説明

アミノシクロペンチル複素環および炭素環系ケモカイン受容体活性調節剤

ケモカイン受容体活性の調節剤であり、ある種の炎症性および免疫調節性の障害および疾患、アレルギー疾患、アトピー性状態(アレルギー性鼻炎、皮膚炎、結膜炎および喘息など)ならびに関節リウマチおよびアテローム性動脈硬化などの自己免疫病の予防または治療に有用な式(I)および(II)の化合物


(式中、Q、X、E、G、G、R、R、R、R、RおよびZは本明細書で定義の通りである)。本発明は、これらの化合物を含む医薬組成物、ならびにケモカイン受容体が関与するそのような疾患の予防または治療におけるこれら化合物および組成物の使用に関するものでもある。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式Iもしくは下記式IIの化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および該化合物の個々のジアステレオマー。
【化1】

[式中、
Qは、
【化2】

であり;
Aは、−O−、−NR12−、−S−、−SO−、−SO−、−CR1212−、−NSO14−、−NCOR13−、−CR12COR11−、CR12OCOR13−および−CO−から選択され;
Eは、
【化3】

であり;
は、未置換であるか1〜6個のフッ素で置換された−N(R31)−CO−N(R30)(R29)、−N(R31)−SO32、−N(R31)−COR32、−CON(R29)(R30)、−C1−6アルキル、ならびに未置換であるか1〜6個のフッ素で置換された−C3−6シクロアルキルから選択され、
29およびR30は独立に、水素、C1−6アルキル、1〜6個のフッ素で置換されたC1−6アルキル、C1−6シクロアルキル、アリール、アリール−C1−6アルキル、複素環および複素環−C1−6アルキルから選択されるか、またはR29とR30が一体となってC3−6員環を形成しており;
31およびR32は独立に、水素、C1−6アルキル、C1−6シクロアルキル、1〜6個のフッ素で置換されたC1−6アルキル、アリールおよび複素環から選択されるか、またはR31とR32が一体となってC3−6員環を形成しており;
は、単結合、−(CR11111−4−、−N(R12)SO−、−N(R12)SON(R12)−、−N(R12)CO−、−C(R11)(R11)CO−、−C(R11)(R11)OCO−、−CO−、−C(R11)(R11)SO−、−OCO−、−SO−から選択されるか、またはGはCR11もしくはNであり、Rに結合して縮合炭素環もしくは複素環を形成しており;
Xは、5〜7員の飽和、部分不飽和もしくは不飽和炭素環もしくは複素環であり、
前記環が複素環である場合、それは独立にO、NおよびSから選択される1〜4個のヘテロ原子を含み、前記環は未置換であるか1〜4個のR28で置換されており、
28は独立に、ハロ、ヒドロキシ、未置換であるか1〜6個のフッ素で置換された−O−C1−3アルキル、未置換であるか1〜6個のフッ素で置換されたC1−3アルキル、未置換であるか1〜6個のフッ素で置換された−O−C3−5シクロアルキル、−COR11、−SO14、−NR12COR13、−NR12SO14、未置換であるか1〜3個のフッ素もしくはトリフルオロメチルで置換された−フェニルおよび−CNから選択され、
前記環は、Rに結合されていることで、縮合もしくはスピロ環系を形成していても良く;
Yは、C、N、O、SもしくはSOであり;
Zは独立に、CおよびNから選択され、ZのうちでNであるものは2個以下であり;
は、水素、−SO14、−C0−3アルキル−S(O)R14、−SONR1212、−C1−6アルキル、−C0−6アルキル−O−C1−6アルキル、−C0−6アルキル−S−C1−6アルキル、−(C0−6アルキル)−(C3−7シクロアルキル)−(C0−6アルキル)、ヒドロキシ、複素環、−CN、−NR1212、−NR12COR13、−NR12SO14、−COR11、−CONR1212およびフェニルから選択され、
