説明

回転部品用無線タグ保持具、無線タグ保持具を備える電子写真感光体及び無線タグ保持具を備えるプロセスカートリッジ

【課題】無線機能付きメモリモジュールを回転する部品に保持するにあたり、部品の回転にかかわらず無線機能付きメモリモジュールの位置を同じとすることを可能とすることである。
【解決手段】無線タグ10を保持する保持具50は、無線タグ10を保持する平坦部である保持部52と、ボス48の外周に回転自在に遊合する穴を有する取付部54と、保持部52から延びる接続部56とから構成される。かかる保持具50は、取付部54の穴を感光体ドラム30のフランジ44のボス48の外周にはめ込むことで、感光体ドラム30と回転可能に取り付けられる。そして、接続部56の他端をカートリッジ筐体22に固定することで、保持具50全体が回転軸40周りに回転することが抑制され、アンテナ70等の交信手段と、無線タグ10の位置関係は、感光体ドラム30の回転にかかわらず一定とすることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線機能付きメモリモジュールである無線タグを保持するため保持具に係り、特に回転軸周りに回転する部品に無線タグを保持するための回転部品用無線タグ保持具と、無線タグ保持具を備える電子写真感光体及び無線タグ保持具を備えるプロセスカートリッジに関する。
【背景技術】
【0002】
電子写真画像形成プロセスを用いる複写機等の電子写真画像形成装置においては、一様に帯電させた感光体ドラムと呼ばれる電子写真感光体に選択的な露光をして静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーで顕像化するとともに、このトナー像を記録媒体に転写して画像記録を行う。このような装置にあっては長期間使用すると電子写真感光体が削れること等の消耗が起こる。この交換を容易にするため、電子写真感光体をカートリッジ化し、あるいはその周辺の帯電装置、現像装置、クリーニング装置等も含めてプロセスカートリッジとすることが行われる。
【0003】
これらのカートリッジが消耗され、やがて交換時期になると消費者等により取外され、、新しい電子写真感光体のカートリッジに交換される。このように交換可能な消耗部品には、その消耗部品の履歴等をトレースするために、無線交信可能なメモリモジュールが取り付けられることがある。例えば、このメモリモジュールに、その電子写真感光体の仕様等を記憶させておけば、カートリッジの交換の際に、複写機の仕様に合うものかどうかが判別でき、複写機の性能を保証できる。また、交換後に回収・リサイクルを行うときも、その電子写真感光体カートリッジの仕様等が読み出せるので、正しく回収・リサイクルを行うことができる。また、消費者の使用状況を記憶するようにすれば、それを読み出すことで故障解析等を容易に行うことができ、また消費者の消費動向等のデータを収集できるので、サービス向上に役立てることができる。
【0004】
このような無線機能付きメモリモジュールとしては、アンテナと無線インタフェースと書き換え可能な半導体メモリ等を組合せた回路モジュールを用いることができる。例えば、アンテナ付きRFID(Radio Frequency Identity)チップ、あるいは非接触ICチップ、あるいは無線タグ(TAG)等と呼ばれるものを用いることができる。
【0005】
特許文献1には、電子写真画像形成装置の本体が有する本体交信手段と非接触で交信を行うアンテナ部と、電子写真感光体を管理するための管理情報を記憶するとともに本体交信手段と交信するようアンテナ部を制御する制御部とを備えた記憶素子を、電子写真感光体の端面に取り付けられたフランジ部に設置することが開示されている。
【0006】
【特許文献1】特開2001−117309号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1における電子写真感光体は、ドラム状で、回転により電子写真画像の形成や転写を行う。このような回転体にそのまま無線機能付きメモリモジュールを取り付けると、回転体が回転中はその回転に伴いメモリモジュールの位置が変化し、対向して配置される本体側のアンテナ等の交信手段との相対位置が変動し、データ交信が十分に行われないことがある。また、回転体が停止しているときに無線交信をしようとしても、回転体の停止位置がばらつくと交信が不十分となるため、位置決めを行う機構等を要する。特許文献1では、電子写真感光体の端面に取り付けられたフランジ部に無線機能付きメモリモジュールを設置するので、これらの問題が生ずる。
【0008】
