説明

カラー画像形成装置

【課題】小型機から大型機までメンテナンス、リサイクル、エコロジーを考慮し、製造メーカー及びユーザーが充分満足の往く安価な構成で効率の良い画像形成装置を提供する。
【解決手段】中間転写ドラムを使用したタンデム方式のカラー画像形成装置であり、小型化するため樹脂及びアルミニュウム押出材を利用し、従来の様に各画像形成装置が簡単に取り外す事が出来なくし、ペーパージャムのみ給紙通路を開放するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術の分野】
【0001】
本発明は、3又は4種の単色の色画像を個別の画像形成部分で形成し、これを中間転写体上に順に転写してマルチまたはフルカラー画像を形成し、次いでこのカラー画像を転写材上に一括転写する形式のカラー画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の複写機、プリンターフ等市場に出て、かなりの期間が経過し、その間技術的な進歩が早くペーパージャム以外ほとんど問題ない。
【0003】
市場に於いて従来、画像形成装置、トナー等は消耗品として販売され、特に画像形成装置はリサイクルされ各メーカーはこれを分解し再利用される。
【0004】
従来、単色及びカラー画像形成装置は、画像形成装置本体及びトナー供給装置を全てユーザーが市場で交換可能にする為に多くの問題が有り、本体プリンターとしての目的より遙かに高価に付いた。
【0005】
【特許文献1】特開平11−174744号公報
【特許文献2】特開平11−174879号公報
【特許文献3】特開平11−327218号公報
【特許文献4】特開平11−327220号公報
【特許文献5】特願2004−303549号公報
【特許文献6】特願2005−269085号公報
【特許文献7】特願2007−24815号公報
【特許文献8】特願2008−95522号公報
【特許文献9】特開2002−160809号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の最大の目的は、画像形成装置、トナー等の消耗品の交換はユーザーが行ていた。ここで発想の転換を図りメンテナンスを含め全て工場サイドで行う方法である。勿論消耗品であるトナーのみ供給する事も含め従来の設計を基本から変える必要が生じた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記目的であるトナー補給をユーザーに代わり工場サイドで行う為と効率良くメンテナンス時に合わせる事が必要である。その為にペーパージャム以外絶体に紙搬送以外オペレーターには触れさせない事が必要である。
【0008】
其の為には従来の様に各画像形成装置が簡単に取り外す事が出来ない事である。この様に取り外す事が出来ると其の装置が必要であり、安全装置も必要となる。
【0009】
中間転写ドラム方式はベルト式タンデム方式と比較すれば、小形化が出来るが、例えば4色の画像形成装置に於いて、2色は出来ても他の2色は共通には出来ない。しかし樹脂又はアルミニュム等の押出材を使用する事により、精度及び価格が安価となり、更に機種を増やす事が出来る。黒色の使用頻度が最も多い従て、この方式に於いて此の頻度の多い黒色のドラムのみ大きくする事が好ましい。〈不図〉又此のOPCドラムの表面コーテングの工程に於いて通常使用されない両サイドのみ別色コーテングにするとよい。それにより使用量を推測出来る。
【0010】
組立工数を減らす為サブユニツト化が出来る。其れにより中間転写ドラムのセンターに感光ドラムの位置のみを合わせれば良い。
【0011】
ジャム紙を取り除く為小扉を排紙側に付け開く事により転写紙の通路が開放されジャム紙を容易に取り除く事が出来その際定着器が高温であるため自動的に表面を覆い安全である。
【0012】
複写機及びプリンターの場合コピースピードは定着装置により大きく関係する。その際ユニット化されたローラータイプの場合本体ごと小扉と一緒に開いた方が良い。その際ヒュザーローラーの駆動は小扉の軸に取り付けられたギアを介し駆動用モーターは固定側板側が良い。
【0013】
色々種類を変え、目的に応じ、大容量のトナータンクを必要とするユーザーの要求に対応する為に其の部分のみ変更可能にした。
【0014】
