ヘテロシクリル置換抗高コレステロール血症化合物
式1
【化1】
[式中、R12は、ヒドロキシル化アルキル基であり、R9は、複素環を含む]のコレステロール吸収阻害剤及びその薬学的に許容される塩を提供する。この化合物は、血漿コレステロールレベル、特にLDLコレステロールを低下させ、アテローム性動脈硬化症を治療し、アテローム硬化性疾患事象を予防するのに有用である。
【化1】
[式中、R12は、ヒドロキシル化アルキル基であり、R9は、複素環を含む]のコレステロール吸収阻害剤及びその薬学的に許容される塩を提供する。この化合物は、血漿コレステロールレベル、特にLDLコレステロールを低下させ、アテローム性動脈硬化症を治療し、アテローム硬化性疾患事象を予防するのに有用である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
構造式I:
【化1】
[式中、
Ar1は、アリール及びR4置換アリールからなる群より選択され;
X、Y及びZは、独立して、−CH2−、−CH(C1−6アルキル)−及び−C(C1−6アルキル)2−からなる群より選択され;
Rは、−OR6、−O(CO)R6、−O(CO)OR8、−O(CO)NR6R7、単糖残基、二糖残基、三糖残基及び四糖残基からなる群より選択され;
R1は、−H、−C1−6アルキル及びアリールからなる群より選択されるか、又はR及びR1が一緒になってオキソであり;
R2は、−OR6、−O(CO)R6、−O(CO)OR8及び−O(CO)NR6R7からなる群より選択され;
R3は、−H、−C1−6アルキル及びアリールからなる群より選択されるか、又はR2及びR3が一緒になってオキソであり;
q及びrは、それぞれ独立して、0及び1から選択される整数であり、ただしq及びrの少なくとも1つは1であり;
m、n及びpは、それぞれ独立して、0、1、2、3及び4から選択される整数であり、ただしm、n、p、q及びrの合計は、1、2、3、4、5又は6であり;
tは0、1及び2から選択される整数であり;
R4は、それぞれの出現時に独立して、−OR5、−O(CO)R5、−O(CO)OR8、−O−C1−5アルキル−OR5、−O(CO)NR5R6、−NR5R6、−NR5(CO)R6、−NR5(CO)OR8、−NR5(CO)NR6R7、−NR5SO2R8、−COOR5、−CONR5R6、−COR5、−SO2NR5R6、−S(O)tR8、−O−C1−10アルキル−COOR5、−O−C1−10アルキル−CONR5R6及びフルオロからなる群より選択される1〜5個の置換基であり;
R5、R6及びR7は、それぞれの出現時に独立して、−H、−C1−6アルキル、アリール及びアリール置換C1−6アルキルからなる群より選択され;
R8は、−C1−6アルキル、アリール及びアリール置換C1−6アルキルからなる群より選択され;
R9は、−C1−8アルキル−Hetcy、−(CH2)0−2CH=CH−C0−6アルキル−Hetcy、−C≡C−C0−6アルキル−Hetcy及び−C1−8アルキル−NH−Hetcyからなる群より選択され;
Hetcyは、以下からなる群より選択され:
(a)1〜4個のN、0〜1個のS、及び0〜1個のOから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む5員の芳香族又は部分不飽和複素環であって、ここで該複素環は、R14でモノ又はジ置換されていてもよく;
(b)1〜3個のNヘテロ原子を含む6員の芳香族複素環であって、ここで該複素環は、R14でモノ又はジ置換されていてもよく;そして
(c)1〜3個のN、0〜1個のO、及び0〜1個のS(O)tから選択される1〜3個のヘテロ原子を含む6員の飽和複素環であって、ここで該複素環は、R14でモノ又はジ置換されていてもよく;
R10aは、−OH、フェニル及び1〜3個のフルオロからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい−C1−3アルキルであり;
R10は、−H、並びに−OH、フェニル及び1〜3個のフルオロからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい−C1−3アルキルからなる群より選択され;
R11は、−H、並びに−OH、フェニル及び1〜3個のフルオロからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい−C1−3アルキルからなる群より選択され;
R12は、−OHでモノ又はポリ置換された−C1−15アルキル、−OHでモノ又はポリ置換された−C2−15アルケニル、−OHでモノ又はポリ置換された−C2−15アルキニル、及び−C1−3アルキル−C3−6シクロアルキルからなる群より選択され、ここで該シクロアルキル環の各炭素は、−OHで置換されていてもよく;
R13は、−H及び−OHからなる群より選択され;そして
R14は、それぞれの出現時に独立して、R10a、−C1−3アルキル−COOR10、−C1−3アルキル−C(O)NR10R11、−C1−3アルキル−SO2−R10a、−C1−3アルキル−O−R10a、−COOR10、−OC(O)−R10a、−C(O)NR10R11、−NR10R11、−CN、−OH及びオキソからなる群より選択される]
で示される化合物、又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項2】
R9が、−C1−8アルキル−Hetcy、−(CH2)0−2CH=CH−C1−6アルキル−Hetcy、−C≡C−C1−6アルキル−Hetcy及び−C1−8アルキル−NH−Hetcyからなる群より選択され、そしてR14が、それぞれの出現時に独立して、R10a、−C1−3アルキル−COOR10、−C1−3アルキル−C(O)NR10R11、−C1−3アルキル−SO2−R10a、−C1−3アルキル−O−R10a、−COOR10、−OC(O)−R10a、−C(O)NR10R11、−NR10R11、−OH及びオキソからなる群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R9が、−C1−8アルキル−Hetcyであり、そしてR12が、−OHでモノ又はポリ置換された−C1−8アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
R9が、−C2−3n−アルキル−Hetcyであり、そしてR12が、−OHでモノ又はポリ置換された−C3−8アルキルである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R12が、−(CH2)2−3−C(OH)(CH2OH)2である、請求項3に記載の化合物。
【請求項6】
rが0であり、mが0であり、qが1であり、nが1であり、そしてpが1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
