説明

飲食物処理システムの乾燥機

【課題】バルブ排出装置及びこれを備えた飲食物処理システムの乾燥機を開示する。
【解決手段】この乾燥機は、投入口と排出口を備えたドラム部を含む。前記ドラム部には、生ごみを撹拌しながら粉砕する回転ブレードと前記回転ブレードを支持する回転軸とを含む撹拌スクリューが配置される。前記ドラム部の一側面には、前記撹拌スクリューを回転駆動させるために動力を提供する動力供給部が備えられる。前記ドラム部の外面には、電源印加の際に前記ドラム部の内部空間に高熱を提供して生ごみを乾燥させるヒーター部材が備えられる。前記排出口の下面には、前記排出口の開閉を調節する排出装置が装着される。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
〔技術分野〕
本発明は軸方向または半径方向バルブ排出装置を備えた飲食物処理システムの乾燥機に係り、より詳しくは乾燥完了した生ごみを容易にカットして外部に排出することができ、排出された生ごみが均一に分散されるようにする軸方向または半径方向バルブ排出装置を備えた飲食物処理システムの乾燥機に関する。
【0002】
〔背景技術〕
一般に、生ごみを処理する方法として、発酵処理方式、焼却処理方式、飼料及び肥料(堆肥)として再活用する方式、地中に埋め込む方式などがあるが、前述したような方式は大規模の施設を必要とするだけでなく、収集、運搬または貯蔵に伴う悪臭や不便さなどの多様な副作用と環境汚染という深刻な社会問題を引き起こす。
【0003】
したがって、生ごみによる環境汚染を減らし、これを再活用することができる方法が急に要求されている。
【0004】
一方、現在の国内の総世帯数は1千万世帯を突破したにもかかわらず、環境汚染に関連した生ごみ処理に対する対策及び結果はいまだ十分でない実情である。その主な原因としては、家庭主婦の資源浪費及び環境汚染に対する認識不足であろう。
【0005】
したがって、生ごみの発生抑制及び再活用を効率よく実施するためには、このような問題点を解決することができる家庭用飲食物処理システムの開発が切実に要求されている。
【0006】
一般に、家庭の流し台に連結されて生ごみを処理する装置は、脱水、切断及び乾燥などの一連の過程によって生ごみの水分を除去するとともに体積を減らすことでその排出量を大幅減少させることができるものである。
【0007】
従来の流し台に付着されて生ごみを処理する装置及び個別フリースタンディングタイプの生ごみ処理装置は、生ごみが投入される投入口、生ごみを圧縮して脱水しながら細かく切断する脱水/切断部、脱水及び切断された生ごみを一側に移動させる移送部、モーターによって一方向に回転する回転ブレードによって、脱水及び切断された生ごみを均一に撹拌して分散させ、高熱によって水分を除去して生ごみを乾燥する乾燥機、及び乾燥された生ごみが排出されて貯蔵される排出箱を含む。
【0008】
一方、乾燥機の内部において高熱によって残留水分がすっかり除去された生ごみは乾燥機の底面に貫設された排出口を通じて全量排出され、生ごみが全量排出された乾燥機には脱水/切断部で脱水及び切断された新たな生ごみが連続的に続いて投入され、生ごみに対する乾燥作業が再び行われる。
【0009】
しかし、乾燥機内に投入される生ごみに澱粉や水分が多量で含有された場合、回転ブレードによって撹拌されて粉砕される生ごみの粘度が高いため、生ごみが排出口の周辺に積もって排出口を塞ぐことができる。
【0010】
特に、積もった飲食物が腐敗して乾燥機の周辺を汚染させ、飲食物処理システムの乾燥機が損傷することができるという問題点がある。
【0011】
〔発明の開示〕
〔技術的課題〕
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、乾燥完了した生ごみを容易にカットして外部に排出することができ、排出された生ごみを均一に分散させて排出させるようにする軸方向または半径方向バルブ排出装置を備えた飲食物処理システムの乾燥機を提供することをその目的とする。
【0012】
〔技術的解決手段〕
前記のような目的を達成するために、本発明は、飲食物処理システムに使用される生ごみ排出装置であって、飲食物処理システムの排出口に備えられ、排出口を開閉させるバルブ部材;前記バルブ部材を開閉するために、前記バルブ部材に動力を供給する動力供給装置;及び、前記動力供給装置と前記バルブ部材との間に備えられ、前記動力供給装置から供給される動力を前記バルブ部材に伝達する動力伝達部材を含んでなり、前記バルブ部材は前記動力伝達部材に対して垂直方向または水平方向に回転する、飲食物処理システムの生ごみ排出装置を提供する。
【0013】
前記動力伝達部材は軸部材である。
【0014】
また、前記バルブ部材は軸バルブ部材を含む。
【0015】
前記バルブ部材は伝達された動力によって回転される。
【0016】
前記動力供給装置はモーターを含む。
【0017】
前記生ごみ排出装置は、前記バルブ部材の位置を感知するセンサー部材をさらに含む。
【0018】
前記目的を達成するために、本発明は、生ごみが投入される投入口と乾燥した生ごみが排出される排出口を備えたドラム部;前記ドラム部の内部空間に回転可能に配置され、前記ドラム部内に投入された生ごみを撹拌しながら粉砕する回転ブレードと前記回転ブレードを支持する回転軸とを含む撹拌スクリュー;前記ドラム部の一側面に備えられ、前記撹拌スクリューを回転駆動させるために動力を提供する動力供給部;前記ドラム部の胴体外面に備えられ、電源印加の際に前記ドラム部の内部空間に高熱を提供して生ごみを乾燥させるヒーター部材;及び、前記排出口の下面に設置され、前記排出口の開閉を調節する排出装置を含んでなり、前記排出装置は前記撹拌スクリューの回転軸に対して垂直方向または水平方向に回転する、飲食物処理システムの乾燥機を提供する。