トナーを現像装置に供給する方法で振動を与える事により下方に落下し、トナー容器の下方の小穴から供給される。
【0015】
主に大容量のトナー供給を行う場合、通常プリンター等は転写紙の流れの方向が長くなり、現像部分と90°相違し、更に中間転写ドラムタイプの場合各々供給口が違う。少なくともブラツク以外のイエロー、マゼンダ、シアンの3色は生産上容器、カセツト等は共通サイザが好ましい。トナー容器、トナーカセツト等の受け部分の長さは挿入するトナーカセツトとほぼ同じく、此の受け部分の下側にトナー送りスクリュウを装着し現像部分の供給口に対し左巻きと逆の右巻きのスクリュウをトナーが現像部分の供給口に入る用に回転させ供給口に運ぶ事が出来る。
【0016】
上記トナー供給方法が容易である事により転写部を装置の上部に置く事が出来定着装置も上部に置く事は一石二鳥である。従てジャム紙を取り除く事は極めて容易である。
【0017】
大容量トナーを装着する複写機及びプリンターは使用するお客の使用頻度に差がある。その為トナー容器、カセツト内のトナーを分割し使用に応じて開封する事により長期間品質を保持出来る。又細長いチュウブ状の中にトナーを小分けし、トナー供給口で開き、トナーの消費量に合わせ供給する事も良い方法である。
【0018】
上述したように本発明のカラー画像形成装置は単色機からフルカラー機まで、又小型機から大判機まで幅広く可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態を[図1〜図12]に基づいて説明する。
【0020】
図1により従来の画像形成装置について説明する。転写紙11は転写紙送りローラA12より送られた転写紙送りローラ13,14により送られ内部搬送部Cに送られる。内部搬送部Cの主要部品は搬送ベルトローラA、搬送ベルトB17,圧力ローラ18より構成され、送り込まれた転写紙は転写紙押さえローラ15により画像形成装置A〈赤〉、画像形成装置B〈黒色〉に送られ、圧力ローラ18がベルト裏面より画像形成装置内の感光ドラムに加圧し転写紙に転写紙定着ローラ22と加圧ローラ23により定着され排紙ローラ24,25により排出される。停電及びジャムが発生した場合、上部カバーEを開き、LED露光装置6,画像形成装置A、Bを外に出し転写紙を取り除く必要がある。定着部で転写紙が出ている場合、サイドカバー33を開くことにより加圧ローラ23が開き〈不図〉転写紙を引き出せるが、転写紙の端部が未だ感光ドラムに接している場合感光ドラムのライフを縮める事になる。
【0021】
[図2]は、本発明の実施の形態に係るカラー画像形成装置を説明するための断面図である。図2に示すように、1は中間転写ドラム、1Aは中間転写軸、2はLEDアレイ、3及び3Aはサプライローラ、4は現像ローラ、5は帯電ローラ、6はOPC〈感光ドラム〉、7は廃トナー搬送軸、7Aは廃トナーフレーム、7Bはクリーナーブレード、7Cはトナー漏れ止めブレード、8は転写ローラ、9は現像ローラブレード、10はK〈ブラツク用〉、20はC〈シアン用〉、21はM〈マゼンダ用〉、22はY〈イエロー用〉、の各々によるカフー画像形成装置である。この様に中間転写ドラム1及び中間ドラム軸1Aを基準に各OPC〈感光ドラム〉6が精度良く配置されほとんど空きスペースが無く完全に一体化されている。転写紙11は転写紙送りローラA12により送られ、転写紙送りローラB13、転写紙送りローラC14により送られ転写ローラ8により転写紙に両像が転写され定着装置33により定着され、排紙ローラ24,25により排紙される。
【0022】
各々の画像形成装置[K〈ブラツク用〉19、C〈シアン用〉20,M〈マゼンダ用〉21,Y〈イエロー用〉22]は主に側板の機能を果たすために樹脂及びアルミニユム等の押出材を使用する事により小型化が可能となり、精度が高く生産性がよく、部品価格が安価であり、量産金型が極めて安く短期間で作製できる。
【0023】
強度について、図 4で詳細図記載。
K〈ブラツク用〉19は廃トナーフレーム7A、帯電ローラカバー5A、現像ローラブレード9、フレームA42,フレーム43。
C〈シアン用〉20は廃トナーフレーム7A、帯電ローラカバー5A、現像ローラブレード9、フレーム44。
M〈マゼンダ用〉21は廃トナーフレーム7A、帯電ローラカバー5A、現像ローラブレード9,フレーム44。