前記アルキルおよび前記シクロアルキルは、未置換であるか1〜7個の置換基で置換されており、その置換基は独立にハロ、ヒドロキシ、−O−C1−3アルキル、トリフルオロメチル、C1−3アルキル、−O−C3−5シクロアルキル、−COR11、−SO14、−NHCOCH、−NHSOCH、−複素環、=Oおよび−CNから選択され、
前記フェニルおよび複素環は、未置換であるか独立にハロ、ヒドロキシ、C1−3アルキル、C1−3アルコキシおよびトリフルオロメチルから選択される1〜3個の置換基で置換されており;
、RおよびRは、ZがCの場合はBから独立に選択され、ZがNの場合はBから独立に選択され;
は、ZがCの場合はBから独立に選択され、ZがNの場合はBから独立に選択され、またはRはGに対する連結部であり、該連結部は結合であるか長さ1〜4原子の鎖であり、該原子は独立にO、N、CおよびSから選択され、該原子は独立に単結合もしくは二重結合によって連結されており、前記連結部は縮合炭素環もしくは複素環を形成しており;
は、ZがCの場合はBから独立に選択され、ZがNの場合はBから独立に選択され、またはRはX上のいずれかの原子に対する連結部であり、該連結部は結合であるか長さ1〜3原子の鎖であり、該原子は独立にO、N、CおよびSから選択され、該原子は独立に単結合もしくは二重結合によって連結されており、前記連結部は縮合炭素環もしくは複素環を形成しており;
は、未置換であるか1〜6個のフッ素、ヒドロキシルもしくはその両方で置換されたC1−6アルキル、未置換であるか1〜6個のフッ素で置換された−O−C1−6アルキル、未置換であるか1〜6個のフッ素で置換された−CO−C1−6アルキル、未置換であるか1〜6個のフッ素で置換された−S−C1−6アルキル、未置換であるかハロ、トリフルオロメチル、C1−4アルキルおよびCOR11からなる群から選択される1以上の置換基で置換された−ピリジル、フッ素、塩素、臭素、−C4−6シクロアルキル、−O−C4−6シクロアルキル、未置換であるかハロ、トリフルオロメチル、C1−4アルキルおよびCOR11から選択される1以上の置換基で置換されたフェニル、未置換であるかハロ、トリフルオロメチル、C1−4アルキルおよびCOR11から選択される1以上の置換基で置換された−O−フェニル、未置換であるか1〜6個のフッ素で置換された−C3−6シクロアルキル、未置換であるか1〜6個のフッ素で置換された−O−C3−6シクロアルキル、−複素環、−CN、−COR11ならびに水素から選択され;
は、非存在であるかOであってN−オキサイドを形成しており;
は、YがNもしくはCである場合は水素、(C0−6アルキル)−フェニル、(C0−6アルキル)−複素環、(C0−6アルキル)−C3−7シクロアルキル、(C0−6アルキル)−COR11、(C0−6アルキル)−(アルケン)−COR11、(C0−6アルキル)−SOH、(C0−6アルキル)−W−C0−4アルキル、(C0−6アルキル)−CONR12−フェニルおよび(C0−6アルキル)−CONR15−V−COR11から選択され、またはRは、YがO、SもしくはSOである場合は非存在であり、
Vは、C1−6アルキルもしくはフェニルであり、
Wは、単結合、−O−、−S−、−SO−、−SO−、−CO−、−CO−、−CONR12−もしくは−NR12−であり、
15は、水素もしくはC1−4アルキルであるか、またはR15がVの炭素のいずれかに連結された1〜5個の炭素鎖を介して結合していることで環を形成しており、
前記C0−6アルキルは、未置換であるか独立にハロ、ヒドロキシ、−C0−6アルキル、−O−C1−3アルキル、トリフルオロメチルおよび−C0−2アルキル−フェニルから選択される1〜5個の置換基で置換されており、
前記フェニル、複素環、シクロアルキルおよびC0−4アルキルは、未置換であるか独立にハロ、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、C1−6アルキル、−O−C1−3アルキル、−C0−3−COR11、−CN、−NR1212、−CONR1212および−C0−3−複素環から選択される1〜5個の置換基で置換されているか、または前記フェニルもしくは複素環が別の複素環に縮合していても良く、その別の複素環は未置換であるか独立にヒドロキシ、ハロ、−COR11および−C1−4アルキルから選択される1〜2個の置換基で置換されており、
