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Fターム[5C038GG07]の内容

計測用電子管 (3,290) | イオン源の種類 (660) | 光(レーザ)イオン源(PI) (169)

Fターム[5C038GG07]に分類される特許

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【課題】本願発明の課題は、試料にレーザーを照射することにより、直ちに試料をイオン化し、該イオン化した試料を質量分析器に導き、試料の同定をより簡便な装置により達成することである。
【解決手段】落下する液滴の中心にレーザー光が照射されると、該液滴は、瞬時に蒸発すると共に、イオン化することが確認された。本件発明は、液滴試料の落下位置に正確にレーザー光を照射することにより、液滴試料を蒸発させると共に、イオン化させるものである。 (もっと読む)


種々の局面において、イオン源、質量分析計システム、およびフィードバック回路に連結される電力供給回路が提供される。少なくとも電力供給回路を含み、かつ電荷を負荷に移動するように動作可能である電力供給部が提供される。フィードバック回路は、第1のフィードバックループにおいて、電力供給部によって供給される出力電圧のDC成分に応答し、また、第2のフィードバックループにおいて出力電圧のAC成分に応答して、電力供給部のコンデンサから負荷への電荷移動前の出力電圧の値、電力供給部のコンデンサから負荷への電荷移動中の出力電圧の値、および電力供給部のコンデンサから負荷への電荷移動後の出力電圧の値、のうちの少なくとも1つを表すフィードバック信号を生成する。
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【課題】量子化学的計算手法を用いて高精度で予測た未知の特定分子の共鳴励起準位やイオン化準位の波長にレーザの波長を効率的に調整して照射する質量分析方法を提供する。
【解決手段】(i)特定分子の電子基底状態の最安定構造Q0、構造Q0における零点振動エネルギーzp0、電子励起状態の最安定構造Q1、構造Q1における零点振動エネルギーzp1を求め、(ii)電子基底状態の構造Q0におけるポテンシャルエネルギーE0(Q0)、電子基底状態の構造Q1におけるポテンシャルエネルギーE0(Q1)を求め、(iii )ポテンシャルエネルギーE0(Q1)から、電子励起状態の構造Q1におけるポテンシャルエネルギーE1(Q1)へのエネルギー増加量ΔE1を求め、(iv)ΔE1-0=E0(Q1)−E0(Q0)+ΔE1+ zp1 −zp0 により断熱的電子励起エネルギーΔE1-0 を求め、ΔE1-0に基づいて、特定分子を電子基底状態から電子励起状態に励起させる照射レーザの波長を調整する。 (もっと読む)


【課題】イオン化されなかった又は途中で中性化された分子が検出器に入射することによるバックグラウンドノイズを低減する。
【解決手段】高真空状態に維持される分析室21内で四重極質量フィルタ22、23の手前に紫外光照射ランプ25を配設し、到来するイオンを主とする粒子流に高エネルギーの紫外光を照射する。粒子流にはイオン化室11内でイオン化されなかった試料分子や一旦イオンになったものの輸送途中で中性化された分子が混じっているが、こうした分子は紫外光の照射を受けてイオン化する。したがって、四重極質量フィルタ22、23に導入される分子の量を減らすことができ、それによってバックグラウンドノイズを抑えることができる。また、イオンの量が増加することで感度が向上する。 (もっと読む)