Y〈イエロー用〉22は廃トナーフレーム7A、帯電ローラカバー5A、現像ローラブレード9,フレーム45,フレーム46及び中間転写ローラ用廃トナーフレーム7A。
【0024】
図5について、前記フレームを一組の側板にとりつける事も簡単なジグ等使用して組立も出来るが、4組のサブ側板47,48,49,50を使用する事により、効率の良い組立が出来る。サブ側板47,48,49,50の対面サブ側板47A、48A、49A、50A〈不図〉説明上サブ側板47の対面サブ側板47Aは表示した。
4枚のサブ側板は樹脂がよい。電気的に高圧及び信号線など微少電流等ノイズに影響されない様配慮するため、直接あるいは薄い電気基板77を共付けする。
ドラム1の内部を利用するため、ドラム1の構成を図5の斜線図で説明する。ドラム1は、内部に凸部のあるアルミ押出材を利用し此の凸部を基準に表面加工及び処理を行う。
此の凸部を基準にフランジ1C、駆動ギア1Dを接着等でとりつけ、駆動ギア1Dは軸付きでドラム軸1Aの代わりも出来る。中間転写ドラム受け板1Eは中間転写ドラム1のフランジ1Cを中間転写ドラム受け板1Eに付いているベアリング1Fで支えられ、中間転写ドラム受け板1Eの筒はドラム1の中に入り空間が出来た。
【0025】
定着装置33の上部は定着ローラ33A、定着用ランプ33B、断熱カバー33C、可動断熱カバー33D、開閉用スプリング33E、取付け軸33F構成されている。但し取付け軸33Fは下部フレーム34にとりつけてある。断熱カバー33Cは本体側板の内側にあり、定着ローラ33Aの中心の位置に回転自在にある。
定着装置33の下部は定着ベルト33G、ベルト用軸A33H、ベルト用軸B33I、下部断熱カバー33Jから構成され、下部フレームにとりつけてある。勿論ベルト定着を使用せずに圧力ローラ〈不図〉でも良い。
【0026】
下部フレーム34は給紙受け板A34B、給紙受け板34C、給紙受け板34Dから構成され、転写紙送りローラB13、転写ローラ8、及び前記定着装置下部が取付けてある。
【0027】
下部フレーム34はリンク機構により可動する。下部フレーム支点35と垂直アーム36により支えられている。垂直アーム36は本体下部に支点37により可動自在に取付けられ、上部にピン36Aが垂直アーム36の上部にとりつけられ、下部フレーム34の水平に明けられている長穴34D及び下部フレーム34の内側にある断熱カバー38の定着ベルト33G側にある縦方向の長穴と係合し、断熱カバー38の給紙側には断熱カバーガイドピン38Aがとりつけられ下部フレーム34に明けられている長穴の内側から係合されている。又垂直アーム36の中間部にピン36Bがついている。
【0028】
図3に記載されている様に、小扉39は軸40を支点に開閉ができる。小扉の上部にピン39Aがありこのピン39と前記垂直アーム36に付いているピン36Bの間を水平アーム41が係合され、子扉39を開く事により、垂直アーム36と水平アーム41のリンク機構により下部フレーム34が下がり可動断熱カバー33Dは定着ベルト33Gの表面をカバーすると同時に上部にある定着装置33の定着ローラ33Aの表面を断熱カバー33Cで開閉用スプリング33Eに係合していて下部フレーム34に取り付いている。取付け軸33Fによりカバーする事が出来安全にジャム紙を除去できる。
【0029】
図6に記載されている様に、従来の定着装置〈加熱ローラと加圧ローラとにより加熱・圧着されてカラートナー像が転写紙上に容着・定着された後排紙ローラにより設けられたトレイ上に徘出される。〉を利用する方法で小扉の下部の支点軸40にあるギア52を介し定着ローラが回転する様に設定され、小扉の下側に設定されている。従て小扉を開く事により給紙通路が開きジャム紙を容易に取り出す事が出来る。[図7]は小扉を開いた状態を示す。
【0030】
図8は、転写紙11は紙送りローラ12、紙送りローラ13,14,58,59により送られ、転写ローラ8により中間転写ドラム1より転写される。転写された転写紙11は裏面に転写されている為、薄板ローラ60とファン61により定着装置33に送られ定着され排紙ローラ24,25により送られ案内板A62,案内板B63により案内され排紙ローラ64,65により上部トレー66に運ばれる。又直接裏面の状態で排紙する場合は案内板A62は支点軸67で支えられている簡単に回転させ上部トレーに乗せ、下部トレー68を本体中央部より引き出す事により完了する。この様に転写部及び定着装置を上部に置く事によりジャム紙を容易に取り出す事ができる。又手差し部69を設けてあるから下部にある給紙トレー70に入れなくとも良い。給紙部を下側に設置しても画像形成装置の小型化が出来た為下方から最小パスで転写部及び定着装置まで可能となり、給紙通路を開閉する事が容易となりジャム紙を簡単・安全に除去する事が出来る。