前記アルケンは、未置換であるか独立にハロ、トリフルオロメチル、C1−3アルキル、フェニルおよび複素環から選択される1〜3個の置換基で置換されており;
は、YがNもしくはCの場合は水素、ヒドロキシ、C1−6アルキル、C1−6アルキル−ヒドロキシ、−O−C1−3アルキル、−COR11、−CONR1212および−CNから選択され、またはRは、YがO、S、SOもしくはNである場合、もしくは二重結合がRおよびR10が結合している炭素を連結している場合は非存在であり;
またはRおよびRが一体となって、1H−インデン、2,3−ジヒドロ−1H−インデン、2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン、1,3−ジヒドロ−イソベンゾフラン、2,3−ジヒドロ−ベンゾチオフラン、1,3−ジヒドロ−イソベンゾチオフラン、6H−シクロペンタ[d]イソオキサゾール−3−オール、シクロペンタンおよびシクロヘキサンから選択される環を形成しており、
前記環は、未置換であるか独立にハロ、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、C1−3アルキル、−O−C1−3アルキル、−C0−3−COR11、−CN、−NR1212、−CONR1212および−C0−3−複素環から選択される1〜5個の置換基で置換されており;
およびR10は独立に、水素、ヒドロキシ、C1−6アルキル、C1−6アルキル−COR11、C1−6アルキル−ヒドロキシ、−O−C1−3アルキル、ハロおよび=Oから選択され;
またはRおよびRまたはRおよびR10が一体となって、フェニルもしくは複素環である環を形成しており、前記環は未置換であるか独立にハロ、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、C1−3アルキル、−O−C1−3アルキル、−COR11、−CN、−NR1212および−CONR1212から選択される1〜7個の置換基で置換されており;
11は独立に、ヒドロキシ、水素、C1−6アルキル、−O−C1−6アルキル、ベンジル、フェニルおよびC3−6シクロアルキルから選択され;前記アルキル、フェニル、ベンジルおよびシクロアルキルは、未置換であるか独立にハロ、ヒドロキシ、C1−3アルキル、C1−3アルコキシ、−COH、−CO−C1−6アルキルおよびトリフルオロメチルから選択される1〜3個の置換基で置換されており;
12は、水素、C1−6アルキル、ベンジル、フェニルおよびC3−6シクロアルキルから選択され;前記アルキル、フェニル、ベンジルおよびシクロアルキルは、未置換であるか独立にハロ、ヒドロキシ、C1−3アルキル、C1−3アルコキシ、−COH、−CO−C1−6アルキルおよびトリフルオロメチルから選択される1〜3個の置換基で置換されており;
13は、水素、C1−6アルキル、−O−C1−6アルキル、ベンジル、フェニルおよびC3−6シクロアルキルから選択され;前記アルキル、フェニル、ベンジルおよびシクロアルキルは、未置換であるか独立にハロ、ヒドロキシ、C1−3アルキル,C1−3アルコキシ、−COH、−CO−C1−6アルキルおよびトリフルオロメチルから選択される1〜3個の置換基で置換されており;
14は、ヒドロキシ、C1−6アルキル、−O−C1−6アルキル、ベンジル、フェニルおよびC3−6シクロアルキルから選択され;前記アルキル、フェニル、ベンジルおよびシクロアルキルは、未置換であるか独立にハロ、ヒドロキシ、C1−3アルキル、C1−3アルコキシ、−COH、−CO−C1−6アルキルおよびトリフルオロメチルから選択される1〜3個の置換基で置換されており;
16およびR18は独立に、ヒドロキシ、C1−6アルキル、C1−6アルキル−COR11、C1−6アルキル−ヒドロキシ、−O−C1−3アルキル、ハロおよび水素から選択され;前記アルキルは、未置換であるかフッ素およびヒドロキシルから独立に選択される1〜6個の置換基で置換されており;
またはR16およびR18が一体となって、−C1−4アルキル−、−C0−2アルキル−O−C1−3アルキル−もしくは−C1−3アルキル−O−C0−2アルキル−となって架橋を形成をしており;前記アルキル基は、未置換であるかオキシ、フッ素、ヒドロキシ、メトキシ、メチルおよびトリフルオロメチルから選択される1〜2個の置換基で置換されており;