第1サイクルで実行するステップとして、イオン出射開口とイオン移送開口が別の部位にある第1イオン捕獲装置内に試料イオンを貯めるステップと、貯まっているイオンをイオン出射開口を介し出射させるステップと、出射されたイオンを第1イオン捕獲装置とは別の場所にあるイオン選別装置に送るステップと、そのイオン選別装置内でイオンを選別するステップと、第1イオン捕獲装置から出射されたイオンのうちその選別を経たもの又はそれからの派生物をイオン選別装置から第1イオン捕獲装置に送り返すステップと、返ってくるイオンをそのイオン移送開口を介し第1イオン捕獲装置内に受け入れるステップと、受け入れたイオンを第1イオン捕獲装置内に貯めるステップと、を有するマススペクトロメトリ方法を提供する。
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第1サイクルで実行するステップとして、第1イオン捕獲装置内に試料イオンを貯めるステップと、第1イオン捕獲装置内に貯まっているイオンをそれとは別のイオン選別装置に入射するステップと、そのイオン選別装置内でイオンを選別するステップと、イオン選別装置内で選別されたイオンをフラグメント化装置へと出射させるステップと、イオン選別装置を迂回しつつフラグメント化装置から第1イオン捕獲装置へとイオンを送り返すステップと、第1イオン捕獲装置から出射されたイオン若しくはその一部又はそれからの派生物を第1イオン捕獲装置内に受け入れるステップと、受け入れたイオンを第1イオン捕獲装置内に貯めるステップと、を有するマススペクトロメトリ方法を提供する。
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【課題】新たな手法で試料を分析する技術を提供する。
【解決手段】ハロゲンランプ21から射出される光から、調整部22により特定の波長の光を選択し、導入部23を通して試料3の表面に定常的に照射する。これにより、試料3の表面の分子やポリマーなどが励起され、既定状態から励起状態に遷移する。つぎに、直流高圧電源2から試料へ高電圧を定常的に印加しつつ、導入部23を通してレーザー7からパルスレーザー光を試料3に照射する。これにより、試料に瞬間的に光伝導を誘起し、表面の分子を電界蒸発させる。電界蒸発したイオンは、位置感知型イオン検出器11又はリフレクトロン型質量分析器13により検出され、同定される。 (もっと読む)


【課題】個別粒子を生成し、その個別粒子を後続の分析(例えば質量分析)または操作のために標的位置に送達する方法及び機器を提供すること。
【解決手段】個別粒子を生成する粒子生成器は、前記個別粒子として検体及び溶媒を含む個別液滴を生成する液滴生成器である。浮揚装置は、前記個別粒子を電気力学的に浮揚させる。液滴の脱溶媒が生じ、液滴のクーロン分裂が起こって、より小さい液滴になる。電極アセンブリは、後続の分析または操作のために、前記浮揚装置から離間した標的位置に向けて、前記浮揚装置から前記個別粒子を送達する。 (もっと読む)


【課題】マトリックスを用いることなく高い効率で分析対象試料のレーザー脱離イオン化を実現することのできる試料ターゲットを提供する。
【解決手段】レーザー光照射による試料のイオン化に用いられ、少なくともレーザー被照射面が多孔質構造を有する基体と、該レーザー被照射面を被覆する金属若しくは半導体から成る薄膜とを有する試料ターゲットにおいて、前記基体のレーザー光によるイオン化反応に関与する表層部と該表層部以外のバルク部の熱伝導率が同等、又は表層部よりもバルク部の熱伝導率が低いものとする。例えば、試料ターゲット10を二重細孔構造を有するシリカモノリスプレートから成る基体20と該基体のレーザー被照射面を被覆するPt薄膜30とで構成する。これにより、ターゲット基体20の表層部からバルク部への熱伝導によるエネルギーのロスを抑え、イオン化効率を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】分析目的に応じて繰り返し質量分析の回数を減らして作業効率を高めるとともに検出感度も高め、必要な場合には高い空間分解能での詳細な2次元物質分布測定も可能とする。
【解決手段】試料15を載せた試料プレート14を載置する試料ステージ13をz軸方向に移動させる駆動機構13bを設け、照射径制御部31の制御の下に試料ステージ13を移動させてレーザ集光光学系22と試料15との間の距離を変化させることにより、試料15上でのレーザ照射径を変化させる。例えば、試料15中に局在するもののその位置が不明である目的物質の分布を調べたい場合に、まず大きなレーザ照射径で以て大きな走査ステップ幅で試料15全域をほぼ漏れなく走査し、目的物質が存在する位置をおおよそ見い出す。その後、レーザ照射径を縮小して、目的物質が存在すると推定される付近のみを小さなステップ幅で漏れなく走査して詳細な物質分布を得る。 (もっと読む)