【0031】
図9は給紙通路を開いた状態を示す。まず案内板Aを回転させ上部トレー66に乗せ上部カバー71を上げる。上部カバー71は支点72で支えられて、可動自在である。又小扉39も軸40で支えられ閉じるとマグネット73で固定される。
【0032】
タンデム方式で4色の画像形成部を中間転写ドラム上に転写する方法で問題点はトナー供給部が各々相違している為これを解決する事が最も重要である。
【0033】
図8及び図9に示すKトナー口53A、シアントナー口54A、マゼンダトナー口55A、イエロートナー口56Aの中に現像領域を満たす巾分に相当する長さのトナー送りネジ2本により各々トナーが循環しており、此の口に供給する。
【0034】
図10はトナー供給部が目的に応じ取付け及び交換が容易である事と、トナー容器の一部に振動体78により振動を与える事により供給出来る。振動体78は周囲をゴム等の部材で包む構造が良い。従来は、トナー容器の中に攪拌装置等を入れた。その事が不要となり、丸型トナーカートリツチ80、角型トナーカートリツチ81等の価格を下げることができる。此の事の目的は量産に於いて出来るだけ共通使用にする事により新機種の開発時間も短縮出来る。トナー容器に振動体78をとりつけて其の振動音を検知する為に検知器79を各トナー容器に押し当てる。その検知器はミニマイク又はそれ相当のものでよい。
【0035】
図11は其の詳細を示す。図8,9に記載したKトナー口53A、Cシアン口54A、Mマゼンダ口55A、Yイエロー口56Aの如く相違している。案内筒74,案内口A、トナー送り軸76。丸型カートリツチ80のシール80Aを取り剥がす場合案内筒74に挿入してからシール80Aを引き出し穴部分が下向きになるように矢印の方向にまわしセツトする。其の詳細は請求項8で述べている。
【0036】
図12は従来から多く普及されたがいずれも内部に攪拌軸又は本体を回転させる等があり、長さも長くは出来なかつた。振動を与える事により転写紙に対し約機械巾でも問題ない。又振動の与え方も部分的よりも長い方が良い。鉄板でも良い。
形状は丸でも角でも良い。振動体78は周囲をゴム等の部材で包むとよい。
【産業上の利用可能性】
【0037】
上述したように本発明のカラー画像形成装置は装置の基本であるジャム処理を極めて簡素化されているため,フルカラーのプリンターにも利用され、又本発明は小型機から大判機まで、単色機からフルカラー機まで幅広く利用出来る。単色機に於いても中間転写ドラムを利用する事と技術の進歩により部品精度も向上した事も事実である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】図1は従来の画像形成装置
【図2】本発明の実施形態を示すカラー画像形成装置其の1
【図3】本発明の実施形態を示すカラー画像形成装置その2
【図4】本発明の実施形態を示すカラー画像形成装置その3
【図5】本発明の実施形態を示すカラー画像形成装置その4
【図6】本発明の実施形態を示すカラー画像形成装置その5
【図7】本発明の実施形態を示すカラー画像形成装置其の6
【図8】本発明の実施形態を示すカラー画像形成装置其の7
【図9】本発明の実施形態を示すカラー画像形成装置その8
【図10】本発明の実施形態を示すカラー画像形成装置其の9
【図11】本発明の実施形態を示すカラー画像形成装置その10
【図12】本発明の実施形態を示すカラー画像形成装置その11
【符号の説明】
【0039】
1 ドラム軸
2 感光ドラム
3 支点軸
4 側板A
5 側板B
6 LED露光装置
7 現像装置
7−1 現像ローラ
7−2 現像ローラブレード
7−3 トナー補給口
8 帯電ローラ
9 クリーニング装置
9−1 クリーニングブレード
9−2 ウエストトナー送り軸
9−3 トナー防止ブレード
10 イレーサーランプ
A 画像形成装置〈赤色〉