17、R19、R20およびR21は独立に、水素、ヒドロキシ、C1−6アルキル、C1−6アルキル−COR11、C1−6アルキル−ヒドロキシ、−O−C1−3アルキル、トリフルオロメチルおよびハロから選択され;
22は、水素または未置換であるか独立にハロ、ヒドロキシ、−COH、−CO1−6アルキルおよび−O−C1−3アルキルから選択される1〜3個の置換基で置換されたC1−6アルキルであり;
23は、未置換であるかフッ素、C1−3アルコキシ、ヒドロキシルおよび−COR11から選択される1〜6個の置換基で置換されたC1−6アルキル、フッ素、未置換であるか1〜3個のフッ素で置換された−O−C1−3アルキル、C3−6シクロアルキル、−O−C3−6シクロアルキル、ヒドロキシ、−COR11、−OCOR13および=Oから選択され、またはR22とR23が一体となってC2−4アルキルもしくはC0−2アルキル−O−C1−3アルキルとなっていることで5〜7員の環を形成しており;
24は、水素、未置換であるかフッ素、C1−3アルコキシ、ヒドロキシルおよび−COR11から選択される1〜6個の置換基で置換されたC1−6アルキル、COR11、ヒドロキシルおよび未置換であるかフッ素、C1−3アルコキシ、ヒドロキシルおよび−COR11から選択される1〜6個の置換基で置換された−O−C1−6アルキルから選択され、またはR23とR24が一体となって、C1−4アルキルもしくはC0−3アルキル−O−C0−3アルキルとなっていることで3〜6員環を形成しており;
25は、水素、未置換であるか1〜6個のフッ素で置換されたC1−6アルキル、フッ素、−O−C3−6シクロアルキルおよび未置換であるか1〜6個のフッ素で置換された−O−C1−3アルキルから選択され、
またはR23とR25が一体となってC2−3アルキルとなっていることで5〜6員環を形成しており;前記アルキルは未置換であるか独立にハロ、ヒドロキシ、−COR11、C1−3アルキルおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の置換基で置換されており、
またはR23とR25が一体となってC1−2アルキル−O−C1−2アルキルとなっていることで6〜8員環を形成しており;前記アルキルは、未置換であるか独立にハロ、ヒドロキシ、−COR11、C1−3アルキルおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の置換基で置換されており、
またはR23とR25が一体となって−O−C1−2アルキル−O−であることで6〜7員環を形成しており;前記アルキルは、未置換であるか独立にハロ、ヒドロキシ、−COR11、C1−3アルキルおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の置換基で置換されており;
26は、未置換であるかフッ素、C1−3アルコキシ、ヒドロキシルおよび−COR11から選択される1〜6個の置換基で置換されたC1−6アルキル、フッ素、未置換であるか1〜3個のフッ素で置換された−O−C1−3アルキル、C3−6シクロアルキル、−O−C3−6シクロアルキル、ヒドロキシルおよび−COR11から選択され、またはR23が二重結合を介してQ環に連結されている場合、R26は非存在であり、
またはR26とR23が一体となって、−C2−5アルキル−、−O−C2−5アルキル−、−O−C2−5アルキル−O−および−C1−3アルキル−O−C1−3アルキル−から選択される架橋を形成しており;前記アルキルは、未置換であるか1〜6個のフッ素で置換されており;
27は、水素、未置換であるか1〜6個のフッ素で置換されたC1−6アルキル、フッ素、−O−C3−6シクロアルキルおよび未置換であるか1〜6個のフッ素で置換された−O−C1−3アルキルから選択され;
m、iおよびnは独立に、0、1および2から選択され;
点線は、存在しても良い結合を表す。]
【請求項2】
下記式Iaを有する請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化4】

