説明

ステアリングハンガービーム

【課題】車体造形上の自由度を高めつつ周辺の部品の配置を容易化することができるステアリングハンガービームを提供する。
【解決手段】車幅方向に延びて左右のフロントピラーPと連結されたステアリングハンガービーム1において、ステアリング装置を支持する主メンバ3と、該主メンバ3の軸線Jから前後にオフセットした前後一対の前側横梁部10と後側横梁部20とを車幅方向に連続して設け、前記前後一対の前側横梁部10と後側横梁部20の間に上下方向に貫通したエアバッグ用開口部13を設けたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ステアリングハンガービームに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から軽合金のステアリングサポートメンバを備えた車体構造が知られている。このような構造のものでは、エアバッグをステアリングサポートメンバの上部に取り付けてある(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2005−289239号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上述した従来技術においては、ステアリングサポートメンバの上部にステアリングサポートメンバを土台としてエアバッグを設置する構造であるため、インストルメントパネルの上面位置が高くなり、乗員に圧迫感を与えてしまうと共にフロントウインドウガラスの傾斜角度にも制約を与えてしまう等車体造形上の自由度を低くしてしまうという問題がある。
【0004】
そこで、この発明は、車体造形上の自由度を高めつつ周辺の部品の配置を容易化することができるステアリングハンガービームを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、請求項1に記載した発明は、車幅方向に延びて左右の車体部材(例えば、実施形態におけるフロントピラーP)と連結されたステアリングハンガービームにおいて、ステアリング装置(例えば、実施形態におけるステアリング装置38)を支持する主メンバ(例えば、実施形態における主メンバ3)と、該主メンバの軸線(例えば、実施形態における軸線J)から前後にオフセットした前後一対の横梁部(例えば、実施形態における前側横梁部10、後側横梁部20)とを車幅方向に連続して設け、前記前後一対の横梁部の間に上下方向に貫通した開口部(例えば、実施形態におけるエアバッグ開用口部13)を設けたことを特徴とする。
このように構成することで、前後一対の横梁部の間に形成された開口部内に機能部品を配置することが可能となる。
【0006】
請求項2に記載した発明は、前記主メンバと前記前後一対の横梁部とを略Y字状に連続させたことを特徴とする。
このように構成することで、車両側面衝突時に主メンバに作用した衝撃荷重を前後一対の横梁部で分担して支持することができる。
【0007】
請求項3に記載した発明は、記主メンバの軸線と平行に中央横梁部(例えば、実施形態における中央横梁部50)を前記主メンバよりも後側に設け、前記前後一対の横梁部のうちの後側の横梁部(例えば、実施形態における後側横梁部20)と前記中央横梁部と前記主メンバとを略Y字状に連続させたことを特徴とする。
このように構成することで、主メンバに作用した側面衝突時の衝撃荷重を分散して支持しながら、中央部付近における機能部品の配置スペースを確保し、レイアウトを容易化することができる。
【0008】
請求項4に記載した発明は、前記開口部を形成する前後一対の横梁部の内側に助手席エアバッグ装置(例えば、実施形態における助手席エアバッグ装置80)を配置し、前記主メンバ(例えば、実施形態における右前側傾斜部11、中央前側傾斜部12、右後側傾斜部21、中央後側傾斜部22)または前記前後一対の横梁部に前記助手席エアバッグ装置の支持部(例えば、実施形態におけるエアバッグ取付ブラケット48)を設けたことを特徴とする。
このように構成することで、車両側面衝突時に前後一対の横梁部により形成された開口部内で助手席エアバッグ装置を支持することができる。
【0009】
請求項5に記載した発明は、前記助手席エアバッグ装置を前記主メンバの軸線上に設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載した発明によれば、前後一対の横梁部の間に形成された開口部内に機能部品を配置することが可能となるため、主メンバの上部に機能部品を配置した場合に比較して、ステアリングハンガービームを覆うインストルメントパネルの上面位置を低く抑えることができ、乗員の前方に開放感を与えると共にフロントウインドウガラスの傾斜角度に制約を与えることがない等の車体造形上の自由度を高めることができる効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、車両側面衝突時に主メンバに作用した衝撃荷重を前後一対の横梁部で分散して支持することができるため、一本の主メンバで支持した場合に比較して細い横梁部で済み、周辺部品のレイアウトを含む設計の自由度が高められる効果がある。