【課題】EI及びPIの双方が可能であって、小型に構成でき、PIの際に広い範囲にわたって試料分子に対し一様に光を照射することにより検出効率及び感度の向上が可能なイオン化装置を提供する。
【解決手段】イオン化装置2は、試料分子Aをイオン化するためのイオン化空間2bを有するイオン化室2aと、イオン化空間2b内の試料分子Aに電子衝撃を与えて試料分子Aをイオン化するためのフィラメント23a,23bと、イオン化空間2b内の試料分子Aに紫外光を照射して試料分子Aをイオン化するための放電管29とを備える。 (もっと読む)


【課題】試料上の二次元測定対象領域に目的成分が含まれるか否かを調べるような場合に測定スループットを向上させる。
【解決手段】設定された空間分解能に対応して測定対象領域指示枠41の範囲内に設定される微小測定領域(レーザ照射領域)に対し、まず1回目の走査では1乃至複数個おきに質量分析が実行されるように試料ステージを移動させる。これにより、所望の空間分解能よりも低い分解能の粗い二次元質量分布画像を作成して表示する。その後に、2回目以降の走査として、それ以前に質量分析したものを除いて微小測定領域の走査を行い、その質量分析結果が得られる毎に二次元質量分布画像にその結果を追加表示して空白を埋めてゆく。これによれば、測定対象領域全体の粗い二次元質量分布が表示されてから徐々に精細度が上がるので、目的成分が見つかった時点で測定を打ち切ることができ、測定時間の短縮を図ることができる。 (もっと読む)


レーザ脱離イオン源は、1つ又は複数のイオンガイドを使用することによりイオンサンプリング効率性及び測定感度を高め、イオン標的から放出されるプルーム中のイオンを効率的に捕獲し、該イオンを開口部経由で下流の真空チャンバ内に誘導する。2つのRF多極イオンガイドを使用する一構成では、イオン標的に隣接して配置されている第1のRF多極イオンガイドは、プルームの大部分を捕獲するのに十分な大きさであるように選択され、一方、第1の多極イオンガイドと開口部との間に配置されている第2のRF多極イオンガイドは、イオンを開口部内に集束するのに役立つようにより小さい寸法を有する。第1のRF多極イオンは、プルーム中のイオンを第2のRF多極イオンガイド内へ誘導し、次いで、第2のRF多極イオンガイドはイオンが開口部を通過して下流の真空チャンバ内に入るようにイオンを集束する。
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質量分析計は、パルス状イオン源と、パルス状イオン源によって生成されたイオンを閉じ込める第1のイオントラップであって、第1のイオントラップから続いて放出される閉じ込められたイオンの位置を特定するための第1のイオントラップ(10)とを有する。冷却ガスのパルスは、第1のイオントラップ(10)がイオンを閉じ込めることを可能にするのに適しているピーク圧において、第1のイオントラップ(10)に導かれる。ターボ分子ポンプ(17)は、閉じ込められたイオンが、第1のイオントラップ(10)から分析のための第2のイオントラップ(20)の方へ放出される前に、冷却ガスの圧力を減らす。パルス状イオン源は、第1のイオントラップ(10)の端壁を形成する試料プレート(14)を有する。
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【課題】本発明は、試料を構成する原子および分子の空間的な位置情報と質量情報との両方を同時に高分解能で,しかも高速に測定できるイメージング飛行時間型質量分析装置を提供する
【解決手段】本発明にかかるイメージング質量分析装置1は、レンズ系60を備えるイオン源10と、分析部20と、検出部30とを備えている。イオン源10では、試料の広い範囲を同時にイオン化し、上記レンズ系60を用いて、上記試料のイオン像をそのまま引き出す。その後、分析部20では、上記試料の上記試料のイオン像をそのまま維持し、上記試料のイオンの質量分離を行う。次に、検出部30では、試料イオンの到達位置と飛行時間とを同時に検出する。 (もっと読む)


