説明

ガス・スプリングおよびガス・スプリングを備えるエンジン・フード・ユニット

【課題】歩行者の衝突からの保護のためのガススプリングで、伸張力を超える追加の力が作用したときに、一定の距離に沿って戻りストロークを行わせる。
【解決手段】ソケット・ハウジングを有する連結要素9が第1の端部7に配置され、ボール・ヘッドを収容するためのソケット・ハウジングを有する連結要素16がピストン・ロッド12の自由端に配置される2つのソケット・ハウジングのうち少なくとも一方は縦延長および横寸法を有するボール・ソケットを備え、縦延長は横寸法より長い。少なくとも1つのばね舌片を有するキャッチ要素が第1の端部に配置され、少なくとも1つのばね舌片に関連付けられたカバー・チューブ内の陥凹部内に少なくとも1つのばね舌片がロックするまで、第1の端部がキャッチ要素と共にカバー・チューブ内に挿入されるように構成される。シリンダ1は、長手方向中心軸に沿ってカバー・チューブに対して可動に配置される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、長手方向中心軸と、第1の端部と、流体が充填されたシリンダと、シリンダ内に可動に配置された、第1の端部と離れた(remote of)第1のシリンダ・チャンバと第1の端部に近接する第2のシリンダ・チャンバとにシリンダを分割するピストンと、ピストンに配置され、第1のシリンダ・チャンバを貫いて突出し、案内/封止装置によって封止されるように、第1の端部の反対側にある第2の端部で長手方向中心軸と同心にシリンダから外へ案内されるピストン・ロッドと、を備えるガス・スプリングを対象とする。
【0002】
本発明はさらに、少なくとも1つのヒンジ装置によって車体に旋回可能に連接されたエンジン・フードを有し、歩行者との衝突の検出時に作動可能な、エンジン・フードを保護位置に引き上げるための少なくとも1つのアクチュエータを備える、エンジン・フード・ユニットを対象とする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の一実施形態の目的は、伸張力を超える追加の力が伸張方向に作用したときに、一定の距離に沿って戻りストロークを行うガス・スプリングを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一実施形態によると、第1の端部に、ソケット・ハウジングを有する連結要素が配置され、ピストン・ロッドの自由端に、ボール・ヘッドを収容するためのソケット・ハウジングを有する連結要素が配置され、2つのソケット・ハウジングのうちの少なくとも一方が縦延長(longitudinal extension)および横寸法(transverse dimension)を有するボール・ソケットを備え、縦延長が横寸法よりも長い。
【0005】
本発明の一実施形態によると、ばねクランプの自由端が、ボール・ソケット内で上記ボール・ヘッドに作用するようにボール・ヘッドに接触するまで貫通スロットを貫いて上記ボール・ソケット内に突出し、上記ばねクランプの長手方向中心軸に沿った幅が、ボール・スタッドがボール・ソケット内でばねクランプに対して長手方向中心軸に沿って可動に配置されるように寸法決めされる。
【0006】
あるいは、ばねクランプの自由端が、ボール・ソケット内でボール・ヘッドに作用するようにボール・ヘッドに接触するまで貫通スロットを貫いてボール・ソケット内に突出し、ばねクランプの長手方向中心軸に沿った幅が、ばねクランプがボール・スタッドと共にソケット・ハウジングに対して長手方向中心軸に沿って可動に配置されるように寸法決めされる。
【0007】
本発明の1つの目的は、少なくとも1つのばね舌片を有するキャッチ要素が第1の端部に配置され、シリンダのその第1の端部が、少なくとも1つのばね舌片がそれに関連付けられた上記カバー・チューブ内の陥凹部内にロックするまで、キャッチ要素と共にカバー・チューブ内に挿入でき、シリンダがカバー・チューブに対して長手方向中心軸に沿って可動に配置される。
【0008】
本発明の1つの目的は、歩行者の衝突からの保護が改良されたエンジン・フード・ユニットを提供することを含む。
【0009】
