説明

循環流動層ガス化炉停止時の未反応原料処理方法及び装置

【課題】循環流動層ガス化炉停止時にガス化炉に残留する未反応原料をガス化炉内で容易に燃焼処理できるようにする。
【解決手段】目標O2濃度が保持されるように酸素含有流体24と非燃焼性流体22の混合割合を調節した混合ガス26をガス化炉13に供給して未反応原料Cを燃焼させると共に、ガス化炉13内の流動媒体5の温度とフリーボード11の温度を検出して、流動媒体5の温度とフリーボード11の温度が設定温度を超えないように酸素含有流体24と非燃焼性流体22の混合割合をフィードバック制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は石炭、都市ごみ、産業廃棄物等の可燃物を原料としてガス化する循環流動層ガス化炉において、運転停止時にガス化炉に残る未反応原料を効果的に燃焼処理できるようにした循環流動層ガス化炉停止時の未反応原料処理方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、石炭や廃棄物等の可燃物を原料としてガス化を行うための流動層ガス化炉が開発されており、このような流動層ガス化炉には、燃焼炉の燃焼によって流動媒体を加熱し、加熱した流動媒体をガス化炉に循環させることにより加熱した流動媒体の熱によって原料のガス化を行うようにした循環流動層ガス化炉がある。
【0003】
図2は、循環流動層ガス化炉の一例の概略を示すブロック図であり、循環流動層ガス化炉は、下部から供給される空気2により未反応原料(チャー)を燃焼させて流動媒体を加熱する燃焼炉1と、燃焼炉1の上部から取り出された燃焼ガス3を導入して該燃焼ガス3中に混在する流動媒体5を捕集して排気ガス6を分離するサイクロン補集器4と、サイクロン補集器4で捕集した流動媒体5をダウンカマー7を介して導入し、下部から散気板8を介して導入する水蒸気9により流動層10を形成し、フリーボード11に供給される原料12をガス化するようにしたガス化炉13と、ガス化炉13の流動媒体とガス化されない未反応原料(チャー)とを前記燃焼炉1に供給する供給流路14とを有する。
【0004】
原料12のガス化によってフリーボード11に生成したガス化ガス15は、ガス化炉上部の取出流路16により外部に取り出されて、ガス燃料又は原料ガスとして利用系17に供給されるようになっている。図2中、18は原料供給手段、19は水蒸気供給手段、20はガス化炉13の停止時に、フリーボード11にN2等の不活性ガス21を供給してフリーボード11及び取出流路16を不活性ガスでパージするための不活性ガス供給手段である。
【0005】
従って、図2の循環流動層ガス化炉では、燃焼炉1で加熱した流動媒体5をガス化炉13に循環させた状態において、水蒸気供給手段によりガス化炉13の下部から水蒸気9を供給して流動層10を形成すると共に、原料供給手段18により原料12を供給すると、原料12は水蒸気の存在下流動媒体5の熱によりガス化される。このとき、原料12に含まれる揮発分が先ずガス化され、未反応原料(チャー)はガス化に時間が掛かる。従って、従来ではガス化炉における原料の滞留時間を増加する等の方法により未反応原料のガス化を促進して原料のガス化効率を高めることが研究されている。
【0006】
そして、ガス化炉13のフリーボード11に生じたガス化ガス15は、取出流路16によって利用系17に供給される。
【0007】
上記循環流動層ガス化炉の運転を停止する際には、先ず原料供給手段18を停止してガス化炉13に対する原料12の供給を停止する。その後、時間をおいて燃焼炉1への空気2の供給を停止することにより燃焼を停止し、続いて、時間をおいてガス化炉13への水蒸気9の供給を停止する。燃焼炉1が停止されるとガス化炉13への流動媒体5の循環がなくなる。循環流動層ガス化炉の運転が停止されると、利用系17にガス化ガス15を供給していた取出流路16は遮断されて、取出流路16は図示しないガス処理装置に接続される。
【0008】
次に、停止したガス化炉13の流動層10及びフリーボード11に、N2ガス等の不活性ガス21を供給してガス化炉13の流動層10及びフリーボード11内を不活性ガスでパージする。このとき、パージによるガス及び取出流路16のガスは前記ガス処理装置に導かれる。
【0009】
一方、ガス化炉13の運転を停止した状態では、図3に示すように、散気板8上の流動媒体5には未反応原料Cが残留した状態となっている。
【0010】
従って、上記したように未反応原料Cが内部に残留した状態から再びガス化炉13を起動しようとした場合には、ガス化炉13内で未反応原料Cが燃焼し、ガス化炉13の温度を全体或いは部分的に急激に上昇させる問題があり、このためにガス化炉13を破損する可能性を有していた。
