5−ヒドロキシピリミジン−4−カルボキサミド化合物を含有する医薬組成物
【課題】エリスロポエチンの産生を促進する化合物の提供。
【解決手段】下記一般式(1)で示される化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
具体的には、{[(2−{[1−(4−tert−ブチルフェニル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、である。
【解決手段】下記一般式(1)で示される化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
具体的には、{[(2−{[1−(4−tert−ブチルフェニル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(1)
【化1】
[式(1)中、
R1は、−X−Q1、−X−Q1−Y−Q2、又は−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基を示し、
Xは、単結合、−CH2−、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−CH2O−、−OCH2−、−O−、−S−、又は−CO−を示し、
Q1は、置換基群αから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい単環又は二環式の複素環基(当該複素環基は、4乃至10員芳香族複素環及び非芳香族複素環を含み、窒素原子、硫黄原子及び酸素原子からなる群より選ばれる原子を1又は2個含む)を示し、
置換基群αは、ハロゲン原子、オキソ基、水酸基、スルファニル基、アミノ基、シアノ基、C1〜C6アルキル基、及びハロゲン化C1〜C6アルキル基からなる群を示し、
Yは、単結合、−CH2−、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−CH2O−、−OCH2−、−O−、−S−、−NH−、−NCH3−、又は−CO−を示し、
Q2は、置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい単環又は二環式の炭化水素環基(当該炭化水素環基は、3乃至10員芳香族炭化水素環及び非芳香族炭化水素環を含む)、或いは置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい単環又は二環式の複素環基(当該複素環基は、4乃至10員芳香族複素環及び非芳香族複素環を含み、窒素原子、硫黄原子および酸素原子からなる群より選ばれる原子を1又は2個含む)を示し、
置換基群βは、ハロゲン原子、オキソ基、水酸基、スルファニル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、C1〜C6アルキル基、ハロゲン化C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、ハロゲン化C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルキルスルファニル基、C1〜C6アルキルアミノ基、(C1〜C6アルキル)(C1〜C6アルキル)アミノ基、及びC2〜C7アルカノイル基からなる群を示し、
Zは、単結合、−CR11R12−、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−CH2O−、−OCH2−、−O−、−S−、−NH−、−NCH3−、又は−CO−を示し、
R11 及びR12は、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、C1〜C6アルキル基、ハロゲン化C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、又はハロゲン化C1〜C6アルコキシ基を示し、
Q3は、置換基群γから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよいフェニル基、置換基群γから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよいC3〜C7シクロアルキル基、置換基群γから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよいC3〜C7シクロアルケニル基、或いは置換基群γから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい単環又は二環式の複素環基(当該複素環基は、4乃至10員芳香族複素環及び非芳香族複素環を含み、窒素原子、硫黄原子および酸素原子からなる群より選ばれる原子を1又は2個含む)を示し、
置換基群γは、ハロゲン原子、オキソ基、水酸基、ニトロ基、スルファニル基、アミノ基、シアノ基、C1〜C6アルキル基、ハロゲン化C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、ハロゲン化C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルキルスルファニル基、C1〜C6アルキルアミノ基、(C1〜C6アルキル)(C1〜C6アルキル)アミノ基、及びC2〜C7アルカノイル基からなる群を示し、
R2は、C1〜C3アルキル基、メチルスルファニル基、フルオロメチル基、又はジフルオロメチル基を示し、
R3は、水素原子、又はメチル基を示す。]
で示される化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項2】
Xが、単結合、−CH2−、−(CH2)2−、又は−(CH2)3−である請求項1に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項3】
Xが、単結合、又は−CH2−である請求項1に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項4】
Q1が、置換基群αから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよい、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロピラニル基、ジオキソラニル基、ジオキサニル基、ジオキセパニル基、アゼチジニル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、アゼパニル基、ピペラジニル基、ジヒドロオキサゾリル基、ジヒドロチアゾリル基、ピロリル基、ジヒドロピロリル基、ピリジル基、ジヒドロピリジル基、テトラヒドロピリジル基、チエニル基、フリル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、トロピニル基、クロマニル基、イソクロマニル基、キノリル基、テトラヒドロキノリル基、イソキノリル基、又はテトラヒドロイソキノリル基である、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項5】
Q1が、置換基群αから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよい、ジオキサニル基、ジオキセパニル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、アゼパニル基、ピロリル基、ピリジル基、ジヒドロピリジル基、テトラヒドロピリジル基、ピリミジニル基、チアゾリル基、トロピニル基、又はテトラヒドロイソキノリル基である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項6】
Q1が、置換基群αから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよい、ピペリジル基、又はピリジル基である、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項7】