【0019】
前記乾燥機は、前記動力供給部と前記撹拌スクリューが連結された前記ドラム部の内壁面に備えられ、半径方向に多数の粉砕ブレードが斜めに備えられた円形粉砕板と前記粉砕板の上部に備えられたアーチ形の粉砕板支持部とを含んでなる粉砕部をさらに含む。
【0020】
前記粉砕板支持部は、前記粉砕板を取り囲むように備えられた円形板部材と前記板部材の外面に半径方向に備えられたリブ部材を含む。
【0021】
前記回転ブレードはフック状を有し、端部が互いに対面し、前記多数の回転ブレードの間に離隔空間が形成されている。
【0022】
前記回転ブレードは前記回転軸の円周上に着脱可能に備えられる。
【0023】
前記排出装置は、飲食物処理システムの排出口に備えられ、排出口を開閉するバルブ部材;前記バルブ部材を開閉するために、前記バルブ部材に動力を供給する動力供給装置;及び、前記動力供給装置と前記バルブ部材との間に備えられ、前記動力供給装置から供給される動力を前記バルブ部材に伝達する動力伝達部材を含んでなり、前記排出装置は、前記バルブ部材が前記ドラム部に軸方向に備えられた軸方向バルブ排出装置、または前記バルブ部材が前記ドラム部に半径方向に備えられた半径方向バルブ排出装置である。
【0024】
前記動力伝達部材は軸部材である。
【0025】
前記バルブ部材は軸バルブ部材を含む。
【0026】
前記バルブ部材は伝達された動力によって回転する。
【0027】
前記動力供給装置はモーターである。
【0028】
前記乾燥機は、前記バルブ部材の位置を感知するセンサー部材をさらに含む。
【0029】
前記軸方向バルブ排出装置は、両側部に円柱形の支持軸が備えられ、中央部に前記支持軸より大きな直径を有する半円柱状のバルブ部が備えられ、前記支持軸の一端部には一面に突出部が形成されたカム部材が挿設された軸バルブ部材を含む。
【0030】
前記軸方向バルブ排出装置は、前記軸方向楕円形排出口の下面に付着され、長手方向の両端に前記支持軸を収容するための半円形の凹溝が形成され、中央部には前記排出口に対応する開口が備えられ、乾燥機の軸方向に設置された排出口支持部;及び、前記排出口支持部の両端に付着され、長手方向の中央部には半円形の挿入溝が備えられた立方形の固定ブラケットをさらに含む。
【0031】
前記バルブはテフロン(登録商標)でコートされる。
【0032】
前記半径方向バルブ排出装置は、両側部に断面四角形の柱状支持軸が備えられ、中央部には断面が半円となるように溝が形成された円柱状のバルブが備えられ、前記支持軸と前記バルブの連結部には中空円筒形ブッシング部材が備えられ、前記支持軸の一端部には一面に突出部が形成されたカム部材が挿設された軸バルブ部材を含む。
【0033】
前記半径方向バルブ排出装置は、前記半径方向楕円形の排出口の下面に付着され、両端に前記支持軸を収容するための半円形の凹溝が形成され、中央部には前記排出口に対応する開口が備えられた立方形の排出口支持部;前記排出口支持部と前記軸バルブ部材との間に備えられ、その間をシールする前記排出口支持部内部形状のパッキング部材;及び、前記排出口支持部の両端に付着され、長手方向の中央部には前記支持軸を収容するために半円形の挿入溝が備えられた立方形の固定ブラケットをさらに含む。
【0034】
前記バルブはテフロン(登録商標)でコートされる。
【0035】
前記乾燥機は、前記カム部材の回転の際に前記カム部材の突出部との接触圧力を感知するセンサーと前記センサーを支持するブラケット部とを含んでなるセンサー部をさらに含む。
【0036】
〔有利な効果〕
本発明によれば、軸方向または半径方向バルブ排出装置を備えた飲食物処理システムの乾燥機は、乾燥完了した生ごみを容易にカットして外部に排出することができるので、生ごみの蓄積を防いで腐敗を防止して乾燥機周辺の汚染を防止し、乾燥機の損傷を防止することができる。さらに、排出された生ごみが均一に分散されて排出されるようにして、一側に偏る現象を防ぐことができる。また、マイクロセンサーを用いてバルブ部の作動状態を感知するので、バルブを制御しやすい。
【0037】
〔発明を実施するための最良の様態〕
本発明の前記のような目的、特徴及び他の利点は添付図面に基づいて本発明の好適な実施例を詳細に説明することでより明らかになるであろう。以下、添付図面に基づき、本発明の一実施例による軸方向または半径方向バルブ排出装置を備えた飲食物処理システムの乾燥機を詳細に説明する。
【0038】
まず、軸方向バルブ排出装置180を備えた飲食物処理システムの乾燥機100について図面に基づいて詳細に説明する。
【0039】
図1は本発明の一実施例による飲食物処理システムの乾燥機100の正面上方斜視図、図2は図1に示す飲食物処理システムの乾燥機100の後面上方斜視図、図3は図1に示す飲食物処理システムの乾燥機100の側面図、図4は図1に示す飲食物処理システムの乾燥機100の下方斜視図、図5は図1に示す飲食物処理システムの乾燥機100の軸方向バルブ排出装置180の分解斜視図、図6は図1に示す飲食物処理システムの乾燥機100の軸方向バルブ排出装置180が開放した状態の断面図である。
