説明

炎症及び免疫に関連する用途に用いる化合物

【課題】免疫抑制、又は炎症性疾患、アレルギー性疾患及び自己免疫疾患の治療若しくは予防用の薬剤の提供。特に現在治療できない又はほとんど治療できない疾患若しくは障害に対して有効であり、新しい作用機序であり、経口的に使用可能で、及び/若しくは副作用が少ない薬剤の提供。
【解決手段】本発明は式(I)及び式(VI)の化合物、又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグに関する。R、R、Z、L及びnは本明細書に定義されるとおりである。これらの化合物は、免疫抑制剤として、また炎症性疾患、アレルギー性疾患及び免疫疾患の治療及び防止にとって有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)で表される化合物、
【化1】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグを細胞に投与することからなる、免疫細胞活性化の阻害方法。
(式中、Lは−NRCH−、−CHNR−、−C(O)−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−、−C(S)−、−NR−C(S)−、−C(S)−NR−からなる群から選択されるリンカーであり、Zは低級アルキル、低級ハロアルキル、ハロ、低級アルコキシ、低級アルキルスルファニル、シアノ、ニトロ又は低級ハロアルコキシからなる群から、各々独立に選択され、Rは水素原子、アルキル、−C(O)R又は−C(O)ORから各々独立に選択され、Rは任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは非置換のアルキル基であるか、又は任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、nは0、1又は2である。)
【請求項2】
免疫細胞の活性化が、患者に前記化合物を投与することによって該患者において阻害される、請求項1記載の阻害方法。
【請求項3】
前記化合物が式(II)で表される化合物、
【化2】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項2記載の方法。
【請求項4】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいナフチル、任意に置換されてもよいアントラセニル、任意に置換されてもよいピリジル、任意に置換されてもよいフリル、任意に置換されてもよいチエニル、任意に置換されてもよいピロリル、任意に置換されてもよいオキサゾリル、任意に置換されてもよいイミダゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいチアゾリル、任意に置換されてもよいイソキサゾリル、任意に置換されてもよいピラゾリル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいピリダジニル、任意に置換されてもよいピリミジニル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいトリアジニル、任意に置換されてもよいトリアゾリル、任意に置換されてもよいチアジアゾリル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいキノリニル、任意に置換されてもよいイソキノリニル、任意に置換されてもよいインダゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾフリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジニル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいテトラゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアジアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキジアゾリル、任意に置換されてもよいインドリル、任意に置換されてもよいテトラヒドロインドリル、任意に置換されてもよいアザインドリル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジル、任意に置換されてもよいキナゾリニル、任意に置換されてもよいプリニル、任意に置換されてもよいピロロ[2,3]ピリミジル、任意に置換されてもよいピリドピリミジル、任意に置換されてもよいピラゾロ[3,4]ピリミジル又は任意に置換されてもよいベンゾ(b)チエニル基からなる群から選択される、請求項3記載の方法。
【請求項5】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいテトラゾリル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項4記載の方法。
【請求項6】
が任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基である、請求項3記載の方法。
【請求項7】
が任意に置換されてもよいフェニル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項6記載の方法。
【請求項8】
前記化合物が式(III)で表される化合物
【化3】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項7記載の方法。
(式中、XはCH、CR又はNであり、XはCH、CR又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルスルファニル、ヒドロキシル、ヘテロアリール基、−NH、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ又は−C(O)Rであり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル、−OR、−SR、又は、−NRであり、Rは各々独立にH、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、q及びtは各々独立に0又は1から5までのいずれかの整数である。)
【請求項9】
前記化合物が式(IV)で表される化合物
【化4】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項8記載の方法。
(式中、X及びXは各々独立にCH又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロアルキル又は低級ハロアルコキシル基であり、R10及びR11は各々独立にハロ、シアノ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、テトラゾリル、1−アルキル−テトラゾリル、低級アルキルエステルである、−C(O)NH、フラニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、3−アルキルオキサジアゾリル又はテトラゾリル基である。)
【請求項10】
及びRがフルオロ基である、請求項9記載の方法。
【請求項11】
前記患者がヒトである、請求項2記載の阻害方法。
【請求項12】
式(I)で表される化合物
【化5】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグを細胞に投与することからなる、細胞のサイトカイン産生の阻害方法。
(式中、Lは−NRCH−、−CHNR−、−C(O)−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−、−C(S)−、−NR−C(S)−、−C(S)−NR−からなる群から選択されるリンカーであり、Zは低級アルキル、低級ハロアルキル、ハロ、低級アルコキシ、低級アルキルスルファニル、シアノ、ニトロ又は低級ハロアルコキシからなる群から、各々独立に選択され、Rは水素原子、アルキル、−C(O)R又は−C(O)ORから各々独立に選択され、Rは任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは非置換のアルキル基であるか、又は任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、nは0、1又は2である。)
【請求項13】
前記サイトカイン産生が、患者に前記化合物を投与することによって該患者において阻害される、請求項12記載の阻害方法。
【請求項14】
前記化合物が式(II)で表される化合物
【化6】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項13記載の方法。
【請求項15】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいナフチル、任意に置換されてもよいアントラセニル、任意に置換されてもよいピリジル、任意に置換されてもよいフリル、任意に置換されてもよいチエニル、任意に置換されてもよいピロリル、任意に置換されてもよいオキサゾリル、任意に置換されてもよいイミダゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいチアゾリル、任意に置換されてもよいイソキサゾリル、任意に置換されてもよいピラゾリル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいピリダジニル、任意に置換されてもよいピリミジニル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいトリアジニル、任意に置換されてもよいトリアゾリル、任意に置換されてもよいチアジアゾリル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいキノリニル、任意に置換されてもよいイソキノリニル、任意に置換されてもよいインダゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾフリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジニル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいテトラゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアジアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキジアゾリル、任意に置換されてもよいインドリル、任意に置換されてもよいテトラヒドロインドリル、任意に置換されてもよいアザインドリル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジル、任意に置換されてもよいキナゾリニル、任意に置換されてもよいプリニル、任意に置換されてもよいピロロ[2,3]ピリミジル、任意に置換されてもよいピリドピリミジル、任意に置換されてもよいピラゾロ[3,4]ピリミジル又は任意に置換されてもよいベンゾ(b)チエニル基からなる群から選択される、請求項14記載の方法
【請求項16】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいテトラゾリル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項15記載の方法。
【請求項17】
が任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基である、請求項14記載の方法。
【請求項18】
が任意に置換されてもよいフェニル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項17記載の方法。
【請求項19】
前記化合物が式(III)で表される化合物、
【化7】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項18記載の方法。
(式中、XはCH、CR又はNであり、XはCH、CR又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルスルファニル、ヒドロキシル、ヘテロアリール、−NH、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ又は−C(O)Rであり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル、−OR、−SR、又は−NRであり、Rは各々独立にH、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、q及びtは各々独立に0又は1から5までの整数である。)
【請求項20】
前記化合物が以下の式(IV)で表される化合物
【化8】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項28記載の方法。
(式中、X及びXは各々独立にCH又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロアルキル又は低級ハロアルコキシ基であり、R10及びR11は各々独立にハロ、シアノ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、テトラゾリル、1−アルキル−テトラゾリル、低級アルキルエステル、−C(O)NH、フラニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、3−アルキルオキサジアゾリル又はテトラゾリル基である。)
【請求項21】
及びRがフルオロ基である、請求項20記載の方法。
【請求項22】
前記患者がヒトである、請求項13記載の方法。
【請求項23】
前記サイトカインが、IL−2、IL−4、IL−5、IL−13、GM−CSF、IFN−γ、TNF−α及びそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項13記載の方法。
【請求項24】
前記サイトカインがIL−2である、請求項23記載の方法。
【請求項25】
式(I)によって表される化合物、
【化9】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグを細胞に投与することを含む細胞のイオンチャネルの調節方法であって、該イオンチャネルが免疫細胞活性化に関係している方法。
(式中、Lは−NRCH−、−CHNR−、−C(O)−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−、−C(S)−、−NR−C(S)−、−C(S)−NR−からなる群から選択されるリンカーであり、Zは低級アルキル、低級ハロアルキル、ハロ、低級アルコキシ、低級アルキルスルファニル、シアノ、ニトロ又は低級ハロアルコキシからなる群から、各々独立に選択され、Rは水素原子、アルキル、−C(O)R又は−C(O)ORから各々独立に選択され、Rは任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは非置換のアルキル基であるか、又は任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、nは0、1又は2である。)
【請求項26】
前記イオンチャネルが、患者に存在するものであり、患者に前記化合物を投与することによって調節される、請求項25記載の方法。
【請求項27】
前記化合物が式(II)で表される化合物、
【化10】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項26記載の方法。