構造式Ia
【化2】
を有する請求項6に記載の化合物及び薬学的に許容されるその塩。
【請求項8】
R9が、−C1−8アルキル−Hetcyであり、そしてR12が、−OHでモノ又はポリ置換された−C1−8アルキルである、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
R9が、−C2−3n−アルキル−Hetcyであり、そしてR12が、−OHでモノ又はポリ置換された−C3−8アルキルである、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
R12が、−(CH2)2−3−C(OH)(CH2OH)2である、請求項8に記載の化合物。
【請求項11】
構造式Ib
【化3】
を有する、請求項7に記載の化合物及び薬学的に許容されるその塩。
【請求項12】
R9が、−C1−8アルキル−Hetcyであり、そしてR12が、−OHでモノ又はポリ置換された−C1−8アルキルである、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
R9が、−C2−3n−アルキル−Hetcyであり、そしてR12が、−OHでモノ又はポリ置換された−C3−8アルキルである、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
R12が、−(CH2)2−3−C(OH)(CH2OH)2である、請求項12に記載の化合物。
【請求項15】
(3R,4S)−4−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−{4−[3−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−4−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−4−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−{4−[3−(1,3−チアゾール−2−イルアミノ)プロピル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−{4−[2,3,4,5−テトラヒドロキシ−4−(ヒドロキシメチル)ペンチル]フェニル}−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−{4−[1,2,3,4−テトラヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−4−{4−[4,5−ジヒドロキシ−4−(ヒドロキシメチル)ペンチル]フェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−{4−[3,4,5,6−テトラヒドロキシ−3,5−ビス(ヒドロキシメチル)ヘキシル]フェニル}−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−{4−[3,4,5,6−テトラヒドロキシ−3,5−ビス(ヒドロキシメチル)ヘキシル]フェニル}−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
2−[2−(4−{(2S,3R)−2−{5−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]−2−ヒドロキシフェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−1−イル}フェニル)エチル]−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
(3R,4S)−4−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]−2−ヒドロキシフェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−4−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−3−[3−(4−フルオロフェニル)−3−オキソプロピル]−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
3−[2−(4−{(2S,3R)−2−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−1−イル}フェニル)エチル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−カルボキサミド;
3−[2−(4−{(2S,3R)−2−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−1−イル}フェニル)エチル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−カルボニトリル;
(3R,4S)−4−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−(4−{2−[5−(ヒドロキシメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]エチル}フェニル)アゼチジン−2−オン;
からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物及び薬学的に許容されるその塩。
【請求項16】
次の構造式:
【化4】
【化5−1】
【化5−2】
【化5−3】
【化5−4】
から成る群より選択される、請求項1に記載の化合物及び薬学的に許容されるその塩。
【請求項17】
治療上有効な量の請求項1に記載の化合物を、血漿LDL−コレステロールレベルの低下治療が必要な患者に投与することを含む、血漿LDL−コレステロールレベルを低下させる方法。
【請求項18】
治療に有効な量の請求項1に記載の化合物を、脂質修飾剤、抗糖尿病剤及び抗肥満剤から選択される少なくとも1つの追加の活性薬剤の治療に有効な量と組み合わせて、治療が必要な患者に投与することを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
予防に有効な量の請求項1に記載の化合物を、アテローム硬化性疾患の危険にさらされている患者に投与することを含む、アテローム硬化性疾患事象を有する危険を低減する方法。
【請求項20】
請求項1に記載の化合物及び薬学的に許容される担体を含み、場合により脂質修飾剤、抗糖尿病剤及び抗肥満剤から選択される少なくとも1つの追加の活性薬剤を含む薬学的組成物。
【請求項1】
構造式I:
【化1】
[式中、