【0040】
図1ないし図6を参照すれば、本発明の一実施例による軸方向バルブ排出装置180を備えた飲食物処理システムの乾燥機100は、脱水された生ごみが投入される投入口112と乾燥された生ごみが排出される軸方向楕円形排出口114を備えた円筒形のドラム部110、ドラム部100の内部空間に回転可能に配置され、ドラム部110内に投入された生ごみを撹拌しながら粉砕する多数の回転ブレード123と前記回転ブレード123を支持する回転軸125からなる撹拌スクリュー120、ドラム部110の一側面に備えられ、撹拌スクリュー120が回転駆動されるように動力を提供する動力供給部130、ドラム部110の胴体の外面に備えられ、電源印加の際、ドラム部110の内部空間に高熱を提供して生ごみを乾燥させるヒーター部材140、及び軸方向楕円形の排出口114の下面に設けられ、ドラム部110の内部の乾燥状態によって軸方向楕円形排出口114の開閉を調節する軸方向バルブ排出装置180を含んでなる。
【0041】
本発明の飲食物処理システムの乾燥機100は、乾燥空間の底面に完全乾燥した生ごみを一部残留させ、これを連続して投入される生ごみと混合して乾燥空間内部の全体生ごみの粘度を低めることができる。
【0042】
ドラム部110は、胴体の外部の上面に形成された投入口112と胴体の外側面の底部に形成された軸方向楕円形の排出口114をそれぞれ備え、投入された生ごみが一定量満たされるように一定大きさの内部空間を有する中空円筒形収容部材である。
【0043】
ドラム部は外観が六面体または球形、あるいはその他の形態であることができ、排出口も半径方向楕円形、あるいは方向に関係ない円形または多角形であることができる。
【0044】
投入口112は、流し台(図示せず)に連結されたホッパーを通じて、脱水及び切断された生ごみが投入されるように、水平に配置されるドラム部110の胴体上面に一定大きさに形成される。
【0045】
軸方向楕円形の排出口114は、ドラム部110の内部空間で高温の熱源によって水分が除去されて完全に乾燥した生ごみが排出されるように、ドラム部110の胴体外部の側面底部に備えられる。
【0046】
ドラム部110は熱伝達率の高い金属から鋳造方式で製造されることが好ましい。主にステンレススチール材を使用する。
【0047】
撹拌スクリュー120は、投入口112を通じてドラム部110の内部空間に投入された生ごみを撹拌しながら粉砕することができるように、ドラム部110の内部空間に順方向または逆方向に回転可能に配置される。
【0048】
また、撹拌スクリューはドラム部の形状によってドラム部の軸方向または半径方向に備えられることができ、方向に関係なく粉砕効率を高めるように備えられることができる。
【0049】
撹拌スクリュー120は複数または単数の回転ブレード123が棒状の回転軸125の外面に装着される回転部材であり、回転軸125の一端は前方キャップ150に備えられた動力供給部130に連結され、他端は後方キャップ155の軸孔(図示せず)に設置されて支持される。前記動力供給部130としては多様な形態のモーターが利用可能である。
【0050】
この場合、ドラム部110の内面と撹拌スクリュー120の回転ブレード123の外側端との間には、回転ブレード123が干渉なしに回転するように、一定大きさの間隔が形成される。
【0051】
回転ブレード123はフック状に形成され、端部が曲がっており、ドラム部110の内部空間に回転可能に配置され、ドラム部110内に投入された生ごみを撹拌しながら粉砕する。回転ブレード123は回転軸125に備えられる。
【0052】
また、回転ブレードは回転軸を中心に放射状に備えられる。
【0053】
多数の回転ブレード123の間には離隔空間が形成され、回転ブレード123のフック状の先端部が見合うように備えられる。離隔空間は、単一構造に連結された回転ブレード123の中央部分を除去することで形成され、これにより回転ブレード123の先端部がフック状に形成される。
【0054】
回転ブレード123は回転軸125の円周上に着脱可能に備えられる。したがって、回転ブレード123が破損されるか曲がると、回転ブレード123を取り替えることで撹拌スクリュー120を長期間使用することができる。
【0055】
このような回転ブレード123を備えた撹拌スクリュー120を使用すれば、回転ブレード123の回転の際、生ごみの蓄積を防止することができ、動力供給部130に過負荷がかからないようにすることができる。
【0056】
すなわち、回転ブレード123の間に飲食物の一部が抜け出ることにより蓄積がなく、回転ブレード123のフック状端部によって飲食物が乾燥機の内部に引かれ、よって動力供給部130に過負荷がかかる危険が低くなる。
【0057】
動力供給部130はドラム部110の内部空間に配置された撹拌スクリュー120を順方向または逆方向に回転駆動させる駆動源の役割をする。
【0058】
後方キャップ155の下側には、後方キャップ155の下端を取り囲んで乾燥機100の全体を支持する支持ブラケット170が備えられる。乾燥機100を飲食物処理システムの本体内部に結合するために、支持ブラケット170に形成された一定サイズの孔に結合部材を装着することができるようにする。
【0059】