【請求項28】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいナフチル、任意に置換されてもよいアントラセニル、任意に置換されてもよいピリジル、任意に置換されてもよいフリル、任意に置換されてもよいチエニル、任意に置換されてもよいピロリル、任意に置換されてもよいオキサゾリル、任意に置換されてもよいイミダゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいチアゾリル、任意に置換されてもよいイソキサゾリル、任意に置換されてもよいピラゾリル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいピリダジニル、任意に置換されてもよいピリミジニル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいトリアジニル、任意に置換されてもよいトリアゾリル、任意に置換されてもよいチアジアゾリル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいキノリニル、任意に置換されてもよいイソキノリニル、任意に置換されてもよいインダゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾフリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジニル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいテトラゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアジアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキジアゾリル、任意に置換されてもよいインドリル、任意に置換されてもよいテトラヒドロインドリル、任意に置換されてもよいアザインドリル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジル、任意に置換されてもよいキナゾリニル、任意に置換されてもよいプリニル、任意に置換されてもよいピロロ[2,3]ピリミジル、任意に置換されてもよいピリドピリミジル、任意に置換されてもよいピラゾロ[3,4]ピリミジル又は任意に置換されてもよいベンゾ(b)チエニル基からなる群から選択される、請求項27記載の方法。
【請求項29】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいテトラゾリル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項28記載の方法。
【請求項30】
が任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基である、請求項27記載の方法。
【請求項31】
が任意に置換されてもよいフェニル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項30記載の方法。
【請求項32】
前記化合物が式(III)で表される化合物、
【化11】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項31記載の方法。
(式中、XはCH、CR又はNであり、XはCH、CR又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルスルファニル、ヒドロキシル、ヘテロアリール、−NH、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ又は−C(O)Rであり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル、−OR、−SR、又は−NRであり、Rは各々独立にH、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、q及びtは各々独立に0又は1から5までの整数である。)
【請求項33】
前記化合物が式(IV)
【化12】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項32記載の方法。
(式中、X及びXは各々独立にCH又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロアルキル又は低級ハロアルコキシ基であり、R10及びR11は各々独立にハロ、シアノ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、テトラゾリル、1−アルキル−テトラゾリル、低級アルキルエステル、−C(O)NH、フラニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、3−アルキルオキサジアゾリル又はテトラゾリル基である。)
【請求項34】
及びRがフルオロ基である、請求項33記載の方法。
【請求項35】
前記患者がヒトである、請求項26記載の方法。
【請求項36】
前記イオンチャネルがCa2+放出活性化型Ca2+チャネル(CRAC)である、請求項26記載の方法。
【請求項37】
抗原に応答したT細胞及び/又はB細胞増殖の阻害方法であって、細胞に式(I)の化合物
【化13】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグを投与することを含んでなる方法。
(式中、Lは−NRCH−、−CHNR−、−C(O)−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−、−C(S)−、−NR−C(S)−、−C(S)−NR−からなる群から選択されるリンカーであり、Zは低級アルキル、低級ハロアルキル、ハロ、低級アルコキシ、低級アルキルスルファニル、シアノ、ニトロ又は低級ハロアルコキシからなる群から、各々独立に選択され、Rは水素原子、アルキル、−C(O)R又は−C(O)ORから各々独立に選択され、Rは任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは非置換のアルキル基であるか、又は任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、nは1又は2である。)
【請求項38】
T細胞及び/又はB細胞の増殖が、患者に前記化合物を投与することによって該患者において阻害される、請求項37記載の方法。
【請求項39】
前記化合物が式(II)で表される化合物、
【化14】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項38記載の方法。
【請求項40】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいナフチル、任意に置換されてもよいアントラセニル、任意に置換されてもよいピリジル、任意に置換されてもよいフリル、任意に置換されてもよいチエニル、任意に置換されてもよいピロリル、任意に置換されてもよいオキサゾリル、任意に置換されてもよいイミダゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいチアゾリル、任意に置換されてもよいイソキサゾリル、任意に置換されてもよいピラゾリル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいピリダジニル、任意に置換されてもよいピリミジニル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいトリアジニル、任意に置換されてもよいトリアゾリル、任意に置換されてもよいチアジアゾリル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいキノリニル、任意に置換されてもよいイソキノリニル、任意に置換されてもよいインダゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾフリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジニル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいテトラゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアジアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキジアゾリル、任意に置換されてもよいインドリル、任意に置換されてもよいテトラヒドロインドリル、任意に置換されてもよいアザインドリル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジル、任意に置換されてもよいキナゾリニル、任意に置換されてもよいプリニル、任意に置換されてもよいピロロ[2,3]ピリミジル、任意に置換されてもよいピリドピリミジル、任意に置換されてもよいピラゾロ[3,4]ピリミジル又は任意に置換されてもよいベンゾ(b)チエニル基からなる群から選択される、請求項39記載の方法。
【請求項41】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいテトラゾリル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項40記載の方法。
【請求項42】
が任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基である、請求項39記載の方法。
【請求項43】
が任意に置換されてもよいフェニル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項42記載の方法。
【請求項44】
前記化合物が式(III)で表される化合物
【化15】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項43記載の方法。
(式中、XはCH、CR又はNであり、XはCH、CR又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルスルファニル、ヒドロキシル、ヘテロアリール、−NH、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ又は−C(O)Rであり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル、−OR、−SR、又は−NRであり、Rは各々独立にH、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、q及びtは各々独立に0又は1から5までの整数である。)
【請求項45】
前記化合物が式(IV)
【化16】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項44記載の方法。
(式中、X及びXは各々独立にCH又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロアルキル又は低級ハロアルコキシ基であり、R10及びR11は各々独立にハロ、シアノ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、テトラゾリル、1−アルキル−テトラゾリル、低級アルキルエステル、−C(O)NH、フラニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、3−アルキルオキサジアゾリル又はテトラゾリル基である。)
【請求項46】
及びRがフルオロ基である、請求項45記載の方法。
【請求項47】
前記患者がヒトである、請求項38記載の方法。
【請求項48】
式(I)で表される化合物
【化17】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグの有効量を患者に投与することを含む、それを必要とする患者の免疫不全を治療又は防止する方法。
(式中、Lは−NRCH−、−CHNR−、−C(O)−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−、−C(S)−、−NR−C(S)−、−C(S)−NR−からなる群から選択されるリンカーであり、Zは低級アルキル、低級ハロアルキル、ハロ、低級アルコキシ、低級アルキルスルファニル、シアノ、ニトロ又は低級ハロアルコキシからなる群から、各々独立に選択され、Rは水素原子、アルキル、−C(O)R又は−C(O)ORから各々独立に選択され、Rは任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは非置換のアルキル基であるか、又は任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、nは0、1又は2である。)
【請求項49】
前記化合物が式(II)で表される化合物、
【化18】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項48記載の方法。
【請求項50】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいナフチル、任意に置換されてもよいアントラセニル、任意に置換されてもよいピリジル、任意に置換されてもよいフリル、任意に置換されてもよいチエニル、任意に置換されてもよいピロリル、任意に置換されてもよいオキサゾリル、任意に置換されてもよいイミダゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいチアゾリル、任意に置換されてもよいイソキサゾリル、任意に置換されてもよいピラゾリル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいピリダジニル、任意に置換されてもよいピリミジニル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいトリアジニル、任意に置換されてもよいトリアゾリル、任意に置換されてもよいチアジアゾリル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいキノリニル、任意に置換されてもよいイソキノリニル、任意に置換されてもよいインダゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾフリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジニル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいテトラゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアジアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキジアゾリル、任意に置換されてもよいインドリル、任意に置換されてもよいテトラヒドロインドリル、任意に置換されてもよいアザインドリル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジル、任意に置換されてもよいキナゾリニル、任意に置換されてもよいプリニル、任意に置換されてもよいピロロ[2,3]ピリミジル、任意に置換されてもよいピリドピリミジル、任意に置換されてもよいピラゾロ[3,4]ピリミジル又は任意に置換されてもよいベンゾ(b)チエニル基からなる群から選択される、請求項49記載の方法。
【請求項51】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいテトラゾリル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項50記載の方法。
【請求項52】
が任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基である、請求項49記載の方法。
【請求項53】
が任意に置換されてもよいフェニル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項52記載の方法。
【請求項54】
前記化合物が式(III)で表される化合物
【化19】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項53記載の方法。
(式中、XはCH、CR又はNであり、XはCH、CR又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルスルファニル、ヒドロキシル、ヘテロアリール、−NH、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ又は−C(O)Rであり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル、−OR、−SR、又は−NRであり、Rは各々独立にH、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、q及びtは各々独立に0又は1から5までの整数である。)
【請求項55】
前記化合物が式(IV)
