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Fターム[2G001CA01]の内容

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【課題】板状試料の大きさ、形状に関わらず、試料底面を試料台に接触させずに簡便に安定した状態で保持できる保持具を提供する。
【解決手段】板状上部保持部材2と板状下部保持部材3と両保持部材の間に試料を挟んだ状態で両保持部材を固定する固定手段(4、5、5a、5b)とを備え、前記固定手段を、前記両保持部材の板中心から離れる位置に設ける構造とする。 (もっと読む)


【課題】電子線を照射した試料からの特性X線を回折させてスペクトルを採取するX線検出システムにおいて、適切な集光を行うX線集光ミラーを備えることでエネルギー分布スペクトルの検出精度を維持する。
【解決手段】試料に対して電子線を照射する電子線照射部と、電子線が照射された前記試料から放出される特性X線を集光させて回折格子に導くX線集光ミラーと、前記X線集光ミラーの位置もしくは角度を調整するX線集光ミラー調整部と、前記X線集光ミラーにより集光された特性X線を受けて回折X線を生じさせる回折格子と、前記回折格子で生じた回折X線を検出するイメージセンサと、を備え、前記X線集光ミラー調整部は、前記X線集光ミラーの反射面において反射する前記特性X線のエネルギーに応じて反射可能な角度範囲で、前記X線集光ミラーの位置もしくは角度を調整する。 (もっと読む)


【課題】電子線を照射した試料からの特性X線を回折させてスペクトルを採取するシステムにおいて、採取スペクトル中にカソードルミネッセンスが含まれているかを検出し、除去する。
【解決手段】試料に対して電子線を照射する電子線照射部と、電子線が照射された前記試料から放出される特性X線を受けて回折X線を生じさせる回折格子と、前記回折格子で生じた回折X線を検出するイメージセンサと、前記イメージセンサで検出された前記回折X線の採取スペクトルを分析してエネルギー分布スペクトルを生成する分析部と、前記エネルギー分布スペクトルのベースラインを抽出するベース抽出部と、前記ベースラインの傾きから前記エネルギー分布スペクトルに含まれるカソードルミネッセンス成分を抽出するカソードルミネッセンス抽出部と、を備え、前記分析部は、抽出された前記カソードルミネッセンス成分を前記エネルギー分布スペクトルから除去する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、簡易な構造で、被検査物の高さに応じて被検査物が検査室の開口部を通過するときに必要となる力を変化させることができ、被検査物が検査室の開口部を通過しやすくすることができるX線検査装置を提供することである。
【解決手段】本発明に係るX線検査装置は、商品900に検査室内でX線を照射して検査を行い、検査室の開口部にX線の漏洩を防止するX線漏洩防止カーテン500を備える。X線検査装置は、閉状態のときにX線漏洩防止カーテン500が開口部を閉塞し、開状態のときに商品900が開口部を通過する。X線漏洩防止カーテン500は、商品900を水平に搬送するベルトコンベアの搬送面810に対して垂直方向に設けられた第1の回動軸530を中心に回動する第1の回動板510と、第1の回動軸530の上方に設けられた第2の回動軸540を中心に回動する第2の回動板520とを備える。 (もっと読む)


【課題】 硬X線やγ線等の放射線を高感度で検出することができ、位置分解能及び計数率特性に優れた、新規な放射線画像検出器を提供することを目的とする。
【解決手段】 入射した放射線を紫外線に変換するシンチレーターと、紫外線を電子に変換し、かかる電子をガス電子雪崩現象を利用して増幅し、検出するガス増幅型紫外線画像検出器とを組み合わせた放射線画像検出器であって、シンチレーターがNd、Er及びTmから選ばれる少なくとも1種の元素を含有するLiLuF結晶であり、ガス増幅型紫外線画像検出器が、ヨウ化セシウムやテルル化セシウムなどの紫外線を電子に変換する光電変換物質、電子をガス電子雪崩現象を利用して増幅するガス電子増幅器、及び増幅機能と検出機能を有するピクセル型電極より構成されることを特徴とする放射線画像検出器である。 (もっと読む)


