説明

新規ピラゾール誘導体

本発明は、式(I)[式中、式(II)、R、R、R、R、X及びYは、明細書及び請求項に定義したとおりである]で示される新規なピラゾール誘導体、ならびにその生理学的に許容し得る塩に関する。これらの化合物は、CCR−2受容体及び/又はCCR−5受容体のアンタゴニストであり、医薬として使用できる。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化124】


[式中、
【化125】


は、ヘテロシクリルであり、該ヘテロシクリルは、4〜8個の環原子を有する非芳香族単環式基であり、ここで、1又は2個の環原子は窒素原子であり、残りの環原子は炭素原子であり;ただし、
【化126】


が第二の環窒素原子を含む場合には、該環窒素原子は、別のヘテロ原子及びカルボニル基のいずれにも直接結合しておらず;
Xは、
【化127】


であり;
Yは、フェニル又はヘテロアリールであり、該フェニル又はヘテロアリールは、6個の環原子を有する芳香族単環式基であり、ここで、1又は2個の環原子は窒素原子であり、残りの環原子は炭素原子であり、そして該フェニル及び該ヘテロアリールは、C1−8アルキル、ハロC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、ハロゲン、シアノ、場合により置換されているフェニル、場合により置換されているヘテロアリール、場合により置換されているC3−7シクロアルキル、場合により置換されているヘテロシクリル、C1−6アルキルビニル、ハロC1−6アルキルビニル、場合により置換されているC3−7シクロアルキルビニル、場合により置換されているヘテロシクリルビニル、場合により置換されているフェニルビニル、場合により置換されているヘテロアリールビニル、C1−6アルキルエチニル、ハロC1−6アルキルエチニル、場合により置換されているC3−7シクロアルキルエチニル、場合により置換されているヘテロシクリルエチニル、場合により置換されているフェニルエチニル、場合により置換されているヘテロアリールエチニル、C1−6アルキルカルボニルアミノ、ハロC1−6アルキルカルボニルアミノ、場合により置換されているC3−7シクロアルキルカルボニルアミノ、場合により置換されているヘテロシクリルカルボニルアミノ、場合により置換されているフェニルカルボニルアミノ及び場合により置換されているヘテロアリールカルボニルアミノからなる群より独立に選択される1、2又は3個の置換基により置換されており;
、R、R及びRは、環炭素原子に結合している場合には、独立に水素、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヘテロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ヒドロキシC2−6アルケニル、ヒドロキシC2−6アルキニル、C1−6アルコキシC2−6アルケニル、C1−6アルコキシC2−6アルキニル、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、ヘテロアルコキシ、ハロゲン、場合により置換されているフェニル、場合により置換されているC3−7シクロアルキル、場合により置換されているC3−7シクロアルキルC1−6アルキル、場合により置換されているヘテロアリール、場合により置換されているフェニル−C1−6アルキル、場合により置換されているヘテロアリール−C1−6アルキル、場合により置換されているヘテロシクリル−C1−6アルキル、ニトロ、カルボキシ、ホルミル、アシル、C1−6アルコキシカルボニル、カルバモイル、モノ−又はジ−C1−6アルキルにより置換されているアミノカルボニル、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、又は場合によりC1−6アルキル、アシル、ヘテロアルキル、場合により置換されているC3−7シクロアルキル及び場合により置換されているヘテロシクリルからなる群より独立に選択される1又は2個の置換基により置換されているアミノ、あるいは場合により置換されているヘテロシクリルであり、ここで、該ヘテロシクリルの環炭素原子の1つは、C3−7シクロアルキル又はヘテロシクリルである別の環の環炭素原子であり得、該別の環の1又は2つの環炭素原子は場合によりカルボニル基により置き換えられており;そして
、R、R及びRの2つが、同一の環炭素原子に結合している場合には、それらは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、C3−7シクロアルキル環又はヘテロシクリル環を形成し;
環窒素原子に結合している場合には、R、R、R及びRは、独立に水素、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヘテロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ヒドロキシC2−6アルケニル、ヒドロキシC2−6アルキニル、C1−6アルコキシC2−6アルケニル、C1−6アルコキシC2−6アルキニル、場合により置換されているC3−7シクロアルキル又は場合により置換されているC3−7シクロアルキルC1−6アルキル、場合により置換されているヘテロシクリル又は場合により置換されているヘテロシクリル−C1−6アルキルであり;
は、水素、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、トリメチルシラニルC1−6アルキル、ヘテロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ヒドロキシC2−6アルケニル、ヒドロキシC2−6アルキニル、C1−6アルコキシC2−6アルケニル、C1−6アルコキシC2−6アルキニル、トリメチルシラニルC2−6アルケニル、トリメチルシラニルC2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、ヘテロアルコキシ、場合により置換されているC3−7シクロアルキル、場合により置換されているC3−7シクロアルキルC1−6アルキル、ハロゲン、シアノ、場合により置換されているフェニル、場合により置換されているヘテロアリール、場合により置換されているヘテロシクリル又は場合により置換されているフェニル−メトキシ−C1−6アルキルであり;
は、水素、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヘテロアルキル、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキルC1−6アルキル、ヘテロアリール、場合により置換されているヘテロアリール又はC1−6アルキルカルボニルアミノC1−6アルキルであるが、ただし、
Yが、モノ−又はジ−フルオロ置換されているフェニル、モノ−又はジ−メチル置換されているフェニル、モノ−クロロ置換されているフェニル、モノ−メトキシ置換されているフェニル、モノ−フェニル置換されているフェニル、モノ−クロロ−モノ−メチル置換されているフェニル、モノ−フルオロ−モノ−メトキシ置換されているフェニル及びモノ−クロロ置換されているピリジルである化合物は、除くこととする]
で示される化合物、又はそのプロドラッグもしくは薬学的に許容し得る塩であって;
ここで、他に断りのない限り、