【請求項3】
下記式Ibを有する請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化5】

【請求項4】
下記式Icを有する請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化6】

【請求項5】
下記式Idを有する請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化7】

【請求項6】
下記式Ieを有する請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化8】

【請求項7】
下記式IIaを有する請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化9】

【請求項8】
下記式IIbを有する請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化10】

【請求項9】
下記式IIcを有する請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化11】

【請求項10】
下記式IIdを有する請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化12】

[式中、
Mは、O、SまたはNR12であり;
33およびR34は独立に、水素、ハロ、トリフルオロメチル、O−C1−6アルキルおよび1〜6個のフッ素で置換されたO−C1−6アルキルから選択される。]
【請求項11】
下記式IIeを有する請求項1に記載の化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩および個々のジアステレオマー。
【化13】

【請求項12】
28がH、F、Cl、Br、MeおよびCFから選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
YがCである請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
AがOである請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
Xがフェニルである請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
が水素、未置換であるか独立にハロ、ヒドロキシ、−O−C1−3アルキルおよびトリフルオロメチルから選択される1〜6個の置換基で置換された−C1−6アルキル、未置換であるか独立にハロおよびトリフルオロメチルから選択される1〜6個の置換基で置換された−C0−6アルキル−O−C1−6アルキル−、未置換であるか独立にハロおよびトリフルオロメチルから選択される1〜6個の置換基で置換された−C0−6アルキル−S−C1−6アルキル−、未置換であるか独立にハロ、ヒドロキシ、−O−C1−3アルキルおよびトリフルオロメチルから選択される1〜7個の置換基で置換された−(C3−5シクロアルキル)−(C0−6アルキル)から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
が水素、C1−6アルキル、C1−6アルキル−ヒドロキシおよび1〜6個のフッ素で置換されたC1−6アルキルから選択される、具体的にはRが水素、メチル、ヒドロキシメチルおよびトリフルオロメチルから選択される請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
ZがNである場合にRが非存在である請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
ZがCである場合にRが水素であるかGに連結されている請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
ZがNである場合にRが非存在である請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
ZがCである場合にRが水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
に結合したZがNである場合にRが非存在である請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
に結合したZがCである場合にRが水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
に結合したZがNである場合にRが非存在である請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
に結合したZがNである場合にRが非存在である請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
に結合したZがCである場合にRが水素である請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
が、フェニル、複素環、C3−7シクロアルキル、C1−6アルキル、−COR11および−CONH−V−COR11から選択され;Vが、C1−6アルキルもしくはフェニルであり;前記フェニル、複素環、C3−7シクロアルキルおよびC1−6アルキルが、未置換であるか独立にハロ、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、C1−3アルキル、−O−C1−3アルキル、−COR11、−CN、−複素環および−CONR1212から選択される1〜5個の置換基で置換されている請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
が水素、ヒドロキシ、−CNおよび−Fから選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
およびRが一体となって、1H−インデンおよび2,3−ジヒドロ−1H−インデンから選択される環を形成しており;前記環が、未置換であるか独立にハロ、ヒドロキシ、C1−3アルキル、−O−C1−3アルキル、−COR11および−複素環から選択される1〜3個の置換基で置換されている請求項1に記載の化合物。
【請求項30】
およびR10が独立に、水素、ヒドロキシ、−CH、−O−CHおよび=Oから選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項31】
下記のものから選択される化合物ならびに該化合物の製薬上許容される塩ならびに該化合物の個々のジアステレオマーおよびエナンチオマー。
【化14】








【請求項32】
不活性担体および請求項1に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項33】
炎症性および免役調節性の障害もしくは疾患の治療において有用な医薬品の製造における請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項34】
前記障害もしくは疾患が関節リウマチである請求項14に記載の使用。

【公表番号】特表2008−502719(P2008−502719A)
【公表日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−527495(P2007−527495)
【出願日】平成17年5月20日(2005.5.20)
【国際出願番号】PCT/US2005/017836
【国際公開番号】WO2006/001958
【国際公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【Fターム(参考)】