置換基群αが、メチル基及びオキソ基からなる群である請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項8】
R1が、−X−Q1−Y−Q2、又は−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基を示し、
Yが、単結合、−CH2−、−(CH2)2−、又は−(CH2)3−である請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載された化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項9】
Yが、単結合である請求項8に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項10】
R1が、−X−Q1−Y−Q2、又は−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基を示し、
Q2が、置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基、シクロヘプテニル基、フェニル基、ナフタレニル基、テトラヒドロナフタレニル基、デカヒドロナフタレニル基、インダニル基、インデニル基、ノルボラニル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロピラニル基、ジオキソラニル基、ジオキサニル基、ジオキセパニル基、アゼチジニル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、アゼパニル基、ピペラジニル基、ジヒドロオキサゾリル基、ジヒドロチアゾリル基、モルホリル基、ピロリル基、ジヒドロピロリル基、ピリジル基、ジヒドロピリジル基、テトラヒドロピリジル基、チエニル基、フリル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、クロマニル基、イソクロマニル基、ベンゾフラニル基、ジヒドロベンゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基、ジヒドロベンゾチオフェニル基、インドリル基、イソインドリル基、キノリル基、テトラヒドロキノリル基、イソキノリル基、テトラヒドロイソキノリル基、ベンゾオキサゾリル基、キノキサリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾジオキサニル基、インドリジニル基、チエノピリジル基、ジヒドロチエノピリジル基、フロピリジル基、又はジヒドロフロピリジル基である請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項11】
Q2が、置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、フェニル基、ナフタレニル基、ピリジル基、チエニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、ジヒドロベンゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基、インドリル基、キノリル基、イソキノリル基、ベンゾオキサゾリル基、キノキサリル基、又はベンゾチアゾリル基である、請求項10に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項12】
Q2が、置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、フェニル基、ピリジル基、チエニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、又はチアゾリル基である、請求項10に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項13】
R1が、−X−Q1−Y−Q2、又は−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基を示し、
置換基群βが、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、C1〜C6アルキル基、ハロゲン化C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、ハロゲン化C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルキルスルファニル基、(C1〜C6アルキル)(C1〜C6アルキル)アミノ基、及びC2〜C7アルカノイル基からなる群である、請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項14】
置換基群βが、フッ素原子、メチル基、tert−ブチル基、及びトリフルオロメチル基からなる群である、請求項13に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項15】
R1が、−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基を示し、
Zが、単結合、−CR11R12−、−(CH2)2−、−CH2O−、−OCH2−、−O−、−CO−、又は−NCH3−であり、
R11及びR12が、各々独立に、水素原子、メチル基、又は水酸基である請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項16】
Zが、単結合、又は−CR11R12−であり、
R11及びR12は、各々独立に、水素原子、メチル基、又は水酸基である請求項15に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項17】
R1が、−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基を示し、
Q3が、置換基群γから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基、シクロヘプテニル基、フェニル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロピラニル基、ジオキソラニル基、ジオキサニル基、ジオキセパニル基、アゼチジニル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、アゼパニル基、ジヒドロオキサゾリル基、ジヒドロチアゾリル基、モルホリル基、ピロリル基、ジヒドロピロリル基、ピリジル基、ジヒドロピリジル基、テトラヒドロピリジル基、チエニル基、フリル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、クロマニル基、イソクロマニル基、ベンゾフラニル基、ジヒドロベンゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基、ジヒドロベンゾチオフェニル基、インドリル基、イソインドリル基、キノリル基、テトラヒドロキノリル基、イソキノリル基、テトラヒドロイソキノリル基、イミダゾピリジル基、ベンゾオキサゾリル基、キノキサリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾジオキサニル基、インドリジニル基、チエノピリジル基、ジヒドロチエノピリジル基、フロピリジル基、又はジヒドロフロピリジル基である請求項1乃至請求項16のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項18】