用語「ヘテロシクリル」は、4〜8個の環原子を有する非芳香族単環式基を意味し、ここで、1〜3個の環原子は、N、O及びS(O)n(ここで、nは、0〜2の整数である)から独立に選択されるヘテロ原子であり、残りの環原子はCであり、そしてヘテロシクリルの環炭素原子の1又は2つは、場合によりカルボニル基により置き換えられており;
用語「ヘテロシクリル環」は、4〜7個の環原子を有する非芳香族単環式環を意味し、ここで、1〜3個の環原子は、N、O及びS(O)n(ここで、nは、0〜2の整数である)から独立に選択されるヘテロ原子であり、残りの環原子はCであり、そしてヘテロシクリルの環炭素原子の1又は2つは、場合によりカルボニル基により置き換えられており;
用語「ヘテロアリール」は、5〜10個の環原子を有する芳香族単環−又は二環式基を意味し、N、O及びSから独立に選択される1〜3個の環へテロ原子を有し、残りの環原子はCであり;
用語「場合により置換されているC3−7シクロアルキル」は、場合によりC1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヘテロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ヒドロキシC2−6アルケニル、ヒドロキシC2−6アルキニル、C1−6アルコキシC2−6アルケニル、C1−6アルコキシC2−6アルキニル、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、ヘテロアルコキシ、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキルC1−6アルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ−又はジ−C1−6アルキル置換されているアミノ、カルボキシ、ホルミル、アシル、C1−6アルコキシカルボニル、カルバモイル、モノ−又はジ−C1−6アルキル置換されているアミノカルボニル、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルフィニル及びC1−6アルキルスルホニルからなる群より独立に選択される1〜3個の置換基により置換されている、C3−7シクロアルキルを意味し;
用語「場合により置換されているフェニル」は、場合によりC1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヘテロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ヒドロキシC2−6アルケニル、ヒドロキシC2−6アルキニル、C1−6アルコキシC2−6アルケニル、C1−6アルコキシC2−6アルキニル、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、ヘテロアルコキシ、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキルC1−6アルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ−又はジ−C1−6アルキル置換されているアミノ、カルボキシ、ホルミル、アシル、C1−6アルコキシカルボニル、カルバモイル、モノ−又はジ−C1−6アルキル置換されているアミノカルボニル、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルフィニル及びC1−6アルキルスルホニルからなる群より独立に選択される1〜3個の置換基により置換されている、フェニルを意味し;
用語「場合により置換されているヘテロシクリル」は、場合によりC1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヘテロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ヒドロキシC2−6アルケニル、ヒドロキシC2−6アルキニル、C1−6アルコキシC2−6アルケニル、C1−6アルコキシC2−6アルキニル、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、ヘテロアルコキシ、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキルC1−6アルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ−又はジ−C1−6アルキル置換されているアミノ、カルボキシ、ホルミル、アシル、C1−6アルコキシカルボニル、カルバモイル、C1−6アルキルカルボニルアミノ、モノ−又はジ−C1−6アルキル置換されているアミノカルボニル、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルフィニル及びC1−6アルキルスルホニルからなる群より独立に選択される1〜3個の置換基により置換されている、ヘテロシクリルを意味し;
用語「場合により置換されているヘテロアリール」は、場合によりC1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヘテロアルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、ヒドロキシC2−6アルケニル、ヒドロキシC2−6アルキニル、C1−6アルコキシC2−6アルケニル、C1−6アルコキシC2−6アルキニル、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、ヘテロアルコキシ、C3−7シクロアルキル、C3−7シクロアルキルC1−6アルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ−又はジ−C1−6アルキル置換されているアミノ、カルボキシ、ホルミル、アシル、C1−6アルコキシカルボニル、カルバモイル、モノ−又はジ−C1−6アルキル置換されているアミノカルボニル、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル及び−NHCO−C1−6アルキルからなる群より独立に選択される1〜3個の置換基により置換されている、ヘテロアリールを意味し;
用語「ヘテロアルキル」は、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、C1−6アルコキシ、ホルミル、アシル、カルボキシル、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、カルバモイル、アミノ及びモノ−もしくはジ−C1−6アルキル置換されているアミノからなる群より独立に選択される1つ以上の置換基により置換されている、C1−6アルキルを意味し;
用語「ヘテロアルコキシ」は、ニトロ、ヒドロキシ、シアノ、C1−6アルコキシ、ホルミル、アシル、カルボキシル、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、カルバモイル、アミノ及びモノ−又はジ−C1−6アルキル置換されているアミノからなる群より独立に選択される1つ以上の置換基により置換されている、C1−6アルコキシを意味し;
用語「アシル」は、R−C(O)−を意味し、ここで、Rは、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、C3−7シクロアルキル又はC3−7シクロアルキルC1−6アルキルである、
化合物、又はそのプロドラッグもしくは薬学的に許容し得る塩。
【請求項2】
【化128】