本発明の一実施形態によると、ガス・スプリングはアクチュエータと平行に配置される。ガス・スプリングは、第1の動作状態におけるエンジン・フードの開放を補強する。
【0010】
さらに、本発明の一実施形態によると、ガス・スプリングが、歩行者との衝突の検出に対応する第2の動作状態における保護位置へのエンジン・フードの開動作を減衰する。
【0011】
本発明のその他の目的および特徴は、添付の図面と併せて考慮することにより、以下の詳細な説明から明らかになるだろう。ただし、各図面は、本発明の範囲を限定するものではなく例示のみを目的とし、本発明の範囲については添付の特許請求の範囲を参照すべきと理解されたい。また、各図面は必ずしも尺度通りに描かれておらず、別段指摘しない限り本明細書に記載の構造および手順を概念的に例示するためだけのものと理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明によるピストン・シリンダ・ユニットの断面図である。
【図2a】図1に示されているピストン・シリンダ・ユニットの連結要素の図である。
【図2b】図1に示されているピストン・シリンダ・ユニットの連結要素の図である。
【図2c】図1に示されているピストン・シリンダ・ユニットの連結要素の図である。
【図3a】図1に示されているピストン・シリンダ・ユニットの他の連結要素の図である。
【図3b】図1に示されているピストン・シリンダ・ユニットの他の連結要素の図である。
【図4a】本発明によるピストン・シリンダ・ユニットの他の実施形態の縦断面図である。
【図4b】本発明によるピストン・シリンダ・ユニットの他の実施形態の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施形態の例について各図面に示し、さらに以下十分に説明する。
【0014】
図1に示されているピストン・シリンダ・ユニットは、シリンダ1を備えるガス・スプリングとして構成され、ピストン2が軸方向に可動に配置されている。加圧された状態にあると共に気体が充填されているシリンダ1の内部は、ピストン2によって、第1のシリンダ・チャンバ3と第2のシリンダ・チャンバ4とに分割される。ピストン2は、貫通孔の形態で、あるいはこの例に示されるように少なくとも一方向に流れが生じるピストン・リング5の形態で、オーバーフロー開口を有することができる。さらに、少なくとも1つの軸方向の溝6をシリンダ1に形成することができ、この溝6を介してピストン2の周りに流体が流れることができる。
【0015】
シリンダ1は、第1のシリンダ・チャンバ3の側に、閉じた第1の端部7を有する。この第1の端部7に、シリンダ1の長手方向中心軸Aと同心にねじ付きピン8が配置されている。ねじ付きピン8には、固定スタッド10に形成された収容チャンバ11において連結要素9がねじ込まれる。ピストン2にはピストン・ロッド12が配置される。ピストン・ロッド12は、長手方向中心軸Aと同心に第2のシリンダ・チャンバ4を貫いて延び、第1の端部7の反対側にある第2の端部14で、封止/案内装置13からシリンダ1の外へ案内される。ピストン・ロッド12のシリンダ1の外側に位置する自由端に、ねじ付き部分15が形成され、そこにもう1つの連結要素16がねじ込まれる。
【0016】
図2a、2bおよび2cに詳細に示されているように、連結要素16はソケット・ハウジング17を有する。ソケット・ハウジング17には収容チャンバ18が形成される。収容チャンバ18において、連結要素16がねじ付き部分15にねじ止めされる。ソケット・ハウジング17には、縦延長19aおよび横寸法19bを有する密閉形ボール・ソケット19が形成される。縦延長19aは横寸法19bよりも長い。収容チャンバ18の縦延長を横切る挿入口20が、ボール・ソケット19から外へ通じている。ボール・スタッド22のボール・ヘッド21は横寸法19bに対応した直径を有しており、挿入口20からボール・ソケット19に旋回可能に挿入される。このボール・スタッド22は、例えば自動車の本体部分などの構造的な構成部品に固定するための、ボール・ヘッド21から径方向に延びるガジオン(gudgeon)23を有する。
【0017】
収容チャンバ18の反対側にある前側から、2つの送りスロット24が対称的に延びており、これらの端部はボール・ソケット19に対して中ほどの高さのところで貫通スロット25に通じている。各貫通スロット25は互いに対称的に合流し、ボール・ソケット19と挿入口20との間にある移行領域付近に通じるように構成される。