請求項3に記載した発明によれば、主メンバに作用した側面衝突時の衝撃荷重を分散して支持しながら、中央部付近における機能部品の配置スペースを確保し、レイアウトを容易化することができるため、設計の自由度を高められる効果がある。
請求項4、5に記載した発明によれば、車両側面衝突時に前後一対の横梁部により形成された開口部内で助手席エアバッグ装置を支持することができるため、ステアリングハンガービームを覆うインストルメントパネルの上面位置を低く抑えることができると共に、上方に開口した開口部内にエアバッグ装置を支持できるので、エアバッグの展開を妨げることはない。また、エアバッグ装置を主メンバの軸線上に設けたことによって、車両側面衝突時にエアバッグ装置を強度部材として利用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すのは、この発明の実施形態のステアリングハンガービーム1であって、このステアリングハンガービーム1は図1に向かって左側に運転席が、右側に助手席が配置されるいわゆる左ハンドル用である。ステアリングハンガービーム1はマグネシウム合金を原材料としてダイキャスト成形により一体成形され後述するインストルメントパネル2により覆われている。
【0012】
ステアリングハンガービーム1は車幅方向に沿って延在して実質的に水平方向に延びる主メンバ3を備えている。主メンバ3の運転席側の端部に左フロントピラーPの内壁に取り付けられる左取付部4が車幅方向に向くように設けられ、助手席側の端部には右フロントピラーPの内壁に取り付けられる右取付部5が車幅方向に向くように設けられている。左取付部4と右取付部5には上端部1箇所と下端部2箇所に左右のフロントピラーPにボルトにより固定する車体取付孔6…が形成されている。
主メンバ3は断面略コの字状に形成され、左取付部4から車幅方向略中央部に向かって延び、助手席側に設けた前後一対の横梁部10、20を介し右側端部7を経て右取付部5に接続される。
【0013】
図1、図2に示すように、主メンバ3の左側部30の後壁31には運転席の車幅方向中央部に後方に向かって延びる平面視U字状のステアリング支持部32が一体形成されている。ステアリング支持部32は上面33が主メンバ3の面34に整合し斜め後方に向かって下がるように形成され、突出した左取付部35と右取付部36の先端部分には各々ボルト37が挿入され、各ボルト37によりステアリング装置38が固定されている。
ステアリングハンガービーム1にはこれを覆うようにインストルメントパネル2が設けられている。インストルメントパネル2にはステアリング装置38の前方部位にフロントウインドウガラス40の下部付近からスピードメータ等、運転中の利用頻度が高い情報を表示する第1表示部41等が内装された第1フード部42、タコメータ等、必要なときに見たい情報を表示する第2表示部43が内装された第2フード部44が形成されている。
【0014】
図3にも示すように、主メンバ3の右側端部7は右取付部5に一体形成され、主メンバ3の軸線Jから前後にオフセットした前後一対の横梁部10,20、つまり前側横梁部10と後側横梁部20に車幅方向に連続して設けられている。具体的には、主メンバ3の右側端部7の左端は右前側傾斜部11と右後側傾斜部21を介して各々前側横梁部10と後側横梁部20の右端部に略Y字状に連続して接続される。尚、右前側傾斜部11と右後側傾斜部21は車体前後方向に対して主メンバ3から斜め内側に傾斜している。
前側横梁部10と後側横梁部20は助手席の幅の範囲内で左側に延び、前側横梁部10の左端部は主メンバ3に中央前側傾斜部12を介して接続され、後側横梁部20の左端部は中央後側傾斜部22を介して主メンバ3に接続されている。したがって、前側横梁部10と後側横梁部20は各々の左端部で主メンバ3に対して略Y字状に連続して接続される。尚、中央前側傾斜部12と中央後側傾斜部22は車体前後方向に対して主メンバ3から斜め外側に傾斜している。
【0015】
ここで、後側横梁部20の左端部には中央横梁部50が接続されている。この中央横梁部50は主メンバ3の軸線Jと平行で主メンバ3の後側、後側横梁部20よりも後側に設けたもので、中央横梁部50の右端部に中央後側傾斜部22と対をなす後側傾斜部23を介して後側横梁部20の左端部が連結されている。したがって、後側横梁部20の左端部は主メンバ3と中央横梁部50の右端部に略Y字状に連続して接続される。
これにより、前側横梁部10と後側横梁部20の間には、右前側傾斜部11と右後側傾斜部21、中央前側傾斜部12と中央後側傾斜部22とで囲まれ、上下方向に貫通したエアバッグ用開口部13が形成され、後側横梁部20の前壁にエアバッグ取付ブラケット46が固定されている。
【0016】
図4は図1のB−B線に沿う断面図である。同図においてエアバッグ取付ブラケット46には助手席用エアバッグ装置80が設けられている。この助手席用エアバッグ装置80はケーシング81の下部を、下方に延びるように設けられたエアバッグ取付ブラケット46にボルト82で固定され、エアバッグ用開口部13を形成する前側横梁部10と後側横梁部20の内側に落とし込まれるように主メンバ3の軸線J上に配置されている。助手席用エアバッグ装置80の上方にはインストルメントパネル2の表皮下に開閉可能なリッド83,83が設けられ、助手席用エアバッグ装置80の作動時にリッド83,83が開放され、インストルメントパネル2が破断して図示しないエアバッグが展開する。尚、インストルメントパネル2の裏側にはガイド部材84が設けられ、エアバッグの展開方向を確保している。