撹拌スクリュー120の端部には、撹拌スクリュー120によって移送された生ごみを粉砕するための粉砕部160が設置される。撹拌スクリュー120が逆方向に回転する場合、生ごみは粉砕部160に向かって移送され、撹拌スクリュー120が順方向に回転する場合、生ごみは排出口114に向かって移送される。
【0060】
ヒーター部材140はドラム部110の外面に備えられ、電源印加の際、ドラム部110の内部空間である乾燥空間に高熱を提供することで、投入された生ごみに含まれた水分を除去して完全に乾燥させる。
【0061】
このようなヒーター部材140はドラム部110の外面に付着される熱伝導性に優れた伝熱板でなり、電源供給部142に電気的に連結される。ヒーター部材140としてシースヒーターを使用することができる。
【0062】
飲食物処理システムの乾燥機100の下端には、排出口114から排出される生ごみを収集する排出箱(図示せず)が備えられる。
【0063】
ドラム部110の投入口112を通じて内部空間に投入された後、ヒーター部材140から提供される熱源によって水分がすっかり除去されるように、乾燥された生ごみは撹拌スクリュー120の撹拌によって粉砕されて排出口114側に移動される。
【0064】
そして、排出口114を通じて大部分の生ごみは排出箱(図示せず)に排出されるが、乾燥されなかった生ごみまたは乾燥された生ごみの一部はドラム部110の内面に付着して残留することになる。特に、撹拌スクリュー120が逆方向に回転して生ごみが粉砕部160によって粉砕される場合、生ごみの一部が粉砕部160の周辺に固着できる。さらに、これにより撹拌スクリュー120を回転駆動させる動力供給部130に過負荷がかかることがある。
【0065】
前記問題点を解決するために、粉砕部160の構造を変形して適用することができる。
【0066】
図7は本発明の一実施例による飲食物処理システムの乾燥機100の粉砕部160を示す。
【0067】
本発明による粉砕部160は、生ごみを直接粉砕する粉砕板162とこれを支持する粉砕板支持部165とからなる。
【0068】
動力供給部130及び撹拌スクリュー120が連結されたドラム部110の内壁面には半径方向に多数の粉砕ブレード161が斜めに備えられた円形粉砕板162が設置され、粉砕板162の上部にはアーチ形の粉砕板支持部165が設置される。
【0069】
撹拌スクリュー120によって移送される生ごみは円形粉砕板162によって半径方向に粉砕される。
【0070】
粉砕板支持部165はアーチ形に形成されているので、撹拌スクリュー120が回転する場合、撹拌スクリュー120の回転ブレード123の外側端と接しないことが分かる。
【0071】
粉砕板支持部165は、粉砕板162を取り囲むようになった円形板部材163と、板部材163の外面に半径方向に備えられたリブ部材164とからなる。
【0072】
リブ部材164が半径方向に板部材163を支持しているため、多量の生ごみが固着しても板部材163の形状が変わることを防止することができる。
【0073】
また、粉砕板支持部165を備えることで、粉砕板162に向かう生ごみの量を調節することができるので、粉砕部160または撹拌スクリュー120の損傷を防止するとともに粉砕部160に詰まった生ごみが固着することを防止することができ、動力供給部130の過負荷も防止することができる。
【0074】
図1ないし図6を参照すれば、軸方向バルブ排出装置180は、両側部に円柱形の支持軸184を備え、中央部には支持軸184より大きい直径を有する半円柱状のバルブ部185を備え、支持軸184の一端部には、一面に突出部190が形成されたカム部材189が挿設された軸バルブ部材183、軸方向楕円形の排出口114の下面に付着され、長手方向の両端に支持軸184を収容するための半円形の凹溝182が形成され、中央部には排出口114に対応する開口が備えられ、乾燥機100の軸方向に沿って設置された排出口支持部181、及び排出口支持部181の両端に付着され、長手方向の中央部に半円形の挿入溝188が備えられた立方形の固定ブラケット187を含む。
【0075】
バルブ排出装置に使用されるバルブ部材として、軸バルブ部材のほかにも、球形バルブ部材、板バルブ部材などの多様な形状のバルブ部材が利用可能であろう。もちろん、バルブ部材の形状によって排出口の形状も変わることができ、動力伝達部材の設置位置または作動方法が変わるであろう。
【0076】
また、カム部材189の回転の際、カム部材189の突出部190との接触圧力を感知するセンサーとセンサーを支持するブラケット部174とからなるセンサー部175をさらに含むことができる。センサーとしては、マイクロセンサー173またはその他の形態のセンサーが利用可能である。
【0077】
図6はバルブ部185が開放された状態の軸方向バルブ排出装置180の断面図である。図6に示す軸バルブ部材183のバルブ185の曲面部をテフロン(登録商標)物質でコートすることで、生ごみによって発生する摩擦力からバルブ部185を保護することができる。もちろん、バルブ部185の曲面部に付加のコーティング部(図示せず)を備えることで、飲食物の排出時に発生する摩擦力によるバルブ部185の損傷を防止することができる。
【0078】
軸方向バルブ排出装置180の作動過程を図6に基づいて説明すると次のようである。軸方向バルブ排出装置180の作動は、飲食物処理システムの乾燥機100の内部で生ごみが乾燥処理された場合、制御部(図示せず)の信号による。普段には軸方向バルブ排出装置180のバルブ部185が排出口114を閉鎖しているが、生ごみが乾燥処理されれば、制御部はバルブ部185を作動させて一定角度だけ回転させる(図6)。すなわち、軸バルブ部材183のバルブ部185は半円柱状を持っているので、排出口114の周辺部に平行に位置すれば排出口114を閉鎖するが、一定角度だけ回転すれば排出口114を開放することになる。