【0018】
ばねクリップを備えると共に略矩形断面を有するC形のばねクランプ26は、上記した合流形の貫通スロット25に対応する合流形の自由端27を有する。ばねクリップの断面は貫通スロット25の断面にほぼ対応し、ばねクリップの厚さは送りスロット24の幅にほぼ対応する。
【0019】
ばねクランプ26を組み立てるには、ばねクランプ26の自由端27を、ソケット・ハウジング17の前側から送りスロット24に通して、貫通スロット25まで挿入する。次いで、ばねクランプ26の自由端27を内向きに移動させ、自由端27同士を連結している湾曲部分28でソケット・ハウジング17を取り囲むように、ばねクランプ26を貫通スロット25に通してソケット・ハウジング17に接触させる。自由端27の長さは、ボール・ソケット18内で自由端27がボール・ヘッド21に作用するように、自由端27が挿入口20内で突出してボール・ヘッド21に接触するように寸法決めされる。
【0020】
ばねクランプ26の上記した装着位置では、ばねクランプ26の湾曲部分28がロック・カム29同士の間に位置する。ロック・カム29は、ソケット・ハウジング17の、挿入口19の反対側にある外側表面で突出し、ばねクランプ26の自由移動を妨げる。
【0021】
ボール・ヘッド21は、長手方向中心軸Aに沿って可動にボール・ソケット19内に配置される。これは、一方では、ボール・ソケット19が縦延長19aおよび横寸法19bを有すると共に縦延長19aが横寸法19bよりも長いために可能になるものであり、他方では、ボール・スタッド22も同時に長手方向中心軸Aに沿って動けるように、長手方向中心軸Aに沿ったばねクランプ26の幅が寸法決めされるために可能になる。
【0022】
図3aおよび3bには、連結要素16’の別の実施形態の例が示されている。図3bには連結要素16’の断面が示されている。ばねクランプ26は従来の幅を有しているので、ばねクランプ26は、挿入されているボール・ヘッド21と共に長手方向中心軸Aに沿って貫通スロット25内を可動となっている。ばねクランプ26が軸方向に動くことを制限するために、ロック・カム29はばねクランプ26のストッパとして働く。
【0023】
図4aおよび4bには、本発明によるピストン・シリンダ・ユニットの別の実施形態が示されている。シリンダ1の第1の端部7にあるねじ付きピン8には、キャッチ要素30が配置される。キャッチ要素30は、シリンダ1の第1の端部7の方に屈曲している可撓性のばね舌片31を少なくとも1つ有する。シリンダ1の第1の端部7は、ねじ付きピン8にねじ込まれたキャッチ要素30と共に、カバー・チューブ32内のシリンダ1の第1の端部7に関連付けられた陥凹部33内に少なくとも1つのばね舌片31がロックされるまで、カバー・チューブ32内に押し込まれる。
【0024】
各例において、ガス・スプリングのシリンダ1が長手方向中心軸Aに沿って動けるように、少なくとも1つの陥凹部33は実質的に軸方向の溝または細長い穴として形成される。カバー・チューブ32の端部には、例えば自動車の本体部分などの構造的な構成部品に固定するための、例えばボール・ソケットやナックル・アイ(knuckle eye)などの従来の連結要素34が配置される。
【0025】
以上説明した実施形態が自動車に使用される場合、図5に示されているように、第1の動作状態においてシリンダ1が加圧された状態にあるガス・スプリングは、例えばエンジン室で保守作業を行うためにエンジン・フード35を開くのに役立つ。例えば歩行者との衝突を検出した際などの第2の動作状態では、例えば点火式アクチュエータなどのアクチュエータ36によってエンジン・フード35が非常にすばやく保護位置に動かされるが、エンジン・フードの引き上げが不十分な場合には歩行者との衝突が起こる可能性があることから、エンジン・フード35の過剰揺動を防止するために、ガス・スプリングはエンジン・フード35の保護位置への開動作を減衰する働きをする。
【0026】
保護位置への開動作の早すぎる減衰を防止するために、最終的に減衰を実施できるところまで、ガス・スプリングが戻りストロークを行ってもよい。
【0027】