【課題】電子線を照射した試料からの特性X線を回折させてスペクトルを採取するシステムにおいて、採取スペクトルの各ピークが、測定対象であるか、カソードルミネッセンスや高次線の複合ピークであるかの情報を提供する。
【解決手段】試料に対して電子線を照射する電子線照射部10と、電子線が照射された前記試料から放出される特性X線を受けて回折X線を生じさせる回折格子50と、前記回折格子で生じた回折X線を検出するイメージセンサ60と、前記回折X線のイメージのエネルギー分散方向を測定長手方向として前記イメージセンサに隣接して配置され、エネルギー設定範囲において前記回折X線を検出するシンチレーションカウンタ70と、前記イメージセンサで検出された前記回折X線のスペクトルを分析すると共に、前記シンチレーションカウンタの検出結果を参照し、前記スペクトルのピークの内容を分析する分析部80とを備える。 (もっと読む)


【課題】良好な分析感度を有し、且つ、分析結果のバラツキが少なく、蛍光X線分析に用いるのに好適な固体試料が容易に得られる蛍光X線分析用試料作製器具を提供する。
【解決手段】試料原料収容孔11が形成された金枠12と、金枠収容孔14が形成された金枠収容板15と、金枠収容板15を載置するための基台13と、金枠収容板15に収容された金枠12を挟むように金枠収容板15に対向した位置に配置されて金枠12を加圧するための加圧盤16とを有する試料成型治具10と、金枠12を含む金枠収容板15を載置するための土台21と、土台21に対向する位置に配置されて土台21に載置された金枠収容板15を保持するための保持部材22と、保持部材22で土台21に保持された金枠収容板15から成型された固体試料を押し出すための試料押出手段23が形成されたレバー24とを有するオーバーフロー除去治具20とを備えるものである。 (もっと読む)


【課題】被選別物を選別する精度の向上を図ることができる選別装置を得る。
【解決手段】選別装置1において、一体型検出装置9の第1検出部は、あらかじめ設定された第1検出領域7を被選別物2,3が通過することにより、被選別物2,3の状態を検出する。第1ガス噴射装置10は、除去すべき被選別物3を吹き飛ばすためのガスを、第1検出部による検出結果に応じて、第1噴射ノズル10aから選択的に噴射することにより、第1検出領域7を通過した被選別物のうち、一部の被選別物を除去する。第2ガス噴射装置12は、除去すべき被選別物3を吹き飛ばすためのガスを第2噴射ノズル12aから選択的に噴射することにより、第1噴射ノズル10aの位置を通った被選別物のうち、一部の被選別物を除去する。 (もっと読む)


【課題】結晶構造を有する試料から発生する散乱線および不純線を抑制し、回折X線を回避することができるX線分析装置および方法を提供する。
【解決手段】X線分析装置は、試料Sを試料の所定点周りに360°回転させながら1次X線2を照射させて取得した回折パターンを記憶する制御手段15と、試料SのR−θ座標において試料の測定面上に位置することができる試料の平行移動範囲の上下限値のθ座標を、演算および/または記憶する演算記憶手段17と、演算および/または記憶されたθ座標の上下限値、および回折パターンに基づいて、隣り合う間隔がθ座標の上下限値範囲内の角度であって、回折X線を回避できる回避角度を選択するための選択手段とを備え、制御手段15が試料の測定点の座標に応じて、回避角度の中から測定点の座標に最も近い回避角度を読み出して、読み出した回避角度に試料を設定する。 (もっと読む)


【課題】内部がほぼ均質な農産物の内部の空洞の有無を、高速かつ廉価に検査すること。
【解決手段】X線ビームを農産物312に照射し、かつ、X線ビームを最小のエネルギとするべく電気的に制御するエネルギ制御部を有するX線源(301、302)と、農産物を透過したX線ビームの強度を測定するX線測定器(X線受光器304)と、X線源からX線測定器に向かうX線ビームを前記農産物が相対的に横切るようにした機構部(ベルトコンベア310)と、農産物のサイズを測定する農産物測定器(306,307、308)とを有し、農産物のサイズの測定結果をX線源のエネルギ制御部への入力により、X線源から農産物に対して照射されるX線ビームを必要最小のエネルギに制御し、かつ、X線測定器の出力の前記農産物の位置に対する依存性の波形から農産物内の空洞欠損の有無を検出する。 (もっと読む)