Ar1は、アリール及びR4置換アリールからなる群より選択され;
X、Y及びZは、独立して、−CH2−、−CH(C1−6アルキル)−及び−C(C1−6アルキル)2−からなる群より選択され;
Rは、−OR6、−O(CO)R6、−O(CO)OR8、−O(CO)NR6R7、単糖残基、二糖残基、三糖残基及び四糖残基からなる群より選択され;
R1は、−H、−C1−6アルキル及びアリールからなる群より選択されるか、又はR及びR1が一緒になってオキソであり;
R2は、−OR6、−O(CO)R6、−O(CO)OR8及び−O(CO)NR6R7からなる群より選択され;
R3は、−H、−C1−6アルキル及びアリールからなる群より選択されるか、又はR2及びR3が一緒になってオキソであり;
q及びrは、それぞれ独立して、0及び1から選択される整数であり、ただしq及びrの少なくとも1つは1であり;
m、n及びpは、それぞれ独立して、0、1、2、3及び4から選択される整数であり、ただしm、n、p、q及びrの合計は、1、2、3、4、5又は6であり;
tは0、1及び2から選択される整数であり;
R4は、それぞれの出現時に独立して、−OR5、−O(CO)R5、−O(CO)OR8、−O−C1−5アルキル−OR5、−O(CO)NR5R6、−NR5R6、−NR5(CO)R6、−NR5(CO)OR8、−NR5(CO)NR6R7、−NR5SO2R8、−COOR5、−CONR5R6、−COR5、−SO2NR5R6、−S(O)tR8、−O−C1−10アルキル−COOR5、−O−C1−10アルキル−CONR5R6及びフルオロからなる群より選択される1〜5個の置換基であり;
R5、R6及びR7は、それぞれの出現時に独立して、−H、−C1−6アルキル、アリール及びアリール置換C1−6アルキルからなる群より選択され;
R8は、−C1−6アルキル、アリール及びアリール置換C1−6アルキルからなる群より選択され;
R9は、−C1−8アルキル−Hetcy、−(CH2)0−2CH=CH−C0−6アルキル−Hetcy、−C≡C−C0−6アルキル−Hetcy及び−C1−8アルキル−NH−Hetcyからなる群より選択され;
Hetcyは、以下からなる群より選択され:
(a)1〜4個のN、0〜1個のS、及び0〜1個のOから選択される1〜4個のヘテロ原子を含む5員の芳香族又は部分不飽和複素環であって、ここで該複素環は、R14でモノ又はジ置換されていてもよく;
(b)1〜3個のNヘテロ原子を含む6員の芳香族複素環であって、ここで該複素環は、R14でモノ又はジ置換されていてもよく;そして
(c)1〜3個のN、0〜1個のO、及び0〜1個のS(O)tから選択される1〜3個のヘテロ原子を含む6員の飽和複素環であって、ここで該複素環は、R14でモノ又はジ置換されていてもよく;
R10aは、−OH、フェニル及び1〜3個のフルオロからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい−C1−3アルキルであり;
R10は、−H、並びに−OH、フェニル及び1〜3個のフルオロからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい−C1−3アルキルからなる群より選択され;
R11は、−H、並びに−OH、フェニル及び1〜3個のフルオロからなる群より選択される1個以上の置換基で置換されていてもよい−C1−3アルキルからなる群より選択され;
R12は、−OHでモノ又はポリ置換された−C1−15アルキル、−OHでモノ又はポリ置換された−C2−15アルケニル、−OHでモノ又はポリ置換された−C2−15アルキニル、及び−C1−3アルキル−C3−6シクロアルキルからなる群より選択され、ここで該シクロアルキル環の各炭素は、−OHで置換されていてもよく;
R13は、−H及び−OHからなる群より選択され;そして
R14は、それぞれの出現時に独立して、R10a、−C1−3アルキル−COOR10、−C1−3アルキル−C(O)NR10R11、−C1−3アルキル−SO2−R10a、−C1−3アルキル−O−R10a、−COOR10、−OC(O)−R10a、−C(O)NR10R11、−NR10R11、−CN、−OH及びオキソからなる群より選択される]
で示される化合物、又は薬学的に許容されるその塩。
【請求項2】
R9が、−C1−8アルキル−Hetcy、−(CH2)0−2CH=CH−C1−6アルキル−Hetcy、−C≡C−C1−6アルキル−Hetcy及び−C1−8アルキル−NH−Hetcyからなる群より選択され、そしてR14が、それぞれの出現時に独立して、R10a、−C1−3アルキル−COOR10、−C1−3アルキル−C(O)NR10R11、−C1−3アルキル−SO2−R10a、−C1−3アルキル−O−R10a、−COOR10、−OC(O)−R10a、−C(O)NR10R11、−NR10R11、−OH及びオキソからなる群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R9が、−C1−8アルキル−Hetcyであり、そしてR12が、−OHでモノ又はポリ置換された−C1−8アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
R9が、−C2−3n−アルキル−Hetcyであり、そしてR12が、−OHでモノ又はポリ置換された−C3−8アルキルである、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R12が、−(CH2)2−3−C(OH)(CH2OH)2である、請求項3に記載の化合物。
【請求項6】
rが0であり、mが0であり、qが1であり、nが1であり、そしてpが1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
構造式Ia
【化2】
を有する請求項6に記載の化合物及び薬学的に許容されるその塩。
【請求項8】
R9が、−C1−8アルキル−Hetcyであり、そしてR12が、−OHでモノ又はポリ置換された−C1−8アルキルである、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
R9が、−C2−3n−アルキル−Hetcyであり、そしてR12が、−OHでモノ又はポリ置換された−C3−8アルキルである、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
R12が、−(CH2)2−3−C(OH)(CH2OH)2である、請求項8に記載の化合物。
【請求項11】
構造式Ib
【化3】
を有する、請求項7に記載の化合物及び薬学的に許容されるその塩。
【請求項12】
R9が、−C1−8アルキル−Hetcyであり、そしてR12が、−OHでモノ又はポリ置換された−C1−8アルキルである、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