以上、その好ましい実施形態に適用される本発明の基本的な新規な特徴について提示、説明、指摘したが、示した装置の形態、詳細事項、および動作の様々な省略、置き換え、変更を本発明の趣旨から逸脱することなく当業者により行うことができることが理解されるだろう。例えば、同じ結果を実現するのに略同じ方法で略同じ機能を行う各要素および/または各方法ステップの組み合わせは、本発明の範囲に含まれることがはっきりと意図されている。さらに、開示されている本発明の任意の実施形態に関して提示かつ/または説明されている構造および/または要素および/または方法ステップは、その他任意の開示または説明または提案された実施形態に、設計上選択できる一般要素として組み込むことができることを理解されたい。したがって、本発明は本明細書に添付の特許請求の範囲によってのみ限定されることが意図される。
【符号の説明】
【0028】
1 シリンダ
2 ピストン
3 第1のシリンダ・チャンバ
4 第2のシリンダ・チャンバ
5 ピストン・リング
6 溝
7 第1の端部
8 ねじ付きピン
9 連結要素
10 固定スタッド
11 収容チャンバ
12 ピストン・ロッド
13 封止/案内装置
14 第2の端部
15 ねじ付き部分
16 連結要素
16’ 連結要素
17 ソケット・ハウジング
18 収容チャンバ
19 ボール・ソケット
19a ボール・ソケットの縦延長
19b ボール・ソケットの横寸法
20 挿入口
21 ボール・ヘッド
22 ボール・スタッド
23 ガジオン
24 送りスロット
25 貫通スロット
26 ばねクランプ
27 ばねクランプの自由端
28 ばねクランプの湾曲部分
29 ロック・カム
30 キャッチ要素
31 ばね舌片
32 カバー・チューブ
33 陥凹部
34 連結要素
35 エンジン・フード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
長手方向中心軸を有するガス・スプリングであって、
第1の端部と、
前記第1の端部の反対側にある第2の端部と、
流体が充填されたシリンダと、
前記シリンダ内に可動に配置され、前記第1の端部と離れた第1のシリンダ・チャンバと前記第1の端部に近接する第2のシリンダ・チャンバとに前記シリンダを分割するピストンと、
前記ピストンに配置され、前記第1のシリンダ・チャンバを貫いて突出し、案内/封止装置によって封止されるように前記第2の端部で前記長手方向中心軸と同心に前記シリンダから外へ案内されるピストン・ロッドと、
前記第1の端部に配置され、第1のソケット・ハウジングを有する第1の連結要素と、
前記ピストン・ロッドの自由端に配置され、ボール・ヘッドを収容するための第2のソケット・ハウジングを有する第2の連結要素と、を備え、
前記第1のソケット・ハウジングおよび前記第2のソケット・ハウジングの少なくとも一方が縦延長および横寸法を有するボール・ソケットを備え、前記縦延長が前記横寸法より長い、ガス・スプリング。
【請求項2】
ばねクランプの自由端が、前記ボール・ソケット内で前記ボール・ヘッドに作用するように、前記ボール・ヘッドに前記自由端が接触するまで、貫通スロットを貫いて前記ボール・ソケット内に突出し、
前記ボール・ソケット内で前記長手方向中心軸に沿って前記ばねクランプに対しボール・スタッドが可動に配置されるように、前記長手方向中心軸に沿った前記ばねクランプの幅が寸法決めされる、請求項1に記載のガス・スプリング。
【請求項3】
ばねクランプの自由端が、前記ボール・ソケット内で前記ボール・ヘッドに作用するように、前記ボール・ヘッドに前記自由端が接触するまで、貫通スロットを貫いて前記ボール・ソケット内に突出し、
前記長手方向中心軸に沿って前記ソケット・ハウジングに対し前記ばねクランプがボール・スタッドと共に可動に配置されるように、前記長手方向中心軸に沿った前記ばねクランプの幅が寸法決めされる、請求項1に記載のガス・スプリング。
【請求項4】
長手方向中心軸を有するガス・スプリングであって、
第1の端部と、
前記第1の端部の反対側にある第2の端部と、
流体が充填されたシリンダと、
前記シリンダ内に可動に配置され、前記第1の端部と離れた第1のシリンダ・チャンバと前記第1の端部に近接する第2のシリンダ・チャンバとに前記シリンダを分割するピストンと、