本発明の目的は、無線機能付きメモリモジュールを回転する部品に保持するにあたり、部品の回転にかかわらず無線機能付きメモリモジュールの位置を同じとすることを可能とする回転部品用無線タグ保持具、無線タグ保持具を備える電子写真感光体及び無線タグ保持具を備えるプロセスカートリッジを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る回転部品用無線タグ保持具は、回転軸周りに回転する部品に取り付けられて無線タグを保持する保持具であって、前記無線タグを保持する保持部と、前記保持部に接続され、前記部品の回転軸の端面に前記部品に対して回転自在に取り付けられる取付部と、一端が前記保持部又は取付部に接続され、他端が外部と接続されて前記保持部の前記回転軸周りの回転を抑止する接続部と、を備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る回転部品用無線タグ保持具において、前記部品は、ドラム状の形状を有し、ドラム状の中心軸を回転軸として前記回転軸の端面に前記回転軸に同軸のフランジを有する電子写真感光体であって、前記取付部は、前記フランジに回転自在に取り付けられることが好ましい。
【0011】
また、本発明に係る回転部品用無線タグ保持具において、前記電子写真感光体は、カートリッジ筐体に回転自在に支持されて収納され、前記接続部の前記他端は、前記カートリッジ筐体に固定されることが好ましい。
【0012】
また、本発明に係る無線タグ保持具を備える電子写真感光体は、ドラム状の形状を有し、ドラム状の中心軸を回転軸として回転可能な電子写真感光体であって、前記回転軸の端面に無線タグ保持具を備え、前記無線タグ保持具は、前記無線タグを保持する保持部と、前記保持部に接続され、前記回転軸の端面に回転自在に取り付けられる取付部と、一端が前記保持部又は取付部に接続され、他端が外部と接続されて前記保持部の前記回転軸周りの回転を抑止する接続部と、を有することを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る無線タグ保持具を備えるプロセスカートリッジは、ドラム状の形状を有し、ドラム状の中心軸を回転軸として回転可能な電子写真感光体と、前記電子写真感光体を回転支持するカートリッジ筐体とを含むプロセスカートリッジであって、前記電子写真感光体の回転軸の端面に無線タグ保持具を備え、前記無線タグ保持具は、前記無線タグを保持する保持部と、前記保持部に接続され、前記回転軸の端面に回転自在に取り付けられる取付部と、一端が前記保持部又は取付部に接続され、他端が前記カートリッジ筐体と接続されて前記保持部の前記回転軸周りの回転を抑止する接続部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
上記構成により、無線タグの保持具、すなわち無線機能付きメモリモジュールの保持具は、保持部と取付部と接続部から構成され、取付部は、回転する部品の回転軸の端面に回転自在に取り付けられ、一方接続部は外部に接続されて動かない。したがって、部品が回転軸周りに回転しても、保持具は取付部のところで部品とすべり等を生ずるが、外部との関係では回転しない。したがって部品の回転にかかわらず無線機能付きメモリモジュールの外部に対する位置を同じとすることができ、外部に固定して設けられるアンテナ等との交信を安定して行うことができる。
【0015】
また、ドラム状の電子写真感光体に無線機能付きメモリモジュールを取り付けるときは、上記の保持具をドラム状の中心軸である回転軸の端面に取り付ければよい。こうすることで電子写真感光体の回転にかかわらず無線機能付きメモリモジュールの外部に対する位置を同じとすることができ、外部に固定して設けられるアンテナ等との交信を安定して行うことができる。
【0016】
また、電子写真感光体を回転支持して収納するプロセスカートリッジにおいて、ドラム状の電子写真感光体に無線機能付きメモリモジュールを取り付けるときは、上記の保持具をドラム状の中心軸である回転軸の端面に取り付け、接続部の他端をカートリッジ筐体に固定すればよい。こうすることで電子写真感光体の回転にかかわらず無線機能付きメモリモジュールの外部に対する位置を同じとすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態に付き詳細に説明する。以下において、本発明に係る無線機能付きメモリモジュールの保持具が適用される部品として、複写機におけるプロセスカートリッジの中の感光体ドラムを取り上げるが、感光体ドラム単体に適用されるものとしてもよい。また、感光体ドラム以外であっても、回転軸周りに回転する部品であれば、その回転部品に保持具が取り付けられるものとすることができる。また、プロセスカートリッジは、感光体ドラムの他、帯電ローラ、現像手段、クリーニング手段を含むものとして説明するが、感光体ドラムを含んでいればよく、これらをすべて含まなくてもよい。また、これら以外の要素、例えば電源等を含んでもよい。
【0018】
また、以下では、無線機能付きメモリモジュールとして無線タグを用いる場合について説明する。市場において無線タグと呼ばれるものは様々なものがあるが、以下において無線タグの語は、アンテナと無線インタフェースと電気的に書き換え可能なメモリデバイスを含み、外部と無線交信により、メモリデバイスのデータを読み書きできるものを広くさすものとする。