R9が、−C2−3n−アルキル−Hetcyであり、そしてR12が、−OHでモノ又はポリ置換された−C3−8アルキルである、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
R12が、−(CH2)2−3−C(OH)(CH2OH)2である、請求項12に記載の化合物。
【請求項15】
(3R,4S)−4−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−{4−[3−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−4−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−5−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−4−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−{4−[3−(1,3−チアゾール−2−イルアミノ)プロピル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−{4−[2,3,4,5−テトラヒドロキシ−4−(ヒドロキシメチル)ペンチル]フェニル}−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−{4−[1,2,3,4−テトラヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−4−{4−[4,5−ジヒドロキシ−4−(ヒドロキシメチル)ペンチル]フェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−{4−[3,4,5,6−テトラヒドロキシ−3,5−ビス(ヒドロキシメチル)ヘキシル]フェニル}−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−{4−[3,4,5,6−テトラヒドロキシ−3,5−ビス(ヒドロキシメチル)ヘキシル]フェニル}−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
2−[2−(4−{(2S,3R)−2−{5−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]−2−ヒドロキシフェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−1−イル}フェニル)エチル]−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
(3R,4S)−4−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]−2−ヒドロキシフェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
(3R,4S)−4−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−3−[3−(4−フルオロフェニル)−3−オキソプロピル]−1−{4−[2−(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)エチル]フェニル}アゼチジン−2−オン;
3−[2−(4−{(2S,3R)−2−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−1−イル}フェニル)エチル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−カルボキサミド;
3−[2−(4−{(2S,3R)−2−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−1−イル}フェニル)エチル]−1H−1,2,4−トリアゾール−5−カルボニトリル;
(3R,4S)−4−{4−[3,4−ジヒドロキシ−3−(ヒドロキシメチル)ブチル]フェニル}−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−(4−{2−[5−(ヒドロキシメチル)−1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]エチル}フェニル)アゼチジン−2−オン;
からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物及び薬学的に許容されるその塩。
【請求項16】
次の構造式:
【化4】
【化5−1】
【化5−2】
【化5−3】
【化5−4】
から成る群より選択される、請求項1に記載の化合物及び薬学的に許容されるその塩。
【請求項17】
治療上有効な量の請求項1に記載の化合物を、血漿LDL−コレステロールレベルの低下治療が必要な患者に投与することを含む、血漿LDL−コレステロールレベルを低下させる方法。
【請求項18】
治療に有効な量の請求項1に記載の化合物を、脂質修飾剤、抗糖尿病剤及び抗肥満剤から選択される少なくとも1つの追加の活性薬剤の治療に有効な量と組み合わせて、治療が必要な患者に投与することを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
予防に有効な量の請求項1に記載の化合物を、アテローム硬化性疾患の危険にさらされている患者に投与することを含む、アテローム硬化性疾患事象を有する危険を低減する方法。
【請求項20】
請求項1に記載の化合物及び薬学的に許容される担体を含み、場合により脂質修飾剤、抗糖尿病剤及び抗肥満剤から選択される少なくとも1つの追加の活性薬剤を含む薬学的組成物。
【公表番号】特表2010−509216(P2010−509216A)
【公表日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−535292(P2009−535292)
【出願日】平成19年10月30日(2007.10.30)
【国際出願番号】PCT/US2007/022895
【国際公開番号】WO2008/057336
【国際公開日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年10月30日(2007.10.30)
【国際出願番号】PCT/US2007/022895
【国際公開番号】WO2008/057336
【国際公開日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【Fターム(参考)】
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