【0011】
こうした問題を回避するために、従来においては、ガス化炉13の再起動前に、ガス化炉13内の流動媒体5を全量取出して新しい流動媒体と交換するか、或いは取出した流動媒体から篩分け等によって未反応原料を分離した後、回収した流動媒体を再利用するようにしていた。
【0012】
流動層ガス化炉において、流動層内に蓄積される大粒径の未燃灰を流動媒体と共に外部に抜き出し、大粒径の未燃灰を粉砕して流動層に戻すことにより、全ての未燃灰を粒径が均一な飛散粉塵として後段の未燃灰燃焼炉又は未燃灰溶融炉で一元化処理するようにしたものがある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】特許第3259831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
しかし、図3及び特許文献1のように、ガス化炉の流動媒体を外部に取り出して篩分けしたり、或いは粉砕機で粉砕して再びガス化炉に戻す構造では、構造が非常に複雑になって余分な手数が掛かると共に、装置が大型化するという問題を有していた。
【0015】
本発明は、上記実情に鑑みてなしたもので、循環流動層ガス化炉停止時の未反応原料をガス化炉内で容易に燃焼処理できるようにした循環流動層ガス化炉停止時の未反応原料処理方法及び装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明は、燃焼炉で加熱した流動媒体を導入して下部から供給する水蒸気により流動層を形成するガス化炉に原料を供給して原料のガス化を行い、ガス化炉のフリーボードに生成したガス化ガスを取出流路により取り出し、ガス化炉内の流動媒体と未反応原料を前記燃焼炉に供給して燃焼する循環流動層ガス化炉の運転停止時に、ガス化炉内に残留する未反応原料を処理するための循環流動層ガス化炉停止時の未反応原料処理方法であって、
目標O2濃度が保持されるように酸素含有流体と非燃焼性流体の混合割合を調節した混合ガスをガス化炉に供給して未反応原料を燃焼させると共に、
前記ガス化炉内の流動媒体の温度とフリーボードの温度を検出して、該流動媒体の温度とフリーボードの温度が設定温度を超えないように前記酸素含有流体と非燃焼性流体の混合割合をフィードバック制御する
ことを特徴とする循環流動層ガス化炉停止時の未反応原料処理方法、に係るものである。
【0017】
本発明は、燃焼炉で加熱した流動媒体を導入して下部から供給する水蒸気により流動層を形成するガス化炉に原料を供給して原料のガス化を行い、ガス化炉のフリーボードに生成したガス化ガスを取出流路により取り出し、ガス化炉内の流動媒体と未反応原料を前記燃焼炉に供給して燃焼する循環流動層ガス化炉の運転の停止時に、ガス化炉に残留する未反応原料を処理するための循環流動層ガス化炉停止時の未反応原料処理装置であって、
酸素含有流体供給手段からの酸素含有流体と非燃焼性流体供給手段からの非燃焼性流体を混合して混合ガスをガス化炉に供給する混合ガス供給流路と、
混合ガスのO2濃度を検出するO2濃度計と、
前記ガス化炉内の流動媒体の温度を検出する流動媒体温度検出器及びフリーボードの温度を検出するフリーボード温度検出器と、
2濃度計の検出O2濃度が目標O2濃度になるように酸素含有流体供給手段と非燃焼性流体供給手段を制御して混合ガスをガス化炉に供給し、流動媒体温度検出器が検出する流動媒体の温度とフリーボード温度検出器が検出するフリーボードの温度が設定温度を超えないように前記酸素含有流体供給手段と非燃焼性流体供給手段をフィードバック制御する制御器と
を有することを特徴とする循環流動層ガス化炉停止時の未反応原料処理装置、に係るものである。
【発明の効果】
【0018】
本発明の循環流動層ガス化炉停止時の未反応原料処理方法及び装置によれば、停止したガス化炉に、目標O2濃度が保持されるように酸素含有流体と非燃焼性流体の混合割合を調節した混合ガスを供給して未反応原料を燃焼すると共に、ガス化炉内の流動媒体の温度とフリーボードの温度を検出して、該流動媒体の温度とフリーボードの温度が設定温度を超えないように前記酸素含有流体と非燃焼性流体の混合割合をフィードバック制御するようにしたので、ガス化炉内の未反応原料を従来のように外部に取り出すことなく、簡単な構成によりガス化炉内において安全に燃焼させることができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の一実施例の概略を示すブロック図である。
【図2】循環流動層ガス化炉の一例を示す概略側面図である。
【図3】従来のガス化炉に残留する未反応原料の処理を説明するためのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0021】