【課題】作業効率に優れ、かつ安全に試料測定を行える蛍光X線分析装置及び蛍光X線分析方法を提供する。
【解決手段】試料S上の照射ポイントP1に放射線を照射する放射線源2と、X線検出器3と、試料と放射線源及びX線検出器とを相対的に移動可能な移動機構8と、筐体10と、筐体の内外に試料を出入りさせる開口10aを開閉する扉20と、照射ポイントの高さを測定可能な高さ測定機構7と、測定した照射ポイントの高さに基づいて試料と、放射線源及びX線検出器との距離を調整する移動機構制御部9と、照射ポイントに可視光レーザを照射するレーザ部7と、扉が開状態の時、レーザ部を作動させて可視光レーザを照射させると共に、扉が閉状態の時、レーザ部を停止させるレーザ部作動制御部9と、扉が開状態の時、高さ測定機構を作動させて照射ポイントの高さを測定させる高さ測定機構作動制御部9と、を備えた蛍光X線分析装置100である。 (もっと読む)


【課題】パイプの放射線透視像のうちのパイプを横断する方向の輝度プロファイルを使用してパイプの外径点及び内径点を精度よく推定し、パイプ厚みを正確に計測可能にする。
【解決手段】計測対象のパイプの放射線透視像のうちのパイプを横断する方向の輝度プロファイルを取得し、この輝度プロファイルに基づいてパイプの外径点を推定する(ステップS10〜S40)。その後、推定された2つの外径点の内側の領域を設定して輝度プロファイルをセクター分割し、このセクター分割された輝度プロファイルに基づいてパイプの内径点を推定する(ステップS52〜S60)。特に、内径点推定時に、パイプの2つの外径点の内側の所定の領域に対応する輝度プロファイル(即ち、内径点の推定に関係しない情報が排除された輝度プロファイル)に基づいて内径点を検出するようにしたため、内径点推定を精度よく行うことができるようにしている。 (もっと読む)


【課題】隣接する小グリッドのグリッド部の間隔が、X線画像検出器の1画素のサイズ以下となるように、複数枚の小グリッドを配列する。
【解決手段】第2のグリッド14は、小グリッド21、22により構成されている。小グリッド21、22は、グリッドとして機能するグリッド部21a、22aと、グリッド部21a、22aの外周に設けられグリッドとして機能しない非グリッド部21b、22bとを有している。小グリッド21、22は、一方のグリッド部及び非グリッド部と他方の非グリッド部及びグリッド部とが互いに重なり合い、z方向から見たときにそれぞれのグリッド部と非グリッド部との境界が一致し、かつ2つのグリッド部21a,22aが連続して1枚の大きなグリッド部を構成するように接合されている。 (もっと読む)


【課題】止め代なしで平坦に薄片状の試料を固定することができる試料固定方法、蛍光X線検出方法、試料固定具及び蛍光X線検出装置を提供する。
【解決手段】筒状部材11の開口端にX線透過シート14を張設してオーリング(第1の嵌合部材)12で固定し、X線透過シート14に薄片状の試料Sを重ねて配置する。更に、X線透過シート15を、試料S及びX線透過シート14に重ねて筒状部材11の開口端に張設し、オーリング(第2の嵌合部材)13で固定する。試料Sは、X線透過シート14及びX線透過シート15の間に挟まれて固定される。止め代なしで平坦に試料Sが固定され、X線透過シート以外に支持物は無い。X線透過シート15を透過してX線が試料Sへ照射され、試料Sで発生した蛍光X線が検出される。 (もっと読む)