が、ジアゼパン−1−イル、ピペラジン−1−イル、ピペリジン−1−イル又はピロリジン−1−イルである、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
【化129】


が、ピペリジン−1−イルである、請求項1及び2のいずれか一項記載の化合物。
【請求項4】
、R、R及びRのうち2つが、水素であり、そして
他の2つが、
環炭素原子に結合している場合、独立に水素;ヒドロキシ;C1−6アルキル、ヘテロアルキル、場合により置換されているC3−7シクロアルキル及び場合により置換されているヘテロシクリルからなる群より独立に選択される1又は2つの置換基により場合により置換されているアミノ;又は場合により置換されているヘテロシクリル(ここで、該ヘテロシクリルの環炭素原子の1つは、ヘテロシクリルである別の環の環炭素原子であり得、該別の環の1又は2つの環炭素原子は場合によりカルボニル基により置き換えられている)であり;そして
それらが同じ環炭素原子に結合している場合、それらは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、ヘテロシクリル環を形成でき;そして
環窒素原子に結合している場合、他の2つは独立に水素、C1−6アルキル、ヘテロアルキル、場合により置換されているC3−7シクロアルキル又は場合により置換されているヘテロシクリル−C1−6アルキルである、
請求項1〜3のいずれか一項記載の化合物。
【請求項5】
、R、R及びRのうち3つが、水素であり、他の1つが、環炭素原子及び場合により置換されているヘテロシクリルに結合しており、ここで、該ヘテロシクリルの環炭素原子の1つは、ヘテロシクリルである別の環の環炭素原子であり得、該別の環の1又は2つの環炭素原子は場合によりカルボニル基により置き換えられている、請求項1〜4のいずれか一項記載の化合物。
【請求項6】
、R、R及びRのうち3つが、水素であり、他の1つが、環炭素原子及び場合により置換されているピロリジン−1−イルに結合しており、ここで、該ピロリジン−1−イルの環炭素原子の1つは、ヘテロシクリルである別の環の環炭素原子であり得、該別の環の1又は2つの環炭素原子は場合によりカルボニル基により置き換えられている、請求項1〜5のいずれか一項記載の化合物。
【請求項7】
が、水素、C1−6アルキル、ヘテロアルキル又は場合により置換されているC3−7シクロアルキルである、請求項1〜6のいずれか一項記載の化合物。
【請求項8】
が、C1−6アルキル又は場合により置換されているC3−7シクロアルキルである、請求項1〜7のいずれか一項記載の化合物。
【請求項9】
が、メチル又はシクロプロピルである、請求項1〜8のいずれか一項記載の化合物。
【請求項10】
が、水素、C1−6アルキル、ヘテロアルキル又はC3−7シクロアルキルである、請求項1〜9のいずれか一項記載の化合物。
【請求項11】
が、C1−6アルキルである、請求項1〜10のいずれか一項記載の化合物。
【請求項12】
が、メチルである、請求項1〜11のいずれか一項記載の化合物。
【請求項13】
Xが、
【化130】


である、請求項1〜12のいずれか一項記載の化合物。
【請求項14】
Yが、フェニル、ピリジル又はピリミジニルであって、該フェニル、ピリジル及びピリミジニルが、C1−8アルキル、ハロC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、ハロゲン、場合により置換されているフェニル、場合により置換されているヘテロアリール、場合により置換されているC3−7シクロアルキルビニル、場合により置換されているフェニルビニル、C1−6アルキルエチニル、場合により置換されているフェニルエチニル、ハロC1−6アルキルカルボニルアミノ及び場合により置換されているフェニルカルボニルアミノからなる群より独立に選択される1又は2つの置換基により置換されている、請求項1〜13のいずれか一項記載の化合物。
【請求項15】
Yが、フェニル、ピリジル又はピリミジニルであって、該フェニル、ピリジル及びピリミジニルが、クロロ、ハロC1−6アルキル及びハロC1−6アルコキシからなる群より独立に選択される1又は2つの置換基により置換されている、請求項1〜14のいずれか一項記載の化合物。
【請求項16】
Yが、フェニル、ピリジル又はピリミジニルであって、該フェニル、ピリジル及びピリミジニルが、ハロC1−6アルキル又はハロC1−6アルコキシである1つの置換基により置換されている、請求項1〜15のいずれか一項記載の化合物。
【請求項17】
Yが、フェニル又はピリジルであって、該フェニル及びピリジルが、トリフルオロメチル又はトリフルオロメトキシである1つの置換基により置換されている、請求項1〜16のいずれか一項記載の化合物。