【化20】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項54記載の方法。
(式中、X及びXは各々独立にCH又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロアルキル又は低級ハロアルコキシルであり、そして、R10及びR11は各々独立にハロ、シアノ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、テトラゾリル、1−アルキル−テトラゾリル、低級アルキルエステルである、−C(O)NH、フラニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、3−アルキルオキサジアゾリル又はテトラゾリル基である。)
【請求項56】
及びRはフルオロ基である、請求項55記載の方法。
【請求項57】
前記患者がヒトである、請求項48記載の方法。
【請求項58】
前記疾患が、多発性硬化症、重症筋無力症、ギラン−バレー症候群、自己免疫性ブドウ膜炎、自己免疫性溶血性貧血、悪性貧血、自己免疫性血小板減少症、側頭動脈炎、抗リン脂質症候群、ウェゲナー肉芽腫症などの脈管炎、ベーチェット病、乾癬、疱疹状皮膚炎、尋常性天疱瘡、白斑、クローン病、潰瘍性大腸炎、原発性胆汁性肝硬変、自己免疫肝炎、1型又は免疫性糖尿病、バセドウ病等、橋本病、自己免疫性卵巣炎、自己免疫性睾丸炎、副腎の自己免疫不全、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎、皮膚筋炎、強直性脊椎炎及びシェーグレン症候群、からなる群から選択される、請求項57記載の方法。
【請求項59】
式(I)で表される化合物、
【化21】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグの有効量を患者に投与することを含む、それを必要とする患者の炎症を治療又は予防する方法。
(式中、Lは−NRCH−、−CHNR−、−C(O)−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−、−C(S)−、−NR−C(S)−、−C(S)−NR−からなる群から選択されるリンカーであり、Zは低級アルキル、低級ハロアルキル、ハロ、低級アルコキシ、低級アルキルスルファニル、シアノ、ニトロ又は低級ハロアルコキシからなる群から、各々独立に選択され、Rは水素原子、アルキル、−C(O)R又は−C(O)ORから各々独立に選択され、Rは任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは非置換のアルキル基であるか、又は任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、nは0、1又は2である。)
【請求項60】
前記化合物が式(II)で表される化合物、
【化22】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項59記載の方法。
【請求項61】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいナフチル、任意に置換されてもよいアントラセニル、任意に置換されてもよいピリジル、任意に置換されてもよいフリル、任意に置換されてもよいチエニル、任意に置換されてもよいピロリル、任意に置換されてもよいオキサゾリル、任意に置換されてもよいイミダゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいチアゾリル、任意に置換されてもよいイソキサゾリル、任意に置換されてもよいピラゾリル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいピリダジニル、任意に置換されてもよいピリミジニル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいトリアジニル、任意に置換されてもよいトリアゾリル、任意に置換されてもよいチアジアゾリル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいキノリニル、任意に置換されてもよいイソキノリニル、任意に置換されてもよいインダゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾフリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジニル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいテトラゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアジアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキジアゾリル、任意に置換されてもよいインドリル、任意に置換されてもよいテトラヒドロインドリル、任意に置換されてもよいアザインドリル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジル、任意に置換されてもよいキナゾリニル、任意に置換されてもよいプリニル、任意に置換されてもよいピロロ[2,3]ピリミジル、任意に置換されてもよいピリドピリミジル、任意に置換されてもよいピラゾロ[3,4]ピリミジル又は任意に置換されてもよいベンゾ(b)チエニル基からなる群から選択される、請求項60記載の方法。
【請求項62】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいテトラゾリル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項61記載の方法。
【請求項63】
が任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基である、請求項60記載の方法。
【請求項64】
が任意に置換されてもよいフェニル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項63記載の方法。
【請求項65】
前記化合物が式(III)で表される、
【化23】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項64記載の方法。
(式中、XはCH、CR又はNであり、XはCH、CR又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルスルファニル、ヒドロキシル、ヘテロアリール、−NH、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ又は−C(O)Rであり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル、−OR、−SR、又は−NRであり、Rは各々独立にH、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、q及びtは各々独立に0又は1から5までの整数である。)
【請求項66】
前記化合物が式(IV)で表される化合物
【化24】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項65記載の方法。
(式中、X及びXは各々独立にCH又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロアルキル又は低級ハロアルコキシ基であり、R10及びR11は各々独立にハロ、シアノ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、テトラゾリル、1−アルキル−テトラゾリル、低級アルキルエステル、−C(O)NH、フラニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、3−アルキルオキサジアゾリル又はテトラゾリル基である。)
【請求項67】
及びRはフルオロ基である、請求項66記載の方法。
【請求項68】
前記患者がヒトである、請求項59記載の方法。
【請求項69】
前記疾患が、移植拒否、皮膚移植拒否、関節炎、慢性関節リウマチ、骨関節炎及び骨吸収増加に関連する骨疾患、回腸炎、潰瘍性大腸炎、バレット症候群及びクローン病などの炎症性腸疾患、喘息、成人呼吸窮迫症候群及び慢性閉塞性気道疾患などの炎症性肺疾患、角膜ジストロフィー、トラコーマ、オンコセルカ症、ブドウ膜炎、交感性眼炎及び眼内炎、歯肉炎、歯周炎、結核、ハンセン病、尿毒合併症、糸球体腎炎、ネフローゼ、硬化性皮膚炎、乾癬、湿疹、神経系の慢性脱髄疾患、多発性硬化症、エイズ関連の神経変性、アルツハイマー病、伝染性髄膜炎、脳脊髄炎、パーキンソン病、ハンチントン舞踏病、筋萎縮性側索硬化症、ウィルス性又は自己免疫性脳炎自己免疫疾患、免疫複合体脈管炎、全身性狼瘡及び紅斑性狼瘡、全身性エリテマトーデス(SLE)、心筋症、虚血性心疾患、高コレステロール血症、アテローム性動脈硬化症、子癇前症、慢性肝不全、脳及び脊髄外傷、及び癌から選択される、請求項68記載の方法。
【請求項70】
式(I)によって表される化合物
【化25】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグの有効量を、それを必要とする患者に投与することを含む、該患者の免疫系の抑制方法。
(式中、Lは−NRCH−、−CHNR−、−C(O)−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−、−C(S)−、−NR−C(S)−、−C(S)−NR−からなる群から選択されるリンカーであり、Zは低級アルキル、低級ハロアルキル、ハロ、低級アルコキシ、低級アルキルスルファニル、シアノ、ニトロ又は低級ハロアルコキシからなる群から、各々独立に選択され、Rは水素原子、アルキル、−C(O)R又は−C(O)ORから各々独立に選択され、Rは任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは非置換のアルキル基であるか、又は任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、nは0、1又は2である。)
【請求項71】
前記化合物が式(II)で表される化合物、
【化26】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項70記載の方法。
【請求項72】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいナフチル、任意に置換されてもよいアントラセニル、任意に置換されてもよいピリジル、任意に置換されてもよいフリル、任意に置換されてもよいチエニル、任意に置換されてもよいピロリル、任意に置換されてもよいオキサゾリル、任意に置換されてもよいイミダゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいチアゾリル、任意に置換されてもよいイソキサゾリル、任意に置換されてもよいピラゾリル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいピリダジニル、任意に置換されてもよいピリミジニル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいトリアジニル、任意に置換されてもよいトリアゾリル、任意に置換されてもよいチアジアゾリル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいキノリニル、任意に置換されてもよいイソキノリニル、任意に置換されてもよいインダゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾフリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジニル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいテトラゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアジアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキジアゾリル、任意に置換されてもよいインドリル、任意に置換されてもよいテトラヒドロインドリル、任意に置換されてもよいアザインドリル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジル、任意に置換されてもよいキナゾリニル、任意に置換されてもよいプリニル、任意に置換されてもよいピロロ[2,3]ピリミジル、任意に置換されてもよいピリドピリミジル、任意に置換されてもよいピラゾロ[3,4]ピリミジル又は任意に置換されてもよいベンゾ(b)チエニル基からなる群から選択される、請求項71記載の方法。
【請求項73】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいテトラゾリル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項72記載の方法。
【請求項74】
が任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基である、請求項71記載の方法。
【請求項75】
が任意に置換されてもよいフェニル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項74記載の方法。
【請求項76】
前記化合物が式(III)で表される化合物、
【化27】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項75記載の方法。
(式中、XはCH、CR又はNであり、XはCH、CR又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルスルファニル、ヒドロキシル、ヘテロアリール、−NH、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ又は−C(O)Rであり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル、−OR、−SR、又は−NRであり、Rは各々独立にH、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、q及びtは各々独立に0又は1から5までの整数である。)
【請求項77】
前記化合物が式(IV)で表される化合物
【化28】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項76記載の方法。
(式中、X及びXは各々独立にCH又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロアルキル又は低級ハロアルコキシ基であり、R10及びR11は各々独立にハロ、シアノ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、テトラゾリル、1−アルキル−テトラゾリル、低級アルキルエステル、−C(O)NH、フラニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、3−アルキルオキサジアゾリル又はテトラゾリル基である。)
【請求項78】
及びRはフルオロ基である、請求項77記載の方法。
【請求項79】
前記患者がヒトである、請求項70記載の方法。
【請求項80】
マスト細胞の脱顆粒の阻害方法であって、細胞に式(I)の化合物
【化29】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグを投与することを含んでなる方法。
(式中、Lは−NRCH−、−CHNR−、−C(O)−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−、−C(S)−、−NR−C(S)−、−C(S)−NR−からなる群から選択されるリンカーであり、Zは低級アルキル、低級ハロアルキル、ハロ、低級アルコキシ、低級アルキルスルファニル、シアノ、ニトロ又は低級ハロアルコキシからなる群から、各々独立に選択され、Rは水素原子、アルキル、−C(O)R又は−C(O)ORから各々独立に選択され、Rは任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは非置換のアルキル基であるか、又は任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、nは0、1又は2である。)
