の値を有する整数である-(CR1=CR1)n'
-CO-NR1-、
NR1-CO-;
-CO-O-、
-O-CO-、
-CS-NR1-、
NR1-CS-、
-CO-S-、
-S-CO-、
-N=N-;
-NR1-CO-NR1-
である;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは0〜3の値を有する整数である;
R4は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、またはF;炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、またはハロゲンである;
oは0〜4の値を有する整数である;
Wは-C(R5)2-または-CR5=CR5-である;
R5は、独立して、H、ハロゲン、または炭素数1〜3のアルキルであり、ただしWが-C(R5)2-である場合は少なくとも1つのR5が炭素数1〜3のアルキルである、および
R7はH、炭素数1〜6のアルキル、炭素数3〜6のシクロアルキルまたは炭素数1〜6のC1-6アルキル置換シクロアルキルである、および
R8はH、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1-6アルキル)、CH2OCO(C1-6アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項34】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項33記載の化合物。
【請求項35】
Aがフェニルである、請求項34記載の化合物。
【請求項36】
Zが、-C≡C-、-CO-O-および-NHCONH-からなる群より選択される、請求項33記載の化合物。
【請求項37】
Wが、CH=CH、C(CH3)=CH、CH=C(CH3)、C(CH3)2およびCHCH3からなる群より選択される、請求項33記載の化合物。
【請求項38】
XがOである、請求項33記載の化合物。
【請求項39】
Zが-C≡C-であり、XがOであり、Yが、アルキル、OHまたはCH2-NRR7(式中、R7はシクロプロピルである)であり、R8がH、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1-3アルキル)もしくは-CH2OCO(C1-3アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項35記載の化合物。
【請求項40】



(式中、
Aは、フェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、前記フェニルおよびヘテロアリール基は、任意に1個または2個のR2基で置換されている;
Yは、炭素数4〜6のアルケニル-アルキニル、炭素数4〜6のアルキニル-アルケニル、OR7、CH2-NRR7または-COOR1である;
Zは、-C≡C-、
-CO-O-、
-NR1-CO-NR1-
である;
Rは、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは、0〜3の値を有する整数である;
R4は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、またはF;炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、またはハロゲンである;
oは、0〜4の値を有する整数である;
R7は、H、炭素数1〜6のアルキル、炭素数3〜6のシクロアルキルまたは炭素数1〜6のC1〜6アルキル置換シクロアルキルである;および
R8は、H、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1〜6アルキル)、CH2OCO(C1〜6アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
化合物。
【請求項41】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項40記載の化合物。
【請求項42】
Aがフェニルである、請求項40記載の化合物。
【請求項43】
Zが-C≡C-であり、X、Yが、OR7、-COOR1またはCH2-NRR7(式中、R7はシクロプロピルである)であり、R8がH、炭素数1〜3の低級アルキルもしくは-CH2O(C1-3アルキル)もしくは-CH2OCO(C1-3アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項42記載の化合物。
【請求項44】



(式中、
Aは、フェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、前記フェニルおよびヘテロアリール基は、任意に1個または2個のR2基で置換されている;
Yは、炭素数2〜6のアルケニル、炭素数2〜6のアルキニル、炭素数4〜6のアルケニル-アルキニル、炭素数4〜6のアルキニル-アルケニルである;
Zは、-C≡C-、
-CO-O-、
-NR1-CO-NR1-
である;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは、0〜3の値を有する整数である;
R7は、H、炭素数1〜6のアルキル、炭素数3〜6のシクロアルキルまたは炭素数1〜6のC1〜6アルキル置換シクロアルキルである;および
R8は、H、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1〜6アルキル)、CH2OCO(C1〜6アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項45】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項44記載の化合物。
【請求項46】
Aがフェニルである、請求項45記載の化合物。
【請求項47】
Zが-C≡C-であり、R7がアルキルであり、Yが、CH≡C-、CH2=CH-またはCH≡C-CH2=CH-であり、R8がH、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1-3アルキル)もしくは-CH2OCO(C1-3アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項46記載の化合物。
【請求項48】



(式中、
Aは、フェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、前記フェニルおよびヘテロアリール基は、任意に1個または2個のR2基で置換されている;
Zは、-C≡C-、
-CO-O-、
-NR1-CO-NR1-
である;
Rは、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは、0〜3の値を有する整数である;
R7は、H、炭素数1〜6のアルキル、炭素数3〜6のシクロアルキルまたは炭素数1〜6のC1〜6アルキル置換シクロアルキルである;および
R8は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1〜6アルキル)、CH2OCO(C1〜6アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項49】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項48記載の化合物。
【請求項50】
Aがフェニルである、請求項48記載の化合物。
【請求項51】
Zが-C≡C-であり、R7がシクロプロピルであり、R8が、独立して、H、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1-3アルキル)もしくは-CH2OCO(C1-3アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項50記載の化合物。
【請求項52】



(式中、点線は結合、または結合のないことを表す;
Aは、フェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、前記フェニルおよびヘテロアリール基は、任意に1個または2個のR2基で置換されている;
Xは、NRR7、またはCOOR8である;
Yは、H、炭素数2〜6のアルケニル、炭素数4〜6のアルケニル-アルキニル、炭素数4〜6のアルキニル-アルケニル、OR7、または-COOR1である;
Zは、-C≡C-、
-CO-O-、
-NR1-CO-NR1-
である;
Rは、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは、0〜3の値を有する整数である;
R4は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、またはF;炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、またはハロゲンである;
oは、0〜4の値を有する整数である;
R7は、H、炭素数1〜6のアルキル、炭素数3〜6のシクロアルキルまたは炭素数1〜6のC1〜6アルキル置換シクロアルキルである;および
R8は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1〜6アルキル)、CH2OCO(C1〜6アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項53】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項52記載の化合物。
【請求項54】
Aがフェニルである、請求項53記載の化合物。
【請求項55】
Zが-C≡C-であり、R7がシクロプロピルであり、Yが、H、ビニル、OR7またはCOOR1であり、R8が、独立して、H、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1-3アルキル)もしくは-CH2OCO(C1-3アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項54記載の化合物。
【請求項56】



(式中、
Aは、フェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、前記フェニルおよびヘテロアリール基は、任意に1個または2個のR2基で置換されている;
Yは、炭素数2〜6のアルケニル、炭素数4〜6のアルケニル-アルキニル、または炭素数4〜6のアルキニル-アルケニルである;
Zは、-C≡C-、
-CO-O-、
-NR1-CO-NR1-
である;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは、0〜3の値を有する整数である;および
R4は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、またはF;炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、またはハロゲンである;
oは、0〜4の値を有する整数である;および
R8は、H、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1〜6アルキル)、CH2OCO(C1〜6アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項57】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項56記載の化合物。
【請求項58】
Aがフェニルである、請求項57記載の化合物。
【請求項59】
Zが-C≡C-であり、Yがビニルであり、R8がH、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1-3アルキル)もしくは-CH2OCO(C1-3アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項58記載の化合物。
【請求項60】



(式中、
Aは、フェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、前記フェニルおよびヘテロアリール基は、任意に1個または2個のR2基で置換されている;
Zは、-C≡C-、
-CO-O-、
-NR1-CO-NR1-
である;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは、0〜3の値を有する整数である;および
R8は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1〜6アルキル)、CH2OCO(C1〜6アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項61】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項60記載の化合物。
【請求項62】
Aがフェニルである、請求項61記載の化合物。
【請求項63】
Zが-C≡C-であり、R8が、独立して、H、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1-3アルキル)もしくはCH2OCO(C1-3アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項62記載の化合物。
【請求項64】



(式中、
Aは、フェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、前記フェニルおよびヘテロアリール基は、任意に1個または2個のR2基で置換されている;
Zは、-C≡C-、
-CO-O-、
-NR1-CO-NR1-である;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは、0〜3の値を有する整数である;および
R8は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1〜6アルキル)、CH2OCO(C1〜6アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項65】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項64記載の化合物。
【請求項66】
Aがフェニルである、請求項65記載の化合物。
【請求項67】
Zが-C≡C-であり、R8が、独立して、H、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1〜3アルキル)もしくは-CH2OCO(C1〜3アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項66記載の化合物。
【請求項68】



(式中、
Aは、フェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、前記フェニルおよびヘテロアリール基は、任意に1個または2個のR2基で置換されている;
Yは、H、炭素数1〜10のアルキル、ベンジル、C1〜6アルキルまたはハロゲン置換ベンジル、炭素数1〜10のフルオロ置換アルキル、炭素数3〜6のシクロアルキル、炭素数3〜6のC1〜6アルキル置換シクロアルキル、炭素数2〜6で、1個もしくは2個の二重結合を有するアルケニル、炭素数2〜6のアルキニル、炭素数4〜6のアルケニル-アルキニル、炭素数4〜6のアルキニル-アルケニル、Cl、Br、I、OR7、CH2-NRR7または-COOR1である;
Rは、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは、0〜3の値を有する整数である;
R4は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、またはF;炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、またはハロゲンである;
oは、0〜4の値を有する整数である;
R7は、H、炭素数1〜6のアルキル、炭素数3〜6のシクロアルキルまたは炭素数1〜6のC1〜6アルキル置換シクロアルキルである;および
R8は、H、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1〜6アルキル)、CH2OCO(C1〜6アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項69】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項68記載の化合物。
【請求項70】
Aがフェニルである、請求項69記載の化合物。
【請求項71】
YがHであり、R7がシクロプロピルであり、R8がH、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1〜3アルキル)もしくは-CH2OCO(C1〜3アルキル)または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項70記載の化合物。
【請求項72】