【請求項18】
化合物が、
[3,5−ジメチル−1−(5−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル]−(4−ピロリジン−1−イル−ピペリジン−1−イル)−メタノン、
[5−シクロプロピル−3−メチル−1−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−(4−ピロリジン−1−イル−ピペリジン−1−イル)−メタノン、
[5−シクロプロピル−3−メチル−1−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−(4−ピロリジン−1−イル−ピペリジン−1−イル)−メタノン、
[5−シクロプロピル−3−メチル−1−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−[4−((S)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−ピペリジン−1−イル]−メタノン、
7−{1−[5−シクロプロピル−3−メチル−1−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボニル]−ピペリジン−4−イル}−1,3,7−トリアザ−スピロ[4.4]ノナン−2,4−ジオン、
[5−シクロプロピル−3−メチル−1−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−[4−((R)−3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル)−ピペリジン−1−イル]−メタノン、
N−((R)−1−{1−[5−シクロプロピル−3−メチル−1−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボニル]−ピペリジン−4−イル}−ピロリジン−3−イル)−アセトアミド、
[5−シクロプロピル−3−ピリジン−4−イル−1−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−(4−ピロリジン−1−イル−ピペリジン−1−イル)−メタノン、
[5−シクロプロピル−3−ピリジン−4−イル−1−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−[4−((S)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−ピペリジン−1−イル]−メタノン、
[5−シクロプロピル−3−ピリジン−3−イル−1−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−(4−ピロリジン−1−イル−ピペリジン−1−イル)−メタノン、
[5−シクロプロピル−3−ピリジン−4−イル−1−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−[4−((S)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−ピペリジン−1−イル]−メタノン、
[5−シクロプロピル−3−ピリミジン−5−イル−1−(4−トリフルオロメトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−(4−ピロリジン−1−イル−ピペリジン−1−イル)−メタノン、
[5−シクロプロピル−3−メチル−1−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]−[4−((S)−2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル)−ピペリジン−1−イル]−メタノン、
N−((R)−1−{1−[5−シクロプロピル−3−メチル−1−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボニル]−ピペリジン−4−イル}−ピロリジン−3−イル)−アセトアミド又は
N−((3R,5S)−1−{1−[5−シクロプロピル−3−メチル−1−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−1H−ピラゾール−4−カルボニル]−ピペリジン−4−イル}−5−ヒドロキシメチル−ピロリジン−3−イル)−アセトアミド
である、請求項1記載の化合物。
【請求項19】
式(I):
【化131】