【0017】
図1、図2において、中央横梁部50は車幅方向中央部に配置され左端部は主メンバ3の後壁31から後側に延びるサポートアーム部51の先端部に接続されている。サポートアーム部51の先端部とステアリング支持部32の右取付部36の先端部との間には連結アーム部52が接続されている。これらステアリング支持部32と連結アーム部52とサポートアーム部51と主メンバ3とで囲まれる部分にシフトレバー用開口部70が形成されている。
【0018】
そして、連結アーム部52とサポートアーム部51と中央横梁部50との接続部53には、下方に延び、後述するポストブラケット65を介して図示しないフロアパネルに下端部が固定される左支持ポスト部54の上端部が連結されている。また、この左支持ポスト部54と対をなす右支持ポスト部55の上端部が中央横梁部50の右端部よりもやや内側寄りに連結され、右支持ポスト部55の下端部が下方に延び後述するポストブラケット65を介して図示しないフロアパネルに固定される。右支持ポスト部55と左支持ポスト部54との間には水平方向で両者を連結する連結部56が上下方向中央部に設けられている。これら右支持ポスト部55と左支持ポスト部54とが図示しないセンターコンソールにデザイン的に連続する。
【0019】
したがって、主メンバ3と中央横梁部50とサポートアーム部51と中央後側傾斜部22と後側傾斜部23とで囲まれた部分に空調装置のダクト配置用開口部71が形成され、ダクト配置用開口部71の下方には右支持ポスト部55と左支持ポスト部54との間にフロントグリル用開口部72が形成されている。
図5は図1のC−C線に沿う断面図である。同図において、ダクト配置用開口部71を形成する主メンバ3と中央横梁部50との間にはブロアユニット85のダクト86が配置されている。このダクト86は車幅方向に配設され、例えば、インストルメントパネル2の前面の吹き出し口87に空調風を供給する。
【0020】
図1において、主メンバ3の左取付部4の下端部には鉄製の電気部品の支持ブラケット60が取り付けられている。主メンバ3の右取付部5の下端部にはグローブボックスの支持及び助手席乗員の脚を保護する助手席右側ニーボルスターを兼用する鉄製のブラケット61が取り付けられ、中央横梁部50の右端部の後壁には鉄製の助手席左側ニーボルスター62が取り付けられている。
主メンバ3のサポートアーム部51を挟んで主メンバ3の後壁31には下側に弧状に延びる鉄製の運転席左側ニーボルスター63、運転席右側ニーボルスター64が取り付けられている。右支持ポスト部55と左支持ポスト部54の下端には両者を結び鉄製のポストブラケット65が取り付けられ、これらポストブラケット65がフロアパネルに固定されている。
【0021】
主メンバ3の前壁45には、ステアリング支持部32の右取付部36の前方位置には鉄製のダッシュボードブラケット66が固定されている。このダッシュボードブラケット66は車両前面及び側面衝突時の衝撃荷重を塑性変形して吸収する機能を備えている。尚、主メンバ3の前壁45にはダッシュボードブラケット66の右側にインストルメントパネル取付用の鉄製の固定ブラケット67が取り付けられている。
このように、前述したエアバッグ取付ブラケット46、支持ブラケット60、ブラケット61、助手席左側ニーボルスター62、運転席左側ニーボルスター63、運転席右側ニーボルスター64、ポストブラケット65、ダッシュボードブラケット66及び固定ブラケット67を鉄製の部材で成形して取り付けることでステアリングハンガービーム1の形状を簡素化している。尚、図1において鉄製の部材はハッチングで示す。
【0022】
上記実施形態によれば、前後一対の前側横梁部10、後側横梁部20の間に形成されたエアバッグ用開口部13内に助手席用エアバッグ装置80を配置することができるため、主メンバ3の上部に助手席用エアバッグ装置80を配置した場合に比較して、ステアリングハンガービーム1を覆うインストルメントパネル2の上面位置を低く抑えることができ、乗員の前方に開放感を与えると共にフロントウインドウガラス40の傾斜角度に制約を与えることがない等の車体造形上の自由度を高めることができる。
【0023】
また、車両側面衝突時に主メンバ3に作用した衝撃荷重を前後一対の前側横梁部10、後側横梁部20で分散して支持することができるため、一本の主メンバ3で支持した場合に比較して前側横梁部10、後側横梁部20が細くて済み、周辺部材の配置が容易化する等、設計の自由度が高められる。
ここで、主メンバ3の右側端部7の左端部は右前側傾斜部11と右後側傾斜部21を介して各々前側横梁部10と後側横梁部20の右端部に略Y字状に連続して接続され、前側横梁部10と後側横梁部20は各々の左端部で中央前側傾斜部12と中央後側傾斜部22を介し主メンバ3に対して略Y字状に連続して接続されるため、側面衝突時に作用する衝撃荷重が主メンバ3の左取付部4、右取付部5の何れの方向からであっても、斜め方向へスムーズに分散して前側横梁部10と後側横梁部20とで確実に支持することができる。
