説明

アセチレン性ヘテロアリール化合物

本発明は下記一般式(I) (式中、各記号の意味は明細書に記載した通り)で示される化合物並びにその製造及び用途に関する。
【化82】



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式Iで示される化合物、その互変異性体、又はその薬剤に許容される塩、水和物若しくは他の溶媒和物:
【化1】

式中、
環Tは、1〜4個の窒素を含む置換又は非置換の6員ヘテロアリール環を表し;
環Aは、場合により1〜4個のRa基で置換されていてもよい5又は6員アリール又はヘテロアリール環を表し;
環Bは、場合により1〜5個のRb基で置換されていてもよい5又は6員アリール又はヘテロアリール環を表し;
1は、NR1C(O)およびC(O)NR1から選ばれ;
aおよびRbは、出てくる毎に独立して、ハロゲン、−CN、−NO2、−R4、−OR2、−NR23、−C(O)YR2、−OC(O)YR2、−NR2C(O)YR2、−SC(O)YR2、−NR2C(=S)YR2、−OC(=S)YR2、−C(=S)YR2、−YC(=NR3)YR2、−YP(=O)(YR4)(YR4)、−Si(R4)3、−NR2SO22、−S(O)r2、−SO2NR23、及び−NR2SO2NR23よりなる群から選ばれ、ここで各Yは独立して単結合、−O−、−S−、又は−NR3−であり;
1、R2、及びR3は、それぞれ独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、複素環基及びヘテロアリールから選ばれ;
或いは、NR23部分は、N、O及びS(O)rから選ばれた追加のヘテロ原子0〜2個を含有する、場合により置換されていてもよい、飽和、部分飽和又は不飽和の5又は6員環であってもよく;
4は、出てくる毎に独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、複素環基及びヘテロアリールから選ばれ;
(a)X1はCH又はCRt1であり、ここでRt1はハロゲン、OR5、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、炭素結合型ヘテロアリール、又は炭素結合型複素環基であり、ここでR5はH、アルキル、アルケニル、又はアルキニルであり;そして
(a)−1:X2はCRt2で、X3はNであるか;又は
(a)−2:X2はCRt2で、X3はCRt3であり、ここでRt2およびRt3は、それぞれ独立して、H又はRaから選ばれ、ただしX1がCHで、Rt3がHである場合には、Rt2は−C(O)OCH3、−C(O)OH、又はHではなく;又は
(a)−3:X2はNで、X3はCRt4又はNであり、ここで、Rt4は、H、ハロゲン、−CN、−NO2、−R2、−OR2、−C(O)YR2、−OC(O)YR2、−SC(O)YR2、−NR2C(=S)YR2、−OC(=S)YR2、−C(=S)YR2、−YC(=NR3)YR2、−YP(=O)(YR4)(YR4)、−Si(R4)3、−S(O)r2、又は−SO2NR23であり;
或いは
(b)X1はN、X2はN又はCRt2、そしてX3はCRt3又はNであり;
上記(a)又は(b)において、或いは、Rt2及びRt3は、それらが結合している原子と一緒になって、炭素原子とO、N、S(O)r及びC(O)から選ばれた0〜3個のヘテロ原子とを含有する、場合により置換されていてもよい、飽和、部分飽和又は不飽和の5又は6員環を形成していてもよく;ただし、X1がCHである場合には、Rt2とRt3は非置換フェニルを形成しておらず;
或いは
(c)X1はCRt、X2はN又はCRt2、そしてX3はN又はCRt3であり、ここでRtは、−CN、−NO2、−OR6、−NR23、−C(O)YR2、−OC(O)YR2、−NR2C(O)YR2、−SC(O)YR2、−NR2C(=S)YR2、−OC(=S)YR2、−C(=S)YR2、−YC(=NR3)YR2、−YP(=O)(YR4)(YR4)、−Si(R4)3、−NR2SO22、−S(O)r2、−SO2NR23、及び−NR2SO2NR23から選ばれ、ここでR6はシクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、ヘテロアリール又は複素環基であり;
(c)−1:Rt、Rt2、Rt3、Ra及びRbの少なくとも1つは、−YP(=O)(YR4)(YR4)、−Si(R4)3、又は−YC(=NR3)YR2置換基であるか、それを含んでおり;又は
(c)−2:RaおよびRtの少なくとも一方は、−NR2C(=S)OR2、−OC(=S)YR2、又は−C(=S)OR2置換基であるか、それを含んでおり;又は
(c)−3:Rb、Rt2及びRt3の少なくとも1つは、−NR2C(=S)YR2、−OC(=S)YR2、又は−C(=S)YR2置換基であるか、それを含んでおり;又は
(c)−4:Rt2及びRt3は、それらが結合している原子と一緒になって、炭素原子とO、N、S(O)r及びC(O)から選ばれた0〜3個のヘテロ原子とを含有する、場合により置換されていてもよい、飽和、部分飽和又は不飽和の5又は6員環を形成し;
或いは、RtとRt2は、それらが結合している原子と一緒になって、炭素原子とO、N、S(O)r及びC(O)から選ばれた0〜3個のヘテロ原子とを含有する、場合により置換されていてもよい、飽和、部分飽和又は不飽和の5又は6員環を形成していてもよく;
上記のアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環基のそれぞれは場合により置換されていてもよく;
mは0、1、2、3又は4であり;
pは0、1、2、3、4又は5であり;そして
rは0、1又は2である。
【請求項2】
下記一般式Iで示される化合物、その互変異性体、又はその薬剤に許容される塩、水和物若しくは他の溶媒和物:
【化2】