【0019】
図1は、プロセスカートリッジ20の構成要素を示す断面図である。プロセスカートリッジ20は、電子写真複写機等に交換可能に組み込まれるもので、カートリッジ筐体22の内部に電子写真画像形成を行う各要素が収納される。カートリッジ筐体22の一部には露光部24が設けられ、内部には、感光層を有する感光体ドラム30と、感光体ドラム30の表面を帯電させる帯電ローラ32と、露光部24からの光像によって感光体ドラム30上に形成される静電潜像を現像して可視像化したトナー像とする現像手段34と、トナー像を転写ローラ等で記録媒体に転写した後感光体ドラムに残留するトナーを除去するクリーニング手段36とが収納される。
【0020】
感光体ドラム30は、帯電−露光−現像−転写−クリーニング等の電子写真画像形成工程を効率的に繰り返し行えるよう、回転軸40の周りに回転する。この感光体ドラム30の回転軸40の端面に無線タグ10が保持具を用いて保持される。
【0021】
図2は、感光体ドラム30を示す図である。感光体ドラム30は、外径が例えば30〜40mmのアルミニウム製のシリンダの上に有機感光体が塗布されたものである。シリンダの長手方向両端面にはポリアセタール等の潤滑性のよい樹脂でできたフランジ42,44がはめ込まれる。フランジ42,44の中心部には、図示されていないが金属製の軸が感光体ドラム30の回転中心軸として貫通するための開口46が設けられる。
【0022】
無線タグ10を保持する保持具50は、この一方側のフランジ44に取り付けられる。感光体ドラム30は、帯電、現像等の過程で交流電圧が印加され、これによるノイズが無線タグ10の無線交信に影響を与えることがあるので、無線タグ10が保持される側のフランジ44は、帯電、現像等と接続される部位から遠い側のフランジであることが好ましい。
【0023】
図3は、無線タグ10の平面図及び側面図である。無線タグ10は、概略矩形形状の電子部品搭載回路モジュールであり、回路基板12の上に無線タグIC14が配置され、これに接続されるアンテナを構成する周回配線16がパターンとして形成され、ぜんたいとして、適当な樹脂ポッティングあるいは樹脂封止が施される。必要があれば他の電子部品18も配置され接続される。寸法の一例を述べると、回路基板12は厚みが約0.4mmで、約15〜22mm角の形状を有する。無線タグIC14は、厚みが約0.9mmで、その大きさは縦横ともそれぞれ数mm程度である。アンテナを構成する周回配線は、例えば4ターン程度巻回される。なお、これらの数値は、あくまで説明のための一例に過ぎず、これ以外のものであってもよい。
【0024】
図4は、感光体ドラム30の端面部分の拡大図である。また、図5は、感光体ドラム30をプロセスカートリッジ20のカートリッジ筐体22に回転自在に支持されている状態の断面図である。感光体ドラム30の端面のフランジ44は、外周部のつば部と、中心部の開口46を取り巻くボス48を有する。無線タグ10を保持する保持具50は、無線タグ10を保持する平坦部である保持部52と、ボス48の外周に回転自在に遊合する穴を有する取付部54と、保持部52から延びる接続部56とから構成される。かかる保持具50は、樹脂材料あるいは金属材料を成形加工して得ることができる。
【0025】
保持部52は、無線タグ10を搭載できる広さの平坦部を有し、その平坦部に無線タグ10が、例えば接着材、あるいはネジ止め等でしっかり固定される。取付部54はリング状の形状で、内径は上記のようにボス48の外形よりやや大きめに設定される。取付部54の内径部は、すべりのよい材質または表面加工や表面処理を行うことが好ましい。あるいは保持具50全体を潤滑性のよい材質を用いるものとしてもよい。
【0026】
接続部56は、保持部52及び取付部54から外側に突き出る棒状の部分である。その長さは、感光体ドラム30におけるフランジ44のボス48の外周に取付部54の穴を合わせてはめ込むことで保持具50をフランジ44の底面に取り付け、その状態の感光体ドラム30がカートリッジ筐体22に回転可能に支持されたときに、接続部56の先端がカートリッジ筐体22の部分に十分届く程度に設定される。そして、接続部56の突き出た先端は、適当な固定手段によりカートリッジ筐体22に動きが固定される。固定手段は接着でもよくネジ止めでもよく、あるいは動きを拘束する程度の隙間を有する穴に接続部56の先端を挿入することでもよい。
【0027】
このように、保持具50は、リング状の取付部54に、無線タグ10を搭載する保持部52と、カートリッジ筐体22に接続される接続部56とを一体として構成するものである。図2、図4、図5では接続部56の一端は取付部54と接続されているが、保持部52と接続されて保持部52側から外に突き出るものとしてもよい。かかる保持具50は、上記のように、取付部54の穴を感光体ドラム30のフランジ44のボス48の外周にはめ込むことで、感光体ドラム30と回転可能に取り付けられる。そして、接続部56の他端をカートリッジ筐体22に固定することで、無線タグ10が保持される保持部52を含め保持具50全体について回転軸40周りに回転することが抑制される。ここで回転軸40回りに回転することを抑制されるあるいは回転しないとは、感光体ドラム30から見れば相対的に回転するが、外部の絶対座標から見れば回転せず、その位置を変えないことをいう。