Q3が、置換基群γから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、シクロプロピル基、シクロヘキシル基、シクロヘキセニル基、フェニル基、ジオキサニル基、ピペリジル基、ピロリル基、ピリジル基、チエニル基、ピラゾリル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、ベンゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基、ベンゾチアゾリル基、キノリル基、テトラヒドロキノリル基、イソキノリル基、イミダゾピリジル基、又はベンゾジオキサニル基である請求項17に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項19】
Q3が、置換基群γから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、シクロプロピル基、フェニル基、ピリジル基、チエニル基、又はチアゾリル基である、請求項17に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項20】
R1が、−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基を示し、
置換基群γが、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、C1〜C6アルキル基、ハロゲン化C1〜C6アルキル基、及びC1〜C6アルコキシ基からなる群である請求項1乃至請求項19のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項21】
置換基群γが、フッ素原子、メチル基、及びメトキシ基からなる群である請求項20に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項22】
R2が、メチル基、メチルスルファニル基、又はジフルオロメチル基である請求項1乃至請求項21のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項23】
R2が、メチル基、又はメチルスルファニル基である請求項1乃至請求項21のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項24】
R3が、水素原子である請求項1乃至請求項23のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項25】
請求項1において、
R1が、−X−Q1−Y−Q2で表される基であり、
Xが、単結合、−CH2−、−(CH2)2−、又は−(CH2)3−であり、
Q1が、置換基群αから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、ピペリジル基、又はピリジル基であり、
置換基群αが、メチル基からなる群であり、
Yが、単結合であり、
Q2が、置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、フェニル基、ナフタレニル基、ピリジル基、チエニル基、チアゾリル基、ベンゾチオフェニル基、キノリル基、イソキノリル基、ベンゾオキサゾリル基、ジヒドロベンゾフラニル基、ベンゾチアゾリル基、又はキノキサリル基であり、
置換基群βが、フッ素原子、メチル基、tert−ブチル基、及びトリフルオロメチル基からなる群である化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項26】
請求項25において、
Q2が、置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、フェニル基、ピリジル基、チエニル基、又はチアゾリル基である化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項27】
請求項1において、
R1が、−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基であり、
Xが、単結合であり、
Q1が、置換基群αから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、ピペリジル基、又はピリジル基であり、
置換基群αが、メチル基からなる群であり、
Yが、単結合であり、
Q2が、置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、フェニル基、ピリジル基、チエニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、又はインドリル基であり、
置換基群βが、フッ素原子及びメチル基からなる群であり、
Zが、単結合、−CR11R12−、−(CH2)2−、−CH2O−、−OCH2−、−O−、−CO−、又は−NCH3−であり、
R11及びR12が、各々独立に、水素原子、メチル基、又は水酸基であり、
Q3が、置換基群γから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、シクロプロピル基、シクロヘキシル基、シクロヘキセニル基、フェニル基、ジオキサニル基、ピペリジル基、ピロリル基、ピラゾリル基、ピリジル基、チエニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、ベンゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基、ベンゾチアゾリル基、イミダゾピリジル基、キノリル基、イソキノリル基、テトラヒドロキノリル基、又はベンゾジオキサニル基であり、
置換基群γが、フッ素原子、メチル基、及びメトキシ基からなる群である化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項28】
請求項27において、
Q2が、置換基群βから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよい、フェニル基、ピリジル基、チエニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、又はチアゾリル基であり、
Q3が、置換基群γから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよい、シクロプロピル基、フェニル基、ピリジル基、チエニル基、又はチアゾリル基である化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項29】
請求項1において、下記から選択される化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物;
{[(2−{[1−(4−tert−ブチルフェニル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
[({5−ヒドロキシ−6−メチル−2−[(1−フェニルピペリジン−4−イル)メチル]ピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
{[(2−{[1−(4−フルオロフェニル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
{[(2−{[1−(ビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(2’−フルオロビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(3’−フルオロビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(4’−フルオロビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(4’−シアノビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(5−ヒドロキシ−2−{[1−(4’−メトキシビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(2’,4’−ジフルオロビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(4’−フルオロ−2−メチルビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(4−ベンジルフェニル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