(式中、
Aは、フェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、前記フェニルおよびヘテロアリール基は、任意に1個または2個のR2基で置換されている;
Xは、0またはSである;
Yは、H、炭素数1〜10のアルキル、ベンジル、C1〜6アルキルまたはハロゲン置換ベンジル、炭素数1〜10のフルオロ置換アルキル、炭素数3〜6のシクロアルキル、炭素数3〜6のC1〜6アルキル置換シクロアルキル、炭素数2〜6で、1個もしくは2個の二重結合を有するアルケニル、炭素数2〜6のアルキニル、炭素数4〜6のアルケニル-アルキニル、炭素数4〜6のアルキニル-アルケニル、Cl、Br、I、OR7、CH2-NRR7または-COOR1である;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
pは、0〜4の値を有する整数である;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは、0〜3の値を有する整数である;
R4は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、またはF;炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、またはハロゲンである;
oは、0〜4の値を有する整数である;
R7は、H、炭素数1〜6のアルキル、炭素数3〜6のシクロアルキルまたは炭素数1〜6のC1〜6アルキル置換シクロアルキルである;および
R8は、H、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1〜6アルキル)、CH2OCO(C1〜6アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項73】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項72記載の化合物。
【請求項74】
Aがフェニルである、請求項73記載の化合物。
【請求項75】
XがOであり、Yがシクロプロピルであり、R8がH、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1〜3アルキル)、または-CH2OCO(C1〜3アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項74記載の化合物。
【請求項76】



(式中、
Aは、フェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、前記フェニルおよびヘテロアリール基は、任意に1個または2個のR2基で置換されている;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは、0〜3の値を有する整数である;および
R8は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1〜6アルキル)、CH2OCO(C1〜6アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項77】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項76記載の化合物。
【請求項78】
Aがフェニルである、請求項77記載の化合物。
【請求項79】
R8が、独立して、H、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1〜3アルキル)、もしくはCH2OCO(C1〜3アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項78記載の化合物。
【請求項80】



(式中、
Aは、フェニルもしくはナフチル基、またはピリジル、チエニル、フリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、チアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリルおよびピラゾリルからなる群より選択されるヘテロアリールであり、前記フェニルおよびヘテロアリール基は、任意に1個または2個のR2基で置換されている;
Xは、0またはSである;
Yは、H、炭素数1〜10のアルキル、ベンジル、C1〜6アルキルまたはハロゲン置換ベンジル、炭素数1〜10のフルオロ置換アルキル、炭素数3〜6のシクロアルキル、炭素数3〜6のC1〜6アルキル置換シクロアルキル、炭素数2〜6で、1個もしくは2個の二重結合を有するアルケニル、炭素数2〜6のアルキニル、炭素数4〜6のアルケニル-アルキニル、炭素数4〜6のアルキニル-アルケニル、Cl、Br、I、OR7、CH2-NRR7または-COOR1である;
R1は、独立して、Hまたは炭素数1〜6のアルキルである;
R2は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、CF3、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、または炭素数1〜6のアルキルチオである;
R3は、独立して、炭素数1〜6のアルキル、F、Cl、Br、I、炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、OH、SH、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキルチオまたはベンジルである;
mは、0〜3の値を有する整数である;
R4は、独立して、H、炭素数1〜6のアルキル、またはF;炭素数1〜6のフルオロ置換アルキル、またはハロゲンである;
oは、0〜4の値を有する整数である;
R7は、H、炭素数1〜6のアルキル、炭素数3〜6のシクロアルキルまたは炭素数1〜6のC1〜6アルキル置換シクロアルキルである;および
R8は、H、炭素数1〜6のアルキル、-CH2O(C1〜6アルキル)、CH2OCO(C1〜6アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである)
の化合物。
【請求項81】
Aが、フェニル、ナフチル、ピリジル、チエニルおよびフリルからなる群より選択される、請求項80記載の化合物。
【請求項82】
Aがフェニルである、請求項81記載の化合物。
【請求項83】
XがOであり、YがCH≡C-であり、R8がH、炭素数1〜3の低級アルキル、-CH2O(C1〜3アルキル)もしくは-CH2OCO(C1〜3アルキル)、または薬学的に許容され得る塩基の陽イオンである、請求項82記載の化合物。


【図1】
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【公表番号】特表2007−514773(P2007−514773A)
【公表日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−545571(P2006−545571)
【出願日】平成16年12月17日(2004.12.17)
【国際出願番号】PCT/US2004/042897
【国際公開番号】WO2005/058798
【国際公開日】平成17年6月30日(2005.6.30)
【出願人】(390040637)アラーガン インコーポレイテッド (117)
【氏名又は名称原語表記】ALLERGAN,INCORPORATED
【Fターム(参考)】