式中、
環Tは、1〜4個の窒素を含む置換又は非置換の6員ヘテロアリール環を表し;
環Aは、場合により1〜4個のRa基で置換されていてもよい5又は6員アリール又はヘテロアリール環を表し;
環Bは、場合により1〜5個のRb基で置換されていてもよい5又は6員アリール又はヘテロアリール環を表し;
1は、NR1C(O)およびC(O)NR1から選ばれ;
aおよびRbは、出てくる毎に独立して、ハロゲン、−CN、−NO2、−R4、−OR2、−NR23、−C(O)YR2、−OC(O)YR2、−NR2C(O)YR2、−SC(O)YR2、−NR2C(=S)YR2、−OC(=S)YR2、−C(=S)YR2、−YC(=NR3)YR2、−YP(=O)(YR4)(YR4)、−Si(R4)3、−NR2SO22、−S(O)r2、−SO2NR23、及び−NR2SO2NR23よりなる群から選ばれ、ここで各Yは独立して単結合、−O−、−S−、又は−NR3−であり;
1、R2、及びR3は、それぞれ独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、複素環基及びヘテロアリールから選ばれ;
或いは、NR23部分は、N、O及びS(O)rから選ばれた追加のヘテロ原子0〜2個を含有する、場合により置換されていてもよい、飽和、部分飽和又は不飽和の5又は6員環であってもよく;
4は、出てくる毎に独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、複素環基及びヘテロアリールから選ばれ;
(a)X1はCH又はCRt1であり、ここでRt1はハロゲン、OR5、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、炭素結合型ヘテロアリール、又は炭素結合型複素環基であり、ここでR5はH、アルキル、アルケニル、又はアルキニルであり;そして
(a)−1:X2はCRt2で、X3はNであるか;又は
(a)−2:X2はCRt2で、X3はCRt3であり、ここでRt2およびRt3は、それぞれ独立して、H又はRaから選ばれ;又は
(a)−3:X2はNで、X3はCRt4又はNであり、ここで、Rt4は、H、ハロゲン、−CN、−NO2、−R2、−OR2、−C(O)YR2、−OC(O)YR2、−SC(O)YR2、−NR2C(=S)YR2、−OC(=S)YR2、−C(=S)YR2、−YC(=NR3)YR2、−YP(=O)(YR2)(YR2)、−Si(R4)3、−S(O)r2、又は−SO2NR23であり;
或いは
(b)X1はN、X2はN又はCRt2、そしてX3はCRt3又はNであり;
上記(a)又は(b)において、或いは、Rt2及びRt3は、それらが結合している原子と一緒になって、炭素原子とO、N、S(O)r及びC(O)から選ばれた0〜3個のヘテロ原子とを含有する、場合により置換されていてもよい、飽和、部分飽和又は不飽和の5又は6員環を形成していてもよく;ただし、X1がCHである場合には、Rt2とRt3は非置換フェニルを形成しておらず;
或いは
(c)X1はCRt、X2はN又はCRt2、そしてX3はN又はCRt3であり、ここでRtは、−CN、−NO2、−OR6、−NR23、−C(O)YR2、−OC(O)YR2、−NR2C(O)YR2、−SC(O)YR2、−NR2C(=S)YR2、−OC(=S)YR2、−C(=S)YR2、−YC(=NR3)YR2、−YP(=O)(YR4)(YR4)、−Si(R4)3、−NR2SO22、−S(O)r2、−SO2NR23、及び−NR2SO2NR23から選ばれ、ここでR6はシクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、ヘテロアリール又は複素環基であり;
(c)−1:Rt、Rt2、Rt3、Ra及びRbの少なくとも1つは、−YP(=O)(YR4)(YR4)、−Si(R4)3、又は−YC(=NR3)YR2置換基であるか、それを含んでおり;又は
(c)−2:RaおよびRtの少なくとも一方は、−NR2C(=S)OR2、−OC(=S)YR2、又は−C(=S)OR2置換基であるか、それを含んでおり;又は
(c)−3:Rb、Rt2及びRt3の少なくとも1つは、−NR2C(=S)YR2、−OC(=S)YR2、又は−C(=S)YR2置換基であるか、それを含んでおり;又は
(c)−4:Rt2及びRt3は、それらが結合している原子と一緒になって、炭素原子とO、N、S(O)r及びC(O)から選ばれた0〜3個のヘテロ原子とを含有する、場合により置換されていてもよい、飽和、部分飽和又は不飽和の5又は6員環を形成し;
或いは、RtとRt2は、それらが結合している原子と一緒になって、炭素原子とO、N、S(O)r及びC(O)から選ばれた0〜3個のヘテロ原子とを含有する、場合により置換されていてもよい、飽和、部分飽和又は不飽和の5又は6員環を形成していてもよく;
上記のアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環基のそれぞれは場合により置換されていてもよく;
mは0、1、2、3又は4であり;
pは0、1、2、3、4又は5であり;そして
rは0、1又は2であり;
ただし、該化合物は下記のものではない。
【化3】