【課題】固定配置されたX線発生装置とXYテーブル、および斜めの姿勢でこれらに対して回転が与えられるタイプのX線CT装置におけるXYテーブルの位置の計測のための装置コストを、従来に比して低コスト化することを実現する。
【解決手段】XYテーブル2の位置を検出する手段として、XYテーブル2に付したマーカーMを撮影する光学カメラ7と、その光学カメラ7にらにるマーカーの撮影出力を画像処理する画像処理手段13によって構成し、マーカーMの移動方向と量からXYテーブル2の刻々の位置情報を得て、X線検出器3の回転に合わせてその視野中心を維持するためにXYテーブル2を自動的に移動させる。 (もっと読む)


【課題】 放射分析装置、例えばX線分光器において、分析用放射ビームの開口角は測定過程中変えること。
【解決手段】 放射ビームが放射源から検査さるべき試料を介して放射検出器に判る光学路に沿って走り、光学路中に視準素子を有するコリメータが存在し、コリメータは、放射ビームを通るように動く結果、放射ビームの開口角を変化させることを可能にする、検査さるべき試料の放射分析用装置であって、コリメータは、放射ビームにさらされる視準素子の長さが結果として変化されるように放射ビームを通るように変動可能で、視準素子はそれ自体閉じた断面を有し相互に異なった長さを有するチャネルの形を有し、動きはチャネルの長手方向に対し横方向に変位する。 (もっと読む)


【課題】プレ撮影と本撮影との間での格子位置の変動によるアーチファクトの発生を防止する。
【解決手段】被検体を配置しない状態でプレ撮影を行った後、被検体を配置して本撮影を行う。X線画像検出器で取得された複数の縞画像に基づき、数式(A)及び(B)を用いて、プレ撮影時に第1の位相微分像ψα1(x,y)及びψβ1(x,y)を算出し、本撮影時に第2の位相微分像ψα2(x,y)及びψβ2(x,y)を算出する。そして、画素ごとに、ψα2(x,y)−ψα1(x,y)とψβ2(x,y)−ψβ1(x,y)とを算出し、両者から絶対値の小さい方を選択することにより、補正済位相微分像を生成する。


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【課題】X線の被検知物による吸収情報と位相情報とを、分離して独立した情報として取得するX線装置を提供する。
【解決手段】X線装置であって、X線発生手段から発生したX線を空間的に分割する分割素子と、分割素子により分割され、被検知物を透過したX線の位相変化によるX線の位置変化量を、X線または光の強度変化量に換えて、X線または光の強度を検出する検出手段と、検出手段から得られたX線または光の強度から被検知物の吸収情報であるX線透過率像と、位相情報であるX線微分位相像またはX線位相シフト像を演算する演算手段と、を有し、分割素子は、X線を分割することにより検出手段において2以上の幅を有するX線を照射する構成を備え、演算手段は、検出手段におけるX線の位置変化量とX線または光の強度変化量との相関関係が2以上の幅を有するX線間で異なることに基づいて演算する構成を備えている。 (もっと読む)


【課題】蛍光X線二次元分析のための、空間分解能の高いX線用二次元分光素子及び二次元分布測定装置を提供する。
【解決手段】X線用二次元分光素子は分光素子を二次元に配置し、1つの面がX線入射面、他方の面がX線出射面となり、内面にX線分光用多層膜をもつ複数のセルがX線入射面からX線出射面に延びているので、X線入射面から入射した二次元X線の回折X線が入射X線の位置分解能を保ったままX線出射面から出射し、高い空間分解能の二次元分布画像を得ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】既設ラインに容易に着脱ができ、さらにX線の漏洩を確実に防止することができるX線検査装置を提供する。
【解決手段】X線検査装置100は、既設のトップチェーン型コンベア900に対して着脱可能な連結ユニット120,130と、連結ユニット120,130の側方に配置される共通ユニット110とを備え、連結ユニット120,130は、共通ユニット110へ物品Bを搬入出する搬入口911A,搬出口912Aを有する漏洩防止カバー911,912と、共通ユニット110へ物品Bを搬入出させる受取部600および受渡部800とを含む。 (もっと読む)


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