説明

イメージング剤としてのヒドラジドコンジュゲート

本開示は診断剤を対象とする。より具体的には、本開示は、冠動脈プラーク、頚動脈プラーク、大動脈プラーク、動脈血管のプラーク、動脈瘤、血管炎および動脈壁のその他の疾患に関連した病的障害を検出および/またはイメージングおよび/またはモニターするための化合物、診断剤、組成物およびキットを対象とする。さらに、本開示は、拡張的および収縮的再構築、血管壁の総領域、内腔サイズおよび動脈の外周を含む動脈壁の変化を検出および/またはイメージングおよび/またはモニターする方法を対象とする。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

(I)
[式中、
Aは、D−アミノ酸残基、またはD−アミノ酸残基および第2のD−アミノ酸からなるペプチドであり、
1およびD2は、独立して、水素、キレーターおよびイメージング部分から選択され、
1はリンカーであるが、但しL1はアミノ酸残基を含まず、または
1とD2は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、5員から7員環を形成し、
1およびR2は、独立して、水素およびアルキルから選択される]
の化合物または薬学的に許容できるその塩。
【請求項2】
1およびD2の少なくとも一方がイメージング部分である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
イメージング部分が非金属アイソトープを含む、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
非金属アイソトープが、14C、13N、18F、123Iまたは125Iである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
1が、アルキレン、アルケニレン、アリーレン、ヘテロアルキレン、アリールアルキレンおよびヘテロシクリレンから選択されるリンカーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
1がアルキレンである、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
1がアリールアルキレンである、請求項5に記載の化合物。
【請求項8】
AがD−アミノ酸残基である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
Aが、
【化2】

[式中、
nは0〜6であり、
Arはアリール基であり、
xおよびRyは、独立して、水素、アルケニル、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニル、アルキル、アリールおよびアリールアルキルから選択される]
である、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
nが2であり、Arがフェニルであり、RxおよびRyが水素である、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
1およびD2の一方が水素であり、他方がキレーターである、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
イメージング剤をさらに含む、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
1およびD2の一方が水素であり、他方が式(II):
【化3】

(II)
[式中、o、p、q、r、s、tおよびuは、各々独立して、1〜6である]
のキレーターである、請求項11に記載の化合物。
【請求項14】
o、r、s、tおよびuが各々1であり、pおよびqが各々2である、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
a.式(III):
【化4】

(III)
[式中、
Aは、D−アミノ酸残基、またはD−アミノ酸残基および第2のD−アミノ酸からなるペプチドであり、
1およびD2は、独立して、水素およびキレーターから選択され、
1はリンカーであり、または
1とD2は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、5員から7員環を形成し、
1およびR2は、独立して、水素およびアルキルから選択される]
の化合物または薬学的に許容できるその塩;および
b.イメージング剤
を含む診断剤。
【請求項16】
イメージング剤が、エコー源性物質、光学レポーター、ホウ素中性子吸収材、常磁性金属イオン、強磁性金属、γ放射性ラジオアイソトープ、陽電子放射性ラジオアイソトープまたはX線吸収材である、請求項15に記載の診断剤。
【請求項17】
イメージング剤が常磁性金属イオンである、請求項16に記載の診断剤。
【請求項18】
常磁性金属イオンがGd(III)である、請求項17に記載の診断剤。
【請求項19】
イメージング剤が、99mTc、95Tc、111In、62Cu、64Cu、67Ga、68Gaおよび153Gdから選択されるγ放射性ラジオアイソトープまたは陽電子放射性ラジオアイソトープである、請求項16に記載の診断剤。
【請求項20】
γ放射性ラジオアイソトープが99mTcである、請求項19に記載の診断剤。
【請求項21】
γ放射性ラジオアイソトープが111Inである、請求項19に記載の診断剤。
【請求項22】
【化5】

である化合物または薬学的に許容できるその塩。
【請求項23】
【化6】

または薬学的に許容できるその塩である診断剤。
【請求項24】
【化7】

[式中、Arは、フェニル、m−フェニルスルホン酸またはp−フェニルスルホン酸から選択される]
または薬学的に許容できるその塩である診断剤。
【請求項25】
【化8】

または薬学的に許容できるその塩である診断剤。
【請求項26】
(a)請求項1に記載の化合物、および
(b)薬学的に許容できる担体
を含む組成物。
【請求項27】
(a)請求項15に記載の診断剤、および
(b)薬学的に許容できる担体
を含む組成物。
【請求項28】
患者の冠動脈プラーク、頚動脈プラーク、大動脈プラーク、任意の動脈血管のプラーク、動脈瘤、血管炎および/または動脈壁のその他の疾患の存在を検出、イメージングおよび/またはモニターするためのキットであって、
a.式(III):
【化9】

(III)
[式中、
Aは、D−アミノ酸残基、またはD−アミノ酸残基および第2のD−アミノ酸からなるペプチドであり、
1およびD2は、独立して、水素およびキレーターから選択され、
1はリンカーであり、または
1とD2は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、5員から7員環を形成し、
1およびR2は、独立して、水素およびアルキルから選択される]
の化合物または薬学的に許容できるその塩;
b.イメージング剤;
c.薬学的に許容できる担体;および
d.患者の冠動脈プラーク、頚動脈プラーク、大動脈プラーク、任意の動脈血管のプラーク、動脈瘤、血管炎および/または動脈壁のその他の疾患の存在を検出、イメージングおよび/またはモニターするための診断剤を含む組成物を調製するための指示書
を含むキット。
【請求項29】
患者の冠動脈プラーク、頚動脈プラーク、大動脈プラーク、任意の動脈血管のプラーク、動脈瘤、血管炎および/または動脈壁のその他の疾患の存在を検出、イメージングおよび/またはモニターするための方法であって、
a.患者に請求項1に記載の化合物を投与する工程と、
b.患者における化合物の濃縮部位のイメージを診断イメージング技術によって得る工程とを含む方法。
【請求項30】
患者の冠動脈プラーク、頚動脈プラーク、大動脈プラーク、任意の動脈血管のプラーク、動脈瘤、血管炎および/または動脈壁のその他の疾患の存在を検出、イメージングおよび/またはモニターするための方法であって、
a.患者に請求項15に記載の診断剤を投与する工程と、
b.患者における化合物の濃縮部位のイメージを診断イメージング技術によって得る工程とを含む方法。

【公表番号】特表2009−500410(P2009−500410A)
【公表日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−520284(P2008−520284)
【出願日】平成18年6月28日(2006.6.28)
【国際出願番号】PCT/US2006/025298
【国際公開番号】WO2007/005491
【国際公開日】平成19年1月11日(2007.1.11)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TEFLON
【出願人】(503021180)ブリストル−マイヤーズ・スクイブ・ファーマ・カンパニー (10)
【氏名又は名称原語表記】BRISTOL−MYERS SQUIBB PHARMA COMPANY
【Fターム(参考)】