({[2−({1−[4−(4−フルオロベンジル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(3−メチルベンジル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(4−メチルベンジル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−2−({1−[4−(4−メトキシベンジル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)−6−メチルピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
{[(2−{[1−(4−ベンジル−3−フルオロフェニル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[5−(4−メチルフェニル)ピリミジン−2−イル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[5−(4−メチルフェニル)ピラジン−2−イル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
{[(5−ヒドロキシ−6−メチル−2−{[1−(5−フェニルピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}ピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[6−(4−メチルフェニル)ピリジン−3−イル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[5−(4−メチルフェニル)チオフェン−2−イル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[5−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(ピリジン−2−イル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(チオフェン−3−イル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(1,3−チアゾール−2−イル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[2−({1−[4−(1−ベンゾチオフェン−3−イル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−2−({1−[4−(イソキノリン−5−イル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)−6−メチルピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[2−({1−[4−(1,4−ベンゾジオキサン−5−イル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
[({5−ヒドロキシ−6−メチル−2−[(1−{4−[(ピリジン−3−イル)メチル]フェニル}ピペリジン−4−イル)メチル]ピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
[({5−ヒドロキシ−6−メチル−2−[(1−{4−[(6−メチルピリジン−3−イル)メチル]フェニル}ピペリジン−4−イル)メチル]ピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
[({5−ヒドロキシ−6−メチル−2−[(1−{4−[(4−メチルピリジン−3−イル)メチル]フェニル}ピペリジン−4−イル)メチル]ピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
[({5−ヒドロキシ−2−[(1−{4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]フェニル}ピペリジン−4−イル)メチル]−6−メチル−ピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
[({5−ヒドロキシ−6−メチル−2−[(1−{[3−メチル−4−(ピリジン−3−イル)メチル]フェニル}ピペリジン−4−イル)メチル]ピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
[({2−[(1−{[3−フルオロ−4−(ピリジン−3−イル)メチル]フェニル}ピペリジン−4−イル)メチル]−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
[({5−ヒドロキシ−6−メチル−2−[(1−{4−[(キノリン−3−イル)メチル]フェニル}ピペリジン−4−イル)メチル]ピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
({[2−({1−[4−(シクロプロピルメチル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(1−メチル−1−フェニルエチル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
{[(2−{[1−(ビフェニル−4−イル)−3,3−ジメチルピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[trans−1−(4−tert−ブチルフェニル)−2−メチルピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(4−tert−ブチルフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[6−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[6−(ビフェニル−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[2−(4−tert−ブチルフェニル)ピリミジン−5−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[5−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−2−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
({[2−{[1−(4−tert−ブチルフェニル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−(メチルスルファニル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[2−{[6−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−(メチルスルファニル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、及び
{[(2−{[trans−5−(ビフェニル−4−イル)−1,3−ジオキサン−2−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸。
【請求項30】
貧血の予防及び/又は治療のための、請求項1乃至請求項29のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項31】