【請求項3】
1がCH又はCRt1であり;
2がCRt2であり;
3がNである、
請求項1記載の化合物。
【請求項4】
1がCH又はCRt1であり;
2がCRt2であり;
3がCRt3である、
請求項1又は2記載の化合物。
【請求項5】
1がCH又はCRt1であり;
2がNであり;
3がCRt4又はNである、
請求項1記載の化合物。
【請求項6】
1がCRt1又はNであり;
2がCRt2であり;
3がCRt3又はNである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
下記一般式IIで示される請求項2に記載の化合物。
【化4】

式中、
1は、N、CRt、CRt1又はCHであり;
Eは、炭素原子とO、N、S(O)r、C(O)及びC(=S)から選ばれた0〜3個のヘテロ原子とを含有する、場合により置換されていてもよい、飽和、部分飽和又は不飽和の5又は6員環であり;
eは、出てくる毎に独立して、ハロゲン、=O、=S、−CN、−NO2、−R4、−OR2、−NR23、−C(O)YR2、−OC(O)YR2、−NR2C(O)YR2、−SC(O)YR2、−NR2C(=S)YR2、−OC(=S)YR2、−C(=S)YR2、−YC(=NR3)YR2、−YP(=O)(YR4)(YR4)、−Si(R4)3、−NR2SO22、−S(O)r2、−SO2NR23、及び−NR2SO2NR23よりなる群から選ばれ、ここで各Yは独立して単結合、−O−、−S−、又は−NR3−であり;
2及びR3は、それぞれ独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、複素環基及びヘテロアリールから選ばれ;
或いは、NR23部分は、N、O及びS(O)rから選ばれた追加のヘテロ原子0〜2個を含有する、場合により置換されていてもよい、飽和、部分飽和又は不飽和の5又は6員環であってもよく;
4は、出てくる毎に独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、複素環基及びヘテロアリールから選ばれ;
上記のアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環基のそれぞれは場合により置換されていてもよく;
sは0、1、2、3又は4であり;
rは0、1又は2である。
【請求項8】
1がCHである、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
1がCRt1又はNである、請求項7に記載の化合物。
【請求項10】
下記一般式IIIで示される請求項1、2、3、5、6又は7に記載の化合物。
【化5】

式中、
環Cは、炭素原子とO、N及びS(O)rから選ばれた1〜3個のヘテロ原子とを含有する、場合により炭素又はヘテロ原子上で1〜5個のRc基により置換されていてもよい、5又は6員環の複素環又はヘテロアリール環を表し;
cは、出てくる毎に独立して、ハロゲン、=O、=S、−CN、−NO2、−R4、−OR2、−NR23、−C(O)YR2、−OC(O)YR2、−NR2C(O)YR2、−SC(O)YR2、−NR2C(=S)YR2、−OC(=S)YR2、−C(=S)YR2、−YC(=NR3)YR2、−YP(=O)(YR4)(YR4)、−Si(R4)3、−NR2SO22、−S(O)r2、−SO2NR23、及び−NR2SO2NR23よりなる群から選ばれ、ここで各Yは独立して単結合、−O−、−S−、又は−NR3−であり;
2及びR3は、それぞれ独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、複素環基及びヘテロアリールから選ばれ;
或いは、NR23部分は、N、O及びS(O)rから選ばれた追加のヘテロ原子0〜2個を含有する、場合により置換されていてもよい、飽和、部分飽和又は不飽和の5又は6員環であってもよく;
4は、出てくる毎に独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、複素環基及びヘテロアリールから選ばれ;
上記のアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環基のそれぞれは場合により置換されていてもよく;
vは0、1、2、3、4又は5であり;そして
tは0、1、2、3又は4である。
【請求項11】
環Cが置換又は非置換ヘテロアリール環である、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
環Cが置換又は非置換イミダゾール環である、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
下記一般式から選ばれた、請求項12に記載の化合物。
【化6】