【請求項81】
マスト細胞の脱顆粒が、患者に前記化合物を投与することによって該患者において阻害される、請求項80記載の方法。
【請求項82】
前記化合物が式(II)で表される化合物
【化30】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項81記載の方法。
【請求項83】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいナフチル、任意に置換されてもよいアントラセニル、任意に置換されてもよいピリジル、任意に置換されてもよいフリル、任意に置換されてもよいチエニル、任意に置換されてもよいピロリル、任意に置換されてもよいオキサゾリル、任意に置換されてもよいイミダゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいチアゾリル、任意に置換されてもよいイソキサゾリル、任意に置換されてもよいピラゾリル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいピリダジニル、任意に置換されてもよいピリミジニル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいトリアジニル、任意に置換されてもよいトリアゾリル、任意に置換されてもよいチアジアゾリル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいキノリニル、任意に置換されてもよいイソキノリニル、任意に置換されてもよいインダゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾフリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジニル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいテトラゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアジアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキジアゾリル、任意に置換されてもよいインドリル、任意に置換されてもよいテトラヒドロインドリル、任意に置換されてもよいアザインドリル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジル、任意に置換されてもよいキナゾリニル、任意に置換されてもよいプリニル、任意に置換されてもよいピロロ[2,3]ピリミジル、任意に置換されてもよいピリドピリミジル、任意に置換されてもよいピラゾロ[3,4]ピリミジル又は任意に置換されてもよいベンゾ(b)チエニル基からなる群から選択される、請求項82記載の方法。
【請求項84】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいテトラゾリル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項83記載の方法。
【請求項85】
が任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基である、請求項82記載の方法。
【請求項86】
が任意に置換されてもよいフェニル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項85記載の方法。
【請求項87】
前記化合物が式(III)で表される化合物、
【化31】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項86記載の方法。
(式中、XはCH、CR又はNであり、XはCH、CR又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルスルファニル、ヒドロキシル、ヘテロアリール、−NH、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ又は−C(O)Rであり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル、−OR、−SR、又は−NRであり、Rは各々独立にH、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、q及びtは各々独立に0又は1から5までの整数である。)
【請求項88】
前記化合物が以下の式(IV)で表される化合物
【化32】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項87記載の方法。
(式中、X及びXは各々独立にCH又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロアルキル又は低級ハロアルコキシ基であり、R10及びR11は各々独立にハロ、シアノ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、テトラゾリル、1−アルキル−テトラゾリル、低級アルキルエステル、−C(O)NH、フラニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、3−アルキルオキサジアゾリル又はテトラゾリル基である。)
【請求項89】
及びRがフルオロ基である、請求項88記載の方法。
【請求項90】
前記患者がヒトである、請求項81記載の方法。
【請求項91】
式(I)で表される化合物、
【化33】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグの有効量を、それを必要とする患者に投与することを含む、患者のアレルギー性疾患を治療又は予防する方法。
(式中、Lは−NRCH−、−CHNR−、−C(O)−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−、−C(S)−、−NR−C(S)−、−C(S)−NR−からなる群から選択されるリンカーであり、Zは低級アルキル、低級ハロアルキル、ハロ、低級アルコキシ、低級アルキルスルファニル、シアノ、ニトロ又は低級ハロアルコキシからなる群から、各々独立に選択され、Rは水素原子、アルキル、−C(O)R又は−C(O)ORから各々独立に選択され、Rは任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは非置換のアルキル基であるか、又は任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、nは0、1又は2である。)
【請求項92】
前記化合物が式(II)で表される化合物
【化34】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項91記載の方法。
【請求項93】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいナフチル、任意に置換されてもよいアントラセニル、任意に置換されてもよいピリジル、任意に置換されてもよいフリル、任意に置換されてもよいチエニル、任意に置換されてもよいピロリル、任意に置換されてもよいオキサゾリル、任意に置換されてもよいイミダゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいチアゾリル、任意に置換されてもよいイソキサゾリル、任意に置換されてもよいピラゾリル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいピリダジニル、任意に置換されてもよいピリミジニル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいトリアジニル、任意に置換されてもよいトリアゾリル、任意に置換されてもよいチアジアゾリル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいキノリニル、任意に置換されてもよいイソキノリニル、任意に置換されてもよいインダゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾフリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジニル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいテトラゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアジアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキジアゾリル、任意に置換されてもよいインドリル、任意に置換されてもよいテトラヒドロインドリル、任意に置換されてもよいアザインドリル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジル、任意に置換されてもよいキナゾリニル、任意に置換されてもよいプリニル、任意に置換されてもよいピロロ[2,3]ピリミジル、任意に置換されてもよいピリドピリミジル、任意に置換されてもよいピラゾロ[3,4]ピリミジル又は任意に置換されてもよいベンゾ(b)チエニル基からなる群から選択される、請求項92記載の方法。
【請求項94】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいテトラゾリル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項93記載の方法。
【請求項95】
が任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基である、請求項92記載の方法。
【請求項96】
が任意に置換されてもよいフェニル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項95記載の方法。
【請求項97】
前記化合物が式(III)で表される化合物、
【化35】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項96記載の方法。
(式中、XはCH、CR又はNであり、XはCH、CR又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルスルファニル、ヒドロキシル、ヘテロアリール、−NH、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ又は−C(O)Rであり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル、−OR、−SR、又は−NRであり、Rは各々独立にH、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、q及びtは各々独立に0又は1から5までの整数である。)
【請求項98】
前記化合物が式(IV)で表される化合物
【化36】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項97記載の方法。
(式中、X及びXは各々独立にCH又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロアルキル又は低級ハロアルコキシ基であり、R10及びR11は各々独立にハロ、シアノ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、テトラゾリル、1−アルキル−テトラゾリル、低級アルキルエステル、−C(O)NH、フラニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、3−アルキルオキサジアゾリル又はテトラゾリル基である。)
【請求項99】
及びRがフルオロ基である、請求項98記載の方法。
【請求項100】
前記患者がヒトである、請求項91記載の方法。
【請求項101】
前記疾患が、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻副鼻腔炎、慢性又は再発性中耳炎、薬物反応、昆虫刺傷反応、ラテックス反応、結膜炎、蕁麻疹、アナフィラキシー反応及びアナフィラキシー様反応、アトピー性皮膚炎、喘息及び食物アレルギーである、請求項100記載の方法。
【請求項102】
前記化合物が、N−[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミド、N−[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩、2,6−ジフルオロ−N−{5−[2−メチル−5−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)−フェニル]−ピラジン−2−イル}−ベンズアミド、3−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−4−メチル安息香酸メチルエステル、4−メチル−3−{5−[(3−メチル−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸メチルエステル、3−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−4−メチル安息香酸プロピルエステル、3−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−4−メチル安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、4−クロロ−3−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−安息香酸メチルエステル、4−クロロ−3−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−安息香酸エチルエステル、4−クロロ−3−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、2,6−ジフルオロ−N−[5−(5−フラン−2−イル−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−ベンズアミド、2,6−ジフルオロ−N−[5−(5−フラン−3−イル−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−ベンズアミド、N−[5−(5−クロロ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミド、N−[5−(5−ブロモ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミド、N−[5−(2−エチル−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−2,6ジフルオロ−ベンズアミド、3−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−4−メチル−ベンズアミド、4−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−3−メチル安息香酸メチルエステル、4−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−ベンゾイックエチルエステル、4−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−3−メチル安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、3−クロロ−4−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−安息香酸メチルエステル、3−クロロ−4−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−安息香酸エチルエステル、3−クロロ−4−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、3−フルオロ−N−[5−(5−フラン−2−イル−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3−フルオロ−N−[5−(5−フラン−3−イル−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、N−[5−(5−クロロ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、N−[5−(5−ブロモ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、3−フルオロ−N−[5−(2−メチル−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、N−[5−(5−カルバモイル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロ−イソニコチンアミド、N−[5−(5−シアノ−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロ−イソニコチンアミド、3−{5−[(3,5−ジフルオロ−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−安息香酸メチルエステル、3−{5−[(3,5−ジフルオロ−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−安息香酸エチルエステル、3−{5−[(3,5−ジフルオロ−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、4−クロロ−3−{5−[(3,5−ジフルオロ−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸メチルエステル、4−クロロ−3−{5−[(3,5−ジフルオロ−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸エチルエステル、4−クロロ−3−{5−[(3,5−ジフルオロ−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、3,5−ジフルオロ−N−[5−(5−フラン−2−イル−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(5−フラン−3−イル−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、N−[5−(5−クロロ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、N−[5−(5−ブロモ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、N−[5−(2−エチル−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、N−[5−(5−カルバモイル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(5−イソシアノ−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−3−{5−[(3−メチル−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸エチルエステル、4−メチル−3−{5−[(3−メチル−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、4−クロロ−3−{5−[(3−メチル−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸メチルエステル、4−クロロ−3−{5−[(3−メチル−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸エチルエステル、4−クロロ−3−{5−[(3−メチル−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、N−[5−(2−クロロ−5−フラン−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−フラン−3−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(5−クロロ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(5−ブロモ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2−エチル−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(5−カルバモイル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(5−シアノ−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、2,6−ジフルオロ−N−[5−(2−メチル−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−ベンズアミド、2,6−ジフルオロ−N−{5−[2−メチル−5−(3−メチル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)−フェニル]−ピラジン−2−イル}−ベンズアミド、2,6−ジフルオロ−N−{5−[2−メチル−5−(1H−テトラゾル−5−イル)−フェニル]−ピラジン−2−イル}−ベンズアミド、3−フルオロ−N−[5−(2−メチル−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3−メチル−N−[5−(2−メチル−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(2−メチル−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−メチル−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−フルオロ−N−[5−(2−メチル−5−チアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3−メチル−N−[5−(2−メチル−5−チアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(2−メチル−5−チアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−メチル−5−チアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、N−[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−フルオロ−N−[5−(2−メチル−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3−メチル−N−[5−(2−メチル−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(2−メチル−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−メチル−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−フルオロ−N−[5−(2−メチル−5−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3−メチル−N−[5−(2−メチル−5−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(2−メチル−5−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−メチル−5−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、N−[5−(2−クロロ−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール
−5−カルボン酸[5−(2−クロロ−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−フルオロ−N−[5−(2−メチル−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3−メチル−N−[5−(2−メチル−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(2−メチル−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−メチル−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−フルオロ−N−[5−(2−メチル−5−チアゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3−メチル−N−[5−(2−メチル−5−チアゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(2−メチル−5−チアゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−メチル−5−チアゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、N−[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−フルオロ−N−[5−(5−イソオキサゾール−5−イル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、N−[5−(5−イソキサゾール−5−イル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(5−イソオキサゾール−5−イル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(5−イソオキサゾール−5−イル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−フルオロ−N−[5−(5−イソチアゾール−5−イル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、N−[5−(5−イソチアゾール−5−イル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(5−イソチアゾール−5−イル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(5−イソチアゾール−5−イル−2−メチルフェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、N−[5−(2−クロロ−5−イソオキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−イソオキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−イソオキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−クロロ−5−イソキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−{5−[(3−フルオロ−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−安息香酸メチルエステル、N−[5−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−ピラジン−2−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミド、N−[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−ピラジン−2−イル]−2−メチル−ニコチンアミド、シクロヘキサンカルボン酸[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、N−[5−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロ−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、N−[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、N−[5−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、シクロヘキサンカルボン酸[5−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、シクロヘキサンカルボン酸[5−(2−メチル−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、からなる群から選択される化合物、並びにその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項1、12、25、37、48、59、70、80又は91記載の方法。
【請求項103】
式(V)で示される化合物:
【化37】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグ。
(式中、Zは低級アルキル、低級ハロアルキル、ハロ、低級アルコキシ、低級アルキルスルファニル、シアノ、ニトロ又は低級ハロアルコキシからなる群から、各々独立に選択され、式中、R12はアリール又はヘテロアリール基であり、上記アリール及びヘテロアリール基は、任意に置換されてもよいアルキル、任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいアルキニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいヘテロシクリル、任意に置換されてもよいアリール、任意に置換されてもよいヘテロアリール、任意に置換されてもよいアラルキル又は任意に置換されてもよいヘテロアラルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、−OR17、−SR17、−S(O)17、−S(O)OR17、−OS(O)17、−OS(O)OR17、−NR17S(O)17、−S(O)NR1516、−NR1516、−C(X)R17、−C(X)OR17、−C(X)SR17、−C(X)NR1516、−NR17C(X)R18、−NR17C(X)OR18、−NR17C(X)SR18、−NR17C(X)NR1516、−OC(X)R17、−OC(X)OR17、−OC(X)SR17、−SC(X)OR17、−SC(X)SR17、−OC(X)NR1516、−SC(X)NR1516、−P(X)(X17、−XP(X)(X17、−P(X)(R17、−P(X)(R17)(X17)からなる群から選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されてもよく、R13はシクロアルキル、シクロアルケニル、アリール又はヘテロアリール基であり、上記シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール又はヘテロアリールは、任意に置換されてもよいアルキル、任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいアルキニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール、任意に置換されてもよいヘテロアリール、任意に置換されてもよいアラルキル、任意に置換されてもよいヘテロアラルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ハロアルキル、−OR17、−SR17、−S(O)17、−S(O)OR17、−OS(O)17、−OS(O)OR17、−S(O)NR1516、−NR1516、−C(X)R17、−C(X)OR17、−C(X)SR17、−C(X)NR1516、−NR17C(X)R18、−NR17C(X)OR18、−NR17C(X)SR18、−NR17C(X)NR1516、−OC(X)R17、−OC(X)OR17、−OC(X)SR17、−SC(X)OR17、−SC(X)SR17、−OC(X)NR1516、−SC(X)NR1516、−P(X)(X17、−XP(X)(X17、−P(X)(R17、−P(X)(R17)(X17)からなる群から選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されてもよく、R14は各々独立に水素原子、アルキル、−C(O)R20又は−C(O)OR20から選択され、R15及びR16は各々独立に水素原子、任意に置換されてもよいアルキル、任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいアルキニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいヘテロシクリル、任意に置換されてもよいアリール、任意に置換されてもよいヘテロアリール、任意に置換されてもよいアラルキル又は任意に置換されてもよいヘテロアラルキル基であるか、又は、R15及びR16は窒素原子を伴って結合した、任意に置換されてもよいヘテロシクリル又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、R17及びR18は各々独立に水素原子、任意に置換されてもよいアルキル、任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいアルキニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいヘテロシクリル、任意に置換されてもよいアリール、任意に置換されてもよいヘテロアリール、任意に置換されてもよいアラルキル又は任意に置換されてもよいヘテロアラルキル基であり、R19は各々独立に−H、ハロ、アルキル、−OR17、−NR1516、−C(O)R17、−C(O)OR17又は−C(O)NR1516であり、R20は各々独立に水素原子又はアルキル基であり、Xは=O、=S又は=N−R19であり、Xは=O又は=Sであり、Xは−O−又は−S−であり、nは0、1又は2であり、pは1又は2である。)
【請求項104】
12が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいナフチル、任意に置換されてもよいアントラセニル、任意に置換されてもよいピリジル、任意に置換されてもよいフリル、任意に置換されてもよいチエニル、任意に置換されてもよいピロリル、任意に置換されてもよいオキサゾリル、任意に置換されてもよいイミダゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいチアゾリル、任意に置換されてもよいイソキサゾリル、任意に置換されてもよいピラゾリル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいピリダジニル、任意に置換されてもよいピリミジニル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいトリアジニル、任意に置換されてもよいトリアゾリル、任意に置換されてもよいチアジアゾリル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいキノリニル、任意に置換されてもよいイソキノリニル、任意に置換されてもよいインダゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾフリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジニル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいテトラゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアジアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキジアゾリル、任意に置換されてもよいインドリル、任意に置換されてもよいテトラヒドロインドリル、任意に置換されてもよいアザインドリル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジル、任意に置換されてもよいキナゾリニル、任意に置換されてもよいプリニル、任意に置換されてもよいピロロ[2,3]ピリミジル、任意に置換されてもよいピリドピリミジル、任意に置換されてもよいピラゾロ[3,4]ピリミジル又は任意に置換されてもよいベンゾ(b)チエニルからなる群から選択される、請求項103記載の化合物。
【請求項105】
12が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいテトラゾリル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項104記載の化合物。
【請求項106】
13が任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基である、請求項103記載の化合物。
【請求項107】
13が任意に置換されてもよいフェニル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項106記載の化合物。
【請求項108】
前記化合物が式(III)である、請求項107記載の化合物
【化38】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグ。
(式中、XはCH、CR又はNであり、XはCH、CR又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルスルファニル、ヒドロキシル、ヘテロアリール、−NH、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ又は−C(O)Rであり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル、−OR、−SR、又は−NRであり、Rは各々独立にH、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、q及びtは各々独立に0又は1から5までの整数である。)
【請求項109】
前記化合物が式(IV)である、請求項108記載の化合物
【化39】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグ。
(式中、X及びXは各々独立にCH又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロアルキル又は低級ハロアルコキシ基であり、R10及びR11は各々独立にハロ、シアノ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、テトラゾリル、1−アルキル−テトラゾリル、低級アルキルエステル、−C(O)NH、フラニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、3−アルキルオキサジアゾリル又はテトラゾリル基である。)
【請求項110】
及びRがフルオロ基である、請求項109記載の化合物。
【請求項111】
前記化合物が以下の化合物:
N−[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミド、N−[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩、2,6−ジフルオロ−N−{5−[2−メチル−5−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)−フェニル]−ピラジン−2−イル}−ベンズアミド、3−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−4−メチル安息香酸メチルエステル、4−メチル−3−{5−[(3−メチル−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸メチルエステル、3−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−4−メチル安息香酸プロピルエステル、3−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−4−メチル安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、4−クロロ−3−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−安息香酸メチルエステル、4−クロロ−3−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−安息香酸エチルエステル、4−クロロ−3−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、2,6−ジフルオロ−N−[5−(5−フラン−2−イル−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−ベンズアミド、2,6−ジフルオロ−N−[5−(5−フラン−3−イル−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−ベンズアミド、N−[5−(5−クロロ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミド、N−[5−(5−ブロモ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミド、N−[5−(2−エチル−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミド、3−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−4−メチル−ベンズアミド、4−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−3−メチル安息香酸メチルエステル、4−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−3−メチル安息香酸エチルエステル、4−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−3−メチル安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、3−クロロ−4−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−安息香酸メチルエステル、3−クロロ−4−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−安息香酸エチルエステル、3−クロロ−4−[5−(2,6−ジフルオロ−ベンゾイルアミノ)−ピラジン−2−イル]−安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、3−フルオロ−N−[5−(5−フラン−2−イル−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3−フルオロ−N−[5−(5−フラン−3−イル−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、N−[5−(5−クロロ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、N−[5−(5−ブロモ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、3−フルオロ−N−[5−(2−メチル−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、N−[5−(5−カルバモイル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、N−[5−(5−シアノ−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロ−イソニコチンアミド、3−{5−[(3,5−ジフルオロ−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−安息香酸メチルエステル、3−{5−[(3,5−ジフルオロ−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−安息香酸エチルエステル、3−{5−[(3,5−ジフルオロ−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、4−クロロ−3−{5−[(3,5−ジフルオロ−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸メチルエステル、4−クロロ−3−{5−[(3,5−ジフルオロ−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸エチルエステル、4−クロロ−3−{5−[(3,5−ジフルオロ−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、3,5−ジフルオロ−N−[5−(5−フラン−2−イル−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(5−フラン−3−イル−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、N−[5−(5−クロロ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、N−[5−(5−ブロモ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、N−[5−(2−エチル−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、N−[5−(5−カルバモイル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(5−イソシアノ−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−3−{5−[(3−メチル−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸エチルエステル、4−メチル−3−{5−[(3−メチル−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、4−クロロ−3−{5−[(3−メチル−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸メチルエステル、4−クロロ−3−{5−[(3−メチル−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸エチルエステル、4−クロロ−3−{5−[(3−メチル−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−安息香酸2−メトキシ−エチルエステル、N−[5−(2−クロロ−5−フラン−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−フラン−3−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(5−クロロ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(5−ブロモ−2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2−エチル−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(5−カルバモイル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(5−シアノ−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、2,6−ジフルオロ−N−[5−(2−メチル−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−ベンズアミド、2,6−ジフルオロ−N−{5−[2−メチル−5−(3−メチル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イル)−フェニル]−ピラジン−2−イル}−ベンズアミド、2,6−ジフルオロ−N−{5−[2−メチル−5−(1H−テトラゾール−5−イル)−フェニル]−ピラジン−2−イル}−ベンズアミド、3−フルオロ−N−[5−(2−メチル−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3−メチル−N−[5−(2−メチル−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(2−メチル−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−メチル−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−フルオロ−N−[5−(2−メチル−5−チアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3−メチル−N−[5−(2−メチル−5−チアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(2−メチル−5−チアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−メチル−5−チアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、N−[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−フルオロ−N−[5−(2−メチル−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3−メチル−N−[5−(2−メチル−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(2−メチル−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−メチル−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−フルオロ−N−[5−(2−メチル−5−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3−メチル−N−[5−(2−メチル−5−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(2−メチル−5−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−メチル−5−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、N−[5−(2−クロロ−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5
−(2−クロロ−5−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−フルオロ−N−[5−(2−メチル−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3−メチル−N−[5−(2−メチル−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(2−メチル−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−メチル−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−フルオロ−N−[5−(2−メチル−5−チアゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3−メチル−N−[5−(2−メチル−5−チアゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(2−メチル−5−チアゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−メチル−5−チアゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、N−[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−クロロ−5−オキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−フルオロ−N−[5−(5−イソオキサゾール−5−イル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、N−[5−(5−イソキサゾール−5−イル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(5−イソオキサゾール−5−イル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(5−イソオキサゾール−5−イル−2−メチルフェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−フルオロ−N−[5−(5−イソチアゾール−5−イル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、N−[5−(5−イソチアゾール−5−イル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、3,5−ジフルオロ−N−[5−(5−イソチアゾール−5−イル−2−メチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(5−イソチアゾール−5−イル−2−メチルフェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、N−[5−(2−クロロ−5−イソオキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロイソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−イソオキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2−クロロ−5−イソオキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−クロロ−5−イソオキサゾール−5−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、3−{5−[(3−フルオロ−ピリジン−4−カルボニル)−アミノ]−ピラジン−2−イル}−4−メチル−安息香酸メチルエステル、N−[5−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−ピラジン−2−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミド、N−[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−ピラジン−2−イル]−2−メチル−ニコチンアミド、シクロヘキサンカルボン酸[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、N−[5−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−フルオロ−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、N−[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、N−[5−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3−メチル−イソニコチンアミド、N−[5−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−ピラジン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−イソニコチンアミド、4−メチル−[1,2,3]チアジアゾール−5−カルボン酸[5−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、シクロヘキサンカルボン酸[5−(2,5−ジメトキシ−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、シクロヘキサンカルボン酸[5−(2−メチル−5−オキサゾール−2−イル−フェニル)−ピラジン−2−イル]−アミド、
又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項103記載の化合物。
【請求項112】
薬理学的に許容できる担体及び請求項103、108、109又は111記載の化合物を含んでなる医薬組成物。
【請求項113】
1つ以上の追加的な治療薬を更に含んでなる、請求項112記載の医薬組成物。
【請求項114】
前記追加的な治療薬が、免疫抑制剤及び抗炎症薬及びそれらの適切な混合物からなる群から選択される、請求項113記載の医薬組成物。
【請求項115】
前記追加的な治療薬が、ステロイド、非ステロイド系消炎薬、抗ヒスタミン剤、鎮痛薬及びそれらの適切な混合物からなる群から選択される、請求項114記載の医薬組成物。
【請求項116】
式(VI)の化合物:
【化40】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグ。
(式中、Zは低級アルキル、低級ハロアルキル、ハロ、低級アルコキシ、低級アルキルスルファニル、シアノ、ニトロ又は低級ハロアルコキシからなる群から、各々独立に選択され、Rは水素原子、アルキル、−C(O)R又は−C(O)ORから各々独立に選択され、Rは任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは非置換のアルキル基であるか、又は任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、nは0、1又は2である。)
【請求項117】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいナフチル、任意に置換されてもよいアントラセニル、任意に置換されてもよいピリジル、任意に置換されてもよいフリル、任意に置換されてもよいチエニル、任意に置換されてもよいピロリル、任意に置換されてもよいオキサゾリル、任意に置換されてもよいイミダゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいチアゾリル、任意に置換されてもよいイソキサゾリル、任意に置換されてもよいピラゾリル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいピリダジニル、任意に置換されてもよいピリミジニル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいトリアジニル、任意に置換されてもよいトリアゾリル、任意に置換されてもよいチアジアゾリル、任意に置換されてもよいピラジニル、任意に置換されてもよいキノリニル、任意に置換されてもよいイソキノリニル、任意に置換されてもよいインダゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾフリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいインドリジニル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジニル、任意に置換されてもよいイソチアゾリル、任意に置換されてもよいテトラゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキサゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾチアジアゾリル、任意に置換されてもよいベンゾオキジアゾリル、任意に置換されてもよいインドリル、任意に置換されてもよいテトラヒドロインドリル、任意に置換されてもよいアザインドリル、任意に置換されてもよいイミダゾピリジル、任意に置換されてもよいキナゾリニル、任意に置換されてもよいプリニル、任意に置換されてもよいピロロ[2,3]ピリミジル、任意に置換されてもよいピリドピリミジル、任意に置換されてもよいピラゾロ[3,4]ピリミジル又は任意に置換されてもよいベンゾ(b)チエニル基からなる群から選択される、請求項116記載の化合物。
【請求項118】
が任意に置換されてもよいフェニル、任意に置換されてもよいテトラゾリル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項117記載の化合物。
【請求項119】
が任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基である、請求項116記載の化合物。
【請求項120】
が任意に置換されてもよいフェニル又は任意に置換されてもよいピリジニル基である、請求項119記載の化合物。
【請求項121】
前記化合物が式(VII)である、請求項120記載の化合物
【化41】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグ。
(式中、XはCH、CR又はNであり、XはCH、CR又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、シアノ、ニトロ、アルキル、ハロアルキル、アルコキシ、アルキルスルファニル、ヒドロキシル、ヘテロアリール、−NH、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ又は−C(O)Rであり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル、−OR、−SR、又は−NRであり、Rは各々独立にH、アルキル、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、q及びtは各々独立に0又は1から5までの整数である。)
【請求項122】
前記化合物が式(VIII)である、請求項121記載の化合物
【化42】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグ。
(式中、X及びXは各々独立にCH又はNであり、R及びRは各々独立にハロ、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロアルキル又は低級ハロアルコキシ基であり、R10及びR11は各々独立にハロ、シアノ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、テトラゾリル、1−アルキル−テトラゾリル、低級アルキルエステル、−C(O)NH、フラニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、3−アルキルオキサジアゾリル又はテトラゾリル基である。)
【請求項123】
及びRがフルオロ基である、請求項122記載の化合物。
【請求項124】
前記化合物がN−[6−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピリダジン−3−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミドである、請求項116記載の化合物。
【請求項125】
薬理学的に許容できる担体及び請求項116から124のいずれか1項記載の化合物を含んでなる、医薬組成物。
【請求項126】
1つ以上の追加的な治療薬を更に含んでなる、請求項125記載の医薬組成物。
【請求項127】
前記追加的な治療薬が、免疫抑制剤及び抗炎症薬及びそれらの適切な混合物からなる群から選択される、請求項126記載の医薬組成物。
【請求項128】
前記追加的な治療薬が、ステロイド、非ステロイド系消炎薬、抗ヒスタミン剤、鎮痛薬及びそれらの適切な混合物からなる群から選択される、請求項127記載の医薬組成物。
【請求項129】
細胞に請求項116、121又は122の化合物を投与することを含んでなる、免疫細胞活性化の阻害方法。
【請求項130】
免疫細胞の活性化が、患者に前記化合物を投与することによって該患者において阻害される、請求項129記載の方法。
【請求項131】
前記患者がヒトである、請求項130記載の方法。
【請求項132】
請求項116、121又は122記載の化合物を細胞に投与することからなる、細胞のサイトカイン産生の阻害方法。
【請求項133】
サイトカイン産生が、患者に前記化合物を投与することによって該患者において阻害される、請求項132記載の方法。
【請求項134】
前記患者がヒトである、請求項133記載の方法。
【請求項135】
前記サイトカインが、IL−2、IL−4、IL−5、IL−13、GM−CSF、IFN−γ、TNF−α及びそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項133記載の方法。
【請求項136】
前記サイトカインがIL−2である、請求項135記載の方法。
【請求項137】
請求項116、121又は122記載の化合物を細胞に投与することを含む細胞のイオンチャネルの調節方法であって、該イオンチャネルが免疫細胞活性化に関係している方法。
【請求項138】
前記イオンチャネルが、患者に存在するものであり、患者に前記化合物を投与することによって調節される、請求項137記載の方法。
【請求項139】
前記患者がヒトである、請求項138記載の方法。
【請求項140】
前記イオンチャネルがCa2+放出活性化型Ca2+チャネル(CRAC)である、請求項138記載の方法。
【請求項141】
抗原に応答したT細胞及び/又はB細胞の増殖の阻害方法であって、該細胞に請求項116、121又は122の化合物を投与することを含んでなる方法。
【請求項142】
免疫細胞の増殖が、患者に前記化合物を投与することによって該患者において阻害される、請求項141記載の方法。
【請求項143】
前記患者がヒトである、請求項142記載の方法。
【請求項144】
患者の免疫不全の治療又は予防方法であって、それを必要とする患者に請求項116、121又は122の化合物を投与することを含んでなる方法。
【請求項145】
前記患者がヒトである、請求項144記載の方法。
【請求項146】
前記疾患が、多発性硬化症、重症筋無力症、ギラン−バレー症候群、自己免疫性ブドウ膜炎、自己免疫性溶血性貧血、悪性貧血、自己免疫性血小板減少症、側頭動脈炎、抗リン脂質症候群、ウェゲナー肉芽腫症などの脈管炎、ベーチェット病、乾癬、疱疹状皮膚炎、尋常性天疱瘡、白斑、クローン病、潰瘍性大腸炎、原発性胆汁性肝硬変、自己免疫肝炎、1型又は免疫性糖尿病、バセドウ病等、橋本病、自己免疫性卵巣炎、自己免疫性睾丸炎、副腎の自己免疫不全、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎、皮膚筋炎、強直性脊椎炎及びシェーグレン症候群からなる群から選択される、請求項145記載の方法。
【請求項147】
患者の炎症性症状の治療又は予防方法であって、それを必要とする患者に請求項116、121又は122の化合物を投与することを含んでなる方法。
【請求項148】
前記患者がヒトである、請求項147記載の方法。
【請求項149】
前記疾患が、移植拒否、皮膚移植拒否、関節炎、慢性関節リウマチ、骨関節炎及び骨吸収増加に関連する骨疾患、回腸炎、潰瘍性大腸炎、バレット症候群及びクローン病などの炎症性腸疾患、喘息、成人呼吸窮迫症候群及び慢性閉塞性気道疾患などの炎症性肺疾患、角膜ジストロフィー、トラコーマ、オンコセルカ症、ブドウ膜炎、交感性眼炎及び眼内炎、歯肉炎、歯周炎、結核、ハンセン病、尿毒合併症、糸球体腎炎、ネフローゼ、硬化性皮膚炎、乾癬、湿疹、神経系の慢性脱髄疾患、多発性硬化症、エイズ関連の神経変性、アルツハイマー病、伝染性髄膜炎、脳脊髄炎、パーキンソン病、ハンチントン舞踏病、筋萎縮性側索硬化症、ウィルス性又は自己免疫性脳炎自己免疫疾患、免疫複合体脈管炎、全身性狼瘡及び紅斑性狼瘡、全身性エリテマトーデス(SLE)、心筋症、虚血性心疾患、高コレステロール血症、アテローム性動脈硬化症、子癇前症、慢性肝不全、脳及び脊髄外傷、及び癌から選択される、請求項148記載の方法。
【請求項150】
患者の免疫系の抑制方法であって、それを必要とする患者に請求項116、121又は122の化合物を投与することを含んでなる方法。
【請求項151】
前記患者がヒトである、請求項150記載の方法。
【請求項152】
マスト細胞の脱顆粒の阻害方法であって、細胞に請求項116、121又は122の化合物を投与することを含んでなる方法。
【請求項153】
前記マスト細胞が、患者に存在するものであり、患者に前記化合物を投与することによって調節される、請求項152記載の調節方法。
【請求項154】
前記患者がヒトである、請求項153記載の方法。
【請求項155】
患者のアレルギー性疾患の治療又は予防方法であって、それを必要とする患者に請求項116、121又は122の化合物を投与することを含んでなる方法。
【請求項156】
前記患者がヒトである、請求項155記載の方法。
【請求項157】
前記疾患が、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻副鼻腔炎、慢性又は再発性中耳炎、薬物反応、昆虫刺傷反応、ラテックス反応、結膜炎、蕁麻疹、アナフィラキシー反応及びアナフィラキシー様反応、アトピー性皮膚炎、喘息及び食物アレルギーである、請求項156記載の方法。
【請求項158】
患者の炎症の治療又は予防方法であって、有効量の式(IX)によって表される化合物、
【化43】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグをそれを必要とする患者に投与することを含む方法。
(式中、Lは−NRCH−、−CHNR−、−C(O)−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−、−C(S)−、−NR−C(S)−、−C(S)−NR−からなる群から選択されるリンカーであり、Zは低級アルキル、低級ハロアルキル、ハロ、低級アルコキシ、低級アルキルスルファニル、シアノ、ニトロ又は低級ハロアルコキシからなる群から、各々独立に選択され、Rは水素原子、アルキル、−C(O)R又は−C(O)ORから各々独立に選択され、Rは任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基であり、R21はアルキル基であり、任意に置換されてもよいアルキニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール、任意に置換されてもよいヘテロアリール、任意に置換されてもよいアラルキル、任意に置換されてもよいヘテロアラルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ハロアルキル、−OR17、−SR17、−S(O)17、−S(O)OR17、−OS(O)17、−OS(O)OR17、−S(O)NR1516、−NR1516、−C(X)R17、−C(X)OR17、−C(X)SR17、−C(X)NR1516、−NR17C(X)R18、−NR17C(X)OR18、−NR17C(X)SR18、−NR17C(X)NR1516、−OC(X)R17、−OC(X)OR17、−OC(X)SR17、−SC(X)OR17、−SC(X)SR17、−OC(X)NR1516、−SC(X)NR1516、−P(X)(X17、−XP(X)(X17、−P(X)(R17、−P(X)(R17)(X17)からなる群から選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されてもよく、R15及びR16は各々独立に水素原子、任意に置換されてもよいアルキル、任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいアルキニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいヘテロシクリル、任意に置換されてもよいアリール、任意に置換されてもよいヘテロアリール、任意に置換されてもよいアラルキル又は任意に置換されてもよいヘテロアラルキル基であるか、又は、R15及びR16は窒素原子を伴って結合した、任意に置換されてもよいヘテロシクリル又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、R17及びR18は各々独立に水素原子、任意に置換されてもよいアルキル、任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいアルキニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいヘテロシクリル、任意に置換されてもよいアリール、任意に置換されてもよいヘテロアリール、任意に置換されてもよいアラルキル又は任意に置換されてもよいヘテロアラルキル基であり、Xは=O、=S又は=N−R19であり、Xは=O又は=Sであり、Xは−O−又は−S−であり、R19は各々独立に−H、ハロ、アルキル、−OR17、−NR1516、−C(O)R17、−C(O)OR17又は−C(O)NR1516であり、nは0、1又は2であり、pは1又は2である。)
【請求項159】
式(XI)で示される化合物
【化44】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグ。
(式中、XはCH又はNであり、R10及びR11は各々独立にハロ、シアノ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、テトラゾリル、1−アルキル−テトラゾリル、低級アルキルエステルである、−C(O)NH、フラニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、3−アルキルオキサジアゾリル又はテトラゾリル基であり、R21はアルキル基であり、任意に置換されてもよいアルキニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール、任意に置換されてもよいヘテロアリール、任意に置換されてもよいアラルキル、任意に置換されてもよいヘテロアラルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ハロアルキル、−OR17、−SR17、−S(O)17、−S(O)OR17、−OS(O)17、−OS(O)OR17、−S(O)NR1516、−NR1516、−C(X)R17、−C(X)OR17、−C(X)SR17、−C(X)NR1516、−NR17C(X)R18、−NR17C(X)OR18、−NR17C(X)SR18、−NR17C(X)NR1516、−OC(X)R17、−OC(X)OR17、−OC(X)SR17、−SC(X)OR17、−SC(X)SR17、−OC(X)NR1516、−SC(X)NR1516、−P(X)(X17、−XP(X)(X17、−P(X)(R17、−P(X)(R17)(X17)からなる群から選択される1つ以上の置換基によって任意に置換されてもよく、R15及びR16は各々独立に水素原子、任意に置換されてもよいアルキル、任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいアルキニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいヘテロシクリル、任意に置換されてもよいアリール、任意に置換されてもよいヘテロアリール、任意に置換されてもよいアラルキル又は任意に置換されてもよいヘテロアラルキル基であるか、又は、R15及びR16は窒素原子を伴って結合した、任意に置換されてもよいヘテロシクリル又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、R17及びR18は各々独立に水素原子、任意に置換されてもよいアルキル、任意に置換されてもよいアルケニル、任意に置換されてもよいアルキニル、任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいヘテロシクリル、任意に置換されてもよいアリール、任意に置換されてもよいヘテロアリール、任意に置換されてもよいアラルキル又は任意に置換されてもよいヘテロアラルキル基であり、Xは=O、=S又は=N−R19であり、Xは=O又は=Sであり、Xは−O−又は−S−であり、R19は各々独立に−H、ハロ、アルキル、−OR17、−NR1516、−C(O)R17、−C(O)OR17又は−C(O)NR1516であり、pは1又は2である。)
【請求項160】
患者の炎症の治療又は予防方法であって、有効量の式(XII)で表される化合物、
【化45】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグをそれを必要とする患者に投与することを含む方法。
(式中、X及びXはNで、X10及びX11はCH若しくはCZであるか、又はX10及びX11はNで、X及びXはCH若しくはCZであり、Lは−NRCH−、−CHNR−、−C(O)−、−NR−C(O)−、−C(O)−NR−、−C(S)−、−NR−C(S)−、−C(S)−NR−からなる群から選択されるリンカーであり、Zは低級アルキル、低級ハロアルキル、ハロ、低級アルコキシ、低級アルキルスルファニル、シアノ、ニトロ又は低級ハロアルコキシからなる群から、各々独立に選択され、Rは水素原子、アルキル、−C(O)R又は−C(O)ORから各々独立に選択され、Rは任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、Rは各々独立にH、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル又はヘテロアラルキル基である。)
【請求項161】
前記化合物が、N−[2−(2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−ピリミジン−5−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミド、N−[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチル−フェニル)−ピリミジン−2−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミドからなる群から選択される化合物、又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項160記載の方法。
【請求項162】
式(XIV)で示される化合物
【化46】

又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグに関する。
(式中、X及びXはNであり、X10及びX11はCH若しくはCZであるか、又は、X10及びX11はNであり、X及びXはCH若しくはCZであり、Zは各々独立に低級アルキル、低級ハロアルキル、ハロ、低級アルコキシ、低級アルキルスルファニル、シアノ、ニトロ又は低級ハロアルコキシからなる群から選択され、Rは任意に置換されてもよいシクロアルキル、任意に置換されてもよいシクロアルケニル、任意に置換されてもよいアリール又は任意に置換されてもよいヘテロアリール基であり、XはCH又はNであり、R10及びR11は各々独立にハロ、シアノ、低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、テトラゾリル、1−アルキル−テトラゾリル、低級アルキルエステル、−C(O)NH、フラニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、3−アルキルオキサジアゾリル又はテトラゾリル基である。)
【請求項163】
前記化合物が、N−[2−(2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−ピリミジン−5−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミド、N−[5−(2−クロロ−5−トリフルオロメチルフェニル)−ピリミジン−2−イル]−2,6−ジフルオロ−ベンズアミドからなる群から選択される化合物、又はその薬理学的に許容できる塩、溶媒和化合物、包接化合物若しくはプロドラッグである、請求項162記載の化合物。

【公表番号】特表2008−528520(P2008−528520A)
【公表日】平成20年7月31日(2008.7.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−552414(P2007−552414)
【出願日】平成18年1月25日(2006.1.25)
【国際出願番号】PCT/US2006/002874
【国際公開番号】WO2006/081391
【国際公開日】平成18年8月3日(2006.8.3)
【出願人】(504151848)シンタ ファーマシューティカルズ コーポレーション (72)
【Fターム(参考)】