貧血が、腎性貧血、未熟児貧血、慢性疾患に伴う貧血、癌化学療法に伴う貧血、又は癌性貧血である請求項30に記載の医薬組成物。
【請求項32】
エリスロポエチンを産生するための、請求項30に記載の医薬組成物。
【請求項1】
式(1)
【化1】
[式(1)中、
R1は、−X−Q1、−X−Q1−Y−Q2、又は−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基を示し、
Xは、単結合、−CH2−、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−CH2O−、−OCH2−、−O−、−S−、又は−CO−を示し、
Q1は、置換基群αから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい単環又は二環式の複素環基(当該複素環基は、4乃至10員芳香族複素環及び非芳香族複素環を含み、窒素原子、硫黄原子及び酸素原子からなる群より選ばれる原子を1又は2個含む)を示し、
置換基群αは、ハロゲン原子、オキソ基、水酸基、スルファニル基、アミノ基、シアノ基、C1〜C6アルキル基、及びハロゲン化C1〜C6アルキル基からなる群を示し、
Yは、単結合、−CH2−、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−CH2O−、−OCH2−、−O−、−S−、−NH−、−NCH3−、又は−CO−を示し、
Q2は、置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい単環又は二環式の炭化水素環基(当該炭化水素環基は、3乃至10員芳香族炭化水素環及び非芳香族炭化水素環を含む)、或いは置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい単環又は二環式の複素環基(当該複素環基は、4乃至10員芳香族複素環及び非芳香族複素環を含み、窒素原子、硫黄原子および酸素原子からなる群より選ばれる原子を1又は2個含む)を示し、
置換基群βは、ハロゲン原子、オキソ基、水酸基、スルファニル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、C1〜C6アルキル基、ハロゲン化C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、ハロゲン化C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルキルスルファニル基、C1〜C6アルキルアミノ基、(C1〜C6アルキル)(C1〜C6アルキル)アミノ基、及びC2〜C7アルカノイル基からなる群を示し、
Zは、単結合、−CR11R12−、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−CH2O−、−OCH2−、−O−、−S−、−NH−、−NCH3−、又は−CO−を示し、
R11 及びR12は、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、C1〜C6アルキル基、ハロゲン化C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、又はハロゲン化C1〜C6アルコキシ基を示し、
Q3は、置換基群γから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよいフェニル基、置換基群γから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよいC3〜C7シクロアルキル基、置換基群γから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよいC3〜C7シクロアルケニル基、或いは置換基群γから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい単環又は二環式の複素環基(当該複素環基は、4乃至10員芳香族複素環及び非芳香族複素環を含み、窒素原子、硫黄原子および酸素原子からなる群より選ばれる原子を1又は2個含む)を示し、
置換基群γは、ハロゲン原子、オキソ基、水酸基、ニトロ基、スルファニル基、アミノ基、シアノ基、C1〜C6アルキル基、ハロゲン化C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、ハロゲン化C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルキルスルファニル基、C1〜C6アルキルアミノ基、(C1〜C6アルキル)(C1〜C6アルキル)アミノ基、及びC2〜C7アルカノイル基からなる群を示し、
R2は、C1〜C3アルキル基、メチルスルファニル基、フルオロメチル基、又はジフルオロメチル基を示し、
R3は、水素原子、又はメチル基を示す。]
で示される化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項2】
Xが、単結合、−CH2−、−(CH2)2−、又は−(CH2)3−である請求項1に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項3】
Xが、単結合、又は−CH2−である請求項1に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項4】
Q1が、置換基群αから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよい、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロピラニル基、ジオキソラニル基、ジオキサニル基、ジオキセパニル基、アゼチジニル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、アゼパニル基、ピペラジニル基、ジヒドロオキサゾリル基、ジヒドロチアゾリル基、ピロリル基、ジヒドロピロリル基、ピリジル基、ジヒドロピリジル基、テトラヒドロピリジル基、チエニル基、フリル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、トロピニル基、クロマニル基、イソクロマニル基、キノリル基、テトラヒドロキノリル基、イソキノリル基、又はテトラヒドロイソキノリル基である、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項5】
Q1が、置換基群αから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよい、ジオキサニル基、ジオキセパニル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、アゼパニル基、ピロリル基、ピリジル基、ジヒドロピリジル基、テトラヒドロピリジル基、ピリミジニル基、チアゾリル基、トロピニル基、又はテトラヒドロイソキノリル基である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項6】
Q1が、置換基群αから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよい、ピペリジル基、又はピリジル基である、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項7】
置換基群αが、メチル基及びオキソ基からなる群である請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項8】
R1が、−X−Q1−Y−Q2、又は−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基を示し、
Yが、単結合、−CH2−、−(CH2)2−、又は−(CH2)3−である請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載された化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項9】