【0028】
したがって、図5に示すように、プロセスカートリッジ20に対して固定位置に設けられる無線タグ10に対するアンテナ70等の交信手段と、無線タグ10の位置関係は、感光体ドラム30の回転にかかわらず一定とすることができる。
【0029】
上記では、保持具50は、フランジ44のボス48を利用して感光体ドラム30に回転可能に取り付けられるものとして説明したが、それ以外の方法で保持具50を感光体ドラム30に回転可能に取り付けられるものとしてもよい。例えば、フランジ44の外周側のつばの内周に沿って保持具50を回転自在に取り付けてもよく、可能であればフランジ44の外周側のつばの外周に沿って保持具50を回転自在に取り付けてもよい。また、円周状に支持しなくても、数個の爪部等を用いて回転自在に取り付けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明に係る実施の形態の無線タグ保持具が適用されるプロセスカートリッジについて、その構成要素を示す断面図である。
【図2】本発明に係る実施の形態の無線タグ保持具が適用される感光体ドラムを示す図である。
【図3】無線タグの平面図及び側面図である。
【図4】本発明に係る実施の形態の無線タグ保持具が適用される感光体ドラムの端面部分の拡大図である。
【図5】本発明に係る実施の形態の無線タグ保持具が適用される感光体ドラムがプロセスカートリッジに回転自在に支持されている状態の断面図である。
【符号の説明】
【0031】
10 無線タグ、12 回路基板、16 周回配線、18 電子部品、20 プロセスカートリッジ、22 カートリッジ筐体、24 露光部、30 感光体ドラム、32 帯電ローラ、34 現像手段、36 クリーニング手段、40 回転軸、42,44 フランジ、46 開口、48 ボス、50 保持具、52 保持部、54 取付部、56 接続部、70 アンテナ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転軸周りに回転する部品に取り付けられて無線タグを保持する保持具であって、
前記無線タグを保持する保持部と、
前記保持部に接続され、前記部品の回転軸の端面に前記部品に対して回転自在に取り付けられる取付部と、
一端が前記保持部又は取付部に接続され、他端が外部と接続されて前記保持部の前記回転軸周りの回転を抑止する接続部と、
を備えることを特徴とする回転部品用無線タグ保持具。
【請求項2】
請求項1に記載の保持具において、
前記部品は、ドラム状の形状を有し、ドラム状の中心軸を回転軸として前記回転軸の端面に前記回転軸に同軸のフランジを有する電子写真感光体であって、
前記取付部は、前記フランジに回転自在に取り付けられることを特徴とする回転部品用無線タグ保持具。
【請求項3】
請求項2に記載の保持具において、
前記電子写真感光体は、カートリッジ筐体に回転自在に支持されて収納され、
前記接続部の前記他端は、前記カートリッジ筐体に固定されることを特徴とする回転部品用無線タグ保持具。
【請求項4】
ドラム状の形状を有し、ドラム状の中心軸を回転軸として回転可能な電子写真感光体であって、
前記回転軸の端面に無線タグ保持具を備え、
前記無線タグ保持具は、
前記無線タグを保持する保持部と、
前記保持部に接続され、前記回転軸の端面に回転自在に取り付けられる取付部と、
一端が前記保持部又は取付部に接続され、他端が外部と接続されて前記保持部の前記回転軸周りの回転を抑止する接続部と、
を有することを特徴とする無線タグ保持具を備える電子写真感光体。
【請求項5】
ドラム状の形状を有し、ドラム状の中心軸を回転軸として回転可能な電子写真感光体と、前記電子写真感光体を回転支持するカートリッジ筐体とを含むプロセスカートリッジであって、
前記電子写真感光体の回転軸の端面に無線タグ保持具を備え、
前記無線タグ保持具は、
前記無線タグを保持する保持部と、
前記保持部に接続され、前記回転軸の端面に回転自在に取り付けられる取付部と、
一端が前記保持部又は取付部に接続され、他端が前記カートリッジ筐体と接続されて前記保持部の前記回転軸周りの回転を抑止する接続部と、
を有することを特徴とする無線タグ保持具を備えるプロセスカートリッジ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−11012(P2006−11012A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−187573(P2004−187573)
【出願日】平成16年6月25日(2004.6.25)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】