で示される化合物の製造方法であって、式(II):
【化132】


で示される化合物を、式(III):
【化133】


で示される化合物と反応させることを含む方法[式中、
【化134】


、R、R、R、R、X及びYは、請求項1に定義したとおりである]。
【請求項20】
請求項1〜18のいずれか一項記載の化合物、及び薬学的に許容し得る賦形剤を含む医薬組成物。
【請求項21】
治療上活性な物質として使用される、請求項1〜18のいずれか一項記載の化合物。
【請求項22】
CCR2受容体アンタゴニスト又はCCR5受容体アンタゴニストにより処置可能な疾患の処置及び/又は予防のための治療上活性な物質として使用される、請求項1〜18のいずれか一項記載の化合物。
【請求項23】
CCR2受容体アンタゴニスト又はCCR5受容体アンタゴニストにより処置可能な疾患の治療及び/又は予防的処置のための医薬の製造における、請求項1〜18のいずれか一項記載の化合物の使用。
【請求項24】
疾患が、抹消動脈閉塞性疾患、重症虚血肢、不安定動脈硬化プラーク患者、不安定狭心症、うっ血性心不全、左室肥大、虚血再灌流障害、脳卒中、心筋症、再狭窄、関節リウマチ、糖尿病性腎症、過敏性腸疾患、クローン病、多発性硬化症、神経因性疼痛、アテローム血栓症、及び/又は、糖尿病/CLIにおけるやけど/潰瘍、又は喘息である、請求項23記載の使用。
【請求項25】
本明細書に定義される発明、特に新規化合物、中間体、医薬、使用及び方法に関する発明。

【公表番号】特表2010−534631(P2010−534631A)
【公表日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−517367(P2010−517367)
【出願日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際出願番号】PCT/EP2008/059355
【国際公開番号】WO2009/013211
【国際公開日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【出願人】(591003013)エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー (1,754)
【氏名又は名称原語表記】F. HOFFMANN−LA ROCHE AKTIENGESELLSCHAFT
【Fターム(参考)】