説明

スロットマシン

【課題】外部出力するための信号経路を複雑にすることなく、有利な遊技状態であることをより確実にスロットマシン外部に伝達させることができるスロットマシンを提供することである。
【解決手段】メイン制御部により、RTに制御可能であって該RTにおいて転落リプレイが入賞したときに通常遊技状態に制御させるとともに、サブ制御部により転落リプレイ当選時にナビ演出を行なうATに制御させるスロットマシンにおいて、メイン制御部側のみにより、RTにおけるゲーム状況に応じて更新される判定対象カウンタが、RTに制御されているがATに制御されていない場合においてRTに継続して制御されることを期待できる期間を超えるように予め定められている基準値以上となったと判定され(S2)、基準値以上であると判定されたときにAT中信号がスロットマシン外部に出力される(S3)。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
1ゲームに対して賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、表示状態を変化させることが可能な可変表示装置に表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置の表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシンであって、
ゲームを進行させる制御を行なう遊技制御手段と、
演出の制御を行なう演出制御手段とを備え、
前記遊技制御手段は、
前記可変表示装置に表示結果が導出される前に、複数種類の入賞について発生を許容するか否かを決定する事前決定手段と、
前記可変表示装置に表示結果を導出させるための操作を受付ける導出操作受付手段と、
前記事前決定手段の決定結果および前記導出操作受付手段が受付けた操作に応じて前記可変表示装置に表示結果を導出させる制御を行なう手段であって、前記事前決定手段の決定結果が複数種類の特定結果のうちいずれかとなった場合に、当該特定結果の種類に応じて定められた手順であって他の特定結果の種類に応じて定められた手順と異なる有利手順で前記導出操作受付手段により操作が受付けられたときには有利表示結果を導出させ、当該特定結果の種類に応じて定められた有利手順とは異なる手順で前記導出操作受付手段により操作が受付けられたときには前記有利表示結果と異なる特定表示結果を導出させる制御を行なう導出制御手段と、
遊技者にとって有利な第1遊技状態に制御するとともに、当該第1遊技状態において前記特定表示結果が導出されたときに遊技者にとって不利な第2遊技状態に制御する遊技状態制御手段と、
前記事前決定手段の決定結果を特定するための決定結果特定用情報を前記演出制御手段に送信するための情報送信手段とを含み、
前記演出制御手段は、
前記情報送信手段からの前記決定結果特定用情報に基づき前記事前決定手段の決定結果が前記複数種類の特定結果のうちいずれかとなったときであって所定の有利演出状態であるときには、当該有利演出状態以外の非有利演出状態であるときよりも高い割合で当該特定結果の種類に応じて定められた情報であって他の特定結果の種類に応じて定められた情報と異なる情報を報知する報知制御手段と、
前記有利演出状態とするか否かを決定する演出状態決定手段とを含み、
前記遊技制御手段は、前記第1遊技状態に制御されたが前記非有利演出状態である場合において当該第1遊技状態が維持されることを期待できる期間を超えるように予め定められた閾値以上にわたり前記第1遊技状態への制御が維持されたときに、特定情報をスロットマシンの外部に出力するための外部出力手段をさらに含むことを特徴とする、スロットマシン。
【請求項2】
前記導出制御手段は、前記事前決定手段の決定結果が、前記複数種類の特定結果と異なり操作手順に関わらず前記特定表示結果を導出させることのない複数種類の所定結果のうちいずれかとなった場合に、当該所定結果の種類に応じて定められた手順であって他の所定結果の種類に応じて定められた手順と異なる特定手順で前記導出操作受付手段により操作が受付けられたときには、前記特定手順と異なる手順で前記導出操作受付手段により操作が受付けられたときよりも高い割合で遊技者にとって有利な遊技用価値の付与を伴う付与入賞表示結果を導出させる制御を行ない、
前記報知制御手段は、前記有利演出状態であることを条件として、前記情報送信手段からの前記決定結果特定用情報に基づき、前記事前決定手段の決定結果が前記複数種類の所定結果のうちいずれかとなったときに当該所定結果の種類に応じて定められた情報であって他の所定結果の種類に応じて定められた情報と異なる情報を報知することを特徴とする、請求項1に記載のスロットマシン。
【請求項3】
前記演出制御手段は、前記有利演出状態であるときに前記特定表示結果が導出されたことを条件として、当該有利演出状態を終了させ、
前記外部出力手段は、前記第1遊技状態において、前記特定表示結果が導出されたときに、当該特定表示結果が導出された旨を示す情報をスロットマシンの外部に出力することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のスロットマシン。
【請求項4】
遊技者に対する有利度が異なるように定められた複数種類の設定値のうちいずれかを設定する有利度設定手段をさらに備え、
前記遊技状態制御手段は、前記第1遊技状態において前記有利度設定手段により新たに設定値が設定された後においても当該第1遊技状態への制御を維持し、
前記外部出力手段は、前記有利度設定手段により新たに設定値が設定された後において、前記閾値以上にわたり前記第1遊技状態への制御が維持されたときに、前記特定情報をスロットマシンの外部に出力することを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスロットマシン。
【請求項5】
前記外部出力手段は、前記第1遊技状態に制御されてから消化したゲーム数が、前記第1遊技状態であるときに前記事前決定手段の決定結果が前記複数種類の特定結果のいずれかとなる割合、およびすべての操作手順数に対し有利手順となる手順数が占める割合に基づき、前記第1遊技状態に制御されたが前記非有利演出状態である場合において当該第1遊技状態への制御が維持される割合よりも前記特定表示結果が導出されて当該第1遊技状態が終了して前記第2遊技状態に制御されている割合の方が高くなる境界ゲーム数よりも多い所定ゲーム数に達したか否かを判定し、前記所定ゲーム数に達したと判定したときに前記閾値以上にわたり前記第1遊技状態への制御が維持されたとして前記特定情報をスロットマシンの外部に出力することを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスロットマシン。
【請求項6】
前記外部出力手段は、前記第1遊技状態に制御されてから前記事前決定手段の決定結果が前記複数種類の特定結果のうちいずれかとなった回数が、すべての操作手順数に対し有利手順となる手順数が占める割合に基づき、前記第1遊技状態に制御されたが前記非有利演出状態である場合において当該第1遊技状態への制御が維持される割合よりも前記特定表示結果が導出されて当該第1遊技状態が終了して前記第2遊技状態に制御されている割合の方が高くなる境界回数よりも多い所定回数に達したか否かを判定し、前記所定回数に達したと判定したときに前記閾値以上にわたり前記第1遊技状態への制御が維持されたとして前記特定情報をスロットマシンの外部に出力することを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のスロットマシン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2011−110149(P2011−110149A)
【公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−267661(P2009−267661)
【出願日】平成21年11月25日(2009.11.25)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】