【0024】
特に、右取付部5からの入力荷重については、後側横梁部20の左端部が主メンバ3と中央横梁部50の右端部に略Y字状に連続して接続されているため、中央横梁部50から左支持ポスト部54と右支持ポスト部55を介してフロアパネルにも分散できる点で有利としながら、中央部付近における主メンバ3を細くすることができる分だけ、ブロアユニット85の配置スペースを確保し、レイアウトを容易化できる等設計の自由度を高められる。
【0025】
そして、車両側面衝突時に前後一対の前側横梁部10、後側横梁部20により形成されたエアバッグ用開口部13内で主メンバ3の軸線Jに配置された助手席エアバッグ装置80を支持することができるため、ステアリングハンガービーム1を覆うインストルメントパネル2の上面位置を低く抑えることができると共に、上方に開口したエアバッグ用開口部13内に助手席用エアバッグ装置80を支持できるので、エアバッグの展開を妨げることはない。また、助手席用エアバッグ装置80を主メンバ3の軸線J上に設けたことによって、車両側面衝突時に助手席用エアバッグ装置80を強度部材として利用することができる。この場合に、助手席エアバッグ装置80を支持するためのエアバッグ取付ブラケット46が後側横梁部20の前壁に固定されているため、車両側面衝突時にこのエアバッグ取付ブラケット46自体を前側横梁部10と後側横梁部20との間に形成されたエアバッグ用開口部13周縁で支持することで、取付信頼性を高めることができる。
【0026】
尚、この発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、前側横梁部10と後側横梁部20の間には助手席エアバッグ装置80以外の機能部品を配置することができる。
また、エアバッグ取付ブラケット46が後側横梁部20の前壁に設けてある場合を例にして説明したが、エアバッグ用開口部13の内側であれば前側横梁部10の後壁(、主メンバ3の右端や右側端部7の左側)に取り付けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】この発明の実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図1の要部平面図である。
【図4】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図5】図1のC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
【0028】
3 主メンバ
10 前側横梁部(横梁部)
11 右前側傾斜部(主メンバ)
12 中央前側傾斜部(主メンバ)
13 エアバッグ用開口部(開口部)
20 後側横梁部(横梁部)
21 右後側傾斜部(主メンバ)
22 中央後側傾斜部(主メンバ)
38 ステアリング装置
46 エアバッグ取付ブラケット(支持部)
50 中央横梁部
80 助手席エアバッグ装置(機能部品)
P フロントピラー(車体部材)
J 軸線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車幅方向に延びて左右の車体部材と連結されたステアリングハンガービームにおいて、ステアリング装置を支持する主メンバと、該主メンバの軸線から前後にオフセットした前後一対の横梁部とを車幅方向に連続して設け、前記前後一対の横梁部の間に上下方向に貫通した開口部を設けたことを特徴とするステアリングハンガービーム。
【請求項2】
前記主メンバと前記前後一対の横梁部とを略Y字状に連続させたことを特徴とする請求項1記載のステアリングハンガービーム。
【請求項3】
前記主メンバの軸線と平行に中央横梁部を前記主メンバよりも後側に設け、前記前後一対の横梁部のうちの後側の横梁部と前記中央横梁部と前記主メンバとを略Y字状に連続させたことを特徴とする請求項2記載のステアリングハンガービーム。
【請求項4】
前記開口部を形成する前後一対の横梁部の内側に助手席エアバッグ装置を配置し、前記主メンバまたは前記前後一対の横梁部に前記助手席エアバッグ装置の支持部を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のステアリングハンガービーム。
【請求項5】
前記助手席エアバッグ装置を前記主メンバの軸線上に設けたことを特徴とする請求項4記載のステアリングハンガービーム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−90733(P2009−90733A)
【公開日】平成21年4月30日(2009.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−261171(P2007−261171)
【出願日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】