Yが、単結合である請求項8に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項10】
R1が、−X−Q1−Y−Q2、又は−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基を示し、
Q2が、置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基、シクロヘプテニル基、フェニル基、ナフタレニル基、テトラヒドロナフタレニル基、デカヒドロナフタレニル基、インダニル基、インデニル基、ノルボラニル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロピラニル基、ジオキソラニル基、ジオキサニル基、ジオキセパニル基、アゼチジニル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、アゼパニル基、ピペラジニル基、ジヒドロオキサゾリル基、ジヒドロチアゾリル基、モルホリル基、ピロリル基、ジヒドロピロリル基、ピリジル基、ジヒドロピリジル基、テトラヒドロピリジル基、チエニル基、フリル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、クロマニル基、イソクロマニル基、ベンゾフラニル基、ジヒドロベンゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基、ジヒドロベンゾチオフェニル基、インドリル基、イソインドリル基、キノリル基、テトラヒドロキノリル基、イソキノリル基、テトラヒドロイソキノリル基、ベンゾオキサゾリル基、キノキサリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾジオキサニル基、インドリジニル基、チエノピリジル基、ジヒドロチエノピリジル基、フロピリジル基、又はジヒドロフロピリジル基である請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項11】
Q2が、置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、フェニル基、ナフタレニル基、ピリジル基、チエニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、ジヒドロベンゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基、インドリル基、キノリル基、イソキノリル基、ベンゾオキサゾリル基、キノキサリル基、又はベンゾチアゾリル基である、請求項10に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項12】
Q2が、置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、フェニル基、ピリジル基、チエニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、又はチアゾリル基である、請求項10に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項13】
R1が、−X−Q1−Y−Q2、又は−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基を示し、
置換基群βが、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、C1〜C6アルキル基、ハロゲン化C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、ハロゲン化C1〜C6アルコキシ基、C1〜C6アルキルスルファニル基、(C1〜C6アルキル)(C1〜C6アルキル)アミノ基、及びC2〜C7アルカノイル基からなる群である、請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項14】
置換基群βが、フッ素原子、メチル基、tert−ブチル基、及びトリフルオロメチル基からなる群である、請求項13に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項15】
R1が、−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基を示し、
Zが、単結合、−CR11R12−、−(CH2)2−、−CH2O−、−OCH2−、−O−、−CO−、又は−NCH3−であり、
R11及びR12が、各々独立に、水素原子、メチル基、又は水酸基である請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項16】
Zが、単結合、又は−CR11R12−であり、
R11及びR12は、各々独立に、水素原子、メチル基、又は水酸基である請求項15に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項17】
R1が、−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基を示し、
Q3が、置換基群γから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基、シクロヘプテニル基、フェニル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒドロピラニル基、ジオキソラニル基、ジオキサニル基、ジオキセパニル基、アゼチジニル基、ピロリジニル基、ピペリジル基、アゼパニル基、ジヒドロオキサゾリル基、ジヒドロチアゾリル基、モルホリル基、ピロリル基、ジヒドロピロリル基、ピリジル基、ジヒドロピリジル基、テトラヒドロピリジル基、チエニル基、フリル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、ピラゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、クロマニル基、イソクロマニル基、ベンゾフラニル基、ジヒドロベンゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基、ジヒドロベンゾチオフェニル基、インドリル基、イソインドリル基、キノリル基、テトラヒドロキノリル基、イソキノリル基、テトラヒドロイソキノリル基、イミダゾピリジル基、ベンゾオキサゾリル基、キノキサリル基、ベンゾチアゾリル基、ベンゾジオキサニル基、インドリジニル基、チエノピリジル基、ジヒドロチエノピリジル基、フロピリジル基、又はジヒドロフロピリジル基である請求項1乃至請求項16のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項18】
Q3が、置換基群γから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、シクロプロピル基、シクロヘキシル基、シクロヘキセニル基、フェニル基、ジオキサニル基、ピペリジル基、ピロリル基、ピリジル基、チエニル基、ピラゾリル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、ベンゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基、ベンゾチアゾリル基、キノリル基、テトラヒドロキノリル基、イソキノリル基、イミダゾピリジル基、又はベンゾジオキサニル基である請求項17に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項19】
Q3が、置換基群γから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、シクロプロピル基、フェニル基、ピリジル基、チエニル基、又はチアゾリル基である、請求項17に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項20】