【課題】 生体組織を高い精度で質量分析することのできるイメージ質量分析装置を提供する。
【解決手段】 試料の画像を撮影し、その画像から、色や輝度等の所定の基準により領域を抽出して、抽出した領域内でレーザ光スポットを走査しつつ該領域内の質量分析を行う。その後、領域内の分析値の合計や平均を取ることにより、目的とする領域の高精度の分析値を得ることができる。生体試料の場合、予め試料に所定の染色処理を施しておくことにより、目的の組織のみを分析することができる。また、蛍光顕微鏡を用いることもできる。 (もっと読む)


1つ以上のイオン源を1つ以上の下流側デバイスへインターフェースするために質量分析において使用される多重デバイスインターフェース。該多重デバイスインターフェースは、多重極ロッドセットに印加される電位に依存して、入力ロッドセットまたは出力ロッドセットのどちらかとして構成される3つ以上の多重極ロッドセットを含む。入力ロッドセットとして構成される多重極ロッドセットは、1つ以上のイオン源に連結されることにより、該イオン源から生成されたイオンを受け入れて該イオンを出力多重極ロッドセットとして構成された少なくとも1つの多重極ロッドセットへ伝達する。該出力多重極ロッドセットは、下流側デバイスに連結され、生成されたイオンを該デバイスへ伝達できる。
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【課題】 良好なスペクトル安定性及び装置全体の感度が得られる質量分析システムで使用されるイオン源を提供する。
【解決手段】 本発明のイオン源は、(a)イオンを生成して該イオンをイオン化領域に送るイオン化装置と、(b)前記イオン化装置によって生成されたイオンを収集するための、前記イオン化装置に隣接した収集導管と、(c)前記イオン化装置によって生成されたイオンを脱溶媒和するためにガスを供給する第1のガス源と、(d)イオン化領域に所定の流速でガスを供給する第2のガス源とからなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 生体組織や生体細胞内の成分を高い精度で質量分析することのできるレーザー照射質量分析装置を提供する。
【解決手段】 照射位置を制御して試料にレーザーを照射し、そこで生成された試料のイオンを質量分析して、試料の位置情報とその位置における質量分析情報を得るレーザー照射質量分析装置において、該イオンの質量分析に、周波数駆動型イオントラップと飛行時間型質量分析装置を用いる。これにより、高い質量数のイオンも確実にトラップし、分析対象とすることができる。この周波数駆動型イオントラップの駆動方式には、デジタル駆動方式を用いることが望ましい。また、飛行時間型質量分析装置は、マルチターン型飛行時間質量分析装置とすることが望ましい。 (もっと読む)


イオントラップのイオンを操作するための方法は、イオンを蓄積するステップと、空間的に圧縮するステップと、質量電荷比に従って選択されたイオンを放出するステップとを有する。イオントラップは、導入口と、イオンを閉じ込めて、空間的に圧縮するための第1端部および第2端部を有するアームと、イオンを第2端部から放出するための放出口とを有する。アームは、2対の対向電極を有し、イオントラップのどの断面でも四重極電場ポテンシャルを形成する。対向電極と電極の断面の間の距離は、第1端部から第2端部にかけて広がっている。電極は、テーパ状の円筒形のロッド、または、双曲線の断面であってもよい。放出するために選択されたイオンは、第2の(より広い)端部の領域のなかで空間的に圧縮される。イオントラップは、直交放出または軸放出を有する1つアーム、または、直交放出のための中央インサートを有する2本のアームを備える。 (もっと読む)


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