図1は発明の一実施例を示すものであって、図1中、図2及び図3と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。図1に示すように、前記水蒸気9或いは窒素等の非燃焼性流体22を供給する水蒸気供給手段19等の非燃焼性流体供給手段23を備えると共に、酸素O2又は空気からなる酸素含有流体24を供給する酸素含有流体供給手段25を備え、前記非燃焼性流体22と酸素含有流体24とを混合した混合ガス26を前記ガス化炉13に下部から供給するようにした混合ガス供給流路27を設ける。前記非燃焼性流体供給手段23及び酸素含有流体供給手段25は、ポンプ等からなる供給装置であってもよく、或いは、供給装置の下流に設けた流量調整弁であってもよい。
【0022】
上記混合ガス供給流路27には混合ガス26のO2濃度を検出するO2濃度計28が設けてあり、該O2濃度計28で検出した検出O2濃度28aは制御器29に入力されている。
【0023】
更に、前記ガス化炉13には、該ガス化炉13内の流動媒体5の温度を検出する流動媒体温度検出器30を設けると共に、フリーボード11の温度を検出するフリーボード温度検出器31が設けてあり、上記流動媒体温度検出器30及びフリーボード温度検出器31による夫々の検出温度30a,31aを前記制御器29に入力している。
【0024】
前記制御器29は、ガス化炉13に供給する混合ガス26のO2濃度が目標O2濃度になるように非燃焼性流体供給手段23と酸素含有流体供給手段25とに制御信号32,33を送って混合ガス26の混合割合を調節するようにしている。更に、制御器29は、流動媒体温度検出器30が検出した流動媒体5の検出温度30aとフリーボード温度検出器31が検出したフリーボード11の検出温度31aが設定温度を超えないように前記非燃焼性流体供給手段23及び酸素含有流体供給手段25を調整して混合ガス26の混合割合をフィードバック制御するようにしている。
【0025】
次に、上記実施例の作動を説明する。
【0026】
図1の実施例について図2も参照して説明すると、燃焼炉1の燃焼により流動媒体5を加熱してガス化炉13に循環し、非燃焼性流体供給手段23(水蒸気供給手段19)からの非燃焼性流体22(水蒸気9)をガス化炉13に供給して流動層10を形成した状態において、原料供給手段18により原料12をガス化炉13に供給すると、原料12は高温の流動媒体5による加熱と水蒸気9の存在によってガス化され、生成したガス化ガス15は取出流路16により利用系17に供給される。
【0027】
ガス化炉13でガス化されなかった未反応原料(チャー)は供給流路14から燃焼炉1に供給されて燃焼し、これによって循環流動層ガス化炉は運転が継続される。
【0028】
上記運転状態から循環流動層ガス化炉の運転を停止する際は、先ずガス化炉13に対する原料12の供給を停止し、その後燃焼炉1への空気2の供給を停止して燃焼を停止し、続いてガス化炉13への水蒸気9の供給を停止する。この時、燃焼炉1が停止されてガス化炉13への流動媒体5の循環がなくなること、及び水蒸気9が供給されることによってガス化炉13の温度は急速に低下されるようになる。循環流動層ガス化炉の運転が停止されると、利用系17にガス化ガス15を供給していた取出流路16は遮断されて、取出流路16は図示しないガス処理装置に接続される。
【0029】
次に、停止したガス化炉13のフリーボード11に、不活性ガス供給手段20によりN2ガス等の不活性ガスを供給してフリーボード11内を不活性ガスでパージする。このとき、パージによるフリーボード11内のガス及び取出流路16のガスは前記ガス処理装置に導かれる。
【0030】
しかし、ガス化炉13の運転が停止された状態では、散気板8上の流動媒体に未反応原料Cが残存した状態となっている。
【0031】
このため、制御器29は、O2濃度計28からの混合ガス26のO2濃度が前記未反応原料Cを燃焼させるのに好ましい目標O2濃度になるように非燃焼性流体供給手段23と酸素含有流体供給手段25に制御信号32,33を先行的に送る制御を行い、これにより、目標O2濃度に調整された混合ガス26をガス化炉13に供給して、前記未反応原料Cを燃焼させる。この時、目標O2濃度に調整された混合ガス26のために、ガス化炉13内の未反応原料Cはゆっくり燃焼されるようになる。
【0032】
一方、ガス化炉13内の未反応原料Cの状況によっては、流動媒体5内で未反応原料Cが急激に燃焼したり、或いは、フリーボード11内のガスが急激に燃焼する場合が考えられる。
【0033】