【0079】
排出口114が開放されたとき、撹拌スクリュー120の回転動作によって移動された生ごみは排出口114を通じて外部に排出される。この場合、バルブ部185は両端部が鋭利に形成されるので、乾燥完了した生ごみを容易にカットして外部に排出することができる。これにより、生ごみの蓄積を防ぐことで、腐敗を防止して乾燥機周辺の汚染を防ぐことができ、乾燥機の損傷を防止することができる。
【0080】
また、撹拌スクリュー120の回転ブレード123は軸バルブ部材183のバルブ部185から一定間隔で離れているので、撹拌スクリュー120の回転の際、回転ブレード123はバルブ排出部183のバルブ部185と接触しないので、摩擦による損傷のおそれはない。
【0081】
軸バルブ部材183は一定の動力を受けて時計方向または反時計方向に回転駆動される。排出口114上で作動するバルブ部185の回転方向と回転角度を決定するための装置が必要である。このために、カム部材189の回転の際、カム部材189の突出部190との接触圧力を感知するマイクロセンサー173とマイクロセンサー173を支持するブラケット部174とからなるセンサー部175をさらに含むことができる。
【0082】
最も理想的なバルブ部185の開放動作は、バルブ部185がおよそ100〜120°程度時計方向に回転することである。このために、カム部材189の一面に形成された突出部190による圧力を感知するように、カム部材189の側面にマイクロセンサー173を備える。すなわち、一定の角度だけカム部材189が回転する場合、突出部190がマイクロセンサー173を加圧すると、マイクロセンサー173は接触信号を制御部に送信して軸バルブ部材183の作動を中止させる。また、乾燥した生ごみが排出口114を通じて外部にすっかり排出された後には、バルブ部185を時計方向にさらに回転させて排出口114を閉鎖することができる(およそ250°時計方向に回転)。
【0083】
また、バルブ部185の周辺に多くの飲食物が詰まった場合、軸バルブ部材183が作動しなければ、マイクロセンサー173は一定時間が経ってもカム部材189による外部圧力を感知することができなくなる。この場合、制御部(図示せず)によってバルブ部185は飲食物が詰まっていない方向に作動して飲食物を除去した後、正常の作動が可能であろう。例えば、バルブ部185の時計方向への開放作動の際、飲食物が詰まっていれば、制御部(図示せず)は反時計方向にバルブ部185を作動させて飲食物の詰まった状態を解除することができる。
【0084】
ブラケット部174はドラム部110の後方キャップ155の下部に備えられ、マイクロセンサー173を支持する役目をする。このために、ブラケット部174にはリブ部材を備えることができ、マイクロセンサー173がリブ部材の間に結合される。
【0085】
この場合、軸バルブ部材183に動力を供給するために、モーターのような動力供給装置(図示せず)及び動力供給装置から供給される動力を軸バルブ部材183に伝達する軸部材やギア部材のような動力伝達部材(図示せず)をさらに備えることができる。
【0086】
つぎに、半径方向バルブ排出装置280を備えた飲食物処理システムの乾燥機200について図面を参照して詳細に説明する。
【0087】
図8は本発明の他の実施例による飲食物処理システムの乾燥機200の正面上方斜視図、図9は図8に示す飲食物処理システムの乾燥機200の後面上方斜視図、図10は図8に示す飲食物処理システムの乾燥機200の側面図、図11は図8に示す飲食物処理システムの乾燥機200の下方斜視図、図12は図8に示す飲食物処理システムの乾燥機200の半径方向バルブ排出装置280の軸バルブ部材283の分解斜視図、図14は図8に示す飲食物処理システムの乾燥機200の半径方向バルブ排出装置280が開放された状態の断面図である。
【0088】
図8ないし図14を参照すれば、本発明の他の実施例による半径方向バルブ排出装置280を備えた飲食物処理システムの乾燥機200は、脱水された生ごみが投入される投入口212と乾燥した生ごみが排出される半径方向楕円形の排出口214とを備えた円筒形ドラム部210、ドラム部210の内部空間に回転可能に配置され、ドラム部210内に投入された生ごみを撹拌しながら粉砕する多数の回転ブレード223と前記回転ブレード223を支持する回転軸225とからなる撹拌スクリュー220、ドラム部210の一側面に備えられ、撹拌スクリュー220を回転駆動させるために動力を提供する動力供給部230、ドラム部210の胴体外面に備えられ、電源印加の際、ドラム部210の内部空間に高熱を提供して生ごみを乾燥させるヒーター部材240、及び半径方向楕円形の排出口214の下面に設置され、ドラム部210の内部の乾燥状態によって半径方向楕円形の排出口214の開閉を調節する半径方向バルブ排出装置280を含んでなる。
【0089】
半径方向楕円形の排出口214は、ドラム部210の内部空間で高温の熱源によって水分が除去されて完全に乾燥した生ごみが排出されるように、ドラム部210の胴体外部の側面底部に備えられる。
【0090】