前記ピストンに配置され、前記第1のシリンダ・チャンバを貫いて突出し、案内/封止装置によって封止されるように、前記第2の端部で前記長手方向中心軸と同心に前記シリンダから外へ案内されるピストン・ロッドと、
前記第1の端部に配置された少なくとも1つのばね舌片を有するキャッチ要素と、を備え、
前記少なくとも1つのばね舌片に関連付けられたカバー・チューブ内の陥凹部内に前記少なくとも1つのばね舌片がロックするまで、前記シリンダの前記第1の端部が前記キャッチ要素と共に前記カバー・チューブ内に挿入されるように構成され、前記シリンダが前記長手方向中心軸に沿って前記カバー・チューブに対して可動に配置される、ガス・スプリング。
【請求項5】
少なくとも1つのヒンジ装置によって車体に旋回可能に連接されたエンジン・フードを有するエンジン・フード・ユニットであって、
歩行者との衝突の検出時に作動可能な、前記エンジン・フードを保護位置に引き上げるための少なくとも1つのアクチュエータと、
前記アクチュエータと平行に配置され、長手方向中心軸を有するガス・スプリングと、を備え、
前記ガス・スプリングが、
第1の端部と、
前記第1の端部の反対側にある第2の端部と、
流体が充填されたシリンダと、
前記シリンダ内に可動に配置され、前記第1の端部と離れた第1のシリンダ・チャンバと前記第1の端部に近接する第2のシリンダ・チャンバとに前記シリンダを分割するピストンと、
前記ピストンに配置され、前記第1のシリンダ・チャンバを貫いて突出し、案内/封止装置によって封止されるように、前記第2の端部で前記長手方向中心軸と同心に前記シリンダから外へ案内されるピストン・ロッドと、
前記第1の端部に配置され、第1のソケット・ハウジングを有する第1の連結要素と、
前記ピストン・ロッドの自由端に配置され、ボール・ヘッドを収容するための第2のソケット・ハウジングを有する第2の連結要素と、を備え、
前記第1のソケット・ハウジングおよび前記第2のソケット・ハウジングの少なくとも一方が縦延長および横寸法を有するボール・ソケットを備え、前記縦延長が前記横寸法より長い、エンジン・フード・ユニット。
【請求項6】
前記ガス・スプリングが、第1の動作状態における前記エンジン・フードの開放を補強する、請求項5に記載のエンジン・フード・ユニット。
【請求項7】
前記ガス・スプリングが、歩行者との衝突の検出に対応する第2の動作状態における前記保護位置への前記エンジン・フードの開動作を減衰する、請求項5に記載のエンジン・フード・ユニット。

【図1】
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【図2a】
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【図2b】
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【図2c】
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【図3a】
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【図3b】
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【図4a】
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【図4b】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−247418(P2011−247418A)
【公開日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−116894(P2011−116894)
【出願日】平成23年5月25日(2011.5.25)
【出願人】(593136649)スタビルス・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング (27)
【氏名又は名称原語表記】Stabilus GmbH
【住所又は居所原語表記】Wallersheimer Weg 100, D−56070 Koblenz Germany
【Fターム(参考)】