B 画像形成装置〈黒色〉
C 内部搬送部
D 搬送ベルト
E 上部カバー
F U溝
G U溝
11 転写紙
12 転写紙送りローラA
13 転写紙送りローラB
14 転写紙送りローラC
15 転写紙押さえローラ
16 搬送ベルトローラA
17 搬送ベルトローラB
18 圧力ローラ
19 固定金具
20 スプリング
21 駆動モータ
22 定着ローラ
23 加圧ローラ
24 排紙ローラ
25 排紙ローラ
30 マグネツト
31 固定ストツパー
32 鉄片
23a 加圧部
H 受け部
34 上部軸
35 センター軸
36 下部軸
37 支えバネ
38 固定軸
39 圧力バネ
40 加圧ローラA
41 加圧ローラB
42 加圧用スプリング
43 加圧調整ネジ
44 支点
45 中間軸
46 ステー
47 アームステー
48 アームa
49 アームb
63 フレーム
64 搬送ベルト
65 搬送ローラA
66 搬送ローラB
67 圧力ローラA
70 圧力ローラ
71 上部カバー
72 支点
73 マグネツト
74 案内筒
75 案内口A
76 トナー送り軸
77 電気基板
78 振動体
1C フランジ
1D 駆動ギア
1E 中間転写ドラム受け板
1F ベアリング
79 検知器
80 丸型トナーカートリツチ
80A シール
81 角型トナーカートリツチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ドラム状中間転写体の周囲に少なくとも第1,第2,第3の色画像を形成する為の複数個の両像形成部分を配置し、これら画像形成部によりそれぞれ形成した単色画像を前記中間転写体に順に転写して中間転写体上にマルチ又はフルカラー画像を形成し、次いでこのカラー画像を転写部に於いて転写材上に一括転写してなるカラー画像形成装置に於いて、前記複数の画像形成部を各々中間転写ドラムに対し固定され、単独では取り外す事が出来ない事を特徴とするカラー画像形成装置。
【請求項2】
前記装置に於いて複数個の画像形成部分を構成する部材を樹脂及びアルミニュウム等の押出材を使用し、精度及び強度を持たせる事を特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
前記装置に於いて複数個の画像形成装置各々其れのみの側板で組立その中に組み込まれた感光ドラムの中心が中間転写ドラムに正確に固定されている事を特徴とするカラー画像形成装置。
【請求項4】
前記装置に於いて転写紙の排出側に小扉を有し此を開く事により全ての転写紙の送りローラー及び定着装置が開きジャム紙を容易に取り出す事が出来、開かれた定着装置の加熱された表面を自動的に覆う事を特徴とするカラー画像形成装置。
【請求項5】
前記装置に於いて、ジャム紙を取り出す為、転写紙の排出側に小扉を取り付け手有り、この下部に定着器を取り付け、此の支点軸に駆動用ギア等を介し駆動を与える事を特徴とするカラー画像装置。
【請求項6】
前記装置に於いてトナー供給部が目的に応じ取り付け及び交換が容易である事を特徴とするカラー画像形成装置。
【請求項7】
トナー容器等の一部に振動体を直接又は間接的にとりつける事によりトナーを取り出す事を特徴とし、トナー量の減少が振動及び振動音の変化する事を応用し、残量を検出する方法を特徴としたカラー画像形成装置。
【請求項8】
前記装置に於いて各々トナー供給部の相違する部分に、供給口に対し左巻きと逆の右巻きのスクリュウを回転する事により供給口に運ぶ事が出来る事を特徴とするカラー画像形成装置。
【請求項9】
前記装置に於いて転写部及び定着装置を上部に置く事を特徴とするカラー画像形成装置。
【請求項10】
トナー容器の中に入れるトナーを数個にビニール等の袋に分割し最初のトナーが無くなる事を検知し次の袋を開く事が出来る事を特徴とするカラー画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−168490(P2012−168490A)
【公開日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−46932(P2011−46932)
【出願日】平成23年2月16日(2011.2.16)
【出願人】(508099405)株式会社ティー・エー コーポレーション (5)
【Fターム(参考)】