半径方向バルブ排出装置280は、両側部に断面四角形の柱状の支持軸284が備えられ、中央部には断面が半円になるように溝が形成された円柱状のバルブ部285が備えられ、支持軸284とバルブ部285の連結部には中空円筒形のブッシング部材286が備えられ、支持軸284の一端部には、一面に突出部290が形成されたカム部材289が挿設された軸バルブ部材283、半径方向楕円形の排出口214の下面に付着され、両端に支持軸284を収容するための半円形の凹溝282が形成され、中央部には排出口214に対応する開口を備えた長方形の排出口支持部281、排出口支持部281と軸バルブ部材283との間に備えられ、その間をシールする排出口支持部281の内部形状のパッキング部材291、及び排出口支持部281の両端に付着され、長手方向の中央部には支持軸284を収容するために半円形の挿入溝288を備えた立方形の固定ブラケット287を含む。
【0091】
バルブ排出装置に使用されるバルブとして、軸バルブ部材のほかにも、球形バルブ部材、板バルブ部材などの多様な形状のバルブ部材が利用可能であろう。もちろん、バルブ部材の形状によって排出口の形状も変わることができ、動力伝達部材の設置位置や作動方法が変わるであろう。
【0092】
また、カム部材289の回転の際、カム部材289の突出部290との接触圧力を感知するマイクロセンサー273とマイクロセンサー273を支持するブラケット部274とからなるセンサー部175をさらに含むことができる。
【0093】
半径方向バルブ排出装置280の作動過程に基づいて説明すればつぎのようである。半径方向バルブ排出装置280の作動は、飲食物処理システムの乾燥機200の内部で生ごみが乾燥処理された場合、制御部(図示せず)の信号による。普段には軸方向バルブ排出装置280の軸バルブ部材283が排出口214を閉鎖しているが、生ごみが乾燥処理されれば、制御部は軸バルブ部材283を作動させて一定角度だけ回転させる(図14)。すなわち、軸バルブ部材283のバルブ部285は半円柱状を持っているので、排出口214の周辺部に平行に位置すれば排出口114を閉鎖するが、一定角度だけ回転すれば排出口214を開放することになる。
【0094】
軸バルブ部材283は一定の動力を受けて時計方向または反時計方向に回転駆動される。排出口214上で作動するバルブ部285の回転方向と回転角度を決定するための装置が必要である。このために、カム部材289の回転の際、カム部材289の突出部290との接触圧力を感知するマイクロセンサー273とマイクロセンサー273を支持するブラケット部274とからなるセンサー部275をさらに含むことができる。
【0095】
最も理想的なバルブ部285の開放動作は、バルブ部285がおよそ100〜120°程度時計方向に回転することである。このために、カム部材289の一面に形成された突出部290による圧力を感知するように、カム部材289の側面にマイクロセンサー273を備える。すなわち、一定の角度だけカム部材289が回転する場合、突出部290がマイクロセンサー273を加圧すると、マイクロセンサー273は接触信号を制御部に送信して軸バルブ部材283の作動を中止させる。また、乾燥した生ごみが排出口214を通じて外部にすっかり排出された後には、バルブ部285を時計方向にさらに回転させて排出口214を閉鎖することができる(およそ250°時計方向に回転)。
【0096】
また、バルブ部185の周辺に多くの飲食物が詰まった場合、軸バルブ部材283が作動しなければ、マイクロセンサー273は一定時間が経ってもカム部材289による外部圧力を感知することができなくなる。この場合、制御部(図示せず)によってバルブ部185は飲食物が詰まっていない方向に作動して飲食物を除去した後、正常の作動が可能であろう。
【0097】
ブラケット部274はドラム部210の後方キャップ255の下部に備えられ、マイクロセンサー273を支持する役目をする。このために、ブラケット部274にはリブ部材を備えることができ、マイクロセンサー273がリブ部材の間に結合される。
【0098】
この場合、軸バルブ部材283に動力を供給するために、モーターのような動力供給装置(図示せず)及び動力供給装置(図示せず)から供給される動力を軸バルブ部材283に伝達する軸部材のような動力伝達部材(図示せず)をさらに備えることができる。
【0099】
排出口214が開放されたとき、撹拌スクリュー220の回転動作によって移動された生ごみは排出口214を通じて外部に排出される。この場合、バルブ部285は両端部が鋭利に形成されるので、乾燥完了した生ごみを容易にカットして外部に排出することができる。これにより、生ごみの蓄積を防ぐことで、腐敗を防止して乾燥機周辺の汚染を防ぐことができ、乾燥機の損傷を防止することができる。
【0100】
また、撹拌スクリュー220の回転ブレード223は軸バルブ部材283のバルブ部285から一定間隔で離れているので、撹拌スクリュー220の回転の際、回転ブレード223はバルブ排出部283のバルブ部285と接触しないので、摩擦による損傷のおそれはない。
【0101】
本発明の粉砕部は図7の粉砕部160と同一の構成及び作動を有するので、その図面は省略する。
【0102】
前記のような飲食物処理システムの乾燥機に使用される排出装置を作動させるために、動力伝達部材としてギアなどを使用することができる。
【0103】