R1が、−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基を示し、
置換基群γが、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、C1〜C6アルキル基、ハロゲン化C1〜C6アルキル基、及びC1〜C6アルコキシ基からなる群である請求項1乃至請求項19のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項21】
置換基群γが、フッ素原子、メチル基、及びメトキシ基からなる群である請求項20に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項22】
R2が、メチル基、メチルスルファニル基、又はジフルオロメチル基である請求項1乃至請求項21のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項23】
R2が、メチル基、又はメチルスルファニル基である請求項1乃至請求項21のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項24】
R3が、水素原子である請求項1乃至請求項23のいずれか1項に記載の化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項25】
請求項1において、
R1が、−X−Q1−Y−Q2で表される基であり、
Xが、単結合、−CH2−、−(CH2)2−、又は−(CH2)3−であり、
Q1が、置換基群αから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、ピペリジル基、又はピリジル基であり、
置換基群αが、メチル基からなる群であり、
Yが、単結合であり、
Q2が、置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、フェニル基、ナフタレニル基、ピリジル基、チエニル基、チアゾリル基、ベンゾチオフェニル基、キノリル基、イソキノリル基、ベンゾオキサゾリル基、ジヒドロベンゾフラニル基、ベンゾチアゾリル基、又はキノキサリル基であり、
置換基群βが、フッ素原子、メチル基、tert−ブチル基、及びトリフルオロメチル基からなる群である化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項26】
請求項25において、
Q2が、置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、フェニル基、ピリジル基、チエニル基、又はチアゾリル基である化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項27】
請求項1において、
R1が、−X−Q1−Y−Q2−Z−Q3で表される基であり、
Xが、単結合であり、
Q1が、置換基群αから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、ピペリジル基、又はピリジル基であり、
置換基群αが、メチル基からなる群であり、
Yが、単結合であり、
Q2が、置換基群βから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、フェニル基、ピリジル基、チエニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、又はインドリル基であり、
置換基群βが、フッ素原子及びメチル基からなる群であり、
Zが、単結合、−CR11R12−、−(CH2)2−、−CH2O−、−OCH2−、−O−、−CO−、又は−NCH3−であり、
R11及びR12が、各々独立に、水素原子、メチル基、又は水酸基であり、
Q3が、置換基群γから選ばれる1個若しくは2個の置換基を有していてもよい、シクロプロピル基、シクロヘキシル基、シクロヘキセニル基、フェニル基、ジオキサニル基、ピペリジル基、ピロリル基、ピラゾリル基、ピリジル基、チエニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、ピラジニル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、ベンゾフラニル基、ベンゾチオフェニル基、ベンゾチアゾリル基、イミダゾピリジル基、キノリル基、イソキノリル基、テトラヒドロキノリル基、又はベンゾジオキサニル基であり、
置換基群γが、フッ素原子、メチル基、及びメトキシ基からなる群である化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項28】
請求項27において、
Q2が、置換基群βから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよい、フェニル基、ピリジル基、チエニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基、又はチアゾリル基であり、
Q3が、置換基群γから選ばれる1個又は2個の置換基を有していてもよい、シクロプロピル基、フェニル基、ピリジル基、チエニル基、又はチアゾリル基である化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物。
【請求項29】
請求項1において、下記から選択される化合物又はその薬理上許容される塩を含有する医薬組成物;
{[(2−{[1−(4−tert−ブチルフェニル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
[({5−ヒドロキシ−6−メチル−2−[(1−フェニルピペリジン−4−イル)メチル]ピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
{[(2−{[1−(4−フルオロフェニル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
{[(2−{[1−(ビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(2’−フルオロビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(3’−フルオロビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(4’−フルオロビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(4’−シアノビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(5−ヒドロキシ−2−{[1−(4’−メトキシビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(2’,4’−ジフルオロビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(4’−フルオロ−2−メチルビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(4−ベンジルフェニル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
({[2−({1−[4−(4−フルオロベンジル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(3−メチルベンジル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(4−メチルベンジル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−2−({1−[4−(4−メトキシベンジル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)−6−メチルピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