このために、制御器29には、流動媒体5の温度を検出する流動媒体温度検出器30からの検出温度30aと、フリーボード11の温度を検出するフリーボード温度検出器31からの検出温度31aが入力されており、よって、制御器29は、流動媒体5の温度及びフリーボード11の温度がガス化炉13の安全性を考慮して設定した設定温度を超えないように、前記非燃焼性流体供給手段23と酸素含有流体供給手段25をフィードバック制御する。
【0034】
上記したように、停止したガス化炉13に、目標O2濃度が保持されるように非燃焼性流体22と酸素含有流体24の混合割合が調整された混合ガス26を供給して、ガス化炉13内の未反応原料Cをゆっくり燃焼させるようにし、一方、ガス化炉13内の流動媒体5の温度とフリーボード11の温度を検出して、ガス化炉13内の温度が設定温度を超えないように前記非燃焼性流体供給手段23と酸素含有流体供給手段25をフィードバック制御することにより、ガス化炉13内で異常な燃焼が起こらないように非燃焼性流体22と酸素含有流体24の混合割合を調整した混合ガス26を供給するようにしたので、ガス化炉内の未反応原料を従来のように外部に取り出すことなく、簡単な構成によりガス化炉13内において未反応原料Cを安全に燃焼させることができる。未反応原料Cの燃焼が終了したことは、流動媒体温度検出器30及びフリーボード温度検出器31からの検出温度30a,31aによって知ることができる。
【0035】
尚、本発明の循環流動層ガス化炉停止時の未反応原料処理方法及び装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0036】
1 燃焼炉
5 流動媒体
9 水蒸気
10 流動層
11 フリーボード
12 原料
13 ガス化炉
14 供給流路
15 ガス化ガス
16 取出流路
22 非燃焼性流体
23 非燃焼性流体供給手段
24 酸素含有流体
25 酸素含有流体供給手段
26 混合ガス
27 混合ガス供給流路
28 O2濃度計
28a O2濃度
29 制御器
30 流動媒体温度検出器
30a 検出温度
31 フリーボード温度検出器
31a 検出温度
32,33 制御信号
C 未反応原料

【特許請求の範囲】
【請求項1】
燃焼炉で加熱した流動媒体を導入して下部から供給する水蒸気により流動層を形成するガス化炉に原料を供給して原料のガス化を行い、ガス化炉のフリーボードに生成したガス化ガスを取出流路により取り出し、ガス化炉内の流動媒体と未反応原料を前記燃焼炉に供給して燃焼する循環流動層ガス化炉の運転停止時に、ガス化炉内に残留する未反応原料を処理するための循環流動層ガス化炉停止時の未反応原料処理方法であって、
目標O2濃度が保持されるように酸素含有流体と非燃焼性流体の混合割合を調節した混合ガスをガス化炉に供給して未反応原料を燃焼させると共に、
前記ガス化炉内の流動媒体の温度とフリーボードの温度を検出して、該流動媒体の温度とフリーボードの温度が設定温度を超えないように前記酸素含有流体と非燃焼性流体の混合割合をフィードバック制御する
ことを特徴とする循環流動層ガス化炉停止時の未反応原料処理方法。
【請求項2】
燃焼炉で加熱した流動媒体を導入して下部から供給する水蒸気により流動層を形成するガス化炉に原料を供給して原料のガス化を行い、ガス化炉のフリーボードに生成したガス化ガスを取出流路により取り出し、ガス化炉内の流動媒体と未反応原料を前記燃焼炉に供給して燃焼する循環流動層ガス化炉の運転の停止時に、ガス化炉に残留する未反応原料を処理するための循環流動層ガス化炉停止時の未反応原料処理装置であって、
酸素含有流体供給手段からの酸素含有流体と非燃焼性流体供給手段からの非燃焼性流体を混合して混合ガスをガス化炉に供給する混合ガス供給流路と、
混合ガスのO2濃度を検出するO2濃度計と、
前記ガス化炉内の流動媒体の温度を検出する流動媒体温度検出器及びフリーボードの温度を検出するフリーボード温度検出器と、
2濃度計の検出O2濃度が目標O2濃度になるように酸素含有流体供給手段と非燃焼性流体供給手段を制御して混合ガスをガス化炉に供給し、流動媒体温度検出器が検出する流動媒体の温度とフリーボード温度検出器が検出するフリーボードの温度が設定温度を超えないように前記酸素含有流体供給手段と非燃焼性流体供給手段をフィードバック制御する制御器と
を有することを特徴とする循環流動層ガス化炉停止時の未反応原料処理装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2011−84590(P2011−84590A)
【公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−235893(P2009−235893)
【出願日】平成21年10月13日(2009.10.13)
【出願人】(000000099)株式会社IHI (5,014)
【Fターム(参考)】