以上、本発明の好適な実施例を例示の目的で説明したが、当業者であれば添付の特許請求範囲に開示する本発明の範囲及び精神から離脱することなしに多様な修正、付加及び置換が可能であることが分かるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0104】
【図1】本発明の一実施例による飲食物処理システムの乾燥機100の正面上方斜視図である。
【図2】図1に示す飲食物処理システムの乾燥機100の後面上方斜視図である。
【図3】図1に示す飲食物処理システムの乾燥機100の側面図である。
【図4】図1に示す飲食物処理システムの乾燥機100の下方斜視図である。
【図5】図1に示す飲食物処理システムの乾燥機100の軸方向バルブ排出装置180の分解斜視図である。
【図6】図1に示す飲食物処理システムの乾燥機100の軸方向バルブ排出装置180が開放された状態の断面図である。
【図7】本発明の一実施例による飲食物処理システムの乾燥機100の粉砕部160の斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例による飲食物処理システムの乾燥機200の正面上方斜視図である。
【図9】図8に示す飲食物処理システムの乾燥機200の後面上方斜視図である。
【図10】図8に示す飲食物処理システムの乾燥機200の側面図である。
【図11】図8に示す飲食物処理システムの乾燥機200の下方斜視図である。
【図12】図8に示す飲食物処理システムの乾燥機200の半径方向バルブ排出装置280の分解斜視図である。
【図13】図8に示す半径方向バルブ排出装置280の軸バルブ部材283の分解斜視図である。
【図14】図8に示す飲食物処理システムの乾燥機200の半径方向バルブ排出装置280が開放された状態の断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
生ごみが投入される投入口と乾燥した生ごみが排出される排出口を備えたドラム部;
前記ドラム部の内部空間に回転可能に配置され、前記ドラム部内に投入された生ごみを撹拌しながら粉砕する回転ブレードと前記回転ブレードを支持する回転軸とを含む撹拌スクリュー;
前記ドラム部の一側面に備えられ、前記撹拌スクリューを回転駆動させるために動力を提供する動力供給部;
前記ドラム部の胴体外面に備えられ、電源印加の際に前記ドラム部の内部空間に高熱を提供して生ごみを乾燥させるヒーター部材;及び、
前記排出口の下面に設置され、前記排出口の開閉を調節する排出装置を含んでなり、
前記排出装置は、外部から動力を供給され、前記排出口を開閉させ、かつ、前記乾燥した生ごみを外側に排出するように、前記排出装置は前記撹拌スクリューの回転軸に対して垂直方向または水平方向に回転することを特徴とする、飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項2】
前記排出装置は、回転動作によって前記乾燥した生ごみを切断することができることを特徴とする請求項1に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項3】
前記動力供給部と前記撹拌スクリューが連結された前記ドラム部の内壁面に備えられ、半径方向に多数の粉砕ブレードが斜めに備えられた円形粉砕板と前記粉砕板の上部に備えられたアーチ形の粉砕板支持部とを含んでなる粉砕部をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項4】
前記粉砕板支持部は、前記粉砕板を取り囲むように備えられた円形板部材と前記板部材の外面に半径方向に備えられたリブ部材を含んでなることを特徴とする、請求項3に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項5】
前記回転ブレードはフック状を有し、端部が互いに対面し、前記多数の回転ブレードの間に離隔空間が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項6】
前記回転ブレードは前記回転軸の円周上に着脱可能に備えられることを特徴とする、請求項1に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項7】
前記排出装置は、
飲食物処理システムの前記排出口に備えられ、前記排出口を開閉するバルブ部材;
前記バルブ部材を開閉するために、前記バルブ部材に動力を供給する動力供給装置;及び、
前記動力供給装置と前記バルブ部材との間に備えられ、前記動力供給装置から供給される動力を前記バルブ部材に伝達する動力伝達部材を含んでなり、
前記排出装置は、前記バルブ部材が前記ドラム部に軸方向に備えられた軸方向バルブ排出装置、または前記バルブ部材が前記ドラム部に半径方向に備えられた半径方向バルブ排出装置であることを特徴とする、請求項1に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項8】
前記動力伝達部材は軸部材であることを特徴とする、請求項7に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項9】
前記バルブ部材は軸形状の軸バルブ部材を含み、
前記軸バルブ部材は、時計回りまたは反時計回りに回転され、かつ、前記排出口を開閉するために1つの方向に長く形成されていることを特徴とする、請求項7に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項10】