【請求項14】
下記一般式で示される、請求項12に記載の化合物。
【化7】

式中、X1はCH、CRt1、N及びCRtから選ばれる。
【請求項15】
1がCH、CRt1及びNから選ばれる、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
下記一般式IVで示される請求項1、2、3、5、6又は7に記載の化合物。
【化8】

式中、
環Dは、炭素原子と独立してN、O及びS(O)rから選ばれた1〜3個のヘテロ原子とを含有する、場合により1〜5個のRd置換基で置換されていてもよい、5又は6員環の複素環又はヘテロアリール環を表し;
2は、(CH2)z、O(CH2)x、NR3(CH2)x、S(CH2)x、又は(CH2)xNR3C(O)(CH2)xであり、この結合単位はいずれの方向で使用してもよく;
dは、出てくる毎に独立して、ハロゲン、=O、=S、−CN、−NO2、−R4、−OR2、−NR23、−C(O)YR2、−OC(O)YR2、−NR2C(O)YR2、−SC(O)YR2、−NR2C(=S)YR2、−OC(=S)YR2、−C(=S)YR2、−YC(=NR3)YR2、−YP(=O)(YR4)(YR4)、−Si(R4)3、−NR2SO22、−S(O)r2、−SO2NR23、及び−NR2SO2NR23よりなる群から選ばれ、ここで各Yは独立して単結合、−O−、−S−、又は−NR3−であり;
2及びR3は、それぞれ独立して、H、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、複素環基及びヘテロアリールから選ばれ;
或いは、NR23部分は、N、O及びS(O)rから選ばれた追加のヘテロ原子0〜2個を含有する、場合により置換されていてもよい、飽和、部分飽和又は不飽和の5又は6員環であってもよく;
4は、出てくる毎に独立して、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、複素環基及びヘテロアリールから選ばれ;
上記のアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキニル、アリール、ヘテロアリール及び複素環基のそれぞれは場合により置換されていてもよく;
wは0、1、2、3、4又は5であり;
xは0、1、2又は3であり;
zは1、2、3又は4であり;そして
tは0、1、2、3又は4である。
【請求項17】
環Dが置換又は非置換ヘテロアリールである、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
環Dが置換又は非置換ピペラジン環であって、L2がCH2である、請求項16に記載の化合物。
【請求項19】
下記一般式から選ばれる、請求項18に記載の化合物。
【化9】

【請求項20】
次式で示される請求項18に記載の化合物。
【化10】

式中、X1はCH、CRt1、N及びCRtから選ばれる。
【請求項21】
1がCH、CRt1及びN及から選ばれる、請求項21に記載の化合物。
【請求項22】
治療を必要とする哺乳動物のがんの治療方法であって、治療有効量の請求項1、2、3、5、6、7のいずれかに記載の化合物又はその薬剤に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物を該哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項23】
治療を必要とする哺乳動物のがんの治療方法であって、治療有効量の請求項10に記載の化合物又はその薬剤に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物を該哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項24】
治療を必要とする哺乳動物のがんの治療方法であって、治療有効量の請求項16に記載の化合物又はその薬剤に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物を該哺乳動物に投与することを含む方法。
【請求項25】
請求項1、2、3、5、6、7のいずれか1項に記載の化合物又はその薬剤に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物と、薬剤に許容される担体、希釈剤又はビヒクルとを含む組成物。
【請求項26】
請求項10に記載の化合物又はその薬剤に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物と、薬剤に許容される担体、希釈剤又はビヒクルとを含む組成物。
【請求項27】
請求項16に記載の化合物又はその薬剤に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物と、薬剤に許容される担体、希釈剤又はビヒクルとを含む組成物。

【公表番号】特表2009−536650(P2009−536650A)
【公表日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−509819(P2009−509819)
【出願日】平成19年5月8日(2007.5.8)
【国際出願番号】PCT/US2007/011134
【国際公開番号】WO2007/133560
【国際公開日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【出願人】(500430383)アリアド・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド (11)
【Fターム(参考)】