{[(2−{[1−(4−ベンジル−3−フルオロフェニル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[5−(4−メチルフェニル)ピリミジン−2−イル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[5−(4−メチルフェニル)ピラジン−2−イル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
{[(5−ヒドロキシ−6−メチル−2−{[1−(5−フェニルピリジン−2−イル)ピペリジン−4−イル]メチル}ピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[6−(4−メチルフェニル)ピリジン−3−イル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[5−(4−メチルフェニル)チオフェン−2−イル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[5−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(ピリジン−2−イル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(ピリジン−3−イル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(チオフェン−3−イル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(1,3−チアゾール−2−イル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[2−({1−[4−(1−ベンゾチオフェン−3−イル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−2−({1−[4−(イソキノリン−5−イル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)−6−メチルピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[2−({1−[4−(1,4−ベンゾジオキサン−5−イル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
[({5−ヒドロキシ−6−メチル−2−[(1−{4−[(ピリジン−3−イル)メチル]フェニル}ピペリジン−4−イル)メチル]ピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
[({5−ヒドロキシ−6−メチル−2−[(1−{4−[(6−メチルピリジン−3−イル)メチル]フェニル}ピペリジン−4−イル)メチル]ピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
[({5−ヒドロキシ−6−メチル−2−[(1−{4−[(4−メチルピリジン−3−イル)メチル]フェニル}ピペリジン−4−イル)メチル]ピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
[({5−ヒドロキシ−2−[(1−{4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]フェニル}ピペリジン−4−イル)メチル]−6−メチル−ピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
[({5−ヒドロキシ−6−メチル−2−[(1−{[3−メチル−4−(ピリジン−3−イル)メチル]フェニル}ピペリジン−4−イル)メチル]ピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
[({2−[(1−{[3−フルオロ−4−(ピリジン−3−イル)メチル]フェニル}ピペリジン−4−イル)メチル]−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
[({5−ヒドロキシ−6−メチル−2−[(1−{4−[(キノリン−3−イル)メチル]フェニル}ピペリジン−4−イル)メチル]ピリミジン−4−イル}カルボニル)アミノ]酢酸、
({[2−({1−[4−(シクロプロピルメチル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[5−ヒドロキシ−6−メチル−2−({1−[4−(1−メチル−1−フェニルエチル)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
{[(2−{[1−(ビフェニル−4−イル)−3,3−ジメチルピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[trans−1−(4−tert−ブチルフェニル)−2−メチルピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[1−(4−tert−ブチルフェニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[6−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[6−(ビフェニル−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[2−(4−tert−ブチルフェニル)ピリミジン−5−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
{[(2−{[5−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−2−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸、
({[2−{[1−(4−tert−ブチルフェニル)ピペリジン−4−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−(メチルスルファニル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、
({[2−{[6−(4−tert−ブチルフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−(メチルスルファニル)ピリミジン−4−イル]カルボニル}アミノ)酢酸、及び
{[(2−{[trans−5−(ビフェニル−4−イル)−1,3−ジオキサン−2−イル]メチル}−5−ヒドロキシ−6−メチルピリミジン−4−イル)カルボニル]アミノ}酢酸。
【請求項30】
貧血の予防及び/又は治療のための、請求項1乃至請求項29のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項31】
貧血が、腎性貧血、未熟児貧血、慢性疾患に伴う貧血、癌化学療法に伴う貧血、又は癌性貧血である請求項30に記載の医薬組成物。
【請求項32】
エリスロポエチンを産生するための、請求項30に記載の医薬組成物。
【公開番号】特開2011−105708(P2011−105708A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−235512(P2010−235512)
【出願日】平成22年10月20日(2010.10.20)
【出願人】(307010166)第一三共株式会社 (196)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年10月20日(2010.10.20)
【出願人】(307010166)第一三共株式会社 (196)
【Fターム(参考)】
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