前記バルブ部材は伝達された動力によって回転することを特徴とする、請求項7に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項11】
前記動力供給装置はモーターであることを特徴とする、請求項7に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項12】
前記バルブ部材の位置を感知するセンサー部材をさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項13】
前記軸方向バルブ排出装置は、両側部に円柱形の支持軸が備えられ、中央部に前記支持軸より大きな直径を有する半円柱状のバルブ部が備えられ、前記支持軸の一端部には一面に突出部が形成されたカム部材が挿設された軸バルブ部材を含むことを特徴とする、請求項7に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項14】
前記軸方向バルブ排出装置は、
軸方向楕円形の前記排出口の下面に付着され、長手方向の両端に前記支持軸を収容するための半円形の凹溝が形成され、中央部には前記排出口に対応する開口が備えられ、乾燥機の軸方向に設置された排出口支持部;及び、
前記排出口支持部の両端に付着され、長手方向の中央部には半円形の挿入溝が備えられた立方形の固定ブラケットをさらに含むことを特徴とする、請求項13に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項15】
前記バルブはテフロン(登録商標)でコートされたことを特徴とする、請求項13に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項16】
前記半径方向バルブ排出装置は、
両側部に断面四角形の柱状支持軸が備えられ、中央部には断面が半円となるように溝が形成された円柱状のバルブが備えられ、前記支持軸と前記バルブの連結部には中空円筒形ブッシング部材が備えられ、前記支持軸の一端部には一面に突出部が形成されたカム部材が挿設された軸バルブ部材を含むことを特徴とする、請求項7に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項17】
前記半径方向バルブ排出装置は、
半径方向楕円形の前記排出口の下面に付着され、両端に前記支持軸を収容するための半円形の凹溝が形成され、中央部には前記排出口に対応する開口が備えられた立方形の排出口支持部;
前記排出口支持部と前記軸バルブ部材との間に備えられ、その間をシールする前記排出口支持部内部形状のパッキング部材;及び、
前記排出口支持部の両端に付着され、長手方向の中央部には前記支持軸を収容するために半円形の挿入溝が備えられた立方形の固定ブラケットをさらに含むことを特徴とする、請求項16に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項18】
前記バルブはテフロン(登録商標)でコートされたことを特徴とする、請求項17に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項19】
前記カム部材の回転の際に前記カム部材の突出部との接触圧力を感知するセンサーと前記センサーを支持するブラケット部とを含んでなるセンサー部をさらに含むことを特徴とする、請求項13または16に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項20】
前記排出装置は、
飲食物処理システムの前記排出口に備えられ、前記排出口を開閉するバルブ部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項21】
前記排出装置は、
前記排出口の下面に付着された排出口支持部をさらに含むことを特徴とする請求項20に記載の飲食物処理システムの乾燥機。
【請求項22】
前記排出装置は、
前記排出口支持部と前記バルブ部材との間をシールするパッキング部材をさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の飲食物処理システムの乾燥機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2012−166197(P2012−166197A)
【公開日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−81781(P2012−81781)
【出願日】平成24年3月30日(2012.3.30)
【分割の表示】特願2011−500682(P2011−500682)の分割
【原出願日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【出願人】(508179431)ウンジン コーウェイ カンパニー リミテッド (23)
【氏名又は名称原語表記】WOONGJIN COWAY CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】658,Yugu−ri,Yugu−eup,Gongju−si,Chungcheongnam−do 314−895,Republic of Korea
【Fターム(参考)】