説明

触媒

【課題】
【解決手段】金属イオンMに対して錯体形成した式(I)の配位子を含む錯体。
【化102】


(式中、R1はそれぞれ同一または異なっていてもよく、水素、置換されていてもよいC1-20ヒドロカルビル基、N(R52、シリル、シロキシ、置換されていてもよいヘテロアリール基、置換されていてもよいヘテロシクリル基であるか、あるいは隣接する炭素原子上の2個のR1基は一緒になって、置換されていてもよい5〜8員縮合環を形成してもよく;
2はそれぞれ同一または異なっていてもよく、水素、置換されていてもよいC1-20ヒドロカルビル基、N(R52、シリル、シロキシ、置換されていてもよいヘテロアリール基、あるいは置換されていてもよいヘテロシクリル基であり;
インデニル基の6員環に結合するR3は、−(Si(R52p−、ここでpは1もしくは2、または−(C(R52n−、ここでnは2以上の整数であり;
4はそれぞれ同一または異なっていてもよく、水素、置換されていてもよいC1-20ヒドロカルビル基、N(R52、シリル、シロキシ、置換されていてもよいヘテロアリール基、置換されていてもよいヘテロシクリル基であるか、あるいは隣接する炭素原子上の2個のR4基は一緒になって、置換されていてもよい5〜8員縮合炭素環を形成してもよく;
5はそれぞれ同一または異なっていてもよく、水素、置換されていてもよいC1-20ヒドロカルビル基であるか、あるいは2個のR5は一緒になって、置換されていてもよい5〜8員環を形成してもよく;
aは0〜3であり;
bは0〜3であり;
cは0〜4である。)


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属イオンMに対して錯体形成した式(I)の配位子を含む錯体。
【化96】

[式中、R1はそれぞれ同一または異なっていてもよく、水素、置換されていてもよいC1-20ヒドロカルビル基、N(R52、シリル、シロキシ、置換されていてもよいヘテロアリール基、置換されていてもよいヘテロシクリル基であるか、または隣接する炭素原子上の2個のR1基は一緒になって、置換されていてもよい5〜8員縮合環を形成してもよく;
2はそれぞれ同一または異なっていてもよく、水素、置換されていてもよいC1-20ヒドロカルビル基、N(R52、シリル、シロキシ、置換されていてもよいヘテロアリール基、または置換されていてもよいヘテロシクリル基であり;
インデニル基の6員環に結合するR3は、−(Si(R52p−(ここでpは1もしくは2)、または−(C(R52n−(ここでnは2以上の整数である)であり;
4はそれぞれ同一または異なっていてもよく、水素、置換されていてもよいC1-20ヒドロカルビル基、N(R52、シリル、シロキシ、置換されていてもよいヘテロアリール基、置換されていてもよいヘテロシクリル基であるか、または隣接する炭素原子上の2個のR4基は一緒になって、置換されていてもよい5〜8員縮合炭素環を形成してもよく;
5はそれぞれ同一または異なっていてもよく、水素、置換されていてもよいC1-20ヒドロカルビル基であるか、または2個のR5は一緒になって、置換されていてもよい5〜8員環を形成してもよく;
aは0〜3であり;
bは0〜3であり;
cは0〜4である。]
【請求項2】
金属イオンMに対して錯体形成した式(II)を含む錯体。
【化97】

(式中、R1、R2、R4、R5、a、b、およびcは上に定義のとおりであり、R7は−C(R52−であるが、ただし、R7はインデニル環の5または6位に結合する。)
【請求項3】
Mが4〜6族の金属のイオンである、先行する請求項のいずれかに記載の錯体。
【請求項4】
MがZrまたはHfである、先行する請求項のいずれかに記載の錯体。
【請求項5】
式(V)の配位子を含む、先行する請求項のいずれかに記載の錯体。
【化98】

(式中、R4およびcは上に定義のとおりであり、R1'は水素またはC1-6アルキルであり、R2'は水素またはC1-6アルキルであり、R3'はSiMe2またはCH2CH2である。)
【請求項6】
4がメチルまたはtertブチルであるか、2個のR4基が一緒になってインデニル環を形成するか、または4個のR4基が一緒になってフルオレニル環を形成する、先行する請求項のいずれかに記載の錯体。
【請求項7】
1個のR4基がC1-6アルキルを表わし、他の2個のR4基が一緒になって置換されていてもよい6員縮合炭素環を形成する、先行する請求項のいずれかに記載の錯体。
【請求項8】
インデニル配位子の5位に置換基を有する、先行する請求項のいずれかに記載の錯体。
【請求項9】
インデニル配位子の2位に置換基を有する、先行する請求項のいずれかに記載の錯体。
【請求項10】
インデニル配位子の5位にtert−ブチル置換基を有する、先行する請求項のいずれかに記載の錯体。
【請求項11】
インデニル配位子の2位にメチル置換基を有する、先行する請求項のいずれかに記載の錯体。
【請求項12】
下記の構造を有する、先行する請求項のいずれかに記載の錯体。
【化99】

【請求項13】
下記の錯体。
【化100】

【請求項14】
(i)式(I)または(II)の少なくとも1種の配位子により配位された金属イオンを含む錯体、および
(ii)共触媒、
を含むオレフィン重合触媒。
【請求項15】
請求項1〜13のいずれか一項に記載の錯体を含む、担持触媒。
【請求項16】
第1工程で担体を共触媒と接触させ、次いで第2工程で共触媒処理された担体に錯体を添加した、請求項15に記載の担持触媒。
【請求項17】
上に定義する触媒のオレフィン重合における使用。
【請求項18】
少なくとも1種のオレフィンの重合方法であって、前記少なくとも1種のオレフィンを上に記載の触媒と反応させることを含む方法。
【請求項19】
下記の式(III)または(IV)の化合物。
【化101】

(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R7、a、b、およびcは、上に定義のとおりである。)

【公表番号】特表2010−536905(P2010−536905A)
【公表日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−522241(P2010−522241)
【出願日】平成20年8月27日(2008.8.27)
【国際出願番号】PCT/EP2008/007007
【国際公開番号】WO2009/027075
【国際公開日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【出願人】(500224380)ボレアリス テクノロジー オイ